MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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木曜が定休日の私は、水曜日が週末みたいなものです。そこから金、土、日と来て、月曜日の今日は週中と言ったところ。ココロもカラダも中だるみの週中です 笑。このタイミングでガツっと負荷をかけてやることもありますが、大抵においてはリラックスタイムです。

先週波乗りしてから、首がずっと痛くてそれをなんとかしようと、いろいろ取り組んできました。パドルしているとどうしても、上体に合わせて首の後ろを反る姿勢になります。ショートジョンやタッパーなど首回りに何もないようなウェットだと、余計に反りがちになるようにも思います。

海に入っているときから痛みを感じていたので、パドルのときはできるだけ首を反らないように気を付けていました。

首もそうですが、パドルでは腰もつい反ってしまいがちです。ピラティスではこの二か所を反らずに上体を持ち上げるのが基本なので、最近はそれをそのまま取り入れてパドルしています。

腰を反らさず守りながら背筋を使うので、波乗り後の腰痛はかなり緩和されて腰が痛くなることは少なくなりましたが、先日は首をうっかりしていました。痛くなってからやり方が違ったのを思い出しました。

背中を反りながら、首と腰を守る方法はこの動画の4つめの動きを参考にしてください。
4.Prone Extensionという動きです。

できれば最初の背骨と骨盤の動きと呼吸を理解してからやってみてください。https://youtu.be/AuY-Na4dgK4 気持ちいいいですよ。

首の痛い部分には何もしません。やるのはその周囲を伸ばしてゆるめること。毎日愚直にストレッチを繰り返します。それから背骨です。骨のトリートメントはヤムナボール。下から順番に背骨に当てていくと首も楽になります。


こんな感じです。これは肩甲骨ですね。固まった左肩に良さそうです。今夜やってみます。

ヤムナボール、見ているだけでは分かりませんが、けっこう痛くて筋力も必要です。片方だけ終わったヤムナさんの肩が、やったほうだけ後ろに反っているのが分かると思います。しっかりとやるとかなり実感できます。

今までに無く痛かったので、少し心配していましたが痛みは取れてきました。椎間板も古くなってきていますから気を付けたいと思います。パソコンやスマホを触っているとき、運転中など普段から背骨のカーブには気を付けております(クルマのシートを倒し過ぎるとストレートネック(スマホ首)の状態になります)


皆さん身を持って実感されていると思いますが、波乗りは身体全身をまんべんなく使うハードなアクティビティです。瞬発力と持久力、柔軟性、あらゆる要素を要求されます。それだけに身体への負担も大きいです。

若いうちは身体のケアには多少手を抜いても、自然な回復力で元に戻ってくれていましたが、だーんだんそうも行かなくなってきます。

古くなったらその分、手をかけてあげなければうまく動いてくれなくなります。でも身体はちゃんと応えてくれるもんです。身体が調子良ければ波乗りだけじゃなくて、仕事や普段の生活の質も上がると思います。

自分のカラダは自分が一番分かります。自分に合ったメンテナンス方法があると思います。私はこの歳で良いのに巡り合えたんじゃないかと思ってます。

台風からのうねりはあまり期待できなそうです。12号と13号のあいだにある熱帯擾乱(じょうらん)の影響で東よりの風が続くので、東うねりで少し出来るんじゃないかと思ってます。

こんな波でやりたい(いつだかの冬の低気圧の波です)


そんな時に備えて、明日はがっつり身体使ってやろうかなっと。





Mさんのホットマンゴー、シェイプ中です。活さんが住んでいた南の島の、浅く掘れ上がる危険な波で使っていたボードを基に作られているモデルです。速い滑り出しとチューブの中を走るためのシェイプは、そのまま日本の波をダウンザラインするスピードボードに応用されています。


まだシェイプ途中のボトムはコンケーブ。今では多くのショートボードのボトムデザインにも見られるシングルコンケーブです。


ノーズにボリュームを持たせたアウトラインは、速いパドルとテイクオフが可能です。活さんのラインアップの中では昔からあるモデルのひとつですが、今どきの見方をすればショートボードとミッドレングスのハイブリッドと言うこともできそうです。ただし、スピードは一番です。

