MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:5月16日(土)は開店が30分遅れます。午後1時30分オープンです。よろしくお願いします。
手が滑って落っことしちゃいました…と涙目でリペアに持ってこられたMさんのTIKI、きれいに直りました。色も合わせて、どこをリペアしたのか分からないくらいすっかりきれいになりましたのでご安心ください。
初めてサーフボードを手にしたときに思ったのは、サーフボードってこんなに壊れやすいものだったんだ、ということでした。しかもエンドレスサマーのはずなのに(笑)太陽の熱と塩分が大敵だなんて…。たぶん皆さんも同じだったと思います。
作ってもらったロングボードをベッドの上に置いてその上に腹ばいになって、テイクオフ!なんて立ち上がったら、出来上がったばかりのボードのデッキからパキッという音が聞こえて、あ、ヤバイ…なんてことをやっちゃっていた私でした。
話がズレましたが、使っていればサーフボードは壊れます。デッキはへこむし、うっかりぶつければ簡単にパキッといってしまいます。
かすかなヒビでも(樹脂表面のひっかきキズは別として)あればそこから海水が浸入してきます。放っておくと黄色く変色してきます。フォームが劣化するし、熱が加わるとラミネートが浮いてくる原因になるので、小さなキズでもマメにリペアしましょう。
小さなキズなら自分で直すのがオススメですが、大きなキズだったり、色を合わせてリペアしたいなどご自分の手に負えそうにないときにはご相談ください。大抵のクラッシュは二週間ほど時間をいただければ、何事もなかったように元通りにいたします。
事前にお見積もりをしています(正確な金額をお見積もりするには一度お預かりするようになります)。たまに見た目以上にキズが深くて千円、二千円くらい高くなっちゃうことはあるのは事実ですが、出来上がってきてみたらずいぶん金額が高くなっていた、なんてひでーことはありません(できません)のでご安心ください。
リペアの持ち込みはいつでもOKです。ちなみに電話で尋ねられても金額はわかりませんので、ご了承ください。
お気に入りのボードをしっかりリペアしたい方はご相談ください。古いボードのオーバーホールなんかもご相談ください。
話は全く変わって、昔こんなブームがあったのを思い出しました。レース鳩アラシ0777、読んだなあ。中学生くらいか。鳩レースが流行ってたんです。近所に鳩いっぱい飼ってるおじさんいたでしょう?
ひょうきんベストテン。80年代はアイドルだって容赦ないのです。少女隊なつかしー。すもうダンサーズ、久しぶりに見たら涙が出るくらい笑っちゃいました。のりおのコアラ 笑。
少女隊、ちゃんと聞いてあげてください。
https://youtu.be/T_2aDoQbHiI
手が滑って落っことしちゃいました…と涙目でリペアに持ってこられたMさんのTIKI、きれいに直りました。色も合わせて、どこをリペアしたのか分からないくらいすっかりきれいになりましたのでご安心ください。
初めてサーフボードを手にしたときに思ったのは、サーフボードってこんなに壊れやすいものだったんだ、ということでした。しかもエンドレスサマーのはずなのに(笑)太陽の熱と塩分が大敵だなんて…。たぶん皆さんも同じだったと思います。
作ってもらったロングボードをベッドの上に置いてその上に腹ばいになって、テイクオフ!なんて立ち上がったら、出来上がったばかりのボードのデッキからパキッという音が聞こえて、あ、ヤバイ…なんてことをやっちゃっていた私でした。
話がズレましたが、使っていればサーフボードは壊れます。デッキはへこむし、うっかりぶつければ簡単にパキッといってしまいます。
かすかなヒビでも(樹脂表面のひっかきキズは別として)あればそこから海水が浸入してきます。放っておくと黄色く変色してきます。フォームが劣化するし、熱が加わるとラミネートが浮いてくる原因になるので、小さなキズでもマメにリペアしましょう。
小さなキズなら自分で直すのがオススメですが、大きなキズだったり、色を合わせてリペアしたいなどご自分の手に負えそうにないときにはご相談ください。大抵のクラッシュは二週間ほど時間をいただければ、何事もなかったように元通りにいたします。
事前にお見積もりをしています(正確な金額をお見積もりするには一度お預かりするようになります)。たまに見た目以上にキズが深くて千円、二千円くらい高くなっちゃうことはあるのは事実ですが、出来上がってきてみたらずいぶん金額が高くなっていた、なんてひでーことはありません(できません)のでご安心ください。
リペアの持ち込みはいつでもOKです。ちなみに電話で尋ねられても金額はわかりませんので、ご了承ください。
お気に入りのボードをしっかりリペアしたい方はご相談ください。古いボードのオーバーホールなんかもご相談ください。
話は全く変わって、昔こんなブームがあったのを思い出しました。レース鳩アラシ0777、読んだなあ。中学生くらいか。鳩レースが流行ってたんです。近所に鳩いっぱい飼ってるおじさんいたでしょう?
