MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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プリモのユーズドボードが入荷しました。レングスは7’2”。ユーズドボードとは言っておりますが、ほとんど新品です。シングルフィンのミッドレングスをお探しの方は、先にホームページをチェックしてください。

持ち込まれた方は、もともとはショートボーダー。浮力があるボードで楽しみたいと、お買い上げいただきましたが、2ラウンド使った後に諸事情で海からしばらく遠ざかっておられたのですが、今回、カムバックに当たってもう少し浮力があるものをということで、同じプリモの8’4”に乗り換えられました。なのでユーズドとは言ってもピカピカです。

こういうのって、とても嬉しいのです。2ラウンド使っただけで気に入っていただいて、また同じモデルがいい!と言っていただいているんです。嬉しくない訳がありません。

ショートボードに乗られている方が、7’2”のミッドレングス(しかもシングルフィン)に乗ると、およそほとんどの人は「動かない」と言われると思います。

この方も、プリモに乗るまでは同じだったそうです。さすがにスラスターのショートボートとくらべたら動かないと思います(そんなに動いたら、逆に困ります)が、プリモだけは特別だったようで、そのまま浮力を増やして乗りたいなんていう嬉しいお話なのです。

8’4”も動きます。長くなった分、動きは大きくなりますが、7’2”と同じ感覚でコントロールしてもらって、まったく問題ありません。

つい8’4”の方へ話が行きそうになってしまいますが、ユーズドのプリモは7’2”です。

シングルフィンですから、ショートボードのように動かす必要はありませんし、実際、そこまでは動きません。でも反応良く動いてくれるのは本当です。普段、もっと小さいボードに乗っている人なら、ロングボードみたいな感覚で乗りながら、軽く動いてくれると感じると思います。

普段、ロングボードに乗っている人なら、ロングボードと同じ感覚ながらロングボードの重量から解き放たれつつ、ロングのようなスムースな波乗りが楽しめるのが身上です(私はこっちの方です)。

スピードは活さんのシェイプですから、もちろんピカイチです。

プリモ 7’2” MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトでチェックしてください。



明日は木曜日、定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
お知らせ:11月16日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。11月の営業予定はこちらをご覧ください。

秋の台風シーズンは落ち着いて、これからは冬型の季節です。先週の波は、少し気が早い冬型のようなパターンでした。今年の冬は期待できるかもしれません。まだ昼間は暖かいですが例年だと、そろそろ寒くなってくるタイミングです。おそらく、次に天気が崩れるタイミングで木枯らし吹いて気温も下がってくるんじゃないでしょうか。

冬は西高東低の冬型で波が立ちます。南岸低気圧が沖に強い西風を引っ張りながら残しつつ抜けて、沿岸の風が北に回ってきてくれるとサイズがあるきれいな波が立ちます。

沖で待っていると水平線の右手、伊豆大島の西側の水平線に盛り上がるのが見えるのがセットです。深いチャネルから、横一線に崩れそうに真っすぐの壁になって立ち上がってきますが、西うねりのときはそれが狙うべき波です。

波の先が今にも崩れそうなセットを滑り降りて、波の先を見ながらボトムでターンに入るとさっきまで崩れそうだった波が、壁になって待っていてくれます。思い出して妄想するだけでも最高です 笑。

今年は年明けに一度だけ遭遇しましたが、そんな波が毎週立った冬のシーズンもありました。これは今年の一月のブログの画像です。

このときも肩が痛いと書いています。

これはもう少し前の2月。クルマがまだイエローのカングーです。たっぷり波乗りしたあとの車窓から。


相変わらず肩は痛いですが、道具はと8’4”のプリモと(肩がダメなら)ニーボードがあるし、そのときの状態でいろいろ対応できるのでなんとかなります。左肩以外は、ばっちり出来上がっております(そのつもりです)。

ウェットスーツの実験くんもあるし、これからやってくる寒い季節が楽しみです。








少し冷たく感じる乾いたオフショアと、日差しにまだ暑さが残る秋晴れの日。海水にはまだぬくもりが残っているはずです。海の上は気持ちいいに違いありません。天気は最高ですが波はいまいちっぽいので、後ろ髪を引かれることもなく、青空と海を楽しみながらリペア工場とシェイプルームへ行ってきました。