このボードのサイズは6’2”。6’4”のサイズがあれば、かなりのサイズまでカバーしてくれます。

活さんのダウンザラインフィン、トライバナナと組み合わせれば、無敵のスピード性能を発揮します。


サイズがあるきれいな波を走らせてみたくなるボードです。Mさん、楽しみにしていてください。





STEAMERサーフスーツ、オーダーキャンペーン開催します。毎度、高品質素材でローコストを謳っているSTEAMERさんですが、材料コストの値上がりはいかんともしがたく、冬物から¥3.000程度の値上げを予定しています。

そこで、期間限定で価格は2021年秋冬価格で据え置きのまま、オーダーキャンペーンを開催します。セミドライスーツがオーダー料、消費税込みで、5/3ミリ¥76.000 3/3ミリ¥68.000です。



昨年のリニューアルに加えて、さらに首回りのフィット感と首への負担の軽減、そして防水性と動きやすさを高めるためにパーツの形状、生地の使い方、サイズ取りなどを変えています。

変更点はありますが基本はラバーを多く使用した、シンプルでクラシックなこのスタイルです(現在、ヒザ部分はタフジャージを使用。バリアネック仕様の場合、袖はラグランのみになります。)


下半身ジャージ、ヒザ下ジャージのオプションがあります。私自身は5/3ミリで、インナーネックバリア、ヒザ下ジャージ仕様(モモまでラバースキンです)が今年の冬ウェットの予定です。

STEAMERサーフスーツ オーダーキャンペーン 10月31日まで開催します。


春先から始めたピラティス。最初はまるでできなかった動きも、普通にできるようになってきました。体幹は腹筋ローラーなんかよりも、よっぽど効きます。気のせいか「腰痛」というキーワードから、ここ最近遠ざかっているようにも感じます。

筋力もそうなのですが、いろいろと出来るようになってくるのに付随してきたように感じるのが、背骨と股関節の柔軟性です。

立位体前屈はストレッチの準備無しで、もう少しで手のひらがぺったりと床に着くくらい曲がるし、股割りは(こちらもいきなりやって)床に顔が大分近づくようになりました。

身体はもともと柔らかい方だったのですが、歳をとってかなりぎこちなくなっていたのが、30代くらいの柔らかさに戻った感じです。

五十肩で動かない左肩は少しだけ可動域が増えて来たと思います。

不思議なもので、柔軟性を感じるとそれまでいい加減にやっていたストレッチを、かえって身を入れてやるようになっています。良い循環です。

先日の波乗りがずいぶん調子良かったので、波乗りしたくてたまりません。身体の調子が良いおかげです。こちらも好循環です。

波を素早く捕まえて、よく走ってくれる活さんのシェイプのおかげでもあります。

全体的に見れば、体力や回復力はやっぱり衰えていると感じますが、こんな感じで続けていればまだまだ楽しめるなあと多いに実感しています。

いやー、波乗りはやっぱり楽しいですね。

昨日は久しぶりに何もない休みでした。午前中の風が弱い時間帯は楽しめたと思います。海へ行こうかとも考えましたが、二日続けての早朝波乗りはさすがにエンジンかからなくなってきた還暦近くのおっさんです。なので前日の波乗りを反芻しながらのカラダ弛めランニング。ゆっくりゆっくり5キロほど走って念入りにストレッチ。

掃除洗濯に遅めの昼食をとって、もうひと仕事済ませ(いろいろあるんですよ 笑)、やっと手が空いたのでかねてから見たいと思っていた、SUMMER OF ’66を見ました。



内容は以前にもブログでご紹介したと思いますが、1966年に作られたビンテージのノーズライダー10本を現代のロンガー、男女6人(たぶん)で乗ってしまおうという企画です。

登場するノーズライダーは、YATER SPOON、BING D・ヌヒワ、CON WING NOSE、GORDIE ノーズライダー、G&S ストレッチノーズ、GREEK ELMINATOR、HORBOUR CHEATER、MOREY POPE SNUB、CON THE UGLY、RICK UFO、こんな感じ。全部あるかな?

