TWIN FIN KNEEBOARD 2

アウトライン作りました。レングスはたぶん5’7”（5’8”かも？あまり気にしてません）。


ラウンドテールは過去に何本も作っているので、アウトラインは問題ありませんが今回はいつものトライではなくて、ツインフィン。それにディープチャネルです。

フィンをどこに立てたものやら見当がつかないのですが、この辺かな～？としたのが赤い線が引かれているところです。トライフィンのサイドフィン（ニーボードのです）よりも少しだけ後ろです。


今もこのツインフィンのことをあれこれと考えているのですが、思い出したのはツインフィンのニーボードってこれが初めてじゃなかったこと。


サイズはかなり違いますが、まずコレ。8フィートです。


そして、フィッシュテールは5’2”。


8フィートの方は、かなり非常識なところにフィンが付いています。フィッシュの方はニーボードとしてはかなり後方です。（フィッシュは）ボリュームのバランスも特殊ではあるのですが、どちらもしっかりと機能してくれます。

8フィートのツインはただの思い付き、just an ideaというやつです。サイドフィンを前後に移動できるようにプラグを三つ付けたのですが、それに仕入れ先の在庫一掃セール（笑）でたまたま見つけたFCS用のキールフィンが重なりました。

さすがにこの位置だとテールがルースすぎるんじゃないかと使ってみたら、全然平気というかこっちの方が良いじゃんだったんです。ちょうど先ほど、このボードに乗っていただいている方と話をしましたが、かなり楽しんでおられる様子でした。

もうひとつのテールエンド近くにフィンを付けたフィッシュの方も、これはこれでという感じで機能してくれます。

これらからたどり着いたのは、ひとつの仮説です。

それは、「ニーボードのツインフィンは前寄り過ぎない位置よりも後方であれば、フィンの位置はどこでも平気じゃないか？」ということです。フィンを取り付ける位置それぞれで性格は変わると思いますが、それぞれ違う性格で機能してくれるのは間違い無いのでは無いかと考えております。

トライやシングルでは、ストリンガー上にあるフィン（センターフィン）の位置が重要です。センターフィンはダウンザラインではテールの横滑りを防ぐアンカーで、ターンするときには強すぎることも弱すぎることも無い抵抗でテールを支えてくれるポジションにあることが必要条件です。

センターフィンが後方にあると効きすぎてしまいダウンザラインでは問題無くても、ターンでは動きが重くなります（これ結構イヤなんです）。

ツインはそんなセンターフィンからは解放されているので、フィンセッティングの自由度が高いのでは無いかと思います。

ちなみにスワローテールでもツインフィンニーボードを作ってます。こちらもチャネルが入ります。


スワローの方は、ラウンドテールに比べるとフィンのセッティングを後ろへとずらしています。両方に乗ってみれば、仮説が正しいかどうかが分ると思います。

Peter Crawford, Bottom turn




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