MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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若干のサイズアップの予報でしたが、朝は潮が多そうなのでパスしました。引いた時間に、ロングボードや浮力が大きな板で少しできたんじゃないでしょうか。

季節は冬へと移りつつあります。これからの季節は南岸低気圧と冬型の気圧配置でコンディションが決まってきます。寒さも本格的になってくるので、私みたいに耳の穴がふさがらないよう寒さ対策が大切です。

さて出番待ちの、TIKI8’4”。小波でかなり好感触、好印象でしたが、小さな波を滑りつつ思ったことがありました。

(本当のTIKIモデルはラウンドノーズですが、これもTIKIということで…)

同じ8’4”のレングスで、シングルフィンのPRIMOというモデルも昨年からのお気に入りだということは、ブログを読んでいただいている方ならご存じだと思います。

今回のサイドフィン付きのこのTIKIというモデルは、そのPRIMOが調子いいので、それなら同じレングスでサイドフィン付きも面白そうだと考えて作っていただきました(活さんが、調子いいよ~と何度も言っていたせいもあります)

8’4”というレングスの理由は、使っている材料のブランクスのちょうど良いサイズに合わせているということもありますが、波のサイズが上がって、普段使っているログでは厳しい状況でもロングボードの感覚で楽しめるレングスは?と考えたときに、8’4”というレングスが浮かんできました。

沖へ出るときはロングボードと同じパドルのスピードでローリングスルーや、スープの上を越えて行くことができて、テイクオフもロングボードと同様の感覚で滑り出し、波の上での取り回しが軽い、それらの要求を満たしてくれるのが8’4”の長さです(もちろん8’6”や8’8”でも、お好みでいいのです)

小さい緩い波では、大きなログを使い、サイズが上がってくれば8’4”と思っていました。

でも先日の小さな波です。ログじゃなくても、8’4”で全然楽しめてしまいました。ログでも面白かったと思いますが、スピードと動きの軽さなどログとは違う面白さがありました。

それで思ったのが、ロングボードの9フィート以上という一般的に言われている「くくり」です。

シングルフィンのクラシックなログはまた違う世界になってくるので別に考えるとして、サイドフィン付きやトライフィンのロングボードを考えたときに、「ロングボードは9フィート以上」ということが必要かどうか?

9フィートじゃなくて、8フィート4インチや8フィート6インチだと困ることは大会に出られないことだけです。

8’4”だって、立派にロングボードです。個人的には9’2”のロッカーがしっかり入った軽量のマニューバ系のロングボードよりも、この8’4”の方が自分のスタイルには合っています。

大会に出るわけでもないのなら、9フィートというレングスに縛られる必要は無いと思います。自由に考えていいと思います。

8’4”のPRIMOとTIKI、感覚的には十分にロングボードですが、ただ短くなったロングボードというわけではありません。スピードやグライド感など、乗っている本人(私)はロングボードだとは考えていない部分もあります。オリジナルな面白さもあるのです。

今度はTIKIでノーズライドに挑戦してみます(いけそうなんですよ 笑)






AXXE CLASSICさんにお願いした、3㎜のフルスーツが出来上がりました。新しいウェットというのは、やっぱり嬉しいものです。

スタイルは従来からある、バックジップです。ノンジップ、ネックイン、いろいろ着てきたので、ベーシックなバックジップがかえって新鮮です。


今回は、スキンをたくさん使ったタイプにしました。ジャーフルも柔らかくていいのですが、ここでもあえて、(私にとっての)ベーシックに戻してみました。エアマットにやる気出しているので、スキンの方がより滑りにくいというのもあります。

このフルスーツ、いわゆる3フルというやつですが、作りはセミドライと同じです。

裏はこんな感じ。ブルーの裏地の素材は、SUL D+(スーパーウルトラライト ドライプラス)です。超軽量のSULはずっと気に入って使っていた素材ですが、乾きが遅いという短所がありました。このSUL D+はそれを解消した素材です。


セミドライと同じ点はまず袖口です。手首への密着度を高め、防水性が高い作りになっています。グローブを付ければ、さらに浸水を防げそうです。

ちなみにお尻と股の黒い部分は、耐久性が高い耐圧ジャージです。ボードとお尻にはさまれて生地がつぶれやすい部分なので丈夫な素材で作られています。

そして背中。ジッパーから入る海水が身体に触れないようシャットアウトする、バリアネックが付いているので、ジッパーは見えません。


ネック部分のパーツの首への追随度はかなり高くなっていますが、それでも首から入ってきてしまう海水はこのバリアネックで、極力スーツ内部に入らないようにする作りになっています。


