MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 7 9
13 14 16 17
20 21 23
26 28 30
ブログ内検索
最新コメント
(11/19)
無題(返信済)
(11/07)
無題(返信済)
(11/01)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158]
カツさんのシェイプルームにはマンダラのMANIさんの落書きの置き土産が残されていました。

やっぱりグリノウにもかなり影響を受けているようです。私のポイントコンセプトのスプーン、まだできないかな~?待ち遠しいです。


Mさんのニーボード、シェイプ完了です。いい感じに仕上がっております。長さは5フィート6インチで23インチの幅はニーボードならでは。ちょうどかっこいいストリンガーのフォームが手に入ったので使ってみました。のちほど画像送ります!


こちらはMINI2 二種類です。Sシェフの5’6”は最短。もう1本は、6’2”です。調子いいミニエッグです。乗ってみて!

それから、お待たせしていたKOOKBOXのユーズド、リペアより戻ってきました。すっきりきれいに治っています。

明日にでもアップロードしたいと思います。

もうひとつのお知らせはAXXE CLASSICのオーダーキャンペーンのお知らせです。
冬のノンジップセミドライとこれから冬まで大活躍する3/3mmフルスーツのオーダーフェア、9月12日より開催します。詳しくは後ほどお知らせします。ご期待ください。

明日はこのボードで行きましょうか。8フィートPRIMOシングルフィンです。今日みたいなコンディションの日には強い味方です。これでクローズアウトのセットを滑り降りてみようと企んでいたのですが、海でケースから出したらワックスがトロリ。

心を入れ替えて古い柔らかいワックスを落とし、クリーンアップしてあげました。これから硬いワックスを塗ってあげます。

PRIMOとMINI2は長さがかなり違いますが、ボトムとレールのシェイプは同じです。どちらも波をスルリと滑ります。

2ラウンド目はサーフマットでしょう 笑。

今朝の海。セットはアタマオーバーでけっこう大きいですが、ブレイクが速くてほぼクローズ。前回の台風よりも勢力が強いせい?思っていたよりも波は大きくなりました。

私は切れた波に乗ろうとミドルセクションに座って波待ちしますが、そこはセットのインパクトゾーン。

こんなコンディションのときには、いつもなら沖から片時も目を離さず、沖にセットが見えればアウトへ一目散にパドルして逃げますが今日は知らんぷりして、セットをくらってみたくなりました。変な私です。

私が知らんぷりしたからと言って波は見逃してくれません。大きな波が横一線に立ち上がって迫ってきます。

潮もかなり引いてフェイスが掘れ、いまにも崩れそうなセットを見ながら「こんな引き潮のときには、いつもならニーボードにいい波くるのに今日はダメね」などと考えながら、ゆっくりパドルして目の前で弾けた波にドルフィンします。

通り過ぎる波もそれぞれの表情があって、同じ波は1本たりとも無いと言うことを改めて実感します。目の前で思い切り砕けたくせに、ドルフィンすると何の抵抗も無く裏側へ抜けてしまう波、逆に吹き飛ばされそうな力で翻弄していく波。

何本ものセットが通りすぎたあとは一面の白い泡です。シュワシュワと長い時間泡が残っています。ボードの上も泡、パドルする手にもサワサワとした泡。太陽に照らされて私の周りは真っ白です。

「海がビールだ~」

パドルしながらそんなことを思わず口走っていた今日の私はやっぱり変です。

1時間半ほど粘って、2本ほど切れたセットを見つけていい感じに滑ることができました。

今日のボードはマットじゃなくてコレ。


5’8”のMINI2 ツインスタビライザーです。MRのツインよりもサイドフィンは若干小さめで、センターフィンはスタビのロングボードのサイドフィンと同じで小さなものですが、しっかりと支えてくれます。