ノーズでの滞留時間をできるだけ長くするためにいろんな工夫がされているのですが、ノーズライダーのシェイプ理論は60年代にほぼ完成されていたのがよく分かります。

フラットなノーズボトム、ノーズコンケーブ、ステップデッキ、テールキック、ピボットフィンなどノーズライドのためのデザインがよーく分かります。

それぞれのボードを一本ずつ説明してくれるので、ロングボードが好きな人は楽しめると思います。

しかしこのムービー、懐かしい雰囲気はそのまんま90年代です 笑。

ムービーは、ここで見ることができます。www.TheSurfNetwork.com 有料サイトですが、30日間無料お試しというので見られます。その他にもいくつか興味をそそるムービーがあったので、見てみようと思います。

おとといのブログで書いたシングルフィンの最初の一本。YOUTUBEに出てました 笑。


明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。





お知らせ:9月6日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。


波はムネくらい。画像よりももう少し大きなセットが入ってきます。台風ぽくないサイズでしたが、たっぷり楽しめました。

ボードは5’7”のニーボードです。フィンはトライ。前回ちょこっとだけ乗りましたが、ニーボードやりたかったのです。

浮力多めで、重めに作ったのでゆるい波でもどんどん走ってくれます。今日のような波では最高です。ニーボードは波のキャッチがかなり速くて、ライディングの姿勢へ移行するのも速いので、ロングボードと同じようにテイクオフに余裕があります。

タイミングをパドルで合わせながら、波が追いついた瞬間にパドルを強めて同時にキックを入れます。フィンの推進力は強力です。タイミングを間違えていなければグンッとボードが前に出て、もう波を滑り出しています。

あとは胸をあげてボードの上に正面を向いたままスタンスしますが、身体は真っすぐ前を向いたまま(横乗りじゃないのです)で、この瞬間のスムースさというか、幅が広いボードが波の斜面を滑り出す感じがとても好きです。

ギリギリのタイミングでのテイクオフも得意です。大きめのセットが入って、波待ちしているところよりも沖で崩れそうなリップをかわそうと沖へ皆がパドルをする中でボードを返して、ひょいっと乗って行くことができます。

両ひざをデッキパッドのブツブツにしっかりとグリップさせてライディング開始ですが、ボードの反応はとても速いです。ボードの反応はこのラウンドピンが一番速いと思います。テールでピボット的に向きを変えることもできるし、エッジが効いたレールをかっちり入れてドライブさせることもできます。

良い波にたくさん乗っちゃったので、持ってきたもう一本のボードにも乗ってみようとクルマへ戻ります。

ついでにウェットも着替えます。天気がよさそうなのでショートジョンで入ったのですが、肩から腕が冷えるので、ゼロの2/1ミリのロンスプです。最初から着ていれば良かったのですが、ショートジョンでやりたかったんです。(先日、作っていただいた方もこのロンスプで入ったようで、もっと早く作っておけば良かったとメールいただきました。ありがとうございます。ゼロのコブラシリーズ、季節の変わり目に重宝します。)

と、宣伝を入れつつもう一本のニーボード、シングルフィンに乗り換えです。

5’8”でブギーと同じノーズ幅。少々大きすぎたかと思っていましたが、これがなかなか。

ハルボトムの真ん中に、水の通り道を入れたようなボトムの形。レールはテーパー気味でエッジがよーく効いています。

フィンは9インチのフレックス。テールから13インチに持って来てみました。けっこう前寄りですが、ハルに乗っている人には普通の景色でしょう。

トライフィンの後に乗ると反応がかなり遅い 笑。のんびり、ゆっくりのレスポンスで、最初はレールが引っかかりまくりでギクシャクしてしまいました。気が付いたらドローンに追いかけられていましたが、あれを撮られたか 笑。

【画像追加しました】YOUTUBEに上がっていた動画からキャプチャーしてみました。ノーズ入り過ぎて引っ掛かってます。


ボードが長いのとノーズ寄りにボリュームがあるのとで、前回はキックが入れにくいなあと思っていましたが、慣れてしまえばそんなことはありません。トライフィンと同様にスムースに滑り出してくれます。

