MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:2月27日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。
オーダーいただいたニーボードが出来上がりました。5’8”のスワローテールです。最初に作ってもらったボードの色と似ているので、その当時からのボードデザインの変化をつい考えてしまいました。見た目は昔のボードと似ていても、中身には20年間のデータが詰まっています(ちょっと大袈裟ですね)。
時間がかかったのは、主にフィンのセッティングです。トライフィンですが、スタンディングのサーフボードとはスタンスが全く違うニーボードです。
スタンディングポジションのようにテールへ加重しなくても、両ひざでフロントのパッドに体重を乗せたままの状態で反応してくれ、かつカーブ中のレールをキープしてくれるサイドフィンのポジション。そのカーブしていくテールを重すぎず、軽すぎずホールドしてくれるセンターフィンのポジション。
スピードをロスする、ボードの前後への体重移動を行わずに、フルレールでカーブしていけるフィンのポジションを試行錯誤した結果、出来上がったセッティングです。
ニーボードのモデルは、スワローテールの他にラウンドテールがあります。テールの形が変わるとフィンのセッティングも変わってきます。
ラウンドテールもスワローテール同様のコントロールが出来るようにセッティングされていますが、スワローテールと比べてより細かい動きが可能です。例えば、カーブの途中でカーブしていく円弧の大きさを小さくしていったり、テールを食い込ませて鋭角的に方向を変えることもできます。
スワローテールでも可能ですが、ラウンドテールはより細かい動きのコントロールがやりやすくなります。一方のスワローテールはダウンザラインでも、カーブでもスピードが出ます。特にカービングでのスピードはスワローテールならではのものです。
それぞれキャラクターがあるので、スワローテールでニーボードにハマったら、次はラウンドテールです 笑。
もちろん、シングルフィンも大好きです。スピードが速いのはやっぱりシングルフィンです。直進のためのフィンだけなので、抵抗が少ないんでしょうね。
動きはトライフィンよりも反応は遅くはなりますが(柔らかくなる、スムースになるとも言えます)、ニーボードならではのシングルフィンの動きがあります。シングルフィンでも、ノーズまでレールが入ったこんなターンが出来てしまうのがニーボードの面白さと言えます(トライフィンはもちろんです)。
今年は今までとは違うボトムデザインに挑戦してみようと思っています。テールはラウンドです。動きがどう変わるのかを検証してみたいと考えています。身体も変わっているので、ニーボードにそれがどう出てくるのかということも楽しみです。
オーダーいただいたニーボードが出来上がりました。5’8”のスワローテールです。最初に作ってもらったボードの色と似ているので、その当時からのボードデザインの変化をつい考えてしまいました。見た目は昔のボードと似ていても、中身には20年間のデータが詰まっています(ちょっと大袈裟ですね)。
時間がかかったのは、主にフィンのセッティングです。トライフィンですが、スタンディングのサーフボードとはスタンスが全く違うニーボードです。
スタンディングポジションのようにテールへ加重しなくても、両ひざでフロントのパッドに体重を乗せたままの状態で反応してくれ、かつカーブ中のレールをキープしてくれるサイドフィンのポジション。そのカーブしていくテールを重すぎず、軽すぎずホールドしてくれるセンターフィンのポジション。
スピードをロスする、ボードの前後への体重移動を行わずに、フルレールでカーブしていけるフィンのポジションを試行錯誤した結果、出来上がったセッティングです。
ニーボードのモデルは、スワローテールの他にラウンドテールがあります。テールの形が変わるとフィンのセッティングも変わってきます。
ラウンドテールもスワローテール同様のコントロールが出来るようにセッティングされていますが、スワローテールと比べてより細かい動きが可能です。例えば、カーブの途中でカーブしていく円弧の大きさを小さくしていったり、テールを食い込ませて鋭角的に方向を変えることもできます。
スワローテールでも可能ですが、ラウンドテールはより細かい動きのコントロールがやりやすくなります。一方のスワローテールはダウンザラインでも、カーブでもスピードが出ます。特にカービングでのスピードはスワローテールならではのものです。
それぞれキャラクターがあるので、スワローテールでニーボードにハマったら、次はラウンドテールです 笑。
もちろん、シングルフィンも大好きです。スピードが速いのはやっぱりシングルフィンです。直進のためのフィンだけなので、抵抗が少ないんでしょうね。
動きはトライフィンよりも反応は遅くはなりますが(柔らかくなる、スムースになるとも言えます)、ニーボードならではのシングルフィンの動きがあります。シングルフィンでも、ノーズまでレールが入ったこんなターンが出来てしまうのがニーボードの面白さと言えます(トライフィンはもちろんです)。
今年は今までとは違うボトムデザインに挑戦してみようと思っています。テールはラウンドです。動きがどう変わるのかを検証してみたいと考えています。身体も変わっているので、ニーボードにそれがどう出てくるのかということも楽しみです。
