MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
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たった5日間のブランクですが、パソコンに向かうと何を書いていのやら、さっぱり考えがまとまりません。やはり、継続は大切だと実感しています。

お休みはリフレッシュする類いのものではありませんでした。その証拠に家に戻って、体重計に乗ってみたら体重が2キロ減っておりました 笑。

ですので、今日はリハビリを兼ねて思いつくままに書いてみたいと思います。

長崎へ行っていた訳ですが、急なことで予定を立てることもままならず、適当と思われる電車の座席を取って出発しました。新横浜駅から博多まで、新幹線で5時間。そして博多からは、特急かもめ号で2時間の列車の旅です。

小学5年生の頃だったでしょうか、当時高校生だった兄と二人で同じルートをたどって東京-長崎を旅したことがあります。たしか山陽新幹線は開通したばかりだったと思います(当時は東京-博多間は8時間くらいかかっていたようです。新幹線より以前は寝台列車でした)

鉄道を使って長崎まで行ったのはそのとき以来ですが、素直な感想としては「これは結構楽しいぞ」(笑)ということでした。A地点からB地点までを移動するだけの飛行機と違って、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、山口、博多と順に辿っていくので、移動したという実感があります。

博多に着いたときには、ちょっとした感動でしたもん 笑。

そこから在来線の特急列車ですが、ローカル色たっぷりでやはりどこか楽しくて、その先に待っているはずの現実をしばし忘れさせてくれました。でも、鉄道の旅って面白いです。改めて見直しました。

博多から長崎へは、はじめは鹿児島本線を走り、鳥栖(とす)というところで長崎本線に分かれます。鳥栖のホームにあるうどん屋のかしわうどんが昔から好きでしたが、特急列車では降りて食べる時間があるはずも無く、昔と変わらないスタンドの様子を見つけて、その味を想像しながら通り過ぎて行きました。

佐賀の駅を過ぎると間もなく海が見え始めます。干潟で有名な有明海です。海沿いを走る列車からの風景は、私の中にある海の原風景のひとつです。


遠くに見えるのは島原半島の雲仙の山々。海沿いの風景も昔とは変わっていますが、やっぱり懐かしいもの。

置かれている状況が変れば、景色の見え方もまた違って見えてくるものなのでしょう。いつかローカル列車に乗ってゆっくり旅してみたいと思いました。

皆さまも今年の夏、鉄道をつかった旅を考えてみてはいかがですか?



という訳で、優しい波をゆっくりと滑りたい気分で営業しております。よろしくお願いいたします。



ポール・ウィツグの「EVOLUTION」「HOT GENERATION」「SEA OF JOY」の三部作DVDは、今週初めに出荷されているようですので間もなく到着すると思います。

メールをいただいた方々、もう少しお待ちください。そうでない方も少しだけ余裕がありますので、ご期待ください。







急で大変申し訳ありませんが、7月16日(日)から7月20日(木)までお休みいたします。よろしくお願いいたします。

さて、お待たせしてしまったTさんのログが完成しました。フォームのロッカー、発泡密度からオーダーで作った、こだわりのログです。

ちょっとだけグレイがかったライトブルーのピグメント。海の青と砂浜にしっとり溶け込みそうな色合いにラミネートしました。


ロッカーは、ずっと乗っている例の赤いログと同じロッカーで、ノーズコンケーブは入れておりません。ボトムの形がシンプルだと滑る感触もスムースです。


フィンはグラスオンです。やっぱりいい色。カラーは、この古いホビーのボードがお手本です。例の赤いログも、赤にしようかこんなブルーにしようか迷って赤にしましたが、今回は私のログもこの色を使わせていただくことにいたします。






ブログも休みのあいだはお休みさせていただきます。そんなときのこのブログの遊び方としましては、この左にある検索窓に気になるキーワードを入れて過去の記事を掘り起こしてみてください。2006年から積み重なってますので、なにか発見があるかもしれません。

それでは、よろしくお願いします。








波も無いので走ります。昨日はトレイル、今日は里山。トレイルレースへの興味は薄れているので、基本的には波乗りのための身体キープが目的です。

波乗りにはトレイルのように起伏が多いコースが良いと思います。トレイルでなければ階段の上り下りをコースの中に取り入れるようにしています。

レースへの興味は薄れたといっても、走ることは単純に好きだし気持ちいいので、週に5~6日は走っています。そのうち1~2回程度は10キロ以上の長めのロードコースも走るようにしています。長めの距離を、呼吸と心拍、手足をリズミカルに一定のペースを保って走り続けるのは気持ちいいものです。

