MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3
8 10 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
残暑厳しい毎日ですが、ウェットが必要になる季節は必ずやってきます。涼しくなると納期も延びますので、準備はお早めにどうぞ。実際に使ってみてのお気に入りをいくつか紹介させていただきます(着ただけでまだ使ってないのもありますが…)。

最初から使って無いのですいません 笑。ゼロの3ミリフルスーツです。使ってないのは春先からの外出制限のせいです。出番が無いままに暑くなってしまいました。

裏はジャージ素材で3ミリ厚ラバー。春と秋から初冬に使ういわゆる3フルと呼ばれるウェットスーツです。

実はこれお客さまからの猛烈プッシュで作りました。作っていただいた方が、ゼロの3フル着心地いいし、パドルがものすごく楽でぜーったいいいですから着てみて下さいと言われ、それなら試してみなくちゃいけまいと作りました。

届いたのを着てみて、確かにパドルは楽そうだし(腕回りがゆるめに作られております)、裏側は質の良いジャージの肌ざわりもいいしで、海へ行くのを楽しみにしていたのですが結局まだ…。秋に使いますが、着てみれば良いのは分かります。おすすめです。

それからAXXE CLASSICのオートジップ2ミリフルスーツです。

これはたっぷり使いました。2ミリと薄いので動きやすさは抜群です。薄いので快適に使えるのは11月初旬くらいまでです。シーガルやロンスプと同じか、少し寒くなっても使えるウェットとお考え下さい。防水性は高いです。

インナーを使うか、2ミリの裏起毛なら3フルと同じように使えます(起毛無しの3フルバージョンももちろんご用意しております)

それから同じAXXE CLASSICオートジップのセミドライタイプ、つまり真冬用です。今年の冬に何度も使ってます。

バックジップながら防水性はかなり高いです。イコール暖かいということですが、まったくその通りです。バックジップを着たい方は迷わずこれです。動くと発熱するという裏地がついてますが、実際発熱するのでビックリです。

2ミリもセミドライ(4/3ミリ)もフラップが連動するオートジップで、ジッパーは柔軟性があるストレッチファスナーを使っていますので、これまでのバックジップとは全くと言って言い過ぎじゃないくらいパドルや身体の動きが楽になっています。ノンジップと変わりません。


そして、これもずーっと愛用しています。ゼロのエアドームです。オール3ミリでインナーを着て真冬に使っていましたが、去年5/3ミリで新しく作りました。


冬に使いましたが、裏起毛無しですが5/3ミリならインナー無しで寒くありません(茨城の方からもインナー無しで平気ですとご報告受けております)最初にご紹介した3フルと同じ裏地ですのでさらっとした着心地は快適です。作りはシンプルですが水入りません。防水性はかなり高いです。3ミリをずっと使っていましたが耐久性があって長く使えます。


さて、ずーっと黒ばっかりですが、5番目は新製品のAXXE CLASSIC U-ZIP。やっぱり黒です。

これはまだ出番ありません。これからですが、使わなくてもその性能が分かるのは防水のしくみがロングチェストジップと同じだからです。

画像は3フルです。冬用のセミドライは首がダブルネックになって、手首が防水構造になります(厚みは4/3ミリか3ミリの発熱素材です)U字型のジッパーでロングチェストジップの防水性、保温性と動きやすさをそのままに軽量化して、より動きやすく着脱を楽にした画期的なウェットです。


6番目と7番目は秋から初冬にかけての3ミリモデルです。



STEAMERサーフスーツのセットアップと3フルです。どちらも開店以来のロングセラーです。使っている素材は有名ブランドと同レベルで、ネッスル系のDTラバーは着心地良くて伸びが良い高級素材です(私はネッスルはここから入りました)

それでもプライスは税込みで5万円ちょっとというコスパが良いウェットスーツです。激安ではありませんが、価格イコール素材でお得感が高いのがこの二つです。

カラージャージで袖口に色やストライプを入れたりすることもできます(チャージ有ます)ロゴなしのオールブラックもOKです。


フルスーツばかりご紹介しましたが、もちろんそれぞれにシーガルやロンスプなど季節に合わせたカタチがあります。何をどうするかというのは迷うところですが、どれも実際に着てテストをしていますので、まずはご相談してください。


達郎さんのマジックウェイズ懐かしいです。アルバム「BIG WAVE」海に行くときに良く聴いてました(最初はカセットテープですね)

