MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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昨日、アンドリュー・キッドマンのLOST IN THE ETHERと一緒にポストに入っていたサーファージャーナル 2011年度の第一号です。


サーファー・ジャーナルはロゴデザインや装丁がリニューアルされて、内容も充実しています。他にもありますが、今回個人的に一番興味深い記事はスティーブ・リズの記事。いわずと知れたニーボーダーでフィッシュの生みの親です。リズフィッシュを始めてスタンディングで滑った、ジェフ・チンさんも登場しています。ニーロの記事、あとでじっくり読んでみたいと思います。

このサーファー・ジャーナルの新しい装丁、70年代にスティーブ・ぺズマンが編集長を務めていたころのサーファーマガジンから毎年発刊されていた一年間の写真を集めたPHOTO YEAR BOOKの表紙みたいなデザインです。クラシックでいい感じです。

LOST IN THE ETHERは昨夜じっくりと鑑賞いたしました。興味深い映像ばかりで久々にストークしてしまいました。クラシックな見慣れたフッテージはいくつか挿入されていますが、すべて新しい映像で構成されています。マイケル・ピーターソンのスタビーを分析するシーンは、そこまで見せてくれるの?!という感じで大興奮 笑。付属のブックレットを読むとますます興味深いです。MPスタビーに乗るアンドリュー本人のシーンもクールですよ(個人的には一番好きなパートか)

そのほかにもGLASS LOVEのときに取り扱っていたマイケル・マッキーのサイドカットフィッシュとフレックステールが再登場。マイケル・マッキー、サーフィンすごい上手いです。GLASS LOVEで赤いサイドカットフィッシュで登場した、ガース・ディケンソンも登場しますが、自分がシェイプしているボードだけに彼よりかっこよく乗っていました。サイドカットフィッシュ、オーダー&お買い上げいただいたみなさま、乗ってますか?見るとまた乗りたくなる映像です。

フィッシュのフィンマンで有名なラリー・ゲファートの他に、フィッツジェラルドファミリー、SAGE JOSKE、サイモン・アンダーソン、スキップ・フライなどたくさんのサーファーとさまざまなボード(初期のハルシェイプのホワイト・カイトも登場。あんなに詳細に映像が出たのはおそらく初めてでしょう。思わず映像を止めて見ちゃいました)が登場します。

最後はドリームボードのシーンでエンディング。6チャネルを入れたミニシモンズです。


GLASS LOVEから久しぶりのニューリリースです。あのときのアンドリュー・キッドマン熱、ぶり返しますよ。欲しい方はアンドリュー・キッドマンのホームページからお申し込みください。


今晩もう一回見ます。

寒い季節の楽しみは、冷たく透き通った空気とこの空の色。寒いのはどうしようもない、だから楽しまなくちゃね。伊豆大島がくっきりと水平線に浮かび上がっています。


朝焼けを見ながら着替えます。朝焼けの美しさもこの季節ならでは。気温は午前6時でマイナス1℃。

朝焼けの弱い光にぼんやりと照らされた富士山と伊豆半島は桃色に染まってます。


波はコシくらい。

まずは、5.10のクリステンソンのフィッシュで入りました。それから久々登場のカツさんの9フィートボンザー。相変わらずよく走ります。

冬は装備が重たいし、寒さで身体の動きが鈍くなるので少し浮力に余裕があるボードの方がいいかもです。

とりあえずドライスーツのおかげで寒さは感じずに波乗りできました。身体が濡れていないと、ぜんぜん着替えが寒くないのに驚きです。

カツカワミナミサーフボードのキャスパー二台。


リペアマンBIRDSのジョージくん。


波はそんなに良くなかったですが、楽しんで町田へ戻ってきました。明日もロングボードで少しできそうな感じです。明日はランニングにしようかな?

