MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お休みをいただいて、北海道へ行ってきました。北海道は今回で二度目。最初に行ったのは20年近く昔です。バブルの泡がまだ弾けきらない時代、アルファリゾートトマムへスキー&スノーボードに行ったのが初めての北海道でした。
今回の目的地は日本の最北端近くにある島、利尻島と礼文島です。沖縄と九州という南のDNAを受け継いでいる私にとっては、冷たい海と雪の世界のイメージです。
羽田から飛行機に乗り北海道に到着。飛行機はドラエモンのどこでもドアみたい。速すぎて移動の実感は沸いてきませんが、バスの車窓を流れるこんな景色を眺めていると、ようやく北海道にきたという実感が沸いてきます。
空港からツアーバスに揺られ揺られて、太陽がすっかり沈んだころに島へ渡る船が出る港町、稚内へ到着しました。北海道の広さを実感。
島へ渡るのは翌朝一番のフェリーです。
長距離の移動で疲れた身体を十分に休める時間もなくまだ薄暗い朝、眠い目をこすりながらフェリー乗り場へと向かいます。厚く重く垂れ込めた雲。海から吹いてくる冷たい強い風。荒れる海は暗く、北の海の雰囲気たっぷりにフェリーは港を離れました。
船はローリングが強く、立っているのも大変です。東京湾フェリーだったら欠航していそうな揺れですが、こちらでは全然珍しくないみたい。
船酔いするかと思いましたが平気で、揺れにも慣れてきたので外のデッキに出てしぶきをかぶっていると、風はだんだんと収まり空を覆っていた厚い雲の間から日が差し始めました。天気予報は強風雨のち晴れ。
二時間後、礼文島の揺れない地面を踏んだときには雲はなくなり、すっかりいい天気で暖かくなっていました。
礼文島の第一印象は、当たり前ですが「北の島」。氷河期に島を覆っていた氷が作り出した独特の地形です。
緯度が高いこの島では高山植物が道端に咲いています。高い樹木の姿が見えず、植物たちが地面に張り付くように生えているのは厳しい冬、風の強さの証拠のようです。けれどもその厳しい冬がこの美しい景色を作り出しているのでしょう。
海は澄み切って、目を奪われる美しさです。
水平線が丸く見えるのはレンズのせいではありません。遠くにはサハリンの島影が見えました。
半島をはさんだ反対側の海を見ると風が海面を乱しています。しばらく眺めていましたが、地形がよさそうで条件が整えばいいブレイクになりそうです。
この岬の先の湾の中にも波がいたるところで割れていましたが、波間に漂っているのはアザラシだけ…。ここ、波乗りできるなあ。
礼文島は海底から隆起してきた島を氷河が削ったような地形です。500メートル以上の高い山はありませんが、島の起伏に富んだ地形は多種多様な表情で旅行者を楽しませてくれます。
時間が許せば、風景を楽しみながらゆっくり歩きたい美しい島です。トレッキングコースもあるようで、次回はチャレンジしてみたいです。
しかし旅程二泊三日の旅行者には時間が無い。後ろ髪を引かれつつお隣の利尻島へと再びフェリーに乗り込みます。
朝とは打って変わって凪いだ海。カモメが船の後ろにできる気流で遊びながらどこまでも船の後についてきます。
きれいな流線型ですね。
30分ほどでお隣の利尻島へ到着。
利尻島は地図で見るとほぼ丸い形をした火山島です。島の真ん中にそびえるのは利尻山。別名利尻富士。海抜1721mの高みから見下ろしています。
この日はよく見えていましたが、頂上まできれいに見えるのは珍しいらしいです。
利尻島は樹木が豊かでこんな美しい沼もあります。
1721メートルもの高さがある利尻山にはよく雨が降るのでしょう。それが伏流水となって植物を育て、池を作り海へ流れ込み、豊かな海の幸を育んでいるのだと思います。
だからウニも利尻昆布も魚も美味しいようです。ひっさしぶりに思わず美味い!と言ってしまったウニを食べました。ムラサキウニです。漁師のお兄さんが剥いてくれました。
これは宗谷岬で撮影しました。手に持っているのは昆布です。
海から引き上げただけで、いい香りが一面に漂います。
こんな感じで、波打ち際には鎌倉でよく見かけるワカメと同じように波間を漂っている昆布がたくさんです。
昆布の拾い漁という漁があるらしく、拾ってもいけないそうです。すぐ横で漁師さんが拾っていました。
海はクリア。きれいです。
話は再び利尻島です。
フェリーで港に入る途中、海から海岸線をずっと見ていましたが、いろんなところで波が崩れていました。上の画像の沼へ入る入り口の前の海でもちょっと良さそげな波が割れていました。
これは泊まった旅館の近く。向こうに見える小高い岬の脇も地形が良さそう。でもハードかもしれません。ボトムはリーフだと思います。海岸は火山由来の島のせいか、なんとなくハワイ島みたいです。
ウェットスーツが…サーファー、やっぱりいました。
ムラサキスポーツさん主催でこんなイベントも行われるようです。行ってみたい!