ツインはルースないメージがあるかもしれませんが、そんな感じはあまり受けません。横に走りたいときにはフィッシュのようにしっかりとホールドしてドライブしてくれます。

ボードの向きを変えたいときにはツインフィンのおかげで軽い動きをしてくれます。シングル好きな私ですがマルチフィンもいいものです。

しかしカツさんの板、速いです。今日改めて実感しました。このMINI2、たくさんの人に乗ってもらいたいボードです。カリフォルニアばかりじゃなく、日本のシェイパーが削る板もいいものですよ。

MINI2はツインばかりじゃなく、シングルやクアッド、ボンザー、トライフィン、なんでもいけるボードです。



5’8”の長さながら私のおじさんパドルでもストレスば無い滑り出しをしてくれます。このアウトライン、ボトムのシェイプを変えて、ディスプレイスメント・ハル、トライプレーン・ハルでも調子いいと思います。(ボードはこちらに掲載しています)
風は吹きそうですが明日も同じくらい波ありそうです。あっ、今日はワックス溶かさないように気をつけて、トランクスにジャージのベストタッパーでばっちりストレス無く波乗りできました!

もう聞き飽きたと思いますが今日も暑いです。朝のうちと日が傾けば、そこはかとなく秋の気配も漂うものの、日差しは相変わらず強烈。京都では、39.9度もあったらしいです。

これだけ日差しが強いとトロピカル仕様のワックスでも、日陰にデッキを下にして置いていても油断するとトロトロになってしまってパドルするムネがスルリと滑ったりします。水温も高いので海の中でもワックスが溶けてしまいます。

最近は濃い色で着色されたボードも多いのでサーフボードはなおさら高温になってしまいます。もしかすると新しいタイプのワックスが必要なのかもしれません。たとえば高温で柔らかくしてボードに塗ったあとに日陰においておくと、日差しでは溶けないくらいにがっちり固まるワックスみたいな…(ムネ擦れそうですが)

先日、海にいったときにもボードの温度が上がってしまってどうにもこうにもワックスが塗れなくてかなり困りました。(困っているときにワックスをわざわざ持ってきていただいたSさん、ありがとうございました。こんどなにかご注文いただいたときには、送料サービスします 笑。)

ジャージ素材のタッパーやラッシュガードを着て、身体の方の摩擦を増やすのもひとつの方法ですね。

明日は波ありそうです。MINI2のツインスタビライザーで行きたいと思います。マットは2ラウンド目のつもりです。今日の夜から硬いワックスをしっかり塗って、滑りにくいウェアを準備することにいたしましょう。

今年は春が無くて、冬からいきなり初夏になってしまいましたがこのままだと秋も怪しい感じです。なんだかメルマガで書いたとおりになりそうでちょっとコワイです(メルマガ続き書かなくちゃ)春、秋の季節感が少なくなるのは寂しいですね。

そうなると、今年から来年にかけても寒さが厳しくなるのかなあ?などと考え、現在真冬用のウェットを検討中です。前回の冬はかなりつらい思いをしたので目下、ドライスーツが最右翼です。

こんな暑い日に冬の寒い日のことを思い出すのもなんだか楽しいものです。暑さも寒さも対策が大事ですね。


ビーチクリーンのお知らせがありましたのでご紹介します。
日時:9月23日(木) 9:30~11:00
場所:七里ガ浜、由比ガ浜
当日上記のビーチに受付があると思いますので有志の方は奮ってご参加ください。
カッコよくないけど、楽しいんです。


ミュージカ・サーフィカにも。そういえばこのムービーどうなったんでしたっけ?


地球の反対側、南半球からこんな写真が届きました。

みなさん楽しんでますね。
昨日のサーフマットのお話の続きです。分かりやすく絵に描いてみました。

スープが迫ってきたときや方向を変えたいときの体勢です。両手でノーズ側を持って身体を折り曲げ、ヒザからマットを抱え込むようにします。スープにマットを持っていかれないように抱え込んで、通り過ぎたら身体を伸ばしてキック再開です。方向は瞬時に変えられます。


波を越えるとき。緩い斜面ならそのまま越えていけますが、波が切り立ってくるとトップを越えるときにマットがずれたりします。そこで片手でテールを握って、身体の下にマットをキープします。両手で前後に引っ張って、マットをしゃんとさせるイメージかな?