明日はまた雨、ところによっては雪の予報も出ています。低気圧が少し離れたところを通るので、サイズアップは期待できなさそうですが、小さめの東からのうねりが届きそうです。
雨か雪で北よりの風(湘南ではオフ)、オフトレの方が良さそうにも思いますが、私みたいに海入りたくって仕方が無い人は装備をしっかりとしていきましょう。
先日はこのウェットで入りました。ZEROのエアドームというモデルです。
裏起毛無しの5/3ミリです。気温は5度前後でしたが、それで寒くありません。生地の厚みイコール暖かさです。肌触りが良いジャージ素材が裏地なので着心地が良いのです。もっと暖かくしようと思ったら、例のサーモブラックのショートジョンインナーを着れば怖いもの無しです。
このウェットの一番の特徴は胸と腕肩回りの生地に余裕があって、パドルのストレスがほとんど無いことです。3時間やってましたが、パドル力をキープできたのはこのウェットの作りのおかげだと思います(裏地が動きやすいジャージというのもありそうです)。以前はAXXE CLASSICのネックインスーツやロングチェストジップでも同様の作りだったのですが、U-ZIPではそれがありません。
スタイルに好き嫌いがあるみたいですが、肩や胸まわりに余裕がある作りの方が断然パドルが軽いです。長く入っていても疲れないし、パドルしやすいので波にもたくさん乗れます。
ZEROのエアドーム、シンプルな作りで動きやすく防水性と保温性が高い。改めて、いいウェットだと思います。
話は変わって、このエアドームやU-ZIPのウェットを着ていて最近感じるのは、なんか首がきつくなったかな?ということです。U-ZIPはともかく、エアドームは首回りはそれほどきつく無いサイズ取りのはずです。
生地が縮んだか?とも思ったのですが、もしかするとと思い首回りを測ってみたら、ちょっと太くなっているみたいです。ピラティスのせいです。
昨日のブログで「身体も最高!」と書きました。改めて何が変わったのかと分析してみたのですが、おそらく体幹が変わってきたのだと思います。
ここからはカラダの話です。長くなるかもですが、興味ある人は最後まで読んでみてください。
体幹が大事というのは、いつからかスポーツだけでなく日常の動きなど、身体の動きを考える上でとてもポピュラーな考え方になっていると思います。
でも体幹って何だか分かりますか?解剖学的に言えば、体幹は頭、腕、脚以外の胴体のことを言います。それでは、スポーツ的に体幹を鍛えると言うとどんなエクササイズが思い浮かびますか?
一般的には腹筋、背筋、そして身体の横(サイドプランク的な)、そんな感じでしょうか。
私はピラティスを始める前は、ひたすら腹筋ローラーでした。主にシックスパック、腹直筋です。背筋は腰がすぐに痛くなってしまっていた(やり方がダメだったんです)ので、海でのパドルだけ。
それで良いと思っていたのですが、身体のことをいろいろと勉強していくうちに、それだけでは全く足りていなかったことが分かりました。
10月からピラティスのインストラクターコースに挑戦しはじめて、だいぶ動けるようになってきたと思います。持久力も向上してきて、上級コースの一時間にも体幹回りの筋肉がついて行けるようになってきました。ピラティスにはあまり汗をかかないイメージがあるかもしれませんが、上級編では汗だくになります。マットが汗で滑るので、滑り止めを考えているくらいです。
それで今月に入って、4ヵ月ぶりの波乗り。身体がめっちゃくちゃ調子いい 笑。動いてくれるのです。
分かりやすいところでは、カットバックでの姿勢のキープ。滑ってきた方向へ戻るのですから、上体は大きく後ろ方向へひねって、腰から下はその動きをボードに伝えていく必要があります。
上体と体幹上部の動きを、体幹下部から脚へと伝達していく動きです。これが楽々、楽チン 笑。大袈裟に言えば、ボードを自分が思った通り自由にコントロールできる感じです。頑張っている感覚はゼロ。こんな軽かったっけ?という感じです。
本当です。体幹が強くなって安定していると感じます。
そこで体幹って何?という話です。(最後まで書き終わるかしら?)
大事なのは呼吸だと思います。呼吸と言えば横隔膜です。横隔膜をしっかり使った呼吸が出来るようになることです。
呼吸しているから使っているんでしょう?と思うと思います。その通りです。生きて呼吸していれば使います(「膜」とは言いますが横隔膜も筋肉です。随意的、不随意的の両方で使える筋肉です)。無意識にも寝ているときにも呼吸で動く横隔膜ですが、深く体幹と関係しているのです。ピラティスを始めて比較的早い段階で改善された私の腰痛もそれで治ったと考えています。
試しにこんなことをやってみて下さい(座位でも立位でもOKです)。両手で両脇腹の肋骨をしっかり押さえ横へ広がらないようにした状態で、腹を膨らませず、凹ませた状態で息を思い切り吸い込んでみてください。
どのくらい吸えましたか?胸も腹もふくらませない状態では息を吸うのが難しくなったと思います。しっかり吸えたよという人は、胸骨(胸の真ん中部分)が上へ持ち上がって、股の間が下へ押し下げられるようなチカラを感じたと思います(骨盤底と言います)。
横隔膜は息を吸うときにはチカラが入って収縮し、腹部の方へ下がってきます。腹をへこましたまま吸い込むには、横隔膜に内臓を下へ押し下げるチカラが必要です。その内臓が股の間を押したんです。
もう少し考えを進めてみます。腹部が膨らんでいないのに横隔膜が上から押してきているということは、腹部内の圧力、腹圧が高くなっているということです。腹圧が高い状態をイメージしてみてください。腰回りはとても強く安定していませんか?
