MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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IKIの8’4”と、HOT MANGO クアッドの5’11”を作っていただいた方からそれぞれメールをいただきました。

TIKI 8’4”


こんにちは。
本日ようやく波乗り行ってきました。

腰~腹セット胸といった感じです。

パドルに関しては、ロング顔負けでかなり安定していました。
テイクオフが想像以上に速かったのでびっくりです。

乗った感じは、滑り出しからハイスピードで今まで抜けれなかったセクションも難なくクリアできるほど・・・
波に合わせて前足アクセルといった感じですね。(テールを意識して動かすと失速)
ターンも丁度いい具合で絶妙なグライド感でした。
ドロップニーをしてみるとすごい勢いでスプレーが・・・

さすがにインサイドのパワーのない波になるとロングには及ばずでしたが、ハング5も楽勝!
まだまだ乗りこなせてないですが、マジックボードな予感です!



ありがとうございます。まさにTIKIはそんなボードです、というメールです。

TIKI 速いです。活さんのシェイプはそれが身上とも言えますが、おそらく皆さまの想像以上に走ってくれると思います。

TIKIは軽く動いてくれますが、パフォーマンスタイプのロングボードとは性格が違うので、テールアクション的に動かそうとすると、いただいたメールのとおりに失速してしまうかもしれません。

スピードに乗せたラインをキープしながらコントロールするイメージです。ロッカーのラインもそのように作ってあります。でも動きは軽いのです。

TIKI、マジックボードにしてやってください。


そして、ホットマンゴー クアッド5’11”

こんばんは、◆◆です。
ホットマンゴー、初乗り行ってきたした!
浮力バッチリ!テイクオフ安定感抜群!乗ったら早い早い!
パドル中、顔がほころんでました。
いやぁ楽しかったです(^^)
ありがとうございました。




どうもありがとうございます。

幅を広めに、というリクエストでお作りしました。クアッドは下のブログの記事にも書きましたが、個人的にやりたいサーフィンとニーズが合っていることに気が付いて(笑)現在、注目しているモデルでもあります。

しかもこのボードのディメンション、クラシックなフィッシュとよく似ているのです。

ということは、私でもイケるということで、長いのか短いのにするか迷っていましたが、短いのにすることに決めました(短いといっても、6.2くらいですけど)

このボード、フィッシュが好きな人にもいいんじゃないかと思います。幅やアウトラインはクラシックなフィッシュに似ているし、フィンのクアッドはツィンぽく乗れますが、フィッシュとは違う楽しみがあります。

いいですよ、これも。


さて、ボード作りはこのくらいでひとまずストップです。現場行かなくちゃ。

水曜日は午後に所要があって、お店はお休みいただく予定ですが、波有りそうなので、午前中に出かけてみようかと思っております。

これ、ええんでないかい?

昨日の最後にご紹介した、クアッドフィンのホットマンゴー。テールはダイアモンドテール。5.11ですが、フィッシュっぽいボリューム感で、私にも乗れそうな感じ。かっこいいです。


クアッドが今のように普及してきたのは2006~2007年頃と記憶しています。ハワイに行っていたフォトグラファーの方が「クアッド、多かったよ~」という一言から意識し始めたと思います。

最初は80年代。オーストラリアのグレン ウィントンが使っていたことは、多くのおじさま方はご存じだと思います。

フィンのセッティングでいろんな性格になるので、トライフィンのようにクアッドフィンとひとくくりに出来ない部分もあります。

今日はそっちの話ではありません。話がそっちへ行くと長くなります。

今日のお話しは単純に、「クアッドいいぞ~」ということなのです 笑。

何がいいのかって、私みたいにおっさんでロングから短いボードに乗り換えてきたサーファーで、マルチフィンでのマニューバに秘かにあこがれていたりする人にいいのです。

短いボードに乗り始めて、もう少し若者みたいにマニューバしてみたいと背伸び(冷や水?)してみたいおじさんには、トライフィンよりも軽く動いてくれてスピードが速い、クアッドがちょうどいいのです。(クアッド乗っている人がみんなそうだとは言いませんので、誤解せぬよう)

