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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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昨日は波も期待できず、グライダーでパドルのトレーニングというのもなんとなく気分が乗らないので、カツさんと打ち合わせをする前に、軽い運動がてら近所の農場に暖房の燃料になる丸太をもらいに行ってきました。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166752787?w=225&h=300)
こんな感じで、クヌギやサクラなどをもらってきました。ルノーのカングーというクルマですがもともと仕事用ということもあって、シートを上げれば樹脂むき出しの荷台なので、エイッという感じに積んでも丸太を降ろしたあとにホウキで掃いちゃえば全然平気です。500kg積めるので、このくらい(推定150kg)は問題ナシ。積み込むだけでも結構な労働です。これもトレーニングと思えば…農場の方にはお礼にビールのシックスパックを置いてきました。
これを40cmくらいの長さに玉切りにして、斧で割って薪を作ります。一年乾燥させて来年の暖房の燃料になる予定です。丸太を横に切っていく玉切りは普通、エンジンチェーンソーを使いますが、私は化石燃料を使わず、昔の人が使っていたような大きな林業用の鋸を会津の鍛冶屋さんに作ってもらおうと思っています。なんでもトレーニングにしてしまおうという考えです。(ロッキー(笑)もやってたし)
丸太をいったん家で降ろし、藤沢のボード工場へ。
天気が良かったので、アウトドアオフィスで弁当を食ったあと、日差しが暖かいのでウトウトしているとカツさん登場。(半分眠りながら撮った画像。20年近く履いているウルバリンの1000MILEブーツ)
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166752911?w=300&h=225)
こんなボードがリペアに入っているのを発見。平塚のショップのオーナーさんがリサイクルショップで、ン千円で売られているのを見つけたそう。おそらく60年代後半のシングルフィン。ETサーフボードのロゴが最高。かなりのグッドコンディション。シェイパーはアーニー・タナカ。カリフォルニアなら結構な値段が付きそうな超掘り出し物ボード。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166752786?w=225&h=300)
こんなモノも作っていたりします。ハワイアン柄の布を樹脂でラミネートした洗面台です。樹脂板でテーブルトップだって作れます。時間さえあれば、いろんなものが作れそうです。想像膨らみます。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166752789?w=225&h=300)
カツさんと、年内の仕事納め。メネフネジャケット着てくれてます。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166752788?w=225&h=300)
カツさんは来年のUSブランクスのデリバリーのスタートを待って、シェイプを再開します。来年はどんな感じになって行くんだろう?という話しに自然となっていきました。
ノースから帰ってきたカメラマンさんの話では、パイプライン、バックドアのラインアップで4フィンのボードがかなり目だっていたそうです。世界のトップレベルの波とサーファーに試された4フィンがどんなものになっていくのか、そんなことも楽しみです。とりあえず来年はレイドバックだけのデザインはもういいんじゃないかと思ってます。温故知新は大切ですが、トランジションボードというククリからそろそろ脱出して2007年の感覚とテクノロジーをプラスしたニューエラのボードを作り出したいものです。カツさんとクリスさん、来年もよろしくお願いします。
今日は冬至です。みなさん柚子湯に入りましょう~。
こんな感じで、クヌギやサクラなどをもらってきました。ルノーのカングーというクルマですがもともと仕事用ということもあって、シートを上げれば樹脂むき出しの荷台なので、エイッという感じに積んでも丸太を降ろしたあとにホウキで掃いちゃえば全然平気です。500kg積めるので、このくらい(推定150kg)は問題ナシ。積み込むだけでも結構な労働です。これもトレーニングと思えば…農場の方にはお礼にビールのシックスパックを置いてきました。
