MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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ただいま成田空港ラウンジにて待機中。

軍資金を両替して、出発準備は万全です。


旅行のスタートを祝ってピンクシャンパンで乾杯。


久しぶりのアルコール。ちょっと舐めただけで酔いがまわってきました 笑。

ほどほどにしときます。
7日の木曜日にBSハイビジョンで「長崎くんち」が生放送で放映されました。「長崎くんち」というのは、長崎市にある諏訪神社の例祭で毎年10月7日から9日の三日間行われるお祭りです。

久しぶりに「くんち」を観ていると多いに血が騒ぎまくりました。(東京でお祭り神輿を見ていても、別に…という感じなのですが…笑。)

あらためて自分の中で「長崎」が占めている部分の大きさに気付かされます。

龍踊り、唐人船、コッコデショ(龍踊りもいいのですがこれが一番盛り上がります)、阿蘭陀万才(オランダマンザイ、漫才やるわけじゃありません)、鯨の潮吹き、川船など、奉納される踊り、出し物には「和」と「洋」と「中」が混在していて長崎がたどってきた歴史をうかがわせるのも面白いところ。

踊りや出し物をもっとやって欲しいときには「モッテコーイ」、もう一回やって欲しいアンコールでは「ショモーヤレ」。素晴らしい!ブラボーの意味で「ヨイヤー」。知らない人には「なんじゃそれ?」の掛け声ですが、これを聞いただけでもう血が騒いでしまうのです。

YOU TUBEで検索してみたら、いろいろあったので見てください。

龍踊り。銅鑼と太鼓のリズム、ラッパと爆竹が最高です。金色の玉と龍の動きに注目してみてください。


大迫力のコッコデショ。七年に一度しか観ることができない出し物です。目の前で見ると圧倒されます。興奮のあまり倒れる人も出るらしいです。できればクリックしてYOU TUBEの大きな画面で見てください。



ついでにもうひとつのお祭り(といっていいのか?)お盆にご先祖さまをあの世へ送り返す儀式である8月15日の精霊流し。長崎っ子は花火と爆竹が大好きです。

この映像は音控えめですけど知らない人が見たら暴動か紛争か?という雰囲気。爆竹はおっきな箱ごと点火、打ち上げ花火や地面に置く花火は使用上の注意完全無視で全部手持ち 笑。これだけ大騒ぎすればご先祖さまも喜んであの世へ旅立っていくことでしょうね。

この映像は今年の夏のものらしいですが、さだまさしさんの親父さん亡くなられたんですね。親父さん、その昔実家の町内会の会長さんでした。合掌…。

今年は坂本龍馬で大いに盛り上がっている長崎です。食べ物も旨いし、人も親切です。みなさんぜひぜひ遊びに行ってください、長崎へ。
こんにちは。

ここのところやる気だけが空回りして、波に乗れていない、イケていないMENEHUNEでございます。きっと、今年の夏があまりにも波が無かったのでカラダのリズムがすっかり「陸」になっているんだと思います。これから体内海水濃度を元に戻していかなくちゃいけません。(おかげさまで足腰は強靭になってきましたが)

さてタイトルのお話です。突然ですがイタリアへ行って参ります。

今年の10月で私ら夫婦は結婚20周年です。記念にどこかへ旅行をしようと話し合った結果、イタリアが旅行先になりました。候補は、ハワイ、カリフォルニアのワイナリーめぐり、ニューヨークなどでしたが、いつもと違うところで違う経験をしようということでアメリカじゃなくて、ヨーロッパのイタリアに決定いたしました。

日程は8泊10日。行き帰りのチケットは確保して、いまのところの日程はローマ三日、トスカーナ地方のアグリツーリズモの宿に三日、残り二日を現在検討中です。海沿いの街も行ってみたいなあと思っております。

今回メインに考えているのはアグリツーリズモという農場に宿泊施設がある田舎の宿です。ブドウとオリーブ畑に囲まれた農家に泊まります。ワインも造っている農場なので、飲まないで過ごす自信はほぼありません。イタリアの農場、楽しみです。

