MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 7 9
13 14 16 17
20 21 23
26 28 30
ブログ内検索
最新コメント
(11/19)
無題(返信済)
(11/07)
無題(返信済)
(11/01)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148]


先週、シェイプをご紹介した新しいBOOGIE、ラミネート中です。クリアだと丸いノーズが大福みたいです。こんな大胆なシェイプはやっぱり活さんならではですが、デザインソースは70年代です。

サーファーは、リノ・アベリラ。70年代の初頭に活さんは、リノ・アベリラがこのボードで滑るのを見て、そのスピードに驚いたそうですが、BOOGIEはそこから生まれてきたモデルです。


クラシックなフィッシュが、いわゆるMRツインに進化する途中のデザインが元になっています。



このBOOGIEはストックです。お楽しみに。
気象庁の午前9時の予想図は、相模湾沖で南西が0.8m。北東のうねりが強くて伊豆半島の沖のうねりは湘南には入ってこない北向き。1.2m/12秒です。千葉北、茨城はサイズありそうです。

西うねりも少しありますが、こういうときはうねりはどうなるかというと…よくわかりません。うねりが強い方(北)に消されてしまいそうです。

波が小さいということは確かだと思います。ダメもとで行ってみようか…は結構チャレンジャーかもしれません。

これはずいぶん前の2月の波。良いときにはこんなのが毎週立つときもあるんですが…


さて、どうしましょうか?

AXXE CLASSICの新製品、AUTO ZIP SYSTEM(AZS)のご紹介動画です。オートジップシステム、クルマのオートマウィンドウみたいに背中のジッパーがボタン一つで自動的に上がり下がりするのか?と思っていましたが、そんな訳はありません。

背中のジッパーの内側には、ジッパーから浸みてきた海水を背中に直接触れさせないように、インナーバリアが付いていますが、そのインナーバリアがジッパーと連動するしくみです。

これまでのインナーバリアは、背中のジッパーを閉める前にインナーバリアの端を首に通すしくみになっていました。首で固定することで、ウェットの中のインナーバリアの生地が折れ曲がらないような作りになっていました。

実はこれ嫌いだったんです。だって、首に通す部分が内側に入ってしまって、あとはジッパーを上げるだけの状態になっているウェットの背中のジッパーのあいだから手を入れて引っ張り出すのがひと苦労…。おまけに、首まわりが苦しいのは苦手です。

何度、この首回りの部分だけ切ってしまおうと考えたことか(でも、切ると今度はインナーバリアがウェットの中できれいに広がらないのです)

このしくみなら、首回りの部分は不要ですし、インナーバリアがジッパーと一緒に下がってくれるので、ウェットの開口部が広がって、脱ぎ着も楽です。

ちょっとしたことですが、ずいぶん快適になると思います。冬場はチェストジップですが、春秋はバックジップ派(やっぱりバックジップがかっこいい…)の私には嬉しい「AZS」です

これからサンプルスーツを作っていただいて、皆さまのオーダー受付は2月末ごろからの予定です。首回りのストレス大幅軽減ということ、使用するラバーがオール2ミリで、伸縮性があるストレッチジッパー使用というところにも、いろいろと秘密がありそうで、ウェットマニアの私としては楽しみなところです。

オーダーフェアでは、いろいろとプレゼントも用意されているみたいですので、どうぞお楽しみに。

ウェットの詳細はまたのちほどご報告いたします。



長いプリモのブランクスができあがっているみたいです。8’4”がお気に入りですが、今度は8フィートジャストで作ってみようと思います。この方のボードは、7’10”だそうです。

DEEPEST FACES from Michael H. Kew on Vimeo.



7フィート前後のミッドレングス、9フィート以上のロングボード、どちらも海ではよく見かけるサイズですが、そのあいだの8フィート代のボードは意外と少ないように思います。ロングボードともミッドレングスとも違う感覚で面白いんですけどね、8フィート。



乗ってみてくださいとロングボードをお借りしました。90年代に自分でもお気に入りで乗っていたことがある、キャリフォルニアのシェイパーさんのシェイプです。オフセットのグルーラインと、バスウッドをカラーフォームで挟み込んだストリンガーがおしゃれです。

テールは私のピンクのMINI PIGみたいなワイドなテールです。アウトラインにも特徴がありますが、ボトムのシェイプもかなり個性的です。


上から、ノーズ近く~センター~フィンBOXの前方の順番ですが、どこをとっても強いドーム調のVEEになっています。フィンの直前なんか、レールの位置から1インチくらいVEEが深く入ってます。すごいです。レールはエッジの無いソフトレール。厚くもなく、薄くもなくといった普通の感じです。

