MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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こんな映画があります。まだ見てはいませんが、誰がサーフボード革命の立役者だったか?ということがテーマのようです。
誰が?というのは、オーストラリアのボブ・マクタビッシュとハワイのディック・ブリューワーの二人です。ここのところ私もはまってますが、やっぱり映画になるほど面白いテーマなのです。
ポール・ウィツィグの三部作の最初の作品「HOT GENERATION」でのマウイ島ホノルアベイでのシーン。ボブ・マクタビッシュ率いるオージーチームは、テール幅が広く、VEEが深く入ったプラスティックマシーン(ファンタスティックプラスティックマシーンという映画からこの手のボードをそう呼びます)で登場。
一方、ディック・ブリューワー本人とハワイチームはロングボード(ノーズが細いようにも見えます)で登場します(サーファージャーナルでもマット・ワーショウがそう書いています)
ジェリー・ロペスが書いた、SURF IS WHERE YOU FIND ITに、これに関することが書かれていたのを思いだし、探してみました。
え?持ってない?サーフィンにはまっているなら、これは必読です。サーフィンに関する本の中ではコレが一番です。面白くもあり勉強にもなります。
印象に残っているお話だったのですぐに見つかりました。こんな感じです。
ジェリー・ロペスとリノ・アベリラはディック・ブリューワーにボードを削ってもらおうと、ブランクスを手に入れマウイのブリューワーを尋ねます。二人の希望は、9’6”のパイプライナーガン。
リノのボードのシェイプが出来上がり、さあ今度は自分の番だとロペスがワクワクしていると、そこへボブ・マクタビッシュ率いるオージーチームがやってきます。
そのときのメンバーは、テッド・スペンサー、ナットヤング、ジョージ・グリノウ、ラッセル・ヒュージとジョンとポールのウィッツィグ兄弟です。(まさにHOT GENERATION撮影隊!)
ブリューワーはマクタビッシュと長い時間話し込みます。マクタビッシュがようやく帰った後、ロペスのボードのブランクスに向かったブリューワーはいきなりブランクスをノコギリで短く切ってしまいます。リノと同じボードが欲しかったのに、どう見ても1フィート以上は長さが足りなくなってしまったブランクスを見てロペスは泣きそうになったと書いています。
新しいアウトラインを持つそのボードの長さは8.6。ミニガンと呼ばれ、その後のサーフボードの進化のスタートになったボードであり、その時代に立ち会えたことはとてもラッキーだったとその章を結んでいます。
映像と本、この二つから考えるとブリューワーにミニガンのインスピレーションを与えたのは、マクタビッシュだったと推測できます。サーファージャーナルにマット・ワーショが書いている通りです。
でも、マクタビッシュが持ち込んだVEEボトムのプラスティックマシーンはハワイでは機能しなかった、という結果になります。HOT GENERATIONの中では、ベルズビーチのかなり大きな波にプラスティックマシーンで乗っているマクタビッシュが映し出されているのですが、大きなうねりが入った、サンセットやホノルアの波ではまったく身動きが取れなかった、とこの本には書かれています。
さらに、ナット・ヤングは、10フィートのホノルアでボードを折ってしまったと書いてありましたが、HOT GENERATIONの映像の中のホノルアはそんなに大きくなく、しかもナット・ヤングのボードのノーズが妙な感じだったのを今思い出しました。あれはもしかすると、折れたノーズをつないで、少しサイズダウンした波で撮影されたものかもしれません。
ブリューワー、マクタビッシュ、どちらがサーフボード革命を推し進めたか?ということよりも、サーファージャーナル、ロペスの本、映像といろんなものが、パズルの穴を埋めるようにはまっていくのが私には面白いのです。
どちらが先か?ということにはあまり興味はありません。二人の天才がいてその後のサーフボードのデザインを変えていったのです。
ブリューワーはその後ダウンレールというコンセプトを確立しますが、このデザインは現在でも私を多いに楽しませてくれています。カツさんのシェイプです。カツさんがシェイプするダウンレールが絶妙なのは、この時代がベースになっているからだと思います。