ターン。波と反対側のレールを握って押し込んで波側のレールに空気を集めます。平水面に浮かんだ状態でどちらかのレールを握ってみて、中の空気が移動するのを感じてみてください。

波側の肘に力をいれがちになりますが、入れすぎるとマットが変形して抵抗になって引っ掛かります。キケン回避で急激に向きを変えたいときにも使えると思います。(昨日、実際にやりました。危ない!と思ってとっさにやったらマットが凄い勢いで向きを変えました。スピードは急激に落ちます。)力を加減しながらうまく使えるかもです。

ビギナーサーフマッターの方、お試しください。改善点、発見があれば教えてください。

話は変わって、カツカワミナミサーフボードのユーズドが入荷しました。

5’8”のDISHです。コンケーブとレールエッジで調子よく反応してくれるシングルフィンです。クリスのクアッドフィッシュも値下げしました。詳しくはホームページをご覧ください。

暑い暑いといいつつも、トレイルを走っているときには日陰の温度が先週までとは違います。ひんやり涼しい日陰は秋の気配。今日は空気も乾いているのか富士山から遠くの山々まできれいに見えました。

町田のビルの間にも…



明日は地域の清掃デーなので、開店30分ほど遅れます。一時半からご来店くださいませ。よろしくお願いします。
朝ごはんを食べているとカツさんから「波あります」の電話。今日はもう台風の影響はないかとノーチェックでした、私。カツさんありがとうございます。

波はコシ~ムネくらい。久しぶりの波です。

いい天気で秋っぽくも見えますが、かなり暑いです。紫外線注意です。

今日のミッションはコレの扱い方を探ること。


最初は、前回使ったままの空気圧。ペタンと二つ折りにできるくらいにフニャフニャ。

マットの上に腹ばいになって沖を目指しますが、安定して進むことができません。マットがちょっとでもずれると中の空気が偏って、方いっぽうだけがプックリ。当然バランスが崩れます。

なんか変、と思いつつもとりあえず波に乗ってみることに。

ちょうど来た波にテイクオフ。波と反対側のレールを握りしめ横へ進もうとするも、空気が変に偏って身体の下からマットが飛び出し、片手でマットを握りしめたままボディサーフィン状態。

空気圧が少ないから中身の空気のバランスのコントロールが難しいんじゃないかと、海の中で空気を吹き込んで膨らませます。

今度はマットが真中で90度ちょっと曲がるくらい。さきほどよりもかなり高めの空気圧です。

中の空気の移動が減ったせいか安定感あります。マットのあちこちを押してみて反応を確かめてみます。右側のレールを掴みながらマットのセンター方向へ押し込むとマットがフワリと動いて反対のレール側へ空気が移動していくのがよくわかります。

このくらいかなあと思いつつテイクオフ。

今度はマットから身体が外れることなくフェイスを横に滑っていきます。岸側のレールをぐっと押しこみながら波側のレールを波に入れるようにするとマットはまたフワリと反応してフェイスにレールが入るような感覚。

中の空気が移動してマットが柔らかく動いて反応している感覚と水の流れに働きかけているのがわかります。

慣れてくるとマットを海面に対して立て気味にしながらボトムターンをすることができます。柔らかいはずなのに不思議な感じです。でも波側の肘に力が入り過ぎるとガクッとブレーキがかかってしまいます。肘がマットを通して海面まで食い込んでしまうみたいです。

まだうまくできませんが、マットの柔らかさを身体で理解して力の入れ具合を加減すればうまくコントロールできそうな気がします。

パイポやボディボードと大きく違うところは「柔らかさ」です。タチアガリサーフィン(SUPじゃなくてボードに立って乗る波乗りです)でもそうですがレールやフィンを体重移動で波に強く食い込ませてボードを動かします。マットは柔らかいのでそれをやろうとすると、波や乗り手が加えた力に負けてしまうのだと思います。

