MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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オーダーいただいたニーボードが出来上がりました。クリアでロゴ無し、サンディングフィニッシュ。Katsu Kawaminamiのシェイプサインだけという潔いくらいのシンプルさです。ティントやピグメントのカラーラミネートでピカピカに仕上げるのも良いですが、こういうのも新鮮です。

クリアの良さというのは、シェイプされたブランクスを樹脂で薄く包み込んだだけの無垢に一番近い状態で手にすることできるという点だと思います。私はラミネートされる前の状態をいつも見ているので、そう感じるのが特に強いのかもしれません。


思い込みでも何でもいいのです。シェイパーの手でフォームがシェイプされ、だんだんと形になっていった結果そのままに、ワックスを塗り、フィンを取り付け、パドリングをして波に乗っているみたいじゃないですか。最高でしょ。

これからいい感じに日焼けさせてあげてください。


さて、千葉はムネカタくらいだったようですが湘南は波がありません。波乗りしたいですが、仕方ありません。波が無い時は他のお楽しみで、一昨日はランニングでしたが今朝はピラティス。

前回は一週間前でした(もっとやらなくちゃダメです)が、このときから気が付いていたことがあります。それはご同輩の皆さんはおそらく同じ悩みをお持ちだと思われる「肩」の動きです。

50肩の後の肩って驚くほど動きません。バンザーイを真っすぐ上に出来なかったりするのは普通です。

私は左肩でした(過去形 笑)。一年前は50肩でパドル不可の状態で、その後に痛みが無くなってきてからもバンザイの姿勢をしても左腕は耳に付きませんでした。

そんな状態だったのが先週、気が付いたら腕が頭の後ろまで行くようになっていました。

それで気が付いたことがあります。「肩が」と書きましたが、動くようになったのは肩だけじゃないということです。以前よりも大きく動きを感じるようになったのは肩甲骨です。ここが上に上がりつつ身体の真ん中、つまり背骨の方向へ寄っていくような動きができるようになったおかげです。

この動きが自分で意識できる、感じられるのはピラティスのおかげです。ピラティスは骨格の動きや姿勢を筋肉で制御し、正しく保つためのエクササイズだと思っています。日常生活で身体を動かすときに、自分の骨格がどういう姿勢をしているのか?その姿勢をするためにどこの筋肉が伸縮し、伸展しているのか?ということです。

例えば、スマホを見るときの首の骨(頸椎)をどんなカーブに保てば良いのか?なんていうのもイメージできます。

そんなことをいちいち考えてたら生活できないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。考えるのは最初だけです。その姿勢と動作に慣れてしまえば良いのです。その姿勢をキープするための筋肉をつけるというのもピラティスの目的のひとつだと思います。

その証拠に私は腰痛が改善しました。背骨が自然な状態で形造る姿勢を意識しているからです。昨日は半日クルマを運転していましたが、それでも平気です。以前は途中で腰が耐えがたくなったこともありましたが、それは無くなりました。

肩も同じです。肩甲骨を背骨に向かって引き入れる動き、上に持ち上げる動きをするための筋肉群がそれぞれあります。ピラティスのいろいろな動きでそれらの筋力が強くなったから、肩が動くようになったんだと思います(肩に痛みが無いのが前提です)。

50肩やぎっくり腰は年齢を重ねていけば、ほとんどの人が経験することだと思います。その予防やリハビリにピラティスは多いに効果があると思います。やらない手はありません。



明日は定休日です。お預かりしたリペアボードのピックアップとシェイプルームへ行ってきます。今日はストックの7’3”プリモと6’10”のプリモフィッシュの色を考えて燃え尽きました。それだけで?と思われると思いますが、私にはこれも大変な作業なのです。

何色でもよければ簡単ですが、そうは行きません。同じ色でもラミネートの方法によって見え方が違ってきます。ラミネートの重なりによる色の濃淡、ロゴマークはどうするか?仕上げの方法によって同じ色でも雰囲気が変わってきます。そして、それがそのボードに合っているのかどうか。

人気がある色というのも存在します。でもそればかりじゃ面白くありません。これまで使ったことが無い色が、もしかすると思わぬ出来上がりになるかもしれません。そう考えたら色選びにもチカラが入るというもんです。

