MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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ガレージにぶら下がりっぱなしだったロングジョンを持ってきてみました。カラージャージをムネとひざ下に使ってSTEAMERさんに作ってもらったものです。
ショートジョンも同じデザインで作りました(ショートジョンはムネだけ)が、けっこう評判でたくさんご注文をいただいたデザインです。カラージャージを使ってもいいですが、黒のジャージでも質感が違うのでアクセントになるんじゃないかと思います(濡れると紫は意外と目立たないのです)。
ジャケットとセットアップにすれば長いシーズン使うことができます。サンプルでぶらさげていますので、オーダーの参考にしてください。
その他、これから使うウェットをいくつかご紹介しときます。
まず今年の最右翼モデルは何と言ってもこのU-ZIPだと思います。

ロングチェストジップの防水性と従来のノンジップモデルの使いやすさを融合した進化版のノンジップです(ですので正式名称がHYBRID U-ZIP)
セミドライを着ていただいている方ならその防水性の高さは実感していただいていると思いますが、春秋用の軽い作りでも防水性は高いものがあります。インナーをうまく使えば冬もこの3ミリで大丈夫(湘南です)じゃないかというくらいです。
そして、AXXE CLASSICからもう一点。バックジップモデルです。
オートジップと呼んでいますが、従来のバックジップと考えていただいて問題は無いと思います。オートジップシステムでインナーがウェットの中に入り込んでしまわないような仕組みになっています。
首回りは大幅に改善されて防水性が高くなり、さらに首へのストレスが少なくなっています。私は昨冬から同タイプのセミドライと一昨年からオール2ミリのフルスーツを使っています。セミドライは保温性も防水性も言うことありません。オール2ミリのフルスーツはシーガルやロングスプリングと同じように使っています。
3ミリフルスーツの設定もありますので、バックジップ派はこっちです。それぞれ実際に使っていますので店頭でご相談ください。
それからZEROウェットスーツ。見た目は当たり前のバックジップのフルスーツ。着てみても当たり前のフルスーツですが、これが良いのです。
普通なのでU-ZIPやオートジップのような話題性が無いのですが、着ると良さが分かります。私はオススメする立場なんですが、逆にお客さんから「絶対いいから着てみてください」という強力プッシュで作って着てみたら納得しました。パドルが楽、着心地が良い(これ大事です)、書けばいろいろあるかもしれませんが、着てみて納得するのが一番だと思います。
世界的なアウトドアブランドのアンバサダーのジェリー・ロペスが一貫してZEROを着続けている理由も分かるように思います。
もうひとつはエアドームと同じ形のスプリングロールというモデル。冬よりも薄い素材で3/2ミリです。作りはシンプルですが、機能的にはU-ZIPと肩を並べます。良いウェットです。

画像はジャージですがスキンタイプもあります。
今年は水温高めで、そろそろ3ミリスーツの出番になりそうです。軽いウェットに代えていくときって、やっぱり嬉しいですね。
ショートジョンも同じデザインで作りました(ショートジョンはムネだけ)が、けっこう評判でたくさんご注文をいただいたデザインです。カラージャージを使ってもいいですが、黒のジャージでも質感が違うのでアクセントになるんじゃないかと思います(濡れると紫は意外と目立たないのです)。
ジャケットとセットアップにすれば長いシーズン使うことができます。サンプルでぶらさげていますので、オーダーの参考にしてください。
その他、これから使うウェットをいくつかご紹介しときます。
まず今年の最右翼モデルは何と言ってもこのU-ZIPだと思います。
ロングチェストジップの防水性と従来のノンジップモデルの使いやすさを融合した進化版のノンジップです(ですので正式名称がHYBRID U-ZIP)
セミドライを着ていただいている方ならその防水性の高さは実感していただいていると思いますが、春秋用の軽い作りでも防水性は高いものがあります。インナーをうまく使えば冬もこの3ミリで大丈夫(湘南です)じゃないかというくらいです。
そして、AXXE CLASSICからもう一点。バックジップモデルです。
オートジップと呼んでいますが、従来のバックジップと考えていただいて問題は無いと思います。オートジップシステムでインナーがウェットの中に入り込んでしまわないような仕組みになっています。
首回りは大幅に改善されて防水性が高くなり、さらに首へのストレスが少なくなっています。私は昨冬から同タイプのセミドライと一昨年からオール2ミリのフルスーツを使っています。セミドライは保温性も防水性も言うことありません。オール2ミリのフルスーツはシーガルやロングスプリングと同じように使っています。
3ミリフルスーツの設定もありますので、バックジップ派はこっちです。それぞれ実際に使っていますので店頭でご相談ください。
それからZEROウェットスーツ。見た目は当たり前のバックジップのフルスーツ。着てみても当たり前のフルスーツですが、これが良いのです。
普通なのでU-ZIPやオートジップのような話題性が無いのですが、着ると良さが分かります。私はオススメする立場なんですが、逆にお客さんから「絶対いいから着てみてください」という強力プッシュで作って着てみたら納得しました。パドルが楽、着心地が良い(これ大事です)、書けばいろいろあるかもしれませんが、着てみて納得するのが一番だと思います。
世界的なアウトドアブランドのアンバサダーのジェリー・ロペスが一貫してZEROを着続けている理由も分かるように思います。
もうひとつはエアドームと同じ形のスプリングロールというモデル。冬よりも薄い素材で3/2ミリです。作りはシンプルですが、機能的にはU-ZIPと肩を並べます。良いウェットです。
画像はジャージですがスキンタイプもあります。
今年は水温高めで、そろそろ3ミリスーツの出番になりそうです。軽いウェットに代えていくときって、やっぱり嬉しいですね。
AXXE CLASSICの春夏モデルをサイトにアップいたしました。店頭配布のカタログに掲載されていないチェストジップやANDOモデルもアップしていますので、チェックしてみてください。
AXXE CLASSICは素材や各モデルの作り込みのこだわりなどがたくさんありすぎて、印刷されたカタログだけでは全てをお伝えすることが難しいようです。オプションや各モデルの特徴,、素材のRe:BlueとNESLの違いなどなど、営業さんに根掘り葉掘り聴いて勉強しておりますので店頭にてご相談ください。
femme(女性用)ももちろんオーダー承っております。配布はしておりませんがカタログがありますので店頭にてご覧いただけます。
この時期になるとオーダーが増えるのがこのセットアップです。STEAMERサーフスーツです。
このセットアップは2001年の開業以来のロングセラーです。ネッスル系の高級素材を使って、ロングジョンと長袖ジャケットがセットで税込み¥53.900です。さすがに20年間で多少の値上げはしておりますが、ずーっとローコストで頑張っていただいております。重ね着とそれぞれ単体での使用と重宝します。ジャケットは3ミリと2ミリどちらでもOKです(ちなみに3ミリのフルスーツも同じ価格です)