ウェットスーツが届きました。AXXE CLASSICの最新作、U-ジップです。ひさびさにネッスル使用のオール3ミリで作りましたが、着心地はやっぱりネッスルが一番気持ちいいですね。

下半身ジャージの方が耐久性があって取り扱いにも気を使わないのですが、あえてラバー仕様にしてみました。股の部分のラバーとジャージの合わせ目がどうしても弱くなるので、少し気を使って脱ぎ着しなければいけません。(メーカー推奨は下半身ジャージです)

このウェットスーツの正式名称は、HYBRID U-ZIPと言います。何と何のハイブリッドかと言いいますと…。

下が古いモデルで恐縮ですがこの二つ。フラップタイプのノンジップとロングチェストジップです。

ロングチェストジップは、ネックインタイプの後継モデルとして考えられたスタイルです。ネックインスーツの「動きやすく」「防水性が高く」「保温性が高い」という三点に「スーツの着脱が簡単」という多いなプラス要因が加わった人気のスタイルです。

そして、それをさらに発展させたのが、今回のハイブリッド U-ZIPです。

他を真似するのではなく、フラップタイプのスーツとロングチェストジップの構造や使い勝手を独自に研究開発してきた結果の形がこのU-ZIPです。

着脱にコツが必要なネックインタイプを着やすく、脱ぎやすくと考えられたのがロングチェストジップです。ロングチェストジップはその通りの機能を実現していますが、そこに従来のノンジップとの共通点を見いだし、ふたつをうまく融合させたのがU-ZIPというモデルです。

その融合を可能にしたのが、柔軟性があるストレッチファスナーです。ロングチェストジップでもバックジップのオートジップシステムでも動きやすいのはこの柔軟性が高いファスナーのおかげです。それまでのファスナーでは、この曲線を作ることはできません(このファスナーを使ったオートジップモデルがそれだけ動きやすいということもご理解いただけると思います)


ロングチェストジップのジッパーをU字にすることで得られたことは、ウェットの作りがよりシンプルになったことです。

ロングチェストジップでは両腕の力こぶの先あたりまでジッパーが来るため、その部分の生地を二重にする必要があったのですが、U-ZIPではジッパーの両端を背中側へ持っていったことで、肩から先を一枚の生地にすることができました(「*印」までが生地が二枚重なる構造です)


ロングチェストジップでもパドルへのストレスはかなり少ないと思いますが、U-ZIPはそれをさらに軽くしています。

インナーネックはシンプルな作りで、ここからの着脱はかなり楽です。海からちょっと上がって一休みのときも、この状態で快適です。

このスーツは3ミリですが、セミドライタイプは防水のためこのインナーネックがもう少し高くなります。(湘南と同程度の水温の地域なら、この3ミリと同じでも問題無いと思います。低い方が脱着は楽です。胸回りのサイズ同様にこれも選ぶことができます)

外のネックは、セミドライでは折り返しの防水ネックになります。


ロングチェストジップと大きく違うのは、U-ZIPが使えるスタイルの幅の広さです。ロングチェストジップはフルスーツだけでしたが、U-ZIPはスプリング、シーガルもU-ZIPでOKです。その辺が、フラップタイプのノンジップとのハイブリッドという所以です。

U-ZIP、もうオーダーOKです。納期の調整もいたしますのでお気軽にご相談ください。

…と散々褒めてきたU-ZIPですが、実はすでに普通にシンプルで軽快なウェットもあるのです 笑。

これです。バックジップのオートジップシステムです。冬に使っていましたが、シンプルで防水性、保温性、動きやすさ、どれも◎でけっこう気に入っています。ウェットマニアのメネフネ店主の個人的なおすすめです。


まだ暑いと思っていても、すぐにウェットのシーズンはやってきます。準備はお早目に。どのスタイルがよいか、相談乗りますのでいつでもご相談してください。





CLASSICウェットスーツのニューモデル、U-ZIPのご紹介です…と書き始めたものの、先をどう続けようかとしばし考えております。

というのもこの新しいモデル、これまでニューモデルですと言ってご紹介してきたウェットスーツと同列に出来ないと言うか、単にニューモデルと言う範疇には収まらず、ウェットスーツの新しい流れを作り出しているのではないかと思います。

