MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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長らくお休みをいただいて、あいすいませんでした。昨日から通常通りに営業しております。世間は19号のうねりの話題でもちきりなんでしょうが、せっかく行ってきたので私の故郷の長崎をちょっとだけ紹介させてくださいまし。
私、不肖宮嶋は生まれは東京です。でも小学生に上がる直前に母の実家がある長崎へと引っ越し、小中高、予備校の13年間を日本の西の端にある長崎の街で育ちました。
鎖国時代の日本において、唯一の外へ向けて開かれた土地として中国や西洋文化の影響を受けてきた長崎は独特の文化を持っています。平地がほとんど無く、海と山が入り組んだ地勢が作り出す雰囲気も長崎の雰囲気を作り出しています。
暮らした年月は東京、神奈川の方が倍以上に長いのですが、子供時代から10代の多感な時期を過ごしてきた長崎という街は自分の感性に多いに影響しておりまた、帰るべき故郷として自分の中に存在しています。
今回の帰省は、長崎のお祭りに日程を合わせました。昨年はお盆の精霊流しでしたが、今年は長崎の氏神さまである諏訪神社。お諏訪さんの例大祭、長崎くんちです。
七年に一度、奉納の出し物の順番が各町に回ってきます。出し物をする町を踊町(おどりちょう)と呼びます。例えば「五島町」の出し物は「龍踊り」という具合に決まっていて、七年に一度なので今年見たら次に見られるのは七年後、ということになります。
市内を庭先回りする姿を見ることもできますが、メイン会場は諏訪神社。長崎の人は親しみをこめて、お諏訪さんと呼びます。
境内には見物の桟敷が組まれ、踊町はここで神前に出し物を奉納します。
演技をしているのは、銀屋町の鯱太鼓。掛け声とともに神輿を空中に放り投げる豪快な神輿です。長崎の人は放り投げるか、くるくると回すと大喜びします。
面白いのは演技を終えて戻ろうとする出し物に対して、観客がアンコールを要求するところ。
神輿や曳き物(船など)に対しては「モッテコーイ!」。舞踊りに対しては「ショモーヤレ!」と叫びまくって、もっとやってくれと要求します。
こんな風に両手で招くような手振りをしながら叫びます。この真っ白な頭のおじいちゃんと紫のハッピのおばあちゃんはとても熱烈でした。
なので舞台と客席に一体感が生まれてきます。見ているだけじゃなくて、自分も参加している気持ちになれるのがくんちの魅力なのだと思います(みんな手ぬぐいでほっかむりしているのは、神前なので脱帽、日傘を使ってもだめなせいです)
30数年ぶりに見たくんちでしたが、興奮しまくりでした。朝の8時半から12時過ぎまで、かぶりつき状態でしたから 笑。
本当に素晴らしかったです。感動しました。
そして、素晴らしい演技に対しては「ヨイヤー!」。ブラボーと同じような意味の掛け声です。
全ての奉納演技が終わった最終日には、三つの神輿に乗って神様が戻ってきます。お諏訪さんの参道の階段を駆け上る「お上り」(おのぼり)という行事です。(始まりのときには駆け下りる「お下り」です)
興味がある方は、YOU TUBEなどで映像を検索してみてください。長崎くんちでたくさん出てきます。長崎独特のお囃子「しゃぎり」と銅鑼や中国ラッパの音を聞くと血が騒ぐのは、自分が長崎育ちの証拠です。
フェイスブックもありました。
来年も必ず見に行きます!! 笑。
くんちが終わって、静かになったお諏訪さんを離れ、懐かしい風景をもとめて歩いてみました。とにかく坂と階段ばかりです。
坂を下りていくと川が流れています。子供の頃、この川の川原でよーく遊びました。中島川という川ですが、古い石造りの橋がいくつもかけられています。江戸時代の人たちも同じ石橋を渡ったに違いありません。
すっかり古くなった手すりも石造りです。子供の頃と変わりません。
川をたどって長崎の中心街に行くと、くんちはまだ続いていました。龍おどりです。庭先まわりといって、花代をもらったところにお礼をして回っています。こんなのがにょろっと来てくれたら嬉しいでしょうね。
この日の気温は30度。朝晩は肌寒いですが陽が出ると真夏の暑さ。海へ行きたくなりました。乾いているので日陰は快適ですが、この季節のこの気候もなんだか懐かしく郷愁を誘うものでした。
長崎は戦争の歴史も深いものがあります。写真は浦上天主堂。手前に見える遺構は原子爆弾で、天主堂の上の部分が吹き飛ばされてきたものをそのまま残しています。
このへんは高校生の頃に女の子とふたりでドキドキしながら歩いていたところでもあります。季節もちょうど同じだったのですっかりその頃のことを思い出してしまいました。若かりしころの甘酸っぱい思い出です 笑。
タイトルの「ずっきゃんきゃん」。言葉は知っていましたがその意味を今回初めて知りました。
ずっきゃんきゃん、長崎弁で「肩車」のことだそうです。猿ずっきゃんきゃん…思わず吹き出しましたよ。
路面電車、長崎弁、その他もろもろ含めて、長崎ってなんかカワイイです。
さーて、これで私の休暇は終わり。今日は葉山で大波コンテストが開催予定でしたが、コンディションが開催に見合ったものにならなかったようで、フリーセッション&延期になったようです。
