MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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風がオフに回る予報だったので海へ行ってきました。七里ガ浜は予想どおりワイド。真っ直ぐの南うねりです。


そのまま素通りして、もう少し奥にあるリーフへ向かいます。

途中のビーチは大賑わい。夏ですね。


冬の間、南岸低気圧が抜けたあとの大きなうねりを何度も楽しんだ静かなポイントへ…

と思ったら駐車場はすでに満車。静かなはずの海にたくさんの人。あまちゃんな私でした。


さて、これじゃ波乗りするところが無いぞ…ともう一度七里ガ浜へ。

やっぱりワイドで滑れそうなフェイスは無し。


稲村の駐車場も満杯。なんだか人だらけでもう帰ろうかなーともういちど逗子方面へ。右往左往とはこのことです。

さてどうしようと海岸線を走っていたら、ここが目に入りました。掘れたレフトの波で人は4人くらい。

なんとか1台分の駐車スペースを見つけてクルマを滑り込ませました。

力がありそうな波で、最後にパフッとエアを出しています。

コンパクトな波でレフトブレイク。最近、シングルフィンのバックサイドにいまいち自信をなくしているので二ーボードでやってみることにしました。

不慣れなポイントなので最初はショルダーに座って人が乗るを観察。急に棚になっているのか、沖からくるうねりが急にポコッと立ち上がって崩れる速い波。ニーボードにぴったりです。

慣らしながら、何本か乗っているといつのまにかポイントは二人。

右往左往したあげくに入ったポイントでしたが、静かな波乗りを楽しめました。インサイドは浅くて調子に乗って走りすぎて岩で腕を擦りむきました。

十分楽しんで上がるとやっぱり静かな海でした。もうすっかり夏ですね。


今度はこの先のポイントへ行ってみましょうか。


台風はかなりの勢力で沖縄を通過中です。このあとは九州へ上陸して、本州を縦断していく予想です。長崎の実家へ電話をしたら、いざというときには近くの小学校へ避難すると言ってました。


私たちを楽しませてくれる波を作り出す台風ですが、どうか大きな被害が出ませんように。



パークスニーボードのユーズドが入荷しました。

こんなことができるハイパフォーマンスニーボードです。


長さは5’7” 詳しくはホームページのユーズドボードのコーナーをご覧ください。
FIN
昨日の続きで、KK B-52のフィンを考えています。BOXフィンではなくて、グラスオンなので出来上がってしまったら簡単には変えられません。

クリステンソンのC-HAGは、取り回しが軽いクラシックロングボードのコンセプトで乗っているつもりなので、このボードはそれとは反対の性格にしたいと思っています(C-HAGもそのうちフィンを替えて乗ってみたいと思います。いまはグリノウフィンです。)

MODEL 1964なんて言っておりますが、実際その時代のロングボードはどんなフィンを使っていたんでしょうね?

ヴィンテージボードの本を見ていると、64年までのボードにはだいたいDフィンタイプのフィンがグラスオンされているように思います。レイクフィンがついているボードは65年以降のようです。

フィンの歴史も調べてみると面白いと思います。

話は戻って、このボードはあえて扱いが大変なログにしてしまうつもりなので、大きなDフィンを作ってみるとにします。

クラシックなフィンにはクラシックなフィンのアウトラインでしょう、ということでヴェルジーさんのDフィンとダ・キャットタイプのフィンをテンプレットにして曲線を組み合わせてみます。


それで出来たのがこんなフィン。

いい感じですが、修正の余地ありそう。

まずは、後ろへの傾きをちょっといじってみます。

あまり後ろへ傾けると、テールからはみ出して余計に動かなさそう 笑。ここを傾けていくと最初のヴェルジーさんのDフィンに近くなってしまうので、ここは結局触らないことにしました。

ちょっと洗練された(?)感じのような気がして、前方のラインを少しだけ膨らませて少し野暮ったく…なるかな?


切り抜いてみました。

いいんじゃないでしょうか?デコボコしてますが、アウトラインは職人さんが実際に作るとき、きれいにやってくれるので大丈夫です。

高さ8.75インチ ベース10.25インチくらいです。結構でかいです。とりあえずこれで、ということにしておきます。グラスオンするとベースにロービングが付くので見た目のイメージは若干変わります。昨日のブログのフィンコラージュのどれに似ているか探してみてください。

フィンも本体のピグメントカラーに合わせて、ピグメントカラーで作ってもらうつもりです。

うーん、もう少し前を膨らますか…?

