MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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懐かしいフィッシュがやってきました。ユーズドボードです。20年以上前に自分で乗っていたクリステンソンのフィッシュです。グラッシングはジャック・リーブス。


2004年9月にカリフォルニアに持って行ってますから、2003年の終わりから2004年の初めごろにかけてオーダーしたものだと思います。それまでは、同じくクリステンソンの6’0のフィッシュに乗っていました。写真は2002年末のハレイワです。フィッシュ初乗りで全然乗れなかった 笑。


それから、二本目のフィッシュがこのイエローの5’10”です。ハワイでクリステンソンがシェイプして、ジャック・リーブスがラミネートするけど何か頼む?と連絡をもらい、それじゃあとオーダーした記憶があります。スキップ・フライがレイカーズファンだと聞いたので、イエローとパープルのレイカーズカラーにしてもらいました。

カーディフのクリス邸前です。


この時はスキップ・フライ氏と会うこともできました。当時はシェイプルームが隣同士だったんです。


2004年というと、私は40歳です。まだまだ若い 笑。サーフィンは全然ダメでした。2001年にショップを立ち上げたのですが、まずは経営を軌道に乗せようと3年間は無休で頑張ろうと決めておりました(昭和バブル世代なもので…)。結果、波乗りにはあまり行けず、3年後にさあ波乗りやるぞと海へ行ったら、ボトムターンで脚が耐えられずひっくり返りました 笑。

ショートボードとロングボードの二極化だったところにフィッシュの人気が芽生え始めた時代です。このトリップの紀行文を某サーフィン誌に載せていただいたりと、いろんなことが始まりつつありました。活さんのボードも取り扱いを始めておりました。(振り返ってみるとずいぶん長くお付き合いさせていただいております)

クリステンソンのボードは今やライセンス生産でいろいろな場所で作られている時代ですが(凄い事だと思います)、この頃はあのサンディエゴのシェイプルームで作られていたのです。ラミネートルームがすぐ横にあって、マイケル・ミラー氏がラミネートしていました。

当時フルハンドシェイプされたボードには、シェイプサインに加えて*100%HAND SHAPED*の文字がストリンガーに書かれていました。KUSTOM FOR MENEHUNEの文字も見えます。


クリステンソンのサンディエゴフィッシュはサイトにアップしています。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト


当時のクリステンソン関連の画像や記録を掘り起こしていたら、サーフィン誌に寄稿した2004年のカリフォルニアトリップの原稿が残っていました。読み返してみたら結構面白いので、お暇なときにでも読んでみてください。(個人名が出てくるところは一部削除かイニシャルにいたしました)





南カリフォルニア サンディエゴカウンティ カーディフリーフ。無風のヌメッとした海面に幾本もの筋がはいり、青みがかった灰色のうねりがゆっくりと近づいてくる。ラインナップにはイルカのヒレが幾つも見え隠れし、岸に見えるキャンプ場と橋の向こうを南へ向かうアムトラックが大きな警笛を鳴らし、通り過ぎて行く。

テイクオフからフェイド気味にターンを決め、ノーズに足先を掛けながらクリーンなフェイスをスライドしてくるのはチームクリステンソン、ジャパニーズスライダーの吉川祐二プロ。クリスから受け取ったばかりのユウジモデルのプロトタイプは調子が良さそうだ。そして、クラシカルなノーズライダー、CCスライダーに乗っているのは、日本でのクリステンソンサーフボードのディストリビューター、T・K氏。

今回の旅の発案者は吉川祐二プロ。クリスが継承するサンディエゴスタイルのボードデザインとそのオリジンを訪ねて、ここ南カリフォルニアまでやってきたのだ。幸いここに来てから、手ごろなサイズのうねりがコンスタントに入ってきている。いろいろなデザインのボードを試すにはとても良いコンディションだ。

5フィート8インチのフィッシュでクリスがテイクオフする。彼が乗るダークブルーのフィッシュは、4フィンだ。センターフィンが無いボード特有の、ルースだがスムースな動き。大きなキールフィンが付いているクラシックなフィッシュとはまた違った感触なのだろう。ユウジモデルは、シンプルなクリアカラーの9フィート、トライフィン。ボトムはノーズからテールまで、ミックスされたコンケーブが入り、安定したノーズライドとマニューバにスピード性能がプラスされた、クリスのお家芸的シェイプである。