これを40cmくらいの長さに玉切りにして、斧で割って薪を作ります。一年乾燥させて来年の暖房の燃料になる予定です。丸太を横に切っていく玉切りは普通、エンジンチェーンソーを使いますが、私は化石燃料を使わず、昔の人が使っていたような大きな林業用の鋸を会津の鍛冶屋さんに作ってもらおうと思っています。なんでもトレーニングにしてしまおうという考えです。(ロッキー(笑)もやってたし)
丸太をいったん家で降ろし、藤沢のボード工場へ。
天気が良かったので、アウトドアオフィスで弁当を食ったあと、日差しが暖かいのでウトウトしているとカツさん登場。(半分眠りながら撮った画像。20年近く履いているウルバリンの1000MILEブーツ)
こんなボードがリペアに入っているのを発見。平塚のショップのオーナーさんがリサイクルショップで、ン千円で売られているのを見つけたそう。おそらく60年代後半のシングルフィン。ETサーフボードのロゴが最高。かなりのグッドコンディション。シェイパーはアーニー・タナカ。カリフォルニアなら結構な値段が付きそうな超掘り出し物ボード。
こんなモノも作っていたりします。ハワイアン柄の布を樹脂でラミネートした洗面台です。樹脂板でテーブルトップだって作れます。時間さえあれば、いろんなものが作れそうです。想像膨らみます。
カツさんと、年内の仕事納め。メネフネジャケット着てくれてます。
カツさんは来年のUSブランクスのデリバリーのスタートを待って、シェイプを再開します。来年はどんな感じになって行くんだろう?という話しに自然となっていきました。
ノースから帰ってきたカメラマンさんの話では、パイプライン、バックドアのラインアップで4フィンのボードがかなり目だっていたそうです。世界のトップレベルの波とサーファーに試された4フィンがどんなものになっていくのか、そんなことも楽しみです。とりあえず来年はレイドバックだけのデザインはもういいんじゃないかと思ってます。温故知新は大切ですが、トランジションボードというククリからそろそろ脱出して2007年の感覚とテクノロジーをプラスしたニューエラのボードを作り出したいものです。カツさんとクリスさん、来年もよろしくお願いします。
今日は冬至です。みなさん柚子湯に入りましょう~。
今度は文句無しの勝ちでしょ。また泣いちゃった(笑)
強いアゲンストウィンドの中での勝利は、並大抵の人にはできないことだと思います。普通なら精神的にまいっちゃう。
それにしても、彼らに対するほぼイジメと思われる週刊誌の記事(そうやって人をいじめといて、次の記事では学校でのいじめ問題を取り上げているおかしなメディア。)たまに乗る電車の車内吊りをみると目を覆いたくなるような、暴力的、性的な見出し。小さな子供も見るんだから規制できないものなんだろうか?
今日は、朝から近くの農場へいって来年の我が家の燃料になる丸太をもらってきました。
これからカツさんのところへ行ってきます。
詳しくはまた後ほど。
強いアゲンストウィンドの中での勝利は、並大抵の人にはできないことだと思います。普通なら精神的にまいっちゃう。
それにしても、彼らに対するほぼイジメと思われる週刊誌の記事(そうやって人をいじめといて、次の記事では学校でのいじめ問題を取り上げているおかしなメディア。)たまに乗る電車の車内吊りをみると目を覆いたくなるような、暴力的、性的な見出し。小さな子供も見るんだから規制できないものなんだろうか?
今日は、朝から近くの農場へいって来年の我が家の燃料になる丸太をもらってきました。
これからカツさんのところへ行ってきます。
詳しくはまた後ほど。
昨日は朝から、セヴァン・スズキさんのスピーチに感動して涙を流し、家に帰っては島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」を読んでまた泣いてしまった(笑)
島田洋七さんと言えば、B&B!漫才ブーム当時、中高生だった私にはとても懐かしい名前なのですが、この「佐賀のがばいばあちゃん」は広島生まれの島田洋七さんが佐賀のおばあちゃんのところへ預けられた8年間を描いた小説なのです。(ちなみに’がばい’とは佐賀弁で’すごい’という意味)
ものの見事に貧乏でも、そんなことは気にもせず明るく豪快に、豊かな心で生きているおばあちゃんを見ていると、物が溢れる現代の生活が人の心をいかに貧しくしているのか考えずにはいられませんでした。そしていくらお金と物があっても人の心を豊かにしてはくれないということも。LOHASという、マーケティング用語の中から出てきて一般的に使われるようになった言葉がありますが、佐賀のがばいばあちゃんの生き方を見ていると、誰も真似ができないような自然で健康的で環境にも優しい生き方、LOHASなライフスタイルそのものじゃなかったのかと思いました。