ひょうきんベストテン。80年代はアイドルだって容赦ないのです。少女隊なつかしー。すもうダンサーズ、久しぶりに見たら涙が出るくらい笑っちゃいました。のりおのコアラ 笑。
少女隊、ちゃんと聞いてあげてください。
https://youtu.be/T_2aDoQbHiI
仕事場の足元に放置されたホコリだらけのCD-RをDVDドライブに入れてみたら、ギコギコと音を立てながらたくさんのフォルダが表示されました。
開いてみればハワイの古い写真。ハワイといっても皆さんが大好きなオアフ島じゃありません。ビッグアイランド、ハワイ島です。
ハワイ島と言えば…
ワイキキと違って真昼間でも誰も歩いていない寂しいヒロの街。ショッピングが楽しめるのは日用品と食料くらい。
雨ばっかりです。
見渡す限り、真っ黒で殺風景な溶岩大地。
古くさいハワイアンフード。

カルアピッグ、アヒポキ、オピヒ、紫芋、ポイに飲み物はカヴァ。
アメリカでも最大級の牧場があるので肉がたくさん。日本で売ってるUSビーフとは大違いで、柔らかくて肉の味が濃い赤みの肉が激安。
海はワイルド。
ヘヴィーなローカル登場。
…と思っていたらこの人、ものすごい笑顔で超フレンドリーだったりして…。
波に気をとられていると椰子の実にアタマをかち割られる危険な島。
一晩中、大きな波が地響きを立てて崩れるので眠れやしません。

以下は最初にハワイ島を旅行したときに書いた旅行記の一部です。最初の良くなかった印象が、いつのまにか良くなっていくところです。
ハワイ島
気がつくといつのまにか飛行機の窓からは陸地が見えている。視界に飛び込んできたのは「黒」。木々の緑でもなく、ハワイ特有の赤い土でもなく黒々とした大地がただ広がっている。南国のリゾートの象徴である椰子の木と白い砂浜も乏しい海岸線。植物は黒い大地に乾いて枯れかけたような色でまだら模様を力なく描き、残りは圧倒的な「黒」だ。ハワイ島、通称ビッグアイランドの第一印象は寒々しく荒涼としたイメージから始まった。
空港の廻りは一面の溶岩平原。膨れ上がり裂けた地面がさらに盛り上がり、黒い岩盤が幾重にも重なり合って、かつてここで繰り広げられたであろう自然の営みの凄まじさを容易に想像できる大地が見渡す限り広がっている。そしてそのはるか向こうには、真っ青な海が広がっている。他に何もなく、いやが上にも強調される青い海は、私たち海で遊ぶサーファーならだれでも一度は経験したことがある、あのよそよそしさ。人を寄せ付けない時の海の表情そのものである。圧倒的な力で自然の大きさと人間の非力さを見せ付けているときの表情をしている。
空港の施設は、すべて溶岩の上にある。あたり見回しても他に目に付く人工的な建造物は、遠くを走るハイウェイだけだ。予約しておいた車を借り出して、島の反対側に位置するヒロという街を目指して走り出す。
時速60マイル(1マイル=1.6km)にスピードを保ち数十分走るが、周りの風景は変わらない。周りに見えるのはただひたすら黒い溶岩の大地。ゆるやかな起伏の中、ハイウェイはどこまでも真っ直ぐに溶岩の中を走り続けている。 左手遠くに見える海岸線には、波乗りに適していると思われる波がいたるところでブレイクしている。そこへ向かう道はあるが、未舗装路をレンタカーで走ることは禁止されている。どちらにしてもファミリーセダンのレンタカーでは無理かもしれない。大きなタイアの4DWが必要そうだ。
海沿いの道は、そのまま島の北端へと続いているR270、私たちはコハラ・マウンテンとマウナ・ロアの間を走るHWY19をキープし、まずは牧場の街ワイメアを目指す。道は曲がりくねった登り坂になり、急に緑が豊かになってくる。ワイメアは緑豊かな美しい街だ。ここでは地元産の美味しいステーキを楽しんだ後、再びHWY19を先へと進む。今回は予定にないが時間を作ってゆっくりと見てみたい街だ。
ワイメアから先は溶岩大地に代わり、こんどは行けども行けども緑の下草が生えた牧場風景が続く。牛やヒツジ、ニワトリにブタ、ヤギなどがのんびりと草を食む中、時速60マイルで走り続けると道はやがて海に到達し、海岸沿いを走り始める。
ハマクアコーストといわれるハワイ島の北海岸である。風景はまた急激に変わり、島の東側とはまったく対照的な風景を見せ始める。強い日差しの下、緑の森の向こうにすいこまれそうな真っ青な海が広がったかと思うと、コーナーを一つ曲がっただけで薄暗い熱帯雨林の切り通しになり、空からは大粒の雨が叩きつけるように降り始める。渓谷の尾根を結ぶ高い橋を渡っていると、大粒の雨は止み、再び強烈な太陽が照りつけはじめる。色とりどりの花を付けた樹木はいっそう鮮やかな色を発散し、わずかに空けたウィンドウの隙間からは花の香りが入り込んでくる。