納期は各社さんとも3週間ほどで出来上がってきています。
今年は3フルの出番が早まりそうな気配です。準備は今のうちにどうぞ。
遠方の方のご注文も承ります。ご自身で採寸していただくようになりますが、サイズのバランスを見ながら進めていきます。ご注文はメールでお願いします。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
AXXE CLASSICの春夏のカタログが届きました。メンズとレディスの統合版です。
2021年春夏もメインの二本柱になっているのは、ハイブリッドU-ZIPとAZS オートジップシステムです。
ロングチェストジップのスタイルではフルスーツだけでしたが、ハイブリッドU-ZIPはフルスーツのほかにシーガル、スプリングと他のスタイルが登場しました。左の画像のシグネチャーサーファーは、デヴォン・ハワード。
厚みは春夏用なので、3ミリと2ミリです(タイミング的に春夏と言っておりますが、もちろん秋にも使えます。正確には春夏秋用です。)
自分の資料としてのカタログなので、いろいろと書き込んでいます。オール2ミリではラバータイプとオールジャージの構造が違います。その他は前シーズンとの作りの違いとオプションの備忘メモ。
バックジップ(オートジップ)も全てのスタイルに対応しています。こちらも生地厚は、3ミリと2ミリがあります。こちらの写真のサーファーは、CJ・ネルソン。
両方のモデルに共通のオプションとして、股の部分の生地の合わせ目を無縫製で仕上げるオプションがあります。モモの間、股の部分は波待ちなどで一番テンションがかかる部分です。経年で浸水が始まってしまうことが多い部分なので生地に穴を開けず(糸による縫製です)、生地に影響がない接着とテープ補強が縫製の代わりにしています(現行タイプのU-ZIPセミドライではこれが標準です)
厚みは2ミリと3ミリがあります。3ミリは今までと同じ考え方、いわゆる3フルです。4月になれば出番がやってきます。準備するなら今がちょうどのタイミングです。
2ミリは使用する季節が3ミリよりも少し先になります。私はオール2ミリのバックジップ(オートジップ)を一昨年から使っていますが、シーガルと同じように使っていますが秋は9月中旬から11月いっぱいくらいまで使えます。シーガルより少し長く使える感じです。夏前の梅雨どきにちょうどいい感じで、8月でも台風で日差しが無いときなど重宝します。
3フルは4月~5月、秋は11~12月メインですが、湘南であれば3フル+性能が良いインナーで冬も越せると思います。
2ミリのプレミアムブラック起毛付きというのもあります。3フルと同様の使い方と考えていただいてOKです。海水温が低い海域なら、私の2ミリと同様の使い方になってくると思います。ラバーが薄いので3ミリよりも(2ミリ+起毛のほうが)動きが軽くなります。
従来のチェストジップとアンディ・デイビスモデルも継続です。ネッスルのカラージャージは色数豊富ですから、好きなスタイルに合わせて70年代風、80年代風に仕上げてみたら面白いと思います。
最後に、AXXE CLASSICとBlue誌のコラボレーション企画のお着換えポンチョのお知らせです。
パッカブルでトリップでの車内や機内でピローやクッションとして使える3ウェイポンチョが発売となります。乾きが速いマイクロファイバー製のお着換えポンチョ。AXXE CLASSICのロゴマーク入りです。
タオル地のポンチョは乾きにくいと女房に不評なので、そろそろ私も新しいのを手に入れようと自分の分もオーダーしました。今はビーチタオルを丸めて使っているのですが、細長いピローの形にすれば腰の後ろに置いて運転中の腰痛対策にも使えそうです。タオルみたいに広がらないので、車内すっきりです。
「AXXE CLASSICxBlue 3ウェイパッカブルポンチョ」販売スタートは3月10日(水)です。ご期待ください。
雨のオフショアのあとはずっとオンショアです。天気は良いですが風はかなり冷たいオンショアの海。なんとなくできそうなので入ってみることにしました。
太陽が出ているのでフードはかぶらずに入ったのですが失敗でした。風が冷たいったらありゃしません。
ボードはこれです。6’8”のビッグフィッシュ。7フィートくらいまではビッグフィッシュで、それより長いとロングフィッシュ。理由はありません 笑。そんな感じじゃないですか?
6’8”BONITA、久しぶりの登場なのは自宅のガレージに仕舞い込んでいたせいです。これからはショップの目につくところに置いておくことにします。
ビッグフィッシュ、面白いんですが見た目以上に波がダメでした。ショルダーが緩すぎです。滑り出すとすぐにショルダーが緩くなるので戻ってスープに突入。抜け出したらまたショルダーが無くなってスープへ戻って、最後はスープでインサイドまで。
8.0のフィッシュかプリモだったら、もっと浮力があるのであのショルダーでも先へ滑れたんじゃないかと思います。
それでも久しぶりのビッグフィッシュは面白かったです。今度は波が良いときに持ち出そうと思います。
ウェットも同じで、ガレージに置きっぱなしだった古いゼロのエアドームを持って行きました。裏起毛無しのオール3ミリです。
このウェット、2014年の冬から着始めたものです。7年前です。さすがに硬くなってなんとなく小さくなっていますが、胸と肩回りに余裕がある作りなのでパドルには全然関係ありません。ストレス無しです。
そのままでは絶対に寒いので、プレミアムブラックのショートジョンインナーを着たのですが、それで全く寒くありませんでした。さすがに古いので尻のあたりから水が入ってきますが、水を通さないインナーなので浸水は感じても寒くないのです(フード無し、ブーツ、グローブ着用でした)。
インナーが凄いのか、ウェットが凄いのか、どちらなのかと言えば、まず寒くないのはインナーが凄いからだと思います。それから浸水が少ないことと硬くなってもパドルのストレスや動きにくさが全く無いのはウェットが凄いと思います。
最近のウェットは胸と肩回りに余裕がある作りのものも多いです。そういう作りなら生地が多少硬くなっても、いいインナーをプラスすれば使用寿命を延ばせるということです。
7年目のエアドームで浸水を感じたのは尻から右モモのあたりだけでした。浸水箇所があまり多いと寒くなってしまうと思います。ウェットのもともとの動きやすい構造だけでなく、「質の良いラバー」でしっかりとつくられていることが前提だと思います。
その上で、今どきの防水性が高いウェットなら、オール3ミリでも性能が良いインナーを着れば冬も越すこともできると思います。
例えば、U-ZIPは春秋用の3フルを着ていますが、防水性はかなり高いです。首回りは折り返しのダブルネックで無くても、水はほとんど入って来ません(AXXE CLASSICは首回りは少しきつめです)昨日の3ミリエアドームと条件は同じですから、3ミリU-ZIP(裏無し)で、プラスインナーで今の季節も大丈夫だということです。
ウェットを脱ぐときにさすがに硬さを感じましたが、フードをかぶらなかったこと以外は古いウェットスーツで問題無しでした。
次は、3ミリU-ZIPで試してみることにしましょう。
太陽が出ているのでフードはかぶらずに入ったのですが失敗でした。風が冷たいったらありゃしません。
ボードはこれです。6’8”のビッグフィッシュ。7フィートくらいまではビッグフィッシュで、それより長いとロングフィッシュ。理由はありません 笑。そんな感じじゃないですか?