それに加えて、この暑さがいいのです。汗だくというか、汗で全身ビチョビチョになるのが気持ちいいのはやっぱり変か?もちろん水分補給は忘れません。

波乗りやランニングなどで、日常的に身体を使っているとどうしても年齢とともに衰えというものを感じます。でもそれも悪いことばかりだとは思っていません。身体を常に動かしていると、よくある(歳を取っても)まだまだ大丈夫という、根拠の無い自信は出てきません。「まだまだ」じゃなくて、どこまで大丈夫なのか客観的に知ることができます。

そういうところも、波乗りを含めたスポーツを続けることの素敵なところだと思います。

まあ、年寄りの余裕ってところですか 笑。


しかし、波がありません。オンショアの風波でやってみようかと思っていましたが、またまた赤潮が発生しているようでテンション下がります。夜には光るのでそれが幻想的というのが最近の風潮のようですが、匂いはあるし何かが違うような…(透明なきれいな海でも光るんですよ)

南風はしばらく吹き続けそうですが、三連休の月曜には沿岸だけオフに変わる予想になっています。サイズは期待できなさそうですがチェックしておきましょう。


ランニングから戻ったあとは、フィッシュフライのときに辻堂海浜公園でもらってきた朝顔に支柱を立ててあげました。


睡蓮と水草で日陰を作ってあげてメダカも元気です。










夏の夜に、こんなDOO WOPはいかがですか?







いまどきのサーフムービーはいろんなボードが登場しますが、元祖オルタナティブボードは69年のこの映像です。どちらかというとまだロングボード寄りですが、ウェイン・リンチだけ動きが違うのは白眉。

いつも私、プリモの8’4”いいですよと言っていると思いますが、8.4でのサーフィンのイメージはまさにこの映像です。いつものシングルフィンのログとは違う、少し短めのボードに乗りたいけれど、あくまでもベースはクラシックスタイルのロングボードでという方には無理なく楽しめます。パフォーマンス系やオールラウンド系のロングボードとは違うサーフィンなのです。おもろいです 笑。

川南活さんは、69年にリアルタイムでこの映像を見てショートボードへとトランジションしているのですが、そのリアルな経験からブギーやプリモ、フィッシュ、ミニガンなどのシェイプのインスピレーションが生まれているのも、多いに頷けるお話しだと思います。

このポールウィツィグの「EVOLUTION」ですが、これの前に「HOT GENERATION」、そして後に「SEA OF JOY」と三部作になっています。

三作を順番に見ると、ロングボード~トランジション~ショートボード(今のショートじゃありません)とサーフボードエボリューションをそのまま体験できてしまう貴重な作品なのです。

実はいまだにこの三作品、VHSビデオで見ていたのですが、ついにデッキが壊れてしまいました(85年ごろ買ったやつです 笑)なので、DVDを買おうと思っているのですが(画質もリファインされているのです)もし興味がある方がいれば一緒にオーダー入れます。

DVD三枚セット、オーストラリアからの送料込みで、6~7.000円くらいになると思うのですが、ご興味ある方はご連絡いただければまとめて注文いたします。ショップのアドレスへメールお願いします。

(追記:DVDは受付終了いたしました。)







ミツベンさんのサンディエゴフィッシュが入荷しました。ユーズドボードです。サイズは6フィート2インチ。浮力に余裕があるサイズです。

フィッシュというと、5フィート代前半からの小さいサイズが思い浮かぶと思います。どうしてそのサイズが多いのかと言うと、ちゃんと理由があります。

ついているキールフィンはご存じのとおりベースが広くて大きくて直進性ありそうです。おまけにテールまでまっすぐなアウトラインです。

要するに、かなりはしょって言ってしまうと小さい方が回転性が良いのです(伝統的なサンディエゴフィッシュの場合です)それでは、大きなフィッシュの存在理由は?というと、大きくなっても変わらない部分、フィッシュのスピードです。

10数年前のフィッシュブームのとき、6’8”のフィッシュを気に入って乗っていました。回転性は小さなフィッシュよりも劣りますが、スピードは速い(パドル、テイクオフも)。それが面白くて、小波からそれなりにサイズが上がった波で滑りまくっていました。