今の私たちの生活がいかに不自然かを実感するのに良い方法があります。コンビニエンスストアはもう私たちには無くてはならない存在になっていると思いますが、試しに一週間、コンビニの食べ物だけで生活してみてください。八百屋で野菜を買い、魚屋で魚、肉屋で肉を買う普通の生活と比べると、驚くほどたくさんのゴミが出ることがわかります。弁当を食べれば、プラスチックの容器に割り箸、お茶のペットボトル。おにぎりをたべればビニールのゴミ。一食分だけでも大変な量です。朝、少しだけ早くおきて弁当箱に米とおかずを詰めて、水筒にお茶を入れてでかける。それだけで、お金もかからず余計なゴミも作り出さずに一日を過ごすことができます。弁当箱と箸はもちろん持ち帰って洗ってずっと使えます。
私も含めて普通の人は、がばいばあちゃんのようには生きられないと思いますが、ムダな物、余計なゴミは増やさないという努力をすることはできます。それに私たちには「波乗り」があります。波乗りに夢中になっていれば余計なお金を使わないでも楽しく心豊かに生活することができます。駐車場代はかかりますが、波はいくら乗ってもタダですから。
「佐賀のがばいばあちゃん」は物やお金にとらわれがちな現代の生活に新しい風を送り込んでくれるように思います。そのうえなぜか環境のことも考えずにはいられなくなる、人情味溢れる暖かい物語です。
私が知らなかっただけで映画はかなりヒットしているようですし、来年からテレビドラマにもなるようです。みなさんもぜひ読んでみてください。ただ、思わず大笑いしてしまったり、もらい泣きをしてしまうので通勤電車では読めないかも。
波も無くてモチベーションも下がる寒さですが、たまには読書も良いものです。私の場合、ちょっと泣きすぎ(笑)年取ると涙腺が緩くなるのか…
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166590610?w=300&h=210)
明日、波はなさそうですがNPOの通訳で渡米していたカツさんも帰国したので、打ち合わせ&仕事納めです。
島田洋七さんと言えば、B&B!漫才ブーム当時、中高生だった私にはとても懐かしい名前なのですが、この「佐賀のがばいばあちゃん」は広島生まれの島田洋七さんが佐賀のおばあちゃんのところへ預けられた8年間を描いた小説なのです。(ちなみに’がばい’とは佐賀弁で’すごい’という意味)
ものの見事に貧乏でも、そんなことは気にもせず明るく豪快に、豊かな心で生きているおばあちゃんを見ていると、物が溢れる現代の生活が人の心をいかに貧しくしているのか考えずにはいられませんでした。そしていくらお金と物があっても人の心を豊かにしてはくれないということも。LOHASという、マーケティング用語の中から出てきて一般的に使われるようになった言葉がありますが、佐賀のがばいばあちゃんの生き方を見ていると、誰も真似ができないような自然で健康的で環境にも優しい生き方、LOHASなライフスタイルそのものじゃなかったのかと思いました。
今の私たちの生活がいかに不自然かを実感するのに良い方法があります。コンビニエンスストアはもう私たちには無くてはならない存在になっていると思いますが、試しに一週間、コンビニの食べ物だけで生活してみてください。八百屋で野菜を買い、魚屋で魚、肉屋で肉を買う普通の生活と比べると、驚くほどたくさんのゴミが出ることがわかります。弁当を食べれば、プラスチックの容器に割り箸、お茶のペットボトル。おにぎりをたべればビニールのゴミ。一食分だけでも大変な量です。朝、少しだけ早くおきて弁当箱に米とおかずを詰めて、水筒にお茶を入れてでかける。それだけで、お金もかからず余計なゴミも作り出さずに一日を過ごすことができます。弁当箱と箸はもちろん持ち帰って洗ってずっと使えます。
私も含めて普通の人は、がばいばあちゃんのようには生きられないと思いますが、ムダな物、余計なゴミは増やさないという努力をすることはできます。それに私たちには「波乗り」があります。波乗りに夢中になっていれば余計なお金を使わないでも楽しく心豊かに生活することができます。駐車場代はかかりますが、波はいくら乗ってもタダですから。
「佐賀のがばいばあちゃん」は物やお金にとらわれがちな現代の生活に新しい風を送り込んでくれるように思います。そのうえなぜか環境のことも考えずにはいられなくなる、人情味溢れる暖かい物語です。
私が知らなかっただけで映画はかなりヒットしているようですし、来年からテレビドラマにもなるようです。みなさんもぜひ読んでみてください。ただ、思わず大笑いしてしまったり、もらい泣きをしてしまうので通勤電車では読めないかも。
波も無くてモチベーションも下がる寒さですが、たまには読書も良いものです。私の場合、ちょっと泣きすぎ(笑)年取ると涙腺が緩くなるのか…
明日、波はなさそうですがNPOの通訳で渡米していたカツさんも帰国したので、打ち合わせ&仕事納めです。
朝、仕事場へ向かう車の中で聞いたFM放送で、とても気になった言葉がありました。それは1995年ブラジルで開催された地球環境サミットでセヴァン・スズキという12才の少女のスピーチの一篇でした。
If you don't know fix it, please stop breaking it.
どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのはやめてください。
というフレーズです。
そしてそのスピーチの内容は素晴らしく、そして強く心を打つものでした。本になっているので著作権の問題が発生するのかもしれませんが、その内容を一人でも多くの「大人」に読んで欲しくて転載しました。
以下、学陽書房 セヴァン・カリス・スズキ原著 「あなたが世界を変える日」より転載いたしました。
「あなたが世界を変える日」
こんにちは、セヴァン・スズキです。
エコを代表してお話しします。
エコというのは、
子ども環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。
カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、
今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたたち大人のみなさんにも、
ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、
自分たちで費用をためて、
カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。
今日の私の話には、ウラもオモテもありません
なぜって、私が環境運動をしているのは、
私自身の未来のため。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損をしたりするのとはわけがちがうんですから。
私がここに立って話をしているのは、
未来に生きる子どもたちのためです。
世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。
そして、もう行くところもなく、
死に絶えようとしている無数の動物のためです。
太陽のもとにでるのが、私はこわい。
オゾン層に穴があいたから。
呼吸をすることさえこわい。
空気にどんな毒が入っているかもしれないから。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。
数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。
そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。
それらは、もう永遠にもどってはこないんです。
私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、
たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、
もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、
そんなことを心配したことがありますか。
こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、
私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。
でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。
あなたたちもよい解決法なんてもっていないってことを。
オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、
あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。
ここでは、あなたたちは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたたちもだれかの母親であり、
父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そしてあなたたちのだれもが、だれかの子どもなんです。
私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、じつは3千万種類の生物からなる大家族です。
国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。
私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、
ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。
私はこわい。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私はおそれてません。
私の国でのむだづかいはたいへんなものです。
買っては捨て、また買っては捨てています。
それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富をわかちあおうとはしません。
物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。
カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。
時計、自転車、コンピューター、テレビ、
私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。
2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、
私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所とやさしさと愛情をあげるのに」
家もなにもないひとりの子どもが、わかちあうことを考えているというのに、
すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。
これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じくらいの歳だということが、私の頭をはなれません。
どこに生まれついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。
私がリオの貧民街に住む子どものひとりだったかもしれないんです。
ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、
インドで物乞いをしていたかもしれないんです。
もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えば、
この地球はすばらしい星になるでしょう。
私はまだ子どもだけどそのことを知っています。
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、