すいません、勝手にモデル作ってます、私。でもマザーアウトラインはクラシックロングのB-52です。これをベースにクラシックなログを作ろうとたくらんでいます。

1964は特に意味ありません。クラシックなイメージをかもし出しつつ、私が生まれた年ということでそんな型番にしてみました 笑。

1965年くらいから、ノーズライダーと銘打ったモデルが登場してきているので「それよりも前」という意味でもあります。

こんなイメージ。サイズは、9’6” x 22”1/2~3/4 x 3”プラス。

ボトムはノーズコンケーブ無しのゆるいラウンドボトム。レールは50/50。昔のレールは丸くてボリュームがありますが、その通りにすると扱いが大変(コシも大変)になるので調整してもらいます。

ロッカーはかなりフラットなものをチョイス。そして高密度発泡の重たいフォームです。

カラーはこんな感じにピグメントでかっちり固めようと思っています。写真はホビーのイースターエッグ。上の絵はこないだ作ったB-52の写真をトレースしたのですが、なんか似てます。


フィンはもちろんグラスオン。どれにする…?



やっぱり、Dフィンですか。

ピヴォットや今風の細長いフィンに比べると、Dフィンは格段にボードが動かなくなります。カットバックでボードの向きを180度変えるのは至難のワザです。

わざわざそんなの選ばなくてもと思うかもしれませんが、Dフィンでできる動きの範囲で、波を乗り継いでみたいと思ってます。昔ならでかいDフィンでも頑張っちゃってたかもしれませんが、出来ることをして波を楽しめばいいと思うように変わってきました。

要は一週間前に海の中で借りた、でかいDフィンのログがかなり面白かったということです。

先週のブログより。



途中で知り合いが乗っていた、10フィートのPIGに乗らせてもらいました。でっかいDフィンがついた本物のログです。

全然、動かない 笑。

1本乗って「これじゃあ、面白くないじゃん」と思いましたが、最初に書いた「ロングボードでしかできない動き」というのを思い出して、「ロングボード」を「そのボード」に置き換えてみたら、楽しみ方に気が付きました。

C-HAGのようなカットバックができなければ、ストールすればいいんです。波が崩れているすぐ前。ショートボードで言えばボードを縦に上げていってリップする位置(かな?)。そこへ、この丸太を持っていって、ストールさせながら波の力と身体を使って岸の方向へとボードのノーズを向けます。

そのままボトムまで小さなフェイスを降りて、しっかりと後ろ足のヒザを落としてボトムターン。

すっかり楽しいじゃないですか、丸太。

C-HAGとログで同じ動きはできません。無理にさせようとすると、私の場合はぎっくり腰再発です。同じにできなくても、C-HAGとは違う楽しみ方があります。

10フィートは腰に応えるので、もう少しボリュームダウンしたDフィンのログが欲しくなってしまいました。次のロングボードで考えてみようと思います。



昨日はカツさんと、このロングボードをばっちり打ち合わせしてきました。いいボードができそうです。うん、波乗り楽しくなってきました。きっと歳とったおかげです 笑。

B-52 1964はフォームの出来上がりを待って製作スタートです。

クラシックなロングボード、カスタムOKです。ストリンガーやフォームの発泡からご相談に乗ります。フォームからの注文の場合は三ヶ月ほど余分に時間がかかりますが、どうせ作るなら時間がかかっても自分が欲しいと思ったものを作るべきです。

さて台風8号。どうでしょう。これは月曜の朝3時の予想。前線など他の要素はまだ分かりません。
 

歯医者の予約は次の週へ変更 笑。道具の準備は出来ています。自分ができそうなところを選んで入ってみようと思っています。

無茶は絶対にダメですが、普段とは違うこのときしか無い波です。コンディションをよく見極めて、楽しみましょう。





月曜くらいからうねりは入り始めるのか?梅雨だけに前線も気になりますが、引き続きチェックしていきます。

台風はやっぱりドキドキします。皆さん、しばらく落ち着きませんね。



昨日ブログを書いていて、そういえば昔のNALUでトリムの特集があったよなあと思い出して本棚を見てみたら、ありました。

1999年10月発売のNALUです。表紙はスキップ・フライ。ZEROウェットスーツのスプリングをご着用されています。(ちょっと太字で宣伝ですが、ZEROウェットスーツは、今月からオーダー料無料でお作りしています。)