センターフィンが無くて抜けがいいので、軽く速く走ってくれます。そして、動きはトライフィンよりもクィック(使い方によっては、ルースとも言う)で軽く反応してくれます。

なんとなくそれらしく乗れるのが楽しいと思います(何度も言いますが、クアッド乗っている人がみんなそうだとは言いませんので、誤解せぬようにね)

要は、楽しいんですよということです。

このボトムの感じ、波の上を走るときの抵抗、少なそうでしょ。ホットマンゴーのボトムはシングルコンケーブ。速いです。


それと、これはただの私見ですが、抵抗が少ない軽い走りは(短い)シングルフィンが好きな人にも気に入っていただけるのではないかと思っています。

そう思い始めたのは、これに乗っているせいです。すっかりお気に入りの、MINIクアッドです。

面白くて手放せないのです。

シングルフィンのレールを使うサーフィンに慣れていれば、クアッドはレールだけで走っているみたいでとてもスムースに感じると思います。動きはシングルよりも格段に軽いのはご想像のとおりです。

波のフェイスをゆるーく上下しながら、抵抗が少ないスピードの速さ。私がどーもトライフィンに馴染めなかったのはご存じだと思いますが、クアッドならいいんじゃないかと秘かに思いを寄せている次第です。



さーて、明日は昼前くらいにオフに変る予報になってます。ゆっくりめに起きてでかけてちょうど良さそうな、いい日曜日になりそうです。







ヘンプとオーガニックコットンをミックスした生地で作ったTシャツ、HARVEST HEMP TEE(はーべすとへんぷてぃー)アップロードしました。

ヘンプというのは早い話が麻です。洋服の品質表示では「麻」と表示できないそうですが、触った感触は同じ、あのシャリシャリとした気持ちいい肌触りです。

それをオーガニックコットンと混紡しました。

ヘンプは農薬や肥料を使わないでも栽培ができ、オーガニックコットンは有機栽培。農薬や肥料などに化学物質を使わない、環境負荷が低い材料です。

オーガニックコットンは、栽培法が有機栽培というだけで製品には、オーガニックではないコットンと変わりは無い…はずなんですが、個人的には肌触りが違うように感じます。

Tシャツは私にとっては仕事着。できるだけ着心地が良く感じるオーガニックコットンを選ぶようにしています。

そんなヘンプとオーガニックコットンが、55:45の比率で混紡されています。

肌触りは最高です。これからだんだんと汗ばむ季節になってきますが、暑くなるのが楽しみなTシャツです。

形も襟回りは締まり過ぎず、広すぎず、袖丈も袖ぐりも長くなく広くなく、きれいなシルエットです。それでも何よりも、着心地が良いのです。


気持ちいいのが一番です。

HARVEST HEMP TEE ホームページご覧ください。

ホットマンゴー、ダイアモンドテールのクアッドが出来上がりました。オーダーボードです。かっこいいです。

5’11” 幅広めで出番が多そうな感じです。

シングルフィン派には意外とクアッドいいのかも、と最近考えるようになりました。もう少し考えてみます。

それでは、また明日。






非常に悩んでいます。次のボードです。上の画像のようなフィッシュテールのクアッドを8’4”の長さで作るつもりで決意は固まっていたのですが、どうも短いのに気持ちが傾きつつあります。

これです。モデルはホットマンゴー。8.4とずいぶん違います 笑。

フィンは上の写真と同じシングルフィンか、クアッドか…。シングルフィンの抵抗が少ない感覚は好きですが、クアッドのセンターフィンが無い、抜けの良さも共通する気持ちよさがあるのです。

明日、シェイプルームへ行くまでに決めることにします(ちょうどオーダーいただいた、クアッドのホットマンゴーが出来上がっているはずですので、それも参考にさせていただきます)