サイズが長くなって浮力が大きくなると、回転性は多少スポイルされますが、スピードをつけやすくなります。もちろんキールフィンのドライブ感もたっぷり楽しめます。

このミツベンさんのフィッシュにかぎりません。ロングボードからの乗り換えなど、浮力が欲しい方にはもちろんですが、イージーに他のボードには無いスピードとドライブを楽しみたい方には大きなフィッシュはうってつけなのです。

書いていたら、ビッグフィッシュまた作ってみたくなってきました 笑。

というわけで、6.2ミツベンフィッシュ、チェックしてください。
MENEHUNE BEACH SOREホームページ

以前作った、6’8”。2005年でした。シェイパーは活さんです。







どうも、オーバーワークのようです。いえ、働きすぎではありません。「使いすぎ」という意味の方です。ランニング、波乗り&草むしりx2で足に来て、腰もやばい 笑。

おまけにヒザも痛いのは、裸でやって(波乗りです)胸が擦れて痛くなってきたので、ニーパドルでパドルアウト&テイクオフやっていたのが原因のようです。ウェット着ているときは、ヒザパッドがクッションになっているのですが、直にやってたら痛くなっちゃいました。やっぱり身体弱いです 笑。

昔のニーボーダーがヒザを痛めたというのをよく聞きますが、昔は今みたいに良いパッドがなかったせいなんでしょうね。

ひさびさニーボード。おっさんニーロでも、ポケットにはりついて、フルレールのカービングを楽しめるのがニーボードの面白いところ。


ニーボードできなくなるので、ロングボードのニーパドルはほどほどにしておきます。


カラダはそんな感じですが、さらに新しいロングボードのカラーを寝ないで、と言うか夢の中でも考えてしまっているせいでアタマもオーバーワーク気味。

アタマもカラダも休息が必要なようです。店先でちょっとボケたことを言うかもしれませんが、見逃してやってください。





定休日の朝。前日の波はすっかりサイズダウンしてしまっていますが、そんなことはほとんど気になりません。風はオフショア、ロングボードなら十分楽しめます。


サイズはヒザ。

こういうときでも、ロングボードならではの楽しみがあります。重量があってレールが丸い、シングルフィンがいいのです。

ロングボードに乗らない人には分かんないでしょうね 笑。 浮力があるから小さな波でも乗れるでしょ、くらいの認識なのかもしれません。

確かのその通りです。大きな浮力で緩い小さな波からもスピードを引き出せることが、小波をロングボードで滑る楽しさの前提になっています。

そのスピードを引き出すために、大きくて重たいロングボードをそのポジションに持っていって、さらにはそのポジションをキープすることが、テクニカルにはあまり見えないかもしれませんが、ロングボードのテクニックです。

浮力のおかげで簡単に滑っているように見えるロングボードも、波とボードの上でのポジションをしくじれば、失速するし、ボードから落っこちます。

失速しないように、ボードから落ちないように大きな重たいボードを滑らせるのが、ロングボードのテクニックのひとつです。ロングボードらしいスタイルが生まれてくる部分でもあります。

ボードが派手に動くわけでもないので、やっぱりロング乗らない人には分からないと思いますが、ただ浮力に助けられて滑っているのとは違うということです。

ロングボードの面白いところなのです。


昨日は、今年初トランクス。海水はまだ少し冷たいですが、太陽が出ているとちょうどいい按配で気持ちがいいです。私、身体弱いのであまりやりませんが、たまにはトランクス一丁もいいものです(次はベスト着ます)新調したナルトトランクスのMIKEというモデル。ナルトはTHE BAND系が人気ですが、私はこっちの昔ながらのベルトがあるウェストも好きです。



重たいロングボードを操って、小さな波をインサイドまで大切に乗り継いでいくのは波のサイズ以上の満足感があります。身体も結構使ってます。今日はいろんなところに心地よい疲労感が残っております。

やっぱりロングボード面白いです。







ロングボードの話題ばっかりで、どうもすいません。仕様が決まってしまえばそこまでですので、この機会にロングボードに興味が無い方ももう少しお付き合いください。

フィンの形を考えました。Dフィンやら、ハーフムーンと呼ばれる60年代に使われていたフィンの形状です。昔わたしは犬の耳と呼んでおりました。

前回作ったフィンをテンプレットがわりにして、曲線を組み合わせてフィンの形を作っていきます。

今回、イメージしていた形は、ベースは狭め、高さは少しだけ高めで、レイクをより少なく(もともとありませんが…)した立ち気味の形状でしたがこんなん出来ました。

これをボードの一番後ろにグラスオンしてもらいます。

Dフィンのボードはこれで5本目です。フィンが決まると、ボードのシェイプのイメージも固まってくるもんです。フィンは大事です。

次は色。古いサーファーマガジンをめくっていたらこんなのがありました。デューイ・ウェバーの広告です。

ノーズやレールのカラーパネル、ストライプ、レーシングストライプなどのデザインのパターンを切り抜いて、隣ページのアウトラインだけのボードに並べるとシュミレーションができるようになっています。