トライとは違って、ひたすらリラックスです 笑。レールとボトムとフィンをしっかりと感じつつひとつひとつの動作を丁寧に行います。

脱力しつつ滑っているとスピードは出ていないようにも感じますが、そうでも無いみたいです。前方で乗った人にはすぐに追いつくし、ほとんどの波で捕まらずにインサイドまできっちり滑っていってくれます。

波に合わせてスピードを調節しつつ、力が抜けた状態で波を滑っていきます。カットバックもゆっくり。フィンのしなりを感じつつレールをしっかりと入れ替えて戻っていきます。

スタンディングではトライフィンに乗ろうとは思わないわけですから、シングルの反応が遅いとはそれほど感じてはいないんでしょうね。それだけニーボードはダイレクトというか、ボードとの一体感が強いということのようにも思います。

ニーボードのシングルフィンの面白さ、改めて気が付かされました。もう少しボリュームダウンしたのも作ってみたいです。

ラミネート中のスワローテールもあるし、いろいろと楽しみです。

ニーボードをみっちりやると、こんどはロングフィッシュやプリモに乗りたくなる不思議 笑。次はロングフィッシュですね(今日もクルマには積んでました)。







動画でアレックス・ノストが乗っているボンザーを見て思い出したのは、以前に作ったニーボードです。ボンザーというとセンターがシングルフィンと同様で、サイドに2つまたは4つのボンザーフィンという独特の形状を思いうかべると思います。

動画の中のボードは4フィン、つまりツインフィンにボンザーフィンが付いた形です。最初タイトルには、4フィンボンザーと書いてから「あれ?違うかな」とツインフィンボンザーに訂正しました。

フィンは四つありますが、ボンザーフィンはあくまでもメインのフィンのサポートです。普段は分かりやすくするために、3フィンボンザーや5フィンボンザーと呼びますが、(ちょっと小さくなってますが)主役はあくまでもセンターBOXに付いているシングルフィン。

なので、アレックスのボードの主役はツインフィン。シングルと区別するためにツインフィンボンザーです。

オリジナルは、皆さんご存知(です?)のマイク・イートンのジンガー。キャンベルブラザーズのボンザーの最初の理解者でもあるイートンさんです。私はBING SURFBOARDSの板でお世話になりました(好きで勝手に乗ってただけですが)

ニーボードを始めて少し経ったときに、両ヒザ、両スネ、両足(脚との違い分かりますか?)でがっちり押さえて乗るニーボードにはこのジンガーはフィットするんじゃないかと考えて作ってみました。

最初のアイデアというか、なんとなくこんな感じかなあと書いてみたのは、2008年のことです。


実際に形になったのがこれです。最初のこのフィンは大きすぎました。


いくつか試して、最終的にクアッドで使っているフィンに落ち着きました。


とに今でもかく速いボードでした。センターフィンはありませんがルースな感じは全く無かったと記憶しています。立ち上がっても良かったんです。

二年ほど乗って手放してしまいましたが、今でもどなたか乗っていただいているんでしょうか。



明日は今日よりもうねりが強まりそうです。午前九時相模湾沖で南のうねり1.4m/13sの予想です。午前中はオフショアで昼ぐらいから南が吹きそうですが、風は弱そうなので一日波乗りできそうです。公休の方、有給取った方はたっぷり楽しめるんじゃないかと思います。




質の良い素材を使ったコストパーフォーマンスが高いウェットを作り続けているのが、STEAMERサーフスーツです。決して激安というわけではありません。価格はそのまま素材の質に結びつきます。材料の質を下げれば価格を安くするのは簡単ですが、着心地にダイレクトに影響してきます。

使用していただいている方には頷いていただけると思います。実感したい方はショップに触りに来てください。

昨年から改良に取り組んでいます。今年は自分でも5/3ミリのセミドライを作って冬に使ってみようと考えています。


昨年作った3ミリのセミドライ。スポット的に使った毛足が短い素材を使って、真冬にテストしてみるつもりで作りました。

内側はジッパーからの浸水をシャットアウトするバリアネックが付いています。


ジッパーを閉めるとスーツの中はこんな感じになります。こうやって見ると良く分かりますが、スーツ内へ水が入るのは首と両手足首、つまり外部とつながっている部分です。

昨年はこのバリアネックの形状と首回りの作りをリニューアルしました(画像はリニューアル後の形状です)。首回りはフィット感と防水性、背中のバリアネックはより動きやすさを考えました。