ピラティスのエクササイズというのは、呼吸によって腹圧が高められている状態で行います。常に腹部を平たく腹圧を高めた状態で呼吸し、動き続けているのです。
波乗りしているときも、チカラを入れるタイミングに合わせて呼吸しているはずです。呼吸に合わせ、体幹を安定させつつ身体を動かしたり、姿勢をキープしたりしていると思います。
動きの中で、体幹を安定させ、腰椎の剛性を高め守るには腹圧をコントロールできることが必要だと思います。それには内外の腹斜筋、その下の腹横筋、骨盤底筋、脊柱起立筋、多裂筋、腰方形筋、腸腰筋など、アウターマッスル、インナーマッスルと言われる多くの筋肉群が関係しています。それらの要になっているのは横隔膜だということが言えると思います。
ピラティスのエクササイズを通して、自然とそういう身体の使い方をして来たのです。ここまでやってきて、ピラティスってそういうもんなのだとようやく気が付いてきました。
でもピラティスは万能ではありません。サーファーに効果があると思われる、広背筋、肩甲骨回りの筋肉(ローテーターカフ)、三角筋、などは可動域を増やし、強化もできますが、上腕三頭筋はあまり使っていないように思います(前回、痛くなった 笑)。それからスクアット系のエクササイズも補助としてやると良いと思います。
私の現時点のレベルで気が付いてきたことは、こんな感じです。何よりの結果として、海の中で自分の身体の動きがあります。ピラティスはサーフィンにとても効果があると断言できます。波乗りだけでなく、日常生活でも身体の調子は良くなります。
ピラティス、決して難しいものではありません。興味持っていただけると嬉しいです。私は資格取得目指して頑張ります!
雨か雪で北よりの風(湘南ではオフ)、オフトレの方が良さそうにも思いますが、私みたいに海入りたくって仕方が無い人は装備をしっかりとしていきましょう。
先日はこのウェットで入りました。ZEROのエアドームというモデルです。
裏起毛無しの5/3ミリです。気温は5度前後でしたが、それで寒くありません。生地の厚みイコール暖かさです。肌触りが良いジャージ素材が裏地なので着心地が良いのです。もっと暖かくしようと思ったら、例のサーモブラックのショートジョンインナーを着れば怖いもの無しです。
このウェットの一番の特徴は胸と腕肩回りの生地に余裕があって、パドルのストレスがほとんど無いことです。3時間やってましたが、パドル力をキープできたのはこのウェットの作りのおかげだと思います(裏地が動きやすいジャージというのもありそうです)。以前はAXXE CLASSICのネックインスーツやロングチェストジップでも同様の作りだったのですが、U-ZIPではそれがありません。
スタイルに好き嫌いがあるみたいですが、肩や胸まわりに余裕がある作りの方が断然パドルが軽いです。長く入っていても疲れないし、パドルしやすいので波にもたくさん乗れます。
ZEROのエアドーム、シンプルな作りで動きやすく防水性と保温性が高い。改めて、いいウェットだと思います。
話は変わって、このエアドームやU-ZIPのウェットを着ていて最近感じるのは、なんか首がきつくなったかな?ということです。U-ZIPはともかく、エアドームは首回りはそれほどきつく無いサイズ取りのはずです。
生地が縮んだか?とも思ったのですが、もしかするとと思い首回りを測ってみたら、ちょっと太くなっているみたいです。ピラティスのせいです。
昨日のブログで「身体も最高!」と書きました。改めて何が変わったのかと分析してみたのですが、おそらく体幹が変わってきたのだと思います。
ここからはカラダの話です。長くなるかもですが、興味ある人は最後まで読んでみてください。
体幹が大事というのは、いつからかスポーツだけでなく日常の動きなど、身体の動きを考える上でとてもポピュラーな考え方になっていると思います。
でも体幹って何だか分かりますか?解剖学的に言えば、体幹は頭、腕、脚以外の胴体のことを言います。それでは、スポーツ的に体幹を鍛えると言うとどんなエクササイズが思い浮かびますか?
一般的には腹筋、背筋、そして身体の横(サイドプランク的な)、そんな感じでしょうか。
私はピラティスを始める前は、ひたすら腹筋ローラーでした。主にシックスパック、腹直筋です。背筋は腰がすぐに痛くなってしまっていた(やり方がダメだったんです)ので、海でのパドルだけ。
それで良いと思っていたのですが、身体のことをいろいろと勉強していくうちに、それだけでは全く足りていなかったことが分かりました。
10月からピラティスのインストラクターコースに挑戦しはじめて、だいぶ動けるようになってきたと思います。持久力も向上してきて、上級コースの一時間にも体幹回りの筋肉がついて行けるようになってきました。ピラティスにはあまり汗をかかないイメージがあるかもしれませんが、上級編では汗だくになります。マットが汗で滑るので、滑り止めを考えているくらいです。
それで今月に入って、4ヵ月ぶりの波乗り。身体がめっちゃくちゃ調子いい 笑。動いてくれるのです。
分かりやすいところでは、カットバックでの姿勢のキープ。滑ってきた方向へ戻るのですから、上体は大きく後ろ方向へひねって、腰から下はその動きをボードに伝えていく必要があります。
上体と体幹上部の動きを、体幹下部から脚へと伝達していく動きです。これが楽々、楽チン 笑。大袈裟に言えば、ボードを自分が思った通り自由にコントロールできる感じです。頑張っている感覚はゼロ。こんな軽かったっけ?という感じです。
本当です。体幹が強くなって安定していると感じます。
そこで体幹って何?という話です。(最後まで書き終わるかしら?)
