還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
最近はそれが少し変化しているようで、例えば「ノーズライダーではない」「ノーズコンケーブが入っていない」ようなポイントノーズの長めのボードをグライダーと呼んでいるように思います。
私の最初のグライダー。クリスンテンソンの11フィートで、グライダーにハマりました。
以前は11フィートという長さがネックになって、それまではなかなか定着しなかったのだと思います。個人的には少し違うよなあと思いつつも、それまでノーズライダーばかりだったログにグライダーという概念が入ってきたのは嬉しいことです。
9フィート6インチ~10フィートくらいのサイズなら、ぐっと親しみやすくなってきます。ノーズコンケーブが入らないボトムで、ボリュームを削ぎ落した細めのノーズでシンプルに波を滑るサーフィンです。
うねりをできるだけ早く捕まえて滑り出し(ノーズコンケーブが無いボトムはスムースです)、立ち上がってくる波に合わせ、ボードの一番良い位置に移動してレールをセットしたら、あとは真っすぐ。ボード上での動きは細かいトリミングだけで最小限に。
波の先まで出そうになったら、カットバックしてまた最初に戻ります。意識することは、最小限の動きでトリミングしながらスピードを得て、ひたすら真っすぐ滑っていくこと。
そう考えると、私がDフィンの他に必ず一本は所有している、クルーザー系のログもグライダーの部類に近いのかもしれません。
ちなみに、次のログはこの一番最初のログとほぼ同じに作ってもらおうと思っています。原点回帰というやつです。
サーフボードも多様性の時代です。11フィートでなくても、解釈は人それぞれで良いと思います。
ノーズライダーには無かったものとしては、レールエッジとスピードのためのコンケーブという要素もあります。
これは活さんにシェイプしていただいた、10フィートのグライダー。コンケーブとレールエッジが良く分かります。
これは9’9”。コンケーブは入っていませんが、レールエッジがきっちり入っています。
いろいろ試しています。どちらもグライダーらしく、貫通力があるスピードボードでした。(セクションのスープの下を勢い余って(笑)通り抜けていくスピードを貫通力と呼んでおります)
すこし軽量級になりますが、8フィート4インチと9フィートのプリモも同じような感覚で波を滑らせています。そういえば昔、クリス・クリステンソンのラインアップでは現在のC-BUCKET系のボードは「ミニグライダー」という名前でした。
グライダー、次は10フィート2インチで作ってみようと思っています。上の二本をミックスさせたようなデザインです。ヘヴィー級にしちゃおうと、じじいは腰と股関節に良くないのでミドルウェイトくらいにしとこうと思います。
今日のブログ、久しぶりのAOBカテゴリーだということにお気づきでしょうか?
うねりから素早く波をキャッチして、最小限のトリミングで波の良いところキープしながら真っすぐ立って滑って行くなんて、大人じゃないですか 笑。
なのでグライダー、AOB認定です。
Dフィンもアリ。
往年のドロップニーが出てしまうのは当然ですが、グライダーです。
6’8”のビッグフィッシュのストックボードが入荷しました。コークボトルグリーンというティントカラーでラミネートしています。
コークボトル、つまりコカコーラのグリーンブルーのビンの色です。ガラスビンのコカコーラがすっかり珍しくなってしまった昨今では、これもクラシックなのかもしれません。クラシックなフィッシュにはぴったりのカラーとも言えそうです。
サイズは、6’8”x 21”1/2 x 2”3/8。数字だけみると薄く思われるかもしれませんが、コンケーブが入ったセンター部分の数字です。レールにかけてのボリュームは十分残してありますので、浮力はたっぷりあります。
