MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1
5 7
12 14 15
19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新コメント
(03/17)
無題(返信済)
(03/13)
無題(返信済)
(03/11)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
バーコード
カウンター
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

今朝です。昨晩抜けた低気圧のうねりはたっぷり残りました。ちょっと残り過ぎです。昨夜は比較的早い時間にオフショアに変わっていたので、朝には波はまとまってカタ・アタマくらいの良い波をニーボードで走り回る~、などと好き勝手なことを考えていましたが、沖へも行けなそうです。

車を走らせて他のポイントを見ましたが、他もイマイチまとまらない感じで、うねりだけが大きいという大変そうなコンディションです。おとといのブログで「海の上でまったりしそう」なんて書きましたが、それはちょっと無理。

これは少し落ち着くまで待つしかなさそうと、いつものところに戻って海を眺めていました。セットが入ってふと視線を遠くへ移すと、何やら記憶が呼び覚まされるような波が崩れています。

いつだっけ?と、ブログをたぐってみたら2008年です。10何年前?(計算できない)。2008年2月27日なので、だいたい今ごろの季節です。ニーボードでやって、今でもしっかりと覚えている波です。このときです。「いいなみ」2008年2月27日

その後も夏の台風のときに同じポイントで、いい波に乗った記憶があります。インサイドが海底のワカメが見えるほど急に浅くなって、うねりが急激に掘れてくるニーボードにばっちりのリーフです。

潮が引いたリーフの上をセットの波からの危険回避で、横向きにコロコロと転がった記憶が戻ってきました 笑。

しばらく見ていると、波もまとまっていて走れるフェイスが十分ありそうです。


時間も迫ってきていたので、少しでも乗れればと思い入ってみることにしました(店は時間通りにオープンしますよと言ったでしょ)。

写真撮るの忘れましたが、ボードは下の記事で紹介したツインフィンです。乗ってみたかったんです。レングスは5’2”で、ノーズはペラペラです。凄いでしょ。



どんな感じかと、恐る恐るボードに乗ってパドルをしてみましたが、全然普通なのに拍子抜け。厚みのバランスは結構極端ですが、その見た目とは違ってボードの上でパドルしている感覚に変わったところは感じられません。極めて普通です。浮力は見た目以上、予想以上です。

しかし、沖から引っ切り無しにスープが押し寄せてきます。こりゃジジイのパドルでは沖行けないかなあと思って横を見たら、私より先に入ったショートボードの人がドルフィンしています。それを見て、自分だけじゃないんだ(笑)と気を取り直してパドル再開です。

でも、昨日のアドバンスコースのピラティスのダメージは残って無いみたいです。

前もそうでしたが急に浅くなるので、結構掘れるんです。いつものポイントの優しい波と違う、巻き上がってくるような波の表情に「見逃してくれよー」と言いながらパドルを続け、目の前に割れる波をボードしっかりと握ってなんとかくぐり抜け、やっとセットの波が収まったなあと回りを見回したら沖に着いていました。

セットはアタマくらいで掘れて崩れてくるチューブっぽい波。とてもきれいな形です。沖には上手なショートボードの人が一人。

予定通り、ちょっとまったりしたりして 笑。

うねりはどんどんやってきます。乗れそうに盛り上がったうねりでも、さらに波が切り立つタイミングに合わせないとここの波は乗れないのは、パドルアウトの途中で思い出しています。

まずは横へ真っすぐ行ってみようと、小さめのセットにタイミングを合わせ、ポンとキックで滑り出します。ここ2~3年でニーボードを何本も作ってお出ししていますが、最初は慣れないかもしれませんが、フィンは本当に強い味方になります。諦めずぜひマスターしてください。

特に考えずいつもの感じで両ひざを着いて滑り出したら、スムースなこと。まさにフィッシュ!という感じです。

これは良さそうだとターンを入れてみることに。滑り始めて、ボトムへはあまり深く降りずにフェイスへ戻りつつレールを入れ替えようとしたら、急に挙動不審な動きをし始めました。

なんとなくアレに似てます。ニーボードを始めたばかりのころ、スタンスを後ろ気味にとってしまってノーズがバタついてしまうアレです。さっきは気持ち良く走ったよなーと、もう一発突っ込んでみたら、今度は振り落とされました。じゃじゃ馬です。

巻いてくる波なので板に当たらないように頭を守って巻かれ(ニーボードは板と身体が近いので一緒に巻かれます。逃げ方もマスターしましょう。)、浮き上がったところで今日この板に乗るのは止めた方が良いかもとネガティブな気持ちが湧いてしまったら、もうすっかり消極的です。