冬の厳しさは私なんぞには想像もできません。海と波があればサーファーはいるもの。日本の最北の島にも…サーファーってすごい。素直にリスペクトという言葉がアタマに浮かんできました。
利尻島と礼文島、一番近いところは8キロしか離れていないそうですが、全く違う特性でそれぞれ楽しませてくれた美しい島でした。二つの島を駆け足で通り過ぎただけでもたっぷりその魅力を感じることができました。
夏、トランクス一枚での波乗りもいいものですが、暑すぎる湘南を離れ、美しい自然に囲まれてひんやりと冷たい海水にパドルアウトするのも夏の楽しみになりそうだと思いませんか。
素晴らしい島。いい旅でした。海と山で遊ぶ道具を持って、ぜひもう一度ゆっくりと訪れてみたいと思います。
今回の目的地は日本の最北端近くにある島、利尻島と礼文島です。沖縄と九州という南のDNAを受け継いでいる私にとっては、冷たい海と雪の世界のイメージです。
羽田から飛行機に乗り北海道に到着。飛行機はドラエモンのどこでもドアみたい。速すぎて移動の実感は沸いてきませんが、バスの車窓を流れるこんな景色を眺めていると、ようやく北海道にきたという実感が沸いてきます。
空港からツアーバスに揺られ揺られて、太陽がすっかり沈んだころに島へ渡る船が出る港町、稚内へ到着しました。北海道の広さを実感。
島へ渡るのは翌朝一番のフェリーです。
長距離の移動で疲れた身体を十分に休める時間もなくまだ薄暗い朝、眠い目をこすりながらフェリー乗り場へと向かいます。厚く重く垂れ込めた雲。海から吹いてくる冷たい強い風。荒れる海は暗く、北の海の雰囲気たっぷりにフェリーは港を離れました。
船はローリングが強く、立っているのも大変です。東京湾フェリーだったら欠航していそうな揺れですが、こちらでは全然珍しくないみたい。
船酔いするかと思いましたが平気で、揺れにも慣れてきたので外のデッキに出てしぶきをかぶっていると、風はだんだんと収まり空を覆っていた厚い雲の間から日が差し始めました。天気予報は強風雨のち晴れ。
二時間後、礼文島の揺れない地面を踏んだときには雲はなくなり、すっかりいい天気で暖かくなっていました。
礼文島の第一印象は、当たり前ですが「北の島」。氷河期に島を覆っていた氷が作り出した独特の地形です。
緯度が高いこの島では高山植物が道端に咲いています。高い樹木の姿が見えず、植物たちが地面に張り付くように生えているのは厳しい冬、風の強さの証拠のようです。けれどもその厳しい冬がこの美しい景色を作り出しているのでしょう。
海は澄み切って、目を奪われる美しさです。
水平線が丸く見えるのはレンズのせいではありません。遠くにはサハリンの島影が見えました。
半島をはさんだ反対側の海を見ると風が海面を乱しています。しばらく眺めていましたが、地形がよさそうで条件が整えばいいブレイクになりそうです。
この岬の先の湾の中にも波がいたるところで割れていましたが、波間に漂っているのはアザラシだけ…。ここ、波乗りできるなあ。
礼文島は海底から隆起してきた島を氷河が削ったような地形です。500メートル以上の高い山はありませんが、島の起伏に富んだ地形は多種多様な表情で旅行者を楽しませてくれます。
時間が許せば、風景を楽しみながらゆっくり歩きたい美しい島です。トレッキングコースもあるようで、次回はチャレンジしてみたいです。
