MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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ストックとして作っている、カツカワミナミサーフボードのMINIモデル。6’8”のシングルフィンです。

毎回、いろいろと悩みます。どんなカラーにして、どんなラミネートにするか(ラミネートのやり方で雰囲気が変わるのは、以前に書いた通りです)。それから、ロゴマークとストリンガーです。

カラーは前回と同じ、ちょっと濃いめのブルーティントにしてみました。使うカラーは同じですが、デッキは着色無しでクリアのまま。いろいろお試しですが、すっきり爽やかなイメージになりました。

クリアのデッキのアクセントは、パッチのボランカラーです。ボランの微妙なブルーグレイの色が見えると思います。

もうひとつのアクセントがダークブラウンのストリンガー。ロゴマークははっきりしたストリンガーに合わせて、クリアにくっきり見える黒のKatsuロゴです。

見た通りですが、そんな順序で考えていったらこうなりました。仕上げはピカピカに磨いていただきます。

ショップにやってくるころには、海に入れるようになって欲しいものです。皆で気持ちと力を合わせて、やっつけるしかありませんね。


じじい化プロジェクトとして、今のうちに手足のように操れるロングボードをいろんなバリエーションで作っておく…なんて考えております。

見ていたら涙出てきましたよ 笑。今更ながら、ロングボーダーで良かったと思ってます。

自粛生活が続いています。普段、何気なくやっていたことも、ウィルスの存在を意識して行動しなくちゃいけません。仕事や友達付き合い、買い物など普段の生活から、スポーツや文化的活動などすべてのことが制限されています。

面倒なのは相手が目に見えない存在であるということ。闘う相手が見えないというところに、皆さん不条理さを感じていると思います。頭でいくら理解していても、相手は目に見えない。その目に見えないものに行動を制限され、先行きさえ見えにくくされてしまうというのは、理屈で理解はできたとしても、感情としては素直に受け入れがたいところがあると思います。

理屈について行けない感情を従わせるために、自分の大切な人に感染させてしまったら?という利他の精神を持って納得させている方もたくさんおられるのではないかと思います。

それでも自分のこと、仕事のことやお金のこと、将来のことを考えると今のこの理不尽とも言える状況に対して大きなストレスを感じずにはいられないと思います。

普段だったらストレスなんて波乗りで発散して前向きになることができるのですが、そうもいかない状況になっています。その状況を作り出しているのは、目に見えず感じることもできない存在であるウィルスというこの不条理さ。

目に見えないものの脅威を自分に理解させつつ、行動もそれに従わせなければいけないという、これまでに経験したことがない行動規範らしきもの下にあって、コロナウィルスとの闘いは心の状態を保つことが大変になってきます。

理不尽なものと対峙しつつ心の状態、つまり「心の平和」をどのようにして保っていくか?その方法のひとつとして私が考えるのが瞑想です。

「瞑想」という、とらえどころがない精神的なものに対しては、なにやら急に胡散臭く感じ始める方もおられるかと思いますが、その効果は科学的にも証明されています。

その理屈はこんな感じです。

ストレスを感じると扁桃体というところが、ストレスに対抗するためコルチゾールというホルモンを分泌しなさいという指令を出します。

コルチゾールは血管を収縮させて血圧を上げ、出血に備えて血液を凝固しやすくしたりと、ストレスを与えた対象と戦う準備を身体に促しますが、慢性的にストレスを感じているような状況では、このコルチゾールが過剰な状態になってしまいます。

脳には海馬という記憶や感情を司る部分があります。過剰に分泌されたコルチゾールはこの海馬の神経細胞を委縮させる作用もあります。慢性的なストレスは、感情をコントロールしている海馬を委縮させてしまうのです。

そうすると、理由もなく漠然とした不安を感じてそれをコントロールすることができなくなって、心の病気を引き起こすなど、困ったことが起きてきてくるのですが、これら一連のストレス反応の原因となっている扁桃体の働きを整え、コルチゾールの分泌を正常に保つ効果があるとされているのが瞑想です。

