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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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7’6”のロングフィッシュ。ラフシェイプの画像です。アウトラインを切り、プレーナーでレールとデッキを落として、サーフォームがノーズとテールに入っているのが分かります。
ボトムも同じようにプレーナーでコンケーブとレール(プリモのボトムです)のおおまかな形を作って、おそらく一番大切なパートと思われる部分にサーフォームの削り跡が見えます。活さんは、このロングフィッシュのアウトラインを語っているところです。
いつものシェイプの工程なのですが、改めて思うのはいつも見ているこの活さんのシェイプがいかに貴重なものなのかということです。長いキャリアの下に培われた、洗練された熟練の技術が作り出すサーフボードがいかに貴重なものなのかということを強く感じています。
そんなシェイプルームを20年近くも見続けられている自分が、いかにラッキーなのかということを改めて思います。
ひとりのシェイパーがブランクスと向き合い、「切り」「削り」「測り」を繰り返しながら、長い時間をかけてサーフボードの形が作られていきます。量産されるプロダクトボードとは対極にある、ハンドシェイプで作り出される一本のサーフボード。
プロダクトボードを否定はしません。プロダクトボードだから乗りたく無いなんていうことは言いません。そっちの方が調子いいかもしれませんし 笑。
ハンドシェイプはすべて一人のシェイパーの手によるものです。もしかしたら失敗もあるかもしれません。人間ですから。でも、そういうものも含めて川南活さんという、日本の波乗りの歴史が始まった時代からのシェイパーが作り出す一本のサーフボードが持つ価値は、それに支払う対価だけでは測れないものがあると思うのです。
最近、そんなことをずっと考えています。もっとしっかりと見て聞いて、伝えなければと思っています。
そんな風に考えられる環境にいる自分は、やっぱりラッキーだと思うのです。
4月になってもセミドライで、下手するとブーツまで履いていたので、今年はどうなっちゃうんだろうと心配していたのですが、いつもの感じに戻ってきました。日差しがある時間は、3フルでは少し暑そう。梅雨に入ると曇りや雨のときにはフルスーツですが、梅雨前線が外れてしまえば一気に夏です。
夏の波乗りに必要な装備は、日差しから身体をまもる日よけと、肌寒いときに身体を冷やさない軽いジャケットやタッパーです。日よけはTシャツやラッシュガードです。今年もAXXE CLASSICのサーフTEEをご用意しています。品切れサイズはもうすぐ入荷します。
タッパーやジャケットは、やっぱり身体に合わせて動きやすい方が絶対に良いので、吊るしの既成サイズよりもオーダーをお勧めしています。お腹や腕回りなんかがきついと嫌でしょ。余計なストレスは無い方が良いに決まっています。
採寸はすぐにできますし、過去にウェットをオーダーいただいている方ならメールでもいただければ、そのサイズでお作りすることができます。少し体重増えちゃってという場合でも、よっぽどじゃなければ対応できます。
ジャケットというのは、はっきりと定義があるのかどうかは不明ですがこんな感じです。フロントにジッパーがあって、丈はタッパーよりも長め。
ジャケットはそもそもはダイビング用のものを代用していた時代、つまりフィッシュやシングルフィン、ロングボードなどクラシックなボードと一緒にリバイバルしてきたものです(たぶん90年代)。
タッパーは、丈が短くてヘソが隠れるくらいかな。ジッパーは背中にあって脱ぎ着を助けています。ZEROウェットスーツの川南正さんによると、
「おれが覚えているのは、ハワイアン、たぶんバテンス(カラヒオカラニ)たちが最初に着ていたんだと思うんだけど、へそ出しルックのやたらに短いタイプのかぶりの袖付ウェットスーツを着ていた。で、彼らはそのウェットスーツを「タッパー、タッパー!」って呼んでいた。それは1970年代の話だね。タッパーという名前はどこからきたのかはわからないけど、かぶりタイプのベストや袖付のジャケットのウェットスーツのことをそう呼んでいた。ゼロマガジン第52号」