資格試験に合格するまで、今は絶対にケガしたくない時期だし、どうしようと考えてやっぱり止めとくことにしました。

横っ走りはとても気持ちが良いのです。もしかすると(スタンディングで)フィッシュに初めて乗ったときと似ているかもしれません。

波が良いので乗り慣れたトライフィンなら楽しめそうだと、クルマへ戻って時間を見たら、もう時間切れ。今日は4~5本乗って終了です。

普通のフィッシュのニーボードは問題無く乗れるんですが、やっぱりこいつは普通じゃないということか?次はいつものポイントの優しい波で乗ってみます。絶対に攻略してやります。



ウェットはAXXE CLASSICのU-ZIPを着てましたが、脱いでみたら全然濡れていないところが結構あってビックリ。防水性高いです。


そのAXXE CLASSICの2024年春夏スタイルブックが届きました。


オーダー料無料のオーダーフェア開催中です。5月6日(月)まで。詳しくは金曜日にサイトでご案内いたします。



MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

AXXE CLASSIC オーダーフェア開催中。オーダー料無料でお作りします。

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
つい最近、ニーボードやりたいとオーダーいただいた方に新しいニーボードをお渡しして、今度は昨年の夏からニーボードに乗り始めた方が、インサイドまで突っ込み過ぎちゃいましたとボードをリペアに持ってこられました。そんな機会があるごとに、どうやって乗ればいいのかというお話をさせてもらっています。

自分にハウツーを語る資格があるかどうかは知りませんが、とりあえずは皆さんにとっては未知のもので、情報も少ない。気が付いたら20年やっているニーボードです。多少の情報は持っているつもりですので、自分が出来ることは何か?といつも考えております。

でもね、難しいんです。ニーボードのコントロールを説明するのって。

ボードが滑り出してから、パドルの姿勢からライディングの姿勢へと移行するのは、スタンディングよりも簡単です。おそらく皆さん問題は無いはずです。

ボードが滑り出したら胸を持ち上げ、両ひざを同時に出して正面を向いてデッキにヒザ立ちになります。大事なのはヒザを置く位置を正確にすること。前過ぎず、後ろ過ぎずで(私は)両ひざをこぶし二つ分ほど開く意識で、ボードの両側のレールに近い位置にヒザを置きます。

スタンスが前過ぎるとノーズやレールが引っ掛かります。パーリングします。後ろ過ぎだと滑りはしますが、ボードがバタついて滑ってくれずコントロールもできません。両ひざを置くのはパドルで胸を置いているあたりだと思います。

テイクオフの動作は小さいですが、ヒザを置くポジションを一発で決める必要があります。ヒザ立ちなので、スタンディングよりもスタンスの修正が難しいからです。ヒザを置くポジションがズレると最初のターンがうまく行かず、その先のライディングに影響が出てきます。

まずはこれを練習してください。パドルだけでのテイクオフが不安ならフィンを履きましょう。フィンが使えるようになると滑り出しが速く、その後に余裕ができます。

フィン(足ヒレ)ともうひとつのフィンの危険性を書いた過去のブログです。

フィン(足ヒレ)は自分で加工してもいいですよというブログです。

フィンはチャーチルのマカプウフィンとバルカンフィンの二つを使っていますが、どちらも先端を切っています。ニーボードは大腿部がデッキの上ですので、ボディボードのようにキックのストロークが出来ません。小さなストロークではフィンの先端まで使い切ることができないので、先端の飛び出した部分を切って左右対称に近い形にすることで脚の回旋を抑え、小さく素早くキックできるようにという発想です。

バルカンフィンは軽くしなやかな柔らかさがあるので、取り回し良く、推進力があり足への負担が少ないです。マカプウは昔からあるクラシックなフィンで少々重たいのです。それと比べると軽いバルカンフィンはとても足が楽に感じます。軽量性は重要だと思います。

フィンを味方にできれば波のキャッチがとても速くなります。8フィートのプリモと同じくらいの感じです。


ターンはどうやっているんだろうと考えてみましたが、今の時点で思いついたのは大事なのは「胸」じゃないかということです。胸を行きたい方向へ向けていると思います。

あ、でも頭がひざより前に出た状態だと胸は下を向いてしまうので胸というよりも、鎖骨(さこつ)と言う方がいいかもです。

これいいかも! 笑。 鎖骨(さこつ)が分らなければググってください。

鎖骨を胸の上部に通る一本の棒だと考えます。その鎖骨を行きたい方向へ向けていくように上体を向けながら、同時にターンの内側へ鎖骨を傾けます(反対側の鎖骨は上がります)。ヒザより前に頭が出ているとヒザに自然と体重が乗ってくるはずです。ターンする内側のレールに体重が乗るイメージできませんか?