気がつくと、クリスがフィッシュを抱えて岸を歩いている。波の誘惑を振り切って、ファクトリーへ出勤だ。真面目で几帳面、気さくな人柄の中に職人気質、私がシェイパーとしてのクリスに対して持つイメージはこんな感じだ。彼には申し訳ないが、私たちはもう少しだけ波を楽しんでから、彼のファクトリーを訪ねてみることにした。

クリスのファクトリーは、サンディエゴのミッションビーチから少し内陸に入ったところにある。ファクトリーへ着いてみるとクリスの姿は無く、グラッサーが一人、グリーンのフィッシュのトリムラインをサンディングしている。




クリスはランチに出ているようだ。だれもいないシェイプルームに入ってみると、11フィートは楽にありそうな3本ストリンガーのブランクスがテイクダウンされた状態で置かれている。壁のラックにも同様の長さのフォームが数本。サンディエゴスタイルの一つ、トリムサーフィンのためのウルトラグライダーが、今まさに削りだされようとしているところだ。古いサーフムービーのポスターや、プレーナーで有名なSKILのアンティーク風の壁掛け時計が飾られ、整然とした雰囲気を保っているのはクリスの性格の現われであろう。



ファクトリーの外に出て、向かいの建物を見に行く。実はそこは、あのスキップ・フライのファクトリーなのだ。ドアにはスキップの小さなディケールが貼られている。クリスは十数歩の距離を隔てたドアを開けるだけで、レジェンドからインスピレーションを貰えるとてもラッキーなシェイパーだ。今日は不在のようだが、スキップとの約束の日が楽しみだ。

午後三時過ぎ。午前中のサーフィンと昼食のあと、カーディフの丘の上にあるクリスの家のカウチでとりとめのない話をしていると、見覚えのある車が家の前に停まった。64年型フォードランチェロ。ミッチ・アブシャーの愛車だ。普段は夕方までみっちりシェイプをするクリスであるが、私たちのために早めに切り上げ、ミッチを誘って夕方のカーディフリーフへ出かけようというのだ。ミッチのランチェロにクリスが乗り、私たちはその後を付いていく。傾きかけた光の中を走る古いランチェロ、荷台に無造作に積まれたサーフボードがいい味を出している。


ミッチのサーフィンは、スムースなカリフォルニアスタイルのお手本のようだ。膝を落としたファーストターンから、するするとノーズへ出て行き、巧みなノーズワークを見せてくれる。気を付けて見ていないと、彼がやっていることがいかに難しいか、見過ごしてしまいそうだ。吉川祐二プロはクリスに借りたCCスライダーに乗ってノーズライドを楽しんでいる。彼がプロ入り初優勝を果たしたときに使っていたのが、このCCスライダーだ。エッジのないテーパードソフトレール。ワイドなアウトライン。マッシーなブレイクからもスピードを引き出す、ヘヴィーウェイトのノーズライダーである。


翌朝、私たちはオーシャンサイドの少し南に位置するカールスバッドへ向かった。路肩に車を停め、崖の下に広がる海をみていると、波がいたるところでピークを作りブレイクしている。広い海岸線に見えているサーファーはほんの数人だ。待ち合わせの場所へ来ていたのは、ロングボード雑誌の編集部で働くイアン・ギブソン。もう一人は、ウィンダンシーローカルのマーク・エッチングス。マークは雑誌に見開きでライディングの写真が載ってしまうようなサーファーだ。先週もオーシャンサイドの大きな大会で優勝したらしい。

マークはCCスライダーとコンプノーズモデルを両腕に軽々と抱え、海へと続く崖を降りていく。イアンはクリスの新しいモデル、アグリースティックを抱えている。アグリースティックは、ノーズからセンターにかけては幅広いノーズライダーのアウトラインだが、絞り込まれた独特のテール形状をしている。イアンは、かなりこのモデルが気に入っているらしく、ノーズライド性能とテールのラインの効果について詳しく説明してくれた。吉川祐二プロは、フィッシュに乗ってテイクオフを繰り返している。ロングとはかなり感覚が違うボードだが、器用に乗りこなしているのはさすがである。

もともとフィッシュは、ここサンディエゴで生み出されたボードデザインだ。その源流は古くウッドボードの時代、ラ・ホヤのボブ・シモンズの時代までさかのぼることができる。当時シモンズが考案したツィンピンテールというテール形状は、ツィンフィンと相性が良く、そのスピード特性に目を付けたのはスティーブ・リズというニーボーダーであった。1967年リズは現在のフィッシュの原型となるニーボードを作り出し、スキップ・フライらがそれをスタンディングサーフィンに応用することによって、その時代で最も速いと言われたサーフボードが作り出されたのだ。

