MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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前回の記事の続きみたいな…。

昨日は朝から軽くランニング。走っているとその日の体調が分かります。昨日は絶好調(笑)農協のオープンの時間に合わせて走り、野菜をたくさん買って帰宅しました。

午前中は家の掃除と洗濯をきっちりやって、午後からは確定申告の帳簿作りにどっぷりとスタックしました。普段からやっておけばこんなことにはならないのは百も承知なのですが、やっぱりできないダメな私。でも外の天気がよくて家の中でも気持ちよく作業ができました。波があったら最高!の天気だったんですが…おかげではかどりました。

気がつけば外は暗くなってお腹も「グー」と鳴っています。なんとなくワインが飲みたい気分だったので近所の生協に散歩がてら買い物に行くことにしました。脳みそをたっぷり使ったあとの散歩は気持ちいいもの。冷たい風が気持ちいいので遠回りをして山道を歩いていくことにしました。

尾根道に登りついたとたん、素晴らしい景色が目に飛び込んできました。富士山が丹沢山系の向こうに頭を覗かせ、秩父山系へと続いていく山々をシルエットにした壮大な日没です(カメラを持っていなかったので携帯で撮影)遮るものは何もありません。

冷たい風が吹く中、思わずその場に立ち尽くしていました。あまりの素晴らしい光景に涙が出そうになりました。黒いコートを着た、品の良さそうな老婦人が私の前を軽く会釈しながら通り過ぎていきます。よれよれのキャンバスの手提げをぶらさげ、長い髪の毛に無精ひげを生やして米軍の放出品のアーミージャケットのボタンを首まで留めて薄暗がりに立ち尽くしている私は彼女の目にどう映っているんだろう?

親の言うとおりの大学に入り、企業に就職し仕事はそつなくこなし休みの日には波乗りをたっぷり楽しんでいたライフスタイル。その生活を続けていたらこの場所でこんな美しい夕日に涙することはあったのでしょうか?

自らその道を変えて歩き出したのですが、たくさんの「縁」に恵まれて8年経った今でも同じ道を歩くことができています。平坦な道ではありませんが、こうやって美しい景色をみて心から感動できるのはとても幸せなことだと思いました。心の底から「世界は素晴らしい」と思えるのはやっぱり「波乗りのおかげ」なんだろうか?答えはこれからの時間が教えてくれるのだと思います。

人生は面白い。いいお休みでした。
NALUTOトランクスの記事をアップしましたが、今日はもう一つ。先日の75-85SURFING JAPANのパーティのこと。あのパーティが今でも不思議な感覚で残っているんです。

あのとき、パーティ会場にいた人たちの間にシンパシーが溢れているのを強く感じました。会場全体に不思議な「気」のようなものが漂っていて、アルコールの力だけでは無い不思議な高揚感がありました。

私がパーティに行ったのは、その日の午前中にボードファクトリーで誘われたからです。もともと夜遊びは苦手なのであまり気乗りがしないまま行ったのですが、会場に入ったとたんに気分が高揚するのを感じました。

私がその日何気なく着ていったのは、カツさんが70年代にワイメアのプリントファクトリーで作ったプリントが入ったスウェットシャツでした。そして写真集の中には同じプリントのシャツを着た近江俊哉さんが写っているそうです(先ほどカツさんからメールが来て知りました)そのシャツを着た私は会場で、面識の無い近江さんに誰かと間違えられて思い切り手を握られました(笑)

そしてGANKOエビスさん。エビスさんは本当はメネフネのお店に来られるつもりだったらしいのですがその日は定休日。でも原宿のあの場所で会うことができました。トシさんという共通の知り合いが会場にいたおかげでもあります。正直なところ自分が初対面の人にあんなに心を開けたのはかなり珍しいことでした。

私自身は記憶に無いのですが、カツさんに別れ際に「波乗りって本当に最高ですよねー」と言ったそうですが、本当にその通りだとこんなに時間が経って改めて実感しています。(帰りの電車の中では一人顔がほころびっぱなしでした。電車の吊り革につかまっている人や下を向いて本を読んだり携帯を見ている乗客の人たちよりも頭ひとつ上をフワフワと漂うような不思議な感覚がずっとしていました。アブナイ?)

