MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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待ってましたの、ロングフィッシュのシェイプが始まりました。
私のです。最初に作った8’0に、1年間乗ってそろそろ二本目をとお願いをしたのが去年の2月。長いフィッシュが人気で、いただいたオーダーを差し置いて自分のをという訳にもいかず、このサイズのブランクスに余裕が出るのをじっと待っていたら1年以上経っていました 笑。
それでも乗りたい、ロングフィッシュなんです。
ボトムは前回と同様にコンケーブを基調としたシェイプです。プリモと似ているので、プリモフィッシュとも呼んでいます(ロッカーは違います。もちろんテールもですが…)。

ノーズはどっちから合わせますか?ということだったので、デッキ側からにしました(ボトムはもうきれいにノーズまで出来てますから(上の画像))。
フィンはこの形で試してみようと思います。BONITAに使っているキールの片面フォイルです。ダブルフォイルよりも少し低くて、後方へ軽く傾斜しています。フィンの位置の確認です。
フューチャーのプラグにしようかとも考えましたが、やっぱりウッドフィンがいいなあと…。(ちなみに、もうひとつのフィン候補は、ブギーと同じ両面フォイルでした)
今日、ラミネートへ旅立っているはずです。出来上がりが楽しみです。
それで、こちらのフィッシュをユーズドでお出ししました。
ブログで書いているとおり、何度も楽しませてもらっているロングフィッシュですが、フットマークはやっぱりありません。昨日の8.0と9.0のプリモといい、自分でも不思議になってきました 。
ユーズドボードはMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。
私のです。最初に作った8’0に、1年間乗ってそろそろ二本目をとお願いをしたのが去年の2月。長いフィッシュが人気で、いただいたオーダーを差し置いて自分のをという訳にもいかず、このサイズのブランクスに余裕が出るのをじっと待っていたら1年以上経っていました 笑。
それでも乗りたい、ロングフィッシュなんです。
ボトムは前回と同様にコンケーブを基調としたシェイプです。プリモと似ているので、プリモフィッシュとも呼んでいます(ロッカーは違います。もちろんテールもですが…)。
ノーズはどっちから合わせますか?ということだったので、デッキ側からにしました(ボトムはもうきれいにノーズまで出来てますから(上の画像))。
フィンはこの形で試してみようと思います。BONITAに使っているキールの片面フォイルです。ダブルフォイルよりも少し低くて、後方へ軽く傾斜しています。フィンの位置の確認です。
フューチャーのプラグにしようかとも考えましたが、やっぱりウッドフィンがいいなあと…。(ちなみに、もうひとつのフィン候補は、ブギーと同じ両面フォイルでした)
今日、ラミネートへ旅立っているはずです。出来上がりが楽しみです。
それで、こちらのフィッシュをユーズドでお出ししました。
ブログで書いているとおり、何度も楽しませてもらっているロングフィッシュですが、フットマークはやっぱりありません。昨日の8.0と9.0のプリモといい、自分でも不思議になってきました 。
ユーズドボードはMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。
プリモが二本、出来上がってきました。どちらもオーダーボードです。
まずはこれです。ミッドレングスモデルのプリモの中では短めの7フィートちょうどのサイズ。マジェンタっぽいボトムのカラーが鮮やかです。
もう一本は少し長めで、7’10”。こちらはクリアのデッキに、ボトムとレールは白のピグメント。同じ白でも質感の違いで主張しています。

どちらのプリモもボトムからの画像でくっきりとレールエッジが分かります。滑らかなボトムの盛り上がりとその間のコンケーブ。ボトムの水の流れを変えるきっかけになっています。VEEが入らないのが一番の特長ですが、このコンケーブとそこからレールにかけての傾斜面、そしてレールエッジの組み合わせがボトムの水流のリリースとホールドを制御してくれ、とても軽い動きをしてくれます。
波に沿ってダウンザラインしているときには、ボトムしっかりと水流をホールドしてくれているのを感じます。とにかくスムースで、王様になったような気分(笑)で滑ってくれます。実際、速いです。