ビッグフィッシュ、乗ったことありますか?私の最初のビッグフィッシュは2005年のこれでした。なつかしい。
御大のフィッシュにもしばらく乗っていました。これは6’9”でした。コークボトルグリーンですね。2006年です。
大きなフィッシュが面白いのでクアッド版も作ってみましたが、それが現在もMINI QUADというモデルとして残っています。小波で面白いフィッシュです。それから、クリステンソンにも6’9”でシェイプしてもらっています。2008年です。
そして現在のお気に入りは、この6’8”です。
テールまで幅があってボトムはコンケーブ。フィンはダブルフォイルのツインフィン。それが滑っていく感触はシングルフィン以上に滑らかで気持ちがいいのはご想像いただけると思います。
小さなフィッシュでそうなのですから、それが大きくなったら気持ち良さも倍増です。よく滑ってくれるので小波で遊ぶのは面白いですし、サイズがあってもミッドレングスと同じように使うことができます。
ビッグフィッシュは小さいフィッシュと比べて、自然とハイラインをキープするようなサーフィンになってきます。波と接するレールと水が流れるボトムのコンケーブがより長いからだと思いますが、それが気持ち良いのです。
小さなフィッシュよりも動きは鈍くなるのはどうしても仕方ありませんが、違う部分での面白さはそれをおぎなってたくさんあります。
浮力あるのでロンガーさんも問題ありません。おっさんも普通に楽しめるAOB認定ボードでもあります。いろんな人がいろいろなコンディションで楽しめるフレンドリーさもビッグフィッシュならではです。
ビッグフィッシュ、アップロードしていますのでホームページチェックしてください。店頭で販売しております。他のモデルも画像追加しています。カラーなどオーダーのご参考にどうぞ。MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
仙台からお便り届きました。のちほどご返信しますので、しばらくお待ちください。
AXXE CLASSIC、ZERO、STEMAERのウェットスーツ、現在三週間ほどで出来上がってます。まだまだ年内間に合います。
なぜだか分かりませんが、この動画を見るとショートボードに乗りたくなります。
ショートボードと言っても、ノーズが細い、ペラっとしたスラスターでは沈没するので、おっさん向け(もしくはロンガー向けとも言えます)のショートボードです。
バリエーションはいくつかありますが、長さは、5.10~6.4くらいで基本的にはどれも幅が広め。ノーズとテールも広めにとってあります。
ふた回りほど大きいですが、動画のタイラーウォーレンみたいな形は、テールまで幅が広く、つまり浮力をかせぐことができるアウトラインです。
ボトムはシングルコンケーブ。
この形は、シングル、トライ、クアッド、どれでもOKです。
タイミングを逸してしまって、まだ出番が少ないですが私のはこれ。クアッドです。この冬に乗ってやろうと思ってます。
もう少し浮力落としても平気ならこんな感じ。テールはスカッシュでもいいですね。
ショートボードっぽく、サンディングのクリアでもいいのですが、こんな感じにカラーラミネートにプライウッドのトライフィンなんて、ショートボード乗りは(おそらく)思いつかないであろう作りこみをしてみるのも、大人っぽくておしゃれです(ホントか?)
「懐古的」という選択肢もあります。
フラットなデッキとカマボコ型のダウンレールの70年代風ショートボード。フィンはもちろんシングルフィンです。
以前、自分で乗っていたボードです。70年代に活さんが調子よくて気に入っていたボードを再現してくださいとお願いをしてみたら、これが出来上がってきました。
実際、調子良く気に入って乗っていました。もう一度作りたいボードのひとつです。昔風の三角形をした小さめのフィン、ダウンザラインでスピードが出ます。
