MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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今年も走ってきました陣馬山。去年は12kmからの登りに苦しめられて、ラスト4kmでハンガーノックと両足痙攣で地獄をみた私です。あれから一年、再び挑戦してきました。
相模湖畔、藤野町。気温は9度。寒いですが走るにはいい気温です。
去年は水分補給のためのハイドレーションを持って走りましたが、気温がそれほど高くないし12km地点と19km地点に給水所があるので、今年は無くても良いと判断。その分身軽になるほうを選択しました。エネルギー補給はエネルギーバー1本とゼリーです。
朝ごはんにコンビニのおにぎりを二つ。そしてスタート40分前に「ZEN」を少し多めに飲みました。
スタート前。気持ち前寄りにポジショニングしてスタートまでの時間、今日の作戦を頭の中で繰り返します。私もこの中に…
エントリー人数は1700人。去年より400人増えてます。トレラン人気です。シューズやスタイルはカッコイイですがイメージよりもはるかにタフな競技です。
午前9時、スタート。
スタート~陣馬山山頂
周りはすごいペースで走り始めて、たちまちたくさんのランナーに抜かれますが、私は自分のペースをつかむことに専念。集団の中で自分のペースを見失わないようしなければいけません。
スタートから陣馬山山頂までの7kmは、250m地点から855mまでを一気に上るので急な坂がずっと続きます。スタートして15分もすると、先ほどすごい勢いで抜いていったランナーたちが続かなくなって歩き始めるのを無理せず一人ずつ抜いていきます。「歩くなら最初から飛ばすなよ」と言いたくなりますが、周りについつられてしまうんですよね。
余裕があるのでスピードを上げればもっと上位へいけそうですが、そこは我慢。今日はとにかく登りも下りも決めたペースを守ることが目標です。
しばらく走っていくとペースが合うランナーたちと集団ができ始めたのでその中で走ることにします。
道はトレイル。急な斜面に40センチほどしかないトレイルを走ります。谷側に傾斜して危険な個所もたくさん、無理に追い越して接触すればそのまま滑落ということもあり得ます。
走ったり前が詰まって歩いたりしながら、陣馬山山頂1時間5分で到着。昨年よりも10分遅れ。でもまだ17キロほど残っています。焦らずペースをキープすることを自分に言い聞かせながら下りに突入です。ここで念のため「ZEN」を数粒補給。
陣馬山山頂~落合(第一給水所)
標高855mから240mまでを5キロの距離で一気に下ります。傾斜はかなり急です。どうしてもスピードが出てしまいますが調子に乗って走っているとその後には登りが待っています。ブレーキをかけすぎず、でもスピードが出過ぎないように気をつけながらペースを保って下っていきます。
下りは実際、かなりスリリングです。木の根や石がゴロゴロした曲がりくねった急坂を走り下りるのです。転倒すれば骨折という可能性はかなり高くなりますがトレランの醍醐味でもあります。
速いランナーは先へ行かせつつ、抜けるランナーを着実に抜いていきます。スピードに気を付けていても下り続けていると腿の筋肉がピクピクしてきます。この後の登りを思い出し、去年の悪夢を思い出します。でも下るしかありません。
5キロの下りの終着点が最初の給水ポイント。水を二杯とエナジーバーを半分かじり、ジェリーでエネルギー補給です。12キロ地点で1時間30分経過。結局、結構なスピードで走り下りていたようです 笑。面白いんです、下り。
落合(第一給水所)~栃谷林道分岐(第二給水所)
ここからは7キロの登り、240m地点から625mまで延々と登りが続きます。足を確かめつつ登り始めてみますが、まだまだ足は言うことをきいてくれそう。急こう配の斜面はあきらめて早歩き、傾斜が緩くなれば走ります。
二つ目の急坂を歩きで登り終わってまた走り始めます。昨年は死ぬ思いで登っていた斜面ですが、気が付けばかなりの距離を走って登ってきています。まだ足は続きそうです。
登りはじめて30分が経過。そこで初めて「オレ、登れてる」と実感が湧いてきます。
下りで抜いていったランナーをたくさん抜き返します。