レールに体重を乗せるとレールエッジが軽く柔らかく反応し、反対側のレールから水流が噴き出してきます(バックサイドのサーフィンでそれを見るのが好きです)回転し始めると、VEEが無いテールのコンケーブとエッジがしっかりとホールドしてくれ、そこに小さなフィンが付いているような感覚です。
コンケーブロッカーと、ブランクスのオリジナルロッカー、そしてレールロッカーの三つ。スピードx2とコントロールx1のロッカーを曲面でつなげたボトムがプリモです。
プリモ、乗って見なくちゃ分かりません。私は7.3に乗ってハマり、8.4に乗ってさらに深くハマりました。6.8もオススメです。
プリモ、変わらない人気の秘密です。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
まずはこれです。ミッドレングスモデルのプリモの中では短めの7フィートちょうどのサイズ。マジェンタっぽいボトムのカラーが鮮やかです。
もう一本は少し長めで、7’10”。こちらはクリアのデッキに、ボトムとレールは白のピグメント。同じ白でも質感の違いで主張しています。
どちらのプリモもボトムからの画像でくっきりとレールエッジが分かります。滑らかなボトムの盛り上がりとその間のコンケーブ。ボトムの水の流れを変えるきっかけになっています。VEEが入らないのが一番の特長ですが、このコンケーブとそこからレールにかけての傾斜面、そしてレールエッジの組み合わせがボトムの水流のリリースとホールドを制御してくれ、とても軽い動きをしてくれます。
波に沿ってダウンザラインしているときには、ボトムしっかりと水流をホールドしてくれているのを感じます。とにかくスムースで、王様になったような気分(笑)で滑ってくれます。実際、速いです。
レールに体重を乗せるとレールエッジが軽く柔らかく反応し、反対側のレールから水流が噴き出してきます(バックサイドのサーフィンでそれを見るのが好きです)回転し始めると、VEEが無いテールのコンケーブとエッジがしっかりとホールドしてくれ、そこに小さなフィンが付いているような感覚です。
コンケーブロッカーと、ブランクスのオリジナルロッカー、そしてレールロッカーの三つ。スピードx2とコントロールx1のロッカーを曲面でつなげたボトムがプリモです。
プリモ、乗って見なくちゃ分かりません。私は7.3に乗ってハマり、8.4に乗ってさらに深くハマりました。6.8もオススメです。
プリモ、変わらない人気の秘密です。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
お知らせ:4月18日(月)は午後2時開店です。遊びに来られる方は、少しだけゆっくり目でお願いします。
さて昨日は時間が無くて書ききれなかったフィッシュのお話の続きです。カツカワミナミサーフボードのフィッシュシェイプには、KK FISHとBONITA FISHの二つがありますが、それぞれの違いについてのお話です。
20年ほど前にリバイバルしてきた、このフィッシュというサーフボードですが、そのルーツはロングボードの時代までさかのぼります。私がまだ小学校へ上がる前の1960年代後期のことです。
フィッシュはもともと、ヒザ立ちで乗るニーボードとして生まれてきました(このブログを読まれている方にはニーボードは、比較的身近に感じていただけているのではないかと勝手に思ってますよ)
ボードのデザインを見ると、BONITA FISHはこのニーボードとして作られたときのフィッシュのデザインに近いシェイプです。なので、BONITA FISHはフィッシュのオリジナルに近い、クラシックなシェイプだと言うことができます。
それから70年代から80年代にかけて、一世を風靡したマーク・リチャーズのツインフィンはご存知だと思います。このツインフィンのデザインのルーツはフィッシュなのですが、フィンが二つということ以外、シェイプのデザインはかなり変化しています。
KK FISHは、ニーボードのフィッシュがこのマーク・リチャーズのツインフィンへと進化していく過程のデザインからインスピレーションを受けて、作られたフィッシュです。
古い写真があります。活さんによると1972年ということです。サーファーは、リノ・アベリラです。持っているボードはツインフィンのフィッシュです。
写真は辻堂でリノ・アベリラが来日したときのものです。KK FISHのルーツはここにあります。波はあいにく、小波だったそうですが、リノはその波をこのボードで凄いスピードで滑っていたそうです。