肩の痛みで年明けから海に入れなかったので、テストできたのは12月までと3月の下旬からでしたが、首まわりの防水性はかなり高くなっていることを実感できました。構造としては目新しいものは何もありませんが、ウェットスーツに求められる役割は充分に果たしています。

冬の素材は昨年までと同じ、ライテス起毛を使用する予定です。ゴン太くんみたいなやつです。


これで、5/3ミリを作ってみます。5ミリの裏起毛は動きにくくなるイメージがあるかもしれませんが、昨年作っていただいた方から「5ミリでも動きやすいです」というフィードバックをいただいているので自分でも試してみようと思います。

上の赤い起毛の3ミリは、当初の予定どおりにプレミアムブラックのインナーを着て冬にテストしてみようと思います。

とは言ってもまだ9月になったばかりですから、まずは秋物です。STEAMERさんと言えば、やっぱりこのセットアップです。

ロングジョンとジャケットで税込み¥56.100、3ミリフルスーツは税込み¥53.900。もちろんフルオーダープライスです。

水温や好みの合わせた生地の厚さはもちろん、袖にストライプを入れるなどのカスタマイズにもお応えします。柔らかいだけじゃない、いい生地使ってますよ。






プリモのシェイプが出来上がりました。9’3”のロングボードサイズです。


ダークウッドストリンガーのブランクスは本国への注文になっていまうので、お待たせしてしまいました。しっかり存在感があります。お待ちいただいた甲斐があるというものです。


この方は8フィート代のプリモに乗られてかなり気に入っていただいたようで、9フィートプラスのロングボードサイズのプリモも欲しいということでオーダーいただきました。私と同じ発想です 笑。私のは9フィートちょうど。8.4よりも長さとボリュームが増えて、(毎度妙な言い回しですが)すっかりロングボードです。

画像で分かる通りボトムやレールは、ミッドレングスのプリモと同じです。よく走ります。それがロングボードサイズになるので、ちょっとグライダーっぽい感覚です。ミニグライダーとでも呼んでいいと思います。

実際、自分では10フィートまで作って試しています。10フィートで覚えているのは、波が大きな日に、湾の真ん中あたりで厚く崩れてくる大きなうねりの広い斜面を滑ったときのこと。昔のブログです。

ロングボードのプリモ、とにかくスピードが出ます。スピードコントロール(トリム)を楽しみつつ、今まで抜けられなかったような速いセクションに挑戦してみてください。丸いボトムにノーズコンケーブとは違うロングボードをお探しの人はぜひ。



話は変わって、ウェットのお話です。ゼロウェットスーツのロンスプが出来上がってきました。2/1ミリのコブラシリーズです。


ちょうどオンシーズンということもあって、10日ほどで仕上げてくれました。私も先週から同じものを使っています。夏場の曇りや雨、風が強い日などに重宝します。

普通のロンスプのイメージからすると、暑すぎると思われるかもしれませんが、身ごろが2ミリで袖が1ミリで肩や腕の縫い目からは普通に水が入ってきてくれてなかなか快適です。


肩の縫い目を見ると、普通のウェットとは違うのが分かると思います。ウェットのラバーは切り口同士を突き合わせ、接着してから縫いますが、1ミリの生地は薄いためそれができません。縫い合わせるだけなので縫い目からは水が普通に入ってきます。

水が入るのが狙いなのです。裏返しにするとこんな風です。


寒がりの方の夏場の朝一や、今の時期のクラゲやチンクイ除けに重宝します。水温が高い10月初旬くらいまで使えます。

1ミリや2ミリのウェットなんて壊れやすいと思うかもしれませんが、かなり丈夫です。私のロンスプは2015年に作ってもらったものです。今日届いた新品と比べると硬くなっているとは感じますが、薄い1ミリの袖ですからパドルの妨げにはなりません。2022年ですが、ストレスなく使えております。