ということですから、すでにタッパーもレトロなのかもしれません。当時の丈が短い、かぶりの丸首で、ヘソ出しルックなんてかえって新鮮です。最近、エリが無い丸首のジャケットが妙に人気なのはそのせいかもしれません 笑。
ジャケットの便利なところは上の画像のように重ね着ができる点です。もともとがそういう使われ方をされていたものなので当たり前ですが、ジャケットとトランクス、ショートジョンやロングジョンと組みわせることができます。
あれで、シングルフィンのニーボードに乗ったらクラシックかもです。
今は各メーカーともに三週間ほどで出来上がっています(STEAMERさんはもっと早いです)ので、もーし夏の準備がまだだったらご相談ください。
明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
HAPA 懐かしい。1997年のアルバムです。
夏の波乗りに必要な装備は、日差しから身体をまもる日よけと、肌寒いときに身体を冷やさない軽いジャケットやタッパーです。日よけはTシャツやラッシュガードです。今年もAXXE CLASSICのサーフTEEをご用意しています。品切れサイズはもうすぐ入荷します。
タッパーやジャケットは、やっぱり身体に合わせて動きやすい方が絶対に良いので、吊るしの既成サイズよりもオーダーをお勧めしています。お腹や腕回りなんかがきついと嫌でしょ。余計なストレスは無い方が良いに決まっています。
採寸はすぐにできますし、過去にウェットをオーダーいただいている方ならメールでもいただければ、そのサイズでお作りすることができます。少し体重増えちゃってという場合でも、よっぽどじゃなければ対応できます。
ジャケットというのは、はっきりと定義があるのかどうかは不明ですがこんな感じです。フロントにジッパーがあって、丈はタッパーよりも長め。
ジャケットはそもそもはダイビング用のものを代用していた時代、つまりフィッシュやシングルフィン、ロングボードなどクラシックなボードと一緒にリバイバルしてきたものです(たぶん90年代)。
タッパーは、丈が短くてヘソが隠れるくらいかな。ジッパーは背中にあって脱ぎ着を助けています。ZEROウェットスーツの川南正さんによると、
「おれが覚えているのは、ハワイアン、たぶんバテンス(カラヒオカラニ)たちが最初に着ていたんだと思うんだけど、へそ出しルックのやたらに短いタイプのかぶりの袖付ウェットスーツを着ていた。で、彼らはそのウェットスーツを「タッパー、タッパー!」って呼んでいた。それは1970年代の話だね。タッパーという名前はどこからきたのかはわからないけど、かぶりタイプのベストや袖付のジャケットのウェットスーツのことをそう呼んでいた。ゼロマガジン第52号」
ということですから、すでにタッパーもレトロなのかもしれません。当時の丈が短い、かぶりの丸首で、ヘソ出しルックなんてかえって新鮮です。最近、エリが無い丸首のジャケットが妙に人気なのはそのせいかもしれません 笑。
ジャケットの便利なところは上の画像のように重ね着ができる点です。もともとがそういう使われ方をされていたものなので当たり前ですが、ジャケットとトランクス、ショートジョンやロングジョンと組みわせることができます。
あれで、シングルフィンのニーボードに乗ったらクラシックかもです。
今は各メーカーともに三週間ほどで出来上がっています(STEAMERさんはもっと早いです)ので、もーし夏の準備がまだだったらご相談ください。
明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
HAPA 懐かしい。1997年のアルバムです。
いろいろとやっていたら、すっかり遅くなってしまいました。ユーズドボード入荷のお知らせだけで失礼させていただきます。
マンダラサーフボードのスーパーチャンククアッドのユーズドボードが入荷しました。フットマーク付いていますが、ボトムはきれいな状態です。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトでご覧ください。
