MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
11 | 2024/12 | 01 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
アーカイブ
カウンター
TIKI、とてもきれいなアウトラインです。ほとんどのロンガーさんにうなずいていただけると思います。TIKIはもともとロングボードのモデルです。シングルフィンのB52はノーズライダーやPIGといったクラシックなロングボードで、TIKIはサイドフィンがついているオールラウンドモデル。
それがトライプレーンコンボと呼んでいるコンケーブボトムのプリモと融合したのが、7.3や8.4のミッドレングスのTIKIです。プリモのサイドフィン付きというような位置づけですが、今ではそちらの方が人気があります。ミッドレングスの人気とトライプレーンコンボ・ボトムの調子良さのふたつがその理由だと思います。
上の画像のTIKIは、オールラウンドタイプのボトムシェイプです。ゆるいロールボトムでテールはVEEとレールエッジ、コンケーブはノーズライドのためにノーズに入っています。クラシックなノーズライダーにサイドフィンやエッジなどのマニューバの要素をプラスしたものです。
ノーズライド + マニューバでオールラウンドというわけですが、コンケーブをノーズだけでなく、ミッドレングスのTIKIと同じように全体に入れて、トライプレーンコンボ・ボトムのロングボードサイズのTIKIというのが面白いのではないかというのが、いま考えていることです。
TIKIのラウンドノーズはロングボードらしいアウトラインで、ノーズがとんがったプリモよりもロンガーさんにはなじみやすいと思います。最初に書いたとおり、アウトラインは絶妙です。
そのアウトラインで、長くコンケーブが入ったボトムとプリモやTIKI独特のレールでのサーフィンは新鮮に感じると思います。
私はシングル派ですからサイドフィンは無しにしちゃいます。サイドフィン付きとシングルではフィンまわりからテールへのシェイプが全く違います。サイドフィンを外しただけじゃありません。
9フィートプラスのロングボードサイズでアウトラインはTIKI。フィンはシングルフィン、ボトムとレールのシェイプはミッドレングスのプリモと同じで、長くコンケーブが入ったトライプレーンコンボです。
つまり、9フィートで作ろうと思っているプリモのアウトラインだけをロングボードらしいTIKIにしたら、プリモのスピードとエッジでの独特のコントロール性がロングボードと合わさってよりフレンドリーでユニークなボードになるんじゃないかという発想です。
実際、プリモのようなボトムとレールのロングボードって、これまであんまり見たことありません。発想は地味ですが、ショートボードが長くなったみたいなパフォーマンス系ロングでは無く、ミッドレングスのようにしっかりとしたラインで乗れるロングボードを作りたいのです。
論より証拠。いろいろと書くよりも形にするのが一番分かりやすいです。9フィートのプリモの次は、9.0~9.2くらいのTIKIのシングルフィンシェイプを作ってみようと思います。
この記事にコメントする
Create your own visitor map!