そんな感じでとりあえず決めましたが、さていったいどんな風に出来上がってくるか?まだ少し時間はかかりますが、皆さんも楽しみにお待ちください。

明日は波は期待薄ですが、午後の干潮の時間ならなんとかできるかもしれません。時間がある方はダメもとくらいのつもりでロングボード持って行ってみてください。もしかしたら、というのもありますよ(無いかもしれませんが 笑)。

燃え尽きた訳がもうひとつありました。昨日のランニングシューズです。今朝、履いて走ってみました。

いや、走れます 笑。ベアフットと比べるのは何ですが、かなり楽に走れます。ペースは5分30秒/キロと今の私にとっては結構頑張ったスピードで50分で9キロです。それだけですが、疲れました 笑。

きついですが、なにやら面白いのでもっと走れるようにしたいと思ってます。でもこのシューズだと、足の指や足底をベアフットほど使っていないみたいで(その分走れているのですが)、そちらを弱くしないように両方組み合わせて走った方が良いと考えています。

足指と足底とそれに伴う部位はベアフットで、心肺機能は心拍数を上げて走る今日のようなランニングの二本立てで考えてみようと思います。

しかし足ヒレに引き続いてですが、新しい道具はやっぱり進化しているものですね。

「プレミアムブラックインナー アウトレットサイズ」あります。 ウィンターアイテムのページをご覧ください。

暖かいインナー、ブーツソックス、ストレスフリーフード、冬の装備揃ってます。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
期間限定 カツカワミナミ ロングボード 10%オフ 2月28日まで。

年末にご注文いただいた、STEAMERの5/3ミリフルスーツが出来上がりました。10日から2週間ほどで出来上がります。まだまだ1月中にお渡しOKです。

今回のフルスーツは、着脱で少々雑に扱っても平気なように、ヒザから下をジャージにするオプションでお作りしました。基本は足首までスキンラバーを多く使ったクラシックな雰囲気で作りますが、スキンラバーは表面の取り扱いに気を使います。

スキンは表面に爪を引っかけただけで結構簡単に切れてしまいます。着脱、特に脱ぐときの足首回りはおそらくはウェットの鬼門ではないかと思います。寒くて焦ってしまうというのもあります。着るときに慌てて足を突っ込んで、カカトでフクラハギの辺りを破いてしまうというのも良くあることです。

ヒザ下をジャージにするとその辺りは気にしなくても大丈夫です。気を使っていただきたいのは、股の部分のスキンとジャージの合わせ目です。スキンは表面を縫うことが出来ないので、スキン部分の表面は接着のみです(裏側から縫い合わせています)。着るときにウェットを引っ張り上げて、この股のスキンとジャージの接着部分まで引っ張ってしまうようにしているとだんだんとこの合わせ目が開いてきます。

ですので、着るときにモモのスキンの部分は引っ張ってはいけません。股の下のジャージの部分から押し上げるようにします。脱ぐときはその逆で、モモのスキン部分を手のひらで下に押し下げるように脱いでいきます。

気を付けていても、気が付かないうちについやってしまうものですが、爪を引っかけた程度でしたらウェットボンドの修理で問題ありません。生地を貫通して裏地が見えてしまっていたら、ボンドだけではすぐに開いてきてしまいますので、裏からパッチを当てるか縫い合わせることが必要です。(自分で縫っちゃダメです。そのときはご相談ください。)

腰から下、下半身を全部ジャージにしてしまえば、より気を使わなくて済むようになります。下半身だけならジャージにしても保温性は変わりません。

これから2月、3月と水温はだんだんと下がってきます。AXXE CLASSICは約一ヶ月、STEAMERは2週間ほど、ZEROも比較的早く出来上がってきます。まだまだ間に合いますので、ウェットが心配な方はご相談ください。

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さて今日は心配していた通りに北風(オフ)が強すぎでした。お昼前後の干潮の時間帯に少し、といった感じだったみたいです。次に期待していた木曜ですが、沖の風はそれほど強くならなそうな気配です。リペア工場とシェイプルームのフルコースの予定ですが、仕事に専念できそうです。

海がダメならランニングかピラティスでしょうと考えて、ずっと欲しかった新しいランニングシューズを買ってきました。トレイルシューズもアシックスでしたが、私の足にはこれが一番合います。デザインよりも機能です。


とは言っても、トレイル用のランニングシューズ以外はずっとベアフット系のシューズばかりで、ロード用のランニングシューズは実を言うとこれが始めてなので、少々心配です。

ベアフット系のシューズは、サンダルからビブラムシューズのようなソールが数ミリ程度でクッション性がゼロのものから、ソールが薄くてフラット(カカトとつま先の高さの差が無い)なもので、そんなシューズで15年近く走ってきました。