用事を済ませ帰宅して(シェイプルームの模様はまた後ほどお知らせいたします)、落ち着かない気持ちでコーヒーを飲み、急いで取り掛かるのはクルマの内装の続きです。

設計図を書いて、イレクターパイプをカットするサイズを計算するところまで終わっていたので、早速それに従ってパイプをカットしていきますが、暗くなるのがすっかり早くなって、一時間もしないうちに辺りは真っ暗。ヘッドラップの明かりで、切り終えたらあとは家の中でジョイントを使って組み立て作業。

集中してやっていたら写真を撮るのを忘れてました。

そして今朝です。こんな感じに組み上がりました。


ここまで省略していますが、家から出そうと思ってよく考えたら、一番大きいところのサイズが約1200x1200あるものが、900モジュールの家の廊下を通るはずありません。仕方がないので、窓から庭へ出して玄関へと運んだのが上の画像です。

窓から出しながら不安になっていましたが、その不安のとおり、クルマにも入りません(笑)

それでも開口が広いおかげで、バーを一本外してなんとか中に入れることができました。

こういう現場感覚、すっかり無くなってます。

そして組み上げたのがこれです。後部座席の上に取り付けたバーの耐荷重が心配だったので、運転席側のバーはそのまま残し、後ろはイレクターパイプを組んで支えてやろうという作戦です。

置いただけでは不安定なので、固定しなくちゃいけません。

右側は取り付けたバーに、イレクターのジョイントを使って固定します。これだけでも結構かっちり止まります。


左側にはパイプは無いので、最初に使っていたパイプの付け元を利用します。このステー金具の先に水道管を固定するブラケットを取り付けて固定してやろうと思います。

荷物を固定するフックを掛けるリングが、床のちょうどいい位置に出ているので、念を入れてそれも使ってやろうと考えているところです。

1200幅のイレクターをメタルジョイントで固定したバーの耐荷重は30㎏あるそうなので、これで心配せずに積み込めます。オンフィンのログはさすがにフィンがつかえて無理でしたので、それは助手席を倒して積むことにいたします。

後部座席は写真のように後ろへリクライニングしても、前へ全部倒してもボードが積みこめます。荷室のバーの左右どちらか半分くらいに板を載せて棚にしたら便利かな?


とりあえずはこれで、ほぼ完成。いろいろ悩みましたが、考えた通りに出来上がりました。

海に行くのが楽しみです。

MOONFISH 6'0 ストックボードが入荷しました。詳しくはまた後ほど。



デイブ・パーメンターのウィドウ・メーカーのユーズドボードが入荷しました、というか戻ってきました。返品じゃありませんが(笑)、台風の波でたっぷり楽しんだそうです。

体重が軽い方で、始めからちょっとボリュームが多いかなと言いつつ、ウィドウ・メーカーにどうしても乗ってみたいと持っていかれましたが、やっぱりちょっと大きかったみたいです。それでも、ウィドウ・メーカー初体験はなかなかのものだったみたいです。

それからクリステンソンのボンザー、CB5をお値下げしましたのでよろしくお願いします。


ウィドウ・メーカーはMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。




クルマの中に組むイレクターパイプの部材が揃って、組み立てに取り掛かりたい気持ちを抑えつつ、今朝はいつものルーティーンワークアウト。「いつもの」と言ってますが肉離れがあったので、普通に走ったのは久しぶりです。約三週間ぶりなのでモモに効いてます。そんな感じが気持ちがいい午後の時間です。

体幹(腹筋各種)とプッシュアップを各40回x3セットやってから走ります。久しぶりだったので今日はキロでしたが、いつもは8キロ。そして、プルアップを10回x3セット。

やっているのはこんな感じです(これだけです、とも言える)。時間にして1時間半くらい。これだけですが、これだけやっとけば海の中での調子をキープできます。たいした運動量ではありません。大事なのは量ではなく、続けることです。そう実感しています。

肩は相変わらず痛いです。パドルを普通にやるのはたぶんまだ無理です。これが治まるまではニーボードの出番になりそうですが、ふと思いついたのはログでニーパドルならできそうだということ。



ニーパドルの動きなら、狭い可動領域でも大丈夫そうです。肩以外は調子いいんですから。明後日、昼前の干潮の時間にできるかな?