https://menehunebeachstore.com/
マンダラさんと言えば、こんなことがありました。
モダンサーフボードデザインの歴史においてひとつの大きな源流になっている、サーファー・シェイパーのディック・ブリューワー氏が亡くなりました。ブリューワーの系譜につながるシェイパーは、ジェリー・ロペス、リノ・アベリラ、オウル・チャップマン、パット・ローソン、ランディ・ラリック、BK、ビル・バーンフィールド、アル・メリック、サム・ホーク、トム・パリッシュ、その他にも皆さんご存知の名前がたくさんたくさん挙がってきて、それこそ枚挙にいとまがありません。
クリス・クリステンソンもブリューワーを師と仰ぐシェイパーのひとりです。現代のビッグウェイバーたちが、クリスのビッグウェイブガンを支持するのにはそんな背景があるからです。
日本国内のサーフボードインダストリーにも大きな影響を与えた人物です。1968年、川南活さんが七里ガ浜正面ポイントのレフトで初めて目にしたダウンレールのサーフボード。ボードには「RB」という手書きのイニシャルだけが入っていたそうですが、それが初めてアメリカから日本へ持ち込まれたディック・ブリューワーがデザインしたサーフボードだったそうです。
それまでとは違うマニューバを目の当たりにした活さんたちが、ディック・ブリューワーという存在を意識したのはそのときだったと思います(’RB’はリチャード・ディック・ブリューワーのイニシャルです)
川南活さんが所有するSKILのプレーナーのひとつは、ディック・ブリューワーから巡ってきたものですが、日本のシェイパーたちとも深い関係にありました。直接的では無いにしても、ブリューワサーフボードの長沼氏ととても仲が良い川南活さんが受けた影響は大きいと思います。
サーフボードのデザインは今でこそ、それぞれのカテゴリー別に確立されていますが、長く重く丸いサーフボードがどんどん短くなっていった時代のお話です。日本のサーフボードインダストリーに与えた、間接的、直接的な影響は測り知れないものがあると思います。
クリス・クリステンソンもブリューワーを師と仰ぐシェイパーのひとりです。現代のビッグウェイバーたちが、クリスのビッグウェイブガンを支持するのにはそんな背景があるからです。
日本国内のサーフボードインダストリーにも大きな影響を与えた人物です。1968年、川南活さんが七里ガ浜正面ポイントのレフトで初めて目にしたダウンレールのサーフボード。ボードには「RB」という手書きのイニシャルだけが入っていたそうですが、それが初めてアメリカから日本へ持ち込まれたディック・ブリューワーがデザインしたサーフボードだったそうです。
それまでとは違うマニューバを目の当たりにした活さんたちが、ディック・ブリューワーという存在を意識したのはそのときだったと思います(’RB’はリチャード・ディック・ブリューワーのイニシャルです)
川南活さんが所有するSKILのプレーナーのひとつは、ディック・ブリューワーから巡ってきたものですが、日本のシェイパーたちとも深い関係にありました。直接的では無いにしても、ブリューワサーフボードの長沼氏ととても仲が良い川南活さんが受けた影響は大きいと思います。
サーフボードのデザインは今でこそ、それぞれのカテゴリー別に確立されていますが、長く重く丸いサーフボードがどんどん短くなっていった時代のお話です。日本のサーフボードインダストリーに与えた、間接的、直接的な影響は測り知れないものがあると思います。
カツカワミナミサーフボード ミニガンが2本出来上がりました。同じサイズのシングルフィンとクアッドです。
シングルフィン。ミニガンというのは、60年代の終わりから70年代にかけてサーフボードが短くなっていった時代のデザインがベースになっています。ですので、基本はシングル。
アウトラインは2種類。ノーズ寄りにバランスがあるクラシックなアウトラインと、このシングルフィンのようにバランスを後方へ持ってきた、モダンなアウトラインです。ファンなプリモと比べ、波が掘れ気味だったり、サイズがあるときにコントロールしやすい形です。
もうひとつはクアッド。
