MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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以前から私は自分のことを「反原発主義者」だと公言してきました。そうなったのは、自分が被爆二世だという生い立ちのせいです。
子供のころに感じていた漠然とした形のない恐怖。自分が普通の人と同じように大人になるまで健康に生き、そして結婚して健常な子供を作ることができるのだろうか?という自分の身体と自分の未来にたいする恐怖です。
そんな感性を持って成長してきた私が、原発への反対の声に強く耳を傾け同調していったのは自然な成り行きだったとご理解いただけると思います。
でも、ここに来て考え方が少し変わってきている自分に気が付きました。
その気持ちは今回の原発事故に対する世の中の反応、特に原発反対派と思われる人たちの発言を聞くにつれ高まっていきました。
原発の危険性を強調し不安を煽るような反原発の人たちの発言のほとんどが、いまの状況に不安や悲しみを抱いている人たちを余計に傷つけているように思いました。
それはもしかすると、自分が幼いころに感じていた形の無い、つかみどころのないあの恐怖と同じだと気が付いたら涙が出てきました。そんなやり方は間違っています。
今は非常時で、皆が協力しあって電気を節約して原発の電気が無くてもなんとかやっていますが、今のこの状況をこれからずっと続けていくことはできません。それにはやはり電気が必要です。
原発は、いったん事故が起こってしまうとどれほどの被害があるのかということは身をもって体験しています。食べ物と水が汚染されたら私たちは生きていけません(どれだけの食べ物が汚染廃棄されるのかと思うと悲しくなります。食べ物=命なのです)
事態はまだまだ収束していませんし、自分の土地を追われている原発周辺の住民の方たちが大勢いらっしゃいます。しかもあの原発の電気を使っていたのは東京、神奈川など関東圏の都市です。
リスクは遠くに置いて、恩恵だけを受けるという構造はあるべきではないと思うし、そんな構造ができていったのはそれが原子力発電だからと考えざるを得ません。
これからは地熱、太陽光、風力など新しいエネルギーにもっと目をむけていくべきだと思います。現在使っている電気の総量の約30パーセントが原子力です。電力総量のいくらかは皆で頑張って節電で減らせるはずです。そして不足する電力をとりあえず原子力で補い、段階的に新しいクリアなエネルギーに移行していくのです。
原子力発電をすぐになくしてしまうのは無理です。私たちの子供、孫、そしてその子供たちの世代へむけて長期的な視野を持って真剣に取り組んでいくべき問題だと思います。
原発反対には変わりありませんがこれからは反原発ではなく、(他にいい言葉が出てこないのですが)脱原発主義という立場で原発のことを考えて行きたいと思っています。
イメージしてみてください。
ウラン、プルトニウムから太陽や風の力へ。
それこそ子供のころに想像していた未来の姿かもしれません。
さっきこられたお客さんは「吉浜行ってきました!」と言っておられましたが、みなさんはどうですか?
被災された方のことを思うと「波乗りなんかしている場合じゃない」という気持ちがわいてくると思います。でも通勤の大変さや節電、停電といつもと違う状況の中での仕事はいつもよりもストレスも多く、余震やこれからのことなど自分でも気がつかないうちに精神的にダメージを受けているかもしません。
そんなときに自分たちも海から元気をもらうことは許されるのではないかと思います。そろそろ少しずつ、自分たちのことも考えてもいいのではないかと思っています。
子供のころに感じていた漠然とした形のない恐怖。自分が普通の人と同じように大人になるまで健康に生き、そして結婚して健常な子供を作ることができるのだろうか?という自分の身体と自分の未来にたいする恐怖です。
そんな感性を持って成長してきた私が、原発への反対の声に強く耳を傾け同調していったのは自然な成り行きだったとご理解いただけると思います。
でも、ここに来て考え方が少し変わってきている自分に気が付きました。
その気持ちは今回の原発事故に対する世の中の反応、特に原発反対派と思われる人たちの発言を聞くにつれ高まっていきました。
原発の危険性を強調し不安を煽るような反原発の人たちの発言のほとんどが、いまの状況に不安や悲しみを抱いている人たちを余計に傷つけているように思いました。
それはもしかすると、自分が幼いころに感じていた形の無い、つかみどころのないあの恐怖と同じだと気が付いたら涙が出てきました。そんなやり方は間違っています。
今は非常時で、皆が協力しあって電気を節約して原発の電気が無くてもなんとかやっていますが、今のこの状況をこれからずっと続けていくことはできません。それにはやはり電気が必要です。
原発は、いったん事故が起こってしまうとどれほどの被害があるのかということは身をもって体験しています。食べ物と水が汚染されたら私たちは生きていけません(どれだけの食べ物が汚染廃棄されるのかと思うと悲しくなります。食べ物=命なのです)
事態はまだまだ収束していませんし、自分の土地を追われている原発周辺の住民の方たちが大勢いらっしゃいます。しかもあの原発の電気を使っていたのは東京、神奈川など関東圏の都市です。
リスクは遠くに置いて、恩恵だけを受けるという構造はあるべきではないと思うし、そんな構造ができていったのはそれが原子力発電だからと考えざるを得ません。
これからは地熱、太陽光、風力など新しいエネルギーにもっと目をむけていくべきだと思います。現在使っている電気の総量の約30パーセントが原子力です。電力総量のいくらかは皆で頑張って節電で減らせるはずです。そして不足する電力をとりあえず原子力で補い、段階的に新しいクリアなエネルギーに移行していくのです。
原子力発電をすぐになくしてしまうのは無理です。私たちの子供、孫、そしてその子供たちの世代へむけて長期的な視野を持って真剣に取り組んでいくべき問題だと思います。
原発反対には変わりありませんがこれからは反原発ではなく、(他にいい言葉が出てこないのですが)脱原発主義という立場で原発のことを考えて行きたいと思っています。
イメージしてみてください。
ウラン、プルトニウムから太陽や風の力へ。
それこそ子供のころに想像していた未来の姿かもしれません。
さっきこられたお客さんは「吉浜行ってきました!」と言っておられましたが、みなさんはどうですか?
被災された方のことを思うと「波乗りなんかしている場合じゃない」という気持ちがわいてくると思います。でも通勤の大変さや節電、停電といつもと違う状況の中での仕事はいつもよりもストレスも多く、余震やこれからのことなど自分でも気がつかないうちに精神的にダメージを受けているかもしません。
そんなときに自分たちも海から元気をもらうことは許されるのではないかと思います。そろそろ少しずつ、自分たちのことも考えてもいいのではないかと思っています。
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無題
ムラさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
もしかすると安全に操業できて、必要な原発もあるのかもしれません。
今私たちに求められるのは、正しい知識を持って公表された情報を冷静に判断していくことだと思います。
それは難しい判断なのですが、まずは知識を得ることが第一歩だと思います。
ただ恐怖を煽るだけの反原発論はもうたくさんです。
自分で気が付くことができてよかったと思っています。
もしかすると安全に操業できて、必要な原発もあるのかもしれません。
今私たちに求められるのは、正しい知識を持って公表された情報を冷静に判断していくことだと思います。
それは難しい判断なのですが、まずは知識を得ることが第一歩だと思います。
ただ恐怖を煽るだけの反原発論はもうたくさんです。
自分で気が付くことができてよかったと思っています。
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