しかし旅程二泊三日の旅行者には時間が無い。後ろ髪を引かれつつお隣の利尻島へと再びフェリーに乗り込みます。
朝とは打って変わって凪いだ海。カモメが船の後ろにできる気流で遊びながらどこまでも船の後についてきます。
きれいな流線型ですね。
30分ほどでお隣の利尻島へ到着。
利尻島は地図で見るとほぼ丸い形をした火山島です。島の真ん中にそびえるのは利尻山。別名利尻富士。海抜1721mの高みから見下ろしています。
この日はよく見えていましたが、頂上まできれいに見えるのは珍しいらしいです。
利尻島は樹木が豊かでこんな美しい沼もあります。
1721メートルもの高さがある利尻山にはよく雨が降るのでしょう。それが伏流水となって植物を育て、池を作り海へ流れ込み、豊かな海の幸を育んでいるのだと思います。
だからウニも利尻昆布も魚も美味しいようです。ひっさしぶりに思わず美味い!と言ってしまったウニを食べました。ムラサキウニです。漁師のお兄さんが剥いてくれました。
これは宗谷岬で撮影しました。手に持っているのは昆布です。
海から引き上げただけで、いい香りが一面に漂います。
こんな感じで、波打ち際には鎌倉でよく見かけるワカメと同じように波間を漂っている昆布がたくさんです。
昆布の拾い漁という漁があるらしく、拾ってもいけないそうです。すぐ横で漁師さんが拾っていました。
海はクリア。きれいです。
話は再び利尻島です。
フェリーで港に入る途中、海から海岸線をずっと見ていましたが、いろんなところで波が崩れていました。上の画像の沼へ入る入り口の前の海でもちょっと良さそげな波が割れていました。
これは泊まった旅館の近く。向こうに見える小高い岬の脇も地形が良さそう。でもハードかもしれません。ボトムはリーフだと思います。海岸は火山由来の島のせいか、なんとなくハワイ島みたいです。
ウェットスーツが…サーファー、やっぱりいました。
ムラサキスポーツさん主催でこんなイベントも行われるようです。行ってみたい!
冬の厳しさは私なんぞには想像もできません。海と波があればサーファーはいるもの。日本の最北の島にも…サーファーってすごい。素直にリスペクトという言葉がアタマに浮かんできました。
利尻島と礼文島、一番近いところは8キロしか離れていないそうですが、全く違う特性でそれぞれ楽しませてくれた美しい島でした。二つの島を駆け足で通り過ぎただけでもたっぷりその魅力を感じることができました。
夏、トランクス一枚での波乗りもいいものですが、暑すぎる湘南を離れ、美しい自然に囲まれてひんやりと冷たい海水にパドルアウトするのも夏の楽しみになりそうだと思いませんか。
素晴らしい島。いい旅でした。海と山で遊ぶ道具を持って、ぜひもう一度ゆっくりと訪れてみたいと思います。
今朝はすっかり涼しくて、ようやく秋らしくなりました。裏山のミンミンゼミは季節外れに気がついたのか、今日はちょっと遠慮気味な鳴き声が聞こえてきました。
不思議なもので、涼しくなってしまうとちょっと前までのあの暑さが懐かしくなってきます。夏の終わりはいつも、涼しい風と虫の声と一緒に少し寂しい気持ちになるものですね。
自分が生まれた日だから当たり前なのですが、私はそんな季節に毎年年齢の数がひとつ増えていきます。小さな子供の頃、思春期の頃、毎年この季節の空気を感じると歳を重ねるという気持ちになります。
皆さんの誕生日はどんな季節ですか?
