MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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先日のお休みの日。久しぶりに映画でもと思い、録画していた小津安二郎監督の「晩春」という映画を観ました。1949年(昭和24年)、私が生まれる15年前の作品です。

その中で、鎌倉に住んでいるという設定の原節子さんが、134号を茅ヶ崎までサイクリングにでかけるというシーンがありました。

後ろに見えているのは江の島。おそらく鵠沼~辻堂あたり。


134号です。見事に何もありません。


看板に注目。制限スピード、35MPHです。

35MPH。つまり時速約56キロメートル。マイル表示なのは、この当時はまだ米国による占領下で日本が主権を回復しておらず、また、米軍の演習場が辻堂~茅ヶ崎にあったからではないかと思われます。まだオキュパイドジャパンです。

原節子さん、きれいです 笑。


沖に岩礁が見えます。調べてみましたが、このあたりで海の中に岩場があるのは烏帽子岩と茅ヶ崎漁港だけのようですから、おそらく漁港が出来る前の後者の場所だと思われます。


COKA COLAの看板が。見にくいですが、下の矢印サインには「HIRATSUKA BEACH」と書いてあります。後ろに江の島が見えています。


1949年というと、まだサーフボードはウッドの時代。ボブ・シモンズのデュアルフィンから、マリブ・チップなどの今のサーフボードの原型に近いボードが作られ始めた時代です。

アメリカからウッドボード持ってきて、ここでサーフィンやったアメリカ人、絶対いたんだろうと思います。


新しいロングボードのアイデアのヒントを探すには少々さかのぼりすぎですが、貴重な映像です。想像の翼広がりますね。

私が参考にしようとしているボードデザインは、あと15年ほど後の時代。フィンはこんな感じがいいかなあと思っております。







Dフィンとフラットロッカーで、がぜんロングボード熱が再燃してきた私です。再燃といっても、ずっと燃焼中でしたからさらに熱くということです。言葉の使い方は間違ってますが(笑)まさに火に油をそそがれた状態です。

ずいぶん長いあいだ触っていなかったガラスケースの一番下の引き出し。ほこりを払い、ダニに刺され、資料になりそうな本を引っ張り出してきました。

かつてはこういうものも販売していたので、だいぶ無くなってしまいましたが、まだまだ結構残ってます。ぜんぶ私が生まれたころに出版された本です。ピーターセンのサーフィンイヤーブックのVol.1なんかは生まれる前の1963年。



お勉強好きなんです。


昨日出来上がってきたサーフボードたちは、ホームページにアップしましたのでご覧ください。
MENEHUNE BEACH STOREホームページ
午前中、出来上がったボードをピックアップしてきました。今回はストックボードです。オーダーのときのご参考にと考えていろいろと作って置いておりますが、気に入ればもちろんお持ち帰りもOKです。

まずは、BONITA FISH。5’6”です。ブルーってフィッシュっぽいと思いません?

短いですが、浮力は多めです。私も乗れます(たぶん)。

そして、個人的にロンガーさんがこれに乗らない理由は無いと考えている、PRIMO 8’4”。いいですよ。


もう一本は、不動の人気のMIN 6’8”。またシングルフィンですいません。シングルばかりなのは、あくまでも個人的趣味で、デフォルトはトライフィンです。トライ、オーダーでお作りします。


それから夏の波乗りの必需品。日よけと擦れ防止のTシャツが入荷しました。AXXE CLASSICのロータスロゴ、M、L、XLと入荷しています。

私が着ているのは、Lサイズ。身長168㎝ 体重64㎏ 胸囲98㎝です。私より細身の方はMサイズ、逆に大きな方は、XLサイズということでいいんじゃないでしょうか。


下の記事関連も他のことも、書きたいことは山ほどあるのですが、時間が無くて入荷情報ばっかりになってしまってどうもすいません。

明日も頑張ります。







なぜフラットなのかと言うと、次に作ろうと考えているロングボードの使うブランクスのロッカーがそうなのです。前回、同じブランクスで作ったボードをラミネートしているところです。平らでしょ。


そもそもロッカーというのは、波の斜面にサーフボードがフィットするために考えられています。ロッカーが強ければ、波のパワーがあるポケットにも容易にフィットします。でも、その位置から外れてしまったり、平均的なパワーで崩れる波のポイントで滑るときには、強すぎるロッカーを持つボードはスピードが出ないというのは、最新のサーファーズジャーナル誌(日本語版)に書いてある通りです。