ポストにアンドリュー・キッドマンから新しいDVDが届いていました。

本にはなんとマイケル・ピーターソンがモーニング・オブ・ジ・アースのキラのシーンで乗っていたスタビー、1970年にMP自身がシェイプしたスタビーのプランシェイプが載っていました。静波のジャックさんで見せていただいたレプリカモデルと同じ、これを見ると何年か前にハルを作り始めたころの疑問が氷解します。

DVDは自宅へ帰って今夜のお楽しみです。
ある農学校で暮らしている柔らかな舌を持ち人間の言葉を流暢に話す豚。自分の身体が白金に例えられたのを耳にして、自分の体重を白金に換算するとどのくらいの価値があるのかをすぐに計算できる豚のお話。

平和に暮らしていた豚はある日、家畜撲殺同意調印法という法律に従って死亡承諾書になかば強引に同意させられてしまいます。自分の運命を計りかねて嘆き悲しむ豚は食欲を失いますが、痩せることを許されずに強制的に飼料を食べさせられ肥らされます。

悲しみと恐怖で苦悩の生活を送っていた豚は「たまには散歩でもどうですか?」と誘いだされ、歩いている最中に突然鉄槌で頭をくだかれて殺されてしまいます。そして小刀で八つに分解された身体が雪の中に一晩漬けられるところで物語が終わる「フランドン農学校の豚」というお話。


それから、知的障害を持っているために、いつも子供たちにばかにされている虔十(けんじゅう)という名の男のお話。

虔十はある日、自分の家の裏の野原に杉の苗700本を植えたいと両親にお願いをします。その場所はどうやっても木が育つような場所ではなかったのですが、父親は息子の初めての願い事に彼の言うことを聞いて杉の苗を買って与えます。

回りの住民からは「そんな土の良くないところに植えても育つはずが無い」と馬鹿にされますが、虔十は喜んで苗の世話をします。

5年経っても相変わらず丈が伸びない杉の苗に、村人たちは虔十のことをやはり馬鹿だ馬鹿だと笑い者にするのです。

けれども、丈が伸びなくても丁寧に枝打ちされた杉の苗の林は隣接する小学校の子供たちの格好の遊び場所になり、毎日毎日子供たちが集まる場所になっていきます。

虔十は子供の遊び場になったのを喜びながら、苗を植えた5年目の秋にチフスに罹って死んでしまいます。

それから20年の年月が経って、村にはたくさんの建物や工場ができ発展しいつのまにか大きな街になってしまいましたが虔十が植えた杉の林だけはそのまま残りました。

子供たちはその間も変わらず背丈が伸びない杉の林の木々の間で遊びまわっていたのです。

ある日その村から出てアメリカの偉い博士になった人物が里帰りしてきます。村はすっかり様変わりして住む人も変わり、昔のおもかげは全く残っていません。

そんな中でただ一つだけ昔のまま変わらずに残っていた場所は虔十が植えた背が伸びない杉の林だけだったのです。そこでは相変わらず子供たちが遊んでいました。偉い博士は自分が子供のころに遊んでいたのと同じ光景を見てとても驚き、喜びます。

そして知的障害から、子供心に馬鹿にしていた虔十のおかげで自分たちの遊び場があったことを知り、彼のおかげで今の自分があることに気が付きます。そしてこんな言葉を口にするのです。「ああ、全くだれがかしこくだれがかしこくないかはわかりません…」

そしてかつてこの林で遊び、いまは立派な大人になった人たちからたくさんお金が集まり、その林は虔十公園林と名づけられ保存されることになったのです。

このお話は「虔十公園林」という短編。お話した二つの物語は、読みでは私と二文字違いの宮沢賢治の作品です。

子供の頃、10代の頃、何度となく読んだ宮沢賢治ですが改めて読み返してみると、40代後半に入った今の自分の心が一番強く共鳴しているようです。二つのお話には思わず泣いてしまいました。

宮沢賢治が書いた物語を読んでいると、美しく豊かでそして厳しい自然の中に自分も溶け込んでいくような気持ちにさせられます。エコロジーや自然環境ということも含めて、人が幸せに暮らしていくことはどういうことであるのかと自然のうちに考え理解することができるのではないかと思います。

どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんもふきとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう

