MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:8月26日(月)・27日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。

J-BAYで開催されていた、ニーボードのワールドタイトルはシェイン・シンプソンの優勝で終了しました。2位はアルバート・ムニョスです。

アルバート・ムニョスのセミファイナル。


シェイン・シンプソンのセミファイナル。いきなり高得点です。


シェイン・シンプソンとアルバート・ムニョスのファイナルヒート。



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関連ブログはこちら。
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ロングボードモデルのTOTOを借りてきました。レングスは9’3”です。私が作ってもらった同じ9’3”のTOTOと比べると、少しだけレールが薄い手触りです。

ボトムも違います。私のTOTOはちょっと前にこのブログで書いた、「KATSUフラット」というほぼフラットのボトムですが、この赤いインサイドカラーのTOTOになると、そのKATSUフラットが少しだけエスカレートして(笑)浅いコンケーブになっています。

さらにエスカレートするとPRIMOと同じ感じになってきます(それはそれで「あり」ではあります)。

カツカワミナミサーフボードのロングボードのラインアップは、クラシックなB52(私が作ってきた一連のPIGやノーズライダーもここに入ります)、そしてこのTOTOとPRIMO、TIKIといった顔ぶれになります。

クラシック系は別として、それ以外のモデルを見るとどれも他には無い個性的なラインアップだと思います。ロングボードのサイズでPRIMOのようなボトムは他にはなかなかありません。私も9フィートジャストを持っていますが最高に調子良く、老後ボード(笑)としてキープ決定の一本です。

TOTOも同じです。PRIMOはポイントノーズにラウンドピンで、TOTOは細めのラウンドノーズと小さめのスクエアテール。最高に綺麗なアウトラインだと思ってます。


アウトライン、ボトムとレールのシェイプは活さんならではのものです。PRIMOと並んでこのTOTOも他の真似ではない、極めてオリジナルなデザインです。

この2本で老後も安泰というものです。(BOOGIEも加えたいかな 笑)

ストックのダイアモンドテールのMINIもシェイプが出来上がりました。


ボリュームが気持ち多めのイメージです。ノーズのレールを少しだけ薄くしますと、最後の仕上げをしていただきました。

店頭にあった同じMINIに乗っている方から、この滑りは何ですか?!という良い意味でのオドロキの言葉をいただいたのですが、これもまた良さそうです。面白いのはここなのです。MINIというモデルがあって、同じアウトライン、同じロッカーで同じサイズにシェイプをしているはずなのですが、それぞれ表情が微妙に違うのです。

同じモデルでも、シェイパーの目に見えているものや考えていることは、その時々で変わるはずです。同じように行おうとしたとして、似たように動くことは出来ても、全く同じ動きをすることは不可能です。人間ですから。

同じ形のボードが並んでいたとしても、その一本ずつはシェイパーが最高のものを作り出そうと取り組んでシェイプされたものだと言うことです。同じモデルでも微妙な表情の違いは、コンピューター管理されたマシンシェイプには無い、ハンドシェイプの魅力だと思います。

このMINIはあらかじめカラーを考えていたのですが、シェイプを見た瞬間に受けたインプレッションでそのカラーは止めました。直感というやつです。

私の直感がこのMINIを何色にしたのかは、出来上ってからのお楽しみということで。(大した直感でも無いのでちょっと大げさです。すいませんが付き合ってやってください。)



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いろいろやっていたら、ブログを書く時間が無くなってしまったので今日はお知らせだけ。それも、「ニーボーダーの方たちへ」というかなり限定的な内容です。

ニーボードをやられている皆さま、冬の足元はどうされていますか?普段使っているフィンソックスだけだと、ブーツが欲しくなる季節はカカトあたりが冷えるのではないかと思います。

それで真冬用のフィンソックスのご紹介です。


SURF GRIPの裏起毛のフィンソックスです。足全体を覆うような形です。厚さは2ミリなので、お使いのフィンもそのまま履けると思います。

画像では裏地の起毛がAXXE CLASSICで以前使っていたプレミアムドレインになっていますが、現在はサーモブラック(黒の起毛)に変更されています。

価格は税込み¥8.800 サイズは、S:24cm、M:25cm、L:26cmのように1センチ刻みになります。サイズの選び方はブーツと同じです。私はカカトからつま先まで25.5cmでMサイズを履いています。(測り方は、カカトを部屋の壁などにぴったりと付けて壁から足指の先までを測ります)

