MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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5’10”フィッシュ、クラシックログととりあえずは自分が次に乗りたいボードの仕込みは終わって、フィッシュは出来上がり待ち(おそらく来週か再来週には完成)でクラシックログは特注フォームの出来上がり待ちで、次の波もしばらく期待薄という状況なので、アタマは少し波乗りから離れています。

そんな今、夢中なのはこれです。波乗りばっかりじゃいけません。

歴史小説がお好きな方なら同感いただけるかもしれませんが、明治維新から太平洋戦争までの時代をテーマにした小説というのは本当に少ないと思います(いい本ご存知の方は教えてください)

田原総一郎がどういう人かはよく知りません。興味がある時代をテーマにしているので、まずは読んでみることにしましたが、これが面白い。

明治維新からどのように日本が帝国主義へ走り、最終的には破滅的な戦争へ突入していったのか、今の時代においてとても時事的なテーマだと思います。

これを始めに、この時代を題材にした本を片っ端から読んでみようと思います。色々な人の著書を読んでみれば、何か見えてくるんじゃないかと思います。

そして、夏目漱石。

歴史と文学ですっかり文藝部ですが、体育会系も忘れちゃいません。

ムラサキ色の足指はようやく治ってきたようで、ファイブフィンガーズを履いてもそれほど痛くなくなりました。

今朝はファイブフィンガーズで10キロほど走ってみましたが、フクラハギも戻ったみたいです。腰は姿勢に気をつけていたらイヤな感じは無くなりました。普段の姿勢は大事です。

本を読み、走って、体幹を強化しながら、次の波を待ちたいと思います。

時間はかかりましたが、カラダは出来てきて自分がやりたいと思っているサーフィンに近づくことが出来ていると思います。波乗りは死ぬまで続けていくつもりなのですが(笑)この辺でカラダをキープしつつ文藝部方面で新しいことをやってみたいという思いが強くなっています。

50の手習い、果たして何かできるのか?自分に期待です。

生徒じゃなくて50のおっさんでもいいでしょ、宮沢賢治さん。

生徒諸君に寄せる 宮沢賢治

中等学校生徒諸君
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
それは一つの送られた光線であり
決せられた南の風である

諸君はこの時代に強ひられ率いられて
奴隷のやうに忍従することを欲するか

今日の歴史や地史の資料からのみ論ずるならば
われらの祖先乃至はわれらに至るまで
すべての信仰や特性は
ただ誤解から生じたとさへ見へ
しかも科学はいまだに暗く
われらに自殺と自棄のみをしか保証せぬ

むしろ諸君よ
更にあらたな正しい時代をつくれ

諸君よ
紺いろの地平線が膨らみ高まるときに
諸君はその中に没することを欲するか
じつに諸君は此の地平線に於ける
あらゆる形の山嶽でなければならぬ

宙宇は絶えずわれらによって変化する
誰が誰よりどうだとか
誰の仕事がどうしたとか
そんなことを言ってゐるひまがあるか

新たな詩人よ
雲から光から嵐から
透明なエネルギーを得て
人と地球によるべき形を暗示せよ
 
新しい時代のコペルニクスよ
余りに重苦しい重力の法則から
この銀河系を解き放て

衝動のやうにさへ行われる
すべての農業労働を
冷く透明な解析によって
その藍いろの影といっしょに
舞踏の範囲にまで高めよ

新たな時代のマルクスよ
これらの盲目な衝動から動く世界を
素晴らしく美しい構成に変へよ

新しい時代のダーヴヰンよ
更に東洋風静観のキャレンジャーに載って
銀河系空間の外にも至り
透明に深く正しい地史と
増訂された生物学をわれらに示せ
おほよそ統計に従はば
諸君のなかには少なくとも千人の天才がなければならぬ
素質ある諸君はただにこれらを刻み出すべきである

潮や風……
あらゆる自然の力を用ひ尽くして
諸君は新たな自然を形成するのに努めねばならぬ

ああ諸君はいま
この颯爽たる諸君の未来圏から吹いて来る
透明な風を感じないのか


読んでいると、気持ちだけは30年前に戻れそうな気がします。






自分とは全くスタイルが違いますが、サーフスケーターあこがれます。



夏が来れば…思い出したくないのは去年のぎくり腰(っを抜くと、なんか面白い)なのですが、軽~く再発中です。火曜日に海の中でテイクオフのときに、あ、なんかヤバイと思う瞬間があったのですが、きっとあのときです。

去年は確かひと月くらい腰痛が続いたあと、8月に入ってぎくり腰が発症。ほぼ一週間寝たきりでした。夏になると腰痛になるのはどーして?