ローマは20数年前に、バックパッカーの貧乏旅行で数日間滞在したことがあります。トレビの泉にコインを投げたおかげで、また引き寄せられたのかもしれません。

そのころにくらべて、少しは変わっているのかと思って調べてみると、いまだにスリや泥棒、ぼったくりは多いに出没しているようです。

もう四半世紀近く昔の話ですが、友人と二人でバックパックに寝袋をくくりつけヨーロッパの各国をうろついていたときのことです。ローマはその当時「悪名高い」という冠ことばがついていたテルミニ駅で電車を降り、外へ出たとたん偶然にも知り合いにばったり。その知り合いは、ほんの数分前に子供の集団スリにパスポートから財布まですべて盗まれとようで「やられた…」とぼうぜんと駅の階段に座り込んでいました。

こんなことがありました。

ある日、友人と二人でコロッセオの遺跡を見に行こうと乗ったトラム。朝早い時間のトラムはガラガラでしたが、私たちが座っていた一番後ろの席の周りには、通学中(と思った)のような小学生くらいの数人の子供のにぎやかな集団が座っていました。

人懐っこく話しかけてきてかわいいので、通じないながらも身振り手振りで子供たちと話をして遊んでいるとトラムはコロッセオに到着しました。

子供たちも同じ場所で降り、元気にどこかへ走り去っていきました。

友人と二人で「もしかして、あいつらコレか?」と指を鍵型にして(スリのマークね)顔を見合わせていると、さっきまで隣に座っていた子供たちは、どこからもってきたのか手に手にダンボールの切れ端や新聞紙を持ってコロッセオ見物に来た日本人観光客の後ろを追い回し、さっそく「仕事」に取り掛かっているところでした。

トラムの中は仕事前のひととき(?)だったのか私たちにはちっともそんなそぶりを見せず、どこにでもいる電車で騒いでいる普通の子供たちでした。でも観光客を追い回している表情はさっきまでトラムの中で騒いでいたときと変わらず明るい表情だったのが妙に心に残っています。

そんな少々アブナイところもあるピリッとスパイスが効いた国ですが、歴史を多いに感じさせる石の建造物と旨いイタリア料理を楽しんでこようと思っております。
お休みをいただいて、北海道へ行ってきました。北海道は今回で二度目。最初に行ったのは20年近く昔です。バブルの泡がまだ弾けきらない時代、アルファリゾートトマムへスキー&スノーボードに行ったのが初めての北海道でした。

今回の目的地は日本の最北端近くにある島、利尻島と礼文島です。沖縄と九州という南のDNAを受け継いでいる私にとっては、冷たい海と雪の世界のイメージです。

羽田から飛行機に乗り北海道に到着。飛行機はドラエモンのどこでもドアみたい。速すぎて移動の実感は沸いてきませんが、バスの車窓を流れるこんな景色を眺めていると、ようやく北海道にきたという実感が沸いてきます。


空港からツアーバスに揺られ揺られて、太陽がすっかり沈んだころに島へ渡る船が出る港町、稚内へ到着しました。北海道の広さを実感。

島へ渡るのは翌朝一番のフェリーです。

長距離の移動で疲れた身体を十分に休める時間もなくまだ薄暗い朝、眠い目をこすりながらフェリー乗り場へと向かいます。厚く重く垂れ込めた雲。海から吹いてくる冷たい強い風。荒れる海は暗く、北の海の雰囲気たっぷりにフェリーは港を離れました。


船はローリングが強く、立っているのも大変です。東京湾フェリーだったら欠航していそうな揺れですが、こちらでは全然珍しくないみたい。

船酔いするかと思いましたが平気で、揺れにも慣れてきたので外のデッキに出てしぶきをかぶっていると、風はだんだんと収まり空を覆っていた厚い雲の間から日が差し始めました。天気予報は強風雨のち晴れ。

