MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:8月20日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。


最近の愛読書です。ピラティスを深めていくにつれて、いままで自分で自分の身体をきちんと理解できていなかったことに気付かされています。

サーフィン、トレイルラン、水泳、諸々のトレーニングなど、これまでいろんな形で身体を動かしてきて、それぞれで自分の身体のことを考えてきたつもりでしたが、ピラティスを始めてからはそれまでいかに自分の身体を自覚せずに動いていたことかと強く実感しています。

その中でも大事なのが「背骨」です。柔軟性と強さを持って動くには、正しい背骨が必要不可欠です。

サーフボードと同様に身体のことも、マニアックな領域になってきました 笑。サーフボードの世界と同じで、身体のこととなるとつい夢中になってしまいます。だから、ピラティスもスタジオでのレッスンレベルではなくインストラクター資格という世界を覗いてみたくなったのです。

老若男女を問わず、私のように故障を抱えていたり、歳を取って身体が…という自覚があるなら、直ぐにでもしっかりと向き合うことが必要だと思います。私はもうすぐ還暦と呼ばれる年齢になりますが、ご同輩の方々これからです 笑。やるのとやらないのとでは、5年後、10年後の生活の質が多いに変わってきますよ。

そのひとつが「背骨」です。身体の真ん中に一本通っている背骨。意識したことありますか?自分の身体だから自分で分かるよという方は、今座っている椅子やソファから立ち上がり、背骨を正しい生理学的に正しいS字形にすることができますか?

私は出来ません。長年のクセもあります。皆さんも同じじゃないかと思います。でも、正しい姿勢を取ることはは無理だとしても、自分の背骨の状態を自覚して、身体を出来るだけ正しく使おうとすることはできます。

五十肩でパドルができないというのは、多くの人が経験していることかもしれません(私も同じです)。この五十肩を引き起こすひとつの原因になっているのも姿勢の悪さだと言われます。

例えば、スマホで今このブログを読んでいただいているでしょうか?スマホを見ると、胸の後ろから背中が丸まって、首が前に出た姿勢になると思います。試しにその姿勢のまま、腕を身体の真横から上へ上げてみてください。万歳の姿勢ですが、スマホを見る姿勢だと肩の動きが途中でつかえ、耳の横まで真っ直ぐ腕は上がらないと思います。

同じ姿勢で腕を後ろへ伸ばしてみてください。次に背筋を伸ばした状態で同じ動作をしてみてください。腕の可動域が違うのが分かると思います。

そのまま無理に腕を使うと肩への負担が大きく、それが繰り返されることで痛みが出ます。五十肩で痛いところをマッサージしても治らないのはそこが原因ではないからです。私自身では胸椎(胸の背骨)を柔らかく、肩甲骨の可動域を大きくすることで肩の痛みは無くなって、腕の可動範囲が大きくなりました。散々悩まされた肩の痛みですが、今は不安な要素はありません。

6月から痛めた腰は今は落ち着いています。再発防止のためにいろいろと試行錯誤中です。いつだか裸体の画像(笑)をアップした背骨のゆがみですが、それはもしかすると解決法を見つけたかもしれません。(難しく言うと、腰椎(腰の背骨)の側屈は、逆方向への回旋を伴うという動きに注目しています)

自分の身体って、知っているつもりでも実はぜんぜん分っていなかったりするものです。私は自分では、自分の心に自分の身体を理解させるという作業に取り組んでいると考えています。その手段のひとつがピラティスです。

身体のパフォーマンスをプッシュして向上させるのではなく、深めていくことでパフォーマンスは高まります。自分のリミットをプッシュすることは大変でキツいことです。そういった取り組みは勢いを付けて大きな筋肉を使うことも多いと思います。

アスリートの競技レベルでは必要なことだと思いますが、休日に調子良く波乗りを楽しめる身体を作るのとは違う取り組みです。

歳を取ってくると、テイクオフで立ち上がる動作がスムースに行かなくなったりもしますが、あれも加齢とともに背骨の柔軟性と強さが無くなってくるからです。いつまでも調子良く波乗りしたいなら、身体への感覚を深めることです。





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