MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175]
空港の到着出口を出たとたんに包まれたのは、通路の両側に群がる人たちの人いきれとその視線、ざわめき、それにその先の道路を走るクルマとバイクのエンジンとクラクションの音と、それらが吐き出す排気ガスの匂い。

いきなりのアジアの混沌の洗礼に思わずたじろいでしまったヴェトナムはホーチミンシティのタンソンニャット国際空港でしたが、どこか懐かしさを感じる光景でもあったのは、若さと勢いにまかせて旅していた、20代のころがよみがえってきたからでしょう。

ホテルへ向かうタクシーは常に10数台のバイクの群れの中。いつぶつかってしまうかとハラハラ、ドキドキしっぱなし。でも昔はあっちの方だったなあと思い出します。タイのトゥクトゥクやバイクタクシーでクルマのあいだをすごい勢いで走り抜けるのが面白くて大喜びしながら乗っていたものですが、もうダメ。見ているだけで怖くなってしまいます。


バイクの間をすり抜けてようやくホテルに着いて部屋から見下ろせば…。ものすごいバイクの数。


文字はほとんど読めず、言葉は全く分からないままローカルのバスで移動するドキドキ。バス停ではおばあちゃんが、笑顔で話しかけてきても全く何を言っているのか分からない。ニコニコずっとひとりでしゃべっているかと思うと、自分が乗るバスが来たらさっさと乗っていってしまう。


通路の向かいのおじさんはこっちを見てニコニコしながら、何かを指さして何かを教えてくれようとしているような雰囲気。でも分からないのでこっちも首をかしげて笑うだけ。

バスの運転手さんも車掌さんもニコニコ。どのバスに乗ればいいんだろうと不安になっていると、運転席からこっちこっちと手招きしてくれて無事帰還。よく分からないけれど、何か楽しい 笑。

道路は食べのこしや容器のゴミ、それに降った雨がまじった泥の水たまり。それでもその上で売られている果物や野菜はどれも美味しそう。


カフェだって道の上。スタバとは違う美味しさがあります。


道を渡るのも最初は一苦労、というより命がけ。信号なんか守ってくれない。青信号を渡っている目の前を、信号って何?とばかりに走り抜けるバイク。向こうがその気ならこっちだってと、いつのまにかうまくバイクとクルマのあいだをすり抜けて道路を横断できるようになっていたりするから面白いもの。


美味しいものもたくさんあるし。

チェー、という飲み物。マメ、タピオカ、なんかの実、ハーブ、はては昆布までいろんな種類があるのですが、どれもこれも美味しい。これは昆布とハトムギが入ってます。


おなじみフォー。食べ飽きない味です。


気に入ってしまったのはこれ。これは何?と英語が通じるところで聞いてみたら、ローカルチェリーだと。それでよく調べてみたら、アセロラでした。アセロラというと反射的に浮かんでくるのはあの女子プロですが、元の実はこんなだとは知りませんでした。

これにピンク色のチリソルトをつけて、が美味しいのです。

クルマやバイクのクラクションはうるさいし、排気ガスでのどは痛いし、なんでこんなとこ来ちまったのかと思ったのが正直なはじめの感想。

でも慣れというものは恐ろしいもので(笑)一日歩き回ってみればもう平気。交通ルールもへったくれも無くて良く事故が起きないなと思っていたのも、バイクとクルマ、そして歩行者の動きを良くみていると、隙間があれば入ってくるバイクも、我先に進もうとするクルマも微妙な間があって、その呼吸の兼ね合いでぶつからず(ぶつかっているのかもしれませんが)前へ進んでいるのに気が付きました。