二時間後、礼文島の揺れない地面を踏んだときには雲はなくなり、すっかりいい天気で暖かくなっていました。

礼文島の第一印象は、当たり前ですが「北の島」。氷河期に島を覆っていた氷が作り出した独特の地形です。



緯度が高いこの島では高山植物が道端に咲いています。高い樹木の姿が見えず、植物たちが地面に張り付くように生えているのは厳しい冬、風の強さの証拠のようです。けれどもその厳しい冬がこの美しい景色を作り出しているのでしょう。



海は澄み切って、目を奪われる美しさです。

水平線が丸く見えるのはレンズのせいではありません。遠くにはサハリンの島影が見えました。

半島をはさんだ反対側の海を見ると風が海面を乱しています。しばらく眺めていましたが、地形がよさそうで条件が整えばいいブレイクになりそうです。

この岬の先の湾の中にも波がいたるところで割れていましたが、波間に漂っているのはアザラシだけ…。ここ、波乗りできるなあ。

礼文島は海底から隆起してきた島を氷河が削ったような地形です。500メートル以上の高い山はありませんが、島の起伏に富んだ地形は多種多様な表情で旅行者を楽しませてくれます。


時間が許せば、風景を楽しみながらゆっくり歩きたい美しい島です。トレッキングコースもあるようで、次回はチャレンジしてみたいです。

しかし旅程二泊三日の旅行者には時間が無い。後ろ髪を引かれつつお隣の利尻島へと再びフェリーに乗り込みます。

朝とは打って変わって凪いだ海。カモメが船の後ろにできる気流で遊びながらどこまでも船の後についてきます。

きれいな流線型ですね。

30分ほどでお隣の利尻島へ到着。

利尻島は地図で見るとほぼ丸い形をした火山島です。島の真ん中にそびえるのは利尻山。別名利尻富士。海抜1721mの高みから見下ろしています。

この日はよく見えていましたが、頂上まできれいに見えるのは珍しいらしいです。

利尻島は樹木が豊かでこんな美しい沼もあります。

1721メートルもの高さがある利尻山にはよく雨が降るのでしょう。それが伏流水となって植物を育て、池を作り海へ流れ込み、豊かな海の幸を育んでいるのだと思います。

だからウニも利尻昆布も魚も美味しいようです。ひっさしぶりに思わず美味い!と言ってしまったウニを食べました。ムラサキウニです。漁師のお兄さんが剥いてくれました。


これは宗谷岬で撮影しました。手に持っているのは昆布です。

海から引き上げただけで、いい香りが一面に漂います。

こんな感じで、波打ち際には鎌倉でよく見かけるワカメと同じように波間を漂っている昆布がたくさんです。

昆布の拾い漁という漁があるらしく、拾ってもいけないそうです。すぐ横で漁師さんが拾っていました。

海はクリア。きれいです。


話は再び利尻島です。

フェリーで港に入る途中、海から海岸線をずっと見ていましたが、いろんなところで波が崩れていました。上の画像の沼へ入る入り口の前の海でもちょっと良さそげな波が割れていました。

これは泊まった旅館の近く。向こうに見える小高い岬の脇も地形が良さそう。でもハードかもしれません。ボトムはリーフだと思います。海岸は火山由来の島のせいか、なんとなくハワイ島みたいです。


ウェットスーツが…サーファー、やっぱりいました。


ムラサキスポーツさん主催でこんなイベントも行われるようです。行ってみたい!