宮沢賢治 風の又三郎


みなさんも読んでみてください。新編 風の又三郎

さて、寒そうですが明日は朝から出かけてみまひょうか。
HOW TO テクニック的なことをご説明する能力はほとんどと言ってないのですが、ふと「最初にウォーキングができたときってどんな感じだったろう?」などと考えていたら、今日のブログのタイトルになってしまいました。

波乗りを始めたばかりのときに使っていたボードは、8フィートと9フィートの長さのロングボードでした。スープに押されてすごい勢いで水面をボードが滑るのが面白くて、何度も何度も繰り返し遊んでいました。

当然、ボードの上を歩くなんていうレベルではありません。でもボードの上を歩きたい、波の上を歩いてみたい、という気持ちはたくさんありました。

だって、波乗りをやろうと思ってショートではなくロングボードをチョイスした理由の一つがボードの上を歩くスタイルがカッコイイ、という理由だったからです。

うねりから滑り出してボードの上に立って、波のフェイスを上下しながらなんとか横に走れるようになっても、足をデッキから離すなんていうことは想像もできませんでした。

きっと体中にガチガチに力が入っていたんでしょうね。歩こうとしただけでひっくりかえるし、トリミングなんていう感覚も知らないからやみくもに歩こうとしていただけだったと思います。

そうやってひっくりかえっているうちに、波とボードの位置関係に合わせ、立つ位置を移動した方がボードがよりスムースに進むということを発見しました。

ポジションの移動はすり足で。でもトリミングの発見です。ポジションを移動するためのテクニックがウォーキングなんだ、と気が付いてきます。

いろんな動きを少しずつ覚え始めて、ボードの上で身体の力を抜いてリラックスさせることができるようになった頃、ようやく一歩を踏み出せました。

でも戻れない 笑。後ろへ歩いて元の位置に戻れないので、元に戻るのは相変わらず「すり足」です。

でも足をクロスさせて前に出ることができたのがとても嬉しかった。

ただそれだけのお話でした。

鎌倉のKさんのおくさまのMINIのオーダー完了しました。変更点、すべて確認済みです。カラーもばっちりご希望通りに出来上がりますので楽しみにお待ちください。

カラーやラミネートの指定ばかりでなく、ボードを体格に合わせられるのもカスタムシェイプならでは。波乗りの楽しさ、絶対に広がります。

来週にはシェイプ画像お送りします。2月下旬までには完成する予定です。

カツさんはニューテンプレットを作成中。


どんなアウトラインが出来上がるのでしょう。

私のKK FISHももうすぐラミネートが出来上がるようです。パステルっぽいカラーにしてみましたが、どんな感じに出来上がってくるのか楽しみです。来週にはご紹介できるとおもいます。

カツさんのシェイプルームがある、スタンダードプラス社ではいろんなボードを作っています。

3フィートくらいしかなさそうな小さな小さなボード。これからラミネートされますが、海ではなく雪山を滑るボードです。雪板です。


シェイプルームの後は、午後の引き潮を狙って波乗りしてきました。午前中通りかかった鎌倉のビーチではコシくらいの波が沖からきれいに割れていました。地形良さそうです。でもサーファーはゼロ。もったいない!

私はいつものトールゲートポイントへ。

CCスライダーで入水。小波最高です、このボード。


今日もドライスーツで入りましたが、こういうときには最高です。だって身体濡れないんです。濡れてないから着替えも全然寒くありません。寒い日でもちょっと入ってこようっていう気にさせてくれます。

冬の日は短いので、小一時間で撤収。スーツにも慣れたし、楽しめました。

オマケです。牛のお肉を大量に煮込んで作ったポトフの最後は、スープと残りのお肉を利用して、つけ麺を作ってみました。地元産の冬キャベツもスープにつけて食べましたが甘くて美味でした。


それではまた明日!