フツーのおっさん(私)が楽しめるショートボード、気になる方は一度ご相談ください。
ロングボードは問題ないはずですので、5フィート代から6フィートちょっとくらいの、ショートボード「っぽい」ボードで、おっさんも楽しめるボードのお話しです。
ショートボードに乗れる人は読んでも仕方ありません。私のようにロングボード出身で、小さいボードには不安を感じるおじさんや、ショートボードが厳しくなってきた方々の役に立つかなーと思って書いております。
今日は先日のブログで、9’9”と一緒に写っていた6’2”のお話し。左側のターコイズグリーンのクアッドです。
9’9”でたっぷり波に乗った後、小さいのもパドルだけでもやっとこうとパドルアウトしてみました。最初のグライダーが、9’9” x 23” x 3”1/8、それから、6’2” x 21” x 2”1/2です。
きれいでしょ。ホットマンゴーをベースに作っていただいたクアッドです。
長短それぞれのサーフボードを「意識を変えて」乗り換えるなどと言っていますが、9.9のボードと取り換えてパドルアウトした当初はものすごく不安で、不安定です。
ノーズは目の前で、こんな小さなボードの上にまともに立ち上がられる気はまるでしません。
そこで、まずはパドル確認。9.9よりゆっくりなのは当たり前。それでもひとかきごとに確実に前へ進んでいます。やるべきことは、ムネをしっかりと乗せてパドルすること。
一発目。ちょうどいいポジションから滑り出そうとしたら見事に乗り遅れ。早く立ち上がり過ぎたのは、ロングボードのタイミングが身体に残っていたからです。かなりかっこ悪いですが、そんなことを気にするよりも、意識を変えるポイントをアタマの中で思い浮かべて再確認です。
二本目。ムネでボードにしっかり身体を載せてボードが滑り出すのを待って、進む方向のレールを意識しながら両腕で滑らせつつ、いつも家で練習しているイメージで立ち上がって滑り出します。
ホットマンゴーのコンケーブとクアッドの抜けがいい滑りを確かめながら、インサイドまでロングライド。半分以上はボードのおかげです 笑。
そんな感じで、失敗と成功を繰り返しつつ、しばらくやっていると9.9の感覚は消えて、6.2のパドルとテイクオフ、ライディングにカラダが馴染んでいるのが分かります。
このホットマンゴーのクアッドは、以前乗っていた6.0のミニクアッド(こんなのです)の後継で、ショートボードちっくなのが欲しいとちょいと色気を出して作ってもらったボードです。ミニクアッドよりも浮力は減りましたが、楽しめそうなボードです(このとき初めて使いました)。
おじさんでも乗れるポイントはボードの幅です。ノーズの幅はパドルとテイクオフ、センターから後ろの幅はそれほど頑張って踏み込まなくても、ボードを前へ進めてくれる推進力になります。
テイクオフはそんなにパドルしなくても、タイミングで滑り出すことができます。
ラウンドノーズのモデルにすれば、滑り出しも速いですが、そのあとの一連の動きに安定感がでてきます。ロングボードからの人にはそっちの方が始めは馴染みやすいと思います(自分がそうでしたから)。
今回はちょっとしつこい腰痛はまだ回復してませんがそれでも、それなりに波に乗れて走ってくれるこんな6’2”は、おじさんも楽しめるボードだと思います。
AOB、このボードの他にもいろんな種類があります(エッグ、ボンザー、フィッシュなどなど)楽しみ方に合わせて作りますので、ご一緒にかんがえましょう(おっさんじゃなくてもいいですよ)。
20年前は懐メロか?これがミュージックビデオじゃありませんが、BGMに使われている曲です。ライ クーダーのブエナビスタソシアルクラブ 1997年。ずっと愛聴盤です。かなりおすすめです。
Cuba from Ishka Imagery on Vimeo.