誰が?というのは、オーストラリアのボブ・マクタビッシュとハワイのディック・ブリューワーの二人です。ここのところ私もはまってますが、やっぱり映画になるほど面白いテーマなのです。
ポール・ウィツィグの三部作の最初の作品「HOT GENERATION」でのマウイ島ホノルアベイでのシーン。ボブ・マクタビッシュ率いるオージーチームは、テール幅が広く、VEEが深く入ったプラスティックマシーン(ファンタスティックプラスティックマシーンという映画からこの手のボードをそう呼びます)で登場。
一方、ディック・ブリューワー本人とハワイチームはロングボード(ノーズが細いようにも見えます)で登場します(サーファージャーナルでもマット・ワーショウがそう書いています)
ジェリー・ロペスが書いた、SURF IS WHERE YOU FIND ITに、これに関することが書かれていたのを思いだし、探してみました。
え?持ってない?サーフィンにはまっているなら、これは必読です。サーフィンに関する本の中ではコレが一番です。面白くもあり勉強にもなります。
印象に残っているお話だったのですぐに見つかりました。こんな感じです。
ジェリー・ロペスとリノ・アベリラはディック・ブリューワーにボードを削ってもらおうと、ブランクスを手に入れマウイのブリューワーを尋ねます。二人の希望は、9’6”のパイプライナーガン。
リノのボードのシェイプが出来上がり、さあ今度は自分の番だとロペスがワクワクしていると、そこへボブ・マクタビッシュ率いるオージーチームがやってきます。
そのときのメンバーは、テッド・スペンサー、ナットヤング、ジョージ・グリノウ、ラッセル・ヒュージとジョンとポールのウィッツィグ兄弟です。(まさにHOT GENERATION撮影隊!)
ブリューワーはマクタビッシュと長い時間話し込みます。マクタビッシュがようやく帰った後、ロペスのボードのブランクスに向かったブリューワーはいきなりブランクスをノコギリで短く切ってしまいます。リノと同じボードが欲しかったのに、どう見ても1フィート以上は長さが足りなくなってしまったブランクスを見てロペスは泣きそうになったと書いています。
新しいアウトラインを持つそのボードの長さは8.6。ミニガンと呼ばれ、その後のサーフボードの進化のスタートになったボードであり、その時代に立ち会えたことはとてもラッキーだったとその章を結んでいます。
映像と本、この二つから考えるとブリューワーにミニガンのインスピレーションを与えたのは、マクタビッシュだったと推測できます。サーファージャーナルにマット・ワーショが書いている通りです。
でも、マクタビッシュが持ち込んだVEEボトムのプラスティックマシーンはハワイでは機能しなかった、という結果になります。HOT GENERATIONの中では、ベルズビーチのかなり大きな波にプラスティックマシーンで乗っているマクタビッシュが映し出されているのですが、大きなうねりが入った、サンセットやホノルアの波ではまったく身動きが取れなかった、とこの本には書かれています。
さらに、ナット・ヤングは、10フィートのホノルアでボードを折ってしまったと書いてありましたが、HOT GENERATIONの映像の中のホノルアはそんなに大きくなく、しかもナット・ヤングのボードのノーズが妙な感じだったのを今思い出しました。あれはもしかすると、折れたノーズをつないで、少しサイズダウンした波で撮影されたものかもしれません。
ブリューワー、マクタビッシュ、どちらがサーフボード革命を推し進めたか?ということよりも、サーファージャーナル、ロペスの本、映像といろんなものが、パズルの穴を埋めるようにはまっていくのが私には面白いのです。
どちらが先か?ということにはあまり興味はありません。二人の天才がいてその後のサーフボードのデザインを変えていったのです。
ブリューワーはその後ダウンレールというコンセプトを確立しますが、このデザインは現在でも私を多いに楽しませてくれています。カツさんのシェイプです。カツさんがシェイプするダウンレールが絶妙なのは、この時代がベースになっているからだと思います。
雨で走れず、このDVDを見ながら体幹トレーニングを1時間ほどやりました。シングル好きには70年代の映像はバイブルです。
コスミック・チルドレン。製作はハル・ジャプセン。SUPER SESSIONやSEA FOR YOURSELFを撮った監督です。