欲しい方はメールでご連絡ください。



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来週の月曜朝の予想図です。気象庁の予想ではもう少し発達するようです。タイフーンスウェルとまで行かないかもしれませんが、26日から27日にかけて変化がでそうです。あとは風向きと潮回り次第。

今年はこれから本格的に台風シーズンになるようにです。いい波を運んでくれて、被害が無いのが一番です。

夏休みもあとわずか。暑いのはまーだしばらくは終わらなそうですが、この時期になると夏も終わりだなあという気持ちになります。今年の夏は久しぶりに故郷の海を見たせいか、こんな曲が妙に心に迫ります 笑。1983年です。



美しい海のせいか、この曲の当時からずーっと持っていたベースギターを手放すことにしました。行き先は長崎の友人のところです。

どっちもいい形です。見ていると手放したくなくなるのですが、仕舞い込んでおくよりも音出して使ってもらった方が良いよなと自分に言い聞かせております。


左は高校生の頃に中古で手に入れた、フェンダーのジャズベース。1970~73年に作られたヴィンテージです。状態が良ければかなりいい値段で取引されているみたいです。フレットが削れて凹んできたので抜いてフレットレスにしちゃいました。
右は大学に入って買った、フェンダージャパン製のジャズベースとプレシジョンベースのハイブリッド。1985年製です。こいつもいい音出してくれてました。どちらもメンテよろしくです。ピックアップがまだ生きているといいんですが。

いつまでも眺めていても仕方ないので、気持ちが変わらないうちに梱包しちゃいました。

近所に島村楽器があるので、専用の段ボールを買ってこようと思いますが、サーフボードと同じように梱包しちゃおうかしらん。そっちの方が良さそうに思います。大切にしていたものなので、梱包にも愛情こもります。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。

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冬用のセミドライ&ドライスーツがオーダー料無料のキャンペーンですが、今お使いの秋冬用ウェットスーツのメンテナンスも受付中です。気温が下がってくると時間がかかってしまうのでメンテナンスは今のうちにやっておきましょう。生地の破れ、浸水など気になる部分があったらご相談ください。




お知らせ:8月20日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。


最近の愛読書です。ピラティスを深めていくにつれて、いままで自分で自分の身体をきちんと理解できていなかったことに気付かされています。

サーフィン、トレイルラン、水泳、諸々のトレーニングなど、これまでいろんな形で身体を動かしてきて、それぞれで自分の身体のことを考えてきたつもりでしたが、ピラティスを始めてからはそれまでいかに自分の身体を自覚せずに動いていたことかと強く実感しています。

その中でも大事なのが「背骨」です。柔軟性と強さを持って動くには、正しい背骨が必要不可欠です。

サーフボードと同様に身体のことも、マニアックな領域になってきました 笑。サーフボードの世界と同じで、身体のこととなるとつい夢中になってしまいます。だから、ピラティスもスタジオでのレッスンレベルではなくインストラクター資格という世界を覗いてみたくなったのです。

老若男女を問わず、私のように故障を抱えていたり、歳を取って身体が…という自覚があるなら、直ぐにでもしっかりと向き合うことが必要だと思います。私はもうすぐ還暦と呼ばれる年齢になりますが、ご同輩の方々これからです 笑。やるのとやらないのとでは、5年後、10年後の生活の質が多いに変わってきますよ。

そのひとつが「背骨」です。身体の真ん中に一本通っている背骨。意識したことありますか?自分の身体だから自分で分かるよという方は、今座っている椅子やソファから立ち上がり、背骨を正しい生理学的に正しいS字形にすることができますか?

私は出来ません。長年のクセもあります。皆さんも同じじゃないかと思います。でも、正しい姿勢を取ることはは無理だとしても、自分の背骨の状態を自覚して、身体を出来るだけ正しく使おうとすることはできます。

五十肩でパドルができないというのは、多くの人が経験していることかもしれません(私も同じです)。この五十肩を引き起こすひとつの原因になっているのも姿勢の悪さだと言われます。

例えば、スマホで今このブログを読んでいただいているでしょうか?スマホを見ると、胸の後ろから背中が丸まって、首が前に出た姿勢になると思います。試しにその姿勢のまま、腕を身体の真横から上へ上げてみてください。万歳の姿勢ですが、スマホを見る姿勢だと肩の動きが途中でつかえ、耳の横まで真っ直ぐ腕は上がらないと思います。