…でしたが、動きすぎたのか今日はダウン。海は行きませんでした。こんな日もあります。波乗りしたいですが、次を待つことにします。
今日はこの2本で出動予定でした。
MINIをベースにしたMINIハル 6.8と、ラウンドノーズのクアッドフィッシュ6.0 ミニクアッドというモデルです。
MINIハルは以前にオンショアのチョッピーコンディションで乗っても、かなり楽しめたのであの感じをもう一度(笑)ということで選びました。
MINIハル、アウトラインはMINIモデルと全く同じです。ですがシェイプはトライ、シングルのミニとは全く違います。
MINIハルは、薄いレールにコンベックスのボトム。それに加えて前寄りのフィンセットは「ハル」そのものなのですが、とてもコントロールしやすい。
波の斜面をスルスルとスピーディに走る感覚はハル特有のもので、気持ち良いのですがハルの難しさはなく、カットバックのような動きにクセはありません。
オンショアチョッピーでも使える、デイリーに使えるハルです。MINIハルの過去ブログはこちら
もう一本はMINIモデルのラウンドノーズを引き継いだフィッシュです。フィンは4フィン、クアッドです。
もともと小さな波でも波のキャッチが速く、スピードがでるボードということで作ってもらった、ラウンドノーズフィッシュです。
クアッドは操作性がとっても軽く、気合いを入れないカジュアルなスタイルでも乗ることができます。特長としては、スムースでスピードが速いこと。ボトムはハルとは対照的なコンケーブボトム。これがいいのです。
MINI クアッドの過去ブログはこちら
どちらも、AOB公認のイージーボード。この2本の予定でしたが、また次回にということで…。どうもすいません。
大きいフィッシュ、シェイプ出来上がりました。NUSHEモデルをベースにしてシェイプしていただいたBIG NUSHEのプロトタイプです。
長さは、6’8”。写真で見ると細く見えますが幅は21.5”あります。NUSHEはボリューミーなレールが特徴ですが、これは意識的に薄くしてもらいました。テールとノーズはシャープです。
アウトラインはこんな感じ。かっこいい~。
ボトムは、NUSHEのボトムをそのまま引き継いで、フラット~VEEで、VEEの部分だけダブルコンケーブです。
フィンはキールフィンですが、片面フォイルでレイクを加えた、少しだけツインフィン寄りのキールを付けます。
以前乗っていたBIG FISHはどれも、シングルコンケーブのボトムに両面フォイルのレイクが無いキールフィンを真っ直ぐグラスオンしたものばかりでした。大きいフィッシュはそれだと動かないのは本当に動きません(笑)このBIG FISHはそれらと違う性格になると思いますが、それも楽しみです。
カツさん、このフィッシュは自分が乗ってみたいぞオーラがぶんぶんと出ていたのを感じました 笑。
そーして、今週はもう1本も私のです。
6’6”ホットマンゴー、トライフィン。ラウンドピンにしていただきました。
幅を広くしてもらったのですが、この形は安心感ありますね~。おっさん(私)も安心のスラスターです。
でも、スピード出ますよ~と言うのはカツさん談。トライはOKIDOKIで味を占めているので、こちらもかなり期待しています。
フィンは以前も見せびらかしたウッドのトライバナナをグラスオン。
濃いめの赤でラミネートして、フィンの先までピカピカに仕上げてもらいます。
2本とも、自分がそれほど頑張らなくても楽しめるということをイメージして作っています。今週は自分のばっかりですいませんがこれもテストです。アベレージオッサンボード(AOB)として、多いにフィードバックいたしますので、おっさんはご期待ください(もちろん、若い人もいいんですよ~)
現在の私のサーフボードのラインアップ。10’シングルフィングライダー、9’6”ダブルステップデッキPIG、6’8”プリモ、6’6”ダブルエンダーシングル、6’0フィッシュ、5’6”ニーボード。
6’6”ダブルエンダー
こんな感じです。AOBラインアップです。これまでいろいろやってきた結果です。AOB分からない方はこちらプリモは逆に短くしちゃいましたが、7フィートちょっとのプリモもまた欲しくなっています。
6’8”プリモ
小さいエッグやフィッシュもいいのですが、それぞれちょっとずつ浮力を増やすように意識して揃えてみたら、やっぱり正解。波乗りも調子よくなったように思います。
ボードを短くしていくと、短さに変にこだわってしまうことがあるようです。乗れないことは無いのですが、なんか無理しているような気がしてました。それで、昨年末から少しずつ入れ替えをやってきて、いい感じになってきました。
いまだうまく説明できない(笑)今年の冬からやってきた「身体の使いかた」というのをマスターできたのも、これらのちょいと浮力があるボードたちのおかげです。
フィッシュも6’0で十分面白いじゃんという感じです。昔のように短くなくてもいいと思います(今度作る、KK FISHはボリュームあるので5.8~5.10の予定ですが)。5’6”のニーボードでパドルアウトしてると実感します。ニーボードだけは長くできません。仕方がないのでパドルしますが、他のボードと比べると大変です(波のキャッチは最速ですが)
波乗り楽しめてますか?無理してませんか?