ボードのことはひとまず置いておくとして、久しぶりに食べ物のお話しでも。

最近のお気に入りはこれ。見れば分かります。りんごです。

アップルパイなどに使われている紅玉という品種です。そのまま食べても、もちろん美味しいですが、加熱するとさらに美味しくなります。

焼き芋と焼きりんご。ほっくりした焼き芋と甘酸っぱい焼いたりんごが絶妙です。これと野菜たっぷりの味噌汁で朝ごはん。芋が温玉ごはんになったりもします。


夜にはサラダです。いろいろ入っています。

焼いた鶏むね肉、焼きりんご、ブロッコリー、マッシュルーム、くるみ、ドラゴンフルーツ、干しいちじく。それにルッコラなどの葉っぱ。ドレッシングはオリーブオイルと甘めのレモン果汁。

味は甘いものとしょっぱいもの、それに酸味。しっとり、こりこり、さっくり、ぱりぱり、食感もいろいろで幸せな気持ちになるサラダです。

お昼は弁当。ブロッコリーに鶏肉、ゆでたまご、それに玄米と麦のごはんです。


もう、ずっとこんな感じの食生活です。

お酒は、2月に止めてから一滴も飲んでいません。このままお酒のことは忘れる予定です 笑。 禁酒というと何やら我慢している感じになってしまいますが、そういう意識はありません。夜の熟睡と朝の目覚めの気持ちよさ、アタマの中もすっきりでそういうところを楽しむ意識です。

近所の生協で定期的に測っている血圧。高めの正常値だったのが、至適値になりました。お酒の影響は大きいです。


今朝の体重は、63.5キロ 体脂肪率11.5%。ラグビーやっていた高校生のころと同じです。こちらもお酒の影響は大きいです。体重はこれ以上落さないようにします。

昨日はウォームアップで、今朝から本格的に薪割りスタートです。しかし、ランニングよりも体幹トレーニングよりもこの薪割りが一番身体に効きます。足、背中、腕、あちこちの疲労感がすごいです。

丸太は1トンだけなので、それほど時間はかかりませんが、少しづつゆっくり楽しみたいと思います。

なんでも、薪割りをすると男性ホルモンのテストステロンの分泌が多くなって、女性にモテるようになるそうです 笑。 いまさらモテても大変なだけですが、薪割りは面白いのです。


一番の問題は、8.4か6.4か、シングルかクアッドか…。素敵な問題です。









そういえば、すっかり忘れていてもう4月4日です。2001年4月1日にオープンしたメネフネビーチストア、今年で17年目を迎えることができました。こんなに続けてこられたのは、ひとえに支えていただいている皆さまのおかげです。

思い起こせばまだ、21世紀が始まる以前。ミレニアム問題が取り沙汰されていた1999年、ノストラダムス世代には運命の年。ちょっとしたおこづかい稼ぎのつもりで始めたことが、だんだんと大きくなって、いつのまにかお店をやることになっておりました。

はじめは何も分からず知らず、ハンセンとビングのロングボードと、ヴィンテージボードでスタートしました。

ロングボードとそれにまつわるサーフカルチャー、そして古いものが好きで、そこからスタートしたのがメネフネビーチストアです。

素敵な縁にもめぐまれて、サーフボードのことも、ウェットスーツのこともたくさん勉強させていただきました。

今ではいっぱしのサーフショップ気取りですが、いくつになっても何年やっても初心を忘れず、皆さまと一緒に楽しんでサーフボードを作っていけたらと思っております。

オーナーのおっさんは、もうすっかり新しいものは分からない年齢です。新しい刺激はなくとも、後々からじわりとくるようなショップを目指したいと思います。


夜明け間近かの高速道路を走って、太陽が昇り始めた海が見えてくるころに聞こえてきたこの曲。あれからずっと波乗りやっています。


KEEP SURFIN’ 目指せ20周年 笑。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




昨日のブログ、あらためて読み直してみて分かりにくいところを書き直しました。最終的にもっとこなれたものができればと思います。

さて、素敵なボードのシェイプがふたつ出来上がりです。

KK FISH 5’11” 少し長めのKK FISH。BONITAもいいですが、ラウンドノーズもいいなあというところ。KK FISHBONITA、どちらもフィッシュモデルですが、フィンとボトムのシェイプが違います。