持ち運びは少々手間がかかるログですが、さらっとクルアに積み込むことが出来ると、フットワークも軽くなります。NV200はベースが仕事車ですから、トランスポーターにはばっちりです。以前のように途中で動かなくなる心配も無くなりました(普通、あんまり無いですが…)。


このNV200、オートマティックミッションにCVTという変速機構が使われています。ギヤが無くて、動力を伝達するプーリーの大きさが変わることで動力の伝達比を変えるしくみになっています。

いままでのギア変速のミッションとは、反応が全く違い、なんだか新しいサーフボードに乗ったときのような、たとえば初めてフィッシュやハルに乗ったときのように、その反応の違いを確かめているところです。

普通の車は、アクセルを踏むとスピードが出ます。当たり前です。でもこのCVTは、アクセルを踏むと(踏み方次第で)スピードが落ちるときがあるし、逆にアクセルを踏みこまないでも加速できたりします。

走り出すときは、ゆっくりアクセルを踏み込みます。当然ですが走り出します。違うのはそこからです。一定の回転数(スピード)へ達したら、アクセルはもうそれ以上踏み込まないでその回転数(アクセルの踏み加減)をキープしておけば、そのまま加速していきます。目的のスピードに達したら、アクセルを少し戻してスピードをキープすれば巡行してくれます。

アクセルは、「走れ」と指示をするボタンみたいな感じです。ボタンは強く押しても意味はありません。ただ押せばいいだけです。ボタンが押され、エンジンが回って、ある一定の回転数にもっていけば、ミッションが仕事をして、アクセルはそのままで加速していってくれる感じです。

アクセルを急に踏み込むと、エンジンの回転数が上がるだけですぐには前へ進まない。これに最初は戸惑いました。左折しようとして、ブレーキを踏んで安全を確認して走り出そうとアクセルをグイと踏んだら、グオーンとエンジンが回るだけで走り出すスピードはゆっくり。

そこから思い出したように(アクセルの開度は変わらないのに)、回転数が下がって走り出します。戸惑うでしょ?これ。

どちらも、CVTの特性のようです。急なアクセル操作はダメなのです。低い回転数でも、それをキープしておけば加速します。もっとスピードを付けたいときは、ゆっくりさらに踏んでいくとスムースに加速していってくれます。踏み幅を急に大きくすると(加速中のはずなのに)、ミッションは何をすれば良いのか迷ってしまうという、ちょっと変わった感性のミッションのようです。

最初はそういう性格が良く分からず、ガソリンを無駄に使ってしまっていたようで、最初に給油したときは、10.5キロ/リッターでしたが、ミッションの性格が分かってきた2度目の給油では、12.5キロ/リッターになっていました。だいぶ慣れてきたので、次はもうちょい伸ばせるんじゃないかと思っています。今までと違ってハイオクじゃなく、レギュラーガソリンで良い所も嬉しい所。

ゆっくり過ぎると、他のクルマがイライラしてしまいますから普通に(いい燃費で)走ることができるように、攻略してやりたいと思っております。

乗り始めて、二週間ちょっと。走行距離は550kmちょっと。とりあえず思うのは、腰痛にはいいドライビングポジションのようです。今のところ腰痛くなりません。もっと乗り込んでいきましょう。

次はイレクターが組めたらご紹介します。重たいログも天井に載せられるようにと考えました。大丈夫なはず…です。




リペアに持ち込まれた、クリステンソンのC-BUCKETのクアッド。フィンの上にお尻から落ちてしまったようで、ボックスが陥没状態。お尻は打撲だけで済んだようで、まだ痛いらしいですが大きな怪我でなくてよかったです。


もしかすると、もうこのフィンシステムのことを知らない人もいるかもしれません。LOKBOX、ロックボックスと言います。

21世紀のはじめの頃、フィッシュの大きなブームがありました。その当時、ツインのキールフィンやクアッドのフィッシュに良く使われていた、脱着式のフィンシステムがこのロックボックスです。