本格的に秋になってしまえば、夏はもうすっかり遠い昔のこと。気持ちはもう冬支度です。
冬は寒さに耐えて桜の花が咲くことを思い浮かべながら、春が来るのを待つ季節です。
春はすべてのものが動き出す季節。たくさんの花が咲いて、野山は新しい生命で満ち溢れます。冬の寒さから解き放たれるように人の気持ちも浮き立つ季節です。
そしてまたやってくる暑い夏。
夏が過ぎれば、またひとつ歳を取っていきます。
「誕生日 めでたくもあり めでたくもなし」
一休禅師の正月の句ですが、「正月」を「誕生日」に置き換えてみると今の自分の気持ちをうまく現してくれているように思います。
今日で私は46歳ですが、年齢を感じたことはまだそれほど多くはありません。海の中では10年前とそれほど変わらず動けるし、ランニングもいまのところ好調に身体がついてきてくれています。年齢を実感しているのは、本を読むのにメガネが必要になったこと、冬の寒さに耐えかねてドライスーツを作ろうと思ったことくらいか。
めでたくもあり、めでたくもなさそうな誕生日ですが、年齢を考えながら生きていくのは大切なことだと思います。年齢にふさわしい行いをできるように努めつつ、年齢にふさわしくない行いだって意識しつつやっちゃう。
いろんな意味で今の自分の年齢を楽しめたらいいと思っています。
ムラさんにいただいた落花生、干さずに塩茹ででいただくことにしました。どうもありがとうございます。
今週末はお休みをいただきます。北海道へ旅行してきます。
9月16日(木)~9月20日(月・祝)はお休みです。
ご迷惑おかけしてすいません。よろしくお願いします。ブログは携帯からアップしますので引き続きチェックお願いします。
不思議なもので、涼しくなってしまうとちょっと前までのあの暑さが懐かしくなってきます。夏の終わりはいつも、涼しい風と虫の声と一緒に少し寂しい気持ちになるものですね。
自分が生まれた日だから当たり前なのですが、私はそんな季節に毎年年齢の数がひとつ増えていきます。小さな子供の頃、思春期の頃、毎年この季節の空気を感じると歳を重ねるという気持ちになります。
皆さんの誕生日はどんな季節ですか?
本格的に秋になってしまえば、夏はもうすっかり遠い昔のこと。気持ちはもう冬支度です。
冬は寒さに耐えて桜の花が咲くことを思い浮かべながら、春が来るのを待つ季節です。
春はすべてのものが動き出す季節。たくさんの花が咲いて、野山は新しい生命で満ち溢れます。冬の寒さから解き放たれるように人の気持ちも浮き立つ季節です。
そしてまたやってくる暑い夏。
夏が過ぎれば、またひとつ歳を取っていきます。
「誕生日 めでたくもあり めでたくもなし」
一休禅師の正月の句ですが、「正月」を「誕生日」に置き換えてみると今の自分の気持ちをうまく現してくれているように思います。
今日で私は46歳ですが、年齢を感じたことはまだそれほど多くはありません。海の中では10年前とそれほど変わらず動けるし、ランニングもいまのところ好調に身体がついてきてくれています。年齢を実感しているのは、本を読むのにメガネが必要になったこと、冬の寒さに耐えかねてドライスーツを作ろうと思ったことくらいか。
めでたくもあり、めでたくもなさそうな誕生日ですが、年齢を考えながら生きていくのは大切なことだと思います。年齢にふさわしい行いをできるように努めつつ、年齢にふさわしくない行いだって意識しつつやっちゃう。
いろんな意味で今の自分の年齢を楽しめたらいいと思っています。
ムラさんにいただいた落花生、干さずに塩茹ででいただくことにしました。どうもありがとうございます。
今週末はお休みをいただきます。北海道へ旅行してきます。
9月16日(木)~9月20日(月・祝)はお休みです。
ご迷惑おかけしてすいません。よろしくお願いします。ブログは携帯からアップしますので引き続きチェックお願いします。
フィン倶楽部通信第二弾はニーボードです。ニーロとはニーボード乗りのことを言います。なんだかカッコイイでしょ?「ニーロ」の他に立ち上がらないせいか、ハーフマンなんていう呼ばれ方をしたりもします。サーファージャーナル誌では、「絶滅危惧種」というタイトルで特集が組まれたこともありました。