正月に箱根駅伝を見ていると、中継地点で次のランナーに襷(たすき)を渡した選手が、自分がいままで走ってきたコースへ向き直って一礼をしている姿を幾度となく見ることができました。

陸上だけでなくスポーツ選手が自分のフィールド、柔道、剣道の道場に入るとき、野球やサッカー、ラグビーなどの競技場に入るとき、そして試合や練習を終えて出て行く際に道場、競技場に向かって一礼をしている姿はそれほど珍しい光景ではないと思います。

スポーツに精神性を求め、それを行う場所に対して神聖さを感じる日本人ならではの行為ではないかと思います。

先日、波が少し上がったときに海でも同じ光景をみかけました。海から砂浜へ上がってきたサーファーが波打ち際でサーフボードを抱え、海の方向に向かうと一礼して駐車場へ続く階段を登って行ったのです。

きっと(私と違って)謙虚で礼儀正しい人なのだと思いました。波乗りができる「うねり」を岸まで送り届け、自分をそれに乗せてくれた海に対する感謝の気持ちの表れをそのサーファーの行為から感じたのは私の勝手ですが、間違えてはいないと思います(海に感謝していないサーファーなんているはずないですから)

そんな謙虚な気持ちで波乗りしている彼はきっとサーフィンがじょうずに違いないと思います。始めたばかりの初心者だったとしても、そんな気持ちで海と向き合っていればきっとどんどん上手になっていくことでしょう。

サーファーにとっての海、マラソンのコース、柔道場、競技場に向かって頭を下げることは自分自身に対する礼でもあると思います。その場が自分自身を高めてくれる場所であるという意味です。

だから謙虚で素直な気持ちで頭を下げる。私たち日本人が普段から行っている何気ない動作ですが、素晴らしいことだと思いませんか?


沖合いの西風はそれほど強く吹いていないのか、明日の波は微妙な雰囲気。寒くてテンションも下がり気味ですが、こんな曲を聴いて気持ちを盛り上げてます。


海へ行く用事はあるので、とりあえず明日はCCスライダーを乗せて行ってみることにします。

昨日は久しぶりに港北のIKEAに行ってきました。IKEA名物、肉団子。赤いワインは私のじゃありません。私はミルクのフォームがあふれているカプチーノ。寝室に敷くラグとこまごまとしたものを購入してきました。

そして今日。昨日少しあった波も無くなってしまったので、木曜の定休日に期待しつつ軽くランニングしてから薪割りと薪棚の整理。午後は役所へ行って事務仕事をこなしてただいま一休み中。

左が先月拾ってきて今日割った薪、右側が二年物の薪です。

色が全然違います。薪ストーブで燃やす薪は最低でも一年間は乾燥させないとうまく燃えてくれません。乾燥していないと燃えても温度が上がらず煤ばかりたくさん出たりします。本当は夏を二度過ごさせて乾燥させるのが理想的です。

そろそろ来シーズン用の薪のことを考えなくちゃいけません。

波は明後日に期待しましょう。

寒い夜にはストーブの上でじっくり煮込んだポトフ。身体の中から温まります。

グラム80円のオージービーフの肩ロースを1キロとニンニク、しょうが、セロリ、タマネギ、月桂樹の葉と一緒に煮込みました。ベースを作っておいてジャガイモとにんじんは食べる分量だけ食べる直前に入れて火を通します。塩だけのシンプル味付けで幸せな気持ちになる煮込み料理です。飽きてきたらカレールーを入れてカレーにしちゃっても美味しそうです。

付け合せは温野菜サラダ。生の葉っぱのサラダが大好きですが生野菜は身体を冷やすので冬場は冬の野菜に火を通して温野菜サラダで食べるのが最近のマイブームです。フライパンにオーリブオイルとニンニク入れて火にかけて香りを出して好きな野菜を入れます。野菜にざっと火が通ってきたらクリームチーズをいれて溶かしながら混ぜ合わせて出来上がり。

上で使っている野菜はカリフラワーにほうれん草、芽キャベツ。簡単うまいです。お試しください。ポトフもサラダもお酒飲む方ならワインにばっちりです。

タイトルはこれ。今年の年賀状のグッドデザイン賞。うさぎが秀逸です。どうもありがとうございます。

逗子の海でお会いしましょう!

ホームページアップしました。CREAMの新品新古ボードとフリーマーケットのコーナーアップしましたのでご覧ください。

明日、明後日はお休みいただきます。(ブログはアップ予定です)

それではまた!