きつーい一発が来るか来ないかと戦々恐々としていますが、対処法がわかっているのでそれほど不安でもありません。

私の場合は、定期的に腰の後屈をする、椅子に座っているとき(今)の骨盤の傾き、物を持ち上げるとき腰をできるだけ曲げないという三つの点に気をつけていれば、自然と元に戻ります。

ランニングは平気だし、体幹トレーニングもできるので筋肉落とさずに治せると思います。波乗りしたいですが少し我慢です。去年みたいなのは嫌ですから。台風発生の予想はいつのまにか消えてしまって、波はしばらく無さそうなのでこの隙に治します。

それで、カテゴリーが「カラダのこと」ですので私のカラダを支えているものたちのことを少し。

基本的にご飯は玄米と雑穀。野菜たっぷりとお肉かお魚。弁当は豚肉のゴーヤチャンプルとうちの子トマト(これが旨い)


仙台、定義さんの三角あぶら揚げ。すっかり好物になってしまいました(カイワレの下です)それにカツオとタマネギときゅうりとトマトのサラダ。エスニックな味付けで、シャンツアイをたっぷり乗せてます。それに最近我が家でブームのしりしり大根サラダ。大根すごい食べてます。


You are what you eat. カラダの基本は食べ物です。



まだ一週間先ですが、来週には次の台風ができそうです。この予想だと、木曜くらいからうねりが入りはじめて、週末は本格的な台風スウェルになりそうです。

昨日は、朝の6時ちょっと前に海に着きました。途中の道のりはいつもよりクルマが少なくて、のんびりスムースに走ってこられたのですが、海岸線に出たら雰囲気が一変しました。

Uターンしようとしてバックで出てくる車、歩道に半分乗り上げて停車している車、駐車場の入り口には空き待ちの車列が…(待ってても当分空かないんじゃないかと思います)

海岸沿いの道路の異様な熱気に、それまでのんびり気分で走ってきたのが、急に目が覚めました。隣のビーチに差し掛かってさらにびっくり。凄い数の人が海に浮いてます。朝の6時に突然お祭りが始まったような気がしました。

当然のごとく、自分の車を止めるスペースもありません。人も車も満杯で、波乗りできそうにないから私は遠慮して、もう帰ろうかなあ~と海岸線を右往左往していたら、運よく空いたスペースを見つけて車を停めることができました。

さらに運が良いことに、ムネ・カタくらいでしたがパワーを感じる波で、波の取り合いも無く自分のペースでじっくり楽しむことができました。

インサイドに見えているビーチではたくさんの人がサーフィンを楽しんでいましたが、こんなことが起きていたとニュースで見て驚きました。言われてみれば、救急車のサイレンが聞こえてきたのを思い出しました。

サーフボードに衝突 サーフィン中の33歳女性が重体 神奈川・鎌倉
2014.7.8 17:43
 8日午前7時50分ごろ、神奈川県鎌倉市の材木座海岸沖で、サーフィンをしていた同県茅ケ崎市南湖の美容師の女性(33)が、スタンドアップパドルサーフィン中の鎌倉市の40代の男性のサーフボードと衝突。女性は頭を強く打ち、病院に搬送されたが意識不明の重体という。

 県警鎌倉署によると、女性は事故当時、ボードに腹ばいになり、水をかくパドリングをしていた。男性は「サーフィンをしていて、気が付いたら女性がいた」と話しているといい、同署で事故原因を調べている。
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140708/dst14070817430022-n1.htm

悲しい事故です。なんとか元気になって欲しいと心から思います。


写真は今年の3月。昨日、今日と同じくらいのうねりが来た日です。この日は、昨日は全く近づけなかったポイントで静かに波乗りすることができました。

台風のときにはいつもと違う波が来るし、気温も海水も暖かくて、いやが上にも気持ちは盛り上がります。

でも、まずは落ち着いて、セットが見えたら一呼吸置いて、回りを確認してパドルを始めましょう。SUPはでかくて硬いです。人にぶつけたらどうなるか分かると思います。SUPだけではありません。いつもとは違う波です。リーシュは切れます。ボードは折れます。むしろ切れる、折れることを前提に海に入るべきです(リーシュは太くて新しいものを)