フィッシュは後にツィンフィンの原型にもなったが、オーストラリアやハワイのサーファーがメディアの注目を浴びていた時代の中でいつのまにか忘れ去られ、一部のシェイパーたちの間だけで作られるだけの存在になってしまった。しかし90年代に入り、スキップ・フライはこの素晴らしいボードデザインを再び蘇らせた。そのスキップのフィッシュを使ったショートボードのヒーローが、南アフリカのスーパーブレイクを滑って見せたのをきっかけに、フィッシュは再び時代の表舞台へと戻ってきたのだった。
 


約束の時間の5分前、クリスのファクトリーのパーキングへと車を滑り込ませる。ほどなくして一台の白いエクスプローラーがゆっくりと近づき、スキップのファクトリーの前に停まった。少し照れたような、まぶしそうな表情で降りてくるのはスキップ・フライだ。


トレードマークの白いチャックテイラーのローカットにスウェットパンツ姿。フィッシュやグライダー、スピードシェイプのサーフボード。トリムとスピード、サンディエゴのサーフスタイルを作り出してきた偉大なサーファーの一人である。ドアの鍵を空け中へ入る。壁にはボードのコレクションが並べられ、その膨大な量に驚く。


その中から目を引くボードを順番に取り出して、説明をしながら見せてくれる。何フィートあるのかわからないグライダー、シングル、トライ、ツィンと様々なフィンのバリエーションを持ったフィッシュ、サーフボードレボリューションに大きな影響を与えた、ジョージ・グリノーのニーボードまで並べられている。一般のオーダーは受けていないようだが、シェイプルームには削りかけのグライダーが置かれていた。


短い時間であったが南カリフォルニアのサーフィンを、60年代から現代まで早回しで見たような気分だった。時代は廻る。優れたものは、少しの間忘れられたとしても必ずまた見直され蘇ってくる。そうやって偉大な先人たちのスピリットは受け継がれていくのだろう。


どうやら日本へ戻らなければいけない時が近づいてきたようだ。最後に夕刻のカーディフリーフへ行ってみた。日は海へ沈みかけているが、海の中にはまだたくさんのサーファーが波待ちをしている。使われているボードのデザインも本当に様々だ。ロングボード、ショートボード、古くさいイーグルノーズのシングルフィンにフィッシュ。皆それぞれ好きなデザインを選び、それぞれのラインを描いてライディングしている。フィッシュが気に入った様子の吉川祐二プロは、クリスのガレージに置いてあったスキップ・フライのフィッシュを持ち出してきたようだ。

しばらく夕日を眺めて波間に浮かんでいた私は沖からやってくる波をつかまえ、かつてフィッシュを作り出したニーボーダー、スティーブ・リズを真似てニーライドをしてみた。


MENEHUNE BEACH STORE
宮嶋憲士






ユーズドボードが入荷しました。カツカワミナミサーフボード、活さんシェイプの7’8”シングルスタビです。まずチェック、という方はこちらへどうぞ。


アウトラインはプリモですが、デフォルトのシングルのプリモとは雰囲気が違います。'シングル'スタビとは言っても、やっぱりマルチフィンです。同じシェイプという訳にはいきません。


ボトムはプリモのトライプレーンボトムをベースにしていますが、シングルフィンには無い「VEE」が入っています。シングルではボトムの水流をテールエッジでコントロールしながらマニューバします。

小さなサイドフィンが付くことで、テールがホールドされてコントロール性が生まれますが、そこにVEEが加わることでボトムの水流をより軽くコントロールすることができるようになって、マニューバ性能が高まります。それに合わせてセンターフィンのセッティングも変わります。

ロッカーも同様です。シングルと比べるとテールロッカーが強調されて、ボードをコントロールするためにテール寄りにバランスが移動しています。

シングルフィンの感触を残しつつ、マルチフィンのマニューバを楽しめるのがシングルスタビライザーの特長です。このボードには活さんテンプレットのセンターフィンが付属しますが、他のフィンに変えてみるのも面白いと思います。

良く使われていますがフットマークは目立ちませんし、キズなどはきれいにメンテナンスされていて良いコンディションだと思います。


ユーズドボードはリンク先でご覧ください。


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カツカワミナミサーフボード、AC SHAPE
AXXE CLASSIC、ZERO、STEAMER、AIDENTIFYウェットスーツ