最近、またフィッシュに乗りたいんですという方が、ぼちぼち増えつつあるような気がします。昔乗っていて、もう一度という方と初めての方と、という感じです。

やっぱりフィッシュのこの形、ええでしょう。


フィッシュモデルは、このKK FISH、BONITAの二つと、クアッドのMINI QUAD、BOOGIEとNUSEAは変化形。どれも良いです。(BOOGIEのほうが圧倒的に人気高いですが、個人的にはMNI QUADもイチオシだったりします。)

フィッシュは基本的には短いです。私が短いボードに、と考えるのはひとえにフィッシュに乗らんがためなのであります。

フィッシュ、好きなのです。


そして、もうひとつ好きなのはボンザー。


これはホットマンゴーのシングルフィンをベースにしたボンザー。3フィン、5フィンどちらもいけます。5フィンの方が汎用性が高いと思います。MINI 5いいですもん。私は3フィンも好きです。ボンザーらしさが強いのです。

ちなみに、ベースになっているホットマンゴーのシングルは、活さんが70年代に絶好調で乗っていたシングルを再現したもので、シングルフィン好きには強力オススメです(自分でも乗ってましたので)




裏山のエドヒガン桜、今朝がまさに満開のようです。


木~金曜にはオンショアが吹き続ける模様。海入りたいので、オンショアウエイブ狙って出かけてみようかと思っています。

やればやったで結構楽しめるんですよね~。





私が乗っているのとほぼ同じに作った、3フィンのボンザーのシェイプが出来上がりました。速い波にはばっちりです。ボードの動きは大きなボンザーフィンの重そうなイメージを全く裏切る軽さです。お楽しみに。


ボンザーのレングスは6’3”。70s風のダウンレールはボリュームがあって、私でも普通に乗れるボンザーです。こんなボードですが、ロンガーさんも私と同じように、こういうボードを楽しめるよう、前回の続きを書いてみたいと思います。このブログからの続きです。読まれていない方はこちらを先にどうぞ。

前回のブログから、テイクオフで立ち上がるときの、ロングボードと短いボードの意識の違いはどこにあるのか?ということをいろいろと考えていました。

ショートボード向けに書かれたハウツーを読めばそれでいいことだとも思うのですが、ロングボードですでに波に乗れるようになっていると、ロングのクセやタイミングがしっかり身体にしみこんでしまっていたりします。ですので、いままで(ロングボード)を振り返りつつ、違っている点を探して修正していくほうが、短期間で乗り換えられると思います。



◇短いボード上では、デッキから足先が出ているのです。

ロングボードと短いボードのテイクオフの違いでまずとまどうのは、ボードが波を捕まえてから立ち上がって滑り出すまでの時間の長さだと思います。

ボードが波を滑り始め、ボードの上に立ち上がり、ライディングの姿勢を整えるまでに使うことができる時間はロングボードの方が圧倒的に長いです。時間的にかなり余裕があります。

そしてもうひとつは、立ち上がったときの姿勢です。短いボードはロングボードとは、とるべき体勢が違います。


ロングボードでも掘れたところからのテイクオフは、パドルもそこそこに素早く立ち上がって滑り出します。短いボードでの滑り出しは、タイミング的にこれに近いものがあります。でもそのときに、ロングボードと同じ意識でやっていたらタイミングは良くても、そのあとはうまく行きません。