それから、AXXE CLASSICの冬物の早期受注キャンペーンはたくさんのオーダーありがとうございました。冬物は今月から5.000円程度の値上げになりますが、3フルやシーガル、ロンスプなどの秋物はこれまで通りのプライスです。来春には値上がりも予想されますので春秋物をお考えの方は、今秋のうちにどうぞ。

値上げの話ばかりですいません。そんな中でSTEAMERさんはいまのところ据え置きです。セミドライは昨年リニューアルして、首回りのフィットやバリアネックを付けた背中部分の動きやすさが向上しています。

STEAMERの長年のユーザーさんからは、5/3ミリの厚いウェットも動きやすいというご報告をいただいています。

首回りとバリアネックの使い心地は昨年、3ミリフルスーツで試しています。今年は5/3ミリを自分でも試してみようと思っているのですが、細かいところをもう少し改良してもらおうと、現在いろいろとプランを練っているところです。

詳しくはまた改めて書いてみようと思います。


ユーズドボード、カツカワミナミサーフボードMINI2ベースのツインフィンをお値下げしました。





リペアでお預かりしたボードを積み込んでみたら、自分のボードが入らない。Dフィンは10フィートです。10フィートのオンフィンは入るのかと?と少々心配でしたが、まだ少し余裕があります。ロングボードは確か9.5。それが2本。頭の上は6.8のMINIです。それに6.2のフィッシュが1本。


自分のボードは、8.0のフィッシュとニーボード。この画像を改めて見たらリアシートをもう少し倒せば入りそうですが、このときは素直にDフィンを引っ張り出して屋根の上へ。NVにDフィン、なかなか絵になってます。

フィッシュとニーボードも無事に納まりました。

リペアはすべてプロの職人にお願いをしています。皆さんのボードをきれいに直してくれるのは、最近は雑誌などにもしばしば登場している、BIRDS CREATIONのジョージくん。活さんのフィッシュのウッドフィンも彼が作っています。もう長い付き合いです。

保土ヶ谷バイパス、横横と走って到着。ジョージくんの仕事場は西に富士山を見晴らす、山間の静かなところです。リペアはプロの仕事ですから決してお安くはありません。キズが小さい場合は割高になってしまうこともあります(樹脂を塗って仕上げれば良さそうな小さなものは了解を得て私がやっちゃうこともあります。プロじゃないので割安です 笑)。あらかじめ見積りをお伝えするようにしています。

雑談を兼ねたリペアの打ち合わせをしてから、潮が動く時間を見計らって海へ。(ボードをお預かりした方々にはメールしましたので、よろしくお願いします)



波はコシくらい。ボードはまたロングフィッシュです。


今度は最初からきちんと乗れます。調子いいです。こういうのって何なんでしょうね?身体が勝手に覚え込むんでしょうか?

セットが少なくて本数はそれほど乗れませんでしたが、今度は失敗しません。それぞれの波でいい感じです。

スピードはやっぱりオリジナルのレイクフィンの方が小さい分、速いかな。それにオリジナルのレイクフィンのほうがスムースに感じます。このロングフィッシュは試験的にフィンを変えてみたのですが、前回から感じていることがいくつかあります。

例えばカットバック。オリジナルのレイクフィンだと回転性が高いので後足を押し込みすぎると回り過ぎてしまいます。それがこのキールフィンではルースさ少なくて、なんとなくツインぽく無い。ボードの使い方で変わるかもしれませんが、これならシングルフィンのプリモとそれほど変わらないように思います(プリモって凄いんです)。

そう考えると「(このキールフィンだったら)シングルのプリモとそんなに変わらないんじゃねーか?」と懐疑的になったりもしています。調子良くないわけじゃないのです。ばっちり楽しめています。ただ、おれはツインだぞ~という主張が少ない 笑。

誤解が無いようにもう一度言いますが、昨日もかなり楽しめました。そんな中で、ちょこっと感じたことです。ネット上にこういうキールフィンを付けた長いフィッシュの動画は結構たくさんありますが、動きを見ているとやっぱりどこか重そうで、やっぱりそうなるのかと思った次第です。