同じ姿勢で腕を後ろへ伸ばしてみてください。次に背筋を伸ばした状態で同じ動作をしてみてください。腕の可動域が違うのが分かると思います。

そのまま無理に腕を使うと肩への負担が大きく、それが繰り返されることで痛みが出ます。五十肩で痛いところをマッサージしても治らないのはそこが原因ではないからです。私自身では胸椎(胸の背骨)を柔らかく、肩甲骨の可動域を大きくすることで肩の痛みは無くなって、腕の可動範囲が大きくなりました。散々悩まされた肩の痛みですが、今は不安な要素はありません。

6月から痛めた腰は今は落ち着いています。再発防止のためにいろいろと試行錯誤中です。いつだか裸体の画像(笑)をアップした背骨のゆがみですが、それはもしかすると解決法を見つけたかもしれません。(難しく言うと、腰椎(腰の背骨)の側屈は、逆方向への回旋を伴うという動きに注目しています)

自分の身体って、知っているつもりでも実はぜんぜん分っていなかったりするものです。私は自分では、自分の心に自分の身体を理解させるという作業に取り組んでいると考えています。その手段のひとつがピラティスです。

身体のパフォーマンスをプッシュして向上させるのではなく、深めていくことでパフォーマンスは高まります。自分のリミットをプッシュすることは大変でキツいことです。そういった取り組みは勢いを付けて大きな筋肉を使うことも多いと思います。

アスリートの競技レベルでは必要なことだと思いますが、休日に調子良く波乗りを楽しめる身体を作るのとは違う取り組みです。

歳を取ってくると、テイクオフで立ち上がる動作がスムースに行かなくなったりもしますが、あれも加齢とともに背骨の柔軟性と強さが無くなってくるからです。いつまでも調子良く波乗りしたいなら、身体への感覚を深めることです。





長いフィッシュ、最近はあまりブログの話題に登りませんが、作っていただいた方々は皆さん気に入って使っていただいているようです。何人かのユーザーさんと改めて話をさせていただいて、その面白さを再認識しています。

最初の一本は忘れもしない4年前の春です。コロナで駐車場が閉鎖されて、出来上がったボードは眺めるばかりのお預け状態でした。このクリアは店にあるストックボードです。


8フィートが最初の一本で、それからプリモフィッシュという名前で短期間のうちに、私のところだけで20本近く作っています。お作りしたレングスは6.10~8.0のレンジで、多かったのは7フィート代の後半から8フィートのサイズです。

皆さんからのフィードバックもそうですが、自分で乗っていた8フィートのことを書いたブログを読み返してみると、滑り出しの速さとスピードです。「8.4のプリモより速い」という記述が何度か出てきます。フィッシュならではだと思います。

7.8のサイズに乗っている方からいただいたメールにも、(滑り出しの速さに)回りの人からロングボードに乗っていると勘違いされたくらいでしたと書かれていました。波があったので同様のフィードバックをいくつかいただいています。

滑り出しとスピードに加えて、カットバックで戻ってくる速さ、スープの下からの脱出、バックサイドの面白さ(これは表現が難しくて、実際に乗ってみて体感してほしいところです)等々。シングルのプリモに乗っている方にぜひ乗ってもらいたいプリモフィッシュですが、十分にメインボードとなり得る性能を持っているミッドレングスボードだと思います。




お盆休みも今日で終わりです。三日間の短い休みでしたが、私にとって最高のサマーホリデーでした。人生は素晴らしい 笑。


お盆休みは九州の長崎へ行っておりました。長崎は母が生まれたところです。私は小学生から高校を卒業するまで住んでいました。父母はすでに亡くなり、住んでいた家も無くなってしまい、だんだんと馴染みが薄くなってきているのも事実です。自分がよく知っている頃とは街も変わっています。

海の上にある長崎の空港に降り立ち、市内行きのバスにゆられ着いたのは中華街。子供のころから親しみがある場所です。

昼飯時ではあるし、とりあえずはちゃんぽんを食べてみようかと昔から好きな中華料理店に入りました。年をとって口が淡泊になったのか、以前ほど食べたいという欲求はありませんでしたが、ひと口食べたら箸が止まらなくなっていました 笑。


