MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 7 9
13 14 16 17
20 21 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
(11/19)
無題(返信済)
(11/07)
無題(返信済)
(11/01)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78]
今日も明日もオンショアの予報です。途中、オフに変わる予報の日はありますが、まだ分かりません。週末には少し落ち着いて(おそらく波も)、来週はまたずっとオンショアの予報です。当分、クリーンなコンディションは望めそうな気配はありません。

自然相手では、どうあがいても仕方ありません。それでも波に乗りたければ、オンショアと割り切って入るしかありません。それで、実際に入ってみればこれが結構楽しめたりするもんです。

オンショアと言っても、いろいろなコンディションがあります。やみくもに入るのではなく、まずはコンディションを見極めるところから始めます。風に煽られて、あちこちで白波が立っている海ですが、その中に乗れそうな場所があるかどうかを探します。

やみくもに沖に出てしまうと全体が見渡せなくなるので、まずはしばらく海を観察です。ぐちゃっとした海の中に乗れそうな波が崩れていないかを探します。崩れる波にテイクオフからラインをイメージしてみて、それと同じパターンで波が何度か来るようなら、その場所に目星をつけてパドルアウトです。

冬場は風に体温を奪われますので、キャップやグローブなど肌をできるだけ露出しないようにすると防風対策になります。キャップやフードは有効です。

風の影響を受けた波は、急に掘れたり、緩くなったり、自分が乗っているフェイスの下に先へ進めそうな新しいフェイスができたりと落ち着かないことも多いので、重たいログなどはあまり向いていません。

以前、ヒザくらいのオンショアチョッピーで、ログが面白かったこともありますが、重たいボードを無理やり波に合わせていたらヒザとコシが痛くなりました。

お楽しみは、いかにタイミングよく波を捕まえるか、まともに崩れない波でいかに良いところにボードを持っていってスピードを付けるか、次々と出現するセクションをいかにつないでインサイドまで乗り継いでいくか。風で乱された中、瞬間的にきれいなフェイスが現れることもあります。そういうのを目的にあれこれやるのが楽しいのです。

オンショアなら、いつもは混んでいるラインアップも大抵は人が居ないのも楽しみのひとつです。オンショアサーフィンは、波を見る目、波への対応力、パドル力などの向上に役に立ちそうです。ぜひやってみて下さい。流れが入っていることもあるので、初心者の人は注意してください。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。

ミシガン湖。基本的にオンショアのレイクサーフィン。


こちらは十分いい波。寒そうですが。

DESTINATIONのボードケースが入荷しました。形はハードケースみたいな、デイリーユースのDAY BAGです。一般的なハードケースの二分の一の厚みのパッドで軽く、ニットケースと同様の使い方をしますが、ファスナーが大きく開くのでニットケースよりも出し入れが簡単で、ニットケースよりもしっかりとサーフボードを守ってくれます。

ハードケースは重たいです。重たいログを入れると、重量が倍増したみたいになって自宅からの出して車積んだり、波乗りの後の片づけのときには結構かったるい。DAY BAGは、軽いといっても5ミリのパッドと、内と外の二枚のナイロン生地でカバーしますので、少々ぶつけても全然平気です。

以前は、ボードケースのサイズと形は、ショートボードとロングボードの二種類で足りていましたが、今はボードに合わせて様々な形とサイズがあります。6フィートのケースだけを見ても、ショートボード用、幅広でノーズが絞り気味のフィッシュやレトロシングルフィン用、ノーズまで広いラウンドノーズ用と三種類が必要になってきます。

ミッドレングスに乗っている人も多いですから、レングスも7~8フィートまで数段階に分けて必要になってきます。

活さんのブギーはかなり特別な形ですが、あつらえたようにブギーがぴったり入るサイズもあります。内部にワックスを付けないようにする、デッキカバーも一緒に入荷しました。6’0から9’6”まで揃っていますので、お声かけください。