波に乗り遅れるか、すごい勢いでボトムへ直滑降かのどちらかです。

直滑降でボトムまでひっくり返らず持ちこたえたとしても、それでは波のフェイスへ戻ることができない位置まで出てしまっていたりします。

短いボードは忙しくて身体がなかなかついていかへんなあ、と思ったロンガーさんは少なくないと思います。そこで陸上で練習です。

まずは、ここが意識を変えるポイントです。確かにロングボードに比べれば短いボードの動作は素早く行う必要はあります。素早いのは確かですが、立ち上がるときに自分が取るべき姿勢が正しく意識できていれば、動作が瞬速のスピードでなくても大丈夫です。

さっそくご自宅の床に腹ばいになって練習です。

ある程度波に乗れる人は、そんな波乗り始めたばかりの人みたいなこと…と思うかもしれません。でも、「短いボード」で波乗り始めたばかりの人というのは事実ですので、テイクオフに安定感が無いなあと感じる人は、まずここからスタートです。


まずは、ロングボードでうねりからスーッと気持ちよく滑り出すときのイメージです。

すぐには立ち上がらず、スピードが十分につくまで両手をついた状態で波を滑っています。右へ行こうか、左にしようか、それともフェイドしてみよか~、というところです。

場合によっては両手、両ヒザで起き上がっているかもしれません。そして、ボードのデッキ面には、いつでも立ち上がれるようにつま先をついて準備をすることができます。ヒザとつま先を床に着けていれば、ラクに立ち上がることができます。

ゆったりと立ち上がって、というのがロングらしい気持ちいいテイクオフです。

前足もつま先で軽くデッキ(床)を蹴れば、ムネの位置まで引き込むのは自然な動きでできてしまいます。

ロングボードはデッキ上で立ち上がりやすい姿勢をとることができる時間的な余裕が十分あります。

短いボードではこれはできません。そしてつま先でデッキを蹴って足を身体の下へ持ってくるということもできません。ボードのサイズにもよりますが、ロングボードと違いほとんどの場合、両足はボードからはみ出して、足の下にはつま先を着くことができるデッキはありません。

ですので、立ち上がる練習をするときには、床につま先を立ててはいけません。つま先で蹴る勢いは使えません。

その立ち上がる動作ですが、ネットや本などでは「前足のモモをムネに引き付けるよう引き込むように」などのように書かれていることがあります。

たった20数文字の短い説明です。これを読んで、その通りに実際にやろうとするとかなり難しいことに気が付きます。私はできません。

ムネに足を引き付けるイメージでやろうとすると、上体を反らした姿勢でお尻のあたりを思い切り跳ね上げ、そうやって作った空間に両足を素早く引き込むような動きになると思います。動きが大きくなりがちで、身体もリキんでしまいます。

これだと、ボードに飛び乗るような立ち上がり方になってしまいがちです。体重の移動が激しくなるので、ボードの挙動が不安定になったりします。


◇ノーズ(前方)へ体重を乗せるイメージで

ロングボードと短いボードでは、滑りはじめるときの波の状況が違ってきます。ロングは波の緩い斜面からでも滑り出します。一方、短いボードで波を滑り始めるには、波の斜面がロングよりも急な角度になった状況(波がより立ち上がった状況)が必要です。

重要なポイントに入っていきます。

短いボードで滑り出す角度まで立ち上がった波の斜面をロングボードでテイクオフするには、ノーズが刺さらないようにムネを反らしながらパドルもそこそこに素早く立ち上がります。ロングボードは波のキャッチが速いので、それで問題なく波に乗れますが、短いボードでこれと同じ動きをやってしまうと、波に乗り遅れることになります。

ロングのテイクオフに慣れていると、ムネを反らしてノーズを持ち上げることと素早く立ち上がることに意識が行ってしまいます(ロンガーのみなさん、レイト気味のテイクオフ想像してみてください)ついやってしまう動きとタイミングですが、意識を変えるポイントはここです。

ロングではムネを反らして素早く立ち上がっていくような波の状況でも、短いボードのときは、ボードの前方へ体重をかけていくイメージでパドルをします。(必要以上にムネを反らすとノーズが上がって、ブレーキがかかる状態になってしまい、乗り遅れることになりがちです)

