MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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プリモが二本、出来上がってきました。どちらもオーダーボードです。

まずはこれです。ミッドレングスモデルのプリモの中では短めの7フィートちょうどのサイズ。マジェンタっぽいボトムのカラーが鮮やかです。


もう一本は少し長めで、7’10”。こちらはクリアのデッキに、ボトムとレールは白のピグメント。同じ白でも質感の違いで主張しています。


どちらのプリモもボトムからの画像でくっきりとレールエッジが分かります。滑らかなボトムの盛り上がりとその間のコンケーブ。ボトムの水の流れを変えるきっかけになっています。VEEが入らないのが一番の特長ですが、このコンケーブとそこからレールにかけての傾斜面、そしてレールエッジの組み合わせがボトムの水流のリリースとホールドを制御してくれ、とても軽い動きをしてくれます。

波に沿ってダウンザラインしているときには、ボトムしっかりと水流をホールドしてくれているのを感じます。とにかくスムースで、王様になったような気分(笑)で滑ってくれます。実際、速いです。

レールに体重を乗せるとレールエッジが軽く柔らかく反応し、反対側のレールから水流が噴き出してきます(バックサイドのサーフィンでそれを見るのが好きです)回転し始めると、VEEが無いテールのコンケーブとエッジがしっかりとホールドしてくれ、そこに小さなフィンが付いているような感覚です。

コンケーブロッカーと、ブランクスのオリジナルロッカー、そしてレールロッカーの三つ。スピードx2とコントロールx1のロッカーを曲面でつなげたボトムがプリモです。


プリモ、乗って見なくちゃ分かりません。私は7.3に乗ってハマり、8.4に乗ってさらに深くハマりました。6.8もオススメです。

プリモ、変わらない人気の秘密です。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト





波あります。午前中は良かったんじゃないでしょうか?波あるのは分かってましたが、私はおあずけ。波乗りばかりじゃなく、ランニングもピラティスもおあずけでこれにかかりっきりです。

何かといいますと、庭の芝生張りです。家庭菜園をやっていたのですが畑仕事に時間がなかなか取れず、荒れ気味になっていたので(畑よりは)手間がかからない芝生を張ってしまおうと考えました。

一番簡単なのは人工芝です。最近は本物っぽい質感のものがあります。最初はそれにしようと考えていたのですが、劣化によるマイクロプラスチックのことが気になったので人工物は取りやめ。手間はかかりますが、他の植物同様に育ててやろうと天然芝を張ることにしました。

それでいざ本腰を入れ始めると、これが想像していたよりもかなり大変です。

近所のホームセンターで良く見かけていたので、そこで買えばいいんでしょと軽く考えていたのですが、実際に買おうとなると全然良いものが無いのです。枯れかけていたり、そうでなければ数が足りなかったりと、なかなか良いものにめぐり合わない。

目ぼしいホームセンターに電話をかけて在庫を確認して行くものの、管理が悪くて茶色くなったものばかり。半日ドライブしまくって、ようやく必要な量を確保できました。この時点で結構疲れてますが、ここからです。

買ってきた芝です。ホームセンターでは大抵、平積みにされて売られていますがあれはダメで、縦に置かないとダメだそうです。これを購入したところだけが店頭で縦に置かれていました。


手には入ったものの、芝も生き物ですから早く張ってあげないといけないのですが、芝を張る地面作りがまだです。

本当は地面を冬の間に作っておいてから芝を購入するのが順序なのですが、どのホームセンターも今の在庫を売り切りで次の入荷は無いとのことで、先に芝を買ってきました。

芝も生き物です。枯らしてしまっては可哀そうなので、波があるのにも関わらず泥だらけの作業をやっているわけですが、基本的に園芸は好きなのでやり始めると結構楽しい 笑。

三日間、空いた時間を使って雑草をむしり、根っこを取り、きれい掃除してできるだけ平らにしてようやくここまでたどり着きました。


ここから目砂を敷いて、芝を張っていけば完成ですが、その前に芝の根止めを入れたりと諸々の作業が待っています。

張ったら今度は世話しなくちゃいけませんが、庭仕事は好きなのです。庭木のレモンとライムは先月にかなり剪定したのですが、なかなかいい感じに新芽と花芽が付いてきています。今年は豊作かもしれません。(無農薬のレモンがたくさん獲れます)