世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、争いをしないこと話しあいで解決すること
他人を尊重すること
ちらかしたら自分でかたずけること
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
わかちあうこと
そして欲ばらないこと
ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。
なぜあなたたちが今こうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったいだれのためにやっているのか。
それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。
みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくかを決めているんです。
親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。
しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。
父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、
なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。
あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、
どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。
最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
If you don't know fix it, please stop breaking it.
どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのはやめてください。
というフレーズです。
そしてそのスピーチの内容は素晴らしく、そして強く心を打つものでした。本になっているので著作権の問題が発生するのかもしれませんが、その内容を一人でも多くの「大人」に読んで欲しくて転載しました。
以下、学陽書房 セヴァン・カリス・スズキ原著 「あなたが世界を変える日」より転載いたしました。
「あなたが世界を変える日」
こんにちは、セヴァン・スズキです。
エコを代表してお話しします。
エコというのは、
子ども環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。
カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、
今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたたち大人のみなさんにも、
ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、
自分たちで費用をためて、
カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。
今日の私の話には、ウラもオモテもありません
なぜって、私が環境運動をしているのは、
私自身の未来のため。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損をしたりするのとはわけがちがうんですから。
私がここに立って話をしているのは、
未来に生きる子どもたちのためです。
世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。
そして、もう行くところもなく、
死に絶えようとしている無数の動物のためです。
太陽のもとにでるのが、私はこわい。
オゾン層に穴があいたから。
呼吸をすることさえこわい。
空気にどんな毒が入っているかもしれないから。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。
数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。
そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。
それらは、もう永遠にもどってはこないんです。
私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、
たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、
もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、
そんなことを心配したことがありますか。
こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、
私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。
でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。
あなたたちもよい解決法なんてもっていないってことを。
オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、
あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。
ここでは、あなたたちは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたたちもだれかの母親であり、
父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そしてあなたたちのだれもが、だれかの子どもなんです。
私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、じつは3千万種類の生物からなる大家族です。
国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。
私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、
ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。
私はこわい。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私はおそれてません。
私の国でのむだづかいはたいへんなものです。
買っては捨て、また買っては捨てています。
それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富をわかちあおうとはしません。