冬の厳しさは私なんぞには想像もできません。海と波があればサーファーはいるもの。日本の最北の島にも…サーファーってすごい。素直にリスペクトという言葉がアタマに浮かんできました。

利尻島と礼文島、一番近いところは8キロしか離れていないそうですが、全く違う特性でそれぞれ楽しませてくれた美しい島でした。二つの島を駆け足で通り過ぎただけでもたっぷりその魅力を感じることができました。

夏、トランクス一枚での波乗りもいいものですが、暑すぎる湘南を離れ、美しい自然に囲まれてひんやりと冷たい海水にパドルアウトするのも夏の楽しみになりそうだと思いませんか。

素晴らしい島。いい旅でした。海と山で遊ぶ道具を持って、ぜひもう一度ゆっくりと訪れてみたいと思います。
本日三回目のアップ。一気にやっちゃいます。長崎編の最後は食べ物です。

長崎と言えば、ちゃんぽん、皿うどん。チェーン店のリンガーハットも長崎生まれですが、本当はあれはあれの味で長崎のちゃんぽんとは違う味です。

リンガーハットは私が小学校高学年くらいのときに出来たと思います。当時は「長崎ちゃんぽん」ではなく「長崎ちゃんめん」違う食べ物だったのです。しばらくして「長崎ちゃんぽん」に改名したときには、ちゃんぽんと呼ぶべきかの是非を問う論争が起こりました。

リンガーハットは全国展開で「長崎ちゃんぽん」を全国に広めましたが、東京のリンガーハットと長崎のリンガーハットは違います。同じリンガーハットでも長崎のリンガーハットの方が全然美味しいのです。やっぱり作り手の思い入れが違うのでしょうね。

長崎の昔からのちゃんぽん屋というと、大抵こんな感じです。

中華料理屋かラーメン屋かといった雰囲気です。

店内はかなりワイルド。メニューはちゃんぽん、皿うどんの他に酢豚や八宝菜など、いわゆる中華メニューがあるところも多いです。

このちゃんぽん屋は6月10日放送のヒミツのケンミンショーに登場するらしいです。チェックしてみてください。

久しぶりに皿うどんを食べてみました。

おばちゃんが皿うどんの細い生麺を油で揚げています。実家で作るときも油で揚げます。味付けも麺も出来上がりもリンガーハットの固焼きそば的皿うどんとは全く違うものです。

私は皿うどんとごはんを一緒に食べるのが好きです(ちゃんぽんではやりません)味を変えたくなったらテーブルにあるウスターソースをかけます。カラシや酢というのは皿うどんではやりません。

さて東京にいながらにして、本格的な長崎ちゃんぽん・皿うどんが食べたくなったあなたにオススメはこのお店です。

もうひとつの長崎の食の魅力はやっぱり海の幸です。

その2で登場した親戚の洋品店がある市場です。昔に比べてすっかり活気が薄れてしまいましたが、おいしそうな魚が並んでいます。スーパーに並んでいる魚だってキラキラで新鮮です。

こんな感じで露天で、いたるところに魚売りが店を広げています。

こんな環境なので魚はどの店でもあんまり当たり外れはないかもです。

もう1人の叔父さんが、私が築地で良く行く長崎県漁連の本拠地で魚を買ってきてご馳走してくれました。

これは野母アジの刺身。最高。

こっちは土産に買って帰った干物ですが、干物も旨い。不思議と「長崎の味」なんです。目隠しして食べ較べても分かる自信あります。


さて長崎編の最後は、子供の頃よく遊んでいた’いとこ’がやっている料理屋を宣伝させていただきます。

ラス・ブラバスというスペイン風レストランです。

イベリコ豚の生ハムから、カモのロースト、さざえのつぼ焼きブルスケッタ、パエリア、魚料理にパスタと腹いっぱいご馳走になってしまいましたがどれもしっかりと素材の味が生きていて美味しい料理でした。長崎に住んでいる方、長崎に旅行に行かれる方、ぜひお立ち寄りください。場所は若葉町の電停前(長崎はこれで分かっちゃいます)

写真は旬のイッサキ(イサキです)のフルーツソース。なにせ魚が最高なので旨くないわけがありません。


長崎、また行きたくなっちゃった。
寄り道をしていたら、実家よりも先に親戚がやっている洋品店の近くにたどり着きました。近くまで来たので挨拶でもしていこうと訪ねてみたら、叔父さんが車で実家の母親をピックアップして急遽、親父の墓参りに行くことに。