本日から2026年の営業をスタートいたします。今年は「午年(うまどし)」に、「丙」が重なった60年に一度の「丙午(ひのえうま)」だそうです。ひのえうまと聞いて思い出すのは、母親が昔、私より二つ下の学年は「ひのえうま」だったから子供が少ないのよと言っていたことです。

「丙」も「午」も火の属性を持っているので、60の干支の中で一番激しいエネルギーがある組み合わせで、これに関係していろいろと迷信があるようです。今の若い人たちはそういうのは気にしないんじゃない?と思っていたら、今年はその影響でこれまでに増して少子化傾向の可能性があるそうです。迷信に過ぎないことですが、時代が変わっても人の気持ちは今も昔もあまり変わらないということですね。

そんな激しい干支のようですが、どうせだったらそのエネルギーを上手くいただいて、皆で揃ってパワフルに一年を送ることができたら良いと思っている私は、昨年末までに大掃除を終わらせておせちを作り、年明けから元気です 笑。

そんな2026年のスタートですが、特にこれと言った目標や抱負があるわけではありません。自分で使うサーフボードは、頑張らず楽しめるものが良いです。だからそんなに変わり映えしないと思います 笑。でも、ちょっとだけ言うなら、ボード云々よりも歳取った分だけ綺麗に乗りたい。そんな感じです。

そのためにはやっぱり「身体」が大切です。

今、意識的に取り組んでいるのは「しなやかさ」と「バランス」です。しなやかさには強さが必要です。そこにバランスをプラスです。波乗りは横乗りのスポーツですが、前脚と後ろ脚で使い方が違うせいか、身体の左右にそれぞれ違う動きのクセが付いてしまっているようです。その左右バランスを同じにしたいのです。

正面向いて乗るニーボードで、レフトへ行くのが得意なのはそのせいだと思います。

ピラティスを通して、身体の動きでは進歩できているんですから、波の上での動きも進歩できるはずです。還暦超えても進歩できる。そんなことを自分の身体で証明してみたいと考えています。

波乗りとピラティス、この二つの組み合わせで身体だけでなく、ココロもとても良い方へ向かっていると自分では感じています。

自分の身体を感じるということがどういうことなのかが良く分る動画です。自分自身、瞑想は10年ほど前からやっていますが、瞑想とピラティスはとても親和性が高く、同様の効果もあると感じています。ただ頑張るだけでは、いつか動けなくなってしまいます。


今年もよろしくお願いいたします。



2025年の営業は今日までです。今年も1年間どうもありがとうございました。2025年は25周年という節目の年でもありました。開業時、36歳だったのが61歳なんて自分でビックリです。

歳は取りましたが今の方が身体は動くし、波乗りは上手になっていると思うし、使える道具のバラエティも増えています。トータルで見た持久力では衰えていると思いますが、その衰えた分に応じた落ち着きをもらっているように感じます。

歳を取るのもそう悪くないもんです。

今年乗ってきたボードはこんな感じです。

年明けから春先は、9フィートちょうどのプリモのロングボードに乗っていました。
2025年2月


シングルフィンのニーボードに目覚めてしまったのも今年です。

AC SHAPE ステップボトム。2025年4月


11月にやってきたタイフーンスウェルでデビューした、こちらもばっちり良い調子です。
2025年11月


これも良いです。AC SHAPEのEX GLIDE 8’4”。プリモと同じサイズで、ロッカーも同じですが、ログっぽい感じがあるところが気に入っております。2025年10月


そして10’6”のグライダー2号機。


後半はチャネルで盛り上がりました。私はニーボードに取り入れました。2025年12月


こちらは2026年に持ち越しです。


もう1本の持ち越しは、プリモ8’4”です。散々乗ってきて、皆さんにもオススメしている8’4”のアウトラインを細く、そしてロッカーを変えて作った8’4”です。


昨日のブログで触れたポリオラフォームも試してみたいし、やりたいこといろいろあるんです。

2026年もどうぞよろしくお願いいたします!!