鎖骨の両側は肩、そして両腕につながるので左右の腕を鎖骨の延長のイメージで使えば、ターンをリードできると思います。

床の上で、テイクオフからのヒザを置く位置、それから両腕を鎖骨の延長のイメージ(鎖骨と腕がひとつの骨でつながっているように)で、腕を使ってターンをリードしていくイメトレです。

前後への体重移動は、スネがポイントです。波のフェイスを横へ真っすぐ滑っているときはヒザに体重が乗っていると思います。その重さをヒザ~スネ~足の甲のあいだを移動させるイメージです。

ヒザ加重はニュートラル。頭や上体がヒザより前に出ればニュートラルより前よりの加重。ヒザの加重をスネに移してくると後ろ寄りで、足の甲で押せばテール加重です。ヒザを伸ばすような動きです。

こんなんで分かりますか~?

今書いた動きをイメージしてみてください。


最初は何をどうして良いのか分からず横へ真っすぐだと思います。私もそうでした。でもニーボードのスピードと視線の低さは今までにない経験です。横に突っ走るだけでも面白いもんです。


MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!


チューブはともかく、ラウンドテールのカービング。まさにこれ、という感じの映像です。

波は金曜の朝二くらいからか?週末は波ありそうです。
お知らせ:2月27日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。


オーダーいただいたニーボードが出来上がりました。5’8”のスワローテールです。最初に作ってもらったボードの色と似ているので、その当時からのボードデザインの変化をつい考えてしまいました。見た目は昔のボードと似ていても、中身には20年間のデータが詰まっています(ちょっと大袈裟ですね)。

時間がかかったのは、主にフィンのセッティングです。トライフィンですが、スタンディングのサーフボードとはスタンスが全く違うニーボードです。

スタンディングポジションのようにテールへ加重しなくても、両ひざでフロントのパッドに体重を乗せたままの状態で反応してくれ、かつカーブ中のレールをキープしてくれるサイドフィンのポジション。そのカーブしていくテールを重すぎず、軽すぎずホールドしてくれるセンターフィンのポジション。

スピードをロスする、ボードの前後への体重移動を行わずに、フルレールでカーブしていけるフィンのポジションを試行錯誤した結果、出来上がったセッティングです。

ニーボードのモデルは、スワローテールの他にラウンドテールがあります。テールの形が変わるとフィンのセッティングも変わってきます。


ラウンドテールもスワローテール同様のコントロールが出来るようにセッティングされていますが、スワローテールと比べてより細かい動きが可能です。例えば、カーブの途中でカーブしていく円弧の大きさを小さくしていったり、テールを食い込ませて鋭角的に方向を変えることもできます。

スワローテールでも可能ですが、ラウンドテールはより細かい動きのコントロールがやりやすくなります。一方のスワローテールはダウンザラインでも、カーブでもスピードが出ます。特にカービングでのスピードはスワローテールならではのものです。

それぞれキャラクターがあるので、スワローテールでニーボードにハマったら、次はラウンドテールです 笑。

もちろん、シングルフィンも大好きです。スピードが速いのはやっぱりシングルフィンです。直進のためのフィンだけなので、抵抗が少ないんでしょうね。

動きはトライフィンよりも反応は遅くはなりますが(柔らかくなる、スムースになるとも言えます)、ニーボードならではのシングルフィンの動きがあります。シングルフィンでも、ノーズまでレールが入ったこんなターンが出来てしまうのがニーボードの面白さと言えます(トライフィンはもちろんです)。


今年は今までとは違うボトムデザインに挑戦してみようと思っています。テールはラウンドです。動きがどう変わるのかを検証してみたいと考えています。身体も変わっているので、ニーボードにそれがどう出てくるのかということも楽しみです。





お知らせ:1月30日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。


掘れた波にドロップインしてチューブを抜けて、の映像も凄いと思いますがこういう緩めの波の方が身体の使い方やマニューバの参考になります。皆さん、それぞれいい動きです。

新しくお願いしているVEEのニーボードのサイズ、もう少し長くしてもいいのかなあとも考えています(動きも大事だけど、波のキャッチも大事。歳だし 笑)それから、テールの形です。

今度の木曜日は日中オフに変わって波乗り出来そうです。ボードは何持ってきましょうか。波乗りするのは久しぶりなので、やっぱりアレかな。楽しみです。


明日は休みですが、波は期待出来なさそうなのでピラティスのレッスンの予約をふたコマ入れちゃいました。午前中はベーシックで、午後はアドバンス(上級)。それぞれ1時間ですが果たして身体が耐えられるかどうか…。どっちにしても、アドバンスはチャレンジです。出来る出来ないは別として、集中力だけはキープしたいと思います。