今考えているのはそのロッカーが、とてもフラットなロングボードの場合のことです。

ロッカーがフラットだとどうなるか?まず思い浮かぶのは、ノーズが刺さるんじゃないかということです。でも、これはそれほど問題はありません。フラットと言っても他と比較してということで、本当に平らというわけではありません。フラットに見えてもロッカーは少しだけは付いています。

その少しのロッカーが付いていれば、重たいシングルフィンのロングボードで入ろうと考えるコンディションであれば、ノーズが潜ってしまうという心配はそれほど問題にはなりません。逆にテイクオフが速いというポジティブな面の方が大きいかもしれません。

まあ、テイクオフが速いというのはセールストークというか殺し文句というか(笑)、そういうたぐいのことですので、ロングボードだからどちらにしてもテイクオフは速いですよ、ということにしておいて問題はありません。


その他、私の少ない経験と知識で散々と考えて、一番影響がありそうだと思われたのはターンです。

ロッカーが少ないイコール、波のカールにフィットしないということです。ロッカーがある程度は付いていた方がターンはスムースになると想像できますが、そのロッカーが無い(テール側は本当に少ないのです)とどうなるか?

ここで気が付いたロンガーさんはさすがです。そのとおりです。ロッカーが少ないとターンはよりピヴォット的になってきます。

テールをきっちり沈めてフィン(と言うよりもテールまわりと言うべきか?)を支点にしてボードの向きを変えていきます。レールを長く入れてドライブさせるようなターンをしようとすると、ボード(レール)は波からスリップするように前方へと進みたがる性格が出てきます。ロッカーが平らなことが原因です。ロッカーがある程度あれば、それに沿ってボードはターンしていってくれます。

このことは、(ロッカーがより大きいボードよりも)スピードが速いという意味でもあります。ターン(曲がる)よりも真っ直ぐ進みたがるのです。スピードが速くなるとともに、ボードの向きを変えるときには、テールをしっかりと踏んだピヴォット的なターンを要求されることになってきます。



実はこのターンが面白いのです。2~3日前のブログで「ログでの鋭角的なターンは嫌いです」と書いたと思いますが考えが変りました。嫌いじゃありません 笑。いえ、むしろ面白いし気持ちがいい…です。

重たいボードの方向が一気に変る感触、かなり面白いです。フィンはDフィン、またはハーフムーンだと自然とそういう動きになるのです。というか、そうしないとボードの向きが変わりません。

若い方々はグリノウタイプのフィンを付けてあのサーフィンをしてますが、私らおっさん連中はロッカーを平らにしてDフィンで地味目に対抗できそうな勢いです 笑。(実際、グリノウタイプの細いフィンよりも気持ちよかったりします。)


ここで、すごい事実に行きついていることに気が付いてひとりで盛り上がっている私です 笑。

これまでただの古い昔のデザインと思われてきた、Dフィン(もしくはハーフムーン)というフィンの存在理由がしっかりと出てきていると思いませんか?

Dフィン、決して古いデザインではないのです。

すごいことだと思います。ひとりで興奮しっぱなしです。

フラットなロッカーとDフィンの組み合わせ。速くてターンはラディカル。昔からあるクラシックなログのイメージだと思いますが、意外にも驚きの感覚です。私にとっては大きな発見。


そして、ロッカーから話は離れますが、もうひとつ考えている「フラット」はボトムの形です。

Dフィンのログ、これまでに何本か作っています。ボトムの形もそれぞれです。フラットに近いくらいのゆるいロールボトム、ロールをしっかりと入れたボトム。



それぞれ試してみて思ったのは、ボトムのロールはあまり強くない方がいいぞ、ということです。フラットに近いゆるいロールボトムの方がスピードが出て、コントロールしやすい。なによりロングボードでは大切だと思っているグライド感が強いのです。


これで、新しいログの方向性はほぼ見えてきたのではないかと思います。

フィンはピヴォットを意識した形状のDフィンタイプでしょう。形を考えることにいたします。



たくさんのボードに乗って、すっかり知ってるつもりだったロングボードですが、私にとってこれらは新しいインスピレーション。ロングボードがまたまた面白くなってきました。

