MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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午後二時半。店の中に日差しが一番入ってくる時間です。外気温は34℃。のれんとよしずみたいなもので日差しをさえぎって、エアコンの設定温度は28℃。十分快適です。
一人で店にいるだけなら入り口の扉を開けて、網戸を貼り付けた反対側の窓を開けておけばエアコンは使わなくても平気なのですが、お客さんが来ると汗だくになってしまって申し訳無い。だからエアコンは使っています。(これを書いている午後5時半、エアコンは送風、ドアと窓を開けて快適です。)
昔はエアコンはありませんでした。自分の記憶で言えることなので、そんなに大昔のことではありません。エアコンが無くても、窓を開け風通しを良くした家の中にはとても涼しくて気持ちが良い場所がありました。
風呂上りにはそんな場所に座って、夕涼みしたものです。扇風機かうちわがあれば十分でした。
深い軒やヨシズやすだれを使い日差しをさえぎって、風を通し、風鈴やガラスの金魚蜂など視覚、聴覚的に涼しさを感じさせるものを置き、日が傾いてくれば水を撒いて温度を下げる。昔からさまざまな暮らしの知恵を使って、暑い夏を乗り切ってきたのです。
けれども都会ではそんな暮らし方は難しいのが現実です。都会はコンクリートの塊で太陽の熱をたっぷりと蓄えて夜になってもなかなか気温は下がらず暑いままで、涼しい夕方の風なんてどこからも吹いてきません。夕涼みなんてやろうものなら吹いてくるのは隣の家のエアコンの熱い風かもしれません。
だから仕方がなく窓を閉めて電気を使ってエアコンで温度を下げる。夜でも明るく、いつでも買い物ができて、電車も夜遅くまで動いている。便利でわがままな都会で使う電気を作るために、都会から離れた場所に原子力発電所がたくさん作られました。
その原子力発電所が地震と津波で爆発して使えなくなってしまったので、今年は節電の夏です。
原発の事故当時には、暑くなったら冷房を使わないわけにはいかないし、世の中大変なことになるぞと私同様、皆さんも多いに心配したに違いありません。でもすでに気温が35℃を越す猛暑日もありましたが、計画停電もいまのところ無いしなんとかなっています。電力をたくさん使う企業の努力と一人一人が協力して乗り切ろうという気持ちの成果だと思います。
このまま夏を乗り切ることができれば、現在多くが停止した状態にある原発は無くてもいいという証明にもなると思います。そうしたら段階的に原子力エネルギーから自然エネルギーに変えていくというのではなく、現在止まっている原発はそのまま廃炉にして、今の原子力以外の発電方法を維持した状態で、自然エネルギー利用の電力を増やしていくというやり方が理想的だと思います。
日本は間接民主主義の国だから、原発の是非を問う国民の直接投票は合わないと言った政治家がいましたが、この夏を皆で力を合わせて停電させることなく乗り切ることができれば、それは原発は無くてもOKという理論形成になりますし、国民の意思表示にもなり得るのではないかと思います。(いままでのエネルギーを使い放題の暮らしを見直す機会にも…)
震災以来、愛読している大学教授のブログです。データを挙げて原発は無くても大丈夫ということを書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/5d6a77320c641c30b6ed32cf97bde105
梅雨明けです。頑張って夏を乗り切りましょう。
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