ウェットスーツというと、背中に着脱のためのジッパーがあるバックジップタイプが最もベーシックです。それからその背中のジッパーを廃したノンジッパータイプ。大きくはこの二つに分けられると思います。

ノンジップは胸と肩回りにフラップを配した形から始まり、ネックインスーツへと進化し高い防水性と運動性を実現しましたが、着脱に若干のスキルを必要とすることから、より着脱が楽でネックインスーツと同様の防水性と運動性を持っている胸に長いジッパーがあるロングチェストジップという形へと変わっていきました。

そして、そのロングチェストジップがさらに進化したのが、今回のこのU-ZIPというモデルです。スーツの形状は最初のノンジップタイプの形に戻ったと言って良いと思います。

よりシンプルになった訳ですが、それを実現させたのは柔軟性があるストレッチファスナーと、ロングチェストジップのファスナー周りの防水のノウハウです。


従来の大きくて固いファスナーでは、カーブの部分に歪みが出てしまうため、人の肩回りの立体的なカーブにフィットするこのファスナーのラインは作れません。



それを実現しているのがストレッチファスナーとそれをカーブさせる高い技術です。真っすぐなファスナーをカーブさせている手法は上の画像をよーく見るとお分かりいただけると思います。微妙な作業はウェットスーツの縫製を超えています。すごいです。

フラップの内側はロングチェストジップと同じ構造になっています。防水性が確保されているということが良く分かると思います。

ロングチェストジップではジッパーが肩より先の上腕の力こぶのあたりから始まっていましたが、ジッパーをU字型にして背中側へ曲げて持っていったことで、ロングチェストジップでは上腕から肩にかけての生地が二重に重なっていた部分を、一枚の生地にすることができました。

ロングチェストジップの防水性と保温性を受け継いで、シンプルな構造でより軽く、より動きやすく、着脱もより簡単にというウェットスーツに求められるほとんどの要素を実現しているのが、この新しいU-ZIPモデルです。

これはもう、ノンジップモデルの新しい流れと言っていいと思います。

ロングチェストジップではどうしても胸まわりはジャージになっていましたが、U-ZIPではラバーにすることが可能になりました。ラバー派の方たちには朗報です。


フラップの内側は一枚構造です。これでスーツの内部への浸水はほぼありません。画像は3ミリのジャーフルで春秋用です。冬用のセミドライタイプはもう少し首の前部分が高くなってきますが、湘南では低い方のインナー形状で問題無いと思います。インナーの首回りの高さは選択できるようになっています。水温と着脱のしやすさで選べます。


さらなる工夫は冬用のセミドライの下半身にもあります。これは腰のすぐ横のアップですが、下半身のジャージ部分の縦方向の合わせ目は縫い合わされていません。接着とこのテープで生地と生地をつないでいます。


身体の動きに合わせて伸縮するウェットスーツは、どうしても縫い合わせた部分から弱くなります。何シーズか使っていると股やお尻からなんとなく水が染みこんで、冷たく感じるのは皆さん経験したことがあると思います。

縫わずに生地をつなぎ合わせるこの方法は、生地に縫製の針穴が開きません。縫製糸が通る針の穴はラバーを貫通はしません(貫通すると水が入ります)が生地の途中まで穴を開けます。新しいU-ZIPモデルでは生地に穴を開けずにつなぎ合わせて、生地への負担を減らし耐久性を向上させています。

股の部分も同じです。(ラバー派の方はモモ回りまでラバーにするオプションも用意してありますが、従来の縫製になります)


フラップタイプのノンジップと同様に軽く動きやすくて、防水性と保温性はロングチェストジップやネックインと同じという夢のようなウェットです。U-ZIPはバックジップモデルのオートジップと並んで、ウェットのスタイルに二つの流れを作り出すと言って良いと思います。

バックジップタイプは、オートジップシステムという傑作です。冬はコロナのせいで、セミドライを着た回数も少なめでしたが、動きやすさと保温性、防水性は今までのバックジップとは違います。バックジップ派には自信を持ってお勧めできます。昨冬のウェット総括はこちらをどうぞ。

バックジップのオートジップとノンジップのU-ZIP、どちらアルティメイトかもです。AXXE CLASSICさん、追求しすぎです 笑。

U-ZIP、さっそくテストしてみなくちゃとセミドライを作ろうかと思ったのですが、昨年オートジップのセミドライとZEROのエアドームの5/3ミリの二着も作ったので、3ミリのフルスーツにしました。プレミアムブラックのインナーを着れば冬も行けるんじゃないかと想像しております。