諸先輩方にここの波のことは聞いていましたが見たのは初めて。すごいです。
http://www.colors-magazine.com/?p=144295
これは開催されたらぜひ見てみたいです。
私、不肖宮嶋は生まれは東京です。でも小学生に上がる直前に母の実家がある長崎へと引っ越し、小中高、予備校の13年間を日本の西の端にある長崎の街で育ちました。
鎖国時代の日本において、唯一の外へ向けて開かれた土地として中国や西洋文化の影響を受けてきた長崎は独特の文化を持っています。平地がほとんど無く、海と山が入り組んだ地勢が作り出す雰囲気も長崎の雰囲気を作り出しています。
暮らした年月は東京、神奈川の方が倍以上に長いのですが、子供時代から10代の多感な時期を過ごしてきた長崎という街は自分の感性に多いに影響しておりまた、帰るべき故郷として自分の中に存在しています。
今回の帰省は、長崎のお祭りに日程を合わせました。昨年はお盆の精霊流しでしたが、今年は長崎の氏神さまである諏訪神社。お諏訪さんの例大祭、長崎くんちです。
七年に一度、奉納の出し物の順番が各町に回ってきます。出し物をする町を踊町(おどりちょう)と呼びます。例えば「五島町」の出し物は「龍踊り」という具合に決まっていて、七年に一度なので今年見たら次に見られるのは七年後、ということになります。
市内を庭先回りする姿を見ることもできますが、メイン会場は諏訪神社。長崎の人は親しみをこめて、お諏訪さんと呼びます。
境内には見物の桟敷が組まれ、踊町はここで神前に出し物を奉納します。
演技をしているのは、銀屋町の鯱太鼓。掛け声とともに神輿を空中に放り投げる豪快な神輿です。長崎の人は放り投げるか、くるくると回すと大喜びします。
面白いのは演技を終えて戻ろうとする出し物に対して、観客がアンコールを要求するところ。
神輿や曳き物(船など)に対しては「モッテコーイ!」。舞踊りに対しては「ショモーヤレ!」と叫びまくって、もっとやってくれと要求します。
こんな風に両手で招くような手振りをしながら叫びます。この真っ白な頭のおじいちゃんと紫のハッピのおばあちゃんはとても熱烈でした。
なので舞台と客席に一体感が生まれてきます。見ているだけじゃなくて、自分も参加している気持ちになれるのがくんちの魅力なのだと思います(みんな手ぬぐいでほっかむりしているのは、神前なので脱帽、日傘を使ってもだめなせいです)
30数年ぶりに見たくんちでしたが、興奮しまくりでした。朝の8時半から12時過ぎまで、かぶりつき状態でしたから 笑。
本当に素晴らしかったです。感動しました。
そして、素晴らしい演技に対しては「ヨイヤー!」。ブラボーと同じような意味の掛け声です。
全ての奉納演技が終わった最終日には、三つの神輿に乗って神様が戻ってきます。お諏訪さんの参道の階段を駆け上る「お上り」(おのぼり)という行事です。(始まりのときには駆け下りる「お下り」です)
興味がある方は、YOU TUBEなどで映像を検索してみてください。長崎くんちでたくさん出てきます。長崎独特のお囃子「しゃぎり」と銅鑼や中国ラッパの音を聞くと血が騒ぐのは、自分が長崎育ちの証拠です。
フェイスブックもありました。
来年も必ず見に行きます!! 笑。
くんちが終わって、静かになったお諏訪さんを離れ、懐かしい風景をもとめて歩いてみました。とにかく坂と階段ばかりです。
坂を下りていくと川が流れています。子供の頃、この川の川原でよーく遊びました。中島川という川ですが、古い石造りの橋がいくつもかけられています。江戸時代の人たちも同じ石橋を渡ったに違いありません。
すっかり古くなった手すりも石造りです。子供の頃と変わりません。
川をたどって長崎の中心街に行くと、くんちはまだ続いていました。龍おどりです。庭先まわりといって、花代をもらったところにお礼をして回っています。こんなのがにょろっと来てくれたら嬉しいでしょうね。
この日の気温は30度。朝晩は肌寒いですが陽が出ると真夏の暑さ。海へ行きたくなりました。乾いているので日陰は快適ですが、この季節のこの気候もなんだか懐かしく郷愁を誘うものでした。
長崎は戦争の歴史も深いものがあります。写真は浦上天主堂。手前に見える遺構は原子爆弾で、天主堂の上の部分が吹き飛ばされてきたものをそのまま残しています。
このへんは高校生の頃に女の子とふたりでドキドキしながら歩いていたところでもあります。季節もちょうど同じだったのですっかりその頃のことを思い出してしまいました。若かりしころの甘酸っぱい思い出です 笑。
タイトルの「ずっきゃんきゃん」。言葉は知っていましたがその意味を今回初めて知りました。
ずっきゃんきゃん、長崎弁で「肩車」のことだそうです。猿ずっきゃんきゃん…思わず吹き出しましたよ。
路面電車、長崎弁、その他もろもろ含めて、長崎ってなんかカワイイです。
さーて、これで私の休暇は終わり。今日は葉山で大波コンテストが開催予定でしたが、コンディションが開催に見合ったものにならなかったようで、フリーセッション&延期になったようです。
諸先輩方にここの波のことは聞いていましたが見たのは初めて。すごいです。
http://www.colors-magazine.com/?p=144295
これは開催されたらぜひ見てみたいです。
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