あの場所で「距離」と「時間」を大きく隔てた物や人が結びついたように感じました。なにか不思議な力、大いなる「縁」です。

こじつけだと言ってしまえばそれまでです。すべては偶然に起こるものなのかもしれませんが、そこからなにかを感じ取ることは大切なことなんじゃないかと思います。



すべては波乗りのおかげです。波乗りやっていって本当に良かったと思います。
昨夜はサンプルでお借りしたNALUTOトランクスを自宅に持ってかえって一人ファッションショウ。それぞれのモデルの履き心地を体感してみましたがそれぞれ個性があってどれもいい感じです。写真も撮影したので各モデルをご紹介したいと思います。

まずNALUTOトランクスと言えばこのモデルです。

TAO

スイウィムウェアタイプのサーフライダーモデル。昨年の夏に何度か使用しましたが、気持ちよさではピカイチです。素っ裸で(笑)波乗りしているようでノーストレスです。四国の櫛本さんが履かれているので雑誌や写真集で目にされた方も多いと思います。競泳用の水着と違い、サーフィンに耐えられるように厚手の生地で作られています。

SUNNY FACE

一番クラシカルな表情はこのモデルでしょうか。少し以前までカリフォルニアのケイティンのお店に行くとこんな感じの70年代のデッドストックがたくさんぶらさがっていたのを思い出します。フロントのレースが開いた方がカッコイイので基本的にはワンサイズ下をぴったりと履いていただきます。気分はビッグウェンズデーのマットですね(デッドストックのケイティンのように擦れませんのでご安心を)

HI STANDARD

ショートレングスは初めてという方はこのモデルが良さそうです。クラシカルなロングボードやオルタナティブ系のボードに合いそうです。

THE BAND

このデザインはクラシックスタイルからは外せませんね。白と水色でビングサーフチーム風なんか良さそうです。

GRANDPA

ベルトの色を変えていますがソリッドでもOKです。グランパというネーミングですが、孫がいなくても大丈夫です。THE BANDから下は上の3モデルにくらべて気持ち丈が長めです。縫い目を隠し、すっきりとしたエレガントな表情が特長です。

GRANDPAはこんな風にアレンジすることもできます。

MIKE


DORA


すべてポリエステルの柔らかい裏地が付いており、身体に触れる縫い目はすべて2WAY素材でパイピングされています。裾のロックには柔らかいウーリーナイロンを使うなど細部にわたって快適にサーフィンができる細やかな工夫がされているのが、NALUTOトランクスです。

私は今年はHI STANDARDでこんな感じに作ってみようかと思っています。

ネイビーとピンクの二色使い。渋カワイイ(笑)感じにできるんじゃないかと思っています。コットンのピンクがきれいなんです。どうですか?

その他、レディスとキッズ用のトランクスもラインアップしています。キッズトランクスはゴムのアジャスターが付いていて、成長に合わせて調節できる心使いがなされています。

さあ、どれにしますか?
寒い夜には鍋が一番。一昨日思いつきで作った鍋が妙に旨かったのでレシピをご紹介(自分が忘れないように備忘録でもあります)

材料
鯛の切り身:価格が安い養殖物のできるだけ脂が乗ってそうなやつがいいです。私が買ったのは特売の半身299円也の真鯛。
野菜:白菜、水菜などのさっぱり系。一昨日は水菜にしました。
豆腐:木綿、絹お好きなほうで。
しょっつる、いしる、など日本の魚醤

作り方
1.昆布出汁を取ります。(鍋に水を張って昆布を入れておけばOK。他の準備をしている間そのまま放置。風呂でも入ってくればなおグッド。時間がなければいきなり火にかけてもゼンゼンOK)

2.昆布を入れたまま鍋を中火の強火くらいにかけ、沸騰しても昆布は取り出さずに好きな具材を投入。私はまず他の具材の味が出る前の出汁で食べたい豆腐を入れますが、お好きなように。

3.具材に熱が通ったら、小皿に出汁と一緒に取り「しょっつる」で味付けしていただきます。「しょっつる」の量はかすかに塩味が付く程度に「ほんの少しだけ」。昆布の香りと「しょっつる」の独特の香りとかすかな塩味で実に微妙で深い味わいになります。

天然にくらべて脂が多い養殖の鯛の方が「しょっつる」に合うのではないかと思います(安いですし)

コツは「しょっつる」を入れすぎないようにして昆布の香りを楽しむことかな…それとナムプラーやニョクマムでは香りが強すぎるので、かならず「しょっつる」を使ってください。