ついでに言うと、今では特に珍しくないクアッドフィンもその頃に普及してきました。はじめは80年代のグレン・ウィントンですが、そっちへ話がいくとクアッドフィンへ脱線していまうので、それはまた後ほどということにして、今日はロックボックスのほうです。

以前、と言っても、もう15年前に書いたブログがネットの検索で引っ掛かるからなのか、たまにお問い合わせをいただきます。このリペアもそれがきっかけで持ち込まれました。

ありがたいことなのですが、少々これが問題でもあります。

ロックボックスはすでに生産されておらず、パーツが手に入らないのです。私のところも、最近までロックボックス用のクアッドフィン(初期のマンダラのレアなやつ)や、フィンを固定するプレートやネジなどが残っていたのですが、それも今は全て無くなってしまいました。

パーツがあれば、交換すれば済むことですが、それが無い…。可能性としては、このプラグがどこまでダメージを受けているかということです。ふちの部分にヒビのようなものが見えていますが、フィンの受けの部分は平気そうです。そこにヒビが入ってしまうと致命的ですが、それも無さそうなので、きれいに外せば使えるかもしれません。まずは、それに掛けてみるしかありません。

ボードは懐かしいロゴが入った、C-BUCKETです。調子良さそうです。

これを作っていた当時、クリスは良く日本に来てシェイプしていました。このC-BUCKETもジャパンシェイプです。当時、このくらいのレングスでクアッドを良く作っていました。

年代を考えるとかなりしっかりしていて、最近のものと言ってもいいくらいのコンディションです。カッティングのラインなどを見ていても、やっぱり日本のラミネート技術は素晴らしい。

今度は、リペアマンの腕の見せ所です。



昨日の定休日。朝が一番潮が少なくなって、それから上げて、ほとんど動かなくなる潮回りなので、朝一ねらいです。波はコシ・ハラくらいですが、たまに来るんですよ、台風のうねりの先駆けみたいなやつが。


波乗りも久しぶりなんですが、こいつで波乗りに来たのも初めてです。嬉しいので、ついついパチリと。光の具合がカタログっぽくなってます。


カングーのときは積む順番や、場所を考えて積み込んでいましたが、こいつはそれはありません。あまり考えずに助手席を倒して8.4のプリモ、後席を倒してニーボードを二本突っ込んで、横のバーにウェットを引っかけて…で問題なしです。この後、リペアボードを二本とニューボードを一本積み込む予定がありますが、それを考えても問題なさそうで使い勝手は上々です。


ボードは迷わず、ボリュームがある5’7”をチョイス。


ボリュームがある方のニーボードを選んだのは、これから潮位は上がってくる一方で、波は厚くなってくることと(こっちがボリューム)、肩が痛い(こちらがニーボード)のがそれぞれの理由です。

海へ向かう途中でも肩がうずいていたので、果たしてこれでパドルできるのかいな?とウェットに着替え、砂浜をフィンを履いた足でペタペタと歩き、ショアブレイクを乗り越えてパドルを始めた瞬間、やっぱりイテテテです 笑。というかあまりの痛さに笑うしかなかったのです。

それでもなんとか沖のラインアップへたどり着き、ちょうど目の前に波が来たと思った次の瞬間には、いつのまにか波を滑っていて、先ほどパドルアウトしたインサイドの地点まできっちりとメイクしてました。

で、戻るのはやっぱりイテテテ 笑、ですが普通に波には乗れたので半分は嬉しい笑いに変わってます。

そうやっているうちに、腕を先の方まで伸ばさなければ、痛くないことに気が付きました。右手は普通にパドルして、左手は耳の横あたりから入水させてプッシュでパドルしていれば痛みはありません。若干、リズムがおかしくはなってきますが、スタッカートだと思えば楽しいリズです。

波は厚めでボードのチョイスはばっちりです。しかし活さんのシェイプ、よく走ります。テイクオフして波の先が崩れてくるセクションを、その下の平らな水面まで降りているのに、スムースに弧を描きながら先まで抜けていってくれます。

肩が痛いくせに波、たくさん乗っちゃいました。楽しくてたまりません。キックのパワーのおかげでもあります。たぶん、まだ8’4”は無理だと思います。

前回波乗りしたのは、7月です。クルマが壊れて、緊急事態宣言、五十肩(たぶんSIRVA)、肉離れ、再び五十肩ですが、身体は(左肩以外)調子良く動いてくれてます。肩は痛くてもパドルの力は衰えていません。プルアップのおかげです。今のメニュー、間違えていないと思います。