大事なのは呼吸だと思います。呼吸と言えば横隔膜です。横隔膜をしっかり使った呼吸が出来るようになることです。
呼吸しているから使っているんでしょう?と思うと思います。その通りです。生きて呼吸していれば使います(「膜」とは言いますが横隔膜も筋肉です。随意的、不随意的の両方で使える筋肉です)。無意識にも寝ているときにも呼吸で動く横隔膜ですが、深く体幹と関係しているのです。ピラティスを始めて比較的早い段階で改善された私の腰痛もそれで治ったと考えています。
試しにこんなことをやってみて下さい(座位でも立位でもOKです)。両手で両脇腹の肋骨をしっかり押さえ横へ広がらないようにした状態で、腹を膨らませず、凹ませた状態で息を思い切り吸い込んでみてください。
どのくらい吸えましたか?胸も腹もふくらませない状態では息を吸うのが難しくなったと思います。しっかり吸えたよという人は、胸骨(胸の真ん中部分)が上へ持ち上がって、股の間が下へ押し下げられるようなチカラを感じたと思います(骨盤底と言います)。
横隔膜は息を吸うときにはチカラが入って収縮し、腹部の方へ下がってきます。腹をへこましたまま吸い込むには、横隔膜に内臓を下へ押し下げるチカラが必要です。その内臓が股の間を押したんです。
もう少し考えを進めてみます。腹部が膨らんでいないのに横隔膜が上から押してきているということは、腹部内の圧力、腹圧が高くなっているということです。腹圧が高い状態をイメージしてみてください。腰回りはとても強く安定していませんか?
ピラティスのエクササイズというのは、呼吸によって腹圧が高められている状態で行います。常に腹部を平たく腹圧を高めた状態で呼吸し、動き続けているのです。
波乗りしているときも、チカラを入れるタイミングに合わせて呼吸しているはずです。呼吸に合わせ、体幹を安定させつつ身体を動かしたり、姿勢をキープしたりしていると思います。
動きの中で、体幹を安定させ、腰椎の剛性を高め守るには腹圧をコントロールできることが必要だと思います。それには内外の腹斜筋、その下の腹横筋、骨盤底筋、脊柱起立筋、多裂筋、腰方形筋、腸腰筋など、アウターマッスル、インナーマッスルと言われる多くの筋肉群が関係しています。それらの要になっているのは横隔膜だということが言えると思います。
ピラティスのエクササイズを通して、自然とそういう身体の使い方をして来たのです。ここまでやってきて、ピラティスってそういうもんなのだとようやく気が付いてきました。
でもピラティスは万能ではありません。サーファーに効果があると思われる、広背筋、肩甲骨回りの筋肉(ローテーターカフ)、三角筋、などは可動域を増やし、強化もできますが、上腕三頭筋はあまり使っていないように思います(前回、痛くなった 笑)。それからスクアット系のエクササイズも補助としてやると良いと思います。
私の現時点のレベルで気が付いてきたことは、こんな感じです。何よりの結果として、海の中で自分の身体の動きがあります。ピラティスはサーフィンにとても効果があると断言できます。波乗りだけでなく、日常生活でも身体の調子は良くなります。
ピラティス、決して難しいものではありません。興味持っていただけると嬉しいです。私は資格取得目指して頑張ります!
夜明けの鎌倉。BGMは荒井由実の「雨の街を」です 笑。こんな時間に何をやっているのかと言いうと、お目当ては「波」。前日より高い波高の予想に張り切って出かけてきたのですが…。
予想よりもオフショア(北風)が強かったみたいです。昨日よりも波無いかも 笑。(これは上がってから撮った写真です)それでも時折、しっかりしたセットが入ってくるのでロングボードなら楽しめそうだと、9フィートのプリモでパドルアウトしました。
待ちは長いのですが、冷たい北風に吹かれながら待っているとコシサイズの結構しっかりとしたうねりが入ってきます。自分の他にはグーフィーの人が2人。並んでパドルして、右と左に分かれて乗っていけます。
久しぶりに持ちだした9フィートのプリモは、やっぱりロングボード。8’4”と比べると違います。8’4”でもロングボードの感覚がありますが、さらに長くなるとグライド感が違うというのか、長いボードで波を滑るときの気持ち良さがより際立ってきます。
このプリモのようにノーズのためでは無いコンケーブが長く入るボトムは、ロングボードでは珍しいと思います。パドルをしていても、長いコンケーブを流れる水流で直進の安定性をとても感じます。滑り出すとこれがとてもスムースで速い。貫通力があると言ってますが、とにかく前へ滑っていきます。
以前、このボードを「短いグライダー」と言いましたがまさにその通りです。波の斜面を滑り出すときの感覚は別物です。
直進性が高く、スピードが出るコンケーブボトムですが、トライプレーンと呼んでいるプリモのレール形状のおかげで直進性とは反する性格である、ボードの動きがとても良いのもプリモが大きな特長です。
プリモのレール近くのアッパー気味のボトム形状はボードを傾けやすく、長いコンケーブの水流のリリースを軽くしています。テールのストレートなエッジラインが、そこにさらにコントロール性をプラスしています。
ロングボードのプリモ、改めてハマりました 笑。あまりにも気持ち良くて面白いので、気が付けば3時間近く入っていました。
9フィートのプリモのサイズは、9’0 x 22”1/2 x 2”3/4 です(コンケーブなので数値的には薄いのですが、ボリュームは十分あります)。9’9”~9’8”くらいまで伸ばせます。そのくらいのサイズだとさらにグライダーっぽくなってくると思います。グライダーに乗りたいけど、あんまり大きいのは…という方に良いと思います。
90年代にロングボードが戻ってきたときに、いずれは皆ロングボードへ戻ってくると言った、オリジナルのロングボード世代のレジェンドがいましたが、これからもっと自分もロングボードへ戻っていこうと思います。
