MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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来月のフィッシュフライに向けて、フィッシュのニーボードの参考になる資料を探すために過去の画像やメモをチェックしていたら、アタマの中だけ20数年前にタイムトラベルしておりました。

使えそうな資料を引っ張り出し、現実世界に戻ってきたら、ついさっきのお客さんが来られたのは昨日で、今は月曜日…とアインシュタインの相対性理論よろしく脳内で現実とのタイムラグが生まれていました。記憶というのは光速に近い速さで呼び覚まされるようです。

今日は日曜日ですよね 笑。

こんなのを掘り出していました。今ではみんな知っているキールフィンですが当時はまだまだ、だったのです。


フィッシュがリバイバルしてきたのは、まだ海の中はショートボードとロングボードという二つのカテゴリーがほとんどを占めていた20数年前のことです。

そんな中に突然のように登場してきたフィッシュというデザインは、その後の流れを作り出すきっかけになりました。

その新しい流れが生まれてくるほんの少し前、某サーフィン誌に8ページにわたってフィッシュに関する記事を書いたことがあります。


そのときの原稿を読み返してみると、最後をこんな言葉で締めくくっていました。
「復活したフィッシュデザインは、新しい時代への可能性を予感させるものであり、さまざまな変遷を経て来たサーフシーンの過去を現代をつなぐミッシングリンクでもあると言えるだろう」

ロングボードとショートボードしか無かったところに、ロングボードがショートボードへと変わっていく過程で生み出されたデザインが見直されリバイバルしてくるのがおそらくこれからの時代で、その失われた時代のデザインが見直されるきっかけを作ったのがフィッシュという存在だと言っております。

我ながら良く出来たかっこいい締めくくりだなあと感心してしまいました 笑。

50数年前には、オーストラリアでサーフボードが変わるきっかけのひとつになり、サンディエゴで生まれたフィッシュは、21世紀になって時代を換えるきっかけを作り出したんです。それはどちらもニーボードです。

この20年間って、もしかしたらサーフボードのデザイン史の中で一番面白かった時代だったかもしれないなあなどと独り感慨にふけっている月曜…じゃなくて日曜日の夕刻なのでした。

どんなフィッシュニーが出来上がるのか楽しみです。

日曜日の夜、こんなんどうですか?1979年です。個人的には桑名晴子さんの日本語バージョンが好きなんですが貼り付けできず。気になる方はググってみて下さい。






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