MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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タイトルの「コシ・ハラ」波のことではありません。でも波乗りにも関係あります。

こんな本を買ったのです。

ボンジュール・ジャポン、1882年にフランスのシャンパン財閥の御曹司が日本を旅した際に撮影された貴重な写真と紀行文を収めた本です。

1882年というと明治14年、江戸から明治に世の中が移り変わってまだそれほど時間が経っていない時代の日本ですから、そんな時代の写真が残っていること自体が驚くべきことだと思います。

本をめくっていると約130年前の人々の生活や風俗などにあわせて興味を引くのが、昔の人たちの体つきです。

本の中に登場する写真の中の人物たちにそれぞれに、ズシリとした存在感があります。現代人のほうが平均身長も高くなって、体格は向上しているはずなのですが、フランス人と比べて見るからに小さそうな写真の中の昔の日本人からは現代人には無い存在感が伝わってきます。

身体は小さくても皆、立派な足腰を持って安定感がある姿勢のいい男たちです。立ち姿から意志の強さが伝わってくるようです。腰が据わっています。

日本語の言い回しには、コシやハラという言葉を含む表現がたくさんあります。例えば、「腹を割って話す」「腰を落ち着ける」「腹を決める」などなど、ボキャブラリーが少ない私でもすぐにいくつか思いつきます。

これらが意味するところは何か重要なこと、大事なことにあたるときに使う表現が多いことにも気が付くと思います。

波乗りをするときに大切な「丹田」一般的にはヘソの下のことを指しますが、ここがしっかりしていないと何となく頼りない、いまいちレールが入っていないようなライディングになってしまいます。腸腰筋(ちょうようきん)などライディングに重要なインナーマッスルもこのあたりにあります。

その昔、日本が開国し列強の侵略に危機にさらされながらも独立を保ち、対等に渡り合って国力を高めてきた原動力のひとつに、昔の人が持っていたコシハラの粘り強さがあったのではないかと思います。

最近、日本の歴史のお勉強に熱心な私ですが、その目的のひとつが現代の生活を豊かにするヒントが昔の人の暮らしや考え方の中にあるのではないかということです。

そのひとつが「コシ・ハラ」です。今の日本にもコシハラの粘り強さが必要だと思います。特に政治家の方たちには、ハラを決めてコシをすえて問題に取り組んで欲しいと切に願っています。

もちろん波乗りにも効き目があります。

さて、この南西風はしばらく吹き続けそう。海入りたいからオンショアウェイブでやってみようかな。



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