波が良いからと疲れきってしまうまで波乗りを続けていたら、最後の1本でボードを失ってしまうかもしれません(経験者です)カレントはいつもより強いです。無事に陸まで戻るための体力も残しておかなければいけません。

台風の海に入る前、沖にセットが見えたとき、自分の呼吸と鼓動を確かめてみてください。落ち着くことができます。

それからパドル開始です。落ち着かなければ少し待ちましょう(とりあえず行っちゃう、という手もありますが…)自分が今乗っているボードをその波できちんとコントロールする自信が無ければ岸へ戻りましょう。

これからの台風シーズン、安全に楽しみましょう。
ひとりのおっさんサーファーの願いです。



風がオフに回る予報だったので海へ行ってきました。七里ガ浜は予想どおりワイド。真っ直ぐの南うねりです。


そのまま素通りして、もう少し奥にあるリーフへ向かいます。

途中のビーチは大賑わい。夏ですね。


冬の間、南岸低気圧が抜けたあとの大きなうねりを何度も楽しんだ静かなポイントへ…

と思ったら駐車場はすでに満車。静かなはずの海にたくさんの人。あまちゃんな私でした。


さて、これじゃ波乗りするところが無いぞ…ともう一度七里ガ浜へ。

やっぱりワイドで滑れそうなフェイスは無し。


稲村の駐車場も満杯。なんだか人だらけでもう帰ろうかなーともういちど逗子方面へ。右往左往とはこのことです。

さてどうしようと海岸線を走っていたら、ここが目に入りました。掘れたレフトの波で人は4人くらい。

なんとか1台分の駐車スペースを見つけてクルマを滑り込ませました。

力がありそうな波で、最後にパフッとエアを出しています。

コンパクトな波でレフトブレイク。最近、シングルフィンのバックサイドにいまいち自信をなくしているので二ーボードでやってみることにしました。

不慣れなポイントなので最初はショルダーに座って人が乗るを観察。急に棚になっているのか、沖からくるうねりが急にポコッと立ち上がって崩れる速い波。ニーボードにぴったりです。

慣らしながら、何本か乗っているといつのまにかポイントは二人。

右往左往したあげくに入ったポイントでしたが、静かな波乗りを楽しめました。インサイドは浅くて調子に乗って走りすぎて岩で腕を擦りむきました。

十分楽しんで上がるとやっぱり静かな海でした。もうすっかり夏ですね。


今度はこの先のポイントへ行ってみましょうか。


台風はかなりの勢力で沖縄を通過中です。このあとは九州へ上陸して、本州を縦断していく予想です。長崎の実家へ電話をしたら、いざというときには近くの小学校へ避難すると言ってました。


私たちを楽しませてくれる波を作り出す台風ですが、どうか大きな被害が出ませんように。



パークスニーボードのユーズドが入荷しました。

こんなことができるハイパフォーマンスニーボードです。


長さは5’7” 詳しくはホームページのユーズドボードのコーナーをご覧ください。
FIN
昨日の続きで、KK B-52のフィンを考えています。BOXフィンではなくて、グラスオンなので出来上がってしまったら簡単には変えられません。

クリステンソンのC-HAGは、取り回しが軽いクラシックロングボードのコンセプトで乗っているつもりなので、このボードはそれとは反対の性格にしたいと思っています(C-HAGもそのうちフィンを替えて乗ってみたいと思います。いまはグリノウフィンです。)

MODEL 1964なんて言っておりますが、実際その時代のロングボードはどんなフィンを使っていたんでしょうね?

ヴィンテージボードの本を見ていると、64年までのボードにはだいたいDフィンタイプのフィンがグラスオンされているように思います。レイクフィンがついているボードは65年以降のようです。

フィンの歴史も調べてみると面白いと思います。

話は戻って、このボードはあえて扱いが大変なログにしてしまうつもりなので、大きなDフィンを作ってみるとにします。

クラシックなフィンにはクラシックなフィンのアウトラインでしょう、ということでヴェルジーさんのDフィンとダ・キャットタイプのフィンをテンプレットにして曲線を組み合わせてみます。


それで出来たのがこんなフィン。

いい感じですが、修正の余地ありそう。

まずは、後ろへの傾きをちょっといじってみます。

あまり後ろへ傾けると、テールからはみ出して余計に動かなさそう 笑。ここを傾けていくと最初のヴェルジーさんのDフィンに近くなってしまうので、ここは結局触らないことにしました。

ちょっと洗練された(?)感じのような気がして、前方のラインを少しだけ膨らませて少し野暮ったく…なるかな?