改めて見ると、バックに使われている音楽が凄いです。デイヴ・ブルベックのテイク5から始まって、バーズ、CSN&Y、クリーム、ストーンズ、BB KING、ジミ・ヘンドリックスと豪華メンバーです。
完全に目つきがイッテいるお兄さんや動きがヤバイ人たちのビーチパーティのようなシーンから始まります。
この時代のカルチャーの背景にはドラッグが常に見え隠れしています。サーフィンも例外ではありません。クスリが作り出す変性意識が生みだすものがあるらしいですが、サーフィン界においては得たものよりも失ったものの方が多いと思います。
ビーチで騒ぐ人たちの後ろで、フィンを外して小さな波で遊ぶ、J・リドルが正しいサーファーの姿。私にはちょっと嫌な始まりですが、その後は音楽はゴキゲンだし、ジューシーな波とパワフルなサーファーたちが登場します。
マリブではたぶん何かのコンテストで、ロルフ・アーネスが優勝しています(4:50あたりから登場)。マリブのシーンでは、好きなサーファーのひとりである、J・リドルがビーバーテールを着てクラシックなシングルフィンのサーフィンを見せてくれます。
ミキ・ドラもショートボードで登場。そしてマリブといえばディスプレイスメント・ハル。スティーブ・クラジャウスキーとアンディ・デイビスがハルに乗って6:00あたりから登場しています。
まあこの時代のサーフボードは丸いボトムでみんなハルみたいなボードだったわけですが、後半のハワイの波でダウンレールが登場しているのが時代の流れを感じさせられ、この時代の映像の面白いところでもあります。
最も尊敬すべきは、ランス・カーソン。彼一人だけはロングボードに乗ってノーズライドしています。いまでこそロングボードもショートボードも何でもアリですが、この時代に回りからどんな目でみられていたかと思うと…。
サーフボードエボリューション。サーフボード革命でボードデザインが進化していく過程は面白く、オルタナティブボードなどと呼んで当時のデザインをいろいろと再現しては楽しんでいる訳ですが、サーフボード革命が原因でロングボードの時代のヒーローたちが(ロングボードのリバイバルまで)消えてしまったということは、今考えてみると大きな損失だと思います。
でも、今のシーンがあるのはこの時代のおかげなのも事実です。
そんなことを考えさせられるサーフムービーですが、とりあえず小波のランチのシーンのオフザトップはかっこいいので真似してみたいと思います。
さてさて、またまたこんな目立ちそうなショーツが出来上がってきました。
以前のブログで赤いチェッカーのショーツをBIG BOYとふざけてみたら、本当にBIG BOY好きな方からオーダーいただきました。
ぜひ赤ジャージのベストも作って、前髪をちょいっとカールさせて波乗りしてください。
コスミック・チルドレン。製作はハル・ジャプセン。SUPER SESSIONやSEA FOR YOURSELFを撮った監督です。
改めて見ると、バックに使われている音楽が凄いです。デイヴ・ブルベックのテイク5から始まって、バーズ、CSN&Y、クリーム、ストーンズ、BB KING、ジミ・ヘンドリックスと豪華メンバーです。
完全に目つきがイッテいるお兄さんや動きがヤバイ人たちのビーチパーティのようなシーンから始まります。
この時代のカルチャーの背景にはドラッグが常に見え隠れしています。サーフィンも例外ではありません。クスリが作り出す変性意識が生みだすものがあるらしいですが、サーフィン界においては得たものよりも失ったものの方が多いと思います。
ビーチで騒ぐ人たちの後ろで、フィンを外して小さな波で遊ぶ、J・リドルが正しいサーファーの姿。私にはちょっと嫌な始まりですが、その後は音楽はゴキゲンだし、ジューシーな波とパワフルなサーファーたちが登場します。
マリブではたぶん何かのコンテストで、ロルフ・アーネスが優勝しています(4:50あたりから登場)。マリブのシーンでは、好きなサーファーのひとりである、J・リドルがビーバーテールを着てクラシックなシングルフィンのサーフィンを見せてくれます。
ミキ・ドラもショートボードで登場。そしてマリブといえばディスプレイスメント・ハル。スティーブ・クラジャウスキーとアンディ・デイビスがハルに乗って6:00あたりから登場しています。
まあこの時代のサーフボードは丸いボトムでみんなハルみたいなボードだったわけですが、後半のハワイの波でダウンレールが登場しているのが時代の流れを感じさせられ、この時代の映像の面白いところでもあります。