しかし、バイクがバンバン横切っている交差点に、路線バスがクラクションを鳴らしながら突っ込んでいくと自然と通り道ができているのは不思議…。思わず目覆いましたから。

あの柔軟さというのか、何と言えばいいのか、独特の柔らかさと強さで国の独立を勝ち取ったんだろうなあと思いました。

やっぱり旅はドキドキする方が面白いですね。









お知らせ:12月24日(日)~12月27日(水)はお休みです。12月28日は木曜ですが営業いたします。営業予定はこちらをご覧ください。

Dフィンのログの次は少し進化して(?)グライダーを作ってみようと、ブランクスを作ってもらっているところです。

アウトラインはいくつか作っていただいて、だいたいの方向性は見えてきました。こんな感じです。


ボトムはコンケーブかそれとも少しルースにフラット気味か。どちらも面白そうなので迷っているところです。プリモを長くしたようなのも面白そうで…。

グライダーの感覚をうまくとらえた動画がありました。うねりを滑る感じは実際に乗っていてもこんな感じです。


明日から水曜までお休みいただきます。ホーチミンのクリスマスはどんなでしょう。

ホーチミンでは降らないと思います。B面の曲です。






オーダーいただいた二本のボードが出来上がってきました。人気の二本です。

最初はプリモ。長さは8’4”。


8’4”。昨年の夏に、久しぶりに8フィートちょっとのシングルフィンに乗りたくなって、作っていただいた長さですが、期待をはるかに超えてすっかり気に入ってしまったサイズです。個人的にロンガーさんにぜーひ乗ってもらいたいシングルフィンです。

スムースなロッカーをよりスムースに、活さんの手でシェイプされるボトムのコンケーブ。レールも同様により抵抗が少ないラインで流れるよう作られています。

そしてテールのフィンまわりは逆に、乗り手の加重によって抵抗を生み出すように作られているので、シングルながらシングルらしくない反応をしてくれるのがこのプリモです。

こっちは今日シェイプが出来上がった、Iさんの8’4”です。このボトムです。見てください。


これは何か違うぞ、というシングルフィンに乗りたいならプリモです。

8’4”は、ゲティングアウトもテイクオフもロングボードと同じ感覚で操ることができます。プリモは6’8”からイケますが、いろいろ作れますのでサイズはご相談ください。

そしてもう一本はフィッシュ。BONITA 5’8”


活さんお得意のラウンドノーズではありませんが、見た目以上にノーズ幅はしっかりと取られています。私は6’0のラウンドノーズのクアッドフィッシュから5’8”へと短くして、少々挑戦サイズだったのですが、問題なく乗れているのはこのノーズ幅のおかげだと思います。私のBONITA初乗り

フィッシュ、最近また気になっている人が増えてきているように感じます。パドルや波のキャッチはフレンドリーで、波を滑ってみれば他のボードには無い感覚で面白い。昔みたいに流行って欲しくはありませんが、やっぱり面白いものは面白いんだと思います。

写真のオレンジのBONITAはご希望で、ボリューミーに作りました。ちょっとブギーのレールを彷彿とさせますが、ブギー乗っていてもう少し小さいのも欲しいと感じている方にもこのBONITAは良いと思います。5’6”から作っております。長さの他に幅や厚みなど、サイズはいつでもご相談ください。

楽しめるボードが一番だと思います。

今日の懐メロはニッポンの歌。クリスマスソングは聞き飽きたし。








年末年始の営業予定はこちらをご覧ください。*12月28日は木曜ですが営業いたします。

予想通りと言うか、必然的にと言うのか、いずれにしても波は無くなり、追い打ちをかけるように波があがる要因もしばらく見当たらない水曜日です。

冬の波は(湘南です)西高東低の冬型が決まる過程で良い波になります。冬型が決まるとオフショアになるので、コンディションが整うのですがサイズダウンも早いです。たまに沖で西よりの風が強めに吹き続けてくれたりすると、サイズがあるきれいな波が続きます。

そんな波に出会えることを祈りながら、体調だけはキープしておきましょう。まあどうやら、クリスマスウェイブは期待薄なので、少しくらいはめを外しても大丈夫だと思います(あくまでも自己責任で 笑 23日はロングボードくらいイケルかも)。

さあて、最近はアルコールを口にしていないおかげで寝起きからすっきりスタートの私は、今朝もトレイルを走って体幹&パドルのトレーニング。足腰とハラ回りと背中に残っている、カラダ使いました感が気持ちいい午後です。

酒を飲まないメリットはたくさんありますが、説教臭くなるので書きません(ネットで検索すればたくさんでてくるし)。自分で実践して、自分で実感するのが一番かと思います。(メリットが分かれば、それを思い出すことが飲みたくなってしまったときに良く効くブレーキになります)


それで今日はメリットじゃない方のひとつ、酒を飲まないと欲しくなるという、甘い物を制限しようと思い立ったお話しです。

酒を飲まなくなると甘い物が欲しくなる人が多いらしいですが、私は酒を飲んでいても欲しくなった方なので、本当のことを言うと酒はあまり関係ありません。羊羹つまみに焼酎飲める人でしたから(過去形ね)。