99年というともう15年前。この頃はまだ私は会社勤めをしておりました。乗っていたボードは、BINGのノーズライダー、JACOBS 422、ハンク・バイザックのステップ・デッキ、CONのスーパーアグリー、確かこんな感じだったと思います。平日サーフィンに加えて、年に二回の長期休暇で、ハワイかカリフォルニアへのトリップを楽しみに働いていた普通のサーフィン好きな35歳。まさかこの二年後に会社辞めるなんて考えてもいなかったと思います。

思わず昔話になってしまいましたがNALU、改めて読み返すと面白いです。ロングボードリバイバル最盛期の勢いみたいなものを感じます。

考えてみると面白いものです。

ロングボードで波乗りを始めて、それからボードが短くなってロングボードはご無沙汰になり、今またロングボードの面白さを見直してきています。一人で60年代からの歴史を再現しているみたいです(80年、90年代のショートボードは飛ばしてますけど)

考えるにあの頃、パフォーマンスタイプのロングボードではなく、シングルフィン、フラットでソフトレール、重めのロングボードを好んで乗っていて知らずのうちにトリムというものをやっていた(らしい)おかげで、今また自分の中でロングボードがリバイバルしてきているのだと思います。

トリムするという意識は、オルタナティブ系のボードにはあまり無かったものです。だから今また昔やっていたロングボードのトリムが面白く感じています。短いボードにハマッていたから、ロングボードの面白さに改めて気が付くことができたのです。

トリムサーフィンのためのログがまた欲しくなってきている今日このごろです。

NALU 1999 №18より

今のプログレッシブ(ロング)ボードはあまりトリムを必要としていない。なぜならテールの1点に立ってボードを進ませることができるから。でも僕のボードはそうはいかない。前にステップしてトリムを決めてノーズライドするとか、テールでトリムしてスピードをキープしていったり…。
タイラー・ハジーキアン

大げさなマニューバをしなくたって、微妙な波の動きをとらえながら、スピードを出して何度もトリムを繰り返す。ロングボードの醍醐味だ。
ジミー・ガンボア

トリミングやノーズライドは背筋を伸ばしてやるのがクール。
デヴォン・ハワード

トリミングスポットにボードがロックされたからといって、すぐにノーズに行ってしまってはつまらない。トリミング・ポジションに入ったときが、そのサーファーにスタイルがあるかどうかが見極められる瞬間なんだ。
昨日のブログでの動画の通りのお言葉は ロバート ’ウィングナット’ ウィーバー

ショートボードをやっていたせいで、ロングボードをはじめたばかりの頃は、リッピングやフローターばかりやっていた。かっこいいつもりだったんだけど、後でビデオで見てがっかりした。背中を丸めてライディングしている姿は最悪だった。それで、ボードの上にまっすぐ立てるトリムを研究しはじめたんだ。
ディノ・ミランダ

トリムは僕のサーフィンのベースかな。
ジョエル・チューダー

パーフェクトにトリムをしているときは本当に何もしなくていい。
スキップ・フライ


などなどの金のお言葉。ロングボードはノーズが全てではないのです。そして、短いボードに行っちゃった元ロングボーダーさん、こんな視点からまたロングボードも見直してください。面白いですよ。



NALUの中にはこんな懐かしい広告が…。

このプロダクツも私に会社を辞める気にさせたひとつかな。ディーラー インクアイアリー ウェルカムなんて書いてあるから…笑。


トリム…ああ、書いてしまいました。禁断のワード。これほど文章にするのが難しいサーフィン用語は他にないかもしれません。けれどもこれを理解していないと、ロングボードではただ長いサーフボードに乗っている人になってしまう危険性があります。

機会があるごとに考えて、少しずつ核心に迫っていければと思います。

それではトリムって何でしょう。…とタイプしていて、たった今思いついたことがあります。トリムの新しい解釈かもしれません。忘れないうちに書いてみることにします。

今思いついたこと、それは写真です。

ロングボードの時代、リロイ・グラニスやロン・ストナー、も少し古いところではドク・ボールらが撮った写真を思い浮かべてください。50~60年代を彩った名サーファーたちが、かっこいいポーズを決めた瞬間をタイミング良く切り取っていると思います。