ヨガマット、ストレッチマットとしても使えます 笑。






先日のロックボックスのリペアは、めり込んでしまったフィンベースを無事サルベージして、復元することができました。

これがベースが破損してしまっていたら、修復不可能となってしまうところでした。ロックボックスのフィンシステムは、かつてクリステンソンのフィッシュや、C-BUCKET、フィッシュシモンなどでたくさん作りましたが、今ではフィンやフィンベースなどの部材は、手に入りませんので、失くさないよう壊さないよう、ご用心ください。

聞くところによると、ロックボックス用のフィンが足元を見るような高値で売られていたり、詐欺だったりすることもあるようです。代金を振り込んだけれど、それっきり連絡がつかなくなってしまったという話もそのご本人から聞きました。ひどい話です。

今ではネット通販はすっかりポピュラーなもの、というよりは誰もが気軽に利用できて、世の中には無くてはならないものになっています。

ネットショップには必ず「特定商取引法に基づく表示」というページがあるのはご存知だと思います。ネット通販を行う上で、必ず表示しなければいけない内容を表示しているページです。法律で定められていることですので、ネットショップには必ずなければいけない表記ページです。

ここには、運営者の名前、住所、連絡先が書いてあります。それから、送料、支払い方法、商品の受け渡し時期、返品・交換に関するお約束事などが書いてあります。法律で定められていることですので逆に取ると、ショップ側は購入者がこれを読んで理解した上で利用していると主張することもできるわけです。ちゃんと読んで、納得した上で利用する必要があります(私はこの表記をしっかり読まないと安心して買い物はできません)。

ここがあやふやなショップは、それなりのリスク覚悟での利用になります。それから、支払い方法です。クレジットカード、代金引換え配送、銀行振り込みなどが選べるようになっていても、最終的に銀行振込やクレジットカードのみの選択になってしまうようなところはかなり危ない。

いろいろと面倒なことが書いてあるぺージですが、そのショップの誠意が現れるところでもあります。分かりやすく、しっかりと書かれているところは、大抵においてきちんとした対応をしてくれるものです。

話がかなり反れましたが、ロックボックスのお話です。フィンを失くした(壊した)、フィンのベースを壊してしまったとしたら、どういう方法があるか考えてみました。

まず、フィンを作ることができるか?ということです。これは職人次第ですが、可能だと思います。以前、ニーボードに使っていたフューチャーフィンはハンドメイドでした。同じ方法でベースとフィンに角度を付ければ良いと思います。おそらく作れると思いますが、費用的には先に書いた「足元を見た価格」と同じくらいになってしまう可能性は多いにあります。足元を見ているのではなくて、そのくらい手間がかかることだとお考えください。

フィンのベースが破損して再使用が不可能になってしまっても、フィンが残っていれば、そのフィンだけ、ボードのボトムをリペアして、そのフィンをグラスオンする方法があります。

あとはフィンシステムを換える方法です。フィンベースを抜いて他のベースをインストールします。自分でやらないので簡単に書いてますが、これもかなりの手間ですので、費用もそれなりです。フィンの形状を揃えるには、全てのフィンを換える必要が出てきます。

先日のリペアボードは、クリステンソンのC-BUCKETでした。C-BUCKETなら、クアッドはあきらめてセンターフィン用のフィンBOXを埋め込んで、シングルフィンで乗るという方法もあります。シングルでも作っていますので、十分機能してくれると思います。これが費用的には一番低く抑えられるかな(それでも、それなりにはかかりますが)。

おそらく、ボードによりますがシングルフィンにしちゃうと言う方法と、フィンが残っている前提で、壊れたところだけをグラスオンにしちゃうという選択が現実的だと思います。

まずは、壊さない、失くさない、です。


さて、今朝の早い時間は風はオフショアの予報でしたが、朝の潮回りが良くなくて、潮が比較的引いてくる時間帯はオンショアになりそうだったので出動せずでした。昼前くらいは、まだ弱いオンショアで出来たと思います。

明日も早朝はオフの予報です。風は西風に変わってくるので、朝早い時間は良いかもしれません。勤労感謝の日はとりあえず早起きですよ。

その後はしばらく西風が続きそうです。この季節のオンショアサーフィンもまた一興かな。

明日はいつも通り営業しております。

気持ち良さそう。じじいでも出来るか?