FLAT + D です。ノーズも安定感あります。


12月に徳島へ行ったときにお願いしておいた、NALUTOトランクスが出来上がりました。今年はかなりベタなクラシックなデザインです。これでFLAT + Dに乗りたいと思います。








久しぶりに、SURF A PIGさんのブログをのぞいてみたら面白い動画を発見しました。全部見ちゃう人はよほどの変人だと思います。


どうしてこれに反応したかというと、新しいサーファーズジャーナルの日本語版で、ロッカーについて書かれた6人のシェイパー文章を読み、昨日の波乗りと新しく作ろうと思っているフラットなロッカーのロングボードのことを考えていたせいです。

昨日乗っていたログもかなりフラット。動画ではデッキをフラットに持って行っています。ボトムのロッカーは同じような感じです。


動画とジャーナルの記事と昨日の波乗りが重なってきて、何か見えそうな気がしていたのですが、今日は何やらずっと忙しくて、まったく先へ進めませんでした。

ロッカー、アウトライン、フィン、ボトムの形。キーワードはたぶんフラット…。

明日まで考えます。





波はヒザ・コシ。ロングボードで滑るには十分です。ボリュームと重量があるログは、ゆるい力が無い波からでもスピードを引き出してくれて、気持ちよくグライドしてくれます。

フラットなロッカーと厚めの丸いレール、赤いログよりも細身のボディはロールさせやすく、そこを使ってコントロールすることで、ロッカーレスの部分を補うことができるようです。これもノーズコンケーブは入っていません。


ボトムのロールは緩めにしてもらっています。滑り出しはロッカーが無いせいか、赤いログとはまた違う感触ですが、いずれにしても速いです。

こういう重たいボードの面白さは、ボードをターンさせるにしても、前へ進ませるにしても、自分の体重を必要な部分に乗せていって、ボードがそれに応じて曲がりはじめたり、加速したりする反応を感じる瞬間だと思います。ボードの図体が大きい分、反応も大きいところが気持ち良いのです。

そんな動きを岸までつなげていくことがライディング(トリミング)で、最後の締めくくりはテールを踏み込んだプルアウト。ボードのノーズをきっちり沖へ向けて波から降りることができるかです。

すぱっと向きを変えて波の反対へ出て、そのままボードの上に座るか腹ばいになるかして、パドルアウトしていくのがかっこいいでしょ。プルアウトもちゃんとできるように練習しましょう。

レフトブレイクがメインのポイントで入っておりましたが、ブレイクが速いレギュラー側を抜けるのが面白くて、(ほとんどの人が行かないので)ひとりで何本も乗っているうちに、この「フラットなDフィンの納戸色のログ」(これが正式名称)の面白さが分かってきました。

ロングボード、やっぱり楽しいです。

クラシックなロングボードお好きな方。いままでと違うクラシックロングを欲しい方にはこのボードはかなりお勧めです。

ブランクスからオーダーしますのでちょっと時間かかります。気になる方はお早めにご相談ください。ボードはショップに置いてありますのでいつでも見ることができます。












千駄ヶ谷のSLOPE GARERLLYで2010年に開催された、シェイプルームのインスタレーションアート「THE SHAPE ROOM」の映像です。もう7年も前ですね。とても懐かしいです。

そのときのブログがこれです。「THE SHAPE ROOM」

プリモやブギーなど、人気のモデルが登場してきたのはこのイベントよりも後のこと。活さん、新しいモデルを生み出しつつ、変わらないご自分のペースで、他の真似ではないオリジナルなサーフボードをシェイプし続けています。

すごいことだと思います。






いまどきのロングボーディングはベースはクラシックだけれども、動きは鋭角。アレックス・ノストからの流れなんでしょうか。最近の動画を見ていると多くの若手(?)はそんな感じの動きをしているように思います。アレックスのそれは好きなのですが、みんなでそっちへ行ってしまう傾向は、私はどうも…。

それで、やっぱりこんな感じがかっこいいんだけれどなあとあの方を検索していたら、こんな動画を見つけました。キーワードはいつも出てきますが「Phil Edwards」です(Wingnutでもいいですね 笑)。

ボードはあんまり動いていませんが(笑)、ロングボードはこういう風に乗るもんだと思います。動きは少なくても、身体は使っているのです。ロングボーダーなら分からなくちゃいけません。