Dフィンが付いたPIGのようないわゆるログと呼ばれるロングボード、ノーズライダー、それからTOTOやこのプリモのようにレールエッジやVEE、コンケーブボトムでミッドレングスっぽい感覚で気楽に乗れる、取り回しが良いロングボード。ロングボードと言ってもイロイロあります。
次はピボットフィンを付けて、AC SHAPEのSLIDEでノーズへ行ってみようと思ってます。これから出来上がってくる、10’6”のグライダーもあります。
ロングボードの魅力は、純粋に波を滑る楽しさと気持ちの良さ。自然が作り出す波の力を多いに感じられるところだと思います。
ロングボードのプリモはやっぱり最高だったのはもちろんなのですが、昨日はもうひとつ最高なものを見つけました。それは自分の身体です。自分のことを自分で言うのも何ですが、自分の身体を褒めてあげたい。「お前スゲーじゃん」という感じ 笑。年齢なんか関係無いという感じです。ピラティスはサーフィンに絶対良いです。
昨日からあいにくの天気ですが、実を言うと今日のような冬の雨の日は大好きです。関東の冬はいわゆる空っ風で乾いていますが、子供時代から10代の頃を過ごした長崎の冬は湿度があって、気温は低くてもしっとりとした空気です。
それがちょうど今日のような空気なのです。冷たくしっとりとした空気を吸い込むと、少年時代の感覚が戻ってきて、とてもいい気持ちになります。
寒い雨の日は嫌いですか?こんな日も私のように楽しみを見つけると、なかなか良いものになりますよ。
江ノ電の横を走りながら「ひこうき雲」久しぶりですが、本当に聴いていたんですよ 笑。このアルバムは子供だった小学生の頃から大好き。しっとりと冷たい空気、やっぱりあの感じを思い出します。
このくらいのサイズの波になると、シングルフィンのスピードとマニューバーのFLOWがさらに引き立ちますね。
やっぱりシングルフィン最高です。
お知らせ:2月20日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。
AC SHAPEVEE BOTTOMの、モディフィケーション VEE。テストでシェイプしていただこうと考えています。所有している8’6”のVEE BOTTOMはお気に入りの一本ですが、そのVEEのボトムを片側それぞれ二つのパネルに分け、全体が四つのプレーニングパネルで構成されるVEEボトムです(たぶん)。
今乗っている、8’6”のVEE BOTTOMです。VEE BOTTOMの特徴のひとつであるワイドテールに目が行くと思いますが、それほどクセはありません。
’それほどクセは無い’というのがミソだったりします 笑。多少のクセが無いと面白くありません。クセ=ボードの特徴です。ボリュームを落とした分、テールコントロールがやりやすくなっています。
このVEE BOTTOMの面白さはなんといっても、スムースな滑りとスピードです。滑り出して前足を少し意識しながらボードの向きを変え、波のフェイスを走り始めたときの加速感はハルと同じです。水流を作り出すコンケーブも速いのですが、抵抗を減らして滑るコンベックスも速さは特別な感触があります。
VEEのパネルが増えた新しいVEE BOTTOM、どんな感じなのか楽しみです。
VEEボトムは7フィート代から作っていますが、私はやっぱり8フィート代です。8’4”のプリモもそうですが、おっさんには楽チンで楽しいサイズなんです。
69年のファンタスティックプラスティックマシーン。VEE BOTTOMの生みの親、ボブ・マクタヴィッシュです。
昔のVEE BOTTOMはVEEの分だけテールが厚くなっているのでコントロールが大変です。ハイラインをキープするのはなかなか難しいので、波のボトムをヒットするようにボトムターンして波を上がり、また滑り降りての繰り返しでダウンザラインしていってます。
今のVEE BOTTOMはその辺りは洗練されているので大丈夫です。
同じVEE BOTTOMジェネレーション(?)。改めて見るとやっぱりカッコイイ。ポール・ウィツィグの三部作、久しぶりに見てみようと思います。
AC SHAPEVEE BOTTOMの、モディフィケーション VEE。テストでシェイプしていただこうと考えています。所有している8’6”のVEE BOTTOMはお気に入りの一本ですが、そのVEEのボトムを片側それぞれ二つのパネルに分け、全体が四つのプレーニングパネルで構成されるVEEボトムです(たぶん)。
今乗っている、8’6”のVEE BOTTOMです。VEE BOTTOMの特徴のひとつであるワイドテールに目が行くと思いますが、それほどクセはありません。
’それほどクセは無い’というのがミソだったりします 笑。多少のクセが無いと面白くありません。クセ=ボードの特徴です。ボリュームを落とした分、テールコントロールがやりやすくなっています。
このVEE BOTTOMの面白さはなんといっても、スムースな滑りとスピードです。滑り出して前足を少し意識しながらボードの向きを変え、波のフェイスを走り始めたときの加速感はハルと同じです。水流を作り出すコンケーブも速いのですが、抵抗を減らして滑るコンベックスも速さは特別な感触があります。
VEEのパネルが増えた新しいVEE BOTTOM、どんな感じなのか楽しみです。
VEEボトムは7フィート代から作っていますが、私はやっぱり8フィート代です。8’4”のプリモもそうですが、おっさんには楽チンで楽しいサイズなんです。
69年のファンタスティックプラスティックマシーン。VEE BOTTOMの生みの親、ボブ・マクタヴィッシュです。
昔のVEE BOTTOMはVEEの分だけテールが厚くなっているのでコントロールが大変です。ハイラインをキープするのはなかなか難しいので、波のボトムをヒットするようにボトムターンして波を上がり、また滑り降りての繰り返しでダウンザラインしていってます。
今のVEE BOTTOMはその辺りは洗練されているので大丈夫です。
同じVEE BOTTOMジェネレーション(?)。改めて見るとやっぱりカッコイイ。ポール・ウィツィグの三部作、久しぶりに見てみようと思います。
