MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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毎年、この時期になると真夏の流星群のことが話題に登ります。ペルセウス座流星群です。今が極大期だということなので、僅かな期待とともにしばらくのあいだ夜空を見つめてみましたが、東京の空は明るくて見える星の数も数えるほど。そのうちに都会では「星の数ほど」と言う言葉は、あんまり多くないという意味になってしまうんじゃないかと心配になってきます。

ペルセウス座流星群というと思い出すのは、中学二年の夏休み。山の高いところへ林間学校へ行ったときのことです。

ともだちと熱い風呂に誰が一番長く入っていられるか?などとアホなことをやっていたらすっかりのぼせてしまったので、からだを冷まそうと外に出て涼んでいたら、流れ星がどんどん落ちてくるのに気がつきました。

山の上から見上げる夜空はそれまで見たことが無いくらいの、びっくりするような満天の星空でした。こぼれ落ちてきそうな、という表現がぴったりの星空に見とれていたら、その星が本当にこぼれ落ちてくるのです。

星が落ちてきたら大変ですが、本当にそんな感じでした。

みんなで満天の星の下に腰かけて、落ちてくる流れ星を見ていました。たまに長く尾を引いて流れるのを見つけると大騒ぎです。普段はいろいろと口うるさい引率の先生も、このときは何も言わず、一緒になって夜遅くまで空を見上げていました。

あれから40年以上ですが、この季節になるといつもあの星空を思い出します。そして星がきれいに見える場所へ出かけてみたくなります。

旅行で地方や海外など、星が見えそうな場所へいった折には、このときのことを思い出して夜空を見上げてみるのですが、あのときのような満天の星空には未だ出会っていません。

夕空でも眺めて(まーだ暑いですが)こんな曲をぼんやり聴くのも悪くないんじゃないかと思います。







ウェットスーツが届きました。AXXE CLASSICの最新作、U-ジップです。ひさびさにネッスル使用のオール3ミリで作りましたが、着心地はやっぱりネッスルが一番気持ちいいですね。

下半身ジャージの方が耐久性があって取り扱いにも気を使わないのですが、あえてラバー仕様にしてみました。股の部分のラバーとジャージの合わせ目がどうしても弱くなるので、少し気を使って脱ぎ着しなければいけません。(メーカー推奨は下半身ジャージです)

このウェットスーツの正式名称は、HYBRID U-ZIPと言います。何と何のハイブリッドかと言いいますと…。

下が古いモデルで恐縮ですがこの二つ。フラップタイプのノンジップとロングチェストジップです。

ロングチェストジップは、ネックインタイプの後継モデルとして考えられたスタイルです。ネックインスーツの「動きやすく」「防水性が高く」「保温性が高い」という三点に「スーツの着脱が簡単」という多いなプラス要因が加わった人気のスタイルです。

そして、それをさらに発展させたのが、今回のハイブリッド U-ZIPです。

他を真似するのではなく、フラップタイプのスーツとロングチェストジップの構造や使い勝手を独自に研究開発してきた結果の形がこのU-ZIPです。

着脱にコツが必要なネックインタイプを着やすく、脱ぎやすくと考えられたのがロングチェストジップです。ロングチェストジップはその通りの機能を実現していますが、そこに従来のノンジップとの共通点を見いだし、ふたつをうまく融合させたのがU-ZIPというモデルです。

その融合を可能にしたのが、柔軟性があるストレッチファスナーです。ロングチェストジップでもバックジップのオートジップシステムでも動きやすいのはこの柔軟性が高いファスナーのおかげです。それまでのファスナーでは、この曲線を作ることはできません(このファスナーを使ったオートジップモデルがそれだけ動きやすいということもご理解いただけると思います)


ロングチェストジップのジッパーをU字にすることで得られたことは、ウェットの作りがよりシンプルになったことです。

ロングチェストジップでは両腕の力こぶの先あたりまでジッパーが来るため、その部分の生地を二重にする必要があったのですが、U-ZIPではジッパーの両端を背中側へ持っていったことで、肩から先を一枚の生地にすることができました(「*印」までが生地が二枚重なる構造です)