空港から約150kmほどの道のりであるが、変化に富んだ自然と気候は長いフライトで疲れた旅行者をも楽しませてくれる。程無くして、HILO CITY LIMITSの標識が現れ、ヒロの街に近づいたことを教えてくれる。
午後遅い時間のヒロの街は暗く沈んでいた。ホテルからダウンタウンまでは、歩いて5分ほどの距離だが、すれ違う人もいない。時がくればオープンするのかどうかも判らない商店やオフィスの閉ざされたドアが続く。住人たちは気配を消してしまったかのような静けさだ。出歩くのを危ぶんでしまう雰囲気さえある。
頭の芯は重く、背中はこわばり、だんだんと足取りも重くなる。自宅を出てから、このヒロの街まで、移動した距離と時間を考えると無理もない。重く垂れ下がるような雨雲は今にも降り出しそうな気配である。
ホテルで教えてもらった住所を探し、3ブロックほど行ったところで目的地を通り越してしまったことに気がつく。思っていたよりもずっと近くだったようだ。というよりはヒロの街が小さいのだ。1ブロック戻ったところに目的の店を見つけた。長旅の疲れを癒そうと教えてもらったのは、ロミロミマッサージの店であった。
ロミロミは普通のマッサージとは違い、施術する人の祈りから始まる。リンパの流れを促進し、マナを相手に注ぎ込むというスピリチュアルなマッサージである。ロミロミ(揉みこむこと)という名称であるが、日本のマッサージのように揉みこむのとは全く違う感触だ。
ろうそくに照らされた薄暗い部屋。低く流れる音楽。時差で眠気があるが、眠りには落ちない。身体の筋肉が果てしなく弛緩し、穏やかな気持ちが広がっていくが、逆に神経は研ぎ澄まされていくようだ。途中で降り始めた雨の音や低く流れる音楽が大きく耳に感じられるようになり、時間の感覚がゆがんでくる。
「これで終わりです。ありがとう」とささやくような声がした。身支度を整えて部屋から出なければいけないのだが、身体をうまく動かすことができない。魂だけが違う世界へ行ってしまったような気分だ。なんとか起き上がりよろよろと外へ出る。私たちがロミロミの予約をしているときに、マッサージが終わった男性が呆然とした表情で出てきたが、私もそれとまったく同じ表情をしていると女房が笑う。外へでると、日が沈んだ雨後の街は急に気温が下がり、上着が必要なほどだ。
ヒロの夜は不思議だ。人気の無い街は闇にさらに深く静かに沈みこみ、熱帯植物の森が存在感を示しはじめる。これまで聞いたことのない音程とリズム、奇妙なかん高い澄んだ鳴き声がジャングルの闇の中から響きはじめる。明るい満月の光に照らされたジャングルからあふれだす濃厚な香りは、豊かな土壌の印だ。開け放たれた窓からは、奇妙な鳴き声が涼しい風とともに流れ込み、いつのまにか快適な眠りへと引き込まれて行く。
ヒロに滞在している観光客のティピカルな観光先は火山かもしれない。キラウエア火山の見物は、19世紀の時代から観光スポットの一つであった。しかしその光景を実際に目にしてしまったなら、単なる観光という言葉を使うことはためらわれるに違いない。それはそこを訪れる人、全てにとっての特別な体験である。東へむかって移動する大陸プレートに乗って作られてきたハワイ諸島のパワーの源がここに存在している。ハワイ諸島の一番新しい島であるハワイ島の西の海底では、水面下900mのところまで、新しい島が隆起しつつある。
ヒロで二泊した私たちは、再びやってきた道を引き返し、コナの街へと向かった。
途中、ヒロのすぐ北、HWY19号沿いにあるHONOLI’I BEACHというポイントをチェックしてみる。静かなビーチパークを想像していたが、ビーチへ降りる坂道の路肩にはびっしりと車が停められ、クリスマスウェイブを楽しもうというロコたちで一杯である。なんとかスペースを見つけ車を停めて波をチェックする。小さな湾にはいくつかのピークがあり、ワイドな波がブレイクしているのが見える。この日のコンディションがどういう状況なのか、ふと立ち寄ってみただけの旅行者には判らない。もしかしたら、もう少し小さいときのほうが良い波のポイントなのかもしれない。
ボードはトランクのなかに入っているし、ショーツ一枚になれば入れる状況だったが、先へと進むことにする。
カイルア・コナはコナ空港から10マイルほど南にある街だ。北側から吹いてくるトレードウィンドは、マウナ・ロアやコハラの山々を登っていくうちに湿気を吐き出し、コナに乾いた風を送りこむ。吐き出された湿気は、ヒロ地区に雨をもたらし、雨の多いヒロと乾いたリゾート、カイルア・コナのイメージを作り出している。
島の北側を横断し、ワイメアの街と牧場を抜け、コナへ向けて再び溶岩ロードを走る。緑あふれるヒロサイド、地球上のパワーポイントの一つでもあるキラウエア火山、エベレストをはるかにしのぐ容積を持つマウナ・ロアの山。この島が持っている自然の多様性はいにしえから様々な神話を作り出してきた。そう、この島は火の神ペレが支配している島なのだ。火を吐き、怒り狂うペレが作り出した大地。人間の感覚を超えたスケールの自然に触れていると、神話に登場する神々の存在が身近になる。素直に自然を畏れる気持ちにさせられてしまう。私はいつのまにか、荒涼とした溶岩の大地を美しいと感じるようになっていた。