20年前のフィッシュリバイバルのときに、そのツインフィンをイメージしながら作られたのが、KK FISHです。そういう意味では、世の中にいろいろなフィッシュのシェイプがありますが、KK FISHは活さんのオリジナルのデザインを言うことができます(ちなみにこのリノ・アベリラのボードから生まれたもう一つのツインフィンが、BOOGIEというモデルです)。
位置的にはマーク・リチャーズのツインフィン寄りのフィッシュということになります。
ボードのシェイプとデザインを見ると、それが良く分かります。
まずはフィンの違いです。
BONITA FISHです。
これは、KK FISHです。
BONITA FISHのフィンは、ベースが広くレイクがありません。直進性とスピード性能に優れたフィンです。
一方のKK FISHのフィンはレイクがしっかり入っており、ベースも短くなっています。トライフィンのサイドフィンを大きくしたような形です。
フィンが取り付けられる位置も違い、KK FISHの方が前寄りに取り付けられます。フィンの形状もセッティングもBONITA FISHと比べると、反応が良くマニューバしやすいデザインです。
ボトムの形状を絵に描いてみました。
下のBONITAはシングルコンケーブ。直進性とスピードです。一方のKK FISHはVEE。ボードを傾けやすく、VEEの深さ分レールロッカーが増えます。よりマニューバしやすいデザインです。
実際のラインのイメージはこんな感じです。波のボトムからボードを上げようとすると、BONITA FISHは2番のように大きなラインになります。KK FISHのラインのイメージは1番で、より波を縦方向に上がっていくイメージです。
カットバックのようなターンでも同様の傾向になってきます。
波を滑る感覚も変わってきます。シングルコンケーブで水流をテールへ流すBONITAはスムースです。スピード感やターンの伸びを感じられます。
KK FISHのフラット~VEEはコンケーブよりも抵抗が増えますが、その分コントロール性も増え、体重移動に素早く反応してくれます。この辺りがツインフィン寄りのデザインと言う所以です。
反応の良さとマニューバを求めるなら、KK FISHです。フィッシュの安定感を持ったまま、ツインフィンに近い動きをしてくれます。
BONITAは(クラシックな)フィッシュらしい動きをしてくれます。角度があるターンではちょっとギクシャクしつつ、ダウンザラインに入ったときの爆発的(ちょい大げさか)なスピード感で楽しませてくれます。
BONITAのフィンのセットアップにはもうひとつ、よりクラシックなダブルフォイルのフィンもあります。フィッシュのオリジナルのフィンセッティングです。
これは本当になめらかに滑ってくれます。それまで抜けられなかったようなセクションやスープの下も抜けていってくれます。一番クラシックなマニューバと言えますが、私はこれが好きなのです。動画で見ると、若干スムースじゃないけど特徴ある動きをしているなあと思ったら、大抵はBONITAと同様のセッティングです。あれをやりたければ、BONITA FISHを選んでください。
KK FISHもBONITA FISHもどちらも、フィッシュというデザインは本当にフレンドリーです。活さんのシェイプは、クラシックなフラットデッキとダウンレールが特徴です。サイズの数値よりも浮力を感じると思います。ジジイの私でも、5’6”~5’8”で問題無く乗ることができます。
書いていたら、ダブルフォイルのキールフィンで滑ってみたくなってきました。次に波が上がったときには、6.8のBONITA FISHを持ち出してみようと思います(6.8かよ、とお思いかと思いますが、乗れるのと波が取れるのは別のお話なのです。なにせ人が多いもので。)
大きいフィッシュも面白いのです。肩も治ってきたし、ロングフィッシュ(プリモフィッシュ)も乗りたいです。
6’8”BONITA。かっこいいでしょ。
さて昨日は時間が無くて書ききれなかったフィッシュのお話の続きです。カツカワミナミサーフボードのフィッシュシェイプには、KK FISHとBONITA FISHの二つがありますが、それぞれの違いについてのお話です。
20年ほど前にリバイバルしてきた、このフィッシュというサーフボードですが、そのルーツはロングボードの時代までさかのぼります。私がまだ小学校へ上がる前の1960年代後期のことです。
フィッシュはもともと、ヒザ立ちで乗るニーボードとして生まれてきました(このブログを読まれている方にはニーボードは、比較的身近に感じていただけているのではないかと勝手に思ってますよ)