肩の痛みは、たぶん「SIRVA」という症状だと思います。SIRVA(Shoulder Injury Related Vaccine Administration) 「ワクチン投与に関連した肩の傷害」という意味です。良く言われる摂取後の副反応では無くて、副反応が治まってしばらくして痛み出します。コロナワクチンの方がが治まったと思ったら、インフルワクチンでも同様に出てしまいました。コロナ同様、時間とともに治まるはずです。

カテーテルを使った外科治療があるみたいですが、今のところまだ保険適用外で費用的にちょっと無理そうなので、治まるまで待とうと思います。

慌てることはありません。ニーボードにサーフマット、パイポと楽しめる道具はいくらでもありますから。

気分はなんだかもう最高なのは、いい天気とNV200のおかげです。


運転席が高いので、海沿いを走っているとこれまでフェンスが邪魔していたのが、その上からきれいに海が見えます。いい天気で、皆が波に乗って楽しんでいる海を見ながらこんなのを流していると、もうとろけそうになってきます 笑。


波乗りはやっぱり最高ですね。

昨日の富士山は不思議でした。見守ってくれているというか、拝みたくなるような神々しさを感じました。まさに霊峰富士です。


すっかりいい気持ちでリペアボードをピックアップし、シェイプルームへ。Iさんのロングフィッシュです。来週はシェイプ完了の画像をお送りできると思います。


シェイプできるものから作っておりますが、ブランクス不足はまだ続いています。ダークウッドストリンガーがなかなか入荷して来ず、お待たせしてしまっている皆さまには、申し訳なく思っております。コロナの影響がこんなところに出てくるとは予想もしておりませんでした、早く元に戻って欲しいです。







ユーズドボードが入荷しました。カツカワミナミサーフボードが4本です。どれも面白そうなボードです。

まずは、KK FISH 5’8”。クロスを追加したところが濃くなって、ちょっとニーボードみたいですが、KK FISHです。グッドコンディションです。


これは、HULL 7’5”です。ボトムはゆるいコンベックスボトムで、フィン周りはVEEになっています。薄いテールがハルの雰囲気をかもしています。レールにはボリュームが残してあるので、レールコントロールはやりやすいハルです。

するりと滑りそうです。

それから、7’7”のクアッド。モデルにはなっていませんが、結構作っていました。セブンセブンと呼んで、私も乗ってました。

セブンセブンは使うブランクスも7’7”です。ブランクスのロッカーやボリュームバランスが良いので、そのまま端から端までフルレングスで使っているからセブンセブン。

動きは良いし、スピードも出るしの調子いいミッドレングスです。

最後はMINI2。ミニミニです。サイズは、6’3”。

皆さんが大好きなプリモは、このミニミニのボトムから始まってます。ですので、よーく滑ってくれます。テールはエッジが効いているので、シングルぽくない反応をしてくれます。ラウンドノーズのシングルフィン、面白いですよ。

ユーズドボードは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。






待ちに待った新しい相棒がやってきました。こいつ結構、バックシャンだと思います。ナンバーは、ゴーゴー夏(5572)笑 でした。

燃費基準達成やら低排出ガス、車庫証明やらのステッカーは剥がしちまおうと思っていたら、営業さんが最初から貼らないように手配してくれていたらしく、後ろ姿すっきりです。営業所のステッカーさえも貼ってくれてません 笑。いろいろ、分かってる営業さんです。

新しい車はニッサンのNV200という商用車のワゴン(乗用車)タイプです。中は出っ張りが少ないすっきりスペースで、これから自分色に作っていくのが楽しみです。

ニッサンのロゴマークカラーも新しいバージョンです。


幅はカングーとほぼ同じ(1.5センチくらい広い)、長さは40センチ長くなってますが、5ナンバーです。運転席はぐっと高くなって、いい見晴らしです。ますますのんびり走っちゃいそうです。