こんな感じです。
ハワイ島の飛行場は飛行機から滑走路に直接降りました。周囲は何も無く、見渡す限り真っ黒な溶岩。まさに荒涼という言葉がぴったりでした。そして、ヒロの最初の印象は、なんて寂しい雰囲気の街だろう…です。なんだかすごいところに来ちまったなあ…と思いました。
でも面白いもので、だんだんそれが良くなってきます。
「寂しいヒロの街」が「静かで趣きがあるヒロの街」に変わり、キラウエアを見たあとでは、真っ黒な溶岩の大地が神々しく見えるようになってしまいました。
カイルア・コナは島の西側にある海辺の小さなリゾートタウンです。
カイルアから少し南へ下れば、高原の涼しい気候になり、さらに南へ下ると砂漠を思わせる暑く乾いた気候に変わります。島の南端を回った先は火山です。火口跡、活動を続けている火口。流れ出した溶岩で覆われた土地は果てしなく、気が遠くなるような広さです。
古い写真のせいで、今日は脱線。
ああ、ハワイ島行きたいなあ。
ちなみに激安USビーフ(HAWAIIANビーフか…)、かなり旨いです。
開いてみればハワイの古い写真。ハワイといっても皆さんが大好きなオアフ島じゃありません。ビッグアイランド、ハワイ島です。
ハワイ島と言えば…
ワイキキと違って真昼間でも誰も歩いていない寂しいヒロの街。ショッピングが楽しめるのは日用品と食料くらい。
雨ばっかりです。
見渡す限り、真っ黒で殺風景な溶岩大地。
古くさいハワイアンフード。
カルアピッグ、アヒポキ、オピヒ、紫芋、ポイに飲み物はカヴァ。
アメリカでも最大級の牧場があるので肉がたくさん。日本で売ってるUSビーフとは大違いで、柔らかくて肉の味が濃い赤みの肉が激安。
海はワイルド。
ヘヴィーなローカル登場。
…と思っていたらこの人、ものすごい笑顔で超フレンドリーだったりして…。
波に気をとられていると椰子の実にアタマをかち割られる危険な島。
一晩中、大きな波が地響きを立てて崩れるので眠れやしません。
以下は最初にハワイ島を旅行したときに書いた旅行記の一部です。最初の良くなかった印象が、いつのまにか良くなっていくところです。
ハワイ島
気がつくといつのまにか飛行機の窓からは陸地が見えている。視界に飛び込んできたのは「黒」。木々の緑でもなく、ハワイ特有の赤い土でもなく黒々とした大地がただ広がっている。南国のリゾートの象徴である椰子の木と白い砂浜も乏しい海岸線。植物は黒い大地に乾いて枯れかけたような色でまだら模様を力なく描き、残りは圧倒的な「黒」だ。ハワイ島、通称ビッグアイランドの第一印象は寒々しく荒涼としたイメージから始まった。
空港の廻りは一面の溶岩平原。膨れ上がり裂けた地面がさらに盛り上がり、黒い岩盤が幾重にも重なり合って、かつてここで繰り広げられたであろう自然の営みの凄まじさを容易に想像できる大地が見渡す限り広がっている。そしてそのはるか向こうには、真っ青な海が広がっている。他に何もなく、いやが上にも強調される青い海は、私たち海で遊ぶサーファーならだれでも一度は経験したことがある、あのよそよそしさ。人を寄せ付けない時の海の表情そのものである。圧倒的な力で自然の大きさと人間の非力さを見せ付けているときの表情をしている。
空港の施設は、すべて溶岩の上にある。あたり見回しても他に目に付く人工的な建造物は、遠くを走るハイウェイだけだ。予約しておいた車を借り出して、島の反対側に位置するヒロという街を目指して走り出す。
時速60マイル(1マイル=1.6km)にスピードを保ち数十分走るが、周りの風景は変わらない。周りに見えるのはただひたすら黒い溶岩の大地。ゆるやかな起伏の中、ハイウェイはどこまでも真っ直ぐに溶岩の中を走り続けている。 左手遠くに見える海岸線には、波乗りに適していると思われる波がいたるところでブレイクしている。そこへ向かう道はあるが、未舗装路をレンタカーで走ることは禁止されている。どちらにしてもファミリーセダンのレンタカーでは無理かもしれない。大きなタイアの4DWが必要そうだ。
海沿いの道は、そのまま島の北端へと続いているR270、私たちはコハラ・マウンテンとマウナ・ロアの間を走るHWY19をキープし、まずは牧場の街ワイメアを目指す。道は曲がりくねった登り坂になり、急に緑が豊かになってくる。ワイメアは緑豊かな美しい街だ。ここでは地元産の美味しいステーキを楽しんだ後、再びHWY19を先へと進む。今回は予定にないが時間を作ってゆっくりと見てみたい街だ。