U-ZIPは8月からオーダーOKです。納期を秋に調整することもできます。もちろんオーダー料はいただきません。






ショートジョンが出来上がりました。ロゴは入っていませんが、STEAMER製です。ショートレングスでスキンの面積をできるだけ多くして、クラシックな雰囲気に仕上がりました。シンプルなのが一番です。今なら出来上がりも速いです。身体に密着するウェットはサイズオーダーがベストです。

こちらは、ご夫婦で作っていただきました。ご主人は、オールジャージのシーガル。背中に突合せでロゴマークを入れたら、お祭りのハッピみたいで粋な雰囲気。いいじゃないですか。


奥さまはジャーフルのロゴなし。手首のマルベリーのカラージャージがアクセントです。


触って実際に着ていただくと分かるのですが、ただ柔らかいだけでなく、弾力性がある良い素材を使っています。有名ブランドにも負けません。肌触りが良いというのも大事な要素です。生地の柔らかさも関係してきますが、着ていて快適です。

デザインはできるだけシンプルにして、その分良い素材を使ってます。決して激安という訳ではありませんが、コストパフォーマンスは高いです。

一番人気はこのセットアップ。ジャケットを2ミリにすればタッパーとして使えます(通常は、ロングジョン、ジャケット共に3ミリです)

税込み、オーダー料込みで¥53.900。3ミリフルスーツも同じ価格です。

私がウェット職人に直接オーダーしているので、企画力や製品の開発力では有名ブランドにはかないません。でもその分、ひたすらシンプルにクラシックにという方向性で素材のクオリティを上げつつ価格を抑えています。

シンプルでクラシックなSTEAMERサーフスーツは、こちらをご覧ください。

機能性や新しいアイデアという面では、こちらです。強力です。

今年の秋からスタートする、AXXE CLASSICのU-ZIPです。


チェストジップ、ネックイン、ロングチェストジップと分化、推移してきたノンジップモデル(背中にジッパーが無いという意味です)ですが、このU-ZIPという形態にすべて収束して行くことと思います。

詳しくはまた後ほど書きますのでお楽しみに。凄いです。




X

アイデンティファイのロンスプが出来上がってきました。アイデンティファイ、最近人気です。ラバースキンの面積が多いのと、カットにデザイン性を持たせているのが特徴です。

画像はVESSELというモデルです。胸の X状のカットが特徴ですが、スムーススキン(表面に光沢があります)とメッシュスキン(つや消し)を組み合わせてパドルの際に滑りにくいよう考えられています。機能とデザインを兼ねた作りです。

モモのパーツまでスキンを使っていますが、テンションがかかる股部と波待ちでワックスが付いたデッキに跨るモモの内側は耐久性を考えたジャージ素材が使われています。

スキンが多いウェットがお好きな方におススメです。2020年春夏 AIDENTIFYウェットスーツ

もうひとつは、定番のコレ。STEAMERのロングジョンとジャケットのセットアップ。開店から20年、1000円と消費税分は値上がりしましたが品質はそのまま、おまけにデザインもほぼそのまま。

変えようが無い、シンプルなデザインです。ジャケットは3ミリ、2ミリどちらでもOKです。セットアップの季節は3フルとほぼ同じです。今年はセットアップの出番が無くて、もうロングジョンの季節になってしまいましたが、秋にはまた使えます。トランクス+ジャケットでも使えます。

袖にストライプを入れたり、ロングジョン(ショートジョンでも)の胸にカラージャージを使ったり、いろいろできます。私はこんなショートジョンを作ってもらいました。そういえば、ちょっと前にウェットパンツも作りました。


みなさんのアイデア次第です。相談に乗ります。

もうなんか、なんでもいいから波乗りしたくなる映像 笑。
AIDENTIFYウェットスーツのページ、2020年モデルを更新しました。
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/wet/aidentify.htm

AIDENTIFY、アイデンティファイも縁あってブランドの立ち上げ当時からのお付き合いです。クラシックなデザインをベースに、デザイン性を取り入れたおしゃれなウェットスーツです。特長はラバーを多用しているデザインだと思います。RUBBER LOVERな方にはたまらないと思います。