切り抜いてみました。

いいんじゃないでしょうか?デコボコしてますが、アウトラインは職人さんが実際に作るとき、きれいにやってくれるので大丈夫です。

高さ8.75インチ ベース10.25インチくらいです。結構でかいです。とりあえずこれで、ということにしておきます。グラスオンするとベースにロービングが付くので見た目のイメージは若干変わります。昨日のブログのフィンコラージュのどれに似ているか探してみてください。

フィンも本体のピグメントカラーに合わせて、ピグメントカラーで作ってもらうつもりです。

うーん、もう少し前を膨らますか…?

すいません、勝手にモデル作ってます、私。でもマザーアウトラインはクラシックロングのB-52です。これをベースにクラシックなログを作ろうとたくらんでいます。

1964は特に意味ありません。クラシックなイメージをかもし出しつつ、私が生まれた年ということでそんな型番にしてみました 笑。

1965年くらいから、ノーズライダーと銘打ったモデルが登場してきているので「それよりも前」という意味でもあります。

こんなイメージ。サイズは、9’6” x 22”1/2~3/4 x 3”プラス。

ボトムはノーズコンケーブ無しのゆるいラウンドボトム。レールは50/50。昔のレールは丸くてボリュームがありますが、その通りにすると扱いが大変(コシも大変)になるので調整してもらいます。

ロッカーはかなりフラットなものをチョイス。そして高密度発泡の重たいフォームです。

カラーはこんな感じにピグメントでかっちり固めようと思っています。写真はホビーのイースターエッグ。上の絵はこないだ作ったB-52の写真をトレースしたのですが、なんか似てます。


フィンはもちろんグラスオン。どれにする…?



やっぱり、Dフィンですか。

ピヴォットや今風の細長いフィンに比べると、Dフィンは格段にボードが動かなくなります。カットバックでボードの向きを180度変えるのは至難のワザです。

わざわざそんなの選ばなくてもと思うかもしれませんが、Dフィンでできる動きの範囲で、波を乗り継いでみたいと思ってます。昔ならでかいDフィンでも頑張っちゃってたかもしれませんが、出来ることをして波を楽しめばいいと思うように変わってきました。

要は一週間前に海の中で借りた、でかいDフィンのログがかなり面白かったということです。

先週のブログより。



途中で知り合いが乗っていた、10フィートのPIGに乗らせてもらいました。でっかいDフィンがついた本物のログです。

全然、動かない 笑。

1本乗って「これじゃあ、面白くないじゃん」と思いましたが、最初に書いた「ロングボードでしかできない動き」というのを思い出して、「ロングボード」を「そのボード」に置き換えてみたら、楽しみ方に気が付きました。

C-HAGのようなカットバックができなければ、ストールすればいいんです。波が崩れているすぐ前。ショートボードで言えばボードを縦に上げていってリップする位置(かな?)。そこへ、この丸太を持っていって、ストールさせながら波の力と身体を使って岸の方向へとボードのノーズを向けます。

そのままボトムまで小さなフェイスを降りて、しっかりと後ろ足のヒザを落としてボトムターン。

すっかり楽しいじゃないですか、丸太。

C-HAGとログで同じ動きはできません。無理にさせようとすると、私の場合はぎっくり腰再発です。同じにできなくても、C-HAGとは違う楽しみ方があります。

10フィートは腰に応えるので、もう少しボリュームダウンしたDフィンのログが欲しくなってしまいました。次のロングボードで考えてみようと思います。



昨日はカツさんと、このロングボードをばっちり打ち合わせしてきました。いいボードができそうです。うん、波乗り楽しくなってきました。きっと歳とったおかげです 笑。

B-52 1964はフォームの出来上がりを待って製作スタートです。

クラシックなロングボード、カスタムOKです。ストリンガーやフォームの発泡からご相談に乗ります。フォームからの注文の場合は三ヶ月ほど余分に時間がかかりますが、どうせ作るなら時間がかかっても自分が欲しいと思ったものを作るべきです。