フツーの3フルですが、なんだか暖かそうです。何月くらいまで、この3㎜でいけるのか試してみようと思います。

この3ミリを起毛素材で作れば、問題なく冬を越せると思いますが、もっといいものがあります。

それが、ネックインやアドバンスト・バックジップというモデルです。


何がいいのかというと、高い保温性に動きやすさがプラスされている点です。生地を厚くすれば、保温性は高まりますが、その分動きにくくなります。

それを解消したのが、ネックインやアドバンスト・バックジップという新しいコンセプトのウェットスーツです。

冬のウェットの重さに辟易していたおじさんには、まさに救世主でした。パドルがとにかく楽で、疲労感が少なく、冬場にそれまでよりも1時間くらい余計に波乗りできるようになったくらいです。


これも、ネックインはアドバンスト・バックジップと同じコンセプトのスーツです。

ZEROのエアドームというモデルです。

一見すると、普通のジッパーレスのようにも見えますが、防水性が高く、パドルのストレスが無く、動きやすいウェットスーツです。しかも着脱が簡単。

Z-1という起毛素材を使ったものが一番暖かいのですが、これが少々お高い。でも起毛じゃなくても、5/3㎜で北関東もOKとご報告いただいています。それくらい高性能です。

私は真冬は、このZEROのエアドームの3/3㎜ + エアスキンインナーか、AXXE CLASSICのネックインの4/3㎜を使っています。

ブーツ、グローブ、ヘッドキャップのフル装備で、真冬の海の上でもほっこりしております。3年くらい前から散々書いておりますので、過去のブログをご覧ください。

ウェットは、まだなんとか年内納め大丈夫です。まあ湘南で本当に寒くなるのは、1月下旬からですので、年明けに出来上がってもシーズンには間に合います。

AXXE CLASSIC 新しいブラックロゴ、いい感じです。



新しいウェットと調子いいニューボードでご機嫌ですが、次回はこのフィンの位置で乗ってみることにします。

フィンボックスの横に、マーキングがふたつありますが、前よりのマークの位置が前回乗ったときの位置。動きがちょっと軽すぎるかなあということで、少し後ろへずらしてみることにします。

明日は低気圧が通過する模様。明日か明後日か?

小波でもOKですのでお願いします。このログも乗りたいのです。








シングルフィンとシングルスタビライザー、くらべてみても仕方がないと思います…と、最初から結論してしまってますが、よく似たアウトラインとサイズでシングルフィンとサイドフィン付きを作ったので、いろいろと考えてみたいと思います。

シングルフィンは当然ながら、テールの真ん中に両面がフォイルされたフィンがひとつ、まっすぐ前を向いて付いています。


スタビライザーフィンは、それの(シングルフィンの)両横少し前方に、片面フォイルがノーズ方向を向いて付いています。フィンは先端へ行くにしたがって少しレール側へ開き気味になるように角度を付けられています。ちなみにTIKIは、高さ3.25インチのサイドフィンが付いています。



スタビフィンはターンのきっかけを作ってくれ、さらにターンする方向へボードを向けようとするように働きます。そして、そのスタビフィンのホールドがあるので、センターフィンはシングルフィンよりも小さくても機能するようになります。

上のシングルのフィンは、9インチ。スタビ付きのセンターフィンは7インチ。フィンのベースはスタビ付きの方が、1インチ狭くなります。

直進性を担当しているセンターフィンが小さくなってルースになったところへ、ターンしてやろうと働くスタビフィンがあるので、当然のようにシングルスタビの方がボードの反応が敏感になります。

アウトラインやボトムの形の違いもありますが、シングルフィンとシングルスタビで性格の違いを作る一番の要因になっている部分です。

当たり前なことですが、ここが重要なのです。

私がここで考えているのは、それの乗り方です。8.4の長さでも、サイドフィンを使えば急激にボードの向きを変えることが可能です。波を縦に上がって行くこともできます(実際、軽くよーく動きます@小波)

でも、動くからと言ってやりすぎは、あまりかっこよくありません。

あくまでもシングルフィンの延長線上にあって、サポートとしてサイドフィンを使うような乗り方。何度も出てくる動画ですが、カットバックやリップの動きがいいお手本です。

DEVON HOWARD SURFING A 7'2" EGG from erik derman on Vimeo.