足の使い方は当然普通のシューズと違っているはずです。それがロードを少しスピードを出して走ってみようと考えて普通の(?)ランニングシューズを買ってみたのですが、今どきのランニングシューズのソールは大概がこんな感じなのです。


カカトから土踏まずの前あたりまでのソールがフラットで厚くて、つま先に強めにロッカーが入っている(笑)ような形です。自然と身体が前に倒れるようにできているそうです。

これで走れるの?と若干心配なのですが、何事もやってみないことには始まらないかと買ってみました。ずっとベアフットで走っていましたが、足の指の方から着地するフォアフットではなく、真ん中で着地するミッドフットなのでたぶん大丈夫だと思います…って今は皆さんこういうので走っていて、変なのは私の方なんですから大丈夫なはずです。

もうひとつ楽しみなのは軽いことです。かなり軽いです。足ヒレだって軽いと全然違ったので、このシューズで走るのが楽しみです。とりあえず明日は様子見で走ってみます。

なんだかサーフボードと同じですね 笑。







お知らせ:1月9日(月)はお休みいたします。よろしくお願いします。

波がありません。10日の火曜日は沖の風が強くなるので、もしかすると少しできるかもしれませんが朝は潮が多くて北風が強いのであまり大きな期待はしないほうが良さそう。その次は木曜日かな。12月からずっと波乗りできていたんですが、寒さが本格的になって季節がまた変わってきたのか波はしばしお休みです。そろそろ南岸低気圧でバシッとサイズアップして欲しいもんです。

波が立つときは冬型の気圧配置が決まったときなので気温も下がります。装備もいまのうちに整えておきましょう。暖かいウェットはもちろんですが、ブーツ、グローブ、それに頭にかぶるフードは重要です。

そんな冬の装備を使い始めたのは、2013-14年の冬からですのでもう10年ほど経ちます。それまではブーツくらいだったのですが、フードとグローブを使い始めたら手放せなくなりました。それまではウェットのかぶり物が苦手だったので、サーフグリップのストレスフリーフードのおかげです。

順序としては、まずブーツを履き始めます。気温が下がってくると次にフードとグローブの出番ですが、特にオフショア(北風)が強めのときには外気と遮断される感じで快適です。太陽が出ていないときにはグローブは必需品です。

足を冷やすと腰にきます。腰痛持ちの人は要注意です。頭には血液がたくさん集まっていますから身体全体の保温効果が高まります。手を冷やすと肩や背中が凝り固まってきます。末端の冷えは身体の中心の冷えにつながります。その手足と頭を保温していると、オフショアがピューピューの海の上でもリラックスできて、身体のパフォーマンスに影響しません。

寒さで口がまわらなくなったり、身体の震えが止まらなるのは低体温症の初期症状です。寒いのに我慢して入っていてそうなってしまった経験があります。そうなると波乗りなんかできません。身体がうまく動かないのです。

クルマに戻ってウェットを脱ぐのもひと苦労で、エンジンをかけてヒーター全開にしても全く暖まらずに、元に戻るまでかなり時間がかかった記憶があります。真夏は熱中症に気を付けると思いますが、真冬にわざわざ海に浸かる私らサーファーは低体温症も気を付けましょう。寒冷地にお住まいの方には当たり前だと思いますが、寒さもヤバいですよ。

これまでのインナーと違うと評判の伸縮発熱素材のプレミアムブラックと0.7ミリラバーの暖かいインナー、裏起毛ブーツソックス、ストレスフリーフード、まだサイズあります。今季の追加入荷はありませんので、売り切れ終了です。

プレミアムブラックインナー、サイズ表示違いの製品をアウトレット商品としてお値下げしました。表示はLサイズですが小さめです。身長:160~165cm、体重:60~65㎏くらいです。できれば店頭で試着されるのがお勧めです。

詳細はウィンターアイテムのページをご覧ください。

暖かいインナー、ブーツソックス、ストレスフリーフード、冬の装備揃ってます。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
期間限定 カツカワミナミ ロングボード 10%オフ 2月28日まで。








YOUTUBEで見つけた、Santa Cruzのsteamer laneとpleasure pointの映像。いい波です。皆さん楽しそうに滑っています。こんな波を活さんのプリモかミニガンで滑ってみたい。BGMがfree rideしてます 笑。