写真はスイマセン、撮る前に全部食っちまいました。

というわけで今日は食べ物の話題でした。
クラシックなスタイルと快適な履き心地を追求して生まれてきた、メイドインジャパンのカスタムトランクス、NALUTOトランクスのサンプルが届きました。モダーンジャパニーズプロジェクトのプロダクトの一つです。

親子二代に渡って水着を縫い続けてきた職人が一枚ずつ縫い上げた確かな品質と快適な履き心地は昨年の夏に体験済みです(NALUTOトランクスを履いて沖縄で海水浴もいたしました)ひと夏履かれたコットンのトランクスは愛着が湧くいい表情になっています。

考え抜かれた絶妙な長さのレングス、フロントレース、ストライプなどのスタイルはクラシックそのもので、ロングボード、フィッシュ、シングルフィンのいい相棒になってくれると思います。

さて、今年の夏はどのモデルのどのカラーで作りましょうか?

店頭では既にオーダースタートしています。ウェブからもオーダーいただけるよう現在準備中ですのでもう少しお待ちください。

NALUTOトランクス ウェブサイト
昨夜は、BUENO BOOKSから2月1日に出版された「75-85 SURFING JAPAN」の出版記念パーティへ行ってきました。


75年から85年は世界のサーフィン、サーフボードデザインが大きく変わっていった10年間です(私は11歳から21歳)70年代初頭からのハワイノースショアアタックとプロコンテストのスタート、東南アジアのサーフスポットの探検。そしてサーフボードがシングルフィン~ツインフィン~トライフィンと僅か10年の間に大きく変わっていった時代です。そんな10年間の日本国内のサーフィンを10人の巨匠カメラマンが写した、貴重な映像を集めた素晴らしい写真集です。

会場ではスライドショーやライブが行われ、夜遅くまで盛り上がってしまいました。


巨匠の方々。誰かのフラッシュをタイミングよく捕らえて、ちょっとヴェルヴェットアンダーグラウンド調…


パームグラフィクスの豊田さんもご来場。活さんをご紹介させていただきました。ふたりのアーティストの初顔合わせ。何をお話しされたんでしょう?


私はといいますと、鹿児島のGANKOサーフショップ(あってます?)のエビスさんを紹介していただきました。豪快なオヤジさんで懐かしい九州弁のイントネーションで思わず盛りあがってしまいました。「オイはハルば作りたかとです!」との言葉に思わず手を握り締めてしまいました(笑)なぜか石川啄木の「ふるさとの 訛りなつかし…」の句を思い出しましたが、そこは原宿なのでした。改めて自分のアイデンティティを認識した瞬間でもありました。そして、日本各地で波乗りを楽しんで、その土地独自の文化を作り出している人たちがたくさんおられることを改めて考えさせられました。湘南、千葉が日本のサーフィンの中心などという考え方ではなく、それぞれの地方のオリジナルのサーフカルチャーを活かしながら日本のサーフィンを盛り上げていけたら素晴らしいと感じました。それこそUNITED WE SURF!です。エビスさん、3月に上京されるときはぜひご連絡ください。またお話ししたいです。

そんなこんなで、飲んで、笑って、踊って、ケンカもちょっとあったりとサーファーらしいパーティでした。

写真集、青春の思い出の人も温故知新の人も絶対買いです。

モダーンジャパニーズプロジェクト KK HULL 6’2”

波乗りしたくってたまりませんが波に合わせられずやってません。もしかすると明日はほんの少し南東ウネリくるか?クリステンソンのログとカツさんのハル持って行こうと思います。二週続けて週末に波ありますが海の神様、平日にもよろしくお願いします。

明るい話題が少ない昨今ですが、自分がやるべきことは見えてます。お金はありませんが、自分が進むべき方向も分かってます。やっぱりお金は無いですが、波乗りしたいです。

お金はなくても身体の調子が良くて、自分がやるべきことが分かっている私は幸せ者だな、きっと。

女房は先週はヨーロッパへ行っていたと思ったら、今日ニューヨークへと旅立っていきました。またしばらくは独り者です。一人でいるときの生活のリズムも落ち着いていて、なかなか楽しいものです(なんて言ったら女房に叱られるか)お金をかけずにいかに美味しくてバランスの良い食事を作るか?とか、食事のあと寝る前までの時間に読む本を本屋に探しに行ったりなどなど、そんなことをささやかに楽しんでいる今日この頃です。