来るのを待つあいだ、ネットのいろいろな口コミを見て若干ドキドキしていたのですが、実際に走らせてみたら、ネガティブな評価の部分は私は全く気になりませんでした。Aピラーが大きくて視界を遮るというのは、もともと首をあっちとこっちに動かしてピラーの向こうを確認しながら曲がっていたので、これまでと変わらないし、リアの板バネサスペンションが跳ねるというのは、(乗用車用に改良されているのかもですが)ガタガタした感じは全くなくて別に普通です。

逆に私は、最初のカングー1.4リッターみたいな硬い感じで好きなくらい。今朝は雨が結構激しく降ってましたが、室内は雨の音ほとんどしませんでした。フロントの見切りも分かりやすいです。いい付き合いができそうです。

まずはルーフキャリアを付けて、それから室内だな。

さて、急に気温が下がってきましたが、プレミアムブラックのインナーが入荷しました。


これ、今までで最強です。とにかく暖かいし、風も水も通さないので、多少古くなったウェットでも暖かさをよみがえらせてくれます。毎年、テストは欠かしておりません。

古くなってくると、生地の合わせ目の接着剤が劣化したり、ラバーの気泡がつぶれて少しずつ水が浸みてくるようになってしまうのは仕方が無いことなのですが、水を通さないこのインナーはそういうジワジワくる浸水をシャットアウトして、身体が冷えるのを防いでくれます。

おまけに伸縮発熱ですから、動いたら動いただけ暖かくなります。これは自分自身で実感している本当のことです。そして海から上がっての着替えです。ウェットを脱いだときの、北風ぴゅーも平気です。寒いことは寒いですが、濡れたところに風を当てられる、あの冷たさはありません。風を通さない0.7ミリラバーのおかげです。

プレミアムブラック ショートジョンインナー、M、L、LLサイズが入荷しております。サイズは体重と胸囲、腹囲優先で選んでください。迷ったらメールでもお問い合わせフォームからでも結構ですのでご相談ください。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト





エリス・エリクソンのマリブでのクリップ。ボードはスティーブ・リズの古いフィッシュです。短くて、テールまでたっぷり幅が広く、ダブルフォイルの大きなキールフィンが付いている、フィッシュの原型とも言えそうな形です。

とてもフィッシュらしいサーフィンで、その昔フィッシュでのサーフィンを始めて見たころのことを彷彿とさせるマニューバです。

スムースに加速していく感じや、幅広のテールとキールフィンでの曲がり難そうな、クセがある独特のターン。ロングボードかショートボードか、という選択肢しかなかった時代に、とても新鮮に映ったのです。それが、私が今でもダブルフォイルのキールフィンにこだわっている理由のひとつです。

当時はスワローテールのショートボードと混同されることも多かったフィッシュでしたので、いわゆる「フィッシュとは」という、こだわりの定義みたいなものもあったのですが、現在ではそこから派生してきた、いろいろなフィッシュがあります。オリジナルが理解されている現在では、そういう流れもあって良いと思います。

この動画のクラシックなフィッシング(フィッシュで波乗りすることをそう呼んでいました)を見ていたら、いろいろと思い出してしまいました。

2001年の春ごろの写真です。ファッションがまだ90年代引きずってます 笑。まだまだ、フィッシュというものが、なかなか無い時代です。これはハンティントンのゴールドウェストハイスクールのスワップミートかな?そこで見つけた、ヴィンテージのリックのフィッシュ。高くて交渉決裂でしたが。


これの2年後くらいだったと思います(過去に書いたメルマガを読んだら2003年でした)。クリステンソンの6’0のフィッシュを持っていって、マリブで波乗りしたことがあります。当時はまだカリフォルニアでもフィッシュは珍しくて、しばしば声をかけられました。

ピークと思われるところはドロップインが激しくて無理なので、インサイドのセクションになるところで待って、沖から乗った人が抜けられず、落ちるか捕まるかした波に乗っていましたが、途中から乗ってもいい波で、始めたばかりの下手くそフィッシュでも楽しめた記憶があります。

その翌年に作ってもらったのが、この5’10。JRラミネート。これはクリスの家の前ですね。


シングルフォイルの方がマニューバしやすいと分かっていても、私はずっとダブルフォイルなのはやっぱりあの動きにくそうな独特の動きが好きだからなのです。(シングルフォイルはオーダーで作ります)





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