シングルフィンとアウトラインは同じですが、シングルとはシェイプが変わってきます。シングルよりもテールにロッカーがつけられ、VEEが入っています。つまりレールラインのロッカーも増えているということです。
シングルよりもフィンがしっかりと効くので、その分を逃がすイメージです。センターフィンが無いのでテールの抜けは良いですがレール寄りのフィンが、しっかりとグリップしてくれます。絞り気味のテールとの組み合わせが面白そうです。
シングルと比べると、レールワークをフィンがしっかりとサポートしてくれるので波の際どい場所でも、安定した波乗りが出来ると思います。シングルとマルチフィンのそれぞれの感触を比べてみると面白そうです。
こちらは、もうひとつのMINI GUN。クラシックです。
シングルフィン。ミニガンというのは、60年代の終わりから70年代にかけてサーフボードが短くなっていった時代のデザインがベースになっています。ですので、基本はシングル。
アウトラインは2種類。ノーズ寄りにバランスがあるクラシックなアウトラインと、このシングルフィンのようにバランスを後方へ持ってきた、モダンなアウトラインです。ファンなプリモと比べ、波が掘れ気味だったり、サイズがあるときにコントロールしやすい形です。
もうひとつはクアッド。
シングルフィンとアウトラインは同じですが、シングルとはシェイプが変わってきます。シングルよりもテールにロッカーがつけられ、VEEが入っています。つまりレールラインのロッカーも増えているということです。
シングルよりもフィンがしっかりと効くので、その分を逃がすイメージです。センターフィンが無いのでテールの抜けは良いですがレール寄りのフィンが、しっかりとグリップしてくれます。絞り気味のテールとの組み合わせが面白そうです。
シングルと比べると、レールワークをフィンがしっかりとサポートしてくれるので波の際どい場所でも、安定した波乗りが出来ると思います。シングルとマルチフィンのそれぞれの感触を比べてみると面白そうです。
こちらは、もうひとつのMINI GUN。クラシックです。
This is longboard surfing. と言えるジョエル・チューダーのサーフィン。64年製のYATERでのフットワーク、ノーズライディング、ドロップニー、全てが波と調和するためのトリミングです。
しかし、重量がある古いボードでこのサーフィン、簡単そうにやってますが同じようにできるサーファーはなかなかいないと思います。
ログにグリノウフィン付けて、動きが軽くなったと喜んでいる人はよーく見てください。これがロングボードです。
動きを軽くしたければ、プリモ8’4”ですよ 笑。
いやー、昨日は大変でした。朝のニュースで保土ヶ谷バイパスでクルマが横転する事故というニュースが流れていたので、今日はちょっと時間かかりそうだと覚悟していたのですが、その手前でも何かあったらしく、いつもは混んだことが無い246へ出る道がびっちり渋滞で動かない。
仕方が無いので路上でUターンし、違うルートでなんとか切り抜けて246に出たら、下り方面がほぼクルマが走って無い。246でも事故か?と思いつつ保土ヶ谷バイパスです。事故から時間が経っていたので、さすがに車両は片付けられていたみたいですが、影響が残っていつもよりゆっくり。
それもなんとかクリアして、いつもより時間がかかってリペア工場に到着。リペアが出来上がったボードを受け取って、次は活さんのシェプルームと気持ち良くドライブしていたら、今度は鎌倉の材木座あたりでストップ。
海沿いの一本道で混むことが多い道路ですが、それにしても動かない。由比ガ浜の坂ノ下あたりで何かあったらしく、消防車や救急車、パトカーなどの緊急車両がたくさん停まっていました。
おかげで、朝から三回の事故渋滞。万難を排して、という感じでようやくシェイプルームへたどり着きました。渋滞は慣れてますが、さすがにぐったり。でも、まだ疲れてなんかいられません。
活さんは、次の8フィートのフィッシュをシェイプ中。長いフィッシュは相変わらず人気です。

ブランクスが入り始めて、活さん頑張ってます。先週、私の8フィートのロングフィッシュのシェイプをご紹介したと思います。先週はあれで終わっていたはずですがそれから1週間後、すでに数本のシェイプを終わらせてラミネートへ出して、さらにこの二本です。

