MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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竹井達男氏の写真集「AUTHENTIC WAVE」が入荷しました。カリフォルニアでヴァンに寝泊まりしながら写真を撮っていると聞いていましたので、楽しみにしていた一冊です。
最初の一枚から引き込まれていました。まるで、60年代のグラニスかストナーです。
古い機材を使って、60年代と同じ方法で撮られた作品の中に写っているのはよく知られた現代のサーファーたちです。彼らがまるで60年代のマリブへタイムスリップしたような感覚に陥りつつページをめくっていました。
60年代には無かったウェットスーツを着て写真に写っているのですが、それが60年代の写真にしか見えないのはとても不思議な感覚です。
不思議な感じがするのと同時に、リバイバルから25年以上も経ってすっかり見慣れてしまっている現代のロングボードシーンが改めて新鮮に見えてきました。
60年代のサーフィンが好きな人なら、きっと同じように感じると思います。
竹井氏を始めて知ったのは、15年くらい前でしょうか。川南活さんの友人で、稲村のあるローカルシェイパーのバースデーパーティに呼ばれて行ったときです。
そこで上映された「デヴィッド・ヌイーヴァのすべて」というショートフィルム。ウディ・アレンみたいに、セリフを吹き替えてしまう手法がとても面白かったのを覚えています(VHSでもらったのまだ持っております)
そこで紹介していただいた竹井氏は、七三にきれい分けてなでつけた髪型に黒縁のメガネ、白いシャツに細身のネクタイ、細いパイプドステムのパンツといういでたちで、本人は不本意かもしれませんが、私にはもうアメリカングラフィティのテリーで嬉しくなっちゃいました。
私が高校生の頃に流行ったアイビーみたいで、いまどきこんな格好の人いるんだとかなり好感を持った覚えがありますが、あれはファッションじゃなかったんですね。こんな写真集を出してしまうなんて、筋金入りの60年代の人です。
うちでじゃなくてもいいんです。クラシック好きの人はぜひこの写真集買ってください。それがアーチストのサポートになります。
おかげで私も進むべき道に迷いが無くなりました。写真のちからです。
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