ボードが軽く動くと、ついついやりすぎちゃったりするものなのですが、そこを抑えていくことも必要だと思います。

シングルフィンのPRIMOに乗っているからこその、サイドフィン付きのTIKIに乗ったときのスタイルなのだと思います。


さーて、ウェットスーツがいろいろと出来上がってきています。ZEROのエアドーム、一番暖かいZ-1仕様です。


私の3フルも出来上がってきました。AXXE CLASSICです。ブラックロゴ、いい感じですよ。


そんなわけで、明日はウェットのお話をしてみたいと思ってます。






AM6:45、海へ到着。冷たい雨と強いオフショア(北風)、海面は強い風に抑えつけられ、うっすらと見えるうねりが時折波頭を白く崩しているだけ。

沖を通過中の南岸低気圧を期待して来てみましたが、どうやら外した模様。帰ろうかと思いましたが、ちょっとだけ待ってみることにしました。

本当は眠くて仕方がなかったので、帰る前にちょっとだけ寝ようかと考えたのです。ブランケットとビーチタオルにくるまり、クルマのボディに当たる雨粒の音を聞きながら仮眠。

寝たり起きたり気が付けばいつのまにか、雨の音が静かになって雲の隙間から空が少しだけ見えています。

外へ出てみると、雨は止んで北風は朝よりも弱くなっている感じです。

海を見ると、波は相変わらず。


時間は、AM8:30。

少し眠ってすっきりしたので、帰ろうかと海を見ていると、小さいながら沖からラインアップしてきて、レギュラー方向へ走れそうなショルダーがあるモモくらいの波が来ることに気が付きました。

ちょっとだけやってみようと、ウェットに着替え、入ってみることにしました。

こんな波ですが、TIKI 8’4”お初です。


入ってみれば岸近くですが、ちゃんと滑れる波です。やってみるものです。

滑れるのは道具のおかげもあります。

波がコレなので、8’4”では走らないかと思っていましたが、とんでもありません。TIKI、小波でもびっくりするくらいスピード出ます(つまりPRIMOも、ということです)

帰らなくて良かった、十分楽しいです 笑。

トライフィンのときには、波を横へスピード付けて走らせると、サイドフィンの抵抗を感じるのが気になっていたのですが、小さなサイドフィンだとあまり存在を感じず、シングルのPRIMOと同じような感触です。気持ちよく滑ります。

TIKIのフィンはこんな感じです。センターフィンは、7インチ。


シングルとの一番の違いは、細かいトリミングがより楽にできることと、ターンです。

TIKIは、以前のブログでご紹介したように、サイドフィンというオプションが付いているので、それに合わせてテールまわりにVEEとロッカーを加えてあります(シングルのPRIMOと比べてのお話しです)

ですので、当然ですがシングルよりもターンが軽い。サイドフィンというきっかけがあることも軽い要因です。

カットバックは、うしろにあるスープまで瞬間移動(笑)の感覚です。

シングルスタビ、これまではなんとなく引きずる感触がしてあまり好きでは無かったのですが、これはいいです。

またひとつ、活さんマジックです。

スタビがそんなに良いなら、シングルフィンのPRIMOはいらないじゃんと思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

動きが軽けりゃいいってもんでも無いのです 笑。この辺はまたあらためて書いてみることにします。

8’4”のPRIMOに乗っていただいている皆様、次は絶対にTIKIですよ~。

一時間とちょっとでしたが、ひとりで乗ってはパドルアウトの繰り返しでたっぷり楽しめました。次は、もうちょっとサイズ希望です。

オフショアが冷たかったですが、今日は3/2mmのジャーフルでちょうど良い感じ。ZEROのスプリングロールというモデルです。

一時間半くらい入っていて、肩(青いジャージ)と背中(グレイのジャージ)は全然濡れていませんでした。ジャーフルですが防水性高いので暖かいです(スプリングロールはスキンタイプもあります)


こういうやつです。


スプリングロールは秋冬用、同じ形でエアドームというのがさらに防水性が高い冬用のウェットになります。どちらもパドルのストレスが少なくて動きやすく、着脱が簡単で、防水性が高いウェットです。