何だかいまいち、という方は一度ご相談ください。
これもありました。ひどいシェイプ(笑)の5’2”の座立両用のフィッシュです(シェイパー:私)GO PRO用にノーズにFCSプラグを入れたのが目立つのでノーズだけペイントしようと、下地作り中です。かなり短いですが、小波で立ち上がって乗ると、フィンの位置が変なので面白いのです(もちろんニーボードとしてもOKです)
さて、また木曜は波あるか?!
フッフッフッフ、出来上がりましたぜ、ニュープリモ。最後の仕上げにカツさんがハンドパワーでマナを注入してくれています。
このプリモ、カツさんが自分用に作ったテストボードをちょいと拝借して乗ってみたら一発で気に入ってしまい、即お願いしてシェイプしていただいた待望のボードなのです。
初めて乗ったのがアタマ超えのしっかりした波でした。今にも崩れるかとリップがヒラヒラしているところから思い切って飛び降りたら、ボトムでのターンを溜める余裕までくれました。
あんまり言うとウソくさと思われるのでちょっとだけにしますが、なんだかこう自分に期待させてくれるボードであることは間違いありません。
なので気合いが入る真っ赤なカラー。ボトムも真っ赤です。
あとは自分次第です。
さて現在、MINIを作っております。自分用ではなくてお店のストックボードとしてです。
カツさんのラインアップの中では相変わらず一番人気のロングセラーモデルです。
私は、それまではロングボードばかりだったのが、このミニで短いボードの感覚を学びました。いまでは余裕のサイズのMINIですが、ロングボーダーにしてみれば十分「ショートボード」。
特長はなんと言ってもワイドなアウトラインです。(写真はSさんの7’0MINIです)
ロングボードと同じラウンドノーズの利点は、パドリングが安定すること。イコール滑り出しの速さです。これがロングボード出身者には強い味方です。
ロングボードまで行かなくても、浮力がある板で小波の日にロングボードみたいに楽しみたいショーターさんにもこのMINIです。
そして小波だけじゃないのがMINIのスゴイところ。
AOB協会の基本アイテムのMINIモデルは現在ラミネート中です。
カラーリングにちょっと実験要素を入れて作っているMINI、出来上がりが楽しみです。
どうしてそんなにワクワクしているのかといいますと、原因のひとつはコレです。2003年に作ったシングルフィンの5’2”のニーボード。70年代のカツさんのニーボードを復刻してもらったニーボードです。
ダブルエンダーのシェイプはこのニーボードが元になっていると以前のブログで書いたと思いますが、実はこのニーボード、座らずに立ち上がって乗っても結構調子良くて面白いボードだったのです。
ボトムのコンケーブに幅が広いテールと、きっちり入ったレールのエッジで波を滑る感覚を思い出すと、ワクワクが止まらないのです 笑。
たぶん、好きなニーボードが絡んでいるので余計に期待が増幅されています。
それにもうひとつプラスされるワクワクは、6’6”という長さです。
ダブルエンダーは、6’6”~6’8”の長さで作っています。6’6”にしたのは深い理由はありません。6’8”でプリモを作っているからじゃあ6.6にしてみよう、くらいの理由です。要はテストです。
この長さは私にとって、これからいろいろとテストしてみたいAOB(アベレージ・オッサン・ボード)のカテゴリーなのです。(AOB、最近良く登場しますが、分からない方はクリックしてみてください)学校のテストは憂うつでも、こんなテストならワクワクです。
AOBで、あのニーボードの感覚でサーフィンできる…かと思うとワクワクせずにいられない気持ちはお分かりいただけると思います。
そして、タイトルの「ミッドレングス」です。
このブログでも何度か書いているし、雑誌なんかでも出ていると思いますが、ミッドレングスボードというカテゴリーの一般的な長さは、7~8フィートくらい。
一般的にはそうですが、長さは乗り手の主観で自由に決めるのがベストだと思います。
普段、もしくは、これまで、どんなボードをメインにサーフィンしてきたかということです。
ロングボードにずっと乗っている人なら、7フィート後半から8フィートくらい。