もちろんすべてハンドシェイプです。すべて手作業でのシェイプに必要な時間を考えると、活さん土日もシェイプしていたんじゃないでしょうか。でないと計算合いません。
活さん曰く「いつまでも待たせる訳にはいかないでしょ。材料があるんだから。」とサラリ。お年を考えると、タフというかやっぱりスゴイ。
一時期はいつもの三倍くらいの厚みに溜ってしまっていたオーダーシートですが、いつもの感じに戻ってきました。お待たせしてしまっているオーダーのまだ届いていないブランクスも繰り返しチェックしています。
まだ、コロナ前の状況にまでとは言いませんが、以前よりも少し改善してきているように感じます。活さんの頑張りのおかげでもあります。
BUNさんのダークウッドも到着しました。もう少しです。
仕方が無いので路上でUターンし、違うルートでなんとか切り抜けて246に出たら、下り方面がほぼクルマが走って無い。246でも事故か?と思いつつ保土ヶ谷バイパスです。事故から時間が経っていたので、さすがに車両は片付けられていたみたいですが、影響が残っていつもよりゆっくり。
それもなんとかクリアして、いつもより時間がかかってリペア工場に到着。リペアが出来上がったボードを受け取って、次は活さんのシェプルームと気持ち良くドライブしていたら、今度は鎌倉の材木座あたりでストップ。
海沿いの一本道で混むことが多い道路ですが、それにしても動かない。由比ガ浜の坂ノ下あたりで何かあったらしく、消防車や救急車、パトカーなどの緊急車両がたくさん停まっていました。
おかげで、朝から三回の事故渋滞。万難を排して、という感じでようやくシェイプルームへたどり着きました。渋滞は慣れてますが、さすがにぐったり。でも、まだ疲れてなんかいられません。
活さんは、次の8フィートのフィッシュをシェイプ中。長いフィッシュは相変わらず人気です。
ブランクスが入り始めて、活さん頑張ってます。先週、私の8フィートのロングフィッシュのシェイプをご紹介したと思います。先週はあれで終わっていたはずですがそれから1週間後、すでに数本のシェイプを終わらせてラミネートへ出して、さらにこの二本です。
もちろんすべてハンドシェイプです。すべて手作業でのシェイプに必要な時間を考えると、活さん土日もシェイプしていたんじゃないでしょうか。でないと計算合いません。
活さん曰く「いつまでも待たせる訳にはいかないでしょ。材料があるんだから。」とサラリ。お年を考えると、タフというかやっぱりスゴイ。
一時期はいつもの三倍くらいの厚みに溜ってしまっていたオーダーシートですが、いつもの感じに戻ってきました。お待たせしてしまっているオーダーのまだ届いていないブランクスも繰り返しチェックしています。
まだ、コロナ前の状況にまでとは言いませんが、以前よりも少し改善してきているように感じます。活さんの頑張りのおかげでもあります。
BUNさんのダークウッドも到着しました。もう少しです。
なんて言ったらいいんでしょう。見てもらったら分かると思います。ショートボードなんですが、いわゆるショートボードだけに納まらない、いろいろな要素が感じられてこういうのが今どきのサーフィンなんだろうなあと、爺は思っておるわけです。
どうしてもボードに目が行っちゃうところはイヤラシイんですが、活さんのホットマンゴーみたいなアウトラインのショートボードです。いやしかし、映像も音楽のセンスも良いしカッコイイです。
ボードの梱包&出荷やら、いくつかいただいているシェイプのご相談をまとめていたら頭の中があちこちへと行ってしまっております。しかし、サーフボードというものはつくづく面白いもだと、なんだかんだ言いながら楽しんでもおります。
明日は定休日。リペア工場とシェイプルームへ行ってきます。
カツカワミナミサーフボードにはいろんなモデルがあります。モデルの種類というか、そのバリエーションはかなり多い方ではないかと思います。活さんの長いサーファー&シェイパーというキャリアからインスパイアされて生まれてきたシェイプのバリエーションです。
たくさんあるモデルですが、流行りのカタチを真似したものが無いという点がユニークなところです。なんらかのインスパイアはあるのかもしれませんが、ネットを含めたメディアに多く登場してマーケットにも似たようなボードが出回っているようなデザインは、トラディショナルなデザインのBONITAフィッシュくらいなものです。