9'6"GIDER 出来上がりました。ストックボードです。デッキとボトムの色違いがどんな雰囲気に仕上がってくるかと思っていましたが、イメージどおりです。いい感じだと思います。


カラーはピスタチオシードティント(ピスタチオの殻(ボトム)と実(デッキ))というネーミングでどうでしょう? 笑

シェイプはプリモです。コンケーブボトムが生み出すスピードと、レールのエッジが効いたキレの良い波乗りが楽しめると思います。ノーズライダーとは違うグライダーサーフィンはまさにグライドです。

のちほどサイトへアップロードいたします。少々お待ちください。




そして、2025年最後のトピックになりそうなのはコレです。ベージュのカラーはブランクスの地の色です。ポリオラというリサイクル素材を主体として作られているブランクスです。


皆さんが乗っているサーフボードのコアになる部分の素材になるのですが、このポリオラフォームは全体の約2/3がリサイクル素材から作られ、製作の際のCO2発生量を通常のブランクスより7割削減しています。

従来のウレタンフォーム(PU)と比べて環境面により配慮している素材なのですが、それに加えて気になっているのが素材が持っているユニークな特性です。

それは、「丈夫で柔軟性がある」という特性です。

まず「丈夫」というキーワードは、フットマークがつきにくいということを意味します。大事なサーフボードですが、乗るとデッキが凹むのは仕方が無いことです。その仕方が無いフットマークを減らすことができます。

実際、シェイプのときに出る切れ端を捨てるときに細かく折ってゴミ袋に入れるのですが、このポリオラフォームは折りにくいというのは、活さんのお話です(もう何本かポリオラフォームをシェイプされています)。

もう一つのキーワードの「柔軟性」です。これはサーフボードに「しなり」を生み出します。しなり、フレックスです。実際に同密度発泡で、厚み等が同じ形状のフォームで比べてみると、ポリオラのほうがよりしなやかにフレックスする感じがあります。

この二つが組み合わせは、従来のウレタンフォームよりも薄いラミネートで丈夫にそして、しなりを活かしたサーフボードを作ることができるということを意味しています。

ボードのしなりなんて分からないよと言うことなかれです。ジョージ・グリノウさんにご登場いただいて、彼がヒントを得たという魚のヒレを思い出してください。あのヒレにまったくしなやかさが無くて、かっちり硬かったとしたらどうなるか?魚はきっと上手く泳ぐこは出来ないと思いませんか?かなりぎくしゃくした動きになると思います。

サーフボードのフレックス(フィンも含め)は魚のヒレと同じで、乗っている本人が気が付かないところで波を滑ることに貢献しているんです。

サーファーズジャーナルの日本語版の最新号15.4の129ページに、このポリオラフォームに関する記事がありますのでお持ちの方は読み直してみてください。

気になるのは「色」だと思います。ベージュのサーフボードが欲しければ着色不要ですが、他のカラーは素地の影響が出ないオペークピグメント(不透明)の着色になってきます。ティントは混色します。(上の9’6”グライダーのレール部分はボトムの薄いベージュの上にグリーンが乗った発色です)

私はサンバーンカラー(日焼け色)のようなこのフォームの色がけっこう好きです。それよりもこのフォームが持っている柔軟性、フレックスです。ニーボードならそれが多いに体感できるんじゃないかと思っています。


2026年はポリオラフォームから始まりそうです。



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カツカワミナミサーフボード、AC SHAPE
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メリー・クリスマス!今年はこの曲です。



裏クリスマスはこっち 笑。


どんな曲なの?と思った方は「Christmas Card From A Hooker In Minneapolis」をコピーして、AIにどんな曲?と尋ねてみて下さい。トム・ウェイツ好きになるかも。

明日は今年最後のシェイプルームへ行ってきます。金曜日はお休みですので、今年の営業は27日と28日の2日間を残すだけとなりました。

お買い忘れはございませんか?笑。


でもやっぱり楽しいのがいい! おっさん、実は好きだったりして 笑。



活さんからお借りしてきました。1973~74年の「オーシャンライフ」と「海の世界」という雑誌です。


開いてみると、そこには活さんが。1973年なので21~22歳のころです。ちなみに私は9歳。小学3年生です。東京から長崎へ引っ越して、海、山、川での遊びが楽しくてたまらない子供でした。


オーシャンライフというタイトルですから、波乗りばかりじゃありません。こんな感じです。航海に欠かせないコンパスの誕生のお話。


南の島への旅行、滞在記。


海底で暮らす、海洋実験。この雑誌の所有者は、この実験に参加された方だそうです。もちろんダイビングの記事もたくさんです。


今とは違うこの時代の文体を懐かしく、少々可笑しく思いながらパラパラと読んでいると、この頃のことが少しずつ思い出されてきます。読書が好きで、子供向けの本に飽き足らず、文字小ちゃいと思いながら文庫本を読んでいた子供時代の私でした。