ロングチェストジップでもパドルへのストレスはかなり少ないと思いますが、U-ZIPはそれをさらに軽くしています。

インナーネックはシンプルな作りで、ここからの着脱はかなり楽です。海からちょっと上がって一休みのときも、この状態で快適です。

このスーツは3ミリですが、セミドライタイプは防水のためこのインナーネックがもう少し高くなります。(湘南と同程度の水温の地域なら、この3ミリと同じでも問題無いと思います。低い方が脱着は楽です。胸回りのサイズ同様にこれも選ぶことができます)

外のネックは、セミドライでは折り返しの防水ネックになります。


ロングチェストジップと大きく違うのは、U-ZIPが使えるスタイルの幅の広さです。ロングチェストジップはフルスーツだけでしたが、U-ZIPはスプリング、シーガルもU-ZIPでOKです。その辺が、フラップタイプのノンジップとのハイブリッドという所以です。

U-ZIP、もうオーダーOKです。納期の調整もいたしますのでお気軽にご相談ください。

…と散々褒めてきたU-ZIPですが、実はすでに普通にシンプルで軽快なウェットもあるのです 笑。

これです。バックジップのオートジップシステムです。冬に使っていましたが、シンプルで防水性、保温性、動きやすさ、どれも◎でけっこう気に入っています。ウェットマニアのメネフネ店主の個人的なおすすめです。


まだ暑いと思っていても、すぐにウェットのシーズンはやってきます。準備はお早目に。どのスタイルがよいか、相談乗りますのでいつでもご相談してください。




お知らせ:8月11日(火)~8月13日(木)は休みます。よろしくお願いします。

8月9日は長崎に原子爆弾が落とされた日です。長崎で育った被爆二世の私にとっては特別な日です。私の母は爆心地から、1.8キロメートルの場所で被爆しました。

今日と同じように暑い日です。14歳だった母は配達された煮炊きに使う薪を妹と片付けていたところ、巡査の姿が見えたので慌てて家の中へ薪を運び込んだところへ原子爆弾がさく裂しました(薪は闇だったそうです)

薪が来たのが別の時間でお巡りさんが来ていなかったら、私は今ここに存在していなかったかもしれません。祖母の家があった場所は南側が小高い丘になっていて、ちょうどその影に隠れる形で爆風を避けることができたのかどうかは分かりませんが家の倒壊は免れました。

家から出てみたら、周りは吹き飛ばされて何も無くなっていたそうです。

爆心地の方から逃げてくるひどいヤケドをした人たちの群れ、水を求めてやってきて川の中で亡くなった人たちのたくさんの遺体を見た話しを良くしていました。

放射能を浴びた母は髪が抜け、身体に紫いろの斑点が出て起き上がることもできなくなったそうです。同じようにケガもなく元気だった人が、急に髪が抜けはじめ、紫斑が出て亡くなってしまうことがたくさんあったので、祖母はもうこの子はダメだと諦めたそうですが、母は生きました。

私が生まれる前のことは知りません。でも私が小学生の頃には髪の毛は多く生えず、いつもカツラをかぶっていたと記憶しています。改めて女性としての母の気持ちはいかばかりだったのかと思います。

昨日、ニュースに出ていた被爆三世の方が言っていたことがあります。長崎で8月9日の11時2分に鳴る黙とうのためのサイレンは、日本全国で鳴っているものだと思っていたということです。私も同じように感じた記憶があります。

長崎では、夏休みの最中ですが8月9日は登校する日です。学校へ行って原子爆弾のことを勉強する日です。そのための読本もたくさんあります。

原爆資料館は、もしかすると行かれた方もおられると思います。昔は今よりももっと直接的でした。おそらく今の子供たちが当時の資料館へ行ったなら、子供にこんな刺激が強いものを見せてと親からクレームが付くのではないかと思います。

でも現実に起きたことはそれをはるかに超えた惨劇です。原爆のことを知ろうと考えて本を読み、資料館に何度も足を運んだ小学生の私にとって、かなり強烈な体験でした。

二世の自分にも影響があるのだろうかという放射能という目に見えないものへの恐怖。何かよくわからない、つかみどころが無く漠然としている中に確かに何か恐ろしいものが存在しているような感覚です。

40数年経った今から思えば、おーいそんな心配しなくていいぞーとその頃の自分に言ってあげたいですが、被爆者の子供の心にも影を投げかけるのが原子爆弾という存在です。それが通常兵器と違うところです。