ボードのデザインを見ると、BONITA FISHはこのニーボードとして作られたときのフィッシュのデザインに近いシェイプです。なので、BONITA FISHはフィッシュのオリジナルに近い、クラシックなシェイプだと言うことができます。
それから70年代から80年代にかけて、一世を風靡したマーク・リチャーズのツインフィンはご存知だと思います。このツインフィンのデザインのルーツはフィッシュなのですが、フィンが二つということ以外、シェイプのデザインはかなり変化しています。
KK FISHは、ニーボードのフィッシュがこのマーク・リチャーズのツインフィンへと進化していく過程のデザインからインスピレーションを受けて、作られたフィッシュです。
古い写真があります。活さんによると1972年ということです。サーファーは、リノ・アベリラです。持っているボードはツインフィンのフィッシュです。
写真は辻堂でリノ・アベリラが来日したときのものです。KK FISHのルーツはここにあります。波はあいにく、小波だったそうですが、リノはその波をこのボードで凄いスピードで滑っていたそうです。
20年前のフィッシュリバイバルのときに、そのツインフィンをイメージしながら作られたのが、KK FISHです。そういう意味では、世の中にいろいろなフィッシュのシェイプがありますが、KK FISHは活さんのオリジナルのデザインを言うことができます(ちなみにこのリノ・アベリラのボードから生まれたもう一つのツインフィンが、BOOGIEというモデルです)。
位置的にはマーク・リチャーズのツインフィン寄りのフィッシュということになります。
ボードのシェイプとデザインを見ると、それが良く分かります。
まずはフィンの違いです。
BONITA FISHです。
これは、KK FISHです。
BONITA FISHのフィンは、ベースが広くレイクがありません。直進性とスピード性能に優れたフィンです。
一方のKK FISHのフィンはレイクがしっかり入っており、ベースも短くなっています。トライフィンのサイドフィンを大きくしたような形です。
フィンが取り付けられる位置も違い、KK FISHの方が前寄りに取り付けられます。フィンの形状もセッティングもBONITA FISHと比べると、反応が良くマニューバしやすいデザインです。
ボトムの形状を絵に描いてみました。
下のBONITAはシングルコンケーブ。直進性とスピードです。一方のKK FISHはVEE。ボードを傾けやすく、VEEの深さ分レールロッカーが増えます。よりマニューバしやすいデザインです。
実際のラインのイメージはこんな感じです。波のボトムからボードを上げようとすると、BONITA FISHは2番のように大きなラインになります。KK FISHのラインのイメージは1番で、より波を縦方向に上がっていくイメージです。
カットバックのようなターンでも同様の傾向になってきます。
波を滑る感覚も変わってきます。シングルコンケーブで水流をテールへ流すBONITAはスムースです。スピード感やターンの伸びを感じられます。
KK FISHのフラット~VEEはコンケーブよりも抵抗が増えますが、その分コントロール性も増え、体重移動に素早く反応してくれます。この辺りがツインフィン寄りのデザインと言う所以です。
反応の良さとマニューバを求めるなら、KK FISHです。フィッシュの安定感を持ったまま、ツインフィンに近い動きをしてくれます。
BONITAは(クラシックな)フィッシュらしい動きをしてくれます。角度があるターンではちょっとギクシャクしつつ、ダウンザラインに入ったときの爆発的(ちょい大げさか)なスピード感で楽しませてくれます。
BONITAのフィンのセットアップにはもうひとつ、よりクラシックなダブルフォイルのフィンもあります。フィッシュのオリジナルのフィンセッティングです。
これは本当になめらかに滑ってくれます。それまで抜けられなかったようなセクションやスープの下も抜けていってくれます。一番クラシックなマニューバと言えますが、私はこれが好きなのです。動画で見ると、若干スムースじゃないけど特徴ある動きをしているなあと思ったら、大抵はBONITAと同様のセッティングです。あれをやりたければ、BONITA FISHを選んでください。
KK FISHもBONITA FISHもどちらも、フィッシュというデザインは本当にフレンドリーです。活さんのシェイプは、クラシックなフラットデッキとダウンレールが特徴です。サイズの数値よりも浮力を感じると思います。ジジイの私でも、5’6”~5’8”で問題無く乗ることができます。