腰がだんだん痛くなってますが、もう少し頑張ります。


さて、後になってしまいましたがこんなストリンガーのブランクスがあります。3/16インチのカラーフォームを1/8インチのダークウッドで挟んでいます。


頼んでいたのは一本だったのですが、それが二本入荷してきたそうで一本使えます。作ることができるのはプリモです。レングスは7.10ぐらいから8.4まで。

これでプリモを作りたいという方がいたらご連絡ください(ストリンガー、そんなに高額じゃありませんので。無くなってしまった場合はご容赦ください)

薄いブルーのティントや、クリアラミネートでボランパッチなんか入れたらかっこいいと思います。


STEAMERの3ミリフルスーツが届きました。早いです。今は2週間かかっていません。今年は気温と水温が不順で、未だにセミドライが欲しいところですので、3ミリフルスーツの時期にも十分間に合います。

このフルスーツは、下半身がジャージで袖付けはラグランスリーブ仕様でお作りしました。冬用のインナーネック付きは構造上、どうしてもラグランスリーブのみになってしまいますが、インナーネックが無い今の時期の3ミリフルスーツはラグランの他、セットインスリーブでもお作りすることができます。

下半身までスキンにするとクラシックな雰囲気ですが、スキンが増えるため取り扱いには若干気を遣います。股部分のスキンとジャージの合わせ目は表面を縫い合わせることができず、接着のみになりますので(裏面で縫っています)、着るときにはできるだけ引っ張らないようにしてください(他メーカーも同様です)

ヒザ下も同じです。着脱でテンションが、かかりがちなところです。モモまでラバーにしてヒザ下をジャージに、という方法もアリです。


ここは外見では分からない、構造上の違いです。3ミリフルスーツは比較的水温が高い時期に使うことが多いので、背中のジッパー周りが防水構造になっていないものもあります。

この3フルは、ジッパー部分をオプションでダブルフラップにして防水性を高めています。インナーバリアまでは行きませんが、水中でもしばらく水の侵入を防ぐことができます。3フルは秋口から初冬にも使いますが、その時期を考えるとこちらの方が水が入ってヒヤッとする感覚を減らすことができます。若者には不要かもしれませんが…笑。(ダブルフラップオプション ¥1.100です)

先ほども書きましたが、3フルは比較的水温が高い時期に使います。最近のウェットの進化で、ゆるーく気になっているのがこのことです。最近のウェットスーツは、素材や製法、構造の進化で防水性が高くなっています。喜ぶべきことなのですが、周りの温度が上がってくると逆に浸水が欲しくなることが良くあります。

暑いのです。AXXE CLASSICで数年前から2ミリのフルスーツが登場していますが、これはそういうことの現れだと思います。

ZEROに2ミリ/1ミリのコブラシリーズがありますが、これはまた違う発想で夏前~晩夏の気温が低い時期を意識しています。実際、この時期にかなり使えるウェットです。私はチンクイ、クラゲ除けにロンスプを重宝しています。(1ミリの生地の縫製は防水性はほとんど無いので、本当に軽い防寒と風除けの機能になります)

この3ミリフルスーツは昔ながらの形ですから、首を緩めたりジッパーを少し降ろしたりと調節することができます。昔ながらが良いこともあったりします。

これはまだ少し気が早いですが、長袖のジャケットも届きました。エリ無しの丸首が人気です(エリの有り無しは選べます)。

ジャケットはタッパーよりも丈が長めです。トランクスと組み合わせたときに腰が冷えにくいように後部が少し長めになっています。

STEAMERウェットスーツはロゴ無しでもOKです。

AXXE CLASSIC、ZERO、AIDENTIFY、STEAMER、各社ウェットスーツの詳細はMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。





お知らせ:4月19日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。


最近良く登場する8フィートのプリモです。肩が治って久しぶりだったからなのか、波がそれだけ良かったのか、良くは分かりませんが未だに感触が残っています。

このボードを作ったのは三年前の2019年。その頃のブログを見返すと、この8フィートばかり乗っていたようです。そのときも調子良さそうな感じで書いてあります。プリモの8フィートは実はこれが二本目です。最初はかなり昔です。活さんがプリモというモデルを作り始めたころ、最初に作ってもらったのが8フィートでした。