コントロールする感覚を掴めたら、かなり面白い乗り物になりそうです。


今日の時点で分かったこと。

向きを素早く変えるときには、身体を曲げて足を水中へ垂直に下ろします。腰から下でテール側、両手でノーズ側を持って身体でマットを抱え込む感じです。この体勢だと向きを自由に変えるとができます。向きを変える以外にも、大き目のスープがやってきたときにこの体勢でマットを抱え込むとマットが横へ飛び出してしまうことがなくなります。しっかりキープしたいときに使えると思います。

スープがもっと大きいときには身体の横にしっかり抱えて放さないようにしていました。潜れないので押し戻されるのは仕方ないのか…。上の体勢でこらえられれば波が通り過ぎた後すぐにゲティングアウトを再開できます。

崩れる前の波を超えるときにもマットが横に飛び出しそうになります。これは波を越える瞬間に片手でノーズを握って、もう片方の手でテールを握ればマットを常に身体の下の定位置にキープできます。

とりあえず今日のところはこんな感じです。他にも「こうやったらいいよ」というのがあればぜひ教えてください。

まだまだ試行錯誤ばっかりですが、こういうの大好きです。

サーフマット、やっぱり奥が深いです。
パイポで遊んだ翌日、場所を変えてMT-5サーフマットにトライしてみることにしました。奥の岩場の前にフェイスを滑れそうな波が崩れていました。昔、ボディボードで何度か遊んだ場所です。


マットを水に浮かべ、その上に腹這いになって乗っかります…が、身体が滑って水に落っこちます。(正確に言うと、身体の横からマットが浮力で飛び出す)

上半身は裸でトランクスがすべすべしたナイロンのせいか、下半身中心に滑ります。

浮力と支えている体重の差がすくなくなれば少しは安定するかと考えて、空気を抜いて浮力を減らしてみることに。180度ペタンと折れ曲がるくらいまで抜いてみるとなんとか滑らずマットの上に乗ることができました。(それでも浮力はたっぷりです)

マットの表面はトラクションがある素材ですが、ナイロンのトランクスはあんまり相性が良くなかったみたいです。ショートジョン着ていたほうが良さそうです。

なんとかキックで進める状態にはなったものの、いままで使っていたマットにくらべて格段に柔らかいのにかなりのとまどいが…。

一筋縄ではいかなそうな雰囲気です。

最初の波…。

盛り上がって近づく波に一生懸命キックをしますがまるでダメ…。マット自体が柔らかいので抵抗なく進むように全身を使ってマットの形を整えてあげなければいけないみたいです。(空気圧が低いのでなおさら)

何度か乗り損ね、正直ナメていた自分に反省。意外に難しいです。

上体をリラックスさせて気持ちノーズロッカーをイメージしてマットの形を作りながらキック…。

本当にスルッと滑り出していました。

いままでの硬いマットと全く違う感覚。抵抗を全く感じない滑らかな感覚。「なんじゃコリャー」と思っていたら、あっと言う間にリップをかぶって海の中でもみくちゃになっていました。


パイポの波の表面をダイレクトに感じる感覚とはかなり違います。空気がショックアブソーバーになって氷の上を滑っているような本当に滑らかな感覚です。そして速い。

どのくらい速いかと言うと、何本めかの波で、トランクスがすっぽり脱げたくらいです。ヒザでなんとか止めましたがトランクスをヒザまでズリ落とした状態で、エアマットの上にお尻丸出しで滑っていたはずです。速いです。その昔流行った、半ケツどころじゃありません。

全裸サーフィンの気持ちよさが少し分かったような気がしました。

話がずれそうですが、波側に空気を集めて…なんてやっている余裕はまったくありませんでした。マットを使ってのコントロールもありますが、波を滑るときの乗り手の姿勢も重要だと思います。