いまどきのサーフシーンでは、マイナー路線まっしぐらのニーボードですが、サーフボードの進化の過程においては革新的な存在だったのです。
サーフボードが「ログ」と揶揄されていた時代、ニーロたちは現代とそれほど変わらないマニューバをしていました。それを見た「ログ」サーファーたちが、その動きを手に入れるためにニーボードを研究したのは想像に難くありません。
フィッシュもハルもニーボードから生まれてきたというヒストリーはいろんな雑誌に書かれていましたから皆さんよーくご存知だと思います。
私があこがれるニーロは、ジョージ・グリノウ、ピーター・クロフォード、レックス・ホフマン、サイモン・ファーラー。新旧のスタイリッシュなニーロヒーローたちです。
私自身もニーボードに乗り始めてもう7年。そろそろニーロと呼ばれてもいいかしら?と思っております。私のニーマシーンは上の画像のソイレント・グリーンと呼んでいる5’6”のツインスタビです。(ソイレント・グリーンは子供の頃のSF映画のタイトルから)
ニーボードの魅力はそれこそここに書ききれないほどです。この’ソイレント・グリーン’でいい波に乗った記憶もたくさんあって、そのときの感覚はいまだに実感が沸いてくるほど鮮明に覚えています。「行っちゃえー!!」と突っ込むレイトテイクオフ、波のパワーがビンビンに伝わってくる波のポケットの中にはまりこんでいた記憶、どれも脳内ドラッグが分泌されまくりだった経験ばかりです。
プロのサーファーの方たちのようには、とっても出来ないこの私がそんな経験をできているのはニーボードとフィン(足ヒレ)のおかげだと思っています。
ニーボードはパドルとキックで波をキャッチします。波が来たら普通のサーフボードのようにパドルを始めてテイクオフに備えます。そして身体が波に持ち上げられるタイミングを見はからってキックです。フィンの威力は強力です。キックを始めた瞬間、ボードがグインッと進んで波をキャッチします。
波をキャッチすると、いち、に、の動作でボードの上に座り込みます。立ち上がらないので最小限の動作と時間でテイクオフからライディングの体勢に移行できるのです。
すばやい波のキャッチはフィンのおかげ、きわどいテイクオフはひざ立ちのライディングスタイルのおかげでメイクできるのです。
そんな心強いフィンの存在ですが、慣れるまではかなり邪魔な存在でした。初めてニーボードで海に入ったときには足ヒレがとても邪魔で、すぐにビーチに戻り、足ヒレを外して海へ戻りました。
想像してみてください、足ヒレをつけてサーフボードに乗ってパドルをして、ドルフィンをし、沖から滑ってくるサーファーのラインを避けながら沖へ出るのです。最初はフィンのおかげでまったく身動きがとれず、にっちもさっちも行かない状態でかなり大変な思いをした記憶があります。ヒザで沈めるドルフィンもうまくいかず、波に巻かれました。ライディング以外はボディボードと似ていると思われるかもしれませんが、道具が違うのでいろんなところで身体の使い方が違ってきます。
それからフィンの抵抗に負けずにキックを続けられるフクラハギと足首の強さも必要です。いまでこそフィンを着けてボードに乗って海の中で自由に動き回ることができますが、フィンは意外とニーロへの障壁のひとつになり得るのかもしれません。
フィンを使わずパドルだけのスタイルもありますが、強い味方にもなるフィンです。フィンをマスターすれば、海の遊びの幅も広がります。私は「フィン」を履いて「ニーロ」をアピールしたいと思っています。
話は変わって今日、グーグルのサイトを開いてみればトップページがバカボン…
何かしらと思ったら今日は天才バカボンの生みの親、赤塚不二夫大先生の誕生日でした。
ちなみに明日は私の誕生日です。46歳です。
これでいいのだ!
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