おおざっぱな説明ですが詳しく知りたい方は、扁桃体、コルチゾール、瞑想、海馬などのキーワードでググるといろいろ出てきますので調べてみてください。

長くなりましたが、そういう根拠の元に始めたのが瞑想です。

感情の安定、禁煙やダイエットを続ける意思のチカラ、ポジティブな方向への気持ちの素早い切り替えなどなど、いいことたくさんあります。

実際、やっていて気持ちがいいのです。

やり方はいたって簡単です。

まず、楽な姿勢で座ります。禅の結跏趺坐(けっかふざ)なんてできないので私はあぐらです。お尻の下にクッションを置いて少し高くしてあげると安定します。椅子に座ってもOKです。安定した状態を作ってください。

両手はヒザの上でも、座禅みたいに印を組んでも、自分が楽な位置に置きます。

眼はつぶるか、少し先の床に視線を落とした状態です(薄目を開いていますが、正面からみるとつぶっているように見えます)どっちでもいいですが、私は眼を完全につぶると途中でよく寝てます。それはそれで気持ちいいのですが、寝たら瞑想じゃありません。

そんな状態で初めは5分間やってみてください。

たったの5分間ですが、最初は5分くらいの時間でも持て余すと思います。

瞑想中、どうすればいいか?大事なのは呼吸です。まずは自分の呼吸に意識を集中させます。鼻で息を吸って、口から出します(鼻から出してもOKです)。

ゆっくと吸って吐いて、自分の呼吸に意識を集中させます。最初はなかなか続きません。気が付くといろんなことを考えていたりします。それで構いません。余計なことを考えてしまっていることに気が付いたら、また意識を呼吸を中心とした自分の身体へ向けなおしてください。

その繰り返しです。

じっと座っていると、妙にそこいらが痒くなったり、足がしびれたりもしますが、それもただ自分の身体の感覚として受け入れます。不思議なもので、痒いところはどんな虫が刺したんだろう?と考えるよりも、ただそれを受け入れて座っていると痒さや痛み、しびれも感じなくなります。

慣れてくると、短い時間の内に「ある心の状態」に到達することができるようになります。出来れば15分くらいは毎日やりたいものですが、それでどうなるかはそれぞれご自分で感じてくてみください。実践あるのみです。

夜中に目が覚めてしまっていろいろ考えてしまって、なかなか寝付けないとき。そんなときには、この瞑想状態に持っていけばいつのまにかもう一度夢の中です。感覚が分かれば、ランニング中でも瞑想することは可能です。

コロナなんぞに負けてはいられないのです。

瞑想にどうぞ。





海にも山にも、海外へも行けないゴールデンウィーク。私の場合は仕事が思うようにできないということの他は、やっていることはいつもとそんなに変わりがありません。

サーフショップのお仕事ができない代わりに、早くも冬支度を始めました。先はまだ見えませんが、やるべきことはやっておかなくてはなりません。


今年は、町田の古道具市で買って磨きなおしたナタが活躍してくれてます。重量がある斧を使うのにはまさに重荷になる、細かい樹の繊維を簡単に断ち切ることができます。

薪割り、けっこう大変な作業です。毎年このくらいの時期にやってしまう仕事なのですが、はじめはなかなか調子が出ません。

でも今年は何本かの丸太を割っていて、何やらいつもと違うような感じがしてきました。

いつもと比べて身体に疲労感を感じないのです。たいていは最初は、汗ばかりかいて腕や背中に疲れがたまってくる感じから始まります。でも、今年はそれが最初からいい調子です。

そればかりじゃありません。斧の切っ先が狙っているところにきれいに命中するのです。

丸太を割るときは最初に、どう割っていくかをイメージします。太さと形をイメージしながら使いやすいサイズに割っていくのです。

でもイメージした通りにはなかなかうまくいきません。重たい斧を振り上げて当てたいところへ当てるのはなかなか難しいんです。

それがどうしてなのか、「そこ」と思ったところに正確に当たっていくのです。まぐれが続いているのかと思いつつ何度も斧を振り下ろしますが、狙い通りにうまく当たってくれます。