書いていたら、ダブルフォイルのキールフィンで滑ってみたくなってきました。次に波が上がったときには、6.8のBONITA FISHを持ち出してみようと思います(6.8かよ、とお思いかと思いますが、乗れるのと波が取れるのは別のお話なのです。なにせ人が多いもので。)
大きいフィッシュも面白いのです。肩も治ってきたし、ロングフィッシュ(プリモフィッシュ)も乗りたいです。
6’8”BONITA。かっこいいでしょ。
カツカワミナミサーフボードのもうひとつのシングルフィンモデル、LOVEE(ラヴィー)が出来上がりました。オーダーボードです。
同じく、プリモやダイアモンドテールもシングルフィンです。ダイアモンドテールはアウトラインはクラシックですが、ボトム、レールは現代風にアレンジされています。プリモも然りです。モダンなシングルフィンです。
LOVEEのシェイプを見てみます。
デッキはフラットをイメージしているシェイプです。レール近くまでボリュームを保つフォイルがボトム面へつながっていくことで、ボリュームがあるダウンレールを形作っています。
フラットな面が、レールのラップの近くからボトムへ向かって下がっているのが光の具合で見てとれると思います(上の二枚の画像)。
ボトムはノーズからフラットで入り、プレーニングエリアもフラット。フラットなボトムは、ちょうどフィンパッチが入っている付近からゆるくVEEが入り始め、テールエンドは強めのVEEになって出て行きます。
ダウンレールとフラットなボトムが出会う部分のレールエッジ。ボードをロールさせるためのVEEの組合せはシンプルです。
作ることができるサイズは限られます。レングスは6’0~6’2”、ワイズは20”~20”1/2です。これは材料(ブランクス)による制限です。シェイパーが考えるこのLOVEEに適したロッカーを持ったブランクスのサイズが限られているからです。
アウトラインは他のブランクスでも厚みと長さと幅があれば、書くことは出来ると思います。でも他のシングルフィンに使うブランクスでは、このLOVEEのクラシックなディテールとロッカーがマッチしないのだそうです。
フラットなプレーニングエリアから、センターストリンガーのロッカーとVEEのパートに分かれて、それぞれのテールエンドへとつながって行くロッカーのラインが作る曲面は、シンプルな構成ですがボードのスピードとVEEパネルとレールロッカーを使ったシングルフィンらしい、ルースさがあるターンがイメージ出来ます。
シングルフィンだからクラシックなのでは無く、本当の意味でのCLASSICなのがこのLOVEEというモデルです。
このLOVEEのサイズは、6’2”x20”1/2x2”3/4。見ていると、自分でもまた乗りたくなってきて困ります 笑。ボンザーのセットアップとも相性が良い、LOVEEです。
お知らせ:3月22日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。
先日ご紹介した、6.4のダイアモンドテールシングルフィン。先に出来上がっていた、6.2といっしょにこういう絵が撮りたかったのです 笑。
活さんの”新しくて古い”、復刻ロゴマークは黒と白、それにこの赤いカラーの三色があります。ボードのカラーやストリンガーなどに合わせて使い分けていますが、自分が所有している70年代の古いシングルフィンのニーボードに使われているイメージもあって、「赤」は自分にとってのクラシックなイメージなのです。(復刻したロゴマークの版下は、そのニーボードから取りました)
自分の8’4”のプリモにも使っています(ああ、乗ってあげてないなあ…これ)

レッドロゴシリーズです。もちろん、ボードの色によっては合わないこともあるし、全体のバランスで出したい雰囲気があるときには違う色やデザインのロゴを使います。その中で、赤いロゴマークには(個人的にそう思い込んでいるだけですが)活さんの長いキャリアをリスペクトする気持ちが含まれています。
自分のものではありませんが、これも古いニーボードです。

そういえば昔から履いているバードウェルの古いトランクスもやっぱり「赤」。
クラシック・レッドなのです。
さて、暖かくなったと思ったらまた寒くなったり(明日は寒いらしいです)と、服装に油断できないこの季節ですが、裏山のトレイルコースは春を迎えつつあります。
エドヒガンが開き始めました。
それから、これ。私の好きなキブシの花。茶色い枯れ葉の山野に咲いているところはきれいなものです。この薄く緑がかった黄色の黄蘗色(きはだいろ)が大好きです。サーフボードにも良く使うの、お気づきですか?