最も尊敬すべきは、ランス・カーソン。彼一人だけはロングボードに乗ってノーズライドしています。いまでこそロングボードもショートボードも何でもアリですが、この時代に回りからどんな目でみられていたかと思うと…。
サーフボードエボリューション。サーフボード革命でボードデザインが進化していく過程は面白く、オルタナティブボードなどと呼んで当時のデザインをいろいろと再現しては楽しんでいる訳ですが、サーフボード革命が原因でロングボードの時代のヒーローたちが(ロングボードのリバイバルまで)消えてしまったということは、今考えてみると大きな損失だと思います。
でも、今のシーンがあるのはこの時代のおかげなのも事実です。
そんなことを考えさせられるサーフムービーですが、とりあえず小波のランチのシーンのオフザトップはかっこいいので真似してみたいと思います。
さてさて、またまたこんな目立ちそうなショーツが出来上がってきました。
以前のブログで赤いチェッカーのショーツをBIG BOYとふざけてみたら、本当にBIG BOY好きな方からオーダーいただきました。
ぜひ赤ジャージのベストも作って、前髪をちょいっとカールさせて波乗りしてください。
昨日、定休日。午後から波があがりそうだったので午前のうちに仕事を済ませて、海でスタンバイ。ときおり入ってくるコシくらいの波でまずはフィッシュで入水。ウォームアップのつもりで待っていると、肩~頭くらいのセットが入るようになってきたのでシングルフィンのプリモと交代です。
短くしてもプリモ、やっぱりいいです。ちょっと細くした分、いままでは立ち上がった後に後ろ足の位置を確認してから滑り始めていたのですが、それも慣れたみたいです。
テイクオフからボトムターン、波のトップに上がったら身体の力を抜くだけ、ボードを返すわけでもなく脱力しながら波の斜面を再び滑り降ります。波のショルダーが緩くなってきたら、ボードを波の上へ上げつつ背中側のレールを入れるとスムースにスープまでボードが戻っていきます(冬から言っていた身体の使い方、完全マスターしました)
気持ちいいったらありゃしません。
ところがバックサイド、なぜかボトムターンがロングボード(笑)後ろ足を踏みすぎてひっくり返ります。
以前は普通にやってたはずなのですが、イメージさえ思い出さない。しかたがないのでテイクオフから横へ滑ってごまかしましたが、どうやってたっけ?「ロングボードじゃなくて短いシングルフィンのバックサイドボトムターン」次回の課題です。カットバックは出来ているんだから…それが解決策になってくれそうです。
バックサイドのボトムターン抜きでたっぷり波に乗って、次はニーボード。
おおざっぱな撮影ですいませんが、昨日の道具たちです。青と赤いフィンが付いているのがニーボード。ニーボードにはまりまくっている方からお借りしました。
このニーボードに乗っていて、あることに気が付きました。このボードのデッキのヒザを付くところにはパッドが貼ってあります。ショートボードのテールに貼ってあるのと同じ材質で、硬くて絶対に滑らなさそうなパッドです。
それはレールを切り返すときでした。切り替えそうとした瞬間、パッドのトラクション(摩擦)が強くて、ヒザがかっちり固定されている感覚を感じて、身体をうまく使うことができませんでした。
慣れてくるに従ってコントロールできるようになってきたのですが、どうやら座っているだけのように見えるニーボードでもヒザのスタンスを変えているようだぞ、ということにいまさら気がつきました。
あらためて考えてみるとレールを切り返すとき、レールが入っていない方のヒザは力を抜き、次の動きをイメージしながらレールを切り返す準備をしています。そのときに微妙にヒザの位置や向きを変えているかもしれません。
ヒザの動きを意識するようになるとトラクションが強いパッドになれてきました。パッドとの摩擦感でターンのときのヒザの動きが分かります。スタンディングののサーフィンで言えば、カカト側とつまさき側の加重みたいなものでしょうか。
ニーボードやんない人にはどうでもいいことですが、いままで気が付かなかったことに気が付くのは面白いものです。
ニーボード貸していただいて、どうもありがとうございました。
ニーボードやらない人へのおすすめはコレ。プリモ。店のストック用にシェイプしていただきますのでお楽しみに!