昨年末にメールをもらっていて、オーダーしようしようとずっと思っていた、アンドリューキッドマンの新しいDVD「Lost in the Ether」をオーダーいたしました。遅くなってごめんなさい、アンドリューさま。

Lost in the Etherのトレイラー。内容は100ページの写真集と60分の映像DVDのセットです。

Lost in the Ether from Andrew Kidman on Vimeo.


トレイラーの中でアンドリュー本人が乗っているシングルフィンは、フィッシュ・フライのときに静波のジャック・オーシャンスポーツさんでCHOさんに見せていただいたアンドリューシェイプのシングルフィンとたぶん同じボードです。

マイケル・ピーターソンの有名なキラのシーンで使っていたあのボードのレプリカです。滑らかに滑ってますね。

Lost in the Ether、欲しい方はアンドリュー・キッドマンのサイトから買えます。価格は送料込みで、93オーストラリアドル(¥8.000くらい)です。国内での販売があるかどうかはいまのところ不明です。1000部限定で、サイトからのみの販売と書いてあったのでもしかすると直販しかないかもです。

上のサイトでインターナショナル$93を選択して、CLICK TO BUYをクリックすれば、お支払いはPAY PALを通して簡単決済です。

クレジットカード情報が心配な人は、買い物の後にクレジットカードの情報だけ削除しておけばいいと思います。(私はそうしてます。)PAY PALサイトは日本語なのでよく読んで挑戦してみてください。PAY PALは外国のネットショップでの買い物やE-BAYのお支払いで10年以上使っています。決して怪しいサイトではありませんがあくまでも自己責任でやってください(輸入代行等はやっておりませんのであらかじめご了承ください)

到着が楽しみです。


話は変わって、ロングボードの新古ボードが入荷しました。ロビー・キーガルのCREAM、新品未使用ボードです。

詳しいことはまた後ほどお知らせします。かっこいいカラーリングです。
昨日の波はすっかり無くなってしまったようです。寒さもいよいよといった感じで本格的になってきました。波乗りしたい気持ちと暖かい布団から抜け出したくない気持ちがバトルを繰り広げる季節になって参りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今日は波乗りしたい気持ちに加勢してくれる(かもしれない)「冬の波乗りの味方」をご紹介してみたいと思います。

それはドライスーツです。

昨日初めてドライスーツを着て波乗りしてみました。

昨年、寒さが身体にこたえたせいか腰を痛くしてしまった(最近、再発したやつです)ので作ってみました。

ドライスーツは、AXXE CLASSICの3.5mmジャージ、裏起毛なし、フードなしバージョンです。


インナーには古いヒートテックのアンダーを上下に着て、靴下を履いてみました。

着るのは簡単です。バックジップのウェットよりも簡単だと思います。でも、靴下を履いてウェット(じゃなくてドライ)を着るのはなんとなく変な感じです。

身頃の生地の余裕はそれほど多くないので、ダブつかず普通な感じに着ることができます。大げさな感じにはなりません。

背中のジッパーは通りかかった知り合いに閉めてもらいました。

防水ジッパーはこんな感じです。

開閉はスムースで柔らかく、しっかり閉めるともう水は入ってこなくなります。

海へ入ってまずは浅瀬でウェットの中の空気を抜く作業をするのですが、昨日はインサイドでとてもそんなことができるコンディションではなさそうな感じだったので、とりあえず先に波を越えて沖へ。

ドルフィンは浮力で沈みにくいものの、アタマオーバーのセットを潜り抜けて沖へ出ることができました。スープに何度もアタマから突っ込みましたが首からも袖口からも水は入ってきません。気になったのは、空気を抜いていないので途中、ブーツがずれて足から脱げそうになったこと。これは空気抜きの技術をマスターすれば解決できます。やっぱり最初にどこかで空気を抜くべきですね。

沖でセットがこないのを見計らってスーツ内部の空気を抜きます。海に肩まで入って首に隙間を作ってあげるとウェットの中の空気がフウッと抜けてスーツが身体に密着してきます。水の圧力で布団圧縮袋みたいな感じでギューっときます。