すっかりフルスーツの季節になりました。明日の朝は今日よりはオフショア弱まりそうで、うねりも残るんじゃないでしょうか。明日は暖かそうです。

ボードもウェットも店頭にありますので、見に来てください。ウェットのご相談もいつでもOKです。ネックイン、バックジップ、ジッパーレスいろいろあります。それぞれに特徴がありますので、ご自分に一番合ったタイプを探すご相談に乗りますよ~。

今年は私は、AXXE CLASSICの3mmのフツーのバックジップ作りました。来週に出来上がる予定なので楽しみです。






波は昨日で終わりかと思ったら、今日はさらにアップした模様。写真はyamaさんのフェイスブックより拝借いたしました。


木枯らし一号で寒かったみたいですが、良さそうです。行こうかとも思いましたが、午前中は銀行へ行く用が…。用事を済ませて行っちまおうか(笑)とも思いましたが、さすがに突然の臨時休業は…なので今回は我慢。

明日はロングならなんとか行けそうですが、南岸低気圧が抜ける金曜狙いも良さそうです。金曜は雨のうえに寒そうなので、明日にしとくかな~。寒いときの雨はさすがに気合いくじかれます。

とりあえず板とウェットの準備だけはしておきます。

ちょっと前までは、まだまだ夏の気分だったんですが、そろそろ秋も終わりですね。

冬支度、まだの方はお早目に。ウェット各社、オーダー料無料でお作りしています。










アレックス・ノスト、タナー・プレイリー、アリ・ブラウン、ジャスティン・アダムス。サーフィンは、それぞれが面白いと思うやりかたで楽しめばいいんですね。

California Cult from Mollusk Surf Shop on Vimeo.



今朝はちょっと長め、10キロちょっと走ってから体幹、そしてメディテーション。旅行や帰省で日常の生活サイクルから離れると、リズムがおかしくなります。いつもの時間のいつもの行動が戻ってきました。いつもの自分の味、食べるものも重要です。非日常は刺激になりますが、ルーティンは大事。

非日常の刺激は、たまに上がる波での波乗りが一番です。ですが、ちょっとネガティブ要因(生活習慣と身体の故障の両方…)があるので、なんとか改善したいと考えている今です。

すべては、気持ちよく波に乗るためです。それが一番大事です。

そんなに難しいことではありません。気持ちを持ち続ければよいだけです。

よくわからない話ですいません。自分自身への決意の宣言でした 笑。





お休みいただいて、島へ行ってきました。「島」というと、南の島を思い浮かべるかもしれません。

行ったのは日本海に浮かぶ、新潟県の佐渡島。佐渡行きのジェットフォイル乗り場で買ったキャンバストート。おしゃれでしょ。


ジェットフォイル(ハイドロフォイル)はすごいです。船窓からみていると、結構な大きさのうねりがある、風でガタガタの海面をさほどの揺れもなく、時速80キロを越えてスムースに走っていきます。ハイドロフォイルをサーフィンに応用した、スタンレー・プレスクナス(レアード・ハミルトンがやってるやつです)は天才ですね。

フェリーなら二時間半かかるらしいですが、1時間もかからずに、佐渡が近づいてきます。あっと言う間です。


黒い光沢がある能登瓦の屋根が並ぶ家並みは、イメージどおりの北国の海辺の街の雰囲気です。美味しいお米がとれる広い田んぼと板張りの家、そして海。南島とは違う景色を見たくて、やってきました。


江戸から平成まで続いていた金山の遺構、明治以前の姿を残す北前船の街、紅葉が見事な山、美味しい魚とお米。

日本の伝統色にもあるトキ色(検索してみて)の羽をひろげて飛ぶ、野生のトキを見たときには本当に感動しました。美しいと思いました。伝統色になるくらい、昔は普通にいた鳥だったんです。

観光しながら回った、280キロあるという海岸線は美しく、波乗りできそうなところもたくさんありました。

外海府と呼ばれる北側の海岸はリアス式海岸で、切り立った地形の岩場です。西~北西の風が強く吹いていて、そちらの方角に向いた海岸にはうねりになった波が打ち寄せていました。


夏の穏やかなときは、さぞきれいでしょうね。


レフトのポイントかな。決まったときには長く乗れそうです。


漁村のテトラの横のレフト。いったん崩れてリフォームした波が、テトラのインサイドでこんどはレギュラーにブレイクしていました。


雄大なロケーションにブレイクするレギュラーの波。こんなところで波乗りしてみたい。


波乗りで行ったわけではないのですが、どうしてもこういうのが気になってしまいます。機会があればやってみたいですが、新潟からも時間かかるし、いい波を当てるのはかなり難しそうです。よほど運がいいか、地元ならではの波だと思います。