アシンメトリーなボディのカットのSWORD。


Xカットが特徴のVESSSEL。


スムーススキンとメッシュスキン、質感が違うふたつのラバーを組み合わせでデザイン性を出し、どうしてもジャージにする必要性がある箇所(ヒザ、尻、わきの下)以外はこれでもかというくらいにラバーです。

ただラバーをたくさん使っているだけではなく、ストレスがかかって破損が多い股の部分のパーツはラバーを大きくとって、縫い目にかかるテンションを分散させるなどの工夫がなされています。

一番、オーソドックスなスタイルがこのMODEL-Aです。


どれを選んでいただいても、ロングボードやオルタナティブ系のボードに合うデザインです。オプションでバックジップをストレッチファスナーにすることができます。ロゴマークにプリントではなく、刺繍のパッチのオプションがあるのもアイデンティファイらしいのではないかと思います。

ビーチでブラックラバーで渋めに目立ちたい方に、ばっちりなのがアイデンティファイです。アイデンティファイもオーダー料無料でお作りしております。

オーダー、お待ちしております。ウェットスーツの採寸の際には、私もマスクを着用させていただきますのでよろしくお願いします。



ブランドの立ち上げ以来ずっとお付き合いさせていただいているAXXE CLASSIC。もう10年以上です。地味で目立たないロゴマークは、最近あちこちの海の中で目立つようになりました。毎年のように新しいアイデアでサーファーの心を引き付けていますが、その秘密は製品テストの繰り返しとユーザーからのフィードバックによる小さな改良の積み重ねという地味な努力の賜物だと思います。

おかげで私はすっかりラバーフェチ…、いいえウェットスーツマニアになってしまいました。

そんなAXXE CLASSICから、2020年春夏のカタログがリリースされました。AXXE CLASSICホームページのオンラインカタログをご覧ください。https://www.axxe.jp/ebook/2020ss/

春夏のイチ押しはこれです。昨年登場したオートジップシステムとリサイクル素材「ECO BLUE」を使用した新素材「Re:Blue」です。

リサイクル素材というとどうしても「あまり柔らかくない」というイメージがあります。けれども今回のこのReBlueは、ネッスルかと間違うくらいの肌触りの良さと伸縮性です。

この素材は、日本国内で回収されたペットボトルから作られているそうです。サーフボードもラバーもほとんどを石油に依存している素材で作られています(天然ラバーは石油由来ではありませんが、森林を切り開いて作られたプランテーションで生産されています。どちらが環境に優しいかどうかという答えは簡単には出ません。)話が反れそうですが、出来る部分から少しでもやってみましょうということで良いと思います。

話を戻して、オートジップシステムは昨年から引き続きですが昨年のオール2ミリだけの展開から、3ミリフルスーツ、シーガル、スプリングとアイテム数が増えました。それに加えてコラボレーターのひとりであるCJネルソンのモデルが新登場です。


ここで簡単なおさらいですが、オートジップシステムというのは着脱の際に行方不明になりがちなインナーバリア(ジッパーからの浸水を止めるパーツ)をジッパーと連動させた画期的なしくみです。加えて、ストレッチジッパーという柔軟性がある軽いジッパーを使用しているので、背中のストレスが大幅に軽減されてパドル時の肩甲骨からの腕の動きを妨げず、ジッパーレスのような着心地を実現しているバックジップのウェットスーツのことです。(過去のウェットマニアのカテゴリーを見直してみてください)

さて、新しいCJモデルは腕にカラーチョイスができるストライプが入ります。ストライプ無しももちろんOKで、どちらも価格は同じです。オートジップの素材は、Re:Blueとプレミアムブラック(起毛素材)の二種類です。

フルスーツは、オール2ミリ、オール3ミリ、3/2ミリ(袖が2ミリ)の三種類(シーガルとロンスプも2ミリをチョイスできます)ですが、この厚みの違いをどう考えれば良いか?さらにそれぞれ、裏地に起毛素材のプレミアムブラックの設定があって話をややこしくしています 笑。

オール2ミリの裏起毛無しフルスーツ(今年はRe:Blueですね)は、海水温が高めの海域では秋口のシーガルの季節くらい(確か10月には着ていました)から、オール3ミリと同じように使うことができます。薄いですが防水性が高いので保温性もあります。そして、薄いので動きやすいのです。