今日は朝から歯医者さん。前歯と奥歯が欠けたのでリペアです。予約を入れるとき、その日に波が上がったらどうしようと心配になってしまう自分がなんだか怖いです 笑。
しかし朝から横になって口を開けているだけで、波乗りもせず、ランニングもせずで身体を動かしていないと、メリハリが無い1日になりますね。
短くしてもプリモ、やっぱりいいです。ちょっと細くした分、いままでは立ち上がった後に後ろ足の位置を確認してから滑り始めていたのですが、それも慣れたみたいです。
テイクオフからボトムターン、波のトップに上がったら身体の力を抜くだけ、ボードを返すわけでもなく脱力しながら波の斜面を再び滑り降ります。波のショルダーが緩くなってきたら、ボードを波の上へ上げつつ背中側のレールを入れるとスムースにスープまでボードが戻っていきます(冬から言っていた身体の使い方、完全マスターしました)
気持ちいいったらありゃしません。
ところがバックサイド、なぜかボトムターンがロングボード(笑)後ろ足を踏みすぎてひっくり返ります。
以前は普通にやってたはずなのですが、イメージさえ思い出さない。しかたがないのでテイクオフから横へ滑ってごまかしましたが、どうやってたっけ?「ロングボードじゃなくて短いシングルフィンのバックサイドボトムターン」次回の課題です。カットバックは出来ているんだから…それが解決策になってくれそうです。
バックサイドのボトムターン抜きでたっぷり波に乗って、次はニーボード。
おおざっぱな撮影ですいませんが、昨日の道具たちです。青と赤いフィンが付いているのがニーボード。ニーボードにはまりまくっている方からお借りしました。
このニーボードに乗っていて、あることに気が付きました。このボードのデッキのヒザを付くところにはパッドが貼ってあります。ショートボードのテールに貼ってあるのと同じ材質で、硬くて絶対に滑らなさそうなパッドです。
それはレールを切り返すときでした。切り替えそうとした瞬間、パッドのトラクション(摩擦)が強くて、ヒザがかっちり固定されている感覚を感じて、身体をうまく使うことができませんでした。
慣れてくるに従ってコントロールできるようになってきたのですが、どうやら座っているだけのように見えるニーボードでもヒザのスタンスを変えているようだぞ、ということにいまさら気がつきました。
あらためて考えてみるとレールを切り返すとき、レールが入っていない方のヒザは力を抜き、次の動きをイメージしながらレールを切り返す準備をしています。そのときに微妙にヒザの位置や向きを変えているかもしれません。
ヒザの動きを意識するようになるとトラクションが強いパッドになれてきました。パッドとの摩擦感でターンのときのヒザの動きが分かります。スタンディングののサーフィンで言えば、カカト側とつまさき側の加重みたいなものでしょうか。
ニーボードやんない人にはどうでもいいことですが、いままで気が付かなかったことに気が付くのは面白いものです。
ニーボード貸していただいて、どうもありがとうございました。
ニーボードやらない人へのおすすめはコレ。プリモ。店のストック用にシェイプしていただきますのでお楽しみに!
今日は朝から歯医者さん。前歯と奥歯が欠けたのでリペアです。予約を入れるとき、その日に波が上がったらどうしようと心配になってしまう自分がなんだか怖いです 笑。
しかし朝から横になって口を開けているだけで、波乗りもせず、ランニングもせずで身体を動かしていないと、メリハリが無い1日になりますね。
GLASS LOVEで見せた芸術的バックサイドサーフィンは健在です。パワフルですが、きれいなサーフィン、NP独自のスタイルですね。
NPと言えばフィッシュが1本だけ残ってます。これも乗ってみようかと思っているのですが、どうも自分にはちょっとボリューム不足のようです…GLASS LOVEのフィッシュと同じに作ってもらったフィッシュです。どなたか乗ってあげてください。ホームページのOTHER BOARDのページに乗ってます。
明日は少し波がでそうな気配ですね。風も北よりだし、6.0フィッシュと6.8プリモと借り物ニーボードの3本立てで行ってみます。前回サイズが上がったときには絶好のプリモ(6’8”)コンディションだったのですが、持っていかず…。それなりのコンディションで試したいです。もし、波が小さくってもフィッシュがあれば楽しめます。
ニーボードはある方に貸していただきました。カツさんシェイプ以外のニーボードにはほぼ乗ったことが無いので試してみたいです。
万全のラインアップです 笑。
Kさんのロングボード、リーシュストリング、結んでみました。こんな感じどうですか?