柳も新しい葉を出し始めました。萌黄色も良く使ってますね 笑。
私が選ぶ色がちょっとくすんでいたりするのは、こんな自然の色が好きだからかもしれません。それにプラス、レッドロゴ!(笑)
寒いけど、春ですね。
先日ご紹介した、6.4のダイアモンドテールシングルフィン。先に出来上がっていた、6.2といっしょにこういう絵が撮りたかったのです 笑。
活さんの”新しくて古い”、復刻ロゴマークは黒と白、それにこの赤いカラーの三色があります。ボードのカラーやストリンガーなどに合わせて使い分けていますが、自分が所有している70年代の古いシングルフィンのニーボードに使われているイメージもあって、「赤」は自分にとってのクラシックなイメージなのです。(復刻したロゴマークの版下は、そのニーボードから取りました)
自分の8’4”のプリモにも使っています(ああ、乗ってあげてないなあ…これ)
レッドロゴシリーズです。もちろん、ボードの色によっては合わないこともあるし、全体のバランスで出したい雰囲気があるときには違う色やデザインのロゴを使います。その中で、赤いロゴマークには(個人的にそう思い込んでいるだけですが)活さんの長いキャリアをリスペクトする気持ちが含まれています。
自分のものではありませんが、これも古いニーボードです。
そういえば昔から履いているバードウェルの古いトランクスもやっぱり「赤」。
クラシック・レッドなのです。
さて、暖かくなったと思ったらまた寒くなったり(明日は寒いらしいです)と、服装に油断できないこの季節ですが、裏山のトレイルコースは春を迎えつつあります。
エドヒガンが開き始めました。
それから、これ。私の好きなキブシの花。茶色い枯れ葉の山野に咲いているところはきれいなものです。この薄く緑がかった黄色の黄蘗色(きはだいろ)が大好きです。サーフボードにも良く使うの、お気づきですか?
柳も新しい葉を出し始めました。萌黄色も良く使ってますね 笑。
私が選ぶ色がちょっとくすんでいたりするのは、こんな自然の色が好きだからかもしれません。それにプラス、レッドロゴ!(笑)
寒いけど、春ですね。
ダイアモンドテールのシングルフィンが出来上がりました。レングスは6’4”。ストックボードです。以前乗っていて良い記憶しかないモデルですが、最初に作っていただいたのを振り返ってみると2012年。10年経っています。ちょっとビックリです。
当時の記述を読み返してみると、このシングルフィンを作ろうと考えたのは、フィッシュ、ハルと乗ってきた自分のスタイルをまとめるためと書いています。シンプルなシェイプで素直なボードに乗ることで、自分のスタイルを確立させようと考えたようです。なんとなくは記憶にあります。
最初のダイアモンドテールシングルは6’2”でした。実際、いろいろな場面で活躍してくれました。台風でそれなりにサイズがある波のてっぺんからスルリと滑り降りて、インサイドまで駆け抜けてくれたし、普段のコシサイズはもちろん、オンショアのジャンクコンディションでも楽しめました。
いろんな意味で、個人的に思い入れがあるモデルなのです。
フィンは別売りになりますがこの6’4”も、もう一本の6’2”もお好きな形を選んでいただけます。合うのはこの二本です。
70s調の7インチか、WAHOOと呼んでいる8.5インチのフィンです。以前に乗っていたときに両方で試しています。フィンによる違いを論理的に気づかせてくれたのも、このときがきっかけです。
シングルフィンについてイロイロと考えさせてくれたのもこのダイアモンドテールがきっかけです。興味ある方は、左のブログのカテゴリーの「シングルフィンのお話」のところをさかのぼってみてください(スマホの方はハンバーグメニュー(右上の三本線ね)をタップしてください)
フィンは別売りですが、活さんのオリジナルフィンで乗っていただきたいので、ボードと一緒のときには定価の半額くらいでお付けしてます(詳しくはお問い合わせを)。ちなみに私の好みは、70sの7インチです。
正統派のシングルフィンに乗りたい方はダイアモンドテールシングルです。MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトでチェックしてください。