タイトルはすぐには出てこないものの、ヨットでの冒険記や航海記、南の島の話、海底実験の話、さらには幽霊船が出てくるちょっと怖い話など、海に関する物語をたくさん読んでいた記憶があります。

当時、身近にそういった内容の本がたくさんあったと思います。この雑誌にも、ヨットで世界一周、日本一周の話など冒険談がいろいろと出てきます。

子供だった私でさえそんな感じでしたから、当時の人たちの海へのあこがれみたいなものは今よりも強かったんじゃないでしょうか?情報は今のようにはありませんし、海外へ行く人も今のようにたくさんいた時代ではありませんでしたから、南の島、冒険、海の中など未知なるものへのあこがれとして、海という存在があったのではないかと思いました。

その中で波乗りが取り上げられ、こうやって記事になっていることにもうなづけるような気がします。いまでは衣食住にわたってサーファー独自のスタイルのイメージが形成されていますが、すべては海への大いなるあこがれから始っているのです。波乗りも海の冒険ひとつ。それは時代が大きく変わった現代も同じです。

サーフィンワールド誌はこのオーシャンライフ誌の臨時増刊号として、1976年にスタートしています。

当時のサーフショップガイドです。拡大すると読めます。


そして、ときどき出てくる、こんな広告も懐かしかったりします。



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気が付けば、明日はイブ! 1984年。みなさん若いです。私はハタチ。








小川直久さんの追悼ツアー。ニーボードに最高のレフト波です。


R.I.P.
PRIMO。レングスは8'8"。


ボトムの真ん中を通るコンケーブはただ掘られているのではありません。どの部分を落とせばスピードが出るのか?それをシェイパーの眼が見極め、コンケーブ内に新しいロッカーを作り出します。

そのコンケーブをスムースに抜ける水流。そこから生まれるスピード。そして、それをコントロールするブランクスのオリジナルロッカーとエッジのコンビネーションがプリモのボトムの核心部です。


活さんの眼には、水の流れが見えているようです。その眼が作り出すボトムは、技術を超えた自然の造形のようでもあります。


シェイプサインが入れられるのは、時間を置いてのリタッチを何度か繰り返された後。一本のシェイプには時間をたっぷりとかけています。それがカスタムオーダーです。時間はかかりますが、その価値は十分にあると思います。
ニューボードが2本出来上がりました。どっちもやばいんですが、どっちも私のです。すいません。サイズは、8’4” x 22” x 2” 3/4。いつもの8’4”のプリモのワイドを1/2インチ絞りました。少しの変化ですが、顔付きは大きく変わります。


テールに向かってストレートに伸びる長いコンケーブと、レールへとつながるパートにブランクスのオリジナルロッカーとレールエッジを組み合わせた、活さんオリジナルのプリモボトムです。


長さに関係なくスピードを生み出すボトムですが、このアウトラインとの組み合わせでさらに速いぞと言いそうな顔つきです。ボトムの水流はスピードを生み出しますが、それをリリースする仕組みが組み込まれているので、動きがとても良いのもこのボトムの特長です。

プリモ、乗ったことありますか?もし乗ったことがなければ、ぜひ乗ってみてください。そのスピードで驚かせる自信たっぷりあります。

もう1本も、かなりヤバイです。5’8”チャネルツインのニーボードです。


スタンディングの6’6”のチャネルボトムがベースです。スピードがヤバいので、それをそのままニーボードに仕立ててしまいました。



チャネルの感触はスワローテールのツインで体験済みですが、ラウンドテールはさらにそれが強くなるんじゃないかと思っています。見て下さい、このテール回り。


ダウンザラインではチャネルが効いて、前へ進むスピードを生み出してくれます。ターンに入るとチャネルのステップ、つまり段差が水流をリリースするように働いてくれるはずです。

そう考えるとツインとチャネルは相性良いのだと思います。活さんはトライとも相性バッチリですといつも言われてます。

フィンはグラスで作ってもらいました。ウッドフィンより少しだけコストがかかりますが、こんなのもできます(グラスオンのみです)。

全てが新しい試みです。早く乗りたいのですが、パッドがちょうど品切れしてしまいました。ワックス塗れば乗れますが、パッドの材料が届くまで我慢することにします。


どちらもショップにありますので、見に来てください。


これも懐かしいクリスマスソングです。




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