今朝、NHKの朝の番組でピラティスが紹介されていましたが、見ていて気になることがたくさんでした。番組にするには見る人の興味を引かなくちゃいけないし、仕方が無い部分もあるんでしょうね。

興味があれば基本の身体の使い方から学ぶことが大事です。波乗りだって同じです。身体の動かし方、使い方とそれによってボードが海面から受けるレスポンスの感触。その感触と身体の使い方がリンクして身体に浸み込んでいないとマニューバの安定感は生まれません。

動きに必要な筋力が付いてくるのにも時間がかかります。何事も一朝一夕には行きません。明日のことが若干不安だったですが、こうやって書いていたらもうチャレンジするしかないと前向きな気持ちになってきました。

明日はがんばりまーす。そして海の神様、木曜日は波をお願いしまーす 笑。



MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!







川南正さんシェイプのニーボードをお借りしてきました。ティアドロップスタイルのシングルフィン。1960年代に作られたのが最初です。私はまだ幼稚園のころ 笑。



60年代のものと同じで、ボトムには深いコンケーブが入っています。一番の特徴はロッカーだと思います。5’2”のレングスですが、7フィート代のブランクスのボリュームがあるところを使って削り出されています。

つまりロッカーは川南正さんのオリジナルです。今と違ってただの大きな塊のフォームがブランクスだった時代と同じ作り方です。ウレタンの大きな塊の中から、彫刻のように三次元的にイメージする形を作るのは「削り出す」という表現がぴったりだと思います。



ロゴマークと色のデザインは活さんですが、黄色のピグメントとロゴマークの赤白、ボトムの白の組み合わせがクラシックで、私にはできないカラーリングです。このボードにぴったりだと思います。


まさにジャパニーズ・クラシック。デッキに真っ黒のパッドを貼るのはなんとも無粋に思えます。このままワックス塗って乗ろうと思います。次の波は見逃しませんよ。

先日のブログに載せたこの画像ですが、私はグラブレールに注目しました。


私は普段、できるだけレールをつかまないように意識してニーボードに乗っています。理由はつかんでしまうと次の動きへ移行するのが遅れるから。(必要と思う時はグラブレールします。できるだけ、ということです。)

でもこのグラブレール、苦手なレギュラー方向のカットバックに取り入れてみようと思っています。レールをつかむことでイメージする上体の形を作り出せるんじゃないかと考えたのです。それが上の画像でした。

プリモでお気に入りの8’4”の長さですが、その8’4”で新しいアイデアもあります。ピラティスばっかりやってちゃダメなんですが、またひとつ越えられそうな壁の向こうが見えてきたところです。でもそろそろ海も行かなくちゃダメですね。


先日のダイアモンドテールのMINIはアップする前に貰われていってしまいましたが、私のピンクと合わせて二本の画像をサイトにアップしたので見て下さい。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!
2人のスタイルマスターの饗宴。ちょっとお腹が出て来ましたが、サイモン・ファーラーのスタイル、相変わらずかっこいいです。

お二人とも凄くてあんまり参考にならないかもしれませんけど、身体の使い方のヒントがたくさんありそうです。

追記:このボードは売り切れました。どうもありがとうございました。
出番が少なくなってしまった自分で使っていた、ラウンドピンのニーボードをユーズドボードでお出しします。5’7”でボリューム多めです。良く動いてくれて、浮力もあるのでモモ・コシくらいから楽しめます。良かったら乗ってみてください。

価格は税込み・現金価格で¥120.000。フィン別で店頭お引き取りのみです(フィンはFCSです)。デッキにへこみがひとつ。あとは真っ新です。パッドも貼ってあるのですぐ乗れます。ご興味がある方はご連絡ください。




タイトルのフィッシュ、これです。

ワイドテールのフィッシュ…という印象はその通りです。でも、普通のフィッシュのように見えるのはこの角度くらいかもしれません。レングスは5’2”。


ボトムです。ちょっと、あれ?と思いましたか?