状況によって、ノーズが刺さらないように上体を反らすのは同じなのですが、ロングボードと意識を変えるというポイントから考えると、ボードの前方、ノーズ方向へと体重をかけていくように意識を変える必要があります。

ロングボードは比較的早いタイミングで滑り出しますので、その後はノーズが刺さらないようにするために上体を反らして重心の調節が必要ですが、「短いボードではロングボードとは違い前方へ体重を乗せながら波の斜面にボードを合わせ、ボードを滑らせるイメージへと意識を変える」ことが重要になってきます。

滑り始めたら最初に戻って、立ち上がる動きです。

立ち上がる動きは、まず後ろ脚を正しい位置へ持ってくることを意識します。前足をムネに引き付ける動きには無理があります。移動距離が短い後ろ足を先に正しいポジションへ持っていった後に、前足を引き付ければ前足を楽に正しい位置へ出すことができます。

前足を着くときには、前方へと体重を乗せていくイメージを常に忘れないようにします。そうしないと、波に置いていかれます。前足に体重を載せる意識を持っていないと、後ろ足でコントロールするロングの意識のままでは、テール側に体重が乗ってしまうのでノーズが上がり、スムースなテイクオフは無理です。

もちろん前へ体重をかけっぱなしでは、ノーズが刺さる原因になることもあります。そのあたりはロングボードと同じで、パーリングさせないよう状況に合わせ重心を調節します。重要なのは、「前へと体重を乗せ続ける意識を持ちながら、テイクオフのパドルから立ち上がる動作までを行う」ということです。



◇立ち上がるときは後ろ足をきっかけに、重心は常に前方へ

身体の下へ足を引き込む動きへ戻ってみます。

へその位置より少し前方の身体の両脇に両腕をついて上体を持ち上げ、それから身体の下へと両足を引き込んで立ち上がります。

引き込むときに前足に意識をおくと、飛び跳ねるような動きになってしまい、都合が良くないことが出てくる可能性が強いです(加えて、腰に問題がある人には、腰に良くない影響を与えてしまう動きになります)

飛び跳ねるのではなく、力が入り過ぎずスムースに身体の下へ両足を持ってくるには、前足よりも後ろ足にポイントがあります。

後ろ足を先に身体の下へ持ってくるところからスタートします。後ろ足を滑らせながら引き込んで、ヒザは曲げたまま後ろ足のポジションを先に決めてデッキ(床)に着けます。

後ろ足を先に前に出すと後ろに体重が乗ってしまいそうですが、両腕でボードを押さえるように体重をかけていれば、重心を前寄りにキープできます(さらに、後ろ足のヒザを前方へ出すイメージがあれば、前方へ加重できていると思います。ゆっくり動いてヒザの位置と床への体重のかかり具合を確認してみてください)

このとき波の上での状況は、滑り出したボードを両腕でコントロールしている状態です。滑り出したボードの上に、まさに立ち上がる動作を行っている瞬間をイメージしてください。

それから前足を両腕でボードをコントロールしている位置へ持っていきます。両腕のコントロールを前足で引き継ぐポジションへ前足を置くイメージです。後ろ足が先に出ていれば、前足は前方へと楽に出せます。

前足の位置が決まれば、ボードの上に両腕と両足をついてしゃがみこんでいる姿勢ができます。このコンパクトな姿勢を作るイメージで練習すると、余計なチカラや動きが無くスムースに足を引き込めるようになると思います。

この一連の動きを、加重している位置に気を付けながら、素早くできるように練習です。


◇立ち上がる動作の中での重心の調節は、ヒザ使いと視線が重要

重心はあくまで前。重心の調節はヒザの位置、入れ方で調節できます。しゃがんだ姿勢のときには、後ろ足のヒザを前方へ押しこむように持っていけば自然と前方へ体重が乗っていくと思います。(立ち上がる寸前のしゃがみこんだ姿勢で、ヒザの位置の違いで体重の移動を確かめてみてください)