当てたい部分の木の目をじっとみて、しずかに振りかぶり、斧の柄の端を持った左手で打ち込むように振り下ろすと、丸太があらかじめ考えていたとおりの太さに割れていきます。細い繊維が残って繋がっているときには、傍らのナタを取り上げ軽く払うと、割れた薪が地面に落ちます。

いままでと何が違うのかと自分の身体を意識しながら一連の動きをやっていて気が付いたのは、脇がしっかりと締まっている感じがすることでした。

動きがぶれいない感じです。これって、もしかするとアレのおかげなんでしょうか?以前に書いたプッシュアップです。パドルのときと同じで、斧を振り下ろす動きをしっかりと支えられている感覚です。やっぱり腕立て伏せはいいのかもしれませんよ。

これまで薪割りは、どちらかと言えば筋トレの意識でやっていたのですが、集中して振り下ろすという精神的な作業として取り組んでみても面白いように思いました。

海に入れないあいだ、とりあえず「腕立て伏せ50回」できるようにしてみたら、その後の波乗りが変わる…かも?しれません。


お知らせ:明日5月2日(土)はお休みいたします。GW中は、3日(日)、5日(火)は営業いたします。営業時間は、午後1時から午後6時までです。ご来店の際は、マスク着用でお願いします。よろしくお願いします。

新しいロングボードのシェイプ、ほぼ完成の状態です。表面をクリンナップすれば出来上がりですが、細かい部分の仕上げを私のために残しておいてくれました。

ボウリングのピンみたいに見えるのはカメラのレンズのせいです。でも、全体のアウトラインがPIGなのはその通りです。

ボトムです。フラット気味の部分をセンターに残してもらったのはいつもと同じ。


画像では良く分かりませんが、レールはいつもより気持ちテーパー気味です。


細かい部分というのは、ノーズの先端とテールの先端。つまり両端です。角があるか丸いかくらいの違いなので、ライディングには全く関係ないと思いますが、全体の雰囲気には意外と影響します(と思っている…)


あとはラミネートを待つばかり。


今回はボルドーのティントカラーで巻いていただきます。フィンはグラスオンです。

楽しみがまたひとつ増えました。



営業日の縮小で時間があるので、毎日のようにランニング、筋トレ、ストレッチ、それから瞑想です。土日はテレワークが休みの女房とウォーキング。先週は土日の二日間で、家の周りの里山を20キロ以上歩いちゃいました。

女房は相変わらず、朝から夜までみっちりテレワークしてます。どうみても、会社に行っているときよりも仕事してるんじゃないかと思います。絶対に逆公私混同状態です。

まあ、そっちはこれから適度にサボらせるとして、私の方は動きすぎで身体がパキパキです。今日はモモと腹筋、背筋がヤバイ感じです。体脂肪が減ってます。もちろんローカーボなんてやってません。免疫力を落とすダイエットは今は止めといた方が賢明です。

残りの時間は読書。

これからさらに薪割りが加わって、さらに充実しそうです 笑。

先日のブログで、走るときにもマスクか、その代わりに口の周りを覆うものを付けましょうと書きました。不織布マスクは汗をかくと、呼吸が難しくなるので私はBUFFを使ってます。

筒状になっているもので口を覆うのですが、そのままでは走るとすぐにずり落ちてしまいます。切れ目を入れたり、ゴムなどで耳にかかるように加工するのもいいのですが、私はこんなやり方で使っています。この方法だと全くずり落ちてきません。