ストックボードにシェイプした、ダイモンドテールシングル。今回は、6’2”と6’4”の二本をお願いしました。画像は、6’2”です。以前も書いたと思いますが、このロッカーのブランクスは、国内で使っているのはほぼ活さんだけで、比較的手に入りやすいブランクスです。

クラシックなシングルフィンのショートボードをシェイプするのには、最適なロッカーとボリュームのバランスのブランクスです。

このダイアモンドシングルは私が以前、クラシックなシングルフィンのショートボードが欲しくて、1シングルフィンの時代に調子良かったボードを作ってくださいと活さんに頼んで、出来上がってきたのがこのダイアモンドテールでした。

最初の一本は、このボードと同じ6’2”でした。サイズがある波でも安心感あって楽しめた記憶があります(検索してみたらもう9年前 笑。時間が経つのは早い)。それだけじゃなくて、風が入って決して良いとは言えないコンディションでも楽しめました

その後、シングルフィンのセンターフィンの形状による違いを考えるきっかけになったも、このシングルでした。そう言えば、この形のまま作った、3フィンのボンザーも良かったのです。

いろんな面で楽しませてくれたのがこのダイアモンドシングルです。シングルフィンの時代をリアルタイムで知っているシェイパーならではのディテールは、クラシックそのものです。


外観はクラシックでも、ボトムはモダン。よく滑ってくれます。今まで抜けられなかったセクションが、抜けられるようになります。


ダイアモンドシングル、6’2”と6’4”の二本が入荷予定です。

もう一本のシェイプは、オーダーボード。Tさんの3フィンボンザー 7’8”。


ボンザーのサイドフィンはグラス製です(ウッドもOKです)。スピードには定評があるプリモがさらにスピードアップしてくれることと思います。


ベースはプリモのボトムですが、フィン周りにボンザーに合わせて手が入っています。違いが見えますか?


Tさん、長らくお待たせしてしまいましたがもう少しです。

お待たせしている皆さまには申し訳ございません。使用できるブランクスをなんとか手に入れようと活さんも、日々いろいろと心を砕いております。ブランクスが手に入れば、入魂のシェイプでお作りしますので、いましばらくお待ちください。

MINIモデルのユーズドボードが入荷しました。6’8”トライフィンです。


MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト










平日の出勤前は、波があれば海、そうでなければランニングとトレーニングでがっちりと身体を動かしていますが、土日は仕事が休みの女房を普段の運動不足解消に、ウォーキングか軽いランニングに引っ張り出しています。

自宅の周辺は、里山もトレイルも公園もたくさんあって、歩きまわる場所には事欠かないのですが、たまには違うところへと町田の芹が谷公園(せりがやこうえん)へと出かけてみました。仕事場(メネフネ)のすぐ近くです。


ちょうど紅葉の季節で、樹々がきれいに色づく中でイベントが開催されていました。芹が谷公園は、町田駅から歩いて10分ほどのところにあります。メネフネのお店からもすぐです。


どちらの写真も池が写っていますが、ちょうど谷筋にある公園で、水があちこちから湧きだしていて水が豊富です。

公園の奥は小田急線が走っています。


広場やこんな滑り台があって、子供たちが元気に遊んでいます。長い滑り台を小さな子供が凄いスピードで滑り降りてきます。波乗りやスキーもそうですが、自然の力で、顔に風を受けながら斜面を滑り降りるのは本能的に面白く感じるんでしょうね。やっと歩けるくらいの子供が大喜びしながら滑り降りてくるのがかわいい 笑。


公園には版画美術館が併設されていて、浮世絵などの企画展も開催されます。この日は公園の森の中に、子供たちが描いた油絵がたくさん展示されていました。

ゆっくり散策したあとは、女房の買い物に付き合ってから昼飯です。買い物と食事をする場所もたくさんあって、いろいろと楽しめる街です。

何を食べようかと考えて、最近できた月島もんじゃのお店へ行ってみました。

もんじゃ焼きなんて久しぶりですが、これはちょっとインスタ映えは難しいビジュアルですね 笑。


ヘラで押さえてくっついてきたのを食べます。横に見えているジョッキは水です 笑。もんじゃ焼き、30年くらい前に初めて食べたときは、「これじゃお好み焼き詐欺だ」と怒りましたが、結構美味しいんです。