母は三年前に亡くなりました。戦後75年経って、その当時の経験を直接語ることができる人たちが少なくなっています。

原爆に限らず、戦争の体験を風化させずにどうやって引き継いでいくのか。私が話せるのはここに書いたことぐらいです。被爆二世だということで、多少重く受け止めてもらえそうな程度です。それでも、毎回同じ話になってしまうとは思いますが、毎年8月にはこの話をしていきたいと思っています。


コロナのせいでそうもいきませんが、長崎のきれいな海に遊びに行きたくて仕方ありません。東シナ海は波もありそうだし 笑。

サンプルが到着しました。明日はこれの話をしたいと思います。


お楽しみに。

いつものランニングコースではロゴマークのロータスが花盛りです。


活さんのシェイプルームでは先週に引き続いて、今週も長いフィッシュが人気です。


6フィート8インチを始めにして、7’フィート代から8フィートまで、ちょっとしたロングフィッシュブームが巻き起こっている理由は分かりませんが(笑)、それぞれの長さでフィッシュとして機能することは確かです。

私が15年ほど昔から乗ってきたのは、6’8”前後のサイズでしたが今はそれよりも長いサイズです。フィッシュというと身長よりも短いサイズに乗るのがクールとも言われていた時代もありましたが、試しに8フィートを作ってみたらこれが面白い。

いまのところ、ヒザ波からムネ・カタくらいまでで使ってみましたが、かなり楽しめます(これが大事)。同じ8フィートでお気に入りにシングルフィンのプリモがありますが、(ツインだから当然ですが)それよりも動きが軽快です。

小さな波では波にチカラが無いところでも推進力を得やすく、ゆるい波の先からもカットバックでスムースに戻ってくれます。スピードに乗ったカーブではシングルよりも、よりしっかりとレールとフィンを入れていくイメージだとうまく行くみたいです。


私はどちらかと言うと、フィッシュというよりもロングボードっぽいイメージで乗っています。そういう乗り方で普通に乗れます。シングルと比べるとセンターフィンが無い分、滑りは軽い感触です。スムースです。でも先ほど書いたとおり、スピードに乗っているところでカットバックさせるときには、ツインフィンということを思い出させてくれます。

これからもっと乗って行きますが、普通に乗れてあちこちでフィッシュらしさが顔を出してくるのが長いフィッシュの面白さだと、今のところは考えています。


6’6”のMINIのユーズドが入荷しました。よく使われていますが、リペアの必要は無し。まだまだ問題無く使えます。


MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。





一昨日からたくさんご注文をいただいて(私ひとりでさばける件数ですので、たいしたことはありませんが…)、ブログを書く時間がありません。今日も気が付けば午後8時前。ありがとうございます。

長続きはしないと思いますので(笑)ブログの方は、少しお待ちください。

よろしくお願いします。

今日も午前中はシェイプルームへ行っておりました。やっぱり長いフィッシュがブームです。Nさんの6.8BONITAのシェイプも出来上がりました。のちほど画像送ります。


来週は活さん、お盆休みモードでスローダウンです。お盆明けからは、Sさんの7.10フィッシュに取り掛かります。その他にもいろいろとプランニング中ですのでお楽しみに。




ずーっとやろうと思っていたTシャツセールのページが完成しました。一週間、根詰めました 笑。まだまだ、いいの残ってます。スペースが無いので店頭に並べてはいませんが、「このデザインを見たい!」と言っていただければ、すぐにお出しします。

もちろんサイトからのご注文OKです。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

急いで作ったアイコンがダサいから作り直そう 笑。





外へ遊びに行くのもはばかられる昨今、家で映画を良くみます。昨日はこれを観ました。「宇宙戦争」2005年のトム・クルーズ版です。

ご存知かと思いますが、宇宙戦争はSF作家の父と言われる、H・G・ウェルズが1898年に書いた小説が原作で、私が生まれたときには既に映画化されておりました。1953年版の映画と原作は子供の頃に観て、読みました。アメリカのラジオドラマで放送されて、事実だと思い込んだ人がパニックを起こしたという話は有名です(諸説あります)