8フィートというサイズには理由もあります。それは、さらに昔(笑)。波乗りを始めたころにクラシックなロングボードに加えて、8フィートのサイズを使っていました。(そのボードも良く覚えています。バベルエッジと言ったかな?テール周りのレールがダブルエッジのボードでした。あとタカヤマさんの80年代シェイプの8’4”シングルフィン(激レア!笑)。)

今と同じで、パフォーマンス系のロングには乗らない代わりに、軽めのボードに乗りたいときは8フィートを持ち出していました。プリモは8’4”がお気に入りなのは皆さんご存知だと思いますが、2本の8フィートをシェイプしてもらったのは、そんな記憶があったからだと思います。

この8フィートが自分の中で、新しいスタンダードになりつつあるみたいです。

もちろん、8’4”もいいのです。その8’4”から長さを4インチ短く、幅を1/2インチ狭くした8フィートですが、それだけで生まれてくる感覚の違いは大きいものがあります。

身体の調子が戻ってきた久しぶりの波乗りで、8’4”ではなく8フィートを持ち出した理由は、ボードの動きのイメージです。

8’4”と変わらない滑り出しからボードをスムースに走らせて、波のショルダーでテールを踏んでボードの向きを軽く変えてカールへ戻る。そんなカジュアルなイメージが8.4を少し小さくした8.0だったのですが、そのイメージのまま、それにプラスしてレールがしっかりと入ったカットバックをボードが勝手にやってくれるのです。

何の無理もなく、身体の動きにボードが付いてきてくれる感じです。

さらに波に合わせてのダウンザラインです。この8フィートは、いつもの6オンスラミネートにプラスして8オンスボランのパッチを入れて少し重めです。そのせいだと思います。波のフェイスを滑っているときの8フィートと思えないくらいの重厚な感覚が素晴らしいのです。

昔、11フィートのグライダーに良く乗っていましたが、あれをギュッと圧縮した感じです。コンパクトグライダーとでも呼んだらしっくりくるかもしれません。

同じプリモのはずなんですが、8’4”とはまた違ったモデルみたいに感じています。

いいですよ、8’0プリモ。圧縮グライダー 笑。モチベーションをアップしてくれます。


お知らせ:4月18日(月)は午後2時開店です。遊びに来られる方は、少しだけゆっくり目でお願いします。

さて昨日は時間が無くて書ききれなかったフィッシュのお話の続きです。カツカワミナミサーフボードのフィッシュシェイプには、KK FISHとBONITA FISHの二つがありますが、それぞれの違いについてのお話です。

20年ほど前にリバイバルしてきた、このフィッシュというサーフボードですが、そのルーツはロングボードの時代までさかのぼります。私がまだ小学校へ上がる前の1960年代後期のことです。

フィッシュはもともと、ヒザ立ちで乗るニーボードとして生まれてきました(このブログを読まれている方にはニーボードは、比較的身近に感じていただけているのではないかと勝手に思ってますよ)

ボードのデザインを見ると、BONITA FISHはこのニーボードとして作られたときのフィッシュのデザインに近いシェイプです。なので、BONITA FISHはフィッシュのオリジナルに近い、クラシックなシェイプだと言うことができます。

それから70年代から80年代にかけて、一世を風靡したマーク・リチャーズのツインフィンはご存知だと思います。このツインフィンのデザインのルーツはフィッシュなのですが、フィンが二つということ以外、シェイプのデザインはかなり変化しています。

KK FISHは、ニーボードのフィッシュがこのマーク・リチャーズのツインフィンへと進化していく過程のデザインからインスピレーションを受けて、作られたフィッシュです。

古い写真があります。活さんによると1972年ということです。サーファーは、リノ・アベリラです。持っているボードはツインフィンのフィッシュです。


写真は辻堂でリノ・アベリラが来日したときのものです。KK FISHのルーツはここにあります。波はあいにく、小波だったそうですが、リノはその波をこのボードで凄いスピードで滑っていたそうです。