60年代の後半、サーフボードがどんどん短くなっていく直前の時代のボードによくみられるデザインです。おそらく、ジョージグリノウの影響を受けたシェイパーたちの流れを汲むデザインだと思います。ナット・ヤングが66年の世界大会で乗っていたのもこんな感じのボードでなかったかとも思われます。


ボトムのVEEやロールはロッカーとのコンビネーションでボードを傾けやすくし、ボードをカーブさせるのを助けてくれます。コントロール性を生み出しているわけですが、それが強すぎるとボードはルースになってしまいます。

それをおぎなうために、レールにエッジをつけ、VEEのそれぞれのパネルにコンケーブを入れる(ボードが傾いたときにホールドさせるため)のですが、このボードのようなクラシックなデザインにはそれがありません。

カリフォルニアのマリブのようなどんどん前へ走ってくようなポイントブレイクで使うボードに、同じようなデザインがあります。そういう波ではスピードが出るのです。ディスプレイスメント・ハルが、そこから生まれてきたデザインだと言えばイメージしやすいかもしれません。

ネガティブな要素としては、よりフラット気味なボトムよりも波の上において水流に働きかける部分が少ないということです。それじゃあコントロールが難しい…と言うのはその通りではありますが、正解でもありません。

難しいのではなくて、違うのです。コントロールの方法がいつも乗っているロングボードとは違う可能性がある、ということです(初心者向けとは言い難いですが)。

たぶん、かなりあると思います。ボードの特性に自分がどう乗っかるかということでもあります。

とりあえずはコンケーブもエッジもない強い曲線のボトムだったら、水の流れに働きかける部分、ホールドしてくれる部分を大きくしてあげればいいんじゃないの?ということで、最初はこんなフィンで乗ってみようと思います。

面白そうです。

1966 Nat Young



明日は早朝だったら少しできそうですが、無くなるのも早そうです。また今回も家で寝てた方がいい感じか?そういうときに限って、良くなったり…笑。
ロケットフィッシュという種類のサーフボードがあります。起源は分かりません(知らない)が、クラシックなフィッシュのデザインに、フィンの形状やセッティング、VEEなどのマニューバの要素をプラスした、モダンな(?)フィッシュのことです。

クラシックなフィッシュはスピードは速いですが、その分マニューバにそのデザインの弱点が出てしまうことがあります。そのクラシックフィッシュにマニューバしやすい要素を盛り込んでいったのがロケットフィッシュです。

先日、活さんと話しているときに、現在「ヌシ」と呼んでいるスワローテールのツインフィン(もしくはツインスタビ)モデルの原型になったフィッシュの話になりました。

10数年前のことですが私も乗ったことがあるフィッシュで、調子よく乗れていたボードだったのでよく覚えています。

それを再現したボードがこれで、こんな感じのアウトラインでした。2007年の画像です。


ダウンレールのボリュームをキープしながら、センターの厚みを落としているのでコンケーブデッキになっています。

ボトムはテールにVEEが入り、シングル~ダブルコンケーブです。フィンは片面フォイルのキールフィンが、角度を付けてセットされています。

クラシックなフィッシュはもちろん好きです。マニューバに弱点があっても、それ以上の気持ちよさと面白さがあるのは、何度も書いているとおりです。そんなクラシックなフィッシュにこだわってはいますが、マニューバの要素を加えた、あのときのロケットフィッシュにもう一度乗ってみたくなってきました。

フィンはBONITAでも使っている、シングルフォイル用のキールフィンの形。


KK FISHのフィンもよさそうです。


私は上のフィンかな。VEEが入ってくるので、BONITAとはかなり違ってくると思います。ノーズは少し絞り気味ですが、幅広のアウトラインには変わりありません。それにプラスして、コンケーブとダウンレールが組み合わさった独特のデッキの形状です。

かっこよくないはずがありません。もうすっかり、その気になっている私です 笑。

活さんに相談です。

お店に置いておくストックのブギーのシェイプができあがりました。ダークウッドストリンガーのブギーもかっこいいです。私のビッグフィッシュと同じ、クリアのラミネートで仕上げます。

プリモもそうですが、ブギーもこのストリンガーが使えるようになりました。ストリンガーだけでも印象が変わります。この太さなら追加チャージはありません。オーダーのときにご相談ください。

プリモもブギーも変わったのはストリンガーだけではありません。昨年末にプリモのことを書きましたが(このときの記事です)プリモと同様にブギーもマイナーチェンジしています。プリモもブギーも変わったのはロッカーです。それもほんの少しの変化なので、見た目だけではほぼ分からないと思います。