叔父さんは茂木の出身なので、いつもビワをくれます。茂木ビワ、美味しいです。

墓参りを済ませた後に、ようやく実家に到着ですが一人でフラフラする旅も面白いです。

風呂に入って晩飯を食べて、久しぶりの実家のあちこちをゴソゴソやっていると古い写真がたくさん出てきました。今の写真のサイズよりもずいぶんと小さいモノクロの写真を一枚づつめくってみると、父も母も叔父さんも叔母さんも若い若い。自分は子供か、まるまるとした赤ん坊の時代。

そんな中に見つけた親父の写真。

バテンス・カラヒオカラニにそっくり(笑)の親父。隣にいるのはもうすぐ5歳の私です。44(1969年)8.18(伊豆の)今井浜」と写真の裏にメモ書きがありました。

確か親父の海パンはエンジ色。

こっちはもう少し昔の写真。

やんちゃそうな親父、すげえカッコイイ。この自転車の荷台に私を乗せて、いろんなところにスーイ、スーイと走っていってくれたのを覚えています。

そんなバテンス親父もいまは天国の住人です(涙)
私は小学校1年から高校3年までに大学浪人の1年間をプラスした、合計13年間を日本の西の端の街、長崎市で過ごしました。残りの30数年間は東京と神奈川に住んでいますが、少年時代を過ごした土地にはやはり強い愛着があり、特別な感情を持っています。

そんな元’じげもん’(長崎の言葉:地元者、ローカル)の私が長崎らしいなあと感じた景色をご紹介してみようと思います。

長崎空港から長崎市内行きの高速バスに揺られること約40分とちょっと、JR長崎駅に到着しました。駅の向こうには、テレビ塔が立つ稲佐山が見えます。長崎らしい風景ですが、長崎駅も昔とはだいぶ変わりました。



長崎は雨が多いと言うのは大きな誤解ですが、雨が似合う街だと思います。路面電車の軌道は道路の真ん中。電車も信号を守ってクルマと一緒に走ります。線路上は雨の日は滑り易いので単車注意。


久しぶりの長崎なので、少し歩いてみることに。実家とは逆の方角へ向かって歩きはじめます。

石畳の坂を上っていると、突然教会の鐘が鳴り響きます。とても長崎らしい「音」長崎は教会がいたるところにたくさんあります。クリスマスには各教会で盛大にミサが行われるのも長崎らしいクリスマス

瓦に教会というのも長崎らしいマッチング

お寺もたくさんありますが、中国の影響を受けているので普通のお寺とはちょっと違うのも長崎らしいポイント。朱塗りの門。


桃の文様。桃の他にはコウモリの文様があるお寺もあります。中国の影響で、災厄を除け幸運を呼び込むという意味があります。桃をかたどったカステラや饅頭も長崎ではポピュラーなお菓子です。


フェニックスとバナナの木が茂る寺は私にとってはとても長崎らしい光景。


エキゾチックなお寺の雰囲気を楽しんだら歩みを進めましょう。

高台にはこんな細い道が民家の間を縫うように通っています。車もバイクも自転車も通れない山道のような生活道路。これも極めて長崎らしい光景。


民家の間の路地を抜けずっと続きます。

クルマが通れないので家を建てたり、石垣を積んだりなどの土木作業のときには馬が大活躍(今はどうなんでしょう?)

向かいには狭い平地を挟んで山が。向かいの山も上の方まで家が立ち並びます。あそこにも同じように細い道がたくさん通っているはずです。

最初に登場した稲佐山は夜景スポットですが、この立体的な地形が長崎の夜景を他には無い特別なものにしています。見えているのは英彦山という山。私が長崎に住んでいたころは頂上付近は禿山でしたが、すっかり木が生い茂っています。

私の実家も小高い山のてっぺん部分に建っています。ちょっとそこまで買い物に行くにも、出かけるのは登山と下山の気分がたっぷりと味わえます。自転車はほぼ役に立ちません。