20年前のフィッシュリバイバルのときに、そのツインフィンをイメージしながら作られたのが、KK FISHです。そういう意味では、世の中にいろいろなフィッシュのシェイプがありますが、KK FISHは活さんのオリジナルのデザインを言うことができます(ちなみにこのリノ・アベリラのボードから生まれたもう一つのツインフィンが、BOOGIEというモデルです)。

位置的にはマーク・リチャーズのツインフィン寄りのフィッシュということになります。

ボードのシェイプとデザインを見ると、それが良く分かります。

まずはフィンの違いです。

BONITA FISHです。


これは、KK FISHです。


BONITA FISHのフィンは、ベースが広くレイクがありません。直進性とスピード性能に優れたフィンです。

一方のKK FISHのフィンはレイクがしっかり入っており、ベースも短くなっています。トライフィンのサイドフィンを大きくしたような形です。

フィンが取り付けられる位置も違い、KK FISHの方が前寄りに取り付けられます。フィンの形状もセッティングもBONITA FISHと比べると、反応が良くマニューバしやすいデザインです。

ボトムの形状を絵に描いてみました。

下のBONITAはシングルコンケーブ。直進性とスピードです。一方のKK FISHはVEE。ボードを傾けやすく、VEEの深さ分レールロッカーが増えます。よりマニューバしやすいデザインです。


実際のラインのイメージはこんな感じです。波のボトムからボードを上げようとすると、BONITA FISHは2番のように大きなラインになります。KK FISHのラインのイメージは1番で、より波を縦方向に上がっていくイメージです。


カットバックのようなターンでも同様の傾向になってきます。

波を滑る感覚も変わってきます。シングルコンケーブで水流をテールへ流すBONITAはスムースです。スピード感やターンの伸びを感じられます。

KK FISHのフラット~VEEはコンケーブよりも抵抗が増えますが、その分コントロール性も増え、体重移動に素早く反応してくれます。この辺りがツインフィン寄りのデザインと言う所以です。

反応の良さとマニューバを求めるなら、KK FISHです。フィッシュの安定感を持ったまま、ツインフィンに近い動きをしてくれます。

BONITAは(クラシックな)フィッシュらしい動きをしてくれます。角度があるターンではちょっとギクシャクしつつ、ダウンザラインに入ったときの爆発的(ちょい大げさか)なスピード感で楽しませてくれます。

BONITAのフィンのセットアップにはもうひとつ、よりクラシックなダブルフォイルのフィンもあります。フィッシュのオリジナルのフィンセッティングです。

これは本当になめらかに滑ってくれます。それまで抜けられなかったようなセクションやスープの下も抜けていってくれます。一番クラシックなマニューバと言えますが、私はこれが好きなのです。動画で見ると、若干スムースじゃないけど特徴ある動きをしているなあと思ったら、大抵はBONITAと同様のセッティングです。あれをやりたければ、BONITA FISHを選んでください。

KK FISHもBONITA FISHもどちらも、フィッシュというデザインは本当にフレンドリーです。活さんのシェイプは、クラシックなフラットデッキとダウンレールが特徴です。サイズの数値よりも浮力を感じると思います。ジジイの私でも、5’6”~5’8”で問題無く乗ることができます。

書いていたら、ダブルフォイルのキールフィンで滑ってみたくなってきました。次に波が上がったときには、6.8のBONITA FISHを持ち出してみようと思います(6.8かよ、とお思いかと思いますが、乗れるのと波が取れるのは別のお話なのです。なにせ人が多いもので。)

大きいフィッシュも面白いのです。肩も治ってきたし、ロングフィッシュ(プリモフィッシュ)も乗りたいです。

6’8”BONITA。かっこいいでしょ。






KK FISHが入荷しました。ストックボードです。今回は明るめのスティールブルーのピグメントです。調べてみたらライトスティールブルーという色がありましたがまさにそれです。


レングスは5’8”。ラウンドノーズはサイズ以上の安定感と滑り出しの速さがあります。



KK FISHとBONITA FISHはどう違うのですか?と聞かれることがあります。それぞれに特徴があるのですが、また改めて明日にでもご説明したいと思います。

KK FISHは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトからご覧ください。


午前中に大潮の引きなので、もしかしたらあの場所か?といつものビーチを通り抜けて湾の奥へドライブ。いつものビーチはすでに引き過ぎでブレイクはワイド。オーバーヘッドで一斉に崩れてしまいます。