宇宙戦争と言うのは邦題で、原題は「THE WAR OF THE WORLD」。世界の戦争とでも訳すればいいんでしょうか。世界が宇宙人と戦った戦争です。

ネタバレになってしまいますが、もう何度もリメイクされている映画ですのでお許しください。

宇宙人の兵器に全く歯が立たず、宇宙人に滅ぼされてしまうことを覚悟した人類を救ったのは、細菌やウィルスなどの病原体でした。

地球の病原体に対して免疫を持たない宇宙人は、ウィルスや細菌に冒されて地球上では生存することが出来なかったのです。

人類の祖先が誕生したときから、人類はウィルスや細菌と戦ってきました。そして気が遠くなるような時間をかけて自分の身体の中に外部からの小さな侵入者と戦う、優れた免疫システムを構築していきました。

ウィルスに対しても実に巧妙なしくみが身体の中で働いて侵入してくるウィルスを封じ込めてしまう能力があります(その対抗するチカラが免疫力です)本当に驚くばかりのしくみが身体の中にあるのです。

「だから身体を作る食べるものは大切です」とも言いたいですが今回は違う話です(でも実感できると思います)。

目下の眼に見えない小さな敵はCOVID-19。新型コロナウィルスと呼ばれているウィルスです。全人類共通の敵です。TIKTOK禁止なんて言ってる場合じゃないのです。

新型コロナウィルスがやっかいなのは、人間が持っている免疫システムを巧妙に欺いてしまう能力を持っていることです。無症状で感染しているということは、免疫システムに見つからずに身体に中に潜伏しているということです。身体が気が付けば、戦いが始まるので発熱するはずです。

後遺症もその後の生活に支障をきたすくらい重たいこともあるようです。完治したあとに肺機能が低下して飽和酸素濃度(血液中に取り込める酸素濃度)が下がってしまうようになってしまったらが、波乗りも出来ない身体になってしまいます。

コロナはただの風邪と言っている人がいるみたいですが、これらのことを考えてみればただの風邪じゃ無いことが分かると思います。人類がこれまで戦ってきたウィルスや細菌の中でも、一番手ごわくて厄介なやつらだと思います。

効果的なワクチンが出来ていない現状では、これまでやってきたことを愚直に守っていくしかありません。手洗い、うがい、消毒、人との距離を取って、人が集まる場所はできるだけ避けること。とにかく守って続けていくことがウィルスと戦う唯一の手段です。

コロナがある現状に慣れてしまうのが一番危険だと思います。感染してしまったら、家族や友人、勤める会社にどれだけ大変な思いをさせてしまうか、常に気に留めてとにかく今は緊張感を緩めないようにすることです。目に見えない相手との戦いは想像力が重要です。

第一次世界大戦を終わらせたのは「スペイン風邪」だと言われています。私たちは今、人類にとって最大の敵に直面しているのです。

まさに、AT THE WAR OF THE WORLD だと思います。


BBC版もありました。時代設定が原作に近そうで見てみたいです。














FU WAX入荷しました。TROPICALは残り少なくなってきましたので、お早目にどうぞ。水温基準なので夏でもWARMでも大丈夫ではありますが。

ちなみにWARMはワームじゃなくて「ウォーム」です。暖かいということです。ウォームアップするというのと同じです。ワーム(WORM)だと虫です…それもイモムシやケムシやミミズ系のニョロっとしたやつのことです。

FU WAXを使い始めると戻れなくなります。たくさん塗りこめなくても大丈夫なのでワックスアップが楽です。暑い日に他のワックスで、ロングボードをノーズからテールまできっちりワックスアップしたら汗だくになります。50肩もうずき出したりします。

そんなこともおっさんには大事なのですが、肝心のグリップはもちろん強力です。胸や足が滑って…ということがほぼ無くなります。夏はトランクス一枚では擦れます。ショートジョンでヒザにかさぶた作ったこともあります。(NAKED SURFという擦れ止めローションがあると擦れにくくなります)

価格は@¥900と高いですがたくさんは塗らなくても平気なので、例えば@¥300のSEX WAXと比べるとコスト的には変わらないかむしろ安くなるようにも思います。9.6のログにSEX WAXだとほぼ全部塗ってしまいますが、FU WAXなら1/4も使いません。過去のブログをご覧ください。2016.6.15「いい道具たち」

長持ちするので途中で失くしたり、何だか分からなくなってしまわないようにしなくちゃいけません。今までは小さなビニール袋に入れたりしていたのですが、今回から袋入りになってます。きれいに開封して保管に使えそうです。