シングルフィンの話をしていると、カツさんが必ずその名前を挙げるサーファー、ロルフ・アーネス。70年のワールド・チャンピオンですがタイトルをとった後に引退してしまったそうなので、当時の映像や雑誌などにはほとんど出てきません。
ウェイン・リンチ、テリー・フィッツジェラルド、マイケル・ピーターソン、テッド・スペンサー、ピーター・ドローイン(今は女性になってしまいました…)、私が好きな70年代に活躍したサーファー(みんなオージーだ)ですが、ロルフ・アーネス(カリフォルニア出身です)も加わりました。
これですもん。
これ、SEA OF JOYの映像のはずなので、探してみたいと思います。
最近、70年代の映像をよく見ていますが、あらためてシングルフィンの動きに引き込まれています。映像の中のサーファーの動きに合わせてレールの感触やスピード感のイメージが自分の中でわいてきて、つい見とれてしまいます。
まあ、あんな風には出来ないのは分かってます…。
でも感触は想像の中で共有できます。シングルフィンの抵抗が無い滑走感とスピード、ダウンザライン、レールと1本のフィンでのターン、レールを入れ込むときの身体の使い方、映像を見ているとなんだか嬉しくなってくるのです。
その上、フィッシュも楽しくなります(笑)ちょっと前に書いたとおりです。最近、自分の中で波乗りの感覚が変わってきたように感じていますが、それはシングルフィンのおかげかもしれません。
これもシングルフィンですが長い方です。近所のブックオフを何気なくのぞいてみたら見つけました。エンドレスサマー40周年(ということは2004年か2003年発売ですね)を記念して発売されたブルース・ブラウンのDVD七枚セットです。
久しぶりに見たくなって、エンドレスサマーのDVD買おうかなあと思っていたら、他の作品もまとめてゲットしちゃいました(中古価格¥3780也)サーフィン・ショーツという短編を集めた作品の中には、60年代初期の日本の映像も出てきます。千葉の勝浦と鴨川の赤提でピーティ・ジョンソンとデル・キャノンが波乗りするシーンが納められています。
これはしばらく楽しめそうです。
これもシングルフィン。ボーリングのピンじゃありません。
ウェイン・リンチ、テリー・フィッツジェラルド、マイケル・ピーターソン、テッド・スペンサー、ピーター・ドローイン(今は女性になってしまいました…)、私が好きな70年代に活躍したサーファー(みんなオージーだ)ですが、ロルフ・アーネス(カリフォルニア出身です)も加わりました。
これですもん。
World Surfing Championships - 1970 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
これ、SEA OF JOYの映像のはずなので、探してみたいと思います。
最近、70年代の映像をよく見ていますが、あらためてシングルフィンの動きに引き込まれています。映像の中のサーファーの動きに合わせてレールの感触やスピード感のイメージが自分の中でわいてきて、つい見とれてしまいます。
まあ、あんな風には出来ないのは分かってます…。
でも感触は想像の中で共有できます。シングルフィンの抵抗が無い滑走感とスピード、ダウンザライン、レールと1本のフィンでのターン、レールを入れ込むときの身体の使い方、映像を見ているとなんだか嬉しくなってくるのです。
その上、フィッシュも楽しくなります(笑)ちょっと前に書いたとおりです。最近、自分の中で波乗りの感覚が変わってきたように感じていますが、それはシングルフィンのおかげかもしれません。
これもシングルフィンですが長い方です。近所のブックオフを何気なくのぞいてみたら見つけました。エンドレスサマー40周年(ということは2004年か2003年発売ですね)を記念して発売されたブルース・ブラウンのDVD七枚セットです。
久しぶりに見たくなって、エンドレスサマーのDVD買おうかなあと思っていたら、他の作品もまとめてゲットしちゃいました(中古価格¥3780也)サーフィン・ショーツという短編を集めた作品の中には、60年代初期の日本の映像も出てきます。千葉の勝浦と鴨川の赤提でピーティ・ジョンソンとデル・キャノンが波乗りするシーンが納められています。
これはしばらく楽しめそうです。
これもシングルフィン。ボーリングのピンじゃありません。
1966年カンヌ映画祭 ショートフィルム部門 パルム・ドール受賞作品…だそうです。
Skaterdater (1965) from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
George Greenough: Aquaman is 72 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
Kneeboarding in the 1970s from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
Kneeboarding 2011 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
グリノウのフッテージ、結構貴重だと思います。70年代のシングルフィンニーボードの最初に出てくる人、ヤバイです(ピーター・クロフォード?…じゃないよな…)