昔の雑誌にはこんな面白い広告が結構あります。本当に切り抜いた人はあまりいないと思いますが、これでやってみましょうか 笑。

ユーズドボードが二本入荷しました。どちらもグッドコンディションです。




サーフマットも入荷しております。

MENEHUNE BEACH STORE ホームページからどうぞ。








昨日のフィンの画像です。新しいロングボードにつけるフィンの参考になりそうな資料を探して、50年前の本をめくっていますが、カビくさい 笑。

私が何をやっているのか良く分からないのですが?という方は、まさしくカビの生えたデザインを再現しようとしていると思っていただければほぼ間違いありません。

1960年代前半のデザインです。

1967年の広告にはこんな形のフィンが登場しています。いままでのフィンの約41%の面積を切り取りました、と書いてあります。さぞかし動きが軽くなったこだろうと想像します。


それまでも、こういういわゆる(Dフィンに対して)レイクフィンと呼ばれる形状のフィンは存在していましたが、フィンによってそれまでのサーフィンを決定的に変えたのは、66年の世界大会でのナットヤングのサーフィンだったのではないかと思います。

話題性がある有名なサーファーが一般サーファーに与える影響は、今も昔も変わらないと思います。

しかし、ロングボードだけがサーフボードだった当時のサーフィンにこれらのフィンが与えた影響は、それほど大きくなかったのではないかと想像しています。

と言うのは、この広告の翌年にはロングボードは姿を消してしまうからです。活さんがよく当時の話をしてくれますが、本当にあっという間にボードは短くなってしまったそうです。

50年代から続いてきたロングボードが、一夜にして消えてしまったようなイメージです。

つまりこれらのフィンがロングボードで使われ、研究される前にロングボード自体が消えてしまったのではないかということです。

裏を返せば、この時代のロングボードはやっぱりDフィンが主流だったんじゃないかということですが、それほど外れてはいないと思います。


サーフボードのこういうったヒストリーの類いは、いろいろなところ(雑誌など)で語られて、もうたくさんの人が知っているポピュラーなお話しになっていると思います。

だから余計に、66年のナットヤング以前の大きなフィンが付いたロングボードは、それが載っている雑誌と同じでカビくさいデザインだと思われてしまっているのかもしれません。



当時の写真や映像をみていると、現代にロングボードに乗っているサーファーとは、身体の使い方もマニューバも違うことに気が付くと思います。今の時代に、いわゆるクラシックと呼ばれているカテゴリーのボードに乗っていても違うのです。


その理由はやっぱりフィンだと思います。いまどきの話として、Dフィンやハーフムーンと呼ばれる形のフィンを使っているロングボーダーはかなり少数派だと思います。

難しいと思われているのかもしれません。実際、私もそうでした。でもDフィン、誤解を受けている部分が多々ありそうです。乗るべき位置に乗ればびっくりするようなレスポンスがあります。それほど難しいという訳ではありません。逆にレイクしたフィンでは味わえない感触は貴重なものだと思います。

上のフィンの広告には、ハイパフォーマンスフィンと書いてあります。今思うのは、ロングボードのハイパフォーマンスって何だろう?ということです。最近の若いロングボーダーのように、細いシングルフィンでボードを軽く鋭角にターンさせてしまうことでしょうか?

ブルース・ブラウンの古い映像に影響されてサーフィンを始めた私ですが、その答えがもしかすると見つかるかもしれないと、ちょっとワクワクしているのはDフィンのハイ(?)パフォーマンスのおかげです。


新しいDフィンはピヴォットターンを意識して、立ち気味な形状にしてみたいと思っています。フィンの位置はボードの一番後ろでしょう。

今使っているDフィンの形を取りました。これをテンプレットのひとつにして、新しいフィンの形を考えてみようと思ってます。


Dフィン、もっと見直されていいデザインだと思っております。







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