それぞれのサーファーのスタイルが出ていて、そのポーズだけで誰なのか分かってしまいます。

これ、トリムの瞬間じゃないでしょうか?…というのが今思いついたことです。

トリムというのは、ボードをコントロールする技術のひとつです。コントロールと言っても派手なターンではありません。

長くて重たいロングボードは放っておいても波を滑ります。それを細かくコントロールして波に合わせます。重たくて長いがゆえに、体重を微妙に前後へ移動したり、レールを入れたり抜いたりしながら、自分が波の一番いい位置にくるように調節します。それがトリムです。

この映像を見てください。トリムと言えばスキップ・フライでしょ、と思ったアナタはその通りですが、ウィングナットも実にスムースできれいなトリムをします。見ていて惚れ惚れしてしまいます。ショートボードのサーフィンを一番違う点でもあります。

一見すると、動きはボトムターンとカットバックだけのように見えます。でも良く見ると体重を後ろへかけたり、半歩前へ出たり、ちょこんとレールを入れてみたり(1:15)とボードがスムースに滑るようトリムしています。波のトップに上がって、身体の力を抜いてボードの後方へ棒立ちっぽくなっている(1:58~)のもトリムです。

それらをひとつひとつ注意して見ていると、トリムをしている瞬間にそのサーファーのスタイルが出ているように思いました。そして、フォトグラファーはその瞬間を狙う…。

30分前の思いつきですが、そんなに的外れでもないんじゃないかと思います。

さて、ここからはオマケ。今日気が付いたちょっとしたギモンがあります。

これです。ジョン・セバーソンが撮影した写真で、タイトルはSTANDING ISLAND PULLOUT、スタンディング・アイランド・プルアウトです。

アイランド・プルアウトって、掘れた波のフェイスを走っていて、波の上に逃げるプルアウトができないからフェイスにむかって突っ込んで、波の向こう側へ抜けるテクニックだと思ってました。

日本語でアイランド・プルアウトと検索するとそのように出てきます。でも英語で検索してみると、ほとんど引っかかってくるものがありません。

引っかかっるのは、サーフィン大百科のサイトのアイランド・プルアウトくらい。

しかもそれによると、アイランド・プルアウトとは「ロングボードだけ」のテクニックで、それほど大きくない掘れた波で、ボードの前方に座り込んでノーズを沈めて、波の力でテールを岸へ向けながら、波の下をくぐりぬけること、とあります。

確かにブルース・ブラウンの映画を見ていると、アイランド・プルアウト!とナレーションが入って、その動きをするシーンが何度も出てきます。上のジョン・セバーソンの写真は、それを立ったままやろうとしているので、スタンディング~になっています。

アイランド・プルアウトはドルフィン・スルーと同じで、日本だけで使われていることなんでしょうか?英語の検索では引っかからないということは、英語では使う人がいないということなのか?

まあ、どうでもいいんですが疑問があるとどうもスッキリしない性質なのです。英語圏にお住まいの方か、英語に詳しい方、どなたか教えてください。


さて、明日から7月。夏本番が近づいてきます。気が付けば、今月は定休の日を除けば皆勤賞でブログ更新しているじゃないですか。来週の月曜か火曜あたりには台風のウネリが届く「かも」しれない予想になっているし、夏にむかって盛り上がって行きたいと思っております。

これからもよろしくお願いします。



サーフショップのオヤジが、文学好きでもいいでしょってことでたまには読書の話をしてみたいと思いますが、そんなん興味ねえよ、という人は飛ばして昨日のハーバーVEEボトムの続きを見てくださいませ。

今読んでいるのはコレ。夏目漱石の「それから」

ここ数年は歴史小説にはまっていたのですが、本屋でなんとなく手にとって文字を追ったら読んでみたくなった夏目漱石の「坑夫」。読み終わったら他の作品も読みたくなり、蘆美人草、三四郎と読んで今はこの「それから」です。

本は小さな子供の頃から大好きでした。思い出せば、中学二年生の夏(1978)。九州の片田舎に住んでいた私のまわりにやってきたスケートボードという遊び。欲しくて欲しくて、親にねだってやっとお金をもらったものの、なぜだかそのお金で新潮文庫だか角川文庫だかの日本文学全集全50冊を通販で買ってしまった私でした(親はそっちの方が喜びましたが…)

おかげでスケートボードで遊ぶはずの中二の夏休みは引きこもって読書…。

歴史小説は史実に基づいて、そこから歴史上の人物の人間像を作り出して物語にしている点が面白く、立場や解釈の違いによって様々な見方ができるところが興味をさらに深くしてくれます。

くらべて、夏目漱石のような文学はほぼ作者の創作なので最近は興味を失っていました。加えて、文体が難しい。なのでとりあえずは読書力が上がるかと頑張って読んでいたら、面白いじゃないですか(当たり前じゃ)