トランクスが微妙に違うフィルモデルなのが可愛いのです。そして、私にも同じようなデザインがもうすぐ出来上がってきたりします 笑。









形はいまいちですが、久々の波…のようなもの、かな? とにかく、GOT WETしてみました。サイズはコシ、ハラ。隣のサンドボトムのポイントの方が地形がいいのか、うねりの向きなのか、ときおりアタマくらいのセットが入ってきます。

ボードは、5’8”のBONITA。


波無しが続いたので、ブランクあいてしまいましたが、パドルは全然平気。日ごろのトレーニングのおかげだと思います。どんなことをやっているのか、ご説明するのはちょっと恥ずかしいので(笑)知りたい方は店先ででも直接聞いてやってください。

以前も書いたように思いますが、自分的には短い5’8”ですが、バランスがいいのか短さを感じません。パドル速いと思います。なので滑り出しも速い。ボリューム多めですが、厚みを出しただけではこうはなりません。活さんのシェイプのおかげです。

短か系板にも乗れるようになりたいロンガーさんの最終的な目標はこのくらいがいいんじゃないでしょうか。

BONITAがこれまでのフィッシュ、KK FISHと違う点はアウトラインもそうですが、ボトムの形。KK FISHはVEEですが、BONITAはシングルコンケーブ。KK FSIHのラウンドノーズの、前足で滑らせるような感触も面白いのですが、BONITAのスムースに水が流れる感じはコンケーブボトムならではです。それぞれ特長あります。


TIKIは今回は出番無しですいません。どんなときにも、どんな人にも安心の(笑)サイドフィン付き6’8”エッグです。

波はいまいちで人が多くて、パドルばっかりしていたような気もしますが、やっぱり海は楽しい。来週は本格的に梅雨っぽい天気で、波の予想が難しいですが、オフならヒザあればロングボードで十分楽しめます。まめに予報をチェックですね。


シェイプルームでは、Kさんのプリモ8’4”がシェイプ完成していました。個人的にはチョーおすすめの一本です。シングル好きなロンガーさんにぜひ乗ってみて欲しいボードです。世界変わります。おおげさでなく本当です。


活さんがコンケーブ内部のロッカーを説明してくれています。

コンケーブの役割はボトムの水の流れを集めること。そして、スムースな流れを作り出すことですが、ただ単純にヘコミを掘っているわけではありません。

ブランクスに付けられたオリジナルのロッカーを活かしながら、さらにスピードが出るように考えられています。

プリモの場合はそれに加えてテールにスピードとマニューバのためのシェイプが施されています。プリモに興味ある方はぜひパドルのトレーニング法とあわせて聞きに来てください。

そういえば、8’4”のストックボードを一本頼んでおりました。もうちょいで出来上がると思いますのでご期待ください。私のオンフィンの8.4はいつでも見られます。


そして、BONITA。

NさんのBONITA、ちょうどアウトラインを作るところでした。サイズは5’8”。私のと同じです。


BONITAはフルテンプレットなので、サイズを決めたらあとは早い。活さんは引いたアウトラインを確認しています。


アウトラインをカット。あれ?今気が付きましたが、活さん和鋸と洋鋸の二種類を使い分けていたような…。今度聞いてみようと思います。


サカナの尾ひれができたらアウトラインは完成です。


尾ひれをどうぞで卓袱料理は始まりますが(これはわかんないか…)、ここから先はSKIL100が始まるので、私は退散。活さんよろしくお願いします。

KさんとNさんには、のちほど画像をお送りします。ただいま整理中ですので、少しお待ちください。



ちょっと宣伝ですが、活さんのボードをオーダーいただいた方には、こんな感じでシェイプの画像をお届けしています。一緒に楽しんでいただければ幸いです。

そして、出来上がって調子良ければさらに最高!てなもんです 笑。








明日の早い時間はオフショアになるようです。この二本、6’8”と5’8”で行ってみようと思っております。ホットマンゴーのクアッドも乗りたいのですが、まずはこっちで。

仕事の用がいろいろあって、いろいろ忙しそうな定休日ですが、こういうときはあれこれ考えるよりも、とりあえず動いているとなんとかなるもんです。

そして、パドリングできていい波に少し乗れれば、ばっちりです。





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