旨いんです 笑。ちゃんぽん、皿うどんってやっぱり長崎で食べるのと他の地域で食べるのとでは全然味が違います(リンガーハットはまったく違う食べ物です)。

ここの中華料理店は、高3のときクラス全員で海へ行った帰りにみんなでちゃんぽん食べた店です。懐かしい記憶です。妙にみんな仲が良くて、海へ行こうと言ったらクラス全員一緒に行っちゃうようなクラスだったんです。青春でしょ?笑 

ちゃんぽんと皿うどんですっかり長崎人に戻ってきている自分に気が付いて、なんとなく気分が上がってきました。

予約していたホテルは、JRの長崎駅のすぐ隣でした。駅へ着いてみたら私が知っている緑の三角屋根の駅舎は取り壊されて、たくさんの思い出がある駅のホームも位置が変わってしまっていました。

新しい長崎駅です。素敵じゃありませんか。昔の駅舎も良かったけれど、新しい駅も良い。古い長崎を良く知っている「他所者」ですが、なんとなくホッとしてしまいました。


ホテルでひと休みしたら、もうひとつの懐かしい長崎を食べに出かけます。私らの年代くらいまでだと思います。これを懐かしいと言えるのは。

クジラです。子供の頃よーく食べていました。長崎は国内でも有数のクジラの水揚げ港で消費量は日本一です。


クジラのステーキは給食の味の記憶。


いまどきの人は、クジラがかわいそうとか言って食べないんでしょうか?そういう人たちが普段何を食べるのかは知りませんが、不思議なことです。「食べる」ということに、かわいそうも何もありません。命をいただくことに肉も野菜も果物も変わりはありません。動物はそうしないと命をつなぐことはできないのです。

美味しいクジラ料理と美味しいお酒にすっかりいい気持ちになってホテルへ戻りました。ちゃんぽん、皿うどんとクジラの味が自分の家に帰ってきた気持ちにさせてくれたみたいです。

翌朝、早朝から墓参りです。ここに父と母がいます(いるの?)


今回は時間があまり無いし暑いしで、市内から少々離れた場所にある墓へのお参りは勘弁してもらおうかと思ってました。でも昨夜のクジラがパワーをくれたのか、朝目を覚ましたらよーしお墓行くぞ!になっていました。

やっぱり長崎は私にとってそういう土地なのです。

6年ぶりです。きれいに掃除して、本当だったらお盆に備えて提灯を吊る竿を組み立てるのですが、もうお盆に来る人もいません。長崎では提灯をたくさん吊るして、お墓で花火をするのです。子供の頃はそれが楽しみでした。

こんな感じです。(長崎観光振興課から拝借)


私、爆竹は手に持ったまま鳴らせます 笑。

ちょっと墓掃除して、線香をあげて来ただけですが、やっぱり行って良かった。


市内に戻って、すぐ近くの海辺の町へ昼飯を食べに行きました。食後、海沿いの道を歩いていたら降りられるところがあったので堤防の下の小さなビーチへ降り、靴を脱いで海に入ってみました。

海に足を浸けた途端、身体に涼しい風が吹き抜けたような気がしました。どこまでも透き通って、ひんやり冷たい海水に涼しい海風。このまま海へ倒れ込みたい衝動にかられましたが、着替えも無いのでなんとか我慢しました。


この海です。思い出しました。長崎の海って、海へ入って浮かぶだけで気持ちがいいんです。いつまでも居たい、そんな気持ちになってしまう海です。還暦を迎える年齢になった今でもそんな気持ちにさせてくれる素晴らしい海なのです。

もし機会があるなら、ぜひ行ってみて欲しい海です。

すっかり里心が付いてしまったところで高校の頃の友人たちと再会です。会場は素敵なロケーションで、この後夜景がきれいでした。


いいおっさん、おばさんになった友人たちが、たくさん集まりました。アメリカから参加の友人は、ハワイやロスに良くいそうな日系アメリカ人といった風情です。しゃべり方までアメリカンなのが面白かったです。

海にみんなで行っちゃった私の仲良しクラスは、約半数の人が参加していました。一番高い出席率でやっぱり仲良しでした 笑。

そんな感じで同窓会もたっぷりと楽しんできました。次は5年後です。

その土地を離れた者は歳を取るとともに、だんだんとその土地との関りは薄くなっていきます。人も景色も変わります。自分も変わっているかもしれません。私に限ったことではなく、故郷から離れて暮らす人は皆同じだと思います。