BUFFというのはこんなのです。Buffの文字が見えると思います。頭が入るように筒状になっています。


フェイスブックで教えてもらいました。これは半分に切って、切れ込みを入れて耳にかけられるようにしています。


うちにあるBUFFは女房の所有物なので、切ったら怒られます。

なのでこうしてみました。

BUFFを首回りにかぶった状態でやってください。フチの部分を三分の一くらい、こんな感じで丸めます。


丸めた部分を鼻にかけて、口回りを覆います。そのままだとすぐに落ちてしまいますが、丸めると締め付けが適度に出てくるのでしっかり止まります。これでずーっと走っても落ちません。


汗をかいてくると通気性が悪くなるので、あまり激しく走ると酸欠になりそうです。高地トレーニングになるかもです。

いろいろ面倒くさいですが、今はお互いが気持ち良く過ごせるように、いつもより余計に気を使う時だと思います。

基本はSTAY HOMEですが、皆さんもぜひランニングにウォーキングにBUFFを使ってみてください。これから汗をかく時期の屋外活動に良いと思います。SK8にもよさそうです。

4月29日、30日はお休みです。


今年も丸太が届きました。こっちは本物、言葉通りの「ログ」です。もちろん用途は、冬に燃やして暖を得るためです。

これを斧で適当な太さ(おおよそペットボトルくらい)に割って、2~3年ほど乾かして使います。数年前にこのブログで同じように「この割った薪を使うのは3年後、もうオリンピックの年です」と書いたのを思い出しました。そのオリンピックの年がこんなことになるとは、諸行無常というか世の中何があるか分からないもんです。

何があるかは分からなくてもやるべきことはやりましょう。巣ごもり作業として、薪割りは最適かと思われます。

トレーニングとしてもばっちりです。木の重さってなかなか実感としては沸いてこないと思います。薪にするのは主にブナ、クヌギ、カシ、サクラなんかの広葉樹。建材にする杉は軽量ですが、広葉樹はかなり重たくて、結構な重労働です。

パドル筋によーく効きます。しばらくはランニングと薪割りで楽しめそうです。

こっちのログワークが終わるころまでには、海でのログワークができるようになって欲しいものです。


8フィートちょうどのフィッシュが出来上がりました。サーモンピンクと言うにはすこしオレンジ色っぽくなりましたが、きれいな色です。

ボトムはVEEにせず、オリジナルのフィッシュと同じにとあえてシングルコンケーブにしました。レールはテーパー気味。ダウンレールが基調のBONITAやKK FISHとは違うところです。

フィンはシングルフォイルでレイクが入ったキールフィン。KK FISHと同じです。フィッシュはダブルフォイルが好きですが、長さとマニューバを考えてこっちのフィンをチョイスしました。


全体的にゆるやかにロッカーが入っています。これまで乗ったことが無いロッカーなのでそれも楽しみで早く試してみたいのですが、この状況。

しばらくは眺めて楽しむことにします。

海辺の駐車場が閉鎖されて、車でアクセスするサーファーがいなくなって徒歩や自転車でアクセスできる人たちがうらやましいなあと思っていたら、海辺の皆さんも自粛モードと聞いてびっくりです。

近所の散歩やジョギングレベルでアクセスできる人は、混み具合を自分で判断できれば波乗りやっても良いように思いますが、そうでもないようです。

私が我慢してるんだから、あなたもそうしなさいという具合に個人の判断の余地というか、議論の余地さえ無さそうな感じで同調圧力的な風潮になっているみたいです。

じゃあ、ジョギングもしてないのかというと走ってる人はたくさんいるらしくて、私には良く分かりません。感染の危険というならどちらも同じで、一定以上の人数がジョギングで行き交う場所は安全とは言えません。外出自粛で急に走り始めたような、にわかランナーが汗びっしょりかいて、ヒーヒーハーハーいいながら走っている姿が増えたように思いますが、激しい呼吸の周りには飛沫たくさん飛んでます(10m後方までという研究結果もあります)。

連帯責任的にお前も入るなではなく、海を見て空いてるからちょっと浸かってこようとか、人が少し多いから今は我慢という判断で行動できるほうがよっぽど健全なように思います。