KK FISHのシェイプが出来上がりました。ストックボードです。サイズは5’8”。私のところの顧客さまは、おじ様たちが多いので余裕を見たサイズで作っておりますが、KK FISHは5’6”から作っております。
BONITA FISHとの違いを良く尋ねられますが、よりツインフィンっぽいサーフィンをしたければ、KK FISHです。BONITA FISHは、クラシックなフィッシュです。スピードを楽しみたければBONITA FISHを選んでください。どんどん走ります。
ボトムとフィンに性格の違いが見て取れます。KK FISHのボトムはフラット~VEE。BONITA FISHはシングルコンケーブです。フィンはKK FISHがレイクが入ったツインと同様のフィン。BONITA FISHはベースが広い三角形のキールフィン(ダブルフォイルとシングルフォイルが選べます)。それぞれ、取り付ける位置と角度も違います。
この中間が、MOON FISHと言えそうです。そして、もうひとつのツイン、BOOGIEはまた別格(笑)の存在です。
ストックボード、オーダーボードを含めて、出来上がってきたボードもいろいろあるのですが、今日はいろいろとやることが多くて、まだ手が回っておりません。改めてご紹介いたします。
オーダーいただいた、ロングフィッシュが出来上がりました。レングスは7’6”です。ダークウッドストリンガーに薄いブルーのティント、ロゴなしシェイプサインのみのシンプルな出来上がりです。
ボトムはコンケーブ。レールとの組み合わせで、スピードとスムースさはピカイチです。
どの角度から見てもきれいな形です。隙が無いというか、どこから見ても美しいのはバランスの良さから来るものだと思います。
自分のロングフィッシュは8’0ですが、7’6”もいい感じで欲しくなってきました。
このフィッシュはもうエアパッキンでくるくる巻状態です。段ボールが届いたら梱包して発送いたしますので、もう少しだけお待ちください。
波はしばらく期待薄です。どうしても海に入りたい~という方は、風がオフの予想の火曜日の朝早くを狙ってみてください。あとはオンショアと割り切るかです。
私はランニングとピラティスやります。ピラティス中級編はあきらめずにやっていたら、全身プルプルしながらも、だんだんと出来るようになってきました。攣りそうになっていた筋肉も普通に動かせるようになってきました。
やればできるもんですね。できるようになってくると面白くなってくるものです。このまま続けて、今の動きをきちんとできるようにしようと思います。身体に自信がある人も一度やってみたら面白いと思います。
今のところの野望としては、肩以外は全身パキパキにしてやろうと思ってます。
オーダーいただいたシングルフィンのシェイプが出来上がっておりました。昨日のシェイプルームです。シェイプ完成後はあまり動かしたくないので、アウトラインの画像は以前の自分のLOVEEで。古い画像です。
LOVEE(ラヴィー)というスワローテールのシングルフィンモデルです。デザインソースはもちろん、1970年代。デザインソースというよりも、活さんが当時、シェイプしていたシングルフィンそのままのリアルクラシックです。
LOVEEという名前のとおり、ボトムはVEE。ノーズからフラットボトムで来て、活さんが指で指している付近からVEEが入ります。

フラットデッキとボリュームがあるダウンレールは70年代のディテールです。テールのVEEが良く分かります。
ノーズはもちろんコレ。ダウンレールからつながるイーグルノーズ。

ダイアモンドシングルもそうですが、こういうクラシックなシングルフィンの本当にクラシックな感じ、妙な書き方ですが「本物感」とでも言える雰囲気は、なかなか今のシングルフィンのシェイプには見られないものです。
LOVEEのサイズレンジはレングスが6’0”~6’2”、幅は20”~20”1/2です。サイズの融通幅はあまり広くありません。
LOVEEのロッカーとボリュームのバランスを作り出せるブランクスが限定されているからです。他の品番のブランクスにサイズを変えてLOVEEのアウトラインを描くことはできても、少しでも異なるロッカーのブランクスでは活さんがイメージしている、70年代スタイルのシングルフィンにはならないのです。