短い滞在でしたが、それでも自分は今でも長崎という土地とつながっているということを強く感じられたことが嬉しい旅でした。

実はもうひとつそれを感じさせてくれた出来事がありました。

昨年、友人のひとりが亡くなりました。長崎では初盆に船を作って故人を送り出す、精霊流しという風習があります。私は15日にはもう東京へ戻っていたので、実際に見ることは出来なかったのですが、友人たちがその模様を動画や写真で送ってくれました。

爆竹を盛大に鳴らしながら進んでいくのですが、その音が大きければ大きいほど切なく聞こえてきました。他所から来た人から見れば、ただ大騒ぎしているよう見えるかもしれません。でも長崎の人たちとって、爆竹の音は特別なものなのです。

そんな風に感じることができる私は、やっぱり長崎の人。

彼の船です。おくんち(長崎のお祭り)でも活躍していたらしく、地元のテレビ局と新聞社が取材に来ていたそうです。おくんちの唐人船を模した精霊船です。


ありがとなー!


8月16日(金)は台風接近のためお休みします。直撃はしませんが、強い台風です。皆さまもお気を付けください。

長崎から戻って来ました。いやー、長崎の海が綺麗だったこと。あの海があったから海が大好きになったんです。あまりにも気持ちが良くて、そのまま居ついてしまおうかと思いましたが、そうもいかず(笑)、今日からいつも通りに営業しています。詳しくはまた別の機会にお話ししたいと思います。

ストックボードとユーズドボードが入荷しております。

ストックボードはミッドレングスサイズのTOTOです。レングスは7’7”。デッキはオリーブグリーンでレールとボトムは薄いイエローベージュ。テールのラインをラウンドピンにしてみましたがいかがでしょう?


レールの感触と厚みがとてもいい感じです。厚みは、3”1/4をちょっと切るくらいのボリュームがあります。ボリューミーですが、ノーズ、テールは自然な流れにボリュームを落としているので動きは良いと思います。

ボトムはフラット~VEEです。フラットとは言うとシンプルであまり手が入れられていないようなイメージですが、フラットはフラットでもただのフラットではありません。出来上がりがコンケーブボトムのように視覚的に明確に分かるわけではありません。言うなら、デザインされたフラットです。作られる過程を見ていないと分からないと思います。私にとって、プリモのコンケーブ=TOTOのフラットボトムなのです。


これからは、’KATSU’フラットなんて呼んじゃおうかと思っております。ただのフラットじゃないことは乗ってみればすぐに分かります。とにかく少しでも速いスピードでボードを走らせるということを長年考えてきた、経験と技術が生み出すフラットです。(TOTOの形では、フラット以外にもプリモのトライプレーンボトムでもOKです。オーダーでお作りします)



ユーズドボードは三本入荷しています。どれも7フィート代の後半でグッドコンディションです。

最初はボンザー。7’11”です。


実はこのボード作ったばかりです。ボードのオーナーさんは、北海道から東北、千葉と本州を南下しながらこのボンザーに乗って、ボンザーフィンにも慣れていい感じになってきたそうです。でも突然、アタマの中がシングルフィンに乗りたい!になってしまって、それが頭から離れなくなってしまったようで、調子いいんですけど次をお願いします!と置いていかれました。(その他にもこの方のお仕事の季節とのタイミング的な理由もあるんですが)

ですので、とてもきれいなコンディションです。ラウンドノーズにダイアモンドテールのボンザー、調子いいそうです。

二本目はクアッドです。レングスは7’10”。


OKIDOKIがベースでテールを幅広めのスクエアテールにした、カスタムシェイプです。フューチャーのBOXが入っていて、フィンは付きません。お手持ちで合いそうなフィンがあればそれでOKですが、無ければオススメのフィンがあります。ご相談ください。

三本目はOKIDOKIです。レングスはこれも7’10”。トライのグラスオンです。


ミッドレングスというと、シングルフィンが主流です。でも乗り手の指向は多種多様ですから、シングルフィンでは物足りないという方もおられるはずです。

例えば、波のブレイクが速い場面でデッキを踏んでもっと加速出来たらセクションを抜けられたのにとか、波を縦に上がりたい、カットバックでもっとしっかり戻ってスープに当てこんでリエントリーしたいなど、シングルフィンでは難しいことも楽にやってくれるのがトライフィンです。