私は普段の食料品の買い出しには、混んでいたら出直すという判断をしていますが、海もそれと同じ判断でいいんじゃないかと思います。

感染したらどうするんだ?!と言われたら返す言葉は全くありません。その通りです。

でも、これから先、多いに制限を受けているであろう皆さんの仕事と普段の生活において、これまでの考え方と行動を変えていく必要がある時代になってくるというのはおそらく皆さん気が付かれているかと思います。

コロナが収束するのは、効果的なワクチンが開発されて必要数確保されるか、大多数の人がウィルスに対する抗体を持つかのどちらかのときです。それまではうまく付き合っていくしかないのです。

必要なのは、とんとんとからりっと隣組の時代の精神的統制じゃなくて、コロナウィルスの存在を前提としての仕組み作りだと思います。

具体的にどうすればいいのかは、じじいのアタマには若干負担が大きいのは事実です。だれか柔らかくて面白いアタマの人、出てきてくれないもんですかね。非難や批判ばかりじゃなくて、そういうのを自由に言えて議論できる風潮も併せて必要ではないかと思います。

8フィートのフィッシュ、乗りたいし皆さんも波乗りしたいでしょ。(このお話は海辺の方たちという前提で、長距離の移動を伴う皆さんは今は我慢というのが私の考えですので)



スウェーデンの「封鎖の代わりに国民に「責任ある行動」(ロベーン首相)を求め、他者と距離を保つ「社会的距離」の実行を呼び掛けている」というコロナ対策がどう推移していくのか、興味深いところであります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042300702&g=int
国民の多くが免疫を持つことで感染抑止をしようという考え方ですが、同時に犠牲者も多数出るはずですし、人口と人口密度が違う日本で同じことをやろうとすると悲惨なことになりそうですが、これまでとは考え方を変えていかなくていけないという、ひとつの例だと思います。

まともに配布することもできないマスクなんかより、収束へ向けての具体的な方向性と戦略を示してくれる指導者がいないものかと思います。コロナという不条理極まるものに多くを左右されている国民は、どちらへ進んでいいのか歯がゆい思いをしているばかりです。
こんなご時世ですが、と言うよりもこんなご時世だからこそ新しいロングボードの制作に取り掛かりました。

ボトムの皮をむいて平らに整えた状態です。ここがアウトラインを引くキャンバスです。いつもながらワクワクするまっさらな眺めでもあります。


作るのは、9’6”のいたって普通のログ。それだけ 笑。今回はこれまでのと違って、肩の力はヌケヌケです。こだわりが無いのかというとそんなことは全くありません。

このボード、覚えておいででしょうか?6年前に作った普通のログ1号機です。普通(ordinary)の頭文字をとって、O-LOGとでも呼んでみましょうか。


今回作るのはこれの後継機です。

普通のログとは言っておりますが、これまでたくさん作ってきた、さまざまなログの総括的アウトラインと考えております。そう言うと肩に力が入りそうですが、私の緻密な計算(笑)ではアタマの中ですでに出来上がっているので、形にしていただくのには何の問題も無いはずです。


無いはず、はず、はず、はず。


はい、問題なくアウトラインはつながりました。この状態では皆さんにはなかなかうまく伝わりませんが、自分ではイメージしていた通りです。


フィンは上の赤いログと同じ、ピボットタイプをグラスオンします。今回もノーズコンケーブは無しです。

昨日はここまで。来週が楽しみです。


さて、今朝もランニング。ほぼ毎日走ってますね。人の活動が減っているせいか、最近空がきれいになったと感じます。


遠くに遥か遠く、上越国境の谷川連峰が白く見えています。冬の良く晴れた日でもここまで見えるのは珍しいです。右手にすそ野が少し見えているのは赤城山。もう少し右手には日光の山々がくっきりと見えていました。


