MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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先日亡くなられたC.W.ニコルさんのTED。途中で言葉が出て来ずに、三年ぶりの英語なものでと笑いを取っていますがなんだか英語がへたな日本人が頑張ってしゃべっているような話し方は、やっぱりこの人はもう日本人なんだと思ってしまいます。(同時通訳のバージョンもあります。https://youtu.be/_Q2ZvbqfdOE)
樹木が生い茂り、ツタやカズラがからんだ森に人が手を入れていくことで、人にも動物にも恵みがある自然の森に変わり、自然と人が共生することができるというお話。これは森だけでなく、海にも言えることです。
人は頭が発達し過ぎたのだか、そうでないのだかは定かではありませんが、いつのまにか自分の生活の快適さしか考えないようになって自分が自然のサイクルの中の一員だということを忘れてしまっているように思います。
その結果が地球温暖化などという形で自分に戻ってきています。話の中では、自然のサイクルに合わせて手を加えていくことで、森は多くのものを自分たち(そこにいる動植物も含めて)に戻してくれると言っています。
1月の末に中国で発生したウィルスが今や世界を席巻しています。あらためてどれだけグローバル化が進んでいたのかということを認識させる状況です(経済的なことばかりですが)
森と共生するということは自分たちの足元(国土)に目を向けるということと同じだと思います。海外の安い労働力や原材料を使ってコストを下げることばかりを考えるのではなくて、自分たちのローカルに目を向け、たくさんのものでは無く必要なものを必要な量だけ作り、それに対して正しい対価を支払う。
ローカルというのは日本各地のことです。グローバル化というのはどうも国内では都市への人やモノの集中を促進しているように思えてなりません。(グローバルに対しての)ローカルへと目を向けていくことは日本各地の活性化につながると思います。
それは森の再生と同じで、日本各地(ローカル)の活性化につながるんじゃないかと思います。ローカルが元気な世の中が、みんなが豊かな気持ちで暮らせる世の中だとすれば、グローバル化というのはどうもそれとは相反しているように思えてしまいます。
今のこの状況が過ぎた後、グローバル化というのをどう考えていくかということです。個人的にはグローバル化はこのくらいでもう十分。自分の国で作ったものを、自分の国で消費していくしくみづくりに目を向けていく方が世の中は豊かになるんじゃないかと思っています。
C.W.ニコルさんの著書は、80年代から90年代にかけてたくさん読みました。自然に対する考え方を教えてくれたのは彼だと思っています。あらためて読み直してみようと思います。
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