海水温が高めと言っても漠然としています。私の場合は12月初旬の湘南で日差しが無い日には、そろそろ寒いかなという感じでした。アイデアとしてはショートジョンタイプのプレミアムブラック素材のインナーを組み合わせれば、突然のように暖かさがアップして2ミリでもう少し引っ張れます。インナーと組み合わせれば3ミリフルスーツとほぼ同じ感覚で大丈夫です。インナーはそのまま冬のウェットのアンダーとして使えます。

2ミリのスーツだけ(インナー無し)で3フルと同じように使いたいと考えるのでしたら、2ミリ裏起毛(プレミアムブラック)が良いと思います。

フルスーツなら、3ミリ裏無し(Re:Blue)=2ミリ裏起毛(プレミアムブラック)=2ミリ裏無し(Re:Blue)+プレミアムブラックインナー、のような感じで(完全にイコールではないと思いますが)目安にしていただいて、ご自分に合ったものを選んでみてください(いつでも相談してください)

3ミリフルスーツ裏起毛(プレミアムブラック)という設定は湘南なら冬のウェットみたいですが作りは春夏用です(袖口の作りや首回りの高さなどが違います)。水温が低い海域で入る方たち用です。

2ミリと同じように、3ミリ裏無し+プレミアムブラックインナーでも良いと思います。そちらの方が長い期間に対応できるのではないかと思います。

春夏のカタログに裏起毛というのは、耳慣れないというか見慣れないというか、ちょっと不思議な感じですがこんな感じに考えていただければと思います。

それから、カタログには出ていませんがロングチェストジップの3ミリも作ることができます。


冬物よりも首回りや袖口の作りがライトになってはいますが、やはり防水性が高いモデルです。湘南の秋では若干オーバースペックになる可能性があります。以前、ネックインスーツのころに3ミリのジャージのネックイン(裏無しです)で2月の雪の日に全く寒さを感じないで波乗りできましたが、それと同じです。海水温が低い地域の方、寒がりの方向けです。

用途に応じていいのがあります。お気軽に相談してください。


もう一人のコラボレーターはこの方。アンディ・デイビスです。


ウェットが黒ばっかりなのに疑問を感じている人はぜひ。色も選べます。

ウェットのカラーって、大抵がブラックベースでポイントに色を入れるような感じです。こんな風に最初から色を使うことを前提にデザインされているのは最近は無かったので新鮮です。

楽しそうじゃないですか。私もショートジョンくらいならいけそうです。


それからサマーアイテムは変わらず定番デザインが揃っています。


AXXE CLASSIC 2020年春夏カタログは金曜に届く予定です。もう少しお待ちください。

AXXE CLASSICに限らず、春先のウェットスーツをお考えの方はお早目にどうぞ。いろいろありますので相談に乗ります。

明日は定休日なので、また明後日にお会いしましょう。それでは、また。

今季の冬は暖冬傾向で、凍り付くような早朝の寒さというのは少なかったと思います。それでも海に入るにはやっぱり冬用のウェットが必要です。暖冬であまり出番が無かったのは、グローブとフードぐらいでウェットはやっぱり暖かいのが必要なのはいつもの冬と変わりはありません。

今季、試してみたのはこの二着です。ZEROエアドーム 5/3ミリの裏地無しとAXXE CLASSICのオートジップ(バックジップ)4/3ミリのプレミアムブラック起毛素材のウェットです。

まずはAXXE CLASSICの4/3ミリ プレミアムブラック。バックジップタイプの進化系です。どのように進化系なのかは過去のウェットマニアカテゴリーをご覧いただくとして、実際に使ってみた感想です。


バックジップにストレッチファスナーという柔軟性が高いファスナー(従来のファスナーは伸縮性ゼロです)を使っていますが、背中の柔軟性がパドルに重要だというのが良く分かります。ノンジップと同等の動きやすさです。

防水性も高いです。バックジップは首回りから浸水しやすいことが多いのですが、それもほぼ解決しています。ドルフィンやローリングスルー、ワイプアウトで海中で回転しているときにも外から冷たい水が入ってくる感覚は一度もありませんでした。

浸水を感じたのは出入りのときの波打ち際で足首から入ってきたぐらいです。これまでのバックジップと比べてみても正直なところ、スゴイと思いました。

裏地は伸縮で発熱するプレミアムブラックという素材です。


発熱するなんて、眉に唾だと思ってませんか?私も最初は少しそう思ってました。

でも、パドルアウトしていると身体の動きでの体温上昇以外に身体が暑くなってくるのをはっきりと感じます。曇りで北風が吹いていた寒い日に、すっかり暑くなってしまったのは本当です。(ブーツは履いて、グローブ、フード、インナーは無しです)