食事のバランスといえば、女房がドイツから買ってきたこのパン。

精白していない、いろんな種類の麦の粉に豆類がぎっしりのパンです。こんなパンならあとは野菜と少しのお肉を食べれば栄養のバランスはほぼ完璧です。こういうパンを見るたびに日本のパンの貧しさを感じてしまいます。ドイツはこんな素晴らしいパンもオーガニックの食品もとても安いそうです。収入が少なくても快適に暮らせる世の中のしくみが作れたらいいのになあー。


とりあえずは、波乗りしたいぞう。

とりとめなくってスイマセン。
今年、これからやってみようと思っていることをブログを利用してメモしとこうと思います。

まずは「ハル・スタビー」。だいぶ煮詰まってまいりましたが個人的にはかなり気に入っているので、さらに乗り込んでいきたいと思います。いまのところ最右翼はハルです。


そして以前も書きましたが、「ラウンドノーズ」もいくつか試してみようと思っています。現在考えているのはフィッシュと5フィンボンザーです。

すっかり進化して浸透した感のあるフィッシュですが、フィッシュ本来の少しルースな感覚と、前方にバランスがあるラウンドノーズで前へ前へと走っていくフィッシュのスピードを楽しんでみたいと思ってます。もともとはフィッシュってそんなのがオリジナルのコンセプトじゃなかったんでしたっけ?

そして、ラウンドノーズの5フィンボンザーです。カツさんたちの仲間内では持っていないの私だけみたいです。みなさん一様に「いい!」と言うので、ボンザー好きとしては試してみない手はありません。


そして最後はコレです。

アライア。

昨年二度ほど試す機会がありましたが、今年はなんとか自分でも手に入れて挑戦してみようと思います。以前にも書きましたが、どうにもこうにも思うようにいかないアライアですが不思議な魅力があるのと、実際にライディングしている姿は他のどのボードよりも美しいと思っています。波を横に滑っている姿だけでSUPER COOLだと思います。私もなんとか乗れるようになりたいものです。

ラウンドノーズは、カツさんが以前から得意とするシェイプでたくさん作っています。アライアはGEAR’Sの遠藤さんにお願いしようと思っております。これも「モダンジャパニーズプロジェクト」の一環で行こうと思っておりますす。

カリフォルニアは、ムーンライトのPJさんのブログにクリス・クリステンソンの気になるグライダーが出ていました。カツさんに作ってもらった、5フィンのボンザーグライダーは最高に気に入っているので、このクリスのグライダーもかなり気になってます。キヨモさんどうですか?

トマス・キャンベルのニューフィルム「PRESENT」の上映日程も決まったみたいだし、カリフォルニアも行ってみようかしらん?とそんなことも、こんなこともあれこれと考えている今日このごろでもありました。
朝起きてベランダを見ると、なんとなくグレイっぽい砂みたいなものが薄っすらと積もっています。車を見てみると、そちらも同じ。何?と思いつつニュースを見ていると、どうやら浅間山が吐き出した火山灰のようです。あんなに遠くから飛んでくるなんて、改めて自然の力を実感してしまいました。自然界の活動は私たちの想像を簡単に超えて大きな規模と範囲に影響を及ぼすものなんですね。驚きました。


お店には、ステュ・ケンソンのシングルフィンのユーズドボードがやってきました。ジョエル・チューダーサーフボードでステュ・ケンソンがシェイプしていた、グッドカルマを以前借りてしばらく乗っていたことがあるのですが、これはそれと同じシェイプのシングルです。よく走ってくれる調子いいシングルです。ホームページのユーズドボードのコーナーをご覧ください。

先週はランニング4回、サーフィン1回という結果でした。最近はトレイルを少し延ばして、7kmに少し足りないくらいの距離を走っています。走れるようになってきて、波乗りの調子も比例して上がってきてます。走るのも波に乗るのもどちらも楽しく、RUN&SURFは私のように海が遠いサーファーにとって悪くないスタイルのように思います。

先ほど皆さまのお手許にタイトルと同じタイトルのメールマガジンをお届けしました。お時間があるときにでもお読みください。テーマは性懲りもなく「ハル」です。

明日、2月1日(日)はお休みをいただきます。
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