今乗っていただいているプリモもブギーも、もちろん問題ありません。というか調子いいと思います。その調子の良さがさらに向上しています。ブギーは私などよりもはるかに確かなライダーの方たちでテスト済です。マニューバのつなぎがよりスムースになったとも聞いています。

プリモはよく走ってくれるのは同じですが、レールの感触が変わっていると感じます。反応が良いというか、よりレールが使いやすいというか、シングルフィンのプリモの良いところがさらに強調されているように感じます。

どちらも調子良くて人気があるモデルですが、活さんがさらにブラッシュアップしてくれています。ニューブギーはまだ乗っていませんが、ニュープリモいいですもん。


それから、オーダーいただいていたミニピグが出来上がりました。7’11”です。


私のMINIPIG 8’3”の反省点を反映しています(反省点と書いてますが、ダメなわけじゃありません。「癖」が強い部分を無くしているということです)

「癖」その1の平らなロッカーではなく、全体的にきれいなロッカーが入っています。フィンはBOXで、ピグだけに大きめで9インチのピボットです。プリモフィンでも良いと思います。


「癖」その2はアウトライン。私のよりもスマートにスムースなラインにしました。


かなり素直で誰でも楽しめるミニピグに仕上がっていると思います。このブランクス、ノーズコンケーブを入れてミニノーズライダーも良いと思います。

下の記事の動画で、イシカワさんが乗っている8.0と同じブランクスかも。

いいのは天気だけ 笑。風波の残りみたいで、ショルダーが途中で消えてしまう波です。最近、こんなのばっかりです 笑。いつもみたいに、南岸低気圧でドンとサイズアップしてほしいものです。

と、文句を言ったところで何も変わらないし、これから引きで多少はできるかとロングボードを抱えて入ってみたら、湘南マジックでさらにサイズダウン。いい天気で良かったです。

などと文句を言いつつも、無ければ無いで、あるもので楽しんでしまおうという前向きな私です。楽しめるかどうかは自分次第です。自然相手ですから。

小さなピークの奥から滑り出せば、崩れる瞬間の波のチカラを感じることができます。その先のショルダーが無くなってしまうのなら、無くなる前にボードの向きを変えてスープの下へ戻ります。

そこから右と左、どちらか掘れてくる方向へタイミングを見ながらボードを滑らせます。ショルダーが張ってこないので、行ったり来たり。

うまく出来れば、結構面白い。ログならではの楽しみ方です。そんな感じで二時間ほど遊んで終了。6.8のフィッシュはちょっと浮かんでみただけであきらめました。



昨日は60年代のヴィンテージボードに乗っている人が何人もいました。HANSENが二台、それにHARBOURとWARDY。ヴィンテージボード、やっぱりかっこいいです。すぐに欲しくなるのは悪いクセですが、ブランクス待ちのDフィンあんなになるまで乗ってあげようと思います。

ロングじゃなくちゃ無理でしょうと思っていたら、活さんのMINIをさらに小さくしたようなエッグボードで波を上手につかまえて滑っている人もいてびっくり。皆さんそれぞれのやり方で楽しんでました。


海から上がって、着替えている途中で気が付きました。北風ピューピューなのに裸で寒くない。

よく見たらウェットを脱いだ身体が全然濡れてませんでした。頭と顔の潮を流そうとタンクのお湯をかぶったら一気に寒くなりました。動いて温まっていたのか、濡れてないと意外と平気なもんですが、全然濡れていなかったこのウェットもすごいと思います。



楽しんでます。
お知らせ:明日、1月22日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

なんとなーく、波がありそうなので海へ行ってみようと思ってます。例によって、ロングボードがあれば何とかなるでしょと9.6のログに、もう一本は6.8のフィッシュを持って行くことにいたします。



朝一は潮が多いし風向きの予報がサイトによってマチマチなので、潮が引きに入って確実にオフショアになると思われる朝二到着くらいで出かけようと思ってます。久しぶりの終日フリーのお休みなのでゆっくりできると思うと嬉しいです。

サーフショップなんてやってると、自由でいいなあと思われるかもしれませんが、(精神的には)自営業者は結構不自由なもんです。自己管理はしっかりやらないと、とめどなくなく流れてしまうばっかりです。有休休暇なんてのはありません。

酒を飲まなくなったのも、限られた時間を有効に使うためです。酒を飲まなくなって二年経ちますが、今の状況であらためて考えると、時間とお金をずいぶんと酒に使ったなあと思います。すべてが無駄だとは言いませんが、私みたいな呑兵衛は無駄なことの方がはるかに多かったはずです。