高層ビルや空気を汚すものが無かった時代の人たちは、今の私たちとは違う景色を見ていたのかもしれませんね。

明日はお休みいたします。家で大人しくしています。4月26日(日)は、午後1時から午後6時まで営業いたします。


アルベール・カミュのペストを読んでいます。この小説を読むには、今以上の環境には絶対に巡り合わないであろうというタイミングです。それだけに臨場感を持って伝わってきます。

小説はフランス植民地下のアルジェリアのオランという実在する都市が舞台です。そこでペストという恐ろしい伝染病が発生するのですが、そこに閉じ込められた人たちが、蔓延していくペストとの闘いを通して何を考え、どう行動していったかということを描いたある種の不条理文学です。

読み解くのが難しい部分もあって、何度も読み返しながらようやく半分くらいまで読み進んだところです。

コロナウィルスも同じ感染症ですから、話しの進み方は今と類似している部分が多く出てきます。ぺストらしき症状で最初の犠牲者が出たときには、なかなかそれをペストだとは認めたがりません。自分たちにそういう災厄が降りかかってくるという現実をなかなか受け入れられないのです。

オランの街はその不安を忘れたいかのように、かえって賑わいを増しますが、いよいよそれがペストであるということを認めざるを得なくなったと同時に街が封鎖されます。門は閉ざされ、外部との人の出入りが厳しく取り締まられれるようになり、閉じ込められた人々は自分たちの暮らしや生命をおびやかす、ペストという不条理な存在と対峙せざるを得なくなってしまいます。

病気と闘う医者、なんとか脱出しようと試みるもの、神罰だと説教を行う神父、保健隊を結成する有志たち、おびえて閉じこもる人々、ペストに感染してしまった家族を気遣いながらも中へ入ることができず病院の外で立ちすくすだけの人々。様々な人たちが登場します。

そんな中に一人の興味深い人物が登場します。

彼は役人です。毎日をただ無難にやり過ごし、出世欲も無く、傍から見ると何の取り柄も無い小役人として登場するその人物は、何年にも渡って小説を書き続けています。

彼は保健隊の有志の一人として、忍耐強い働きをするのですが、その危険な仕事をこなしながらもただひたすらに彼が考えているのは、自分の小説のある場面の言い回しをどのようにするかということなのです。

自分が今置かれている状況や未来に関して考えることよりも、ただひたすら美しい表現の文章を考えている彼をこの物語の筆者は、彼こそが今の状況下におけるヒーローであると言います。

私が読んだのはここまでです。これから先、どのような展開になっていくのかはそれぞれ皆さんで読んでいただくとして、この物語の筆者がこのぱっとしない小役人をどうしてヒーローと呼んだのかということを読み解いたとき、涙が出るほど感動しました。鳥肌が立ちました。

主人公である医者は「ペストと闘う唯一の方法は誠実さだ」と言います。

この小役人は、保健隊としてペストと闘い、役所での自分の業務もこなし、さらにライフワークである小説の執筆にも没頭しています。

主人公が言う「誠実さ」のひとつの形がこれだと思います。自分がやるべきことに全てに対して真剣に対峙している姿勢はいま私たちが見習うべき行動ではないかと強く思います。

そして医者が言った言葉の「ペスト」を「コロナウィルス」に置き換えてみると、そのまま私たちが今直面している問題にも当てはまると思います。

「コロナウィルスと闘う唯一の方法は誠実さである」

誠実さというのは、自分を律していくことだと思います。不要不急の外出をしないということに誠実に取り組むということです。

先週末、海は大変な人手で賑わったそうです。平時のニュースなら楽しい話題ですが、今はそれを我慢するときです。誠実に取り組んでいる人ほどこれを聞いて腹が立ったことと思います。海の人手=サーファーではありませんが、海にいればその中サーファーもその中に含まれることになってしまいます。

