MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:明日、1月7日(土)は都合により、午後2時のオープンになります。よろしくお願いいたします。

昨日は定休日でした。いつもならリペア工場、シェイプルームがルーティーンなのですが、まだお正月でみなさんお休み。なので私も一日のんびり。久しぶりに映画館へ映画を観に行ってきました。

観たのは「この世界の片隅に」というアニメ映画です。制作資金をクラウドファウンディングで集め作られた映画で、SNSの口コミで広がり評判を呼んでいる作品です。近所の小さな映画館で、年明けから上映され始めたので、たまには映画でもと、出かけてみたのですが…。

いやー泣きました 笑。となりに座っていたおばちゃんなんて、ずーっと泣いてましたから。

太平洋戦争前後の時代の広島と呉が舞台で、戦争がテーマの映画と言っていいと思うのですが、悲しくて出てくる涙じゃなくて、爽やかな気持ちに気が付かないうちに涙が溜まっているという不思議な感じでした。

ネタばれしないように書きますが、女優の「のんさん」が声を務める、少々おっとりした性格で絵を描くことが好きな「すずさん」という女性が主人公で、すずさんの子供時代から、お嫁に行って戦争が終わるまでの暮らしを描いています。

すずさんは、戦時中の物資が窮乏していく中を、おっとりとしたペースでかなりボケつつ、たくましく生きていきます。呉は軍港ですから、戦争後期になってくると激しい空襲を受けます。広島には原爆が落ちます(見ている方はそれを知っていますから、ドキドキが止まらないのです)

当然のように家族や回りの人たちの中には、それに巻き込まれて死んでいく人が出てくるし、すずさん自身も右手を爆弾に吹き飛ばれてしまいます。

右手を無くし、死を悲しみ、それでも家族ととにかく生きていこうとするすずさんはあいかわらずおっとりとしています。強い調子のせりふがほとんど無いせいか、見ている方はいつのまにかすずさんの気持ちの中へと引き込まれているのかもしれません。

戦争の悲惨さが描かれているのですが、観終わったあと、なにか爽やかな風が吹いているような気持ちになる不思議な作品だと思います。

素晴らしい作品だと思います。ぜひ見てください。




TIKI 8’4”アップしました。MENEHUNE BEACH STOREホームページ ご覧ください。明日はこのTIKIのお話しにいたします。




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