もんじゃでは足りないので、お好み焼きです。お好み焼き屋も減りましたね。中高校生の頃は、お好み焼き屋はそこらにたくさんあって、学校帰りによく食べていたもんです。


食べ終わって、時間はちょうど12時半。仕事場までは徒歩5分。もんじゃ焼きの匂いをしみ込ませて出勤です。

毎日来ている町田ですが、いつもとちょっと違うだけでも、それだけでちょっとした旅行気分です。南町田にはスヌーピーミュージアムもあります。古着屋もたくさん。食事する場所はいくらでもあります。私が良く走っているトレイルも町田市です。神奈川だか東京だかよく分からないと良く言われます(東京都です)が、町田って街も自然もたくさんで、いろいろ楽しめる面白い街なんです。







昨日の定休日。リペア工場からシェイプルームへ移動中に海岸線を走っていると、ログなら少しできそうなヒザくらいの波が割れていたので、ちょっとだけ寄り道。

首回りを改良したSTEAMERの3ミリフルスーツを着て海に入ってみたかったのと、現在の自分の肩の状態の確認です。

肩はクルマの運転でも、日常のちょっとした動作でもズキッときます。でもパドルの動きだったら、ちょっと痛いくらいで腕は回ってくれます。これが本当のパドルだったらどうなんだろうかと、お試しサーフィンです。前回も同じ感じでしたが、海に入るとかなり痛くて通常のパドルはぜんぜんダメでした。

とりあえずウェットに着替えますが、STEAMERのこのラバー、本当に柔らかいです。柔らかいというか、モチっとした感じです。上半身、腰から上のスキン部分の裏地に使われているジャージは、毛足が短いビロードみたいな手触りで、袖を通すのが気持ちがいい肌触りです。

腰から下は両面ジャージです、ジャージ部分の裏地はスキンの裏地とは違い、さらっとした肌触りです。ジャージ部分の伸びは素晴らしいと思います。(店頭にぶら下がってますので、触ってみてください)

ジッパーを上げて、首回りをフィットさせながらベルクロを止めます。ジッパーのスライダーはAXXE CLASSICのオートジップで使っているストレッチファスナーよりも大きいので、首の後ろに当たる感じがあります。これは仕方ありません。

ボードは9’6”のログ。NVが来るまで借りていた車では8’4”までしか持ち運べず、久しぶりの登場です。乗りたかったぞ~おまえ 笑。


引っ張り出して、痛く無い方の腕で抱えますが、その体勢にするまでも左肩は痛い。

大丈夫かいなと波打ち際に浮かべたボードの上に座り込み、まずは二ーパドル。ニーパドルは腕をそれほど大きく動かさないのでなんとなく平気っぽい。腕を前に伸ばしたときだけちょっと痛いくらい。

波待ちのポジションまで出たところで、ちょうど小さなセットが近づいてきたので、そのままテイクオフ。

テイクオフは平気。乗り終えたところでボードをつかもうとして、腕を前に出すときにちょっと痛いくらいです。

次はボードに胸を着いて腹ばいパドル。肩の動きは大きくなりますが、これも腕を前に伸ばすときにちょっと痛い(というか重い感じ?)くらいで、パドル出来てます。テイクオフも大丈夫です。

出来るじゃないですか 笑。

試しに極小のうねりを沖から追いかけてみます。うねりを追いかけて、追いかけて、滑り出すまでちゃんとパドルできます。そんなに痛くない。

このログ、久しぶりに乗りましたがこんな波でもしっかりとうねりを捕まえて簡単に滑り出します。滑り出しは本当に速くてスムースです。他の人が待っているよりも沖から、緩い小さな斜面を滑り出してインサイドまでしっかりと滑ってくれます。(同じシェイプのクリアボランのストックがショップに置いてあるので見に来てください)