さて、ユーズドボードが入荷しました。クリステンソンのミッドレングスモデル。スクエアテールのフラット・トラッカーです。

フットマークは中程度。レールにキズありますが、どれも丁寧に補修してあります。できれば一度、プロの手でメンテナンスすれば見違えるようになると思います。ボトムはかなりきれいな状態です。

もうひとつ、年末に引き続いて新年はロングボードの10%オフキャンペーンを開催します。ユーズドボードと併せて、サイトチェックしてみてください。
暖かいインナー、ブーツソックス、ストレスフリーフード、冬の装備揃ってます。
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波乗りと同じで、こんなにハマるとは思いませんでした。ピラティスです。始めたのはちょうど一年前です。昨年の今頃は、肩が上がらずパドルができず、それに加えてギックリ腰。笑うしかないような状態でした。もちろん波乗りは無理。

それが一年後の今、50肩が治ったのはピラティスのおかげかどうかは判りませんがそれを除いたとしても、50肩後の肩の可動域が広がり、30年来のつきあいだった腰痛がほぼ消え(たっぷり波乗りした後の腰痛も無くなりました)、ニーボードのテイクオフのキックでこむら返りが起きにくくなり、痛めた股関節が改善され、身体の柔軟性が高まりました。これらはピラティスのおかげだというのが実感としてあります。

一番最初に行ったのは基本の呼吸です。息を吸って吐き出すだけですが、ピラティスの呼吸法に従うとそれまで感じたことが無かった筋肉が動いているのを感じました。それまで意識外だった筋肉の動きを感じるのが新鮮でそこから始まりました。

例えば、呼吸と骨盤の動きをシンクロさせるだけの誰でもすぐにできる簡単な動き。シンプルな動きですが、自分の身体を自分の意志で動かしている感覚があります。骨格と筋肉の動きを意識してコントロールしているという感覚に、ただ筋肉を鍛えるようなトレーニングとは違うものを感じるのです。

それで興味を持ち始めたのは骨とそれを支える筋肉、それがどう動いて、そこに呼吸がどう関係してくるのかということです。それぞれのエクササイズで骨格と筋肉をどういう意識で使えば良いのか?身体の作りから解剖学的により深く知りたくなってこんな本を買ってきました。


より安全で効果的に身体を動かすための教科書です。


ジェリーさんが使っていたヨガブックみたいに、よりしっかり効果的にできるようにそれぞれのエクササイズを掘り下げてみようと思います。呼吸、集中、センター(コア)、コントロール、正確性、フローの六つが重要だと書かれています。

もうひとつピラティスが他のトレーニングと違うのは、身体の調子が良くないときです。疲れていたりで調子がいまいちのときのトレーニングって、気持ちが上がらずにモヤモヤしてしまったりするものですが、そんなときでもピラティスをやると、身体が整うと言えばいいのか身体が(気持ちも)だんだんとすっきりしてきます。これも他のエクササイズと違う不思議なところです。

厚手のラバーマットと両手を広げられるくらいのスペースがあればすぐに始められます。いいですよピラティス。



明けましておめでとうございます。2023年1月4日です。年末年始モードから波乗りモードに切り替えて、今日から営業スタートいたします。

やりたいことは昨年末のブログに書いた通りで盛りだくさんです。それには身体の管理も必要です。来年は還暦(笑)古くなってきた身体のコンディションを保つのもなかなか大変なのです。

年齢的なものも含めて、これからどうなっていくのか?変化を楽しみたいと思えるようになってきたのも、年の功でしょうか?

サーフボードのこと、身体のこと、どーでもいいこと、今年も書き続けて行きたいと思いますのでこれからもお付き合いください。まだまだ寒い。寒さの本番はこれからですが、皆さんもキープサーフィンです。皆さんのモチベーションの一端にでもなれれば幸いだと思っています。

今年もよろしくお願いします。



このツインフィン、ヤバイです。



本年度の営業は今日までです。今年もいろいろあった一年でした。歳を取ると時間が経つのが早くなると言いますが、そんな事を思いつつもなかなか充実した一年間だったと思います。

今年の初めは五十肩で肩が動かずノーサーフでした。そんな中でワラにもすがる気持ちで始めたピラティスが救世主になりました。長年の腰痛まで改善して、今ではすっかり欠かせないものになりました。

肩の痛みがやわらいで、パドルがなんとなくできるようになって波乗りを再開したのは4月ころからです。乗り慣れた8.0と8.4のプリモ、それにニーボードでリハビリです。