ロングフィッシュ(プリモフィッシュ)、7フィート代や6フィート代後半でオーダーいただくことも多いですが、そちらはオリジナルのレイクフィンの方をお勧めします。

またまた繰り返しますが、調子はいいんですよ 笑。ロングフィッシュ、もっと乗ってやろうと思ってます。



今朝も早朝はオフショアで出来たと思います。私は今朝はひたすら身体を緩めておりました。昨日は何が良くなかったのか首と肩がガチガチで、パドルが辛くて波を何本か逃してしまいました。

ピラティスで背骨はかなり柔らかくなったのですが、やっぱりお歳です。ストレッチで背中を緩め、ヤムナボールに乗って、マッサージガンで肩甲骨から背中をマッサージしたら腕はかなりスムーズに上がるようになりました。

身体のメンテナンスもきっちりやらないとダメですね。明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。





お知らせ:8月30日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

シェイプルームの前に置かれたブランクス。何やら気になるのは短いやつです。


これまで使っていたものとは違う印象のロッカーとボリュームバランスです。このブランクスはもしや…。とチェックしていたら案の定、私がお願いしていたニーボード用のブランクスのようです。6’2”サイズのフィッシュやニーボードに使えるブランクスです。

シェイプしてもらおうと考えているニーボードのサイズは5’7”。その長さをこの6’2”の中からどう取るか?ノーズ側へ寄せて行くと、テールのロッカーが少なくなってきます。今回のこのブランクスは、テール側のロッカーが気になってのテストですので、それを出来るだけ活かしたい。

あまり後ろへ寄せ過ぎると、今度はテールの薄さが気になります。切り取るサイズは7インチです。

テールから2インチ?それとも3インチ?、そうしたらノーズはこの辺でロッカーは…と気になって仕方ありません。あれこれやっていると「ちょっとやってみましょうか」という天からの声が 笑。

考えていたのは、レングスが5’7”で幅22”1/2。いつもより1インチ長く、幅を1/2インチ狭く。テールを幅があるスワローテールにして、アウトラインに直線を増やし、さらに速いニーボードを、という試みです。

ボトムはシングルコンケーブ。それとのバランスを考え、すこしだけテール寄りにテールエンドの位置を決めました。ノーズロッカーは厚みを取る分をプラスしてもらうことにします。


スワローテールの深さはどのくらいにするか?1/2インチ刻みで線を引いてみます。

スワローテルの両方のポイントがきっちり出ている方が、より速く深く水流に切り込んで行ってくれそうで、一番深い赤のラインをチョイスしました。

アウトライン完成です。

早速切り抜いて、テイクダウンという工程までやっていただきました。ボードが小さいと作業も早いです。

フォトショップで回転させて回りを隠してみました。

かなりいい感じです。幅は22”1/2ありますが、そう見えないのはバランスが良い証拠だと思います。スワローテールの深さはこれでばっちりだと思います。

イメージしていた通りのアウトラインが出来上がりました。直線的でパラレル気味のアウトラインをダブルウィングで絞り込んでいます。いままでに無いアウトラインです。スピードが出て反応が良さそうで、私にとって完璧なアウトラインに見えます。

ここからもう一度プレーナーをかけて薄くしてもらいました。


スワローテール、かなり楽しみです。




ウィンタースーツキャンペーン、8月31日(水)までです。

AXXE CLASSICのページで、オートジップのフルスーツの価格を間違えていました(高くしちゃってました…)。訂正しましたので、もう一度チェックしてみてください。

オートジップ(バックジップタイプ)は自分でも使っていますが、クラシックな外観に似合わず、ハイスペックなウェットです。

ZEROウェットスーツ 9月1日受注分から、各モデル¥15.000~¥30.000の値上げ予定です。オーダーをお考えの方は早目がおすすめです(オーダー時のご入金でお願いします)。

AXXE CLASSIC セミドライスーツ早期受注キャンペーン開催中。
9月1日からの価格改定前のオーダーキャンペーンです。8月31日まで(オーダー時のご入金でお願いします)


ナルトトランクス ストックショーツ 送料、各種手数料(代引き・後払い手数料)無料で発送いたします。8月31日まで。


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