昨年の春先の波です。こんな波で波乗りしたいなあ…。





活さんはさまざまなタイプのボードをシェイプします。5.6のツインフィンだったかと思うと、シャープなピンテールのミニガン、クラシックなログ、エッグボード、ミッドレングス、それぞれ他には無い個性的なデザインで、波に乗ればこんどはどれも最高に楽しませてくれるシェイプです。

昨日は、こんなボードがシェイプ台に乗っていました。8.4のスクアエテールです。


8.4と言うと、シングルフィンのプリモのことを下で書いたばかりですが、これはトライフィン。シングルコンケーブでレールエッジがパキパキのパフォーマンスタイプです。

BOOGIEみたいなぽってり系も面白いですが、こういうパフォーマンスボードは活さん、かなりお得意です。

以前乗っていた、7.7のOKIDOKIトライ。あれはすごいボードでした。シングルフィンと比べるからですが(笑)、ターンはグーンと回っていってくれて、デッキを踏み込むと加速装置が作動して瞬間移動です(笑)



8.4で作ったら面白いでしょうね~とすっかり欲しくなってしまいますが、やっぱり自分はシングル。この歳になって浮気はもうちょっと、です。

と言いつつ…いいですよ、8’4”トライ。これはテールが細いバージョン。


それから長いフィッシュもありました。これは、7’6”です。


嬉しいのは私のフィードバックが入っているところ。活さんちゃんと聞いてくれてます。変えたところは、トライプレーンのレールと、テールエッジとフィンのバランス。

さらに思い切り体重を乗せてマニューバできるようになると思います。

ちょっとした長いフィッシュブームです。上のブランクスも7.10のフィッシュ用です。


一本のシェイプにたっぷり時間をかけるので、オーダーいただいてから出来上がるまで三ヵ月ほどかかります。待つのは長く感じるかもしれませんが、長く付き合うサーフボードです。待っているあいだに想像もふくらんで、愛着も増すというもんです。

活さんのシェイプへの気合と緊張感で充実した空気がたっぷりつまったシェイプルームでした。




少し前に、8’4”サイズのプリモを作っていただいた方から、とても楽しめていますとメールをいただいてすっかり嬉しくなっている午後のひとときです。

プリモはミッドレングからロングボードサイズで作っています。それぞれで楽しめるシングルフィンですが、ロンガーな私がどれかひとつだけ選べと言われたら、迷わず8フィート4インチを選びます。

理由はメールをいただいた方と同じです。理屈抜きに楽しいからです。

パドルやテイクオフはロングボードと同じです。それなりサイズがあっても沖に出るのが速く(楽だとは言いませぬ)、余裕を持って滑り出してくれます。

小波でも同じです。軽くて動きが良くて取り回しが良い。重量級のログとは違う楽しみ方ができます。同じサイズでサイドフィン付きのTIKIも良いのですが、シングル派の私はやっぱりプリモです。

8’4”が良いのは材料にも関係があります。7.11~8.4のプリモは8.4の長さのブランクスを使って使います。プリモにばっちりのブランクスなのですが、それが8.4の長さなのです。それをそのまま使ってシェイプされるのですから、ボリュームやロッカーのバランスなどはブランクスのデザイナーのプランに従って削り出され、そこにシェイパーである活さんの技術とアイデアが、コンケーブやレールの形でプラスされています。

良くないわけがありません。

最近お気に入りの8.0のロングフィッシュはまた違うブランクスを使います。同じ8.0のプリモとは、ボリュームのバランスやロッカーは全く違うものです。ロングフィッシュはツインらしいバランスで、プリモはシングルフィンのバランスです。

間違った使い方をすれば機能しませんが、正しく使えば最高の結果を生み出します。その正しく使うという使い方のひとつが「8フィートちょっと」という長さです(ミッドレングスのサイズから、それぞれのサイズに合うブランクスがあります)

今は8フィートちょうどのプリモを使っています。4インチ短く、1/2インチ狭いサイズですが、これも違う面白さがあります。サイズがあるときにはいい相棒になってくれます。

いろいろ遊べて楽しいのはやっぱり8.4でしょう、ということでやっぱり8.4もう一本行きます。初心者の方にも良いです。楽しめます。


プリモ、ミッドレングスからロングボードサイズまで楽しめるモデルです。サイズはお気軽に相談してください。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。いろいろ楽しみです。

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