ニーボードに関しては、今年は私にとっては実りの年だったと言えます。これまでに作って試してきたニーボードの経験とデータの集約に新しいロッカーをプラスしたら、最高の一本が出来上がりました。


ニーボードのもうひとつはシングルフィンです。ニーボードではほとんど目が行かなかったシングルですが、ダイアモンドシングルと同じに作ってもらったこのボトムで滑る気持ち良さに、トライフィンには無い大きな魅力を感じています。


それから二本目の長いフィッシュです。一本目と変わらず楽しめます。


そして新しいプリモは 8’1”。これはまだ何か言えるほど乗り込んでいません。活さんがパーソナルの8’2”のプリモを乗ってみてと貸してくれたので、年が明けたらその二本を持っていって試してみようと思っています。


それから新しくお付き合いをスタートした、AC SHAPEです。

まずは、HELLO VEE 8’6”。

面白いです。書いていると思い出して乗りたくなってきます。60年代のVEEボトムを再現したモデルですが、扱いやすくよーく滑ってくれてスピード出ます。ロンガーさんが乗ったら、ハマる人多いと思います。

そして初のツィンピン。8’0です。

シングルに馴染んだ身体ではツィンフィンとテールを使ってコントロールするのはなかなか難しいです。何度か乗って、ようやく扱い方のポイントが分かってきました。同じツインでも、長いフィッシュとは違うのです。

そしてロングボードは、SLIDEというモデルです。

安定感があってクセが無く反応が良くて扱いやすい。全方位的に様々なレベルのサーファーが楽しめると思います。股関節を痛めて遠ざかっていたロングボードですが、このSLIDEのおかげでまたワクワクしてきています。

ブランクスが滞りがちだったのが徐々に解消してきて、夏過ぎごろからこれらのボードが一度に出て来たので大忙しでした 笑。

年明けは引き続きこれらのボードに乗っていきます。活さんの新しいロングボードもこれからです。股関節とロングボードに自信が出て来たので、一本残っているDフィンにまた触手が伸び始めてます。やっぱり好きなんです。


こんな感じでたくさんありすぎて気持ち的にはどれもこれも、とにかくやっちゃえ、行っちゃえの真っ最中です。納得できているのは二本のニーボードぐらいですが、この状況のまま2023年になだれ込むつもりなので年明けからも楽しみがたくさんです。

このまとまらない感じが今の私のアタマの中そのままです 笑。この歳になって何やらぜんぜん落ち着かない感じになってきた自分的には面白くて、それが行動の原動力にもなっているみたいです。

そんなところでひとまずは、今年一年いろいろとありがとうございました。新しい年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。




明後日の木曜は波が少し上がりそうな気配ですが、年末の大掃除もやらなくちゃいけません。午前中だけでも行けるように段取りしとこうと早めに掃除をスタートしたのですが、これがなかなか大変で、海へ行ってたら終わらなそう。

海行ったら、午後はグデグデしちゃうのが目に見えてます。もう若く無いのです 笑。今年の波乗りは、きっぱりとあきらめて年末の掃除とお正月の準備に専念しようと思います。

月が変わるだけで時間の経過という面から見ればいつもと同じはずなのですが、やっぱり12月から1月へというのは気持ちが違ってくるものです。今年はもう終わりで次は来年…なんて、なんだか当分の間、海はお預けみたいな気持ちになってくるから不思議です。

波乗りしたくてウズウズしているのは事実ですが 笑。

皆さんも同じだと思います。波乗りってつくづく不思議なものだと思います。いちばんはじめは、波打ち際でスープに押されてまっすぐと滑ったとき。それから少し沖へ出て、うねりの柔らかな斜面をサーフボードとその上に乗った自分の身体が滑り出したときの感覚。

陸上では感じることが無いその特別な感覚に引き寄せられるように、自然と気持ちは海へと向かい、いつのまにか離れられない存在になってしまいました。

波を滑るのが好き。波を滑りたい。ただそれだけで気が付けば、ずいぶん長い時間が経っていました。今でも波乗りを始めたときと同じ気持ちです。

例えば、ロングボードで波を滑りたい。両脚でしっかりとボードの上に立ち、足の裏から伝わってくるサーフボードが水面を滑走している感覚。それからスピード。盛り上がってくる波にボードを押しつけるように立っていると、それが前へ進むスピードへと変わっていく不思議な体験。