6’8”BONITA、久しぶりの登場なのは自宅のガレージに仕舞い込んでいたせいです。これからはショップの目につくところに置いておくことにします。
ビッグフィッシュ、面白いんですが見た目以上に波がダメでした。ショルダーが緩すぎです。滑り出すとすぐにショルダーが緩くなるので戻ってスープに突入。抜け出したらまたショルダーが無くなってスープへ戻って、最後はスープでインサイドまで。
8.0のフィッシュかプリモだったら、もっと浮力があるのであのショルダーでも先へ滑れたんじゃないかと思います。
それでも久しぶりのビッグフィッシュは面白かったです。今度は波が良いときに持ち出そうと思います。
ウェットも同じで、ガレージに置きっぱなしだった古いゼロのエアドームを持って行きました。裏起毛無しのオール3ミリです。
このウェット、2014年の冬から着始めたものです。7年前です。さすがに硬くなってなんとなく小さくなっていますが、胸と肩回りに余裕がある作りなのでパドルには全然関係ありません。ストレス無しです。
そのままでは絶対に寒いので、プレミアムブラックのショートジョンインナーを着たのですが、それで全く寒くありませんでした。さすがに古いので尻のあたりから水が入ってきますが、水を通さないインナーなので浸水は感じても寒くないのです(フード無し、ブーツ、グローブ着用でした)。
インナーが凄いのか、ウェットが凄いのか、どちらなのかと言えば、まず寒くないのはインナーが凄いからだと思います。それから浸水が少ないことと硬くなってもパドルのストレスや動きにくさが全く無いのはウェットが凄いと思います。
最近のウェットは胸と肩回りに余裕がある作りのものも多いです。そういう作りなら生地が多少硬くなっても、いいインナーをプラスすれば使用寿命を延ばせるということです。
7年目のエアドームで浸水を感じたのは尻から右モモのあたりだけでした。浸水箇所があまり多いと寒くなってしまうと思います。ウェットのもともとの動きやすい構造だけでなく、「質の良いラバー」でしっかりとつくられていることが前提だと思います。
その上で、今どきの防水性が高いウェットなら、オール3ミリでも性能が良いインナーを着れば冬も越すこともできると思います。
例えば、U-ZIPは春秋用の3フルを着ていますが、防水性はかなり高いです。首回りは折り返しのダブルネックで無くても、水はほとんど入って来ません(AXXE CLASSICは首回りは少しきつめです)昨日の3ミリエアドームと条件は同じですから、3ミリU-ZIP(裏無し)で、プラスインナーで今の季節も大丈夫だということです。
ウェットを脱ぐときにさすがに硬さを感じましたが、フードをかぶらなかったこと以外は古いウェットスーツで問題無しでした。
次は、3ミリU-ZIPで試してみることにしましょう。
先週は雪も降って、冬ど真ん中と言う感じです。海に入っていて今日はたぶん一番寒いなあと思っていたら、振り出した雨が雪に変わって…我が家の周りは1~2センチですがこんもりと積もりました。
今年の冬のウェットはどちらも昨年作った、AXXE CLASSICのオートジップの4/3ミリプレミアムブラックとZEROの5/3ミリエアドーム(裏ジャージ)の二本立てです。
雪降った日はこれを着ていました。これにブーツとグローブです。オフショアが冷たかったですが、フードを忘れてしまいました。波待ちが長くなると寒いと感じましたが、まあ大丈夫でした。フードがあれば快適だったと思います。
昔ながらのバックジップスタイルですが、防水性は高く首回りをきちんと調節してベルクロで留めれば浸水はほぼありません。背中はストレッチファスナーなのでこちらのストレスもありません。黒い裏地のプレミアムブラックの発熱性は本当です。パドルアウトすると暖かくなるのを感じます。
バックジップ回帰の方におすすめです。
そして、今年の最右翼は何と言ってもこのU-ZIPです。私は昨年、セミドライを上のバックジップで作ったので、春秋用の3フルでテストしました。

セミドライタイプは、首回りが折り返しの防水ネックになります。何度か着用しましたが、このシングルネックでも水は入りにくいです。防水ネックなら完璧ですね。
湘南メインなら冬用セミドライでもこのシングルネックで行けると思います(選べます)。日帰りトリップなんかで、水が冷たいところへ行くときにはフードをかぶれば首回りの浸水を防げます。そういうのも合理的な使用法ではないかと思います。
首回りもカバーする、ストレスフリーフードは真面目にノーストレスです。(二月中旬入荷予定です)
折り返しの防水ネックはこんな感じです。ZEROのエアドーム。これも防水性がかなり高い構造になっています。

昨年作った5/3ミリ。裏ジャージの起毛無しです。

5/3ミリの前は5年ほどオール3ミリのエアドームを着ていました。3ミリも起毛無しのジャージ裏でした。平気な人はそれで冬越せるらしいですが、寒がりの私はさすがに無理で、プラス0.5ミリのラバーインナー(これも起毛無し)を中に着ておりました。それで全く問題無く真冬の海にのんびりと浮かんでいることができました(ブーツ、グローブは着用)
ですので身ごろが2ミリ厚くなった5/3ミリはインナー無しで平気です。スポンジが厚くなると(5ミリになると)動きやすさが心配になりますが、それで動きがスポイルされることは全くありません。そういう作りになっています。
U-ZIPはフラップをジッパーで留めます。ジッパーは防水ではありませんので海水は普通に入ってきますが、それをインナーの部分でシャットアウトしてスーツ内への浸水を防ぎます。
エアドームも理屈は同じです。フラップをジッパーで留めないだけです。フラップの合わせ目からはU-ZIPと同じように浸水はありますが、その海水はスーツ内へは入ってきません。ジッパーが無い分、着脱はさらに簡単です。
ジャージの裏地は肌触りが良いと好評です。滑りが良いので脱ぐのも楽です。
エアドームは肩回りが大きめのルーズフィットなので、パドルが本当に楽です。(ぴったりフィットのオートジップよりも楽です)U-ZIPはチャージ無しオプションでエアドームと同様に肩回りを大きく作ることができます。(追記:2021-22モデルより、U-ZIPのルーズフィット仕様は無くなりました。)