実は好きなんです。コンビニアイス。おまけに店から40メートルも離れていないところにファミマとドラッグストアがあるのでつい買いに行っちゃう 笑。

なので、これを止めることにしました。最近は果物たくさん食べているので、その分で糖質の摂取量は増えているし、おやつのアイスの糖分は余計だと思った次第です。

なので今日はカカオ86%のチョコレートだけ買ってきました(いえ、書き忘れです。アイス+この86%を食べちょりました…)

で、どうするかと言うと3時のおやつに14枚入りのうち、2枚で食べるのを止めるという試み。

つまり、自分への挑戦です。

ついつい止まらずにどうかすると気が付けば10枚くらい食べちゃってたりしましたから。


こういうときの思考方法はこうです。

10枚食べても満足してないはず。それなら2枚でも同じでしょ。…と理屈が通るような通らないような、この際どうでもいいようなことを考えつつ、できるだけ時間をかけて食べます。

そうすると目標の2枚で止まります。3時のおやつの時間を過ぎてしまえばもう大丈夫。おやつの時間以後は、小さな頃からの母のしつけがいまだに生きているから不思議です 笑。

実は昨日からこれをやっているのですが、このまま続けようと思います。砂糖の取りすぎは良くありません。明日からはカカオ86%も無しにします。


オーダーいただいたウェットスーツが到着しました。出来上がるのは年明けですと言いつつ、約2週間で出来上がってきました。結構早くできます。AXXE CLASSICのアドバンストバックジップです。モモ回りもラバーを使いました。ラバーをたくさん使いたい方にはこのバックジップがおすすめです。バックジップは根強い人気があります。

スタイルは昔ながらのバックジップですが、防水性はくらべものにならないくらいアップしていて、おまけにネックインタイプを同様にパドルへのストレスが少ない、超進化したバックジップウェットです。


3.5mmのブーツも入荷しました。足首からの浸水を軽減するウォーターシールバンドが付いております。


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歳取ったせいか冬場にはブーツ、グローブ、ヘッドキャップが手放せなくなっていますが、ランニングでも低体温になってしまうことがあるそうで、いろいろと気を付けた方がいいんだなあと、おっさんあらためて考えております。

以前は、冬の海で身体の動きが悪いのは分厚いウェットスーツのせいだと思っていましたが、それもあるとしても、それ以上に身体が冷えることによって動きが悪くなっていたんじゃないかと考えています。

気温が低いときに手足を露出していると、身体はまず冷たい手足の血流を良くすることで体温をあげようとするそうです。そうして末端に血流が多くなってしまうと今度は身体の内部が冷えてくるというようになるそうです。

そうなると身体が震えだします。身体をふるわせて体温を上げようとしているわけです。そうなると頑張って体を動かしても、身体は本来のパフォーマンスを取り戻すことはできません。前回ウェットが薄すぎで経験したのはこれです。

ランニングで走り続けていても低体温になってしまうことがあるくらいですから、半分水に浸かって、さらに風に吹かれているサーファーにはなおさら予防のための装備が重要になってきます。

海に入っていて、寒さで口が回らなくなったり、指先をうまく使えなくなっていたりした経験があります。これは軽度の低体温症です。これより進行するとヤバいことになります。

そうならないようにするには、全身の血流を良くすることです。具体的な方法は肌の露出を減らして、外気の寒さにさらされる箇所をできるだけ少なくすることです。

やっぱり、ブーツ、グローブ、ヘッドキャップは理にかなっていると思います。寒くないと思っていても、どこかに負担はあるもんです。

以前、波待ちをしていて海の上でふとフードを外したときに、思いのほか冷たい風がピューピュー吹いていて、ああ今日は寒いんだとびっくりしてフードをかぶりなおしたことがあります。海からの上がり際に、これから入ろうとする人に水冷たいですか?と聞かれて、あれ?今日水冷たかったっけ?と上がるときになって初めて考えたこともあります。

私が10代、20代の頃、今は常識になっている熱中症と言う言葉は無くて、暑くて汗をかいても水分を取るのは良くないと言われていた時代もありました。

寒さも暑さもおんなじだと思います。寒さに対しても無理してないつもりでも、身体の中で変化は起きているものです。無理な我慢はなおさら、というより絶対に禁物です。

こんなこと、寒冷地で海に入るコアな方たちには当たり前のことなんじゃないかと思いますが、比較的暖かいと言われる湘南でも寒いのは同じです。これからの季節、寒さにはご用心ください。

今日の懐メロ。リンダ・ロンシュタットのカバーバージョンで。









リンゴの焼いたのにサツマイモ、ナッツ類、これにヨーグルト。最近の朝飯はこんなのです。

昨日の波はすっかり消えてしまって、今朝は休息。ストレッチをして、日当たりのいい場所でもうひと眠り。明日の西風もそれほど強くはならなそうで、しばらくは波は期待薄です。