向かったのは冬の南岸低気圧でクローズするようなときに良く行くポイントです。過去のブログに良く出てきます。セットは迫力あるのですが遠くて良く分かりません。手前のリーフの感じで潮が引いているのが分かると思います。


とりあえず行ってみようとパドルアウト。8フィートかニーボードか迷って、遠くてよく見えないけど引いているから掘れるでしょうと、ニーボードをチョイスしました。このポイントで過去に良い思いをさせてもらったモデルは、まずダブルエンダー。そしてプリモ。それからボンザーです。ボンザーはMINI5とダイアモンドシングルのボンザー仕様。

ダブルエンダーがとても記憶に残っています。ダブルエンダーはいつも入る優しいブレイクよりも、力があるここみたいな波に合っていると思います。

そんなことを考えながら10数分のパドリング。久しぶりなのでまずはチャネルで様子見です。テイクオフが掘れるのはよく知っていましたが、大潮の引きでさらにヤバい感じに掘れてきます。

ちょっとずつピークへ近づいていきますが、タイミングがうまくつかめない。過去にやっているはずですが、引いて浅くなっているせいかテイクオフのタイミングがシビア。うねりによってはブレイクの下からさらに、二段掘れしてきます。

知り合いを見つけ、話を聞いたらやっぱり引き過ぎらしい。それでもタイミングを見計らって何度かトライしてみるものの乗れない。これは最高のタイミングと思って板を返すと奥でパドルする人。奥からは成功率は低いのですが、やっぱり板引いちゃいます。

そんなのが何度もで、今日はダメでした。敗退です。きっちりできたのはパドルだけ。たぶん乗れてもダメだったでしょうね。まずはテイクオフをメイクで、その後のことは全くイメージ出来てませんでしたから。久しぶりに行ったくせに、乗ってやろうというのが間違いでした。そんなこと分かっているのですが、ちょっとへこんでます。

帰りのクルマで、この方に癒してもらいました。確かに水の上で揺れてただけでした。


冒頭で、引きなのでもしかしてあの場所か?と言ったのは、今日入ったポイントがある湾の真ん中あたりに出現するブレイクのことでした。何度か遭遇して、いい思いをさせてもらったのですが、今日はまだうねりのサイズが足りないみたいでした。

波はこれからさらに上がりそうです。明日も大潮です。そんなの分かってるよと、余計なことですが潮の時間を考慮してやりましょう。それと、かなり寒いです。明日は午後から日差しが出そうですが、朝や午前中は冬の装備を用意しておいた方が良いです。


昨日は気合を入れず、体幹に刺激を入れる程度のピラティスをやって、そのあとは緩めるヤムナボール。ヤムナをやっているとかならず眠くなってきます。緩めると言っても筋肉をそれなりに使っているのですが、ボールへ向かって力を入れているとだんだんと眠くなってくるのが不思議。夜やると良く眠れます。

それで今日は休息日ですが、身体がずいぶん疲れているみたいで、朝の眼ざめは良くないし、ずっと眠くて仕方がありません。昨日は軽く動かしただけのつもりなんですか、こういうところもやっぱり年齢でしょうか?(まだ57ですが)

というか、改めて一週間を振り返ってみたら先週の月曜の波乗りから、仕事&ピラティス&ランニングでずっと動きずくめでした。

いくらやる気たっぷりだと言っても、ちょっとやり過ぎです(実際、今は気力的にかなり充満というか充実しております)。年寄りのオーバーワークはマイナスにしかならないと言います。どうりで身体が休めと言ってくるはずです。


台風のうねりは、明日の午後から夕方にかけて届き始めるのではないかと思います。前線がかかってくるのでブロックされつつ、明後日の午前中くらいまでは通常のポイントでも出来そうに思います。

明日は午前中、シェイプルームへ行ってきます。活さんもやる気十分で、午後からスタンバイの模様です。私は明日の午後か、明後日の午前中かどちらかに入りたいと思います。土曜日は大きなうねりに耐えられるポイントだけになるのではないかと思います。台風が近づいて、オフショアが強そうです。通過後の日曜まで待っても良いと思います。無理の無いように、楽しみましょう。