タイトルのNUSHEというツインフィッシュのモデルも、かなりオリジナルなシェイプです。NUSHE、ヌシと読みます。変わった名前ですが特に深い意味はありません 笑。ボードが出来上がるまでにちょっとしたエピソードがあって、そのことからそう呼ばれているだけです。
始まりは15年以上前のことです。これは私もしばらく乗っていたヌシ。レングスは、6フィートちょうどだったはずです。
個人的にはあまり思い出したくない時期だったのは、怪我やいろいろな事が重なって、自分の人生で身体が一番ダメだった時期だったせいです。今だったら、ちょっと前までのように肩が痛くて波乗りできない時期が続いたとしても身体をキープする方法は分かっていますが、まだそんなことも知らなかった頃のことです。
活さんにこのグリーンのアブストラクトのツインフィッシュを貸してもらいました。クラシックなダウンレールはボリューム感があって、デッキのセンターにはそのボリュームを軽減するようにデッキコンケーブが入っていました。
ボトムはシングル~ダブルのコンケーブにプラスVEE。フィンはKK FISHなどと同じ、レイクが効いたツインフィン。
覚えているのは、サイズは肩くらいでちょっと風が入ったコンディション。デッキのコンケーブにちょうどパドルをするムネが収まっていい感じだなと思いつつパドルアウトして乗った数本の波で調子が良かったこと!
すぐに疲れちゃいましたが(笑)、こりゃゴキゲンな板だとすっかりいい気分で活さんに返しにいったのを覚えてます。
当時は最初のフィッシュブームの頃で、クリステンソンの5’10”に乗っていたので、フィッシュには慣れていたので楽しめたのだと思いますが、活さんのダウンレールにはすっかりハマってしまいました。懐かしい画像を発掘。クリスの5.10。これですね。
今回、久しぶりにヌシのオーダーをいただいて、いろいろと考えていたのですが思い出していたら、あの6フィートにまた乗りたいなあと…と言うかどうして今までそっちに頭と眼が行かなかったの?
ヌシはどちらかと言うと、クラシックなフィッシュから時代が少し進んだロケットフィッシュ系のシェイプです。ボトムもフィンもそういう形ですがあのダウンレールはやっぱりクラシックです。
コンケーブデッキの足裏の感触と、踏み込んだときのダウンレールの反発と加速する感覚がしっかりと今でも残っています。
たぶんこれが最初の一本だと思います。
たくさんあるモデルですが、流行りのカタチを真似したものが無いという点がユニークなところです。なんらかのインスパイアはあるのかもしれませんが、ネットを含めたメディアに多く登場してマーケットにも似たようなボードが出回っているようなデザインは、トラディショナルなデザインのBONITAフィッシュくらいなものです。
タイトルのNUSHEというツインフィッシュのモデルも、かなりオリジナルなシェイプです。NUSHE、ヌシと読みます。変わった名前ですが特に深い意味はありません 笑。ボードが出来上がるまでにちょっとしたエピソードがあって、そのことからそう呼ばれているだけです。
始まりは15年以上前のことです。これは私もしばらく乗っていたヌシ。レングスは、6フィートちょうどだったはずです。
個人的にはあまり思い出したくない時期だったのは、怪我やいろいろな事が重なって、自分の人生で身体が一番ダメだった時期だったせいです。今だったら、ちょっと前までのように肩が痛くて波乗りできない時期が続いたとしても身体をキープする方法は分かっていますが、まだそんなことも知らなかった頃のことです。
活さんにこのグリーンのアブストラクトのツインフィッシュを貸してもらいました。クラシックなダウンレールはボリューム感があって、デッキのセンターにはそのボリュームを軽減するようにデッキコンケーブが入っていました。
ボトムはシングル~ダブルのコンケーブにプラスVEE。フィンはKK FISHなどと同じ、レイクが効いたツインフィン。
覚えているのは、サイズは肩くらいでちょっと風が入ったコンディション。デッキのコンケーブにちょうどパドルをするムネが収まっていい感じだなと思いつつパドルアウトして乗った数本の波で調子が良かったこと!