ポール・ウィツィグ氏の三部作についてもう少しだけお付き合いください。もう少し何かでてこないかと、ネットで検索してみるとサーファージャーナルに出ておりました。
3年くらい前のこの号です。マット・ワーショー氏がこの三つの作品についてかなり面白い文章を書いておられました(読んだ記憶なし…)
(しかしこの写真はいつ見てもすごいです)
ウェイン・リンチを除いて、他のサーファーたちが短くなったボードに対応しきれていないと、私と同じことを書いてありました。私も思いましたもん「お、ジョーイ・キャベルだ!…あれれ??」って。
記事では同時代の「MORNING OF THE EARTH」や「FIVE SUMMER STORIES」と比較して、辛らつな批評をくわえながら、この三作品が持つ意味を高く評価もしています。
日本のメディアもこのくらいフェアだったらいいのにと、言っても仕方がないことをグチってみたりしますが、興味ある人はサーファージャーナル vol.20 #4読んでみてください。
サーフボードがロングボードからショートボードに変わっていく過程をこの三作品を通して見て、現代のロンガーが短いボードへ無理なく移行していくのに、必要な要因のひとつが分かってきたような気がしています。
そのうちにまとめてみたいと思っております。
すぐれたサーファーであり海洋学者でもあった、リッキー・グリッグ氏が亡くなられたようです。細い身体でかっこよく大きな波に乗る大好きなサーファーの一人でした。英語で訳がわからないながらも、彼が著した海洋学の本も持ってます。
ご冥福をお祈りします。
3年くらい前のこの号です。マット・ワーショー氏がこの三つの作品についてかなり面白い文章を書いておられました(読んだ記憶なし…)
(しかしこの写真はいつ見てもすごいです)
ウェイン・リンチを除いて、他のサーファーたちが短くなったボードに対応しきれていないと、私と同じことを書いてありました。私も思いましたもん「お、ジョーイ・キャベルだ!…あれれ??」って。
記事では同時代の「MORNING OF THE EARTH」や「FIVE SUMMER STORIES」と比較して、辛らつな批評をくわえながら、この三作品が持つ意味を高く評価もしています。
日本のメディアもこのくらいフェアだったらいいのにと、言っても仕方がないことをグチってみたりしますが、興味ある人はサーファージャーナル vol.20 #4読んでみてください。
サーフボードがロングボードからショートボードに変わっていく過程をこの三作品を通して見て、現代のロンガーが短いボードへ無理なく移行していくのに、必要な要因のひとつが分かってきたような気がしています。
そのうちにまとめてみたいと思っております。
すぐれたサーファーであり海洋学者でもあった、リッキー・グリッグ氏が亡くなられたようです。細い身体でかっこよく大きな波に乗る大好きなサーファーの一人でした。英語で訳がわからないながらも、彼が著した海洋学の本も持ってます。
Rick Grigg, 1937—2014 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
ご冥福をお祈りします。
昨日はウェイン・リンチが着ていたショートジョンのデザインを真似しようと、ミーハー的な見地(笑)からEVOLUTIONを引っ張り出してきて見ていました。
EVOLUTIONはオーストラリアのポール・ウィツィグが1960年代の終わりから1970年の初めにかけて、発表した三部作の真ん中の作品です。最初の作品は、このブログで何度も登場しているHOT GENERATIONです。
HOT GENERATIONはロングボードの時代の本当に終わりごろ。ロングボードのデザインとしては現在のクラシックボードに共通している部分が多く、(ロングボードを考える上で)私が一番気になっている時代だということはすでに書きました。
そして、三番目の作品がこれ。SEA OF JOYです。
EVOLUTIONを見て、その後サーフボードがどうなっているか気になって、引っ張り出してきました。
EVOLUTIONの中だけでも、作品の最後のあたりに登場するボードは冒頭のサーフボードと比べて、変わってきています。それだけ変化が著しかったということだと思います。
SEA OF JOYでは、サーフボードにはロングボードの片鱗はほぼ残っていません。でもショートボードと呼ぶには、今の感覚からすると長いです。今で言うミッドレングスの短めくらいです。
面白いと思うのは、登場するサーファーたちのライディングです。
HOT GENERATIONはロングボード。マニューバは完全にロングボードのそれです。それがHOT GENERATIONになると、急にボードが短くなりますが、登場するサーファーたちの多くがボードに対応しきれていないのです(その中でウェイン・リンチだけが独り飛びぬけている感じです。)
ボードのデザインも様々です。
そんなところが最近の流れ、ロングボードに乗っていたサーファーが短いボードに乗り換えてくるという動きと重なって見えて、とても面白いのです(違う点は、映像の中の時代から約20年間はロングボードは忘れ去られていたということです)
