MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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庭の木についていた鳥の巣。野鳥の繁殖期は過ぎているので、剪定枝と一緒に落としました。大きさを見て、おそらくモズかヒヨドリが子育てしたのだと思われます。毎日のように、この下の植物に水をあげていましたがぜんぜん気が付きませんでした。

草の茎や笹の枝、笹の葉などを使って上手に編みこんでいますが、白いポリひもが目立ちます。

横からみると、もうゴミっぽいですが、鳥の巣です。巣はほとんどが繁殖のためです。「巣」は「家」とは違って、鳥が夜にここで寝るということはほぼありません。

(鳥の巣にはダニがたくさんいるので、不用意に素手では触らないように)

しかし、ポリひもです。いったいどこから持ってきたのか。回収されなかったプラスチックが海に流れ出した、海洋プラスチックの問題は皆さんご存知だと思います。(知らなければ、すぐにググって調べてください)

私らがプラスチックを使う理由は、経済性と手軽さからだと思います。私は昭和39年生まれですが、現在のようにたくさんのプラスチックを使っていなかった世界を知っています。子供にとって大きな重たいビンに入ったジュースを買い、家まで持って帰ってくるのは大変なことでした。

ペットボトルが広く普及してきたのは、1990年代の中盤以降だと思います。お茶だって缶入りで、20代のころ(1984年~)には紙パックのサントリーのウーロン茶パックを冷蔵庫に入れているのがおしゃれだと思っていました。

その後、ペットボトルが普及してきたのですが、そのペットボトルをリサイクルして原材料に使っているという触れ込みでフリースという素材を認識していました(昔はフリースって高かったんです)。

当時はフリースはリサイクル素材として、環境に優しい素材と考えられていたのですが、今ではそれもマイクロプラスチック問題の原因のひとつです。

プラスチックはそもそも自然界には存在しない物質ですから生分解されません。なのでその製造、使用、回収という循環を作り出すのは製造者であるヒトの責任です。その循環は自然の循環から隔離されたものとして確立されなければいけないはずです。

それを作り出した人間が、循環の責任を持たなければいけないのに、そこから自然界へ漏れ出すプラスチックの量が多すぎるため発生しているのが目下の問題です。

この巣のヒナは無事に巣立つことができたかもしれません。でも、野鳥にこんな巣を作らせてはいけないと思います。責任は私たちにあります。世の中にあふれているプラスチックですが、無くすのが難しいならば、人間の都合で作って使ったものですから最後まで責任を持たなくちゃいけませんね。








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