二年酒を飲んでないと書きましたが、全く飲んでないわけではありません。

たまーにですが、ビールをコップ一杯くらいは飲むことがあります。以前はそこからスタートでしたが、今はそれで全部です。それで満足しちゃいます。

元旦は飲みました。正月だし、久しぶりに飲もうと思って、美味しそうな日本酒とワインをじっくりと厳選して飲みました。旨かったですが、元旦だけです。そういう楽しみ方ができるようになったみたいです。

酒も食べ物も美味しい年末年始は体重を増やしてしまうゴールデンシーズンですが、そのときに増やした2キロも、ランニングと甘いものプチ我慢ダイエットで元に戻しました。

波乗り自営業者は身体がすべて。いろいろと大変なのです 笑。

それで話は戻って9.6のログです。

波が小さいから乗っているというのは事実ですが、それは消極的な理由です。逆です。浮力が大きくて重く、コントロールするのに身体をたっぷり使うログで沖からインサイドまできっちり乗り継いでいったときの満足感は波が小さくても大きいものがあるのです。

ロングボードは最後のプルアウトが大事です。フィンを中心に大きなボードをくるっと回して波の裏側へ出ながらデッキの上に腹ばいか座り込むかしてパドルの状態に戻り、そのまま沖へパドルで戻っていきます。

ライディングの締めくくりがきれいにできると満足度も倍増です。小さい波でも、たっぷりストークできるログに乗らない手は無いといつも思うのです。

3メートル近くあるボードを端から端まで使って、小さな波でのスピードとグライドをいかに引き出して楽しむか。ヒザの高さの波でも、波と対話することができるのがログの面白さです。

先日シェイプ画像を乗せたカラーフォームを使ったピグのようなボードは、Dフィンじゃないとダメですか?とお尋ねいただきました。


フィンはBOXでもぜんぜんOKだと思います。ピボットタイプのクラシックなフィンを付けてあげれば十分クラシックですし、グリノウフィンタイプを付けても66年のナット・ヤングの気分が楽しめると思います。

ログ、少しでも興味持っていただければ嬉しいです。


1966年のBING DNノーズライダー、ライトウェイト、イートンシェイプのガン、フィッシュ。これだけ楽しめたら最高です。

6’8”の大きなフィッシュがリペアから戻ってきました。年末に海から上がって、潮を洗い流そうと持ち上げようとしたときに、かじかんだ手が滑ってテールとノーズをぶつけてしまいました。自分でリペアしようかとも思いましたが、まだ出来上がったばかりのつや消しのピカピカだし、ここはきっちり直してもらっとこうと、プロの手に委ねました。

おかげできれいに元通り。ラックに載せては、撫でさすり眺めております。久々にリペアから戻ってくるのが待ちきれない気持ちにさせてくれる、大きなフィッシュです。

大きなフィッシュ、ビッグフィッシュは過去に、活さんに6’8”と6’6”の二本、そしてクリステンソンに6’9”を作ってもらっていて、これで4本目です。最初の6’8”は2005年です。2年前にBONITAフィッシュの5’8”と5’6”に戻ってから、このビッグフィッシュへひと回りして戻ってきたわけです。最初のビッグフィッシュから数えて14年めです。

そんな中でも、このビッグフィッシュはアウトライン、シェイプともに一番のお気に入り。14年間は無駄じゃなかったということです…。


フィッシュで6’8”ですから、同じサイズのミニやプリモなどと比べても滑り出しは楽ですし、速いです。

動きは、予想に反していい動きをしてくれそうです。コシくらいの波でカットバックしようと思って、フィンとレールに身体をあずけるように乗せてみたら、すごい勢いでボードが戻ってきてくれてビックリしました。そんなのを小波でいろいろ試してみたいのです。

このくらいのサイズのフィッシュは、フィッシュの楽しみを広げてくれると思います。5’6”も乗っていこうと思いますが、おっさんにはやっぱりこのくらいの大きさが気楽で良いのです(プリモも6’9”ですし)


話は変わって、売りたしのユーズド HOT MANGOが一本あります。サイズは6’6” x 20” x 2”1/2。サイズがある波で活躍してくれます。






デッキはフットマークがしっかりついていますがラミネートはしっかりしています。ボトムは画像のとおりきれいで、リペアが必要なキズはありません。

価格は税込み60.000円也。気になる方は、「鎌倉こしごや 0467-39-1364 ハマダさん」まで連絡してください。http://koshigoya.com/surf/index.html

よろしくお願いします。
Visitor Map
Create your own visitor map!