サカナは普通に美味しかったです。何気なく頼んだ刺身定食が旨いこと。

長崎で育ったので美味しいサカナの味は知っているつもりですが、これは美味しい。やっぱり島は違います。佐渡産のコシヒカリも、これまた美味しいのです。

お米も魚も美味しいのですが、これは美味しいと感動したのがこれです。


おけさ柿です。地味ですが、柿です。これがとにかく美味しくて、重たいのを頑張ってたくさん担いで帰ってきました。

佐渡、夏の穏やかな海はさぞきれいなんでしょうね。冬の雪景色も見てみたいですが、雪慣れしていない私には危ないか…。

海外もいいですが、自分が住んでいる日本も素晴らしいのです。国内を旅するといつもそう思います。

また行きたいな~。

いいお休みでした。今日からいつもどおりに営業しております。





お知らせ:今週は、11月3日(木・祝)から11月6日(日)までお休みいただきます。申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。



なつかしいボードがユーズドで入荷しました。クリステンソンのダブルウィング クアッドフィッシュです。

後ろ足がつくテールよりにはフットマークありますが、それ以外のフットマークは少ないです。ボトムは、ほぼまっさらと言って良いグッドコンディションで、プライスもグッドです。

あのころ、スプラウトのダン・マロイに皆やられたものです。


明日からお休みいただきますので、気になる方はメールください。メールの先着順にお取り置きいたします。もちろん最終決定は実際に見ていただいてからでOKです。

クリステンソン クアッドフィッシュはホームページのユーズドコーナからどうぞ。



ある方のインスタグラムに、8.4のTIKIに乗る活さんが偶然写っていましたのでお借りしてきました。トライプレーンコンボの滑り見てください。しかし活さん、還暦とうに過ぎているというのにカラダのキレいいですね。やっぱりかっこいいです。最後泳いでるし…。

rush hour #surfing #surfer #beach #typhoon #typhoonswell #rushhour #congestion #funwaves


Isseki Nagaeさん(@isseki_nagae)が投稿した動画 -




沖で西風が吹くので、明日はもしかしたら波出るかもしれませんよ~。朝より、昼~午後かな?上がらなかったらすいません。




走ろうと思っていましたが、朝から雨。仕方がないので、家の中でカラダを動かしつつ、DVDでも見ようかと引き出しの中をゴソゴソやっていると、下のほうから出てきたミッチ・アブシャーのGET IN THE VAN。

もう8年前です。今思い返すと少々迷走していた時期(笑)。短いボードにばかりアタマが行っていたので、ちゃんと見ていませんでしたが、あらためて見ると面白いです。ちゃんと見ないですいませんでした。

面白いのですが30分と短め、次は何を見ようかなあと(GET IN THE VANの話じゃないのです。ごめんなさい)これまた久しぶりに発見したのがコレでした。



ずいぶん昔に買った、69年のウッドストックのDVDです。

CDはさんざん聴いているのですが、映像付きでみるとかなり違う印象を受けました。時代は1969年。画面に映し出される人たちは皆、いわゆるヒッピー風の恰好をしています。

長髪にひげ、女性の服装を見ても今の私たちの感覚からすると、特にどうと言うことはありません。

けれども、この当時はこの恰好(あえてファッションとは言いません)は、体制に対する反抗を表しているのだと思うと、いままで何十回となく聴いた曲も違うものに聞こえてきました。

ベトナム戦争に反対し、既存の社会の制度を否定することから生まれた、カウンターカルチャーの頂点を映し出しているのがこのウッドストックなのだと、映像を見て改めて感じました。

DVDを見ていて思い出したのが、最近読んだこの本。


芥川賞は、もう40年前だそうです。私は小6でしたので、よく覚えています。おそらく読んじゃいけない本だと言われていたようにも思います。仮に読んだとしても分からなかったとは思いますが…。

これをカウンターカルチャーと呼ぶのかどうかは良く分かりません。思想らしきものは描かれておらず、アメリカのカウンターカルチャーのドラッグとフリーセックスの部分だけを真似ただけですが、若者が成長の段階で何かをつかんで、自分らしい大人になっていく過渡期の姿のひとつかもしれません。