ニーボードだったら、低い視線の中で目の前に丸く広がる波のカール。その海面が次から次へと後へ流れていく光景。そのスピードとうねりのチカラを感じ取りながら滑っているときの光景。

ボードの長さは長いのから短いのまで様々ですが、どれもそんなことを楽しませてくれることがベースにあって、それぞれのキャラクターでそのお楽しみに色付け、味付けをしてくれる。そんなことを考えて波乗りをしてきたように思います。

いろいろと夢想しつつ、次の出会いを楽しみにしながら大掃除しようと思います 笑。






先週から起毛タイプのセミドライを使い始めました。本格的な冬のシーズンのスタートです。そのせいか、先週末はウェットのオーダーとお問い合わせをいくつかいただきました。その都度、このブログのウェットマニアの内容をご説明しているので頭と口はヘトヘトです 笑。でも必要なことです。

昨年からテストしている、オール3ミリ裏起毛のU-ZIPです。


標準装備と比べて違う点は首回りです。標準は折り返しタイプの二重防水ネックですが、私はあえて軽いシングルネックを選びました。

シンプルな作りですが、首回りの内側のトップ部分がラバーになっていて浸水をストップします。寒かった昨年の冬の終わりごろにも使っていますが、これで防水性は十分だと感じています。首回りを軽くしたい方にはお勧めできます。

ただ二重ネックの首回りの保温性はありませんので、状況に応じてフードやネックウォーマーを使うと良いと思います。

首回りと同様に、手首と足首の先端の裏側はラバーを使っています。

防水効果は高く、これでほぼ浸水は無いと言い切れます。足首は着脱のしやすさを優先するなら、ラバー裏ではなくジャージ裏も選ぶことができます。そのあたりのメリット、デメリットもご説明して選んでいただくようにしています。

その他、U-ZIP特有の注意点や脱ぎ方など諸々のことがあります。ジッパーレスが登場してからもうずいぶん時間は経ちますが、未だにジッパーレスが苦手と言われる方がいるのは販売する側の説明不足だと思います。

もし、まだスムースに脱ぐことできないという方がおられたら遠慮なくご相談ください。

昨年から使い始めたU-ZIPですが、個人的に好きなのはこっちだったりします。発売以来ずっとお気に入りで使っているオートジップ、つまりバックジップスーツです。


昔からあるスタイルですのでU-ZIPの影に隠れがちですが、このウエットスーツは本当に良く出来ていると思います。

ジッパーレスのウェットが登場してきたのは動きやすさを考えてのことですが、このオートジップに使われているストレッチファスナーは柔らかく伸縮性があります。首回りのフィットも良く考えられていて、バックジップの’ネック’だった首回りの防水性はかなり高く、実際に使っていて冷たいと感じる浸水はほぼありません。手足首はU-ZIPと同じ構造です。

その首回りをヒントにしてリニューアルしたのが、STEAMERウェットスーツです。

構造はシンプルですが防水性とフィット感はかなり向上しました。首回りは春先とこの秋に3ミリでテストしていますが、いい感じです。次は裏起毛の5/3ミリを思い切り寒い日に着てみようと思います。

以前の感覚で言うと、5/3ミリのウェットは重くて動きにくいということがあると思います。私も多いにありました。そもそも、そこから冬の重くて動きにくいウェットをなんとかしようという取り組みが始まったのです。

でも心配ご無用です。進化しているのは構造だけではありません。素材も進化しています。5/3ミリでも昔のものと比べると、軽く柔らかくなっています。STEAMERは質が高い素材を製造メーカーから直接取り寄せています。価格はそのまま素材の品質に結びつくので、激安にはできませんが、素材の質の高さは実際に触っていただければ分かると思います。

最後はZEROのエアドームです。防水性はかなり高いです。動きやすさで言えばパドルが一番楽なのはこのエアドームです。

首回りは二重防水です。胸回り、それに肩から上腕部にかけてオーバーサイズに作られているので腕と肩まわりはかなり楽です。海の上での一番長い動きのパドリングを少しでも楽にしようという発想から考えられている形です。

裏起毛無しの5/3ミリがありますが、湘南から北関東までそれで充分な保温性があります。肌触りが良く滑りが良いので動きやすく着脱も楽です。インナーを追加すればさらに暖かです。

納期はAXXE CLASSICとZEROは約一ヶ月、STEAMERは2週間ほどで出来上がります。

ウェットスーツは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。











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