さて台風8号。どうでしょう。これは月曜の朝3時の予想。前線など他の要素はまだ分かりません。
 

歯医者の予約は次の週へ変更 笑。道具の準備は出来ています。自分ができそうなところを選んで入ってみようと思っています。

無茶は絶対にダメですが、普段とは違うこのときしか無い波です。コンディションをよく見極めて、楽しみましょう。





月曜くらいからうねりは入り始めるのか?梅雨だけに前線も気になりますが、引き続きチェックしていきます。

台風はやっぱりドキドキします。皆さん、しばらく落ち着きませんね。



昨日ブログを書いていて、そういえば昔のNALUでトリムの特集があったよなあと思い出して本棚を見てみたら、ありました。

1999年10月発売のNALUです。表紙はスキップ・フライ。ZEROウェットスーツのスプリングをご着用されています。(ちょっと太字で宣伝ですが、ZEROウェットスーツは、今月からオーダー料無料でお作りしています。)

99年というともう15年前。この頃はまだ私は会社勤めをしておりました。乗っていたボードは、BINGのノーズライダー、JACOBS 422、ハンク・バイザックのステップ・デッキ、CONのスーパーアグリー、確かこんな感じだったと思います。平日サーフィンに加えて、年に二回の長期休暇で、ハワイかカリフォルニアへのトリップを楽しみに働いていた普通のサーフィン好きな35歳。まさかこの二年後に会社辞めるなんて考えてもいなかったと思います。

思わず昔話になってしまいましたがNALU、改めて読み返すと面白いです。ロングボードリバイバル最盛期の勢いみたいなものを感じます。

考えてみると面白いものです。

ロングボードで波乗りを始めて、それからボードが短くなってロングボードはご無沙汰になり、今またロングボードの面白さを見直してきています。一人で60年代からの歴史を再現しているみたいです(80年、90年代のショートボードは飛ばしてますけど)

考えるにあの頃、パフォーマンスタイプのロングボードではなく、シングルフィン、フラットでソフトレール、重めのロングボードを好んで乗っていて知らずのうちにトリムというものをやっていた(らしい)おかげで、今また自分の中でロングボードがリバイバルしてきているのだと思います。

トリムするという意識は、オルタナティブ系のボードにはあまり無かったものです。だから今また昔やっていたロングボードのトリムが面白く感じています。短いボードにハマッていたから、ロングボードの面白さに改めて気が付くことができたのです。

トリムサーフィンのためのログがまた欲しくなってきている今日このごろです。

NALU 1999 №18より

今のプログレッシブ(ロング)ボードはあまりトリムを必要としていない。なぜならテールの1点に立ってボードを進ませることができるから。でも僕のボードはそうはいかない。前にステップしてトリムを決めてノーズライドするとか、テールでトリムしてスピードをキープしていったり…。
タイラー・ハジーキアン

大げさなマニューバをしなくたって、微妙な波の動きをとらえながら、スピードを出して何度もトリムを繰り返す。ロングボードの醍醐味だ。
ジミー・ガンボア

トリミングやノーズライドは背筋を伸ばしてやるのがクール。
デヴォン・ハワード

トリミングスポットにボードがロックされたからといって、すぐにノーズに行ってしまってはつまらない。トリミング・ポジションに入ったときが、そのサーファーにスタイルがあるかどうかが見極められる瞬間なんだ。
昨日のブログでの動画の通りのお言葉は ロバート ’ウィングナット’ ウィーバー

ショートボードをやっていたせいで、ロングボードをはじめたばかりの頃は、リッピングやフローターばかりやっていた。かっこいいつもりだったんだけど、後でビデオで見てがっかりした。背中を丸めてライディングしている姿は最悪だった。それで、ボードの上にまっすぐ立てるトリムを研究しはじめたんだ。
ディノ・ミランダ

トリムは僕のサーフィンのベースかな。
ジョエル・チューダー

パーフェクトにトリムをしているときは本当に何もしなくていい。
スキップ・フライ


などなどの金のお言葉。ロングボードはノーズが全てではないのです。そして、短いボードに行っちゃった元ロングボーダーさん、こんな視点からまたロングボードも見直してください。面白いですよ。



NALUの中にはこんな懐かしい広告が…。

このプロダクツも私に会社を辞める気にさせたひとつかな。ディーラー インクアイアリー ウェルカムなんて書いてあるから…笑。


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