MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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昨夜はフィッシュ・フライジャパン2009の開催に合わせ、サンディエゴから初来日(だったんですね~)したリチャード・ケンヴィン氏のHYDRODYNAMICAのワークショップに参加してきました。ケンヴィンさんと一緒にツインピンフィッシュで有名なイーライ・ミランドンくんも初来日です。イーライくんは日本に着くなり、渋谷109に連れて行かれかなりビビったようで「crazy」と連発しておりました。東急ハンズは気に入ったそうです。「日本には素敵なところがたくさんあるから絶対気に入るよ」となぐさめてあげましたが、なんだか素朴な感じがカワイかったです。

ケンヴィンさんは風格あります。ちょっとワイルドで知的な雰囲気が漂って、すっかりファンになっちゃいました。朴訥とした話し方で「HYDRODYNAMICA」プロジェクトを説明してくれました。


HYDRODYNAMICAをメルマガでご紹介したのがちょうど3年前。この映像が果たしてDVDとなって商業的に流通するのかは難しいところだと思いますが、これはこれでいいんじゃないかと思います。何度も見た映像がほとんどですが本人が目の前で説明してくれるとまた新鮮です。

ケンヴィンさんが作った、ウィンダンシーのパーキングロットの最後をテーマにした映像も流されましたが、これもとても感慨深いものでした。ウィンダンシーのポイントの目の前の駐車場は「マリブの壁」や「アラモアナの駐車場」などと同様にサーフィンの歴史に大きな意味を持つものだと思います。ボブ・シモンズの時代(もしくはさらに遡って)から名だたるサーファーたちが集まり、情報を交換しあい、新しいデザインが生まれてきたであろう特別な「場所」が壊されてしまうのはサンディエゴのサーフィン界にとって大きな損失だったに違いありません。

ショベルカーがパーキングロットの舗装を剥がし、コンクリートの瓦礫がダンプカーへ積まれていくその向こうで美しくブレイクしているウィンダンシーのピーキーな波。その波をケンヴィン氏が一人で黙々と乗っている最後の映像が強く心に残りました。



リチャード・ケンヴィンさんは明日のフィッシュ・フライにも参加されます。天気が少しだけ心配ですが今年も盛り上がりそうです。

それでは皆さん、静波でお会いしましょう。
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