MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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昨日のブログは一言抜けていました。ボンザーのニーボードは「動きはトライフィンのニーボードよりも鈍くなるかもしれませんが、大事なところはそこじゃない」と言いたかったのですが、肝心な書き忘れていた部分を付け加えました。

さて、今こんな本を読んでいます。著者はアイビーボーイのイラストで有名な穂積和夫さんのお姉さまです。

関東大震災から太平洋戦争に入る前までの時代、昭和初期の東京下町の暮らしをつづったお話です。震災、戦争、前後のことを考えると大変な時代ではあるのですが、この当時の人々の暮らしぶりは今よりも経済的、物質的なものを超えて人間的な豊かさを感じます。

人の暮らしの基本は、衣食住です。それに仕事、遊び、趣味などが加わって生活に彩りが生まれてきます。

使うものは今よりも人の手によって作られたことが強く感じられたと思います。プラスチック製品はありません。食品には化学添加物は使われていません。流通手段は未発達で冷蔵輸送なんかありませんから、ほぼ地産地消です。

着るものは古くなれば仕立て直して再利用する知恵があったと思います。建物の建材も同様です。鉄道はありますが、人の移動の基本は自分の足です。

人の力で制御できる範囲の文明の中で、今よりもずっと地に足が着いた生活をしていたように思えてなりません。今様に言うならエコな暮らしかもです。

インターネットは便利ですが、人の処理能力を超えた情報をもたらします。情報の内容は玉石混交。選んでいると寝る時間がどんどん無くなります。

移動も便利で速い。でも、もうこれ以上は必要無いと思います。地下のトンネルを時速500キロで走る超伝導リニアは想像しただけでぞっとします。

食べ物は添加物だらけ。

今の世、便利でモノはあふれていますが豊かさは感じません。無いものねだりで良くみえてしまうのかもしれません。どの時代もそこで生きていくのが大変なのは同じですが…やっぱり古き良き時代だったと思います。

それだけに、その後の戦争のことを考えると複雑なものがあります。





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