このルーズフィットというのは、動きやすさの他に暖かさもアップする効果があります。緩めに作られる胸回り、肩回り、上腕部には必然的に空気の層が出来ますが、これも保温性の向上に一役買っています。インナーも着やすくなります。
ルーズフィットを嫌う方もおられますので、U-ZIPがそれをチョイスできるのは進化のひとつかもしれません。まあオートジップ(バックジップ)を着ていて、パドルのストレスは感じないのでぴったりフィットでも問題無いと思います。
スタイルの好みで選んでいただいて問題無しということですが、ひとつだけ。休みの日には一日中海に入ってます、なんていう人はパドルの負荷を少しでも減らすという意味でルースフィットが良いかもです。長い時間で比べると差は出そうです。
AXXE CLASSICの納期はようやく落ち着いてきています。三週間ほどで出来上がっていますので、冬にはまだ間に合います。4月からの3フルの準備もそろそろです。
今は寒いと思っていても、春は意外と早くやってきます。
今年の冬のウェットはどちらも昨年作った、AXXE CLASSICのオートジップの4/3ミリプレミアムブラックとZEROの5/3ミリエアドーム(裏ジャージ)の二本立てです。
雪降った日はこれを着ていました。これにブーツとグローブです。オフショアが冷たかったですが、フードを忘れてしまいました。波待ちが長くなると寒いと感じましたが、まあ大丈夫でした。フードがあれば快適だったと思います。
昔ながらのバックジップスタイルですが、防水性は高く首回りをきちんと調節してベルクロで留めれば浸水はほぼありません。背中はストレッチファスナーなのでこちらのストレスもありません。黒い裏地のプレミアムブラックの発熱性は本当です。パドルアウトすると暖かくなるのを感じます。
バックジップ回帰の方におすすめです。
そして、今年の最右翼は何と言ってもこのU-ZIPです。私は昨年、セミドライを上のバックジップで作ったので、春秋用の3フルでテストしました。
セミドライタイプは、首回りが折り返しの防水ネックになります。何度か着用しましたが、このシングルネックでも水は入りにくいです。防水ネックなら完璧ですね。
湘南メインなら冬用セミドライでもこのシングルネックで行けると思います(選べます)。日帰りトリップなんかで、水が冷たいところへ行くときにはフードをかぶれば首回りの浸水を防げます。そういうのも合理的な使用法ではないかと思います。
首回りもカバーする、ストレスフリーフードは真面目にノーストレスです。(二月中旬入荷予定です)
折り返しの防水ネックはこんな感じです。ZEROのエアドーム。これも防水性がかなり高い構造になっています。
昨年作った5/3ミリ。裏ジャージの起毛無しです。
5/3ミリの前は5年ほどオール3ミリのエアドームを着ていました。3ミリも起毛無しのジャージ裏でした。平気な人はそれで冬越せるらしいですが、寒がりの私はさすがに無理で、プラス0.5ミリのラバーインナー(これも起毛無し)を中に着ておりました。それで全く問題無く真冬の海にのんびりと浮かんでいることができました(ブーツ、グローブは着用)
ですので身ごろが2ミリ厚くなった5/3ミリはインナー無しで平気です。スポンジが厚くなると(5ミリになると)動きやすさが心配になりますが、それで動きがスポイルされることは全くありません。そういう作りになっています。
U-ZIPはフラップをジッパーで留めます。ジッパーは防水ではありませんので海水は普通に入ってきますが、それをインナーの部分でシャットアウトしてスーツ内への浸水を防ぎます。
エアドームも理屈は同じです。フラップをジッパーで留めないだけです。フラップの合わせ目からはU-ZIPと同じように浸水はありますが、その海水はスーツ内へは入ってきません。ジッパーが無い分、着脱はさらに簡単です。
ジャージの裏地は肌触りが良いと好評です。滑りが良いので脱ぐのも楽です。
エアドームは肩回りが大きめのルーズフィットなので、パドルが本当に楽です。(ぴったりフィットのオートジップよりも楽です)U-ZIPはチャージ無しオプションでエアドームと同様に肩回りを大きく作ることができます。(追記:2021-22モデルより、U-ZIPのルーズフィット仕様は無くなりました。)
このルーズフィットというのは、動きやすさの他に暖かさもアップする効果があります。緩めに作られる胸回り、肩回り、上腕部には必然的に空気の層が出来ますが、これも保温性の向上に一役買っています。インナーも着やすくなります。
ルーズフィットを嫌う方もおられますので、U-ZIPがそれをチョイスできるのは進化のひとつかもしれません。まあオートジップ(バックジップ)を着ていて、パドルのストレスは感じないのでぴったりフィットでも問題無いと思います。
スタイルの好みで選んでいただいて問題無しということですが、ひとつだけ。休みの日には一日中海に入ってます、なんていう人はパドルの負荷を少しでも減らすという意味でルースフィットが良いかもです。長い時間で比べると差は出そうです。
AXXE CLASSICの納期はようやく落ち着いてきています。三週間ほどで出来上がっていますので、冬にはまだ間に合います。4月からの3フルの準備もそろそろです。
今は寒いと思っていても、春は意外と早くやってきます。
プレミアムブラックを使用した、ショートジョンインナー入荷しました。伸縮発熱は本当です。
インサイドまで波に乗って、パドルで戻るあいだに発熱して、沖では自分の身体を動かした発熱以上に暖かさを感じます。
ウェットと同じクロロプレンラバーを使っているので水を通しません。何シーズンか使って縫い目からなんとなく水が染みて来て冷たい、というようなウェットには侵入してきた水を直接肌に触れさせないので効果的です。(実際に、あえてそういうウェットを着てテストしました。年明けには春秋用の3フルでもテストしてみようと思います)
破れていたり、そもそも水がどんどん入ってくるようなウェットスーツでは無理ですが、暖かさは想像以上だと思います。
ラバーと起毛で厚みが1ミリほどになるので、既成サイズのウェットでサイズが合っていなかったり、体重が増えてしまったりでウェットがきついというようなときには、さらにきつくなってしまうのでお勧めしませんが、採寸して作ったウェットならアンダーとして着用して問題はありません。(これもいろいろなスタイルのウェットで試しました)