何度もいいますが、今は海は我慢しましょう。人が動くことが、そのまま感染の拡大につながるということを理解しましょう。

前に自宅の目の前の海にだったら入ってもいいんじゃないかと書きましたが、それはやっぱり海の中が空いているいるというのが条件です。

ランニング中の大きな呼吸にはくしゃみやせきと同じように飛沫が含まれるそうです。ランニングのときには前を走る人と10メートルは離れた方が良いという研究結果があります。パドルしているときの呼吸も似たようなものです。

私が入るようなピークがはっきりしているようなポイントだったら、ワンピークに数人が限度でしょう。人が多い湘南では現実的には難しくなってきます。

海の上でも人が複数いれば感染の可能性はあるということです。

東京都の感染者数は減っているように見えますが、陽性率は危険な状況まで上がっているそうです。感染しても実感していない感染者がかなりの数存在していのではないかということです。慶応大学病院で、4月13日~19日の間に手術を行ったコロナウィルスとは無関係の患者をPCR検査したところ、6%に陽性反応が出ているそうです。検査の絶対数は少ないですが、これも恐ろしい数字だと思います。
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/4

明日から走るときにはBUFFをマスク代わりにしようと思います。以前は誰もいなかったトレイルですが、最近はすれ違う人が増えてきたので、やっぱりお互いのエチケットです。


今日はランニングの途中、この倒木の上で鳥とニホンアカガエルの鳴き声を聞きながら瞑想しました。森の中は気持ちいいです。















フラットロッカー+Dフィンのピグでのサーフィン。マニューバ性能ほぼ無し 笑。しかしダウンザライン性能はかなりのものです。ログに乗らない人から見れば、横に真っすぐ行くだけで面白いのか?と言われそうですが、これが最高なのです。

バルサのログというのはどんな感じなんでしょう。重量は?浮力感は?フレックスはあるの?と興味しんしんです。興味しんしんですが、さすがにバルサは手が出ないなあ(金額的に)

フラットロッカーのボードに乗ってみると、ロッカーの役割というか、それが有るのと無いのではずいぶん違うものだとよく分かります。でもそれによって変わってくる感覚があります。ロッカーは波の斜面にボードをフィットさせるものです。

丸みを帯びた波の斜面には、真っすぐなロッカーはフィットしません。映像を見ているとそういうことが感じ取れるのではないかと思います。テールでのボードコントロール、加重のタイミングなどなど、あらためて見るとやっぱりフラット+Dフィンというのは、ノーズライダーなんかのログとは違うものだと思います。

そこから少し離れてみようと作り始めるのが、先週のブランクスを使ったログです。いわゆる「フツー」のログです。フラット+Dフィンと、ふたつの違うロングボーディングを楽しみたいと思ってます。

私のDフィンはこれ。フラット+D、時間はかかりますが作りたい方はいつでも相談してください。
   


バードウェルのサーフショーツをアップロードしました。

ネイビーやレッド、フェデラルブルー、ブラックなどのベーシックなカラーをまず先にと思ってオーダーを入れた時点で、カリフォルニアがロックダウンで操業停止になってしまいました。これはしばらくは無理かなとも思いましたが、なんとか到着いたしました。そんな状況下でシッピングしてくれた、バードウェルに感謝です。

もうひとつのサーフショーツ、徳島県に工場があるNALUTOトランクスは通常通りに稼働しています。納期は一か月半~二か月ほどです。今、オーダーをすると5月の末から6月の初旬には出来上がってきます(最近はそういうサイクルを作っていただいています)

サーフショーツはもちろんですが、こんなウォークショーツも履き心地良いです。私はショーツのシーズンには、ほぼ毎日ナルトです。


ナルトトランクス、皆さまのサポートをぜひお願いします。

明日はお休みいたします(明後日は定休です)。明日はまた、店に籠っていろいろとやっている予定です。定休日以外の自粛休みは、休みとは言っても自宅か店で仕事やっていることが多いので、営業カレンダーで休みになっていても、あらかじめご連絡いただければ店でスタンバイしますので、ボードやウェットのオーダーをお考えの方はいつでもご相談してください(メールかお電話でお願いします)

それでは、また。
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