ショートボードに乗っている人なら、このダブルエンダーや6.8のプリモで十分ミッドレングスだと思います。ロングボードでなくても、ショートボードの浮力では走らない波、とろめの波でも楽しめると思います。(もちろんサイズがある波でも)
私の好きな動画。ミッドレングスはこんな’FLOW’サーフィンのイメージで…
金曜に波上がるかな?風向き次第ですね。
波乗りしたいです~。
昨晩、風呂に漬かっていてふと思いついたのがタイトルのAOB。
先日のブログで6フィート6インチの長さを気になっているサイズまわりだと書きましたが、そのことです。決して6フィート6インチじゃなくてもいいのです。個人差が出てくると思ふのであくまでもその辺の長さがいいんじゃないかという、ひとつの目安としてのサイズです。
あらかじめお断りしておきますが、この話は若くて元気たっぷりの人には関係ありませんので、そのへんに自信ある方はこれ以上読む必要はありませんのでここで止めておいてください。時間のムダというもんです。
いきなり本題に入ります。正直言いますと最近、5フィートちょっとの小さいサイズのボードがかったるいのです。
そりゃー、乗ろうと思えばもちろん乗れます。
でもトータルで考えてみます。ゲティングアウト、波を捕まえて岸辺まで乗ってくる、そしてまたパドルしてゲティングアウト。という一連の動きを「トータル」で考えると…。
今年で50歳の私は、小さいボードに乗ってパドルしていると沖のピークがやたらと遠く感じるのです。パドルアウトの途中でげんなりしてきます。インサイドで捕まったりすると、沖に出たときにはもうヘロヘロです。
それで6フィート6インチに反応しておりました。(ロングボードは、ここではちょっと横へ置いときます)
7フィートちょっとのミッドレングスに乗れば、問題は解決なのかもしれませんが、昨年末に6.9のプリモに乗って6フィートアラウンドのサイズに魅力と可能性を感じてしまったのです。
ミッドレングスより、幅や浮力は一回り二回り落ちて、動きはより軽くなるので、そのあたりは小さいボードに近づきます。でもパドルは小さいボードよりもはるかに楽です。
それなりにサイズがある波でも、(小さいボードよりも)全然楽チンで沖に出て行くことができるように感じました。波を追いかけつつキャッチするのも格段に楽です。
それだけ体力の消耗も少ないと考えられますから、より長い時間疲れずに集中力をキープして海に入っていることができると思います。
これってもしかして新しいカテゴリーじゃない?と考えたときに思い浮かんできたのが「ふつーのおじさんのボード」。英語にしたら、AVERAGE OJISAN BOARDS。略してA.O.B.です(OJISANは英語じゃありませんが…)
まだまだショートボードで全然平気、というふつーじゃない?元気なおじさんもおられると思いますが、だからのキーワードが「アベレージ」です。そろそろ少しくらいボードの浮力に頼ってもいいんじゃない?というお年頃のふつーのサーファーが乗って、満足できる波乗りができるサーフボード、というのがAOBです。
浮力に頼ると言っても、ロングボードではなくて、あくまでも6フィートくらいのサイズの範囲で自分に合わせてということで考えてみたいと思います。
私のようにロングボードに乗っていて、トランジション系の短いボードにも乗り始めたという人と、ショートボードにずっと乗っていてそろそろ…という2つの流れがあるんじゃないかと思います。
ボードとしては、下の記事のダブル・エンダーも含めてこんな感じ。ソープ・スリッパー(ミニ・クアッド)6’0にミニ5 6’0、プリモなどです。
クリステンソンのラインアップでは、オスプレイが楽しそうです。このモデルはスキップさんのマジックを意識してるんでしょう。写真は6.8です。
突然、AOBなんて言われても実感わかないと思いますが、これから一つずつ私が実践していってみたいと思っております。もちろんこの手のボードが好きな方は「おじさん」じゃなくてもOKです 笑。
まだ年が明けて一週間ですが、なんだか今年は楽しくなりそうな予感がしています。
さて、明日の定休日は波が少し上がりそうです。10フィートのプリモ、デビュー戦なるか?楽しみです。
AOBという言葉は、この方たちからの発想でございます…。
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