この動きの間、視線は常に自分が進む方向、波の先を見ています。下を見てはいけません。

床の上で、下を見ないでスムースに一連の動きを行えるようになるまでやってみてください。前足を出す位置はボードによって変わってくると思います。以前にも書いていますが、床をつま先で蹴っちゃダメです。

立ち上がるときには両手を離して「前足に体重を乗っているのを確かめるような気持ち」で立ち上がります。

ヒザを意識して内股気味に、かっこつけて立ち上がりましょう。




いまさら立ち上がる練習?と思うことなかれです。ロングボードから短いボードに乗り換えて、「乗れない」という人も「乗れるけどいまいち納得いかない」という人はここからスタートです。陸上できっちりやっていれば、実際に波の斜面で滑り出したときに同じイメージで動けるのは自分自身で確認済みです。


次回は、話が少し戻りますが、「ボードが滑り出すまでの意識の変え方」をテーマにしたいと思います。

ここまで長々とお付き合いいただいてありがとうございます。もし疑問点などありましたら、遠慮なくメールでお問合せください。出来る限りお答えいたします。


追記:分かりやすい動画がありました。ミッドレングスのテイクオフ、コマ送りでチェックしてください。後ろ足が先に出て前足がそれに続き、その間両腕でしっかりボードをコントロールしています。





カリフォルニア バードウェルより新製品が発売された模様です。ショーツよりスカートでハングファイブ、ドロップニーはちょっとあぶないかも、というこだわりのサーファーはお見逃し無く。本日のみの超限定バージョンです。

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今朝はトレイル。近所の公園の山道を登ったり降りたり。ゆっくり走っても心拍数が自然と上がるし、下りと登りは普通に走るよりもずっと足の筋肉使います。登りではお尻とハムストリングス。さらにヒザを意識的に持ち上げて腸腰筋と体幹を使って登ります。

下りは大腿四頭筋で体重を支えつつ、履いているのがベアフットシューズなので自然とフォアフットで、ヒザを曲げた着地になります(登り、平地でもヒザは同じですが)。

ベアフット歴、もう五年になります。ベアフットと言っても、完全に裸足ではなくビブラムのファイブフィンガーズというシューズです。

五年履いて感じるのは、フクラハギから下の変化とヒザが柔らかくなったことです。足の指の力が強くなって、足のアーチが前後左右はっきりと出来てきました(もともと土踏まずがはっきりしない偏平足でした)

フクラハギは腓腹筋の奥のヒラメ筋がすくすくと育っております。

トレイルを走るのは、波乗りにとても良いと思います。あとできればプラス、ベアフット(ケガ(故障)しないように注意が必要ですが)。続けていれば、波乗りに間が空いてしまってパドルがきついなあと思っても、立ち上がったあとの下半身はいつもパキパキです 笑。

一時間ほど走って(トレイルが無理なら階段も良いと思います)、次は体幹とパドル筋。パドル筋はいま自己流をお試し中です。波乗りした後、背中の真ん中(左右の肩甲骨の間)に疲労感を感じると思いますが、そこを使う動きを(腰に気を付けつつ)1キロの軽いウェイトで試してみています(結果はまたご報告します)

だいたいこんな感じが私のルーティーンです。

そして、もうひとつ欠かさないのはボードの上で立ち上がる動きの練習。波乗り始めた頃にやったと思いますが、私の場合はロングボードと短いボード(今は、5.8のフィッシュをイメージしております)との身体と意識の違いの確認です。