明日はまたトレイルを走ります。


忘年会シーズンですが、飲みすぎ注意です。素敵な冬の海が待ってますよ。

冬ですが、ココロは夏で。




サーファーズジャーナル日本語版の最新号を読んでいて、スキップ・フライのクィーバーのショットも素晴らしかったのですが、この記事に共感をおぼえました。

THE BIG BOOGIE。使っている意味はおんなじですが活さんのブギーじゃありません。ボディボードのことです。


なんだボディボードの話か、と思いましたか?そのとおり、ボディボーディングのお話しです。

20数年前をご存じの方なら、当時のボディボードの流行を覚えていることと思います。女性を中心にたくさんのボディボーダーが亀の子みたいボディボードを背負って海にやってきてパドルアウトしていました。

当時発刊されていた女性をターゲットにしたようなボディボード誌や、片寄った男女比から私自身も、ボディボードは女がやるものだという間違った認識を最初は持っていました。

幸いなことに当時からアタマは柔らかだったようで、ロングボードでは楽しめないような掘れたダンパー気味の波のときにボディボードでパドルアウトしてみて、結構それが楽しいことに気が付いてからは、そういうコンディションに遭遇してしまったときにはボディボードを持ち出して楽しんでいました。

流行には終わりがあるもので、すたれてしまうと逆にもう見たく無くなってしまったりするものですが、いつのまにかボディボードもそんな流れへと変わってしまって、今では目にすることが少ない存在になってしまいました(それさえ気が付いていない人もいるのかもしれませんが…)

このサーファーズジャーナルの記事の中に、「サーファーというのは道具フェチなんだ」と多いにうなずける(笑)くだりがあります。道具フェチゆえ、四角いスポンジの板切れにしか見えないボディボードには興味が持てない。

スポンジ板ではありませんが、私は今でも腹ばいで波に乗ります。パイポとエアマットです。

自分が道具フェチであることは否定しません。その通りです。でも、本質はそこではありません。本質は波に乗ることです。そしてその方法は全くの自由なはず。

でも気が付けば、この記事のボディボードだけでなく、ロングボードが、ショートボードが、ファンボードが、と様々な摩擦もあったりしますが、それも私は否定しません。それも自由だからです。

けれども、自由であろうとすることと、特定のスタイルにこだわることのふたつは両立させることができると思います。それは認めることだと思います。自分の好みやスタイルを持ちつつも、他の人、回りの人がやっていることを認めることです。排他的であることは自由では無いと私は考えます。

話が重くなりそうです 笑。

足ヒレを履いてパイポ、そうでなければエアマットでパドルアウトすると、もう単純にシンプルに、頭の中にあるのは波を滑ることだけです。浮力がないペラペラのパイポでのパドルアウトはほぼ水泳。身体ひとつの気分に近いです。

人が多いラインアップの中にいて、回りからどう見られているのかは知りません。関係なしです 笑。あらためて考えてみると、周囲と違うことをすることで、いろいろなことからリセットされているような気がします。

道具や見た目に関係なくただ波を滑ることの楽しさ。本来自由であるはずの波乗りの「自由」を知っているやつらはクールだぜい、とこの記事は言っているように思いました。

「THE SURFER'S JOURNAL 26.4 THE BIG BOOGIE」読んでみてください。

今日の懐メロ。最初に聞いたときには、絶対レコード飛んだと思いました。1978年だそうです。
出来上がったばかりのMINI、6’8”です。

シェイプルームの光の下、絶妙な力加減で磨かれた樹脂はサーフボードの曲面に沿って、まるで鏡のような輝きを放っています。いまにもトロリと溶け出しそうな気配さえあります。



波に乗るための道具ですからいつまでもこの状態で、という訳にはいきません。波の上を滑るということが本来の楽しみ方です。ワックスを塗るとまた違う美しさがあると思いますが、それまでの短い間のぜいたくな楽しみかもしれません。