ワイメアから先は溶岩大地に代わり、こんどは行けども行けども緑の下草が生えた牧場風景が続く。牛やヒツジ、ニワトリにブタ、ヤギなどがのんびりと草を食む中、時速60マイルで走り続けると道はやがて海に到達し、海岸沿いを走り始める。
ハマクアコーストといわれるハワイ島の北海岸である。風景はまた急激に変わり、島の東側とはまったく対照的な風景を見せ始める。強い日差しの下、緑の森の向こうにすいこまれそうな真っ青な海が広がったかと思うと、コーナーを一つ曲がっただけで薄暗い熱帯雨林の切り通しになり、空からは大粒の雨が叩きつけるように降り始める。渓谷の尾根を結ぶ高い橋を渡っていると、大粒の雨は止み、再び強烈な太陽が照りつけはじめる。色とりどりの花を付けた樹木はいっそう鮮やかな色を発散し、わずかに空けたウィンドウの隙間からは花の香りが入り込んでくる。
空港から約150kmほどの道のりであるが、変化に富んだ自然と気候は長いフライトで疲れた旅行者をも楽しませてくれる。程無くして、HILO CITY LIMITSの標識が現れ、ヒロの街に近づいたことを教えてくれる。
午後遅い時間のヒロの街は暗く沈んでいた。ホテルからダウンタウンまでは、歩いて5分ほどの距離だが、すれ違う人もいない。時がくればオープンするのかどうかも判らない商店やオフィスの閉ざされたドアが続く。住人たちは気配を消してしまったかのような静けさだ。出歩くのを危ぶんでしまう雰囲気さえある。
頭の芯は重く、背中はこわばり、だんだんと足取りも重くなる。自宅を出てから、このヒロの街まで、移動した距離と時間を考えると無理もない。重く垂れ下がるような雨雲は今にも降り出しそうな気配である。
ホテルで教えてもらった住所を探し、3ブロックほど行ったところで目的地を通り越してしまったことに気がつく。思っていたよりもずっと近くだったようだ。というよりはヒロの街が小さいのだ。1ブロック戻ったところに目的の店を見つけた。長旅の疲れを癒そうと教えてもらったのは、ロミロミマッサージの店であった。
ロミロミは普通のマッサージとは違い、施術する人の祈りから始まる。リンパの流れを促進し、マナを相手に注ぎ込むというスピリチュアルなマッサージである。ロミロミ(揉みこむこと)という名称であるが、日本のマッサージのように揉みこむのとは全く違う感触だ。
ろうそくに照らされた薄暗い部屋。低く流れる音楽。時差で眠気があるが、眠りには落ちない。身体の筋肉が果てしなく弛緩し、穏やかな気持ちが広がっていくが、逆に神経は研ぎ澄まされていくようだ。途中で降り始めた雨の音や低く流れる音楽が大きく耳に感じられるようになり、時間の感覚がゆがんでくる。
「これで終わりです。ありがとう」とささやくような声がした。身支度を整えて部屋から出なければいけないのだが、身体をうまく動かすことができない。魂だけが違う世界へ行ってしまったような気分だ。なんとか起き上がりよろよろと外へ出る。私たちがロミロミの予約をしているときに、マッサージが終わった男性が呆然とした表情で出てきたが、私もそれとまったく同じ表情をしていると女房が笑う。外へでると、日が沈んだ雨後の街は急に気温が下がり、上着が必要なほどだ。
ヒロの夜は不思議だ。人気の無い街は闇にさらに深く静かに沈みこみ、熱帯植物の森が存在感を示しはじめる。これまで聞いたことのない音程とリズム、奇妙なかん高い澄んだ鳴き声がジャングルの闇の中から響きはじめる。明るい満月の光に照らされたジャングルからあふれだす濃厚な香りは、豊かな土壌の印だ。開け放たれた窓からは、奇妙な鳴き声が涼しい風とともに流れ込み、いつのまにか快適な眠りへと引き込まれて行く。
ヒロに滞在している観光客のティピカルな観光先は火山かもしれない。キラウエア火山の見物は、19世紀の時代から観光スポットの一つであった。しかしその光景を実際に目にしてしまったなら、単なる観光という言葉を使うことはためらわれるに違いない。それはそこを訪れる人、全てにとっての特別な体験である。東へむかって移動する大陸プレートに乗って作られてきたハワイ諸島のパワーの源がここに存在している。ハワイ諸島の一番新しい島であるハワイ島の西の海底では、水面下900mのところまで、新しい島が隆起しつつある。
ヒロで二泊した私たちは、再びやってきた道を引き返し、コナの街へと向かった。
途中、ヒロのすぐ北、HWY19号沿いにあるHONOLI’I BEACHというポイントをチェックしてみる。静かなビーチパークを想像していたが、ビーチへ降りる坂道の路肩にはびっしりと車が停められ、クリスマスウェイブを楽しもうというロコたちで一杯である。なんとかスペースを見つけ車を停めて波をチェックする。小さな湾にはいくつかのピークがあり、ワイドな波がブレイクしているのが見える。この日のコンディションがどういう状況なのか、ふと立ち寄ってみただけの旅行者には判らない。もしかしたら、もう少し小さいときのほうが良い波のポイントなのかもしれない。