しっかり発熱していると思います。湘南は比較的水温は高い方なので、もっと冷たい海域で入るなら、グローブ、フードなど他の装備をプラスすれば問題無いと思います。同じプレミアムブラックのインナーを着るという手もあります。

暖かいウェットというと、ネックインスーツから流れでどうしてもロングチェストジップタイプに目が行きがちですが、バックジップスタイルも防水性も暖かさでも負けないくらい進化しています。

やっぱりウェットはバックジップという方には強力おすすめです。

そしてもうひとつは、ZEROのエアドーム。5/3ミリで裏地はついていません。


冬用のウェットというと裏地が起毛になっているのが定番ですが、このエアドームはよっぽど寒がりじゃなければ裏地は無くても平気です。寒がりの方も季節に合わせてインナーで調節するのがより長い季節に使えるので良いと思います(インナーを着やすい作りにもなっています。東北地方のユーザーさんはそうやって使われているそうです。)

ニーボードをやっていた木曜の朝早くはこれ一枚で快適でした。裏地が無いと冷たく感じるような気もしますが、そういう感じは全くありません。滑りがいいジャージ素材なので肌触りが良くて動きが楽です。防水性はドライスーツ並みにあります。

肩回りの生地に余裕があることと、内部の構造がシンプルなのでパドルはとても楽です。パドルのストレスの無さはおそらくこのエアドームが一番だと思います。着脱も簡単です。

一点だけ、エアドームに限らず胸、肩、腕回りに余裕がある構造のウェットは、袖口から浸水しやすいと感じるので、袖口は二重袖のオプションを付けることをお勧めしております。

耐久性もあります。今回の5/3ミリの前に作ったオール3ミリのエアドームは、2014年に作っていますがまだ使えます。さすがに生地の合わせ目から水がじんわり染みてきますが、水を通さないインナーを着れば真冬もまだOKです。

最近のウェットスーツはよく研究されていて、保温性や動きやすさ、着脱のしやすさなどの機能性に関しては文句のつけようが無いくらいです。欠点を探してみても、思い当たることはありません。価格は決してお安くはありませんが、どれも満足していただけると思います。それぞれに特長がありますので、作られる際にはご納得いくまでご相談ください。

今年はそろそろ、春物のシーズンですのでまた来期のご参考にしてみてください。

そして春物です。お願いしていた、ZEROの3/3ミリフルスーツが届きました。早速着てみましたが、噂どおりに腕回りが楽で、たっぷりパドルできそうです。プレミアムブラックのインナーを着れば、今でも使えそうな感じです。


AXXE CLASSICは今年もオートジップシステムです。昨年からのオール2ミリに加えて、3/2ミリ、3/3ミリがラインアップに加わります。来週には新しいカタログが届くと思いますので、春物に関しては、また後ほど詳しく書いてみたいと思います。


今朝、起きてコーヒーを飲みながらふと窓の外を見たら、向かいの屋根が霜で真っ白になっていました。いつのまにかそんな季節だなあと思ってみれば、明日はもう12月。もう秋じゃありません。

来週の火曜日あたり波が上がりそうなので、2ミリ裏無しウェット + あったかインナーで実験くんしてみようかとたくらんでおりましたが、3ミリ + インナーに変更お願いします。さすがに2ミリでは胴体は平気でも腕が無理っぽいです(じじいですし)。

新しいバックジップやら何やら、ウェットスーツのことをいろいろと書いてきてますが、新発売云々ではなく暖かさと動きやすさではどのタイプがいいのかと申しますと、やっぱしこの二つです。


AXXE CLASSICのロングチェストジップとZEROのエアドーム。他メーカーさんのことは存じ上げませぬ。うちで取り扱っているブランドの中でということです。

ポイントは二つ、防水性と動きやすさです。

海水の大きな侵入経路のひとつの首まわりにつなぎ目がなく、ラバーを内側に折り返すことで海水の侵入をほぼシャットアウトします。つなぎ目が無いので首の動きへの追随性も高いです。

もうひとつは動きやすさです。

ロングチェストジップもエアドームも、胸と肩回りに余裕を持たせた構造になっています。腕はぐるぐる回ってセミドライと思えないくらいパドルが楽です。パドルが疲れないので、普通のウェットと比べると一時間くらいは長く入っていられます。