これから寒さが本格的になります。冬の海を快適に、身体のパフォーマンスを落とさないためにも防寒対策はしっかりとしておきましょう。
収穫した作物を蓄え、渡り鳥は南へ旅立ち、人々は長い時間を屋内で過ごす冬がやってきます。ごく自然な時間の流れのままに生きられることは幸せなことだと感じさせてくれる曲です。
これも好きな曲。
いろいろとやっていたら、ブログを書く時間が無くなってしまったので動画を貼り付けてみます。
ミューハンプシャー州だそうです。メイン州の隣。アメリカ合衆国のほぼ北の端はかなり寒いと思いますが混雑が無ければ寒くてもいいや、と思いつつもロブスターグローブしているのを見て、ここは本当に寒そうだなあと。
極寒仕様のフル装備なら平気か?
ウェットスーツに頭が向いているのは、いくつか確かめたいことがあって、ちょうどウェットスーツをいろいろと試着してみていたのです。
試着していたのは、ZEROとAXXE CLASSIC。それぞれ個性的で、作り込みにはそれぞれ違った思想があります。どちらも優れたウェットスーツです。動きやすくて暖かい。真冬に快適に海水に浸かっていられるのは、これらウェットのおかげです。
自分でも使ってみて、いちおう分かったような気になっていますが、ユーザーさんの声を聞くと気が付かなかったこと、気にしていなかったこと(こっちが多いかな)など、新しい発見がまだまだあります。
文章にするのが難しいところもあります。なんでもブログに書けるわけでもありませんので、気になることはオーダーのときになんでも相談してください。
週末も西うねり、続きそうです。日中は日差しに助けられそうですが、朝一と夕方は寒いですよ~。
脈絡はありません。ライ・クーダーのTattler、バックコーラスがあんなに濃いなんて知りませんでした。
ミューハンプシャー州だそうです。メイン州の隣。アメリカ合衆国のほぼ北の端はかなり寒いと思いますが混雑が無ければ寒くてもいいや、と思いつつもロブスターグローブしているのを見て、ここは本当に寒そうだなあと。
極寒仕様のフル装備なら平気か?
ウェットスーツに頭が向いているのは、いくつか確かめたいことがあって、ちょうどウェットスーツをいろいろと試着してみていたのです。
試着していたのは、ZEROとAXXE CLASSIC。それぞれ個性的で、作り込みにはそれぞれ違った思想があります。どちらも優れたウェットスーツです。動きやすくて暖かい。真冬に快適に海水に浸かっていられるのは、これらウェットのおかげです。
自分でも使ってみて、いちおう分かったような気になっていますが、ユーザーさんの声を聞くと気が付かなかったこと、気にしていなかったこと(こっちが多いかな)など、新しい発見がまだまだあります。
文章にするのが難しいところもあります。なんでもブログに書けるわけでもありませんので、気になることはオーダーのときになんでも相談してください。
週末も西うねり、続きそうです。日中は日差しに助けられそうですが、朝一と夕方は寒いですよ~。
脈絡はありません。ライ・クーダーのTattler、バックコーラスがあんなに濃いなんて知りませんでした。
アイデンティファイ ウェットスーツ 2020年秋冬モデルをアップロードしました。シンプルさで人気のMODEL-Aに機能性をくわえ、さらにシンプルにモデルチェンジしました。

伸縮発熱はAXXE CLASSICのプレミアムブラックですでに検証済ですが、アイデンティファイで使用しているAIR PYRO(エアパイロ)は、伸縮発熱にさらに吸湿発熱と蓄熱機能が加わっています。
つまり、動いて発熱して、ウェットの内部での発汗を熱に変え、さらにそれを蓄熱するという三段階保温性能を持っています。
MODEL-Aはその発熱素材のAIR PYROを胸部に配し、伸縮性が高く水を含みにくい(=暖かい)VELVET BRを腕と脚に使用しています。
デザイン性も忘れていません。おしゃれなウェットスーツをお探しの方は、AIDENTIFYウェットスーツです。
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伸縮発熱はAXXE CLASSICのプレミアムブラックですでに検証済ですが、アイデンティファイで使用しているAIR PYRO(エアパイロ)は、伸縮発熱にさらに吸湿発熱と蓄熱機能が加わっています。
つまり、動いて発熱して、ウェットの内部での発汗を熱に変え、さらにそれを蓄熱するという三段階保温性能を持っています。
MODEL-Aはその発熱素材のAIR PYROを胸部に配し、伸縮性が高く水を含みにくい(=暖かい)VELVET BRを腕と脚に使用しています。
デザイン性も忘れていません。おしゃれなウェットスーツをお探しの方は、AIDENTIFYウェットスーツです。
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お知らせ:10月13日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。
波は少しだけ残ったみたいですが、今日はランニング。波乗りばかりで腰が痛いし、波乗りとは違う身体の使い方をしたかったのです。波乗りやっていれば身体はOKですが、動きを変えるというのも大事だと思っています。
裏山トレイル、8キロ/1hくらいのゆるラン。走っていると涼しい北風が汗をかいた身体にかなり気持ちがいい。身体が喜んでいるのが良く分かります。丹沢から秩父山系までの稜線がくっきり見えるようになってきました。秋の空気です。
足元は変わらず、ベアフットです。ソールがあるシューズよりも細かいところの足の筋肉を使います。波乗りにはこれが一番。画像のアースサンダルとフィンガーシューズを使ってますが、地下足袋でもOKです。

自宅へ戻って、体幹とプッシュアップ(正月から続けてます)。海に入っているとこういうのも調子良くできます。アップしているのを実感。シャワーで汗を流してから瞑想を15分。これで仕事前のフルコース終了です。
マユハケオモトが花芽を出し始めました。毎年10月。時期を間違えずに出てきます。この花が出てくると秋本番です。