この三部作の中には、フィッシュのリバイバル以来、いろいろな方向へボードのデザインが進み、本当に多種多様なボードデザインが存在する今にあってどのように自分に合うボードを選び出して、どうサーフィンを楽しむかというヒントが多いにあるようで、とても興味深いです。
SEA OF JOY、続きを見たいと思います。ウェイン・リンチが乗っているボードを見ているとプリモに乗りたくなります。
テッド・スペンサーが乗っているスタンディングVELOみたいなのが気になります。タイガーさんも登場しています。
EVOLUTIONはリアルタイムでカツさんは見ているので、その前後の話を今度聞いてみたいと思います。こういう映画は時代背景を理解する必要が多いにあります。
DVD欲しい人はここで買えます。
http://witzig.com.au/surf/films/creator/1/2/774#product
EVOLUTIONはオーストラリアのポール・ウィツィグが1960年代の終わりから1970年の初めにかけて、発表した三部作の真ん中の作品です。最初の作品は、このブログで何度も登場しているHOT GENERATIONです。
HOT GENERATIONはロングボードの時代の本当に終わりごろ。ロングボードのデザインとしては現在のクラシックボードに共通している部分が多く、(ロングボードを考える上で)私が一番気になっている時代だということはすでに書きました。
そして、三番目の作品がこれ。SEA OF JOYです。
EVOLUTIONを見て、その後サーフボードがどうなっているか気になって、引っ張り出してきました。
EVOLUTIONの中だけでも、作品の最後のあたりに登場するボードは冒頭のサーフボードと比べて、変わってきています。それだけ変化が著しかったということだと思います。
SEA OF JOYでは、サーフボードにはロングボードの片鱗はほぼ残っていません。でもショートボードと呼ぶには、今の感覚からすると長いです。今で言うミッドレングスの短めくらいです。
面白いと思うのは、登場するサーファーたちのライディングです。
HOT GENERATIONはロングボード。マニューバは完全にロングボードのそれです。それがHOT GENERATIONになると、急にボードが短くなりますが、登場するサーファーたちの多くがボードに対応しきれていないのです(その中でウェイン・リンチだけが独り飛びぬけている感じです。)
ボードのデザインも様々です。
そんなところが最近の流れ、ロングボードに乗っていたサーファーが短いボードに乗り換えてくるという動きと重なって見えて、とても面白いのです(違う点は、映像の中の時代から約20年間はロングボードは忘れ去られていたということです)
この三部作の中には、フィッシュのリバイバル以来、いろいろな方向へボードのデザインが進み、本当に多種多様なボードデザインが存在する今にあってどのように自分に合うボードを選び出して、どうサーフィンを楽しむかというヒントが多いにあるようで、とても興味深いです。
SEA OF JOY、続きを見たいと思います。ウェイン・リンチが乗っているボードを見ているとプリモに乗りたくなります。
テッド・スペンサーが乗っているスタンディングVELOみたいなのが気になります。タイガーさんも登場しています。
EVOLUTIONはリアルタイムでカツさんは見ているので、その前後の話を今度聞いてみたいと思います。こういう映画は時代背景を理解する必要が多いにあります。
DVD欲しい人はここで買えます。
http://witzig.com.au/surf/films/creator/1/2/774#product
朝6時、海到着。なんだか前にも聞いたようなフレーズです。駐車場は私の他はゼロ。一番乗り。波はコシ~ハラくらいで、のんびりできそうな感じです。
ボードは最近、勝手にふたたび盛り上がっているフィッシュ。
気持ち良く、よーく滑ります。昔さんざん書きましたが、フィッシュの感覚はフィッシュの独特のアウトラインとフィンのフォイルをセッティングから生みだされます。他のボードには無いものです。やっぱりフィッシュおもろいです。
しばらく入っていると、急にサイズがあがってきました。ハラくらいだったのが、ムネカタアタマ。セットはさらに大きいのがきます。それもポンポンと何本も。
サイズが上がってきたので、新しいフィンを試してみようとニーボードに乗り換えます。前回はカツさんのトライバナナ。これが新しく手に入れた、レインボウフィンのハニカムフィン。硬くて軽いフィンです。
動きはこちらのフィンの方が軽いです。テールが広いのでちょっと心配だったのですが、ルースな感じはありません。掘れたところでもフィンが抜けるようなことはありませんでした。
スピードはカツさんのバナナフィンの方が上のように思います。ターンもバナナフィンの方が伸びます。フィンのティップにボリュームがあるからだと思います。
どちらも、それぞれの性格で使えます。今日みたいな日はバナナフィンの方がいいかな。
フィッシュもニーボードも新しいフィンもいい感じです。ニーボードは納得できたので、これでセッティング完了です。あとは突っ込んじゃうだけです。
セットの数は多いし、カレントは強いしで、散々パドルさせられましたが、楽しかったです。
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