サーフマット、奥が深そうです。
8月も終りに近づいていますが、今年の特別な暑さに秋の気配はまだまだ遠慮気味のようです。

午前の海。

日除けのパラソルを立てて、椅子を置いて、クーラーボックスにはたっぷりの氷と飲み物を用意して砂浜での一日のはじまり。いくつになってもワクワクします。


陣地を作ったら、さっそくショアブレイクにパイポで挑戦。


波と戯れるのは楽しいものです。

波遊びの道具は、パイポとサーフマットを持って行きました。

ひとしきりパイポで遊んだあとに浜辺でニューボードをゲット。30センチほどの流木です。


足ヒレをつけて流木ハンドプレーンでボディサーフィン。


最後はトランクスの中までもれなく砂まみれ。


澄んだ冷たい海水で冷やされた身体を暖めに海から上がればもうお昼。

正午。町役場のサイレンが聞こえてきます。波打ち際で騒いでいた子供たちもお昼ご飯の時間、賑やかだった浜が静かになる時間です。太陽は真上に上り地面に落ちる影が一番小さくなる時間。強い日差しでなにもかも白く見える静かな時間です。


冷たい水で喉をうるおして、おひるごはんを食べたあとはしばしの昼寝。ゆるい海風に吹かれながら、うとうととするのは最高にぜいたくな時間。

午後の海が「ゆっくりしていなさい」と言っているようです。


昼寝から覚めたけだるい午後。人の影がだんだんと少なくなっていきます。


そして人影がすっかりなくなった夕暮れの海。遠くには残照に照らされた島々がぼんやりと浮かんでいます。海は凪いで背後にせまる山からはヒグラシの声と涼しい風が吹いています。


夜のあいだも打ち寄せる波は真っ暗な砂浜にくだけ続け、やがて朝がやってきます。

朝の海。また昨日と同じように暑い夏の海の一日が始まります。



いいお休みでした。どうもありがとうございました。そろそろ波も届きそうです。残暑に負けず元気に波乗り、仕事をいたしましょう!
GLIDE誌でサーフマットとパイポ発見(情報遅いですね、ワタシ)パイポボードを抱えて微笑むアンドリュー・キッドマンが書いていたことは、とーっても共感できて、うなずきながら読んでいました。みんな感じることは同じですね。

ワタシの二枚のパイポボードはこれです。ご存知、パイポ兄弟。

両方とも川南活さんに削ってもらったもので桐の木が材料です。

短い方のサイズは 3’3”x 17”3/4 x 5/8。

薄く短いので浮力はほとんどありません。水泳で使うビート板よりも少ないと思います。でもこの浮力の無さが面白いのです。まず、走り出せばこれがびっくりするくらい速い。そして、浮力をあまり感じさせないので身体ひとつで滑っているような錯覚におちいります。

私はパイポに極力触らないようにして乗るのが好きです。両手を身体の後ろで組んでみたり、ガッツポーズのように両腕を前へ突き出したり、アトムが空を飛ぶときみたいなポーズで滑ったり…。そうするとほんとうに胸だけで波のフェイスを滑っている感覚になります。そうして上半身を使ってボードをコントロールします。

あごの数センチ下に海面がある体勢のまますばらしいスピードで波を滑るのです。ボードは意外と身体にくっついて離れません。ボディボードと波に乗る姿勢が似ていますが、それぞれお互いに違うものです。

波のショルダーが短い波では前に出ず、波のポケット、一番気持ちが良い場所に留まって滑り続けることができます。次から次へと盛り上がってくる波のフェイスを見上げながら海面を滑っていくとそれだけで気持ちが高揚して楽しくなってきます。

スタンディングなら上から見下ろすようなサイズの波でも、パイポに乗るとまったく別のコンディションです。

波という自然の力を一番ダイレクトに感じるのがパイポだと思います。

Paipo Surfing 1958-1965 from Stig Waidelich on Vimeo.


明日から29日(日)までお休みをいただきます。サーフマットとパイポを持って海水浴場で楽しんでまいります。
Visitor Map
Create your own visitor map!