8.0のプリモとニーボードを積んでおこうとケースに入れようとして、フィンを壊したのをすっかり忘れていて慌ててリペアしました。

目の前でテイクオフしようとした人のフィンをフィンで受けました。小さいキズですが、抵抗になりそうでしょ。


パドルアウトしていたら、セットが入って目の前でテイクオフした人のラインから外れようと、ひっくりかえったらフィン分だけ避け足りませんでした。キズをサンディングして、UVレジンをキズに押し込みます。ちょっと塗り過ぎ。


サンディングして形を整えて完了です。


テイクオフしたのはたまに見かける中学生くらいの男の子。感触がフィンっぽかったから大丈夫かなあと見ていたら、ちゃんとインサイドまで乗っていってからパドルアウトしてきて、すいませんでした~って 笑。悪いのはモタモタしてるおっちゃんですから。

波乗りは楽しいです。





カツカワミナミサーフボードのユーズドボードが二本、入荷しました。

一本はこれ。KK FISHです。5.6~5.8がレギュラーサイズのKK FISHですが、これは浮力を増やして大きめの5.11です。ロングボードからのトランジションにも良いサイズです。


もう一本は先日ご紹介したシングルフィンのLOVEEの6.0です。


どちらも良く乗られていますが、まだまだ使えます。

ユーズドボードは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。


これまで乗ってきたニーボードのテールです。ご存知だと思いますが、上からスワローテール、ラウンドテール、ラウンドピンテールと呼べる形だと思います。

それぞれ乗り込んでいるテール形状です。よくサーフィンの入門書なんかにサーフボードのテール形状などと説明されているのと同じ内容ですが、実際にたっぷり乗ってきて感じたそれぞれの違いをまとめてみようと思います。ニーボードでのお話ですが、スタンディングにも共通しているかと思います。

幅が広めのボードのスワローテールは一般に小波用と言われます。幅広いテールでアウトラインが他と比べると直線的になりますから緩い波でもスピードが付けやすく、ボードの反応も良いです。軽い加重で気持ち良くカットバックしていってくれます。

テール幅があるのでテイクオフが速いという部分もあります。

ラウンドテールも比較的テール幅があるので、滑り出しは速く、緩い波でも良く走ってくれます。ボードの動きはこの形が一番滑らかです。

ラウンドピンテールは波にサイズがあるときに機能してくれます。緩い波ではテールが入り過ぎるのか、引っかかるような感じがあります。

スワローテールは良く走ってくれます。スピードはこれが一番だと思います。でもスピードに乗ったところから思い切りレールを入れ、カットバックさせようとすると波にテールが弾かれるような感覚でターンさせようとする身体の動きにボードがついてこなくなることがあります。

スワローテールはレールの切り返しが軽く速いので、カールから真っ直ぐ飛び出して波の先でU字ターンでまた戻ってくるようなイメージで使うと、きれいなカットバックができます。

緩い波では引っかかる感じがあるラウンドピンテールはそういう場面では、安定感が出てきます。テールがかっちり波に食い込んで、ホールドしてくれる感触に変わってきます。その分、しっかりと体重を乗せる必要が出てきます。乗っている本人はパワフルさを感じます(腰に負担が大きいのもコレです)。

ラウンドテールも同様ですが、波に食い込むというよりもしっかりとホールドしつつ、滑らかに回っていってくれるような感触です。掘れた所では、まれにルースになってしまうときがありました。

ラウンドテールは他の二つと比べると主張が少なく素直な性格だと思います。

どれが良いかと言うとそれぞれの場面で、それぞれ良いと思います。今はスワローテールは所有していませんが、そのうちにまた作りたいと考えています。これは本人しか分からないと思います(笑)が、スワローテールのあの感覚、波を飛び出して素早くターンして戻ってくるような感覚はスワローならではのものだと思います。

テールの形だけでなく、そこへつながるアウトラインの形も関係してくるので、ここに書いたことが当てはまらないこともあると思います。

三本のニーボードはロッカーは同じで、ノーズの形もフィンのセッティングもほぼ同じ。そんな中で感じたことです。

ラミネート中のダイアモンドテールはシングルフィンだし、アウトラインは今までと全く違うしで、あれが果たしてどんな感じなのか今から楽しみです。


さて、木曜と金曜はオフショアの予想に変わってきましたよ~。



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