カウンターカルチャーを社会や既存の体制に対する反抗から生まれたカルチャーとみるなら今の世の中、そういうものがずいぶん少なくなったと思います。

ウッドストックの音楽だって、今やクラシックロックの名作です。ロックやっているからって、別に特別じゃありません。音楽好きな人なのね、くらいです。

サーフィンもプロサーキットが確立する前はウンターカルチャーだったと思います。ヒッピーの思想と相容れるものも多く、いつも海にたむろしていれば仕事もまともにやっていないようで、世の中からは胡散臭い目で見られていたに違いありません。

でも今はそれも違います。出勤前や休日に海に入り、仕事もしっかりこなす、どちらかといえば健康的なイメージのライフスタイルのひとつとして受け入れられていると思います。

波が良いときには、親や親戚に不幸を起こしてしまう人もたまにいるかもしれませんが、それも有給だったりします。

カウンターカルチャーって、そもそもは若者の文化なんだと思います。子供時代から成長して、少しずつ世の中のことを知り、そこに自分が入って行く過程で起きてくる拒絶反応のようなもの。そこから生まれてくるものなんだと思います。

私はどちらかと言うとこれから少しずつ、好々爺の領域に近づきたいと思っているので(笑)刺激的なものを生み出すのは難しそうです。

帰って、ウッドストックの続きでも見ることにします。





お知らせ:今週は、11月3日(木・祝)から11月6日(日)までお休みいただきます。申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

最近、ひんぱんに登場するトライプレーンコンボという言葉。こういうボトムのシェイプのことを、そう呼んでいます。活さんが考案した、スピードを生み出すボトムです。


もともとは、PRIMOが生まれてきたときに、PRIMOのボトムシェイプとしてシェイプされはじめたボトムの形状です。

はっきりとはしませんが、過去の写真などから推定すると2009年ごろから作り始められたようです。形状は上のラフシェイプの画像を見ると良くわかります。

出来上がりはこんな感じです。


ボードのセンターをシングルコンケーブが全体的に走り、レールはボトムから軽くまくられています。テールは、シングルフィンの場合はVEEが入らないダブルコンケーブ。フィンから後ろだけに軽くVEEを入れることもあります。

VEEが入らないシングルフィンのボトムというのは、珍しいのではないかと思います。ボードを傾けやすくして、ボードを動かしやすくするのがVEEです。それが入っていないシングルフィンは、動きが重そうなイメージがあるかもしれません。

でも全くそんなことはありません。逆にシングルフィン以上の動きをしてくれる不思議なボトムです。

スピードも然りです。PRIMOに乗っている人なら、うなづいていただけると思います。

スピードには、長いコンケーブが貢献しているであろうということは容易に推測できます。推測するしか無いのですが、コンケーブの他にレールもスピードを生み出していると思います。

ボトムから軽くまくられたレールのトップには軽くエッジが入っています。実際に波の上を滑っているときのレールの感触はとてもスムースです。レールはスムースに水に入ってくれ、他のレールの形よりも抵抗が少ないように感じます。

レールの抵抗が少なく、コンケーブが水の流れを集めて後ろへ流します。VEEが入らないテールのダブルコンケーブはルースせず、スピードをロスしません。

これらが、重なってスピードを生み出しているのだと思います。

レールのエッジはテールに近づくにしたがって、ボトム側へ下がってきますが、VEEが無い分、ターンさせるときに波に引っかかりやすく、ターンのきっかけを作ってくれ、さらにシングルフィンのターンをキープもしてくれます(そして昨日のブログで書いた、サイドフィンがあるTIKIでは、どうなのか…みなさん、考えてみてください)

車や航空機の風洞実験のように、ボトムの水の流れを検証する実験装置があれば面白いと思います。でも、実際に乗って感じていることなので、それほど間違ってはいないのではないかと思います。

トライプレーンコンボボトムの5.8のMINI2、ただのエッグじゃありません。7.3のプリモもただのミッドレンジじゃありません。そして、8.4のPRIMO(TIKIも)パドルやテイクオフはロングボードですが、ロングボードとは違う滑りをしてくれます。私が8.4のサイズにはまっている理由はこれです。

ぜひ、乗ってみて欲しいのです。


ふと思ったのは、このアウトラインのバランスで、10フィートくらいのグライダーを作ったら面白そうだなあ…と。


ボトムはもちろんトライプレーンコンボで。

そのうちやってみます。




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