47分で7キロの登りを走り抜いていました。昨年はできなかったことです。気が付いたら登りが終わっていました。
栃谷林道分岐(第二給水所)~ゴール
最後の給水ポイントで給水。残り4キロです。この時点で2時間20分が経過。頑張ればなんとか2時間30分台のタイムが実現できるかもしれません。
ゴールまでは急な下り。これが曲者です。
さすがに足に力が入らず、踏ん張れないので思うようにスピードが上がりません。転倒しないように気を付けるのが精一杯です。
ここで予想していなかったトラブルが発生。着地の衝撃のせいかたまに痛んでいた右足のヒザが着地するたびにジンジンと痛み始めました。まったくの想定外です。でももうここまできたら行くしかなーい。ヒザの痛みをこらえながら、ペースのことも忘れてイケイケモードに切り替えです。
長い距離を走っていると、身体のどこかが痛みはじめるのはよくあること。痛みを抱えながら走るのは何度も経験しています。「(ヒザの痛みは)じき消えるでしょう」と信じつつ痛みをこらえて下り続けると少し回復してきたような感じです。
5人ほどのランナーに抜かれましたが、残り1kmの表示。もう痛みも疲れも関係ありません。走るだけです。(実は走れちゃう自分にビックリしていました)
気が付けば痛みは感じなくなっていました。去年、後ろ向きになって半泣きで半歩ずつ下った坂を一気に下ります。
そしてゴール!
結果はタイム2時間42分48秒 総合1700人中325位 年齢別(40~49歳)466人中112位 でした。
目標タイムは2時間30分。12分遅れでしたが、まあこんなもんでしょう。
意外だったのは、第二給水所からの7キロの登り。昨年の地獄の登りのイメージが強かったのですが、そんなに大変じゃなかったこと。昨年はよっぽどバテていたんですね。ハイドレーションですが、水は持って走らなくて正解でした。
それから、進むペースをキープしていれば考えていたとおりのタイムで目的地に着くということ。当たり前のことですが、レースの中でそれをイメージしつつ走るということが今回初めてできたように思います。
ランニング三年目にして、長い距離を走る面白さが分かってきたように思います。
来年は目指せ2時間30分切りです。ランニング、ますますハマりそうです 笑。
相模湖畔、藤野町。気温は9度。寒いですが走るにはいい気温です。
去年は水分補給のためのハイドレーションを持って走りましたが、気温がそれほど高くないし12km地点と19km地点に給水所があるので、今年は無くても良いと判断。その分身軽になるほうを選択しました。エネルギー補給はエネルギーバー1本とゼリーです。
朝ごはんにコンビニのおにぎりを二つ。そしてスタート40分前に「ZEN」を少し多めに飲みました。
スタート前。気持ち前寄りにポジショニングしてスタートまでの時間、今日の作戦を頭の中で繰り返します。私もこの中に…
エントリー人数は1700人。去年より400人増えてます。トレラン人気です。シューズやスタイルはカッコイイですがイメージよりもはるかにタフな競技です。
午前9時、スタート。
スタート~陣馬山山頂
周りはすごいペースで走り始めて、たちまちたくさんのランナーに抜かれますが、私は自分のペースをつかむことに専念。集団の中で自分のペースを見失わないようしなければいけません。
スタートから陣馬山山頂までの7kmは、250m地点から855mまでを一気に上るので急な坂がずっと続きます。スタートして15分もすると、先ほどすごい勢いで抜いていったランナーたちが続かなくなって歩き始めるのを無理せず一人ずつ抜いていきます。「歩くなら最初から飛ばすなよ」と言いたくなりますが、周りについつられてしまうんですよね。
余裕があるのでスピードを上げればもっと上位へいけそうですが、そこは我慢。今日はとにかく登りも下りも決めたペースを守ることが目標です。
しばらく走っていくとペースが合うランナーたちと集団ができ始めたのでその中で走ることにします。
道はトレイル。急な斜面に40センチほどしかないトレイルを走ります。谷側に傾斜して危険な個所もたくさん、無理に追い越して接触すればそのまま滑落ということもあり得ます。