東のうねりに変わって、今日も波があるみたいですね。今のところ次は、水曜あたりに波が上がりそうな予報になっています。昨日は北風強いながらも波があるのは分っていたので海行くつもりだったのですが、前日に日本国内の主幹的な存在のインストラクター(ほんとはエデュケーターと言います)に受けたピラティスのレッスンがあまりにも目からウロコの内容だったので、その復習をやっておりました。
波乗り行ったら、身体と頭で覚えたことが全部ぶっ飛んじゃいそうな気がしたんです 笑。なので教わったことを反すうしながらの復習です。
先々で絶対に波乗りに役立つと信じてます。背骨の動かし方、股関節の意識、腕と肩甲骨の関係、体幹の正しい意識などなど、自分の身体の意識と使い方が変わったように思います。前回波乗りしたとき、身体の使い方が変わってボードの挙動も変わったと書きました。
自分の身体の動きって、動画に撮ってもらわない限り自分では見ることはできません。でも自分の身体がどう動いているのかということは、身体の感覚で把握することが出来ると思います。自分の身体がどのように動いているのかを感じ取ったり、対象や目的に合わせて身体の力加減を調整する感覚を「固有受容覚」と言います。
例えば、腕を体側方向に水平に上げてくださいと言われたら、腕を見なくても腕の感覚だけで水平に上げることが出来ると思います。硬いもの、柔らかいもの、割れやすいものを指先でつかむときには、それぞれに合わせて指先の力加減は自然に調整されます。
ピラティスはこの感覚がとても重要になります。自分がどんな姿勢でいるのか?身体の各部位がどのように動いているのかということに集中する必要があります。
だから波乗りをやっていて、カットバックで後ろ足を蹴り出さず、上体の回旋に下半身が付いてくることでボードへ加重が出来ているように変わったということが感じられたのだと思います。
体幹の意識も変わりました。これまで体幹と言うと丹田にチカラを入れて腰と下半身を安定させて…のような意識だったのが、「チカラ入れてなーい」(笑)みたいな意識でも安定させられることに気が付きました。
さらに、波乗りの後で「腰と首の後ろの辛い感じが無くなった」とも書いたと思いますが、この腰と首への負担をもっと減らすことが出来そうにも思います。
ピラティスの指導資格を学び始めて4ケ月が経ちました。残りはあと8ヶ月、それまでに最終の実技試験に合格する必要があります。一番のプレッシャーは期限があるということだったりします。学ぶこと、やるべきことはまだまだたくさんあります。8ケ月なんてあっという間です。波乗りしたいのはもちろんなんですが、頭の中はこの資格のことでいっぱいだったりするのです。
なので、決して波乗り忘れた訳じゃありません。資格取得の暁には、皆さまのお役にもきっと立てると思います。ですので、今は暖かい目で見守ってやってください。よろしくお願いします。
自分でも、今オレ変なことやってねーか?これがやるべきことなのか?と思うときはあります。でもやると決めたからやります。行くと決めたら躊躇せずに行く、って波乗りが教えてくれたことですもん。
サルタン・オブ・スピードのニーボード版。このスピードとパワーは、パーフェクト10ポイントです。
波乗り行ったら、身体と頭で覚えたことが全部ぶっ飛んじゃいそうな気がしたんです 笑。なので教わったことを反すうしながらの復習です。
先々で絶対に波乗りに役立つと信じてます。背骨の動かし方、股関節の意識、腕と肩甲骨の関係、体幹の正しい意識などなど、自分の身体の意識と使い方が変わったように思います。前回波乗りしたとき、身体の使い方が変わってボードの挙動も変わったと書きました。
自分の身体の動きって、動画に撮ってもらわない限り自分では見ることはできません。でも自分の身体がどう動いているのかということは、身体の感覚で把握することが出来ると思います。自分の身体がどのように動いているのかを感じ取ったり、対象や目的に合わせて身体の力加減を調整する感覚を「固有受容覚」と言います。
例えば、腕を体側方向に水平に上げてくださいと言われたら、腕を見なくても腕の感覚だけで水平に上げることが出来ると思います。硬いもの、柔らかいもの、割れやすいものを指先でつかむときには、それぞれに合わせて指先の力加減は自然に調整されます。
ピラティスはこの感覚がとても重要になります。自分がどんな姿勢でいるのか?身体の各部位がどのように動いているのかということに集中する必要があります。
だから波乗りをやっていて、カットバックで後ろ足を蹴り出さず、上体の回旋に下半身が付いてくることでボードへ加重が出来ているように変わったということが感じられたのだと思います。
体幹の意識も変わりました。これまで体幹と言うと丹田にチカラを入れて腰と下半身を安定させて…のような意識だったのが、「チカラ入れてなーい」(笑)みたいな意識でも安定させられることに気が付きました。
さらに、波乗りの後で「腰と首の後ろの辛い感じが無くなった」とも書いたと思いますが、この腰と首への負担をもっと減らすことが出来そうにも思います。
ピラティスの指導資格を学び始めて4ケ月が経ちました。残りはあと8ヶ月、それまでに最終の実技試験に合格する必要があります。一番のプレッシャーは期限があるということだったりします。学ぶこと、やるべきことはまだまだたくさんあります。8ケ月なんてあっという間です。波乗りしたいのはもちろんなんですが、頭の中はこの資格のことでいっぱいだったりするのです。
なので、決して波乗り忘れた訳じゃありません。資格取得の暁には、皆さまのお役にもきっと立てると思います。ですので、今は暖かい目で見守ってやってください。よろしくお願いします。
自分でも、今オレ変なことやってねーか?これがやるべきことなのか?と思うときはあります。でもやると決めたからやります。行くと決めたら躊躇せずに行く、って波乗りが教えてくれたことですもん。
サルタン・オブ・スピードのニーボード版。このスピードとパワーは、パーフェクト10ポイントです。