この坂ですから…


山に降った雨を中心部の平地へすみやかに流し込むためなのか、大小の水路をあちこちで見かけます。水とまわりの緑がきれいです。水路の透明な水の流れと緑は私にとって長崎らしい光景。


長崎は観光地として有名ですが、観光名所ではなくそこに暮らしていたから気がつく長崎らしさというものがあります。坂本竜馬で盛り上がっている長崎ですが、もし訪れることがあればこんなところにも目を向けてみてください。

さてすっかり寄り道をしてしまいました。そろそろ実家に帰ってみることにしましょう。
海はスネ・ヒザの波。潮の具合はすっかり春の雰囲気です。

今日は海ではなくて山。鎌倉は海ばかりでなく山歩きも楽しめます。遊んでばかりですいません。

いつもの駐車場に車を置いて、今日はパーク&ライド。まずは大仏さんを訪ねます。


大仏さんの裏手からトレッキングコースに入ります。このコース、久しぶりで忘れていましたが、結構険しいところもあって楽しめます。

開けたところからは有名なリーフポイントが望めます。


ここからは歩いていて撮影した写真をランダムに。





苔生す、とはこのことですね。


素朴ですが、春に楽しみな野の花です。




布袋尊


子供を抱く石像。子も母もいい顔しています。


珍しい金魚椿。葉の先が金魚の尾のように三つに分かれています。近くにいた怪しいおじさんによると、この金魚椿の木は鎌倉に三本しか無いそうです。


たっぷり歩いてすっかりお腹が空いて、北鎌倉の「鉢の木」さんで精進料理をいただきました。




昔のイメージからはずいぶんと賑やかになった小町通りを抜け、江ノ電に乗って、静かな七里へ戻ってきました。


いつも鎌倉の海にはお世話になっていますが、街を歩いたのは久しぶりで楽しかったです。海ばっかりというのもいけません。
お休みどうもありがとうございました。昨日、一昨日は女房と女房のお母さんと三人で、バスツアーに行って参りました。行き先は日本の真ん中、岐阜県の郡上八幡(ぐじょうはちまん)、飛騨高山、白川郷をめぐるバス旅行。こういうバスツアーって、(自分も含めて)おじちゃん、おばちゃんばっかりなのかと思っていたら結構、若い女の子のグループやカップルも多いんですね~。

町田を朝8時出発。東名を名古屋方面へ向かいますが三連休の初日ということもあって、バスの運転手さんもビックリの渋滞数十キロ…。GWや帰省の時期に旅行をしたことが無い私はもちろん初めての体験で、はじめはイライラしたものの、人間って適応力がある生き物なんですね。だんだん慣れてきて、読書やおしゃべりをして長い時間をやりすごし、無事に郡上八幡(ぐじょうはちまん)という山の中の小さな街に到着しました。

東名の渋滞を抜け出して北上を始めたバスの中から見た、初めてみた木曽川の流れ。広く深く、膨大な水が悠々と流れていく様は感動以上の感情が湧いてきました。河のほとりでずっと見ていたい気がしました。

郡上八幡という街も川が流れる水の街。(あんまりいい写真なくてすいません)郡上おどりという夏の盆踊りで有名な街です。


ここの子供たちは、大人への通過儀式の度胸試しとしてこの橋の欄干から川へ飛び込むそうです。高さ12m、下の川は深さはありそうですが流れもありそう。私はできるかな?


流れは清流です。子供のころは良くこんな川で遊んだものです。(川にはまって流されたこともしばしば 笑)


地元の酒屋で、新酒を購入。いい感じですね。


この日は高原のひなびたホテルに宿泊。打ち捨てられた別荘のような建物。雪ちょっとだけでしたが、やってみたかった雪見露天風呂も実現いたしました。


あたりには3月も終わりの凍った雪の林が広がっていました。


世界遺産の白川郷です。こういった古い伝統的な建造物が残っていてそれを保存していこうとしているのは素晴らしいことだと思いましたが、なんとなくテーマパークぽくて、いまいちリアリティを感じなかった私です。メインストリートにたくさん軒を並べる土産物屋のせいか?