物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。
カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。
時計、自転車、コンピューター、テレビ、
私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。
2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、
私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所とやさしさと愛情をあげるのに」
家もなにもないひとりの子どもが、わかちあうことを考えているというのに、
すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。
これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じくらいの歳だということが、私の頭をはなれません。
どこに生まれついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。
私がリオの貧民街に住む子どものひとりだったかもしれないんです。
ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、
インドで物乞いをしていたかもしれないんです。
もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えば、
この地球はすばらしい星になるでしょう。
私はまだ子どもだけどそのことを知っています。
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、
世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、争いをしないこと話しあいで解決すること
他人を尊重すること
ちらかしたら自分でかたずけること
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
わかちあうこと
そして欲ばらないこと
ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。
なぜあなたたちが今こうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったいだれのためにやっているのか。
それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。
みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくかを決めているんです。
親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。
しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。
父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、
なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。
あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、
どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。
最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
2007年の年賀状のデザインが完成しました。
できないときにはいくら考えてもできないのに、できちゃうときには10分くらいで、ピンポ~ンってできちゃう。今回は、ピンポ~ンのほう。
今年の年賀状はスキップフライのミニチュアフィッシュの写真をベースにしたこんなグラフィック。本当は違うデザインだったのを、印刷直前にピンポ~ン(笑)が来てこれに変えた。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166261035?w=271&h=400)
来年のはお届けまでのお楽しみ。ちょっとだけ種明かしすると少しだけ「アニメ調」…かな~?ピンポ~ンがこなければこのまま行く予定。
今年の営業は、12月23日(土)までです。年末トリップ用のトランクス探している人、まだまだ間に合います。年明けは1月4日からのつもりだったけど4日は木曜なので、1月5日(金)から営業しま~す。
お年玉セールとか福袋とか特にやらないので、新年もスローにスタートするつもりです。みなさんも年末年始ゆっくり過ごしてください。
できないときにはいくら考えてもできないのに、できちゃうときには10分くらいで、ピンポ~ンってできちゃう。今回は、ピンポ~ンのほう。
今年の年賀状はスキップフライのミニチュアフィッシュの写真をベースにしたこんなグラフィック。本当は違うデザインだったのを、印刷直前にピンポ~ン(笑)が来てこれに変えた。
来年のはお届けまでのお楽しみ。ちょっとだけ種明かしすると少しだけ「アニメ調」…かな~?ピンポ~ンがこなければこのまま行く予定。
今年の営業は、12月23日(土)までです。年末トリップ用のトランクス探している人、まだまだ間に合います。年明けは1月4日からのつもりだったけど4日は木曜なので、1月5日(金)から営業しま~す。
お年玉セールとか福袋とか特にやらないので、新年もスローにスタートするつもりです。みなさんも年末年始ゆっくり過ごしてください。
久しぶりに食べ物ネタ。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166239757?w=300&h=193)
今日の昼飯。レンコンのキンピラに豆腐のソテー、それから新潟のSさんにいただいた、コシヒカリ?ひとめぼれ?(なんでしたっけ)の玄米とチリメン。新米の取れたてをわざわざ持ってきていただいたのですが、これムチャクチャうまいです。お米のおかげで粗末なおかずですが豊かな気持ち。ありがとうございました。この場を借りてお礼します。
そいでもってこっちは昨日の晩ご飯
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166239758?w=300&h=166)
よく登場するアヴォカトとレバーのサラダ。寒ちぢみホウレンソウのサラダの上にトッピング。寒ちぢみは寒さにあたってシワシワになったホウレンソウですが、肉厚で甘みが増していて、鍋やおひたしにしても普通のホウレンソウと一味違います。ホウレンソウにはシュウ酸が多いので生で食べすぎるのはあんまり良くないのですが、うまいのでつい…。(水溶性のシュウ酸なので、おひたしにすればOKです。)