良いコンディションのユーズドボードが入荷しました。カツカワミナミサーフボードのBONITAフィッシュです。レングスは5’11”。
しかしフィッシュが小波専用のボードだなんて、いったいどなたさんが言ってるんでしょう?フィッシュ誕生の経緯を知っていればそれが間違いだというのはお分かりいただけると思います。小波から楽しめて、フレンドリーな性格なのはその通りですが、フィッシュはそれだけじゃありません。
BONITAフィッシュはクラシックなカテゴリーに入るフィッシュです。ツインフィンと言えばMR(マーク・リチャーズ)に代表されるスワローテールのツインフィンは、クラシックなフィッシュからの発展形です。
活さんのラインアップで言えば、オリジナルに近いという意味でクラシックなフィッシュは、’BONITAフィッシュ’で、MRツインへ移行する途中のデザインのフィッシュが
’KK フィッシュ’です。BOOGIEはその流れから派生してきたデザインというような位置づけになってくると思います。
もうひとつのツインフィンのプリモフィッシュは、ツインピンなどと同様にツインフィンの流れを独自の(もしくは’現代の’)解釈で応用したツインフィンだと言えると思います(ツインピンはよく知らないんですが…)。
このBONITAフィッシュは、ダブルフォイルのキールフィンのストレートなセッティングではなく、片面だけフォイルされたキールフィンがマニューバを考えたセッティングに取り付けられています。
フィンのテンプレットはクラシックなキールフィンそのままで、ルースさは少なく、スピードとドライブはクラシックなフィッシュのものです。(フィッシュは小波用じゃないと言うくらいですからルースじゃないのです)
ボトムはノーズからVEE気味に入って、途中からシングルコンケーブでテールまで抜けています。スピードのポジションとコントロールのポジションにフットマークが残っているのは、正しく扱われていた証拠です。
ユーズドのBONITAフィッシュは、サイトのユーズドボードのページでチェックしてください。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!
しかしフィッシュが小波専用のボードだなんて、いったいどなたさんが言ってるんでしょう?フィッシュ誕生の経緯を知っていればそれが間違いだというのはお分かりいただけると思います。小波から楽しめて、フレンドリーな性格なのはその通りですが、フィッシュはそれだけじゃありません。
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活さんのラインアップで言えば、オリジナルに近いという意味でクラシックなフィッシュは、’BONITAフィッシュ’で、MRツインへ移行する途中のデザインのフィッシュが
’KK フィッシュ’です。BOOGIEはその流れから派生してきたデザインというような位置づけになってくると思います。
もうひとつのツインフィンのプリモフィッシュは、ツインピンなどと同様にツインフィンの流れを独自の(もしくは’現代の’)解釈で応用したツインフィンだと言えると思います(ツインピンはよく知らないんですが…)。
このBONITAフィッシュは、ダブルフォイルのキールフィンのストレートなセッティングではなく、片面だけフォイルされたキールフィンがマニューバを考えたセッティングに取り付けられています。
フィンのテンプレットはクラシックなキールフィンそのままで、ルースさは少なく、スピードとドライブはクラシックなフィッシュのものです。(フィッシュは小波用じゃないと言うくらいですからルースじゃないのです)
ボトムはノーズからVEE気味に入って、途中からシングルコンケーブでテールまで抜けています。スピードのポジションとコントロールのポジションにフットマークが残っているのは、正しく扱われていた証拠です。
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カツカワミナミサーフボードのボンザーが出来上がりました。ホットマンゴーをベースにした、5フィンのボンザーです。
ボンザー、乗ったことありますか?私は大好き。調子いいですよ。性格はシングルフィンとトライフィンが合わさったような感じと言っていいのかな。シングルフィンと比べると、サイドに付いているボンザーフィンを意識する必要はあります。
ボンザーフィンの効き方は、サイドフィンとは違うのでシングルの感覚が好きな方にもしっくりきます。サイドフィンは効き過ぎるんです。ボンザーフィンはレールの感触をより明確にしてくれるような感触が好きです(個人の感想です 笑)。
スピードはとにかく速い。ボンザーの生みの親のキャンベルさんはボトムの水流を’アクティベイト’すると言います。サイドフィンのようでも、サイドフィンとは違う点がここです。
サイドに付いているボンザーフィンとの関係があるので、センターフィンのセッティングは重要です。センターフィンのポジションを間違えると機能しなくなるのはシングルフィン以上です。私の経験上では、センターフィンが前過ぎるとターンが失速します。後ろへ下げすぎるとテールがどっしりとしてターンが重くなるので、そのちょうど境目を探します。
目安としてはテールから、14.5~15cmくらいの位置から試してみると良いと思います。若干面倒かもしれませんが、フィンが決まるとまるで別人になります。
ボンザー、ミッドレングスやロングボードでもOKです。TOTOのボンザーなんて面白いかもしれませんよ。
77年。シングルフィンの時代においてはまさにSPACE VEHICLEだったに違いありません。ちなみに私のファーストボンザーは20数年前、マイク・イートンの5’8”。70年代のヴィンテージでした。
Russ Short – 3 Fin Bonzer - Mexico ‘77 from Campbell Brothers Surfboards on Vimeo.