でも、この景色は素晴らしい。雪に煙る山と藁葺きの屋根。

白川郷を後にして高山市へと山を越えて吹雪の中をバスは進みます。雪が積もった細い山道、両側に迫る険しい雪山と深い谷。外気温は、マイナス3度。東京は22度と聞いてさらにビックリ。日本は広い。

高山市に到着すると早速、昼飯。地元の料理を食べさせてくれるという料理屋へ(これはツアーではありません)

あんまり腹が減りすぎていたのと、料理が美味しかったので写真を撮るのをすっかり忘れておりました。

撮ったのは最初のこれだけ、岩魚の骨酒。

飛騨高山というと、飛騨牛やホウ葉味噌が有名ですが私が食べたかったのは、岐阜の名物という「鶏ちゃん」お酒の横に少しだけメニューの写真が見えてます。

この店では、赤味噌味と白麹味噌の二種類があったのですが、美味しくて両方とも食べちゃいました。鶏好きにはたまりません。(写真なくてすいません)

その他にも美味しいものがたくさん。山国ならではの山菜の味や、凍って穴が開いた「まこもどうふ」、小さなジャガイモを皮のままじっくり煮付けた「ころいも」は素朴で豊かな味わい。在郷料理と言うそうですが、それこそ写真を撮るのも忘れて夢中で食べちゃいました。

すっかり満足した後は帰路に。快晴の富士山と南アルプスの素晴らしい山々を眺めながら多少の渋滞はあったものの気分良く町田へと戻ってきました。

足早のバスツアーでしたが、車窓からでもたくさんの地域を見ることは楽しく興味深い時間でした。通過したのは、神奈川県、静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県。バスで走っただけですが、それぞれの土地に違いを感じて、どこも改めて訪れてみたいと思いました。日本の国土は狭いですが、そこに存在している風土や文化には、本当に多様性があって味わい深いものがあるように思います。

改めて日本は素晴らしい国だと思いました。また機会を見つけて旅立ってみたいと思っています。


しかしツアーでご一緒した皆さん、サービスエリアで休憩の度に食べものを買い込んできては、ビールのプルタブをプシュッとやっていた胃袋には驚きでした。私には真似できましぇん…。

660年2月11日、神武天皇が即位した建国記念日で世の中はお休み。脈絡はありませんが珍しく焼肉を食べに行ってきました。

花園神社でいただいた、あったかい甘酒を飲みながら日本一の歓楽街、歌舞伎町の外れのさびれた雰囲気の通りを抜けてコリアタウンへ。すれ違う人は一目で夜の世界の人とわかる人たち。自分の周りにはいない人種の人たちなのでちょっとしたカルチャーショック。

途中にあった廃墟と化したラブホテル。

角のところに黒いジャンパーを着た男の人がじっと立っていましたが、後ろからパトカーがくると、スッと消えていきました。なんだか怪しい雰囲気。

少し歩いて中央線、大久保駅近くの韓国料理店へ。たまには肉をたっぷり食べてやろうと、豚三枚肉の食べ放題を食べに来ました。

とりあえずは、マッコリ。生マッコリです。市販のものよりすっきりして甘み控えめ。発酵しているせいか炭酸を感じます。


いろんな食べ方で豚肉を持ってきてくれます。手前は三枚肉の薄切りの塩味、新しく乗っているのは、カタマリという名前でした。お店の人がはさみでジョキジョキ切ってくれます。水晶の板の上で焼きます。遠赤効果で美味しくなるそうです。確かに旨かった。

際限なく出てくるので、満腹ちょっと前でストップ。豚、旨かったです。

食事のあとは韓国食材のスーパーで、晩ご飯の材料を仕入れて帰宅。これからまた、韓国ナイトです。

今日は、ちょっとしたプチトリップに行った気分でした。

それでは、また明日!
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