ボードはトランクのなかに入っているし、ショーツ一枚になれば入れる状況だったが、先へと進むことにする。
カイルア・コナはコナ空港から10マイルほど南にある街だ。北側から吹いてくるトレードウィンドは、マウナ・ロアやコハラの山々を登っていくうちに湿気を吐き出し、コナに乾いた風を送りこむ。吐き出された湿気は、ヒロ地区に雨をもたらし、雨の多いヒロと乾いたリゾート、カイルア・コナのイメージを作り出している。
島の北側を横断し、ワイメアの街と牧場を抜け、コナへ向けて再び溶岩ロードを走る。緑あふれるヒロサイド、地球上のパワーポイントの一つでもあるキラウエア火山、エベレストをはるかにしのぐ容積を持つマウナ・ロアの山。この島が持っている自然の多様性はいにしえから様々な神話を作り出してきた。そう、この島は火の神ペレが支配している島なのだ。火を吐き、怒り狂うペレが作り出した大地。人間の感覚を超えたスケールの自然に触れていると、神話に登場する神々の存在が身近になる。素直に自然を畏れる気持ちにさせられてしまう。私はいつのまにか、荒涼とした溶岩の大地を美しいと感じるようになっていた。
こんな感じです。
ハワイ島の飛行場は飛行機から滑走路に直接降りました。周囲は何も無く、見渡す限り真っ黒な溶岩。まさに荒涼という言葉がぴったりでした。そして、ヒロの最初の印象は、なんて寂しい雰囲気の街だろう…です。なんだかすごいところに来ちまったなあ…と思いました。
でも面白いもので、だんだんそれが良くなってきます。
「寂しいヒロの街」が「静かで趣きがあるヒロの街」に変わり、キラウエアを見たあとでは、真っ黒な溶岩の大地が神々しく見えるようになってしまいました。
カイルア・コナは島の西側にある海辺の小さなリゾートタウンです。
カイルアから少し南へ下れば、高原の涼しい気候になり、さらに南へ下ると砂漠を思わせる暑く乾いた気候に変わります。島の南端を回った先は火山です。火口跡、活動を続けている火口。流れ出した溶岩で覆われた土地は果てしなく、気が遠くなるような広さです。
古い写真のせいで、今日は脱線。
ああ、ハワイ島行きたいなあ。
ちなみに激安USビーフ(HAWAIIANビーフか…)、かなり旨いです。
パンクマウスパンツのページをいじっていたら、いつのまにか午後7時30分。今日は画像作業で燃え尽きました。
見た目は全く変わっていないのがミソですが(笑)、オーダーのときのパターン画像とカラー画像を新しく作りなおしました。見やすくなったと思います。
ひと月~ひと月半くらいで出来上がります。オーダーはお早めにどーぞ。大きな声では言えませんが、腰の後ろのタグ無しでも作れます。パンクマウスパンツ
5月に入ってからランニングの距離を伸ばして、10キロ以上走るようにしています。不思議とそっちの方が午後からの身体の疲労感が少ないんです。
そういうことってあるんでしょうか。
仕事前の時間なのでスピードをかせぎたいのでロードばかりです。トレイルはどうしてもスピードが落ちるので長い距離は時間切れになります。トレイルも走りたいので、うまく組み合わせてみようと思います。
前回の波乗りからちょっと間があいてしまいましたが、そんなことをやっているので身体の調子は悪くありません。
波は週明けでしょうか?最初はお手柔らかにお願いします。
このおっちゃん、かっこいい。私より8歳年上。もっと年取ったら(髪型は別にして)こんなサーファーになりたい。サンディエゴのローカルサーファーのジョン・ハーフィさんです。
ドレッドは20年以上伸ばし続けているそうです。
DESTINATIONのリーシュが入荷しました。品薄になってきたので補充です。台風も近づいてきていることですし…気分は太めです。
10’、8’、6’、数字はコードの長さ。波のサイズじゃありません。6フィートは足首用、ロングボード用は9フィートと10フィートのひざ下用です。
太さは波のサイズに合わせて、長さはボードのサイズに合わせますが、9フィートだからといって、9.6のロングボードでノーズに行けない…ということにはなりませんのでご安心ください。ハングテンしても大丈夫です。オルタナ系はほとんどが、6フィートでOKです。
普段のポイントがサイズアップしたときにはミディアムの太さで大丈夫です。それ以上の特別なコンディションにはBIG WAVE用の太いものになります。チャージする方、心配なので太めが欲しい方は相談してください(8’の長さのものはありますが、それ以上はお取寄せになります。)
リーシュは丈夫に作られていますが、切れないわけではありません。切れるときには切れます。経験された方は分かると思いますが引っ張られていた足がフッと軽くなる、あの感覚はイヤなものです。
万が一、切れたらどうするか?