ワイドテールとこのフィンのポジションのバランスの違和感。これはいったい何?という印象が強くなってきたと思います。


これで、とどめ。ボリュームのバランスの多くの部分がボードのセンターよりも後方にあります。このバランスでライディングのスタンスを考えてみると、後ろ足を乗せる部分はどこ?という気持ちになってくるのが一般的な感じ方だと思います。

引っ張りましたが、このフィッシュはニーボードです。フィンの少し前あたりにパラレルスタンスの両ひざを乗せることをイメージすると、ニーボーダーなら結構うなづいていただけるバランスに見えてくるんじゃ無いかと思います。

ストレートなアウトラインとキールフィンのストレートな組み合わせですが、スタンスの位置とボリュームのバランスを合わせるとこのボードをコントロールするイメージが湧いてきます。


シェイプサインはT.K、川南正さんのシェイプです。ZEROのウェットスーツがちょうどハイシーズンでお忙しいとのことなので、先に乗ってみていいよーとお借りしてきました。

冒頭からはぜんぶ私の想像で書いていますが、実際にそんな風に乗ることができるのか?楽しみで仕方ありません。今週末で授業は終わりなので、二日間をクリアできれば気持ちの余裕が多少生まれるかと思います。波乗りもしたいんです。

歯の方は痛みはとりあえず治まりました(火種がまだくすぶっている感じなので注意してます)。他にもある枯れ木状態の奥歯への負担を減らそうと、マウスピース買ってみました。効果があることを期待しています。


しかし、毎回綱渡りです。前回は4日前に発熱して、三日間とにかく寝てギリギリ治しました。コロナやインフルなどのウィルス性じゃなかったのはラッキーでした。そして今回も4日前です。なんとか対処できたように思います。久しぶりに必死になったかもです 笑。

これからは生活習慣を考えて行く必要もありそう。それは次に考えるとして、とりあえず明日、明後日頑張ります!








オーダーいただいたニーボードのシェイプが出来上がりました。レングスは5’8”です。ストリンガーを整えて完成です。


幅は23インチ。ロングボードと変わりませんが、ニーボードとしては標準的なサイズです。パラレルでのニースタンスでは、ボードの幅がないと身体の動きが制限されます。

床に両ひざを着いて、膝をくっつけ気味のスタンスと、こぶし二つ分くらい幅を開けたスタンスではどちらが体幹の動きをヒザに加重するチカラとして伝えやすいか、実際にやってみると分かると思います。

アウトラインはウィングが二つ入ったスワローテールです。


テールまで一本のラインでつなげることもできますが、ウィングを使ってアウトラインを段階的に絞っていく方が、ノーズからのラインがより直線的になってきます。スピードです。

テールに幅があるのでリップよりも、カーブしていくような動きの方が得意です。ニーボードらしい、速くてレールが深くしっかりと入った強烈なカービングです。



ウィングと三本のフィンの位置はほぼ同じです。フィンが前寄りのポジションにあるのもニーボードの特徴です。


このダブルウィング スワローテールが一番多く作っている形です。小波からサイズがある波までオールラウンドに使えます。ニーボードをまず一本、という方にはこれをお勧めしています。

テールを沈めてリップするような動きはラウンドテールの方が得意です。スワローテールでコントロールを覚えたら、より細かいコントロールに反応してくれるラウンドテールも面白いと思います。


こちらは出来上がったボードです。プリモ8’4”です。ダークなブルーティントで美しく仕上がっています。(ダークなブルーはお納戸色といいます)


ボトムも載せちゃいます。ピカピカです。ラミネートのクオリティがお分かりいただけると思います(色も正確です)。


プリモ8’4”はストックボードもあります。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!




この角度から見るとノーズライダーのようにも見えてしまいますが、ニーボードです。遠近感がおかしくなりそうですが、レングスは5’4”。

正面から見るとこうなります。68-9年にシェイプされたボードの復刻です。シェイプは当時のオリジナルをシェイプした川南正さんによるものです。


独創性、オリジナリティという点では、ジョージ・グリノウのスプーンにも負けていません。ボトムに出来ている影でも分かりますが、テールは強烈なコンケーブとエッジです。これも当時と同じです。ロングボードが短くなり始めたばかりの時代にコンケーブとエッジというデザインですから、時代のずっと先を行っています。

70年代初期の映像です。最初に登場するのがそうです。カービングも凄いですが、スピードも凄いです。


70年代のニーボードはこういう形をしているものがほとんどです。私の二本のシングルフィンもこの時代のアウトラインをイメージしています。このボードのフレックステールはグリノウの影響だと思います。


これは私が所有している70年代の終わりごろのハンドル付き。シェイプは活さんです。ロゴマークはこの頃のものを復刻しました。私の最初のニーボードもこの形のシングルフィンでした(懐かしい)。


ハンドル付きはカリフォルニアでも見たことがありますが、この水滴型のアウトラインと似たものはおそらく無いと思います。川南家オリジナルの形ですね。

上の映像に続く古い映像があるそうです。川南家は兄弟出演だということなので、かなり楽しみです。




Visitor Map
Create your own visitor map!