ボンザー関連記事です。記事内のリンクもご覧ください。ボンザーに興味がある人はどうぞ。
金曜日はオフに変わりそうですが、オフショアの風速が10メートル以上 笑。さて、どうでしょう。
91年のハレイワ ワイランドプロ。トム・カレンとマーチン・ポッターのファイナルの映像。トム・カレンがOPのスポンサー契約を取り消されるという、ノーディケールボード事件が起こったシーズンです。私はコンペティションのことは語れませんが、バックドアでトム・カレンがモーリス・コールのリバースVEEに乗って歴史的なワンショットを残した年です。
トム・カレン、マーチン・ポッター、ジョニー・ボーイ・ゴメス、トム・キャロル、ゲイリー・コング・エルカートン。個性が強烈です。
明日、2月13日(火)はお休みいたします。
先日、ご紹介したAXXE CLASSICのU-ZIP EVOモデル。そろそろ3フルを新調しようかと考えられている方に、強力オススメのウェットスーツです。
一見、これまでのU-ZIPと同じように見えると思います。私もそうでした。でも説明を聞いて、ウェットスーツを触っているうちに、これはSUL素材のフルスーツを着たときと同じくらいの衝撃があるんじゃないかと思うようになりました。
SUL、覚えてますか?ブログを見返してみたら、2011年ですって。もう13年前ですよ。SULは、スーパー・ウルトラ・ライトの頭文字で名前のとおりにとても軽い素材で、ウェットを着ているとは思えないくらいの着心地でした。(今も店の奥の方にぶら下がってますから、確かめてみてください。)
素材は「PCX+」と言って、ジャージ素材に漁網からのリサイクルと、ジャージの製造過程でこれまで廃棄されていた端切れを再利用したプレコンシューマーリサイクルのふたつの素材を使っていて、売りは決して「軽さ」ではありません。
でもこれは着心地良さそうだと感じたのは、ウェットスーツの作りです。
上のフルスーツはこんなカット(生地のつなぎ目)になっています。
お分かりいただけますか?前身ごろはひざ上から、肩、背中にかけて一枚のパーツで構成されています。U字型のジッパーのレイアウトは、腕と肩へのストレスを最小限にした、U-ZIPライトと同じですが、今まで外側に出ていたネック部分のパーツをウェットの内側に配置することで、ヒザから肩にかけて一枚の生地でのカットになっています。
ウェットスーツの生地を身体の形にするのですから、生地を縫い合わせないとウェットスーツにはなりません。でも生地同士の合わせ目である縫い目は伸縮性を多少なりとも低くしますし、伸び縮みや圧迫などのストレスがかかり続けると、浸水や破損の原因にもなるところです。
これだけの広い範囲が一枚の生地で構成されているのですから、動きやすさはもちろん、軽量化と耐久性も向上しています。
いやはや、良く考えるなあと思ったのが正直な感想です。
ジッパーのレイアウトはU-ZIPライトと同じですが、見事に縫い目がありません。
このジッパーのレイアウトは、通常のU-ZIPよりも内側(首側)に近いところを通っています。ジッパーが肩から遠くなるので腕を動かしやすくなっているのと同時に、肩回りの構造は腕を斜め前方へ伸ばした姿勢(パドルで腕を伸ばした姿勢)の形状に作られています。
パドルはとても楽だと思います。加えて、身体にフィットする作りだけだったライトモデルに、腕回りに余裕を持たせた作りにするオプションを選ぶことが出来るようになりました(通常のU-ZIPと同じくらいで、だぶつきはありません)
この構造は、このU-ZIP EVOとライトモデルだけのもので、通常のU-ZIPでは構造上もう少し肩に近いところにジッパーがくる必要があります。通常のU-ZIPでもパドルが軽いのは、着ていただいている方は実感されていると思いますが、それよりもさらに軽いパドルになるということです。
春夏カタログは、来月には出来上がるそうです。それと同時にオーダーフェアを開催する予定です。私は久しぶりに、オールブラックじゃなく色を入れてみようかと思っております(地味目だとは思いますが)。
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