泳いで帰るしかありません。
泳ぐといっても波が高い海面を泳ぐことになるので結構大変です。万が一のためにボディサーフィンを練習しておくと多いに役に立ちます。
安全なのは、波が崩れているところです。海面がスープで白くなっているところは沖へ向かうカレントは無いはずですから、波に巻かれながら岸へ押し戻してもらうと比較的早く戻ることができます。
うねりの向きや潮などのコンディションによって変わってくることもあるので、海に入る前、入ってからも海の様子に気を配るのは重要です。波に乗る以前に、海というフィールドに自分が入っていっているという意識を持つのが大事です。海は怖いところですから。
古くなったリーシュは切れていなくても、安全のため定期的に交換しましょう。
さて、気になる台風6号は風が合わないで抜けて行きそうな感じもします。いまのところは日本の南海上でカットバックしそうな7号のうねりの方が期待できるかもしれません。
お知らせ:5月9日(土)は都合によりお休みいたします。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。(ご来店の際は営業カレンダーをご確認ください。)
以前、川南活さんがTHE SHAPE ROOMというインスタレーションを行った千駄ヶ谷のスロープ・ギャラリーからメールが届きました。今日からこんな面白そうな企画展をやっているそうです。(THE SHAPE ROOM ご存知無い方は、過去ブログ1 過去ブログ2をご覧ください。もう5年も経つんですね~)
フランスのルーク・ローランさんというデザイナー、シェイパー、アーチストの作品展示だそうです。
いただいたメールをそのまま転載させていただきます。
Luc Rolland
BasQuing Japan Tour 2015
2015.5.8(FRI) -6.5(FRI)
スペインとフランスの国境をまたぐバスク地方。サン・セバスチャン、ビアリッツなどサーファーにとっても特別な場所と言えるでしょう。そのバスクよりアーティスト、ルーク・ローランが来日し、本日よりスロープギャラリーで展覧会が始まります。
ルークは1955年パリ郊外に生まれ、2才の時に移り住んだバスクに今日まで拠点を置いています。サーファーとしても長い経験があり、フランスにおけるサーフィン史ではファーストジェネレーション。同じ時代に彼のローカルポイント、ゲタリーには、あのミッキー・ドラがサーフィンを楽しんでいたそうです。
1980 年代に彫刻家として活躍していたルークの作品がファッションのメゾンとして有名なクレージュの目に留ります。プロダクトデザイナーとしてスカウトされたルークは、その後15年間クレージュの元で小さなアクセサリーから大きな車のデザインまで手がけました。
5年前にクレージュとの仕事を終え、今は再びアートの作品作りに向き合う日々。1本、1本、彫刻と同じ感覚で作り上げるサーフボードや独創的なニーボード、陶芸に加え、最近パッションを持って制作しているのがペインティングです。『ICE』 『Purple Rain』『Surf Sunset in Winter』などなど。どれも美しいです。
ルークの言葉で言うと作品は「自分の中で直感的にわき上がるインスピレーションそのもの。裸になってそれに従うだけ」。ほとばしるようなピュアな色彩や、流れるようなフォルム。バスクの美しい自然と洗練が生み出した作品の数々をぜひギャラリーでご覧ください。
これはちょっと見たいです。6月までやっているので時間を作って足を運んでみようと思います。
こんな動画がありました。波に乗っているのがご本人でしょうか。活さんもLET IT ROLLの中で乗っているギタリーです。
来週はうねりが入りそうです。こんな感じにゆったり波乗りできたら最高です。
以前、川南活さんがTHE SHAPE ROOMというインスタレーションを行った千駄ヶ谷のスロープ・ギャラリーからメールが届きました。今日からこんな面白そうな企画展をやっているそうです。(THE SHAPE ROOM ご存知無い方は、過去ブログ1 過去ブログ2をご覧ください。もう5年も経つんですね~)
フランスのルーク・ローランさんというデザイナー、シェイパー、アーチストの作品展示だそうです。
いただいたメールをそのまま転載させていただきます。
Luc Rolland
BasQuing Japan Tour 2015
2015.5.8(FRI) -6.5(FRI)
スペインとフランスの国境をまたぐバスク地方。サン・セバスチャン、ビアリッツなどサーファーにとっても特別な場所と言えるでしょう。そのバスクよりアーティスト、ルーク・ローランが来日し、本日よりスロープギャラリーで展覧会が始まります。
ルークは1955年パリ郊外に生まれ、2才の時に移り住んだバスクに今日まで拠点を置いています。サーファーとしても長い経験があり、フランスにおけるサーフィン史ではファーストジェネレーション。同じ時代に彼のローカルポイント、ゲタリーには、あのミッキー・ドラがサーフィンを楽しんでいたそうです。
1980 年代に彫刻家として活躍していたルークの作品がファッションのメゾンとして有名なクレージュの目に留ります。プロダクトデザイナーとしてスカウトされたルークは、その後15年間クレージュの元で小さなアクセサリーから大きな車のデザインまで手がけました。
5年前にクレージュとの仕事を終え、今は再びアートの作品作りに向き合う日々。1本、1本、彫刻と同じ感覚で作り上げるサーフボードや独創的なニーボード、陶芸に加え、最近パッションを持って制作しているのがペインティングです。『ICE』 『Purple Rain』『Surf Sunset in Winter』などなど。どれも美しいです。
ルークの言葉で言うと作品は「自分の中で直感的にわき上がるインスピレーションそのもの。裸になってそれに従うだけ」。ほとばしるようなピュアな色彩や、流れるようなフォルム。バスクの美しい自然と洗練が生み出した作品の数々をぜひギャラリーでご覧ください。
これはちょっと見たいです。6月までやっているので時間を作って足を運んでみようと思います。
こんな動画がありました。波に乗っているのがご本人でしょうか。活さんもLET IT ROLLの中で乗っているギタリーです。
5 vagues de Luc Rolland from Benitu vidéo on Vimeo.