創作ではありますが、書かれた時代の雰囲気が伝わってきます。例えば、三四郎は日露戦争直後の時代に書かれた小説です。戦争に勝って、自国の独立を勝ち取った喜びがあるかと思えばそういう訳でもない。その後の日本がたどる道を予言するような一節もあります。

そんなことを想像しながら読んでいると、登場人物に血肉が通ってきます。知らない場所、知らない時代への想像が大きく広がります。

人間、生きてせいぜい80年です。経験できることはわずかなものです。けれども、本の中にはたくさんの人生や経験が詰まっています。想像の力次第で、何百年、何千年もの経験をすることができるのです。

中二の夏、本ではなくスケートを選んでいたら何か変わっていたのか?

まあ、骨折の経験がひとつ増えてたくらいでたいして変わりはしてないでしょうね。


さて、ここからはサーフボードのお話。昨日のハーバーのVEEボトムの続きです。どんなボードなのかチェックしてみましょう。

サイズは、6’10” x 22” x 3”1/4。

どうもちゃんと乗れるかどうか自信がいまいちなので、リーシュを付けられるようにEZプラグを貼り付けました。

まずは、レール。ノーズからずっと60/40くらいのソフトレール。


テール近くです。テールにかけて薄くなっていきますが、基本的なレールの形は同じ。エッジはありません。エッジはダウンレールとペアですから、もう少し後の時代になるんでしょう。


そしてボトム。ノーズ近辺です。


センターあたり。かなりコンベックスが強いですが、まだこれくらいで驚いてはいけません。


テール…強烈です。


ロッカーはほぼフラット。強いVEEが入っているのでレールラインのロッカーは強くなっています。

これはちょっと想像つきません。

思わずEZプラグ貼り付けてしまったの分かるでしょ。

これがフィンBOXです。前と後ろのネジでフィンを固定するようになっております。


デッキパッチはハート型。この時代のボードは遊びゴコロがあって楽しいです。


ニーパドルしろ、ということのようです。





先日のこと。ロングボードで波乗りをしていたら、二人組みの大学生くらいの男子がパドルアウトしてきた。一見して、初心者とわかるパドリング。乗っているボードは、どこで手に入れてきたのか二人とも古い茶色く変色したシングルフィン。

「お、いい板で始めたね~」と思いながら見ていると、10分もたたずに寒い寒いといって、上がってしまった。

他のポイントへパドルで移動して3時間ほどたっぷり波乗りしたあと、またパドルで最初のポイントへ戻っていくと、太陽が出て気温が上がって入れたのか、まだその二人が海に浮かんでいた。

「波、乗れた?」と声をかけると「はい!」とこちらを向いて元気な返事。

彼の顔から古いシングルフィンに視線を落とそうとしてあるものが目に入り、思わず大笑い。

裸の上半身、丸いバンソウコウが両方の乳首にぴっちりと貼り付けられてニプレス状態…彼いわく「乳首が死ぬほど痛くて痛くてー、痛くなんないっすか?」

「Tシャツでも着てれば、まだ痛くないよ」と言うと、「え?サーフィンって裸でやるもんじゃないんですか?」って。


たっぷり波乗りして満足した後にさらに楽しくなってしまいました。たぶん彼らは気温が上がってきて、トランクスで入れるようになったので、あれからまた入ったのでしょう。

でもワックスで擦れて乳首が痛くて、さてどうしようか?と考えた末にコンビニへ行って(ポイントのすぐ前にセブンイレブンがあるのです)バンソウコウ買って、貼り付けて、これで大丈夫!と波乗りをやっていたんだと思います。

そんなことを想像していると、波乗りを始めたばかりの頃の気分を思い出してなんだか懐かしい気持ちになってしまいました。

彼らがこれから波乗りを始め、続けて何年か経ったとき、そう言えば最初に入ったときさあー、乳首が痛くて痛くてバンソウコウ貼って、と仲間と話して大笑いするに違いありません。

思い出すとちょっと恥ずかしくて、どこか懐かしい昔話になるに違いありません。

彼らのことを思い出して、自分は何かやらかさなかったっけ?と昔を思い出している土曜の午後です。

ちなみに彼らが使っていた古いシングルフィンのボードは、近所にサーフショップがあったので、波乗りやりたいんですけどーと行ってみたら貸してくれたボードだそうです。

いいショップです。

サーフィンスクールへ行って、手取り足取り教えてもらうのもいいと思いますが、ボードとリーシュを渡されて、さあ!やってきなさーい!と言われて「え?どうすればいいの?」というところから始めるのも正しい波乗りの始め方だと思います。