首に隙間を作った拍子に水がちょっと流れ込みました。でも、もうブーツはズレません。

縫い目はすべてシールしてあるのでまだ全く水は入ってきていません。


背中のファスナーも思っていたよりもパドルの邪魔にはなりません。動きやすいです。

セットが来たのでパドルしてテイクオフしょうとしたものの、今年初めてのブーツがひっかかってものの見事に波のトップから落っこちました。

水の中で数回転。息を止めて様子をみますが水が入ってくる感じは全くありません。スーツの浮力を頼りに浮かび上がるとセットの次の波が…もう一発波に身体をまかせて巻かれてみましたが水は入ってきません。

手首の防水にリストバンドをしたほうがいいのかと思っていましたが、このくらい(アタマちょっと)の波なら問題なさそうです。ずっと入っているとヒジのあたりになんとなく濡れたような感じがしてくるくらいでした。もっと寒いところの方や防水性を高めたい方はリストバンドで締めればいいと思います。

手首は二重になっています。グローブをするときにはこの二枚の生地のあいだにグローブを挟みます。

首からの浸水はほとんど感じません。折り返しネックは圧迫感も無くてセミドライよりも快適です。

セミドライのオプションで折り返しの防水ネックというのがありますが、首を締め付けられるのが嫌な人にはいいのかもしれません。

ドライスーツの着用感に慣れてしまえばあとはセミドライのウェットと変わりはありません。カレントの中でずいぶん長い時間パドルしましたが、腕の動きも楽でした。

日の出から正午近くまで入っていましたが、3.5mmの裏起毛無しジャージで全然寒くありません(人が言うような、汗をかくようなことはありませんでした)。ひとつだけ感じたのは背中のジッパー部分の冷たさ。おそらくジッパーのパーツが熱橋になってスーツ外部の冷たさを伝えてしまうみたいです。その部分だけひんやりした肌触りがしました。インナーに着るもので解決できると思いますが他の部分がそれだけ暖かい証拠とも言えそうです。

海から上がっての着替えですが、これが一番快適らくちんでした。身体がほとんど濡れていないので寒くないのです。水を浴びて髪の毛をゆすいでジッパーを開けてさっと脱いで服着て完了です。

脱いでみると、上半身に着ていたTシャツが少しだけ濡れていました。途中どうしてもスーツに空気が入ってきてしまうので何度か空気抜きをするのですが、そのときに首から流れ込んだ海水で濡れたのがほとんどだと思います。

ドライスーツ、どんな人にオススメか考えてみました。

1.寒がりの人:真冬でもウェットで寒くないという人にはもちろん不要です。5/3mmのきちんと採寸したセミドライでも寒いと思う人は考えてみていいと思います。

2.身体のどこかに不安がある人:私です。昨年は一冬ずっと寒い思いをしていたら春直前に腰にきました。年末からまた再発していたのですが、昨日の波乗りは関係なかったように、今日は快方へ向かっています。

3.冬の波乗りをより快適にしたい人:決して安いお買い物ではありませんが、快適さを求める方にはオススメです。

最後にトイレの問題です。お分かりだと思いますがドライスーツはウェットスーツのようにどうしても我慢できなくて海の中でウェット着たまま…なんてことをすると大変なことになります。

私は子供のころから世界で一番トイレが近い男だという自信ありますが、朝から意識して水分を減らしていたら大丈夫でした。利尿作用があるコーヒーやお茶は我慢です。夏じゃないので水分はそれほどたくさん取る必要もありません。私が大丈夫なら大抵の人は大丈夫なはずです。万一どうしても行きたくなってもそれほど大変じゃありませんので慌てず早めに対処すれば大丈夫です。

これで今年は無事に冬を越せそうです。

ドライスーツは、AIDENTIFYAXXE CLASSICでお作りすることができます。AIDENTIFYはドライスーツが必需品の北国がホームポイントです。AXXE CLASSICも北国のライダーからのフィードバックをもとに研究を重ねていますので、どちらも自信を持っておすすめできます。
追加です:AIDENTIFYウェットスーツは(セミドライも含めて)現在納期10日ほどで出来上がります。まだまだ間に合います。
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