意識の違いをはっきり身体に覚えさせておけば、ボードが変っても乗り換えはスムースです。以前から書いていることですが、だいぶ煮詰まってきたと思います。

ロングボードは面白いですが、ロングばかりじゃなくもっと小さなボードに乗ってみたいと考えるのは当たり前の流れだと思います。

そんなときに役に立つヒントを探して、床の上で素早く起き上がる動きを繰り返しているのです。


ロンガーさんが短いボードに慣れないうちに、滑り出したボードに立ち上がるとどうもバタバタしてしまうのは、前後の体重のかけ方を間違っているのが一番の原因です。

ロングボードのコントロールは後ろ足のウェイトが大きいのはお気づきだと思います。ボードが滑り出してボードの上へ立ち上がったとき、体重を乗せるのは後ろ足です。テールを踏んでノーズを上げ、スピードをコントロールしつつボードが進む方向へボードを向けようとしていると思います。

そうしないでテイクオフから前足に乗ってまっすぐ前へ滑り降りてしまうと、長いノーズが前の水面に沈み込んでたいていワイプアウトです。仮にワイプアウトしなくても、前へ進み過ぎてコントロールできずライディング終了です(ロング初心者がそうなってますね)

ロングボードで後ろ足に体重を乗せずに立ち上がるのは、ブレイクが速くて最初から横方向に滑り出すときくらいかと思います。

逆にショート乗りがロングボードに乗ると、そうなってしまうことが良くあると思います。立ち上がっても前足に乗り過ぎてしまって、ボードの向きを変えようとしても、どうにもこうにもビクともしないということがあると思います。

この違いがロングボードと短いボードの違いです。この違いを意識(イメージ)と身体で覚えれば、ボードの長短に関係なくすぐに乗り換えができるようになります。


ロンガーが短いボードに乗り換えたとき、まずテイクオフでどう意識(=イメージ=身体の使い方)を変えるか、繰り返しやってみて効率的と思われる身体の使い方は出来ているので、それをどのように書けば分かりやすく伝えることができるのか?

続きは次回にしようと思います(今日は時間切れです)が、それまでに考えておくことにいたします。

実は、ロンガーさんだけじゃないのです。逆のパターンでショート乗りの方の中から、ロングボード、それもクラシックなやつに乗ってみたいという声をいただくこともあるのです。

いろいろなボードに乗ることができたら絶対楽しいと思います。自分自身で10数年やってきたことが、少しでもお役にたてればと思います。

考えなくちゃ。

それではまた次回まで。

トレイルのエドヒガン桜、四分咲きくらいです。今年は一週間くらい遅いです。







8ミリフィルムから取った画像は、伊良湖で行われた全日本の決勝ヒートで、波打ち際を走るのは川南活さんです。お隣の短髪のサーファーはボードにも書いてあります。MABOさんです。1971年の映像です。


活さんが抱えているボードはその当時、すでに自分でシェイプしていたというミニガンスタイルのシングルフィン。リーシュは無い時代です。

私はかわいい小学校一年生。

そして時は流れて現在、2017年です。


私は52歳。経過した時間が実感できます。

活さんが持っているのは60年代終わりごろのヴィンテージボードのミニガン。トシさんが抱えているトランジションボードも同時代のVEEボトムです。

VEEボトムは、グリノウ~マクタヴィッシュの流れでオーストラリアへ、そしてハワイで起こった、同じようなサーフボードデザインの変化はブリューワーという天才デザイナーの手でダウンレールのミニガンという形になって、上の1971年の伊良湖の活さんへとつながっています。

2017年のスタートに作った四本のミニガンスタイルのシングルフィン。レールやボトムのシェイプはモダンで1971年とは違いますが、これが活さんのシェイパーとしての原点なのかと、ふと思いました。


活さんが日本へ戻ってこられて、本格的に日本でシェイプのキャリアをスタートさせたのは、メネフネで扱わせていただくようになったのと同時期の2003年頃のことです。

そこからは、日本の湘南の波に合う形に進化して現在のラインアップが出来上がりました。波に合わせた自然な流れです。そして2017年はミニガン(BONITAフィッシュも)。

今度シェイプルームへ行ったら、1971年のこと尋ねてみようと思います。





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