この構造は動きやすさだけでなく、ウェットの内部に空気の層ができるので保温性も向上しています。インナーを着ても余裕があると動きやすいのです。

ネックインタイプが登場したころから言っておりますが、ブーツ、グローブ、フード着用で寒い真冬の曇りでさらに北風が強い日でも、外気からほぼ切り離されて海上でのんびりまったりできてしまいます。

新しいバックジップのオートジップシステムは革新的だと思います。背中のジッパーが柔らかくなってパドルは軽いですし、首回りの改良で浸水は劇的と言えるほど減っています。画像はオートジップの首回りです。

それでもバックジップの構造上、生地の合わせ目が首回りには出来てきます。生地一枚でかぶってしまうロングチェストジップやエアドームにはどうしても劣ります。

動きやすさ、保温性を重視してウェットを選ぶのでしたら、迷わずロングチェストジップかエアドームです。


オートジップはバックジップスタイルで、あの動きやすさと防水性を実現したというところに意味があります。たまに首回りから水が入ってくるかもしれませんが、ウェットはやっぱり昔ながらのバックジップスタイルじゃないと、という方にはかなり強い味方です。

年内の出来上がりはまだ間に合いますし、年明けの出来上がり分には割引があります。自分はどのスタイルを選ぶべきか、もし迷っているようでしたらいつでもご相談ください。


いろんなウェットスーツをあれこれと脱いだり着たり、なにやらまた始まった模様です。

着てみたのは、AXXE CLASSICのロングチェストジップ プレミアムドレイン4/3ミリ、クラシックバックジップ SUL D+ 3/3ミリ、クラシックバックジップ2/2ミリ、クラシックバックジップ プレミアムブラック4/3ミリ。 ZEROウェットスーツ、エアドーム5/3ミリと3/3ミリ、とSTEAMERサーフスーツはなぜか、ジャージロンスプ3/2ミリと古くて硬くなったフルスーツ3/3ミリ。

疲れました…。

やっていたのはコレ。SURF GRIPのエアスキンに代わって登場した、0.7ミリラバーのプレミアムブラック、ショートジョンインナーです。


0.7ミリのネオプレーンラバーに、AXXE CLASSICのウェットで使っているのと同じプレミアムブラックの起毛素材が着いています。これまでのエアスキンが0.5ミリだったので、0.2ミリ厚くなった分、ウェットのインナーとして着たときの着心地をいろいろなスーツで試していました。

生地を触った感じでは起毛がふっくらしているので、ウェットの中に着るときついかと思っていましたが特に問題は無さそうです。0.2ミリと起毛で厚みは増えていますが、増えた分は生地の柔らかさで相殺されているみたいです。(さすがに古くて硬くなったのはキツイ)

オートジップシステム バックジップのオール2ミリのインナーに使えば、もうちょっと水温が下がっても使えそうです。同じオートジップでオプレミアムブラック4/3ミリのセミドライの下、つまり起毛の二枚重ねもやってみましたが問題ありません。普通に動けます。

しかしこの黒い起毛素材、プレミアムブラックは暖かそうです。伸縮発熱は本当です。試しに10回、肘の曲げ伸ばしやってみるとウェットの外側から手で触ってはっきり分かるくらい肘の部分が発熱しています。

新しいウェット、寒い海で着てみるのが楽しみですし、同じ起毛を使ったインナーもよさそうです。

エアスキンと同じように水は通しませんので、何年か着てなんとなく浸水してくるようになって冷たいなあと感じるようなウェットの冷たさもシャットアウトできます(エアスキンで体感済です)。

風も遠しませんから、着替えのときに風が吹いてもナイロン地のインナーのあの冷たさはありません。

プレミアムブラックはメーカー入荷待ちですので、入荷までいましばらくお待ちください。
エアスキンのショートジョンはすぐにOKです。

それから、昨日のブログでちょっと書いた年明け納品のお得な情報です。

年内納めの締め切りは、12月8日(日)でクリスマスまでの出来上がりですが、年明けでもいいよーという方にはお待たせしてしまう分、こんなキャンペーンを用意しました。オーダー料無料+¥5.000割引きです。


こちらも年内納めと合わせてオーダー受付しております。

Visitor Map
Create your own visitor map!