すぐに疲れちゃいましたが(笑)、こりゃゴキゲンな板だとすっかりいい気分で活さんに返しにいったのを覚えてます。
当時は最初のフィッシュブームの頃で、クリステンソンの5’10”に乗っていたので、フィッシュには慣れていたので楽しめたのだと思いますが、活さんのダウンレールにはすっかりハマってしまいました。懐かしい画像を発掘。クリスの5.10。これですね。
今回、久しぶりにヌシのオーダーをいただいて、いろいろと考えていたのですが思い出していたら、あの6フィートにまた乗りたいなあと…と言うかどうして今までそっちに頭と眼が行かなかったの?
ヌシはどちらかと言うと、クラシックなフィッシュから時代が少し進んだロケットフィッシュ系のシェイプです。ボトムもフィンもそういう形ですがあのダウンレールはやっぱりクラシックです。
コンケーブデッキの足裏の感触と、踏み込んだときのダウンレールの反発と加速する感覚がしっかりと今でも残っています。
たぶんこれが最初の一本だと思います。
待ってましたの、ロングフィッシュのシェイプが始まりました。
私のです。最初に作った8’0に、1年間乗ってそろそろ二本目をとお願いをしたのが去年の2月。長いフィッシュが人気で、いただいたオーダーを差し置いて自分のをという訳にもいかず、このサイズのブランクスに余裕が出るのをじっと待っていたら1年以上経っていました 笑。
それでも乗りたい、ロングフィッシュなんです。
ボトムは前回と同様にコンケーブを基調としたシェイプです。プリモと似ているので、プリモフィッシュとも呼んでいます(ロッカーは違います。もちろんテールもですが…)。

ノーズはどっちから合わせますか?ということだったので、デッキ側からにしました(ボトムはもうきれいにノーズまで出来てますから(上の画像))。
フィンはこの形で試してみようと思います。BONITAに使っているキールの片面フォイルです。ダブルフォイルよりも少し低くて、後方へ軽く傾斜しています。フィンの位置の確認です。
フューチャーのプラグにしようかとも考えましたが、やっぱりウッドフィンがいいなあと…。(ちなみに、もうひとつのフィン候補は、ブギーと同じ両面フォイルでした)
今日、ラミネートへ旅立っているはずです。出来上がりが楽しみです。
それで、こちらのフィッシュをユーズドでお出ししました。
ブログで書いているとおり、何度も楽しませてもらっているロングフィッシュですが、フットマークはやっぱりありません。昨日の8.0と9.0のプリモといい、自分でも不思議になってきました 。
ユーズドボードはMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。
私のです。最初に作った8’0に、1年間乗ってそろそろ二本目をとお願いをしたのが去年の2月。長いフィッシュが人気で、いただいたオーダーを差し置いて自分のをという訳にもいかず、このサイズのブランクスに余裕が出るのをじっと待っていたら1年以上経っていました 笑。
それでも乗りたい、ロングフィッシュなんです。
ボトムは前回と同様にコンケーブを基調としたシェイプです。プリモと似ているので、プリモフィッシュとも呼んでいます(ロッカーは違います。もちろんテールもですが…)。
ノーズはどっちから合わせますか?ということだったので、デッキ側からにしました(ボトムはもうきれいにノーズまで出来てますから(上の画像))。
フィンはこの形で試してみようと思います。BONITAに使っているキールの片面フォイルです。ダブルフォイルよりも少し低くて、後方へ軽く傾斜しています。フィンの位置の確認です。
フューチャーのプラグにしようかとも考えましたが、やっぱりウッドフィンがいいなあと…。(ちなみに、もうひとつのフィン候補は、ブギーと同じ両面フォイルでした)
今日、ラミネートへ旅立っているはずです。出来上がりが楽しみです。
それで、こちらのフィッシュをユーズドでお出ししました。
ブログで書いているとおり、何度も楽しませてもらっているロングフィッシュですが、フットマークはやっぱりありません。昨日の8.0と9.0のプリモといい、自分でも不思議になってきました 。
ユーズドボードはMENEHUNE BEACH STOREウェブサイトご覧ください。

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