ウェットのリペアを承りました。お尻のパーツ交換です。この方はお尻の骨が出ているのかこういう消耗のしかたになります。ヒジが破れやすい人など、人それぞれのクセがあります。
作っていただいてから、まるまる四年のウェットですが、生地は全然柔らかいです。リペアでもう少し着られると思います。時間が経つとだんだんリペアも難しくなってきます。古い生地と新しい生地と貼り合わせが、生地の経年劣化で難しくなってくるからです。
そうなってくると寿命です。見た目はしっかりしていても、生地の合わせ目から水が浸みこんできたりするようになります。水温が高い時期に使うウェットなら多少の浸水は気になりませんが、水温が低い時期には体温を下げることになります。
使っていて最初に浸水が始まることがいちばん多いのはお尻の周辺でしょうか。波待ちでボードに跨るので伸び縮みが大きいのと、体重とボードの浮力の圧力とが上下からかかるポイントなのでラバーがつぶれやすいのです。
ラバーの中には独立した小さな気泡の粒がたくさんあります。これが保温してくれるのですが、古くなってくるとこれが潰れます。気泡が潰れるとラバー自体もつぶれたように薄くなります。そうなると破れていなくても水が浸みこんでくるようになります。
波待ちしていてお尻から水が入ってきて冷たいから、そのあたりの縫い目をボンドでくっつけてみても水が浸みてくる。そうなったら修理が必要になってきます。縫い目からの浸水じゃないのです。
生地の劣化はどうしても避けられないことですが、リペアすることでまた保温性を回復することができます(冬場の波待ち中の尻からの浸水は本当に冷たく、冷えの原因です。震えが止まらなくなってしまったら低体温症の初期症状ですので、要注意です。)
冬、波待ちが寒くてもう寿命かと思ったら、ウェットを作ったショップにいちど相談してみてください。リペアすることで寿命を延ばすことができる可能性ありです。
うちで取り扱っているウェット、AXXE CLASSIC、 ZERO、AIDENTIFY、STEAMER、どれもリペアできます(これらのメーカーでしたら他店で作ったものでもOKです)。セミドライを冬に着ていて、そういえば…と思い当たることがあれば、本格的な冬のシーズンになる前にご相談ください。決してお安くないセミドライです。少しでも長く使えるようご協力させていただきます。
ウェットは生地同士を接着して、縫い合わせることで縫い目の防水性と強度を確保しています。接着だけではすぐに破れるし、縫うだけでは水が入ります。防水性を高めているのが接着ですが、使っているとこの接着剤も劣化してきます。
身体のあちこちから、なんとなく水が浸みこんでくるようになるのは接着剤の劣化です。浸みこむ量が多くなるとこれも体温を奪うことになります。
こうなってくるとウェットの寿命が近づいているサインですので、リペアで浸水を減らすのは難しくなります。
新しいウェットを作ることをお勧めしますが、どうしてもあとワンシーズンだけ使って来シーズンに作りたいという方には、インナーを使うという方法があります。0.5ミリと裏起毛の二種類の「水を通さない」インナーがあります。
「水を通さない」というところが重要です。以前、実際に実験くんしていますので、過去ブログご覧ください。どのインナーが良いのか、いつでもご相談にのります。
ここまで読んでいただいて、リペアでもインナーでも無く、今年はセミドライ作るぞーという方は、ぜひ一度ご相談ください。ボードと同じでウェットにもずいぶん投資している私です 笑。真冬でも暖かくて動きやすいウェットとアイデアがあります。
明日(13日・火)はお休みいただきます。
波は少しだけ残ったみたいですが、今日はランニング。波乗りばかりで腰が痛いし、波乗りとは違う身体の使い方をしたかったのです。波乗りやっていれば身体はOKですが、動きを変えるというのも大事だと思っています。
裏山トレイル、8キロ/1hくらいのゆるラン。走っていると涼しい北風が汗をかいた身体にかなり気持ちがいい。身体が喜んでいるのが良く分かります。丹沢から秩父山系までの稜線がくっきり見えるようになってきました。秋の空気です。
足元は変わらず、ベアフットです。ソールがあるシューズよりも細かいところの足の筋肉を使います。波乗りにはこれが一番。画像のアースサンダルとフィンガーシューズを使ってますが、地下足袋でもOKです。
自宅へ戻って、体幹とプッシュアップ(正月から続けてます)。海に入っているとこういうのも調子良くできます。アップしているのを実感。シャワーで汗を流してから瞑想を15分。これで仕事前のフルコース終了です。
マユハケオモトが花芽を出し始めました。毎年10月。時期を間違えずに出てきます。この花が出てくると秋本番です。
ウェットのリペアを承りました。お尻のパーツ交換です。この方はお尻の骨が出ているのかこういう消耗のしかたになります。ヒジが破れやすい人など、人それぞれのクセがあります。
作っていただいてから、まるまる四年のウェットですが、生地は全然柔らかいです。リペアでもう少し着られると思います。時間が経つとだんだんリペアも難しくなってきます。古い生地と新しい生地と貼り合わせが、生地の経年劣化で難しくなってくるからです。
そうなってくると寿命です。見た目はしっかりしていても、生地の合わせ目から水が浸みこんできたりするようになります。水温が高い時期に使うウェットなら多少の浸水は気になりませんが、水温が低い時期には体温を下げることになります。
使っていて最初に浸水が始まることがいちばん多いのはお尻の周辺でしょうか。波待ちでボードに跨るので伸び縮みが大きいのと、体重とボードの浮力の圧力とが上下からかかるポイントなのでラバーがつぶれやすいのです。
ラバーの中には独立した小さな気泡の粒がたくさんあります。これが保温してくれるのですが、古くなってくるとこれが潰れます。気泡が潰れるとラバー自体もつぶれたように薄くなります。そうなると破れていなくても水が浸みこんでくるようになります。
波待ちしていてお尻から水が入ってきて冷たいから、そのあたりの縫い目をボンドでくっつけてみても水が浸みてくる。そうなったら修理が必要になってきます。縫い目からの浸水じゃないのです。
生地の劣化はどうしても避けられないことですが、リペアすることでまた保温性を回復することができます(冬場の波待ち中の尻からの浸水は本当に冷たく、冷えの原因です。震えが止まらなくなってしまったら低体温症の初期症状ですので、要注意です。)