来週はうねりが入りそうです。こんな感じにゆったり波乗りできたら最高です。
低価格ながら高級素材を使った着心地の良さから根強いファンが多い、STEAMERサーフスーツが素材をリニューアルしました。
新しい素材の名前は、DTラバー。新しい素材は裏地に、これまでワンランク上の素材だったエクスタジャージを使用しています。最近、ジャージのウェットがお気に入りの私に勧められてエクスタジャージのウェットを作った方はお分かりだと思いますが、動きやすく、肌触りが良く、脱ぐのが楽なエクスタジャージを裏地に使っています。
表のスキンは、表面がつるりとしていて光沢があるスムーススキン(フラットスキン)とつや消しのシルクスキンのふたつから選べます。
DTラバーのスポンジは、これまで使っていたネッスル素材と同様の伸縮性に軽量性を加えました。素材の伸縮性はそのままに、これまでよりも軽く、肌触りが良く、伸びるエクスタジャージを裏地に使ったラバーが新しい素材、DTラバーです。
素材の他に、上の画像のようにロングジョンをカラージャージで切り返しにしたり、ジャケットの袖にストライプを入れたり、オール3ミリのフルスーツを、よりパドルが楽なように身頃3ミリ、袖2ミリにするなど、生地の厚さもご希望によってカスタムメイドすることができます。オーダーの際にご相談ください。
ロゴマークを入れないというのもOKです。オールブラックのシンプルなウェットスーツ、人気です。
DTラバーを使用した、ロングジョンとジャケットのセットアップがフルオーダーで、50.000円以下で作れてしまうのはそうそう無いと思います。シッポ付きのビーバーテールもいいですよ。
STEAMERサーフスーツ ホームページチェックしてください。
TCSSアップしました~!
MENEHUNE BEACH STOREホームページ
ブギー完成しました。私のじゃありません。見たい、触りたいという方が多いので店頭ストックとして作りました。ショップに置いときますので、存分に眺めて触ってください。
もちろんその場でお持ち帰りもOKです。
ブギー、実際手にとってみると無骨なシェイプに思えるかもしれませんが、ここにたどり着くまでにずいぶん長い時間がかかっています。
ことの始まりは1972年。鎌倉にハワイのリノアベリラが持ち込んだツインフィッシュが原型になっています。
そのときに活さんが目撃したリノ・アベリラの超速サーフィンを、21世紀に入ってからのフィッシュリバイバルで蘇らせたのがBOOGIEです。
ブギーのプロトタイプは、2005年ごろから作り始めています。丸いノーズのKK FISHもブギーの開発段階からスピンアウトしてきたものです。完成までずいぶん長い時間がかかっているのです。
話すと長くなるので百聞は一見にしかずのこのロッカーとボリュームのバランス。他には無いブギーならではのものです。
レールはテールからノーズまでダウンレール。あんまり関係無さそうな、ノーズのレール形状も実は重要だということもテスト済みという研究熱心さです。
そしてフィン。かなり重要。
フィンのフォイル、アウトライン、取り付ける位置、角度。何度も試行錯誤を繰り返した結果のセッティングです。
これらが組み合わされてブギーの独特の感覚を生み出しています。話すと長いので、聞きたい人だけに店頭でたっぷりとお話しいたします。
理屈はいらねーから乗ってみたいという人も大歓迎。
見りゃわかると思いますが、パドル、テイクオフはとても速いです。
波をキャッチして走り出すと、重めに作ってあるので自然とスピードが付いてきます。ボトムに降りたところで、デッキを踏み込むと気持ちよーく加速してくれます。
ヒザくらいから楽しめますが、ムネカタくらいでショルダーが張った波を走らせると、皆さんの予想を超えるグライド感とレスポンスがあります。私も驚いた人のひとりです。
波がでかくて波数多いときには、沖へ出るチャネルが無いと大変ですが、アタマちょっとくらいの波なら問題なく楽しめます。
ライダーのMO3とお友達 on BOOGIE。いいですね~。
THE 日本海 from HULL STUBBY cyoku on Vimeo.
とにかくブギー、おもろいボードです。
ホームページアップしてますのでご覧ください。

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