波乗りってそんなもんだと思います。


話は変わって、E-BAYで見つけたWAVE SETのフィン、届きました。ベースのプレートの前と後ろに穴があいていて、そこでボルトでフィンボックスに固定する仕組みです。


さっそく取り付けてみるとぴったりです。



HARBOUR RAPIRE VEEボトム、手に入れて15年目にしてやっと海水に浸けてあげられます。

50/50レールにボトムはドームから強VEE。さて乗れるのか?




昨日のサーフィン。ボードはC-HAG 9’6”、大潮の引きに合わせて割れてきたヒザ、モモくらいの緩い波でしたが、結果的にはたっぷり4時間も楽しんできました。

フロントサイドのカットバックを繰り返してやりたかったので、ちょい西側のポイントまでパドルで移動。日差しと適度に冷たい水が気持ちいいです。

到着したポイントは予想どおりチャネルへ向かって小さな波が崩れていました。

トロリとした波の斜面にボードを合わせ、最小限の体重移動で波を滑り降りると、エッジの感覚が無いソフトレールのボードは気持ちよくスライドしてくれます。

ボトムターンはひざを曲げず、モモから身体を前に突き出すようにして丹田に力を入れ、身体を後ろを反らしてレールを入れます。

レギュラーはチャネルへ向かってショルダーがなくなる波なので、ボードを波のトップへ上げながらカットバックします。ステップテールのラウンドピンとグリノウフィンの組み合わせでボードは軽く反応してくれます。

ボードはカール方向へ向きを変えて、スープの下にリエントリーできますが、レールをきっちり入れてのカットバックはクラシックなロングボードではなかなか難しいです。

ロングボードに乗ったときにはロングボードでしかできない動きを楽しみます(これ大事です)

例えば、11フィートのグライダーでよくやっていたガニマタトリム。ガニマタで乗るわけじゃ、ありませんが岸側の足の裏の外側に体重を乗せていくと、自然とヒザが曲がって外側へ開くような体勢になります。ちょっとガニマタっぽくなって、GLASS LOVEだったか、スキップさんがやっていたのを見て、かっけーと思って真似しています。

パラレルスタンスでもガニマタトリム使えます。波の高い位置でボードの向きを変える、地味ですがロングボードらしい身体の使い方のひとつだと思います。

ロングボードらしい乗り方、他にもたくさんあるのです。

途中で知り合いが乗っていた、10フィートのPIGに乗らせてもらいました。でっかいDフィンがついた本物のログです。

全然、動かない 笑。

1本乗って「これじゃあ、面白くないじゃん」と思いましたが、最初に書いた「ロングボードでしかできない動き」というのを思い出して、「ロングボード」を「そのボード」に置き換えてみたら、楽しみ方に気が付きました。

C-HAGのようなカットバックができなければ、ストールすればいいんです。波が崩れているすぐ前。ショートボードで言えばボードを縦に上げていってリップする位置(かな?)。そこへ、この丸太を持っていって、ストールさせながら波の力と身体を使って岸の方向へとボードのノーズを向けます。

そのままボトムまで小さなフェイスを降りて、しっかりと後ろ足のヒザを落としてボトムターン。

すっかり楽しいじゃないですか、丸太。

C-HAGとログで同じ動きはできません。無理にさせようとすると、私の場合はぎっくり腰再発です。同じにできなくても、C-HAGとは違う楽しみ方があります。

10フィートは腰に応えるので、もう少しボリュームダウンしたDフィンのログが欲しくなってしまいました。次のロングボードで考えてみようと思います。

そんなこんなで、ちょっとだけ入水のつもりが4時間も入っていました。楽しい波乗りでした。

楽しんだあとはシェイプルームへ、YUKARIさんのMINIシングル、シェイプスタートです。

来週にはシェイプの完成写真送れると思います。お楽しみに!

それから業務連絡です。ライトブルーティントのB-52にお乗りのKさん、このフィンはどうですか?10”のプリモフィンです。B-52でばっちり使えます。


SURFING HOLLOW DAYSのフルムービー、YOU TUBEにありました。フィル・エドワースほぼ主演です。ファンはぜひ!

ますますログが欲しくなる映像です。




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