冬、波待ちが寒くてもう寿命かと思ったら、ウェットを作ったショップにいちど相談してみてください。リペアすることで寿命を延ばすことができる可能性ありです。
うちで取り扱っているウェット、AXXE CLASSIC、 ZERO、AIDENTIFY、STEAMER、どれもリペアできます(これらのメーカーでしたら他店で作ったものでもOKです)。セミドライを冬に着ていて、そういえば…と思い当たることがあれば、本格的な冬のシーズンになる前にご相談ください。決してお安くないセミドライです。少しでも長く使えるようご協力させていただきます。
ウェットは生地同士を接着して、縫い合わせることで縫い目の防水性と強度を確保しています。接着だけではすぐに破れるし、縫うだけでは水が入ります。防水性を高めているのが接着ですが、使っているとこの接着剤も劣化してきます。
身体のあちこちから、なんとなく水が浸みこんでくるようになるのは接着剤の劣化です。浸みこむ量が多くなるとこれも体温を奪うことになります。
こうなってくるとウェットの寿命が近づいているサインですので、リペアで浸水を減らすのは難しくなります。
新しいウェットを作ることをお勧めしますが、どうしてもあとワンシーズンだけ使って来シーズンに作りたいという方には、インナーを使うという方法があります。0.5ミリと裏起毛の二種類の「水を通さない」インナーがあります。
「水を通さない」というところが重要です。以前、実際に実験くんしていますので、過去ブログご覧ください。どのインナーが良いのか、いつでもご相談にのります。
ここまで読んでいただいて、リペアでもインナーでも無く、今年はセミドライ作るぞーという方は、ぜひ一度ご相談ください。ボードと同じでウェットにもずいぶん投資している私です 笑。真冬でも暖かくて動きやすいウェットとアイデアがあります。
明日(13日・火)はお休みいただきます。
昼間の日差しが「暑い」から「心地よい」に変わってきました。秋らしい秋は久しぶりじゃないでしょうか?昨年などは10月になっても暑くて、お彼岸からひと月遅れでヒガンバナが咲いていました(今年は季節通りに咲いてますね)
少しずつ深まっていく秋ですが、皆さんウェットスーツの準備はお済でしょうか(やっぱり、そこへ来ました)もうちょっとしたら3フルの季節で、それから二か月後はもう年末です。あっという間です。
いつも言っていることですが、秋冬(特に真冬)はウェットの性能がライディングにも大きく影響します。動きにくいウェットや保温力が無いウェットでは身体のパフォーマンスも半減します。
今年の最右翼モデルは何と言っても、AXXE CLASSICのU-ZIPモデルです。私は3ミリフルスーツをネッスルで作りました。

AXXE CLASSICはブランドの立ち上げ当時からお付き合いさせていただいてます。私はジッパーレスのウェットはAXXE CLASSICが初めてでした。
そこからネックインスーツ → ロングチェストジップと進化してきて、今回のU-ZIPです。動きやすさや着脱性の簡単さ、保温性など、モデルチェンジするごとに進化してきたのを同じ時間の流れで体感してきました。
そうやって考えても、今回のU-ZIPは画期的であり、そろそろ最終形体じゃないかと思うくらいです(細かい改良点は出てくると思いますが)
フラップを上げた状態です。とにかくシンプルなのがお分かりいただけると思います。首回りのパーツはネックインのときの思い切り伸びるラバーです。着るのも脱ぐのも簡単です。
ジッパー回りの防水のしくみはロングチェストジップと同じです。これも真冬に経験済ですが、ジッパーからの浸水はゼロと言い切れます。それでいてシンプルに軽い作りになっています。すごいです。
AXXE CLASSICには個人的にはもうひとつ、地味目にすごいと思っているモデルがもうひとつあります。
昨年から登場したオートジップシステムのバックジップスーツです。
オートジップというのは、背中の防水のしくみがジッパーの上下に連動してくるジッパーのことです。今までだとインナーネックがどこかへ行ってしまって(背中で見えないし届かないので、見失うと結構大変でした)いたのを解消したしくみのことです。
それだけじゃありません。
これは実際に使ってみると分かるのですが、バックジップの弱点だった首回りの防水性が、ノンジップと同程度に向上しているのです。いきなり三段階くらい飛び越してきた感じです。
今年の年明けからこれで何度も波乗りしましたが、首回りを適切にフィット(首の締め具合は調節できます)させれば、ドルフィンでもワイプアウトでも首回りからの浸水はほぼゼロとこちらも言い切ります。真冬でも(湘南です)全く寒くありませんし、動くと暖かくなるという裏地は看板に偽りなく発熱します(U-ZIPも同じ素材です)
それから、U-ZIPのあの形に曲がっているジッパーを見ればお分かりいただけると思いますが、同じジッパーを使っているので背中へのストレスも多いに軽減されています。ひっぱると縦に伸びます(それまでのジッパーはがっちり伸びません)ジッパーのストレスは感じません。
実際に使ってみての感想です。自分で気に入らないものはお勧めしませんし、自分でも着ません。
もうひとつ気に入ってずっと使っているウェットがあります。
ZEROウェットスーツのエアドームです。最初のものは5シーズンほど使って(2014~2019)、昨年新しくしました。長持ちするのもお勧めポイントです。
これの良さは作りがシンプルで動きやすいということ(パドルは本当に楽です)。防水性と保温性が高く、暖かいということ。
茨城まで5/3ミリの裏起毛無しで冬も大丈夫です。裏起毛無しというのがポイントです。さらりとして肌触りが良いいので着心地も良いのです。
AXXE CLASSICでネックインが登場したころは、このZEROのエアドームが一番のお気に入りでした(文字通り首がネックな私はネックインは首の防水リングが苦手で、防水のためにフードをかぶっていました。ネックインをオーダーいただいた方には、首締め付けても平気ですか?と聞いていました)
ロングチェストジップとではエアドームの方が作りがシンプルで軽い分、少しだけゼロに軍配上がってましたが、今回のU-ZIPでは完全にイーブンです。