活さんがシェイプする、70年代スタイルのシングルフィンが持っている本物感はそういうところから、そして実際に70年代にシェイプをしていたシェイパーだからこそ出てくるのだと思います。
LOVEE、根強い人気があるマニアックなシングルフィンです。
LOVEE(ラヴィー)というスワローテールのシングルフィンモデルです。デザインソースはもちろん、1970年代。デザインソースというよりも、活さんが当時、シェイプしていたシングルフィンそのままのリアルクラシックです。
LOVEEという名前のとおり、ボトムはVEE。ノーズからフラットボトムで来て、活さんが指で指している付近からVEEが入ります。
フラットデッキとボリュームがあるダウンレールは70年代のディテールです。テールのVEEが良く分かります。
ノーズはもちろんコレ。ダウンレールからつながるイーグルノーズ。
ダイアモンドシングルもそうですが、こういうクラシックなシングルフィンの本当にクラシックな感じ、妙な書き方ですが「本物感」とでも言える雰囲気は、なかなか今のシングルフィンのシェイプには見られないものです。
LOVEEのサイズレンジはレングスが6’0”~6’2”、幅は20”~20”1/2です。サイズの融通幅はあまり広くありません。
LOVEEのロッカーとボリュームのバランスを作り出せるブランクスが限定されているからです。他の品番のブランクスにサイズを変えてLOVEEのアウトラインを描くことはできても、少しでも異なるロッカーのブランクスでは活さんがイメージしている、70年代スタイルのシングルフィンにはならないのです。
活さんがシェイプする、70年代スタイルのシングルフィンが持っている本物感はそういうところから、そして実際に70年代にシェイプをしていたシェイパーだからこそ出てくるのだと思います。
LOVEE、根強い人気があるマニアックなシングルフィンです。
KATSU KAWAMINAMIサーフボードのシェイプルーム。ラックに乗っているのは見慣れたブギーですが、なんとなく雰囲気が違うなあと思っていたら、「コンケーブにしてみました」と言って見せてくれました。
通常のブギーはフラットボトムからテールにかけて、VEEボトムになっていますが、このブギーはフラットボトムがボードのセンターあたりからテールにかけて、シングルコンケーブが掘られています。
ノーズからのロッカーはこれまでとほぼ同じですが、テールにロッカーがプラスされて緩やかに上がっていっています。そしてそのロッカーの分だけ、テールにかけて緩やかにボリュームダウンしていっています。
ブギーというモデルは、70年代の小波用のツインフィンをモチーフにこだわって、活さんが作り上げた唯一無二のシェイプですが、このコンケーブブギーのシェイプは最近使い始めたブランクスからのインスピレーションです。
通常使っているブギーのブランクスよりも、テールロッカーが少し強めのブランクスです。フィンはこれまでと同じ、ダブルフォイルのフィンを取り付けるのも同じ位置です。テール寄りで少しだけ内側にグラスオンしています。
テールのロッカーとコンケーブ、それに合わせたボリュームのバランス、フィンはダブルフォイルのブギーのセッティングです。この「組み合わせ」と「バランス」がなんとも言えず調子良さそうなのです。まずはカツカワミナミサーフボードが誇るライダー陣によるテストですが、私のようなファンサーファーにとってもこの新しいシェイプは絶対面白いと確信しております。
新しいブランクスを使ってみたのは、コロナの影響でいままで普通に使っていたブランクスの入荷が滞っているせいというのもあります。無ければ探すのは当然のことです。そもそもブギーを作ろうと考えていた訳ではないと思いますが、材料から生まれてくるもののもあります。
もう昔の話ですが、活さんのモデルのラインアップが今のように多様になったのは、クラークフォームが突然に無くなってしまったというところにも遠因があります。無いならば手に入るものを生かして良いものを作ろうじゃないか、というエネルギーです。そういうものが今のカツカワミナミサーフボードの形になっています。
だから、という訳ではありませんがこのブギーには何かこう良い予感があるのです。

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