MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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ベースという楽器が好きで弾いていた時期があります。もう30年も昔のことです。中高大学生のころにバンドを組んで音楽をやっていた方は結構多くいると思います。多くの人が通る道のひとつのように思います。

ベースというと、どちらかと言えば地味な存在で、バンドの花形はやっぱりギターだったり歌を歌う奴(ボーカル)だったりします。やっぱり目立つしかっこいいから、みんながギターをやりたがるのが普通なんだと思います。

そんな中で、最初からベースがかっこいいと思っていた私は昔からちょっと変わっていたのかもしれません(アコギはその前から弾いてましたが)

ベースの低音、指でピッキングした瞬間にでるブンッという独特の響きでリズムをとるのが気持ちよく、自分が演奏している音楽に溶け込んでいくような感じが大好きでした。

そんなことを思い出しながら、上のエイブラハム・ラボリエルの自由なベースプレイを聴いていたら、かつて自分がギターでなく最初からベースを選んだのは、波乗りを始めたとき、当時は圧倒的にメジャーだったショートボードではなく、ロングボードを選んだのと似ているのではないかと思い当たりました。

そして、自分が現在使っている波に乗る道具を考えてみると、その感性は今も変わっていないように思いました。

テクニックではなく(出来ないというのもありますが…)それよりも波をすべる感触が大切で、それが道具を選ぶときの基準になっているということです。ベースラインを弾き、リズムを刻んでいるときの、全体の音と自分が一体になる感じと、波を滑るときに自分が求める気持ち良さは同じ種類のものだと思いました。

コンケーブが入らないシンプルなボトムのロングボード。逆に、水が流れる感触が伝わってくるコンケーブボトムのスピード。抵抗が少ない一本だけのフィン。センターフィンが無い抜けの良さ。ヒザ立ちで滑るときのボードと波と自分との一体感。

手許にある自分の道具たちは、そんな感触をシンプルに味合わせてくれるものばかりです。

結局、自分の波乗りがそのレベルだということですが(笑)そう考えてもやっぱりテクニック的なものより、感覚的な部分が強いものを選んでしまうのです。


暑くてヒマだとこんな余計なことを考えてしまうようでどうもいけませんが、他人に見せるつもりでもなく、自分のためのサーフィンですから、そんな感じでいいんじゃないかと思っています。








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