すべて主観なので、これまで書きませんでしたがイーブンに感じる今は白状してもいいでしょう。これ本音です。そのくらいエアドームは独創的だと思います。
なので現在のおすすめウェットの二大巨頭は、AXXE CLASSIC U-ZIPとZEROウェットスーツのエアドームの二つです。どちらも甲乙つけがたい良いウェットです。
最後にあんまり有名じゃないブランドも紹介させてください。茨城のSTEAMERサーフスーツです。
セミドライでは防水性と動きやすさでは上の二つのブランドには負けます。でも春秋用の3フルはラバー、ジャージともにいい素材を使っていますので低価格ながら着ていて快適で動きやすいです。作っていただいた方、皆さんにそう言っていただいています。
クラシックなイメージでラバーを多く使った、ごく普通のウェットです。3ミリフルスーツやロングジョンとジャケットのセットアップなんか良いですよ。
どのメーカーも現在、3~4週間ほど時間がかかっていますのでお早目がお勧めです。
少しずつ深まっていく秋ですが、皆さんウェットスーツの準備はお済でしょうか(やっぱり、そこへ来ました)もうちょっとしたら3フルの季節で、それから二か月後はもう年末です。あっという間です。
いつも言っていることですが、秋冬(特に真冬)はウェットの性能がライディングにも大きく影響します。動きにくいウェットや保温力が無いウェットでは身体のパフォーマンスも半減します。
今年の最右翼モデルは何と言っても、AXXE CLASSICのU-ZIPモデルです。私は3ミリフルスーツをネッスルで作りました。
AXXE CLASSICはブランドの立ち上げ当時からお付き合いさせていただいてます。私はジッパーレスのウェットはAXXE CLASSICが初めてでした。
そこからネックインスーツ → ロングチェストジップと進化してきて、今回のU-ZIPです。動きやすさや着脱性の簡単さ、保温性など、モデルチェンジするごとに進化してきたのを同じ時間の流れで体感してきました。
そうやって考えても、今回のU-ZIPは画期的であり、そろそろ最終形体じゃないかと思うくらいです(細かい改良点は出てくると思いますが)
フラップを上げた状態です。とにかくシンプルなのがお分かりいただけると思います。首回りのパーツはネックインのときの思い切り伸びるラバーです。着るのも脱ぐのも簡単です。
ジッパー回りの防水のしくみはロングチェストジップと同じです。これも真冬に経験済ですが、ジッパーからの浸水はゼロと言い切れます。それでいてシンプルに軽い作りになっています。すごいです。
AXXE CLASSICには個人的にはもうひとつ、地味目にすごいと思っているモデルがもうひとつあります。
昨年から登場したオートジップシステムのバックジップスーツです。
オートジップというのは、背中の防水のしくみがジッパーの上下に連動してくるジッパーのことです。今までだとインナーネックがどこかへ行ってしまって(背中で見えないし届かないので、見失うと結構大変でした)いたのを解消したしくみのことです。
それだけじゃありません。
これは実際に使ってみると分かるのですが、バックジップの弱点だった首回りの防水性が、ノンジップと同程度に向上しているのです。いきなり三段階くらい飛び越してきた感じです。
今年の年明けからこれで何度も波乗りしましたが、首回りを適切にフィット(首の締め具合は調節できます)させれば、ドルフィンでもワイプアウトでも首回りからの浸水はほぼゼロとこちらも言い切ります。真冬でも(湘南です)全く寒くありませんし、動くと暖かくなるという裏地は看板に偽りなく発熱します(U-ZIPも同じ素材です)
それから、U-ZIPのあの形に曲がっているジッパーを見ればお分かりいただけると思いますが、同じジッパーを使っているので背中へのストレスも多いに軽減されています。ひっぱると縦に伸びます(それまでのジッパーはがっちり伸びません)ジッパーのストレスは感じません。
実際に使ってみての感想です。自分で気に入らないものはお勧めしませんし、自分でも着ません。
もうひとつ気に入ってずっと使っているウェットがあります。
ZEROウェットスーツのエアドームです。最初のものは5シーズンほど使って(2014~2019)、昨年新しくしました。長持ちするのもお勧めポイントです。
これの良さは作りがシンプルで動きやすいということ(パドルは本当に楽です)。防水性と保温性が高く、暖かいということ。
茨城まで5/3ミリの裏起毛無しで冬も大丈夫です。裏起毛無しというのがポイントです。さらりとして肌触りが良いいので着心地も良いのです。
AXXE CLASSICでネックインが登場したころは、このZEROのエアドームが一番のお気に入りでした(文字通り首がネックな私はネックインは首の防水リングが苦手で、防水のためにフードをかぶっていました。ネックインをオーダーいただいた方には、首締め付けても平気ですか?と聞いていました)
ロングチェストジップとではエアドームの方が作りがシンプルで軽い分、少しだけゼロに軍配上がってましたが、今回のU-ZIPでは完全にイーブンです。
すべて主観なので、これまで書きませんでしたがイーブンに感じる今は白状してもいいでしょう。これ本音です。そのくらいエアドームは独創的だと思います。
なので現在のおすすめウェットの二大巨頭は、AXXE CLASSIC U-ZIPとZEROウェットスーツのエアドームの二つです。どちらも甲乙つけがたい良いウェットです。
最後にあんまり有名じゃないブランドも紹介させてください。茨城のSTEAMERサーフスーツです。
セミドライでは防水性と動きやすさでは上の二つのブランドには負けます。でも春秋用の3フルはラバー、ジャージともにいい素材を使っていますので低価格ながら着ていて快適で動きやすいです。作っていただいた方、皆さんにそう言っていただいています。
クラシックなイメージでラバーを多く使った、ごく普通のウェットです。3ミリフルスーツやロングジョンとジャケットのセットアップなんか良いですよ。
どのメーカーも現在、3~4週間ほど時間がかかっていますのでお早目がお勧めです。

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