隣はサツマイモのポットロースト。安寧イモという種類ですが、普通のサツマイモと違って切り口がオレンジ色。ねっとりおいしいです。これにキャンティの赤ワイン。デザートは近所の超有名ケーキ店で買ってきたシュトーレンの薄切りをふた切れ。クリスマスまでに少しづつ食べていくケーキです。粗食ですが、「もうすぐクリスマス」という気分のなんとなく幸せな週末の食卓でした。
今日の昼飯。レンコンのキンピラに豆腐のソテー、それから新潟のSさんにいただいた、コシヒカリ?ひとめぼれ?(なんでしたっけ)の玄米とチリメン。新米の取れたてをわざわざ持ってきていただいたのですが、これムチャクチャうまいです。お米のおかげで粗末なおかずですが豊かな気持ち。ありがとうございました。この場を借りてお礼します。
そいでもってこっちは昨日の晩ご飯
よく登場するアヴォカトとレバーのサラダ。寒ちぢみホウレンソウのサラダの上にトッピング。寒ちぢみは寒さにあたってシワシワになったホウレンソウですが、肉厚で甘みが増していて、鍋やおひたしにしても普通のホウレンソウと一味違います。ホウレンソウにはシュウ酸が多いので生で食べすぎるのはあんまり良くないのですが、うまいのでつい…。(水溶性のシュウ酸なので、おひたしにすればOKです。)
隣はサツマイモのポットロースト。安寧イモという種類ですが、普通のサツマイモと違って切り口がオレンジ色。ねっとりおいしいです。これにキャンティの赤ワイン。デザートは近所の超有名ケーキ店で買ってきたシュトーレンの薄切りをふた切れ。クリスマスまでに少しづつ食べていくケーキです。粗食ですが、「もうすぐクリスマス」という気分のなんとなく幸せな週末の食卓でした。
昨日は、またまた11’のグライダー。
潮が引いている時間帯でしたら、5.4のフィッシュ初乗りか?!と思っていたのですが、入水できそうな時間帯がちょうど満潮に近い時間だったので大きなボードで出かけました。(本当は潮の時間に合わせて動くがベストなんですが、なかなか時間の調整ができないダメな私)
海は予想通り、上げ気味のトロっとしたブレイク。ノーズライダーでもちょっとテイクオフが大変、というコンディションでもグライダーは全然平気です。いつものポイントは人が10人くらい入っていて、11フィートはかなり迷惑そうなので、隣へ移動。盛り上がったまま沖からやってくる、崩れそうで崩れないコシハラくらいのうねりに簡単に滑りだします。
滑り出してボードの上にゆっくり立ち上って、スピードが付くのを待ちます。少しそのまま岸に向かって真っ直ぐ滑り波が立ち上がってきたところを見計らって、テールに体重をかけ波側のレールをゆっくりと入れていく感じにターンするとボードはスピードを増して滑り出します。スピードがあるので、体勢を変えながらレールを入れて横に方向を変えるときにかかるGが気持ちよい感覚です。テイクオフからファーストターンへの流れはグライダーの醍醐味のひとつでもあります。
他に入っているサーファーは、インサイドでビギナーのショートボードがテイクオフの練習をしているだけでしたので、彼とクロスしないようにラインを取ります。いつもはグーフィーのポイントで早いブレイクのレギュラーなのですが、今日は潮が多いのでレギュラー側もトロッとしたショルダーが張り走っていけます。
波のフェイスの高いところからテールに乗って思い切りカットバックの動作をするとスピードが付いているので大きく重たいボードが、気持ちよく簡単に帰ってきてくれます。インサイドで崩れたスープまでバックサイドで戻り、前半分がサイドスリップするような感覚でレールを入れてリエントリー。ちょっと掘れたフェイスにレールをセットし波のフェイスを横切って行きます。
そんな感じで約一時間半、乗っては戻り、また乗るの繰り返しで十分堪能したのでパドルで帰還。途中のポイントで、池田潤さんが入っていたのでしばしそこでストップ。3本くらい波に乗り、お話。潤さんはG&Sのヴィンテージ、ミジェットファレリーのストリンガーレスに乗ってました。クラシックなロングボーディングを体験するには、今のそれ風のボードではなく本物の昔のボードに乗るのが一番手っ取り早い方法だと言ってましたが、その通りだと思います。私もキープしているホビーの1968ギャリープロパーモデル乗らなくちゃ。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/f0dabb884cbed6d1190c4f749cd74c7b/1166149745?w=219&h=450)
ヴィンテージボードに乗ってみたい人はこんなのがあります。60年代後半のハンセン マスターです。コンディションはかなりいいです。スクープノーズでレールも進化しているので海で普通に使えます。興味がある人はお問い合わせを。20万円代後半で交渉可でございます。
潮が引いている時間帯でしたら、5.4のフィッシュ初乗りか?!と思っていたのですが、入水できそうな時間帯がちょうど満潮に近い時間だったので大きなボードで出かけました。(本当は潮の時間に合わせて動くがベストなんですが、なかなか時間の調整ができないダメな私)
海は予想通り、上げ気味のトロっとしたブレイク。ノーズライダーでもちょっとテイクオフが大変、というコンディションでもグライダーは全然平気です。いつものポイントは人が10人くらい入っていて、11フィートはかなり迷惑そうなので、隣へ移動。盛り上がったまま沖からやってくる、崩れそうで崩れないコシハラくらいのうねりに簡単に滑りだします。
滑り出してボードの上にゆっくり立ち上って、スピードが付くのを待ちます。少しそのまま岸に向かって真っ直ぐ滑り波が立ち上がってきたところを見計らって、テールに体重をかけ波側のレールをゆっくりと入れていく感じにターンするとボードはスピードを増して滑り出します。スピードがあるので、体勢を変えながらレールを入れて横に方向を変えるときにかかるGが気持ちよい感覚です。テイクオフからファーストターンへの流れはグライダーの醍醐味のひとつでもあります。
他に入っているサーファーは、インサイドでビギナーのショートボードがテイクオフの練習をしているだけでしたので、彼とクロスしないようにラインを取ります。いつもはグーフィーのポイントで早いブレイクのレギュラーなのですが、今日は潮が多いのでレギュラー側もトロッとしたショルダーが張り走っていけます。
波のフェイスの高いところからテールに乗って思い切りカットバックの動作をするとスピードが付いているので大きく重たいボードが、気持ちよく簡単に帰ってきてくれます。インサイドで崩れたスープまでバックサイドで戻り、前半分がサイドスリップするような感覚でレールを入れてリエントリー。ちょっと掘れたフェイスにレールをセットし波のフェイスを横切って行きます。
そんな感じで約一時間半、乗っては戻り、また乗るの繰り返しで十分堪能したのでパドルで帰還。途中のポイントで、池田潤さんが入っていたのでしばしそこでストップ。3本くらい波に乗り、お話。潤さんはG&Sのヴィンテージ、ミジェットファレリーのストリンガーレスに乗ってました。クラシックなロングボーディングを体験するには、今のそれ風のボードではなく本物の昔のボードに乗るのが一番手っ取り早い方法だと言ってましたが、その通りだと思います。私もキープしているホビーの1968ギャリープロパーモデル乗らなくちゃ。