もしそんなことを感じておられたらこのOKIDOKIです。丁寧に使われていて、ほとんど新品のコンディションです。

TOTOミッドレングスとユーズドボードはメネフネビーチストアウェブサイトご覧ください。


明日は定休日です。明後日は台風が近づく予報です。海はオフショアになりそうですが、戻って来ることが出来ないくらい強く吹きそうです。

備えは明日のうちにやっておこうと思います。16日金曜日は店は休むと思いますが、またブログでお知らせいたします。皆さまもお気を付けください。









U-ZIPはもうすっかりノンジップスーツの定番です。海でも良くみかけると思います。そんなU-ZIPですが、今回のキモは「ドライスーツ」と「EVOモデル」です。


ドライスーツですか?と思いましたか?私も最初はそう思いました。でも、今回のストレスフリーライトドライはドライスーツに対するイメージを一新するものかもしれません。

10数年前にドライスーツブームみたいなものがあったのを覚えておられますでしょうか?私も持ってました。確かに暖かいのですが、オーバースペックに感じられる部分が多々ありました。スーツ自体が重たいし、ブカブカしているスタイルは多いに気になりました。

その後は、ネックインやロングチェストジップ、U-ZIPと高性能のセミドライが出て来て、本当にドライの機能が必要な地域以外ではだんだんと使われなくなってきました。

そのイメージはまず捨てて下さい 笑。今回のこのストレスフリーライトドライ(長いので以後、ライトドライで)はアタマを切り替える必要があります。そのキーワードになるのが「セミドライより動きやすいドライスーツ」じゃないかと思います。

首回りはセミドライのU-ZIPよりパーツは増えていますが、従来のドライスーツよりも簡素化されています(’ドライ’を謳っていますのでもちろん防水性の点では同等です)まず、そこで「軽さ」「ストレスフリー」に加点です。

そしてドライで濡れにくく保温性が高いという特性を活かして、上半身の生地を2.5ミリという生地厚まで軽量化しています。(下半身はブーツにつなげる必要があるため3ミリです)

フィット感はセミドライU-ZIPのリラックスフィットよりも気持ち細めです。限りなくセミドライに近いスタイルで生地が薄い。今まで着ていた5/3ミリのセミドライと比べると、それより動きやすいドライスーツなのです。

正直に言うと、カタログが届いたときには「どうしてドライスーツが一番最初に載ってるの?」と思いました。でも実際のスーツを見て、説明を聴いたらそんな初見が変わりました。使い方としては今までセミドライ + ブーツ(さらに寒くなれば + グローブ)で波乗りをしていた季節にこのライトドライが当てはまると思います。

秋から真冬になる間の季節は、薄めのセミドライか、3フルにサーモブラックのショートジョンインナーで、本格的に寒くなって来たらこのライトドライというような使い方をすれば、ウェットを着る秋冬春の3シーズンを通して、薄い生地でストレスなく波乗りが楽しめると思います。

セミドライから3フルに替えたときのあの解放感。あれが真冬でも味わえるかと想像すると、このストレスフリー・ライトドライが気になりはじめている今日この頃です。

この春からのニューモデル、U-ZIP EVOも動きやすさで注目です。


私もこれ着ていますが、同じU-ZIPでもこのEVOでしか出来ないジッパーのレイアウトがとても、パドルしやすいのです。加えて前身ごろが一枚の生地になるなど、生地のつなぎ目を最小限に減らした作りも動きやすさのポイントです。(EVOモデルはジャージ限定です)



ウエットのリペアなどメンテナンスも受付中です。気温が下がってくるとリペアに時間がかかってしまいます。各メーカー、気になる箇所は今のうちに直しておきましょう。

私はスーツの首回りがどれもきつくて苦しいので、修正しなくてはいけません。先日首回りを測ってもらったら、1.5センチ太くなっていました。きついはずです。ピラティスのせいです。

ストックボードが入荷しました。TOTO7’7”。ダウンレールのボリューム感がいい感じです。


その他にも活さんのミッドレングスのユーズドが三本ほど入荷しているのですが、作業がまだ追い付いていません。どれも7フィート代後半の個性的なボードたちです。休み明けになってしまうと思いますが、ご期待ください。



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