いい波に乗ったあとに、気持ち良く滑ってくれたことを思い出しながら眺めるのもまたいいものです。

どっちも酒を飲むときのいいつまみになりますが、酔っぱらう前にしまいましょう。


そういえば、コレも出来上がったばかりのときの手触りは、つまんでプニプニしてみたり、意味もなく引っ張って伸ばしてみたりと嬉しいものです。

STEAMERの5/3ミリ、届いたばかりで柔らかいです。一週間かからずに出来上がりました。状況が変わらなければ年内まだ間に合いそうです。

裏地はこんな感じで、見るからに暖かそうです。

裏地は伸びがとてもいいドライマックスという起毛素材です。撥水性が高く、水を含みにくい素材です。吸水拡散作用もあります。

ウェットのインナーにヒートテック系はダメよ、と以前書きましたが、理由は撥水性と吸水性です。ずっとびちょびちょしてると身体も冷えてしまいます(話がそれますが、冬のトレランのアンダーにもダメです)肌触りがサラリとしている方がいいのです。

冷たい海水をできるだけスーツ内に入れないようにして、手足、首を冷やさないというのが冬の海では大切です。

海から上がって着替えたあと、温水の残りでの足湯も、もうひとつのお楽しみだったりします。










波はモモコシ。十分楽しめそうですが寒いです。なんだか急に寒くなりました。

お日さまはようやく顔を出したばかりで、なかなか気温があがりません。すっかり冬の景色です。江の島と朝日に照らされた富士山。見慣れた景色ですが、落ち着いて見たのは久しぶりです。


ボードは腰のことを考えて軽めのコレ。8’4”のシングルフィンです。


ボードの向きを変えるときには後ろ足を下げてテールを沈め、一気に向きを変えるようなログと同じ乗り方もできます。一方でレールを入れてドライブさせるようなターンもできます。

ボトムはコンケーブでスルスルと滑るのが気持ちよくて、シングルのロンガーさん向けのボードだと思います。

九州と行ったり来たりで、しばらくちゃんと波乗りできていなかったので、ここから復活~と張り切ってアウトへ出て行って、少々波に乗り過ぎていたような気もしましたが、間もなく失敗に気が付きました。

寒いんです…。

着ていたウェットは、3ミリフルスーツ+エアスキンのショートジョンインナー。前回、3ミリフルスーツだけで少し寒いなあと感じていたので、インナーだけプラスしてみて寒くないかどうか実験くんしてみようと思っていたのですが、実験失敗 笑。

エアスキン、暖かいインナーですがさすがに自分には、3フルでは無理があったようです。私みたいに寒がりじゃなければ(もしくは若者)平気だったかもしれませんが、寒がりとおっさんはもう、3ミリなら裏地付きか、5ミリを着たほうが良さそうです(今日の天気は快晴。気温1℃~6℃)

今日の実験結果としては、暖かいインナーでも、元が寒ければその分をカバーするのはさすがに無理、ということになりそうです。

でも、入っていて思ったのは、このインナーを着てブーツやグローブ、キャップなどの装備があれば、大丈夫だったのではないかということ。

3フルはセミドライの3ミリに比べると同じ生地厚でもネックが低かったり、袖まわりから水が入り易かったりと、春秋の寒くない時期を考えた作りになっています。ブーツ、グローブ、キャップ(かぶらずに後ろへ脱いでいても)などは足首、袖、首からの浸水をかなり軽減してくれます。ラバーどうしが重なるからだと思います。

身体が寒ければ、浸水をへらして手・足・首を冷やさなければ結構いけるのです。(以前、雪の日に3ミリジャーフルで実験して成功しました 笑)

装備は大切、ということですが、次回からは、AXXEのロングチェストジップかZEROのエアドームを着ることにいたします。実験はまたそのうちにやってみます。

という訳で、エアスキンのショートジョン、品切れサイズ入荷しています。これ一枚追加すれば、薄いウェットでも大丈夫~というようには行きませんが、暖かいのは本当です。着替えのときは寒くありません。風も水も通しませんから。それは多いに実感しました。


そんなわけで、後半は寒くて身体が固まってぜんぜんだめでした。セットをつかまえても、すぐにひっくり返ってしまいます 笑。冷えるとほんと動きが悪くなります。自分の身体じゃないみたいでした。

パドルとよく分からない足のバタバタ運動でとにかく身体を動かして、少しだけ回復しましたが、やっぱり装備は大事。次回からは寒さを感じないようにしたいと思います。

たまにまわりの人にそんな大げさな格好で…などと言われることもあるかもですが、寒さ我慢大会じゃないのです。あなたは平気でも私は寒いのよ(笑)ということです。

大げさでも身体ちゃんと動く方がいいでしょ。今日はちょっと失敗。腰も痛い。

本当は暖かいSURF GRIP エアスキンはこちらからどうぞ。ホームページ左側にリンクあります。



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