ヴィンテージボードに乗ってみたい人はこんなのがあります。60年代後半のハンセン マスターです。コンディションはかなりいいです。スクープノーズでレールも進化しているので海で普通に使えます。興味がある人はお問い合わせを。20万円代後半で交渉可でございます。
ポストに新しいNALUが入っていたので、いつもの「まずは、写真からチェック」の読み方でページをめくっていると、よく知った顔がいきなり大きく出てきたのでちょっとビックリ。
読み進むに連れて、その人の人柄が良く現された文章に思わずうなずいてしまいました。その人にお世話になった人はメネフネのお店にも、本当にたくさんいます。その人は樹脂を魔法のように使って、ラミネート、リペアをこなす職人。リペアと言ってもそんじょそこらの…。余計なことを言わなくてメネフネでリペアを体験した人なら解るはず。その人は実はシェイプも結構ウマイ。(もちろんサーフィンも)
その人は店を始めたころからのお付き合い。店を閉めた後、夜遅く押しかける私に嫌な顔一つせず付き合ってくれ、私の訳の分からない質問にひとつひとつ丁寧に答えてくれた(今は定休日に行ってます。)ラミネートルームでその人がラミネートをしているところをレジンの臭いでアタマが痛くなるまで見ては、質問攻めにした(仕事中なのに!)私の質問に答えながら仕事の手は休めず、手際よくガラスクロスでサーフボードを包んでいくその動きに見とれていたものだった。
ただ穴を埋めるだけのリペアは決してやらない。強度や見た目の美しさにこだわる。「できない」とは決して言わない。今の方法で解決しなければ別の方法を考える。一本にかける時間が違う。だからその人の後ろにはリペア待ちのボードが並ぶことになるのだが。
その人は凄い。台風のうねりが湘南に届き始めると仕事はしない。けれど仕事をしないのはサーフィンできる明るいうち、夜は工場へ戻ってその日の仕事を片付ける。そのまま仕事場で寝て、次の朝波が続いていればまたサーフィンだ。その姿はもう理屈ではなく、「BORN TO SURF」という言葉がTシャツのバックプリントのデザインだけでないことを実感させてくれる。
私のサーフボードのテクノロジーに関しての知識は、川南活さんとその人のおかげだ。メネフネビーチストアはその人抜きにしては成り立たないくらい影響を受けていると言ってもいい過ぎでは無い人である。
時間はかかるが、自分の大切なサーフボードはこんな職人に任せたいと思う。
今朝6時ごろトイレに起きて行ったあと、いきなり金縛り状態…。疲れていると時どきなるのですが、寝ているのに意識のどこかが覚醒している状態。よく怖い話で心霊現象とされているみたいですが、私のはそれとは違うと思う。身体を動かしたくても動かせないもどかしさで結構疲れます。
そんな苦しい状態がずっと続く中見た変な夢。
その1
店に出勤する前に腹ごしらえと思い、近所の中華料理屋でニラレバを食べていると、前に座った親父もニラレバを食べながら、「ちくしょう!こんな硬い肉はレバーじゃねーや。なんて硬ぇレバーだ!」と毒づいています。私は「別に普通のレバーなのに変は親父だなあ」と思いながら食事を済ませ店に行くと、店頭では現実の世界でいつも前を通る靴屋の親父が不景気そうな顔をして、なぜか靴と家具を売っています(実際の靴屋の隣が家具屋のせいだと思われます)
なんでこのオヤジがいるんだ?と思いながら中に入ると店は長崎の叔父が経営する洋品店に急変。しかし中に立っているのは学生の頃バイトをしていた洋服屋の社長。「おはよーございます」なんて間抜けな挨拶をしながら奥へ荷物を置くところで金縛り状態から解放。
変な夢だなあと思いながら、夢の続きが…
その2 場面はおそらく店の2階(叔父の洋品店には2階があった)
バッグをおろして、さあ仕事しようと思っているときに大変なことに気が付いて血の気が引きます(ほんとに引いた)先月、長崎に帰ったときに行った動物園でリスザルを一匹、買ったままカバンの中にほったらかしていたことを思い出したのです。(サル、買えませんので…念のため)
あわててカバンを開けると、なぜか小さな日本ザルが心なしかやつれた表情で出てきました。「ゴメンナサ~イ」と謝りながら水と食料を上げようとしますが、怒ったサルがBB弾が入ったガスガンで攻撃してきます。
そういう場面になったとたん身体は金縛り状態に。動かない身体で必死に弾が顔に当たらないように抵抗しているうちに弾が切れ、ほっとしたところで金縛り状態から解放されます。
それから、寝ては金縛りになって起きる、の繰り返し。身体を動かそうともがいているときに隣で女房が寝返りをうつ音や、外の音や明るさを感じるんです。目覚ましが鳴る夢で目が覚めたり、変な朝。
でも面白いのはそんな夢の中でも、窓から外を見るとかならずそこは海で、良さそうな波がブレイクしていること。なんなんでしょうね、私って…。
画像は本文とは関係ありません。KKサーフボードのフィッシュに入れていたフィッシュマークと海の仲間シリーズのタコ。4本足なのはクアッドに使おうと思ったから。すっかり忘れていて使っていません。いらないか、タコ。
私が好きなアーティストの一人、ピート・モンドリアンの作品。NYのMOMAで撮影した画像です。来年も今年と同じ時期にNYへ行けるチャンスがあるのですが、年末のハワイも我慢したことだしやっぱり我慢かなあ。NYは好きな旅行先のひとつです。
いつだか行ったときにふらりと入ったギャラリーでヘンリー・ディルツの個展をやっていて、泣きそうになったことがありました。ヘンリー・ディルツは音楽が好きな人ならかならず目にしたことがある作品を撮っているフォトグラファーです。ジャクソン・ブラウン、CSN&Y、アメリカ、イーグルス、ジミ・ヘンドリクス、ローリング・ストーンズ、ドアーズ…なんかのジャケットの写真だったり、日常の生活でのなにげないワンシーンだったり、普通の写真なんだけど目に見えない「何か」がガンガン伝わってくる写真に完全にやられてしまった記憶なんかがあります。そんな経験がフラフラと歩いているだけでできる街はなかなか無いと思います。
信号なんか絶対守らないニューヨーカー、ひたすら歩きます。ジェットコースター並みにスリル満点のイエローキャブ、スチーム、街角のベンダー、おしゃれなブティック、チャイナタウン、チェルシー、SOHOのイタリアレストラン。。。
食べ物だって、10ドルあれば腹いっぱいになるおいしくて庶民的な飯屋がたくさんあります。画像はNYで一番ディナーの予約が取れないというステーキ屋ピーター・ルーガのプライムリブランチ$15。これにブルックリンラガーが最高。
波乗りだって、誰も入っていないエンプティバレルに出会うことだってあるらしい。
ただし気温は-20℃のファンキーな世界。ちょっとムリそう。
年内は、12月23日(土)までの営業です。
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