走ったり前が詰まって歩いたりしながら、陣馬山山頂1時間5分で到着。昨年よりも10分遅れ。でもまだ17キロほど残っています。焦らずペースをキープすることを自分に言い聞かせながら下りに突入です。ここで念のため「ZEN」を数粒補給。
陣馬山山頂~落合(第一給水所)
標高855mから240mまでを5キロの距離で一気に下ります。傾斜はかなり急です。どうしてもスピードが出てしまいますが調子に乗って走っているとその後には登りが待っています。ブレーキをかけすぎず、でもスピードが出過ぎないように気をつけながらペースを保って下っていきます。
下りは実際、かなりスリリングです。木の根や石がゴロゴロした曲がりくねった急坂を走り下りるのです。転倒すれば骨折という可能性はかなり高くなりますがトレランの醍醐味でもあります。
速いランナーは先へ行かせつつ、抜けるランナーを着実に抜いていきます。スピードに気を付けていても下り続けていると腿の筋肉がピクピクしてきます。この後の登りを思い出し、去年の悪夢を思い出します。でも下るしかありません。
5キロの下りの終着点が最初の給水ポイント。水を二杯とエナジーバーを半分かじり、ジェリーでエネルギー補給です。12キロ地点で1時間30分経過。結局、結構なスピードで走り下りていたようです 笑。面白いんです、下り。
落合(第一給水所)~栃谷林道分岐(第二給水所)
ここからは7キロの登り、240m地点から625mまで延々と登りが続きます。足を確かめつつ登り始めてみますが、まだまだ足は言うことをきいてくれそう。急こう配の斜面はあきらめて早歩き、傾斜が緩くなれば走ります。
二つ目の急坂を歩きで登り終わってまた走り始めます。昨年は死ぬ思いで登っていた斜面ですが、気が付けばかなりの距離を走って登ってきています。まだ足は続きそうです。
登りはじめて30分が経過。そこで初めて「オレ、登れてる」と実感が湧いてきます。
下りで抜いていったランナーをたくさん抜き返します。
47分で7キロの登りを走り抜いていました。昨年はできなかったことです。気が付いたら登りが終わっていました。
栃谷林道分岐(第二給水所)~ゴール
最後の給水ポイントで給水。残り4キロです。この時点で2時間20分が経過。頑張ればなんとか2時間30分台のタイムが実現できるかもしれません。
ゴールまでは急な下り。これが曲者です。
さすがに足に力が入らず、踏ん張れないので思うようにスピードが上がりません。転倒しないように気を付けるのが精一杯です。
ここで予想していなかったトラブルが発生。着地の衝撃のせいかたまに痛んでいた右足のヒザが着地するたびにジンジンと痛み始めました。まったくの想定外です。でももうここまできたら行くしかなーい。ヒザの痛みをこらえながら、ペースのことも忘れてイケイケモードに切り替えです。
長い距離を走っていると、身体のどこかが痛みはじめるのはよくあること。痛みを抱えながら走るのは何度も経験しています。「(ヒザの痛みは)じき消えるでしょう」と信じつつ痛みをこらえて下り続けると少し回復してきたような感じです。
5人ほどのランナーに抜かれましたが、残り1kmの表示。もう痛みも疲れも関係ありません。走るだけです。(実は走れちゃう自分にビックリしていました)
気が付けば痛みは感じなくなっていました。去年、後ろ向きになって半泣きで半歩ずつ下った坂を一気に下ります。
そしてゴール!
結果はタイム2時間42分48秒 総合1700人中325位 年齢別(40~49歳)466人中112位 でした。
目標タイムは2時間30分。12分遅れでしたが、まあこんなもんでしょう。
意外だったのは、第二給水所からの7キロの登り。昨年の地獄の登りのイメージが強かったのですが、そんなに大変じゃなかったこと。昨年はよっぽどバテていたんですね。ハイドレーションですが、水は持って走らなくて正解でした。
それから、進むペースをキープしていれば考えていたとおりのタイムで目的地に着くということ。当たり前のことですが、レースの中でそれをイメージしつつ走るということが今回初めてできたように思います。
ランニング三年目にして、長い距離を走る面白さが分かってきたように思います。
来年は目指せ2時間30分切りです。ランニング、ますますハマりそうです 笑。
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