ログで出来れば、8’4”のプリモも8’0のロングフィッシュも出来るはずです。おかげで、ちょっと自信がつきました。

さて、肩の次はウェットです。

首へのフィット感は首の後ろ側が柔らかくなっていい感じです。考えていた通り、ベルクロを調節して、首にフィットさせれば首の上部からの浸水はほぼありません。ベルクロのタブを引っ張って首回りをきつめに固定すれば、防水性はさらに上がりますが、締めた分だけジッパーのスライダー部分が圧迫されて、首の後ろにスライダーが当たる感じが強くなってくるので、ちょうどいい位置を見つけることが必要です。

背中のダブルフラップは変わっていませんが、水の侵入をしっかりと防いでくれます。水の中にいても、胸を張って肩甲骨のあいだに隙間を作るような姿勢でをしない限り、フラップが背中フィットして水が入ってくる感じはありません。唯一、水が入りやすいところはジッパーの一番上の部分です。首の後ろの外側のフラップ(ジッパーを外から押さえているパーツ)の下側や横から入った水が、上から降りてくる感じに入ってきます。

これは他メーカーのバックジップも同じです。この浸水を無くすのがインナーバリアネックで、それを着やすく進化させたのがオートジップシステムです。(オートジップはファスナーとインナーバリアネックが連動するので、脱ぎ着の手順がちょっと変わってきます)



今回の改良点は首回りのフィットの柔らかさです。ジャージ裏の首回りに対しても懐疑的ではあったのですが、首の後ろのアタリが柔らかくて気持ちがいいし、擦れにくそうで、首が弱い私にはこれでもいいんじゃないかと思ってます。

パドルなど、身体の動きに関しては何も問題ありません。

こんな感じで、肩はまあなんとか大丈夫っぽいし、ウェットはこれから気温と水温が下がってくるのを待ってさらにテストしてみようと思っていますが、とりあえずは首回りのフィット感はいい感じに出来たと思います。





プリモのユーズドボードが入荷しました。レングスは7’2”。ユーズドボードとは言っておりますが、ほとんど新品です。シングルフィンのミッドレングスをお探しの方は、先にホームページをチェックしてください。

持ち込まれた方は、もともとはショートボーダー。浮力があるボードで楽しみたいと、お買い上げいただきましたが、2ラウンド使った後に諸事情で海からしばらく遠ざかっておられたのですが、今回、カムバックに当たってもう少し浮力があるものをということで、同じプリモの8’4”に乗り換えられました。なのでユーズドとは言ってもピカピカです。

こういうのって、とても嬉しいのです。2ラウンド使っただけで気に入っていただいて、また同じモデルがいい!と言っていただいているんです。嬉しくない訳がありません。

ショートボードに乗られている方が、7’2”のミッドレングス(しかもシングルフィン)に乗ると、およそほとんどの人は「動かない」と言われると思います。

この方も、プリモに乗るまでは同じだったそうです。さすがにスラスターのショートボートとくらべたら動かないと思います(そんなに動いたら、逆に困ります)が、プリモだけは特別だったようで、そのまま浮力を増やして乗りたいなんていう嬉しいお話なのです。

8’4”も動きます。長くなった分、動きは大きくなりますが、7’2”と同じ感覚でコントロールしてもらって、まったく問題ありません。

つい8’4”の方へ話が行きそうになってしまいますが、ユーズドのプリモは7’2”です。

シングルフィンですから、ショートボードのように動かす必要はありませんし、実際、そこまでは動きません。でも反応良く動いてくれるのは本当です。普段、もっと小さいボードに乗っている人なら、ロングボードみたいな感覚で乗りながら、軽く動いてくれると感じると思います。

普段、ロングボードに乗っている人なら、ロングボードと同じ感覚ながらロングボードの重量から解き放たれつつ、ロングのようなスムースな波乗りが楽しめるのが身上です(私はこっちの方です)。

スピードは活さんのシェイプですから、もちろんピカイチです。

プリモ 7’2” MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトでチェックしてください。



明日は木曜日、定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
お知らせ:11月16日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。11月の営業予定はこちらをご覧ください。

秋の台風シーズンは落ち着いて、これからは冬型の季節です。先週の波は、少し気が早い冬型のようなパターンでした。今年の冬は期待できるかもしれません。まだ昼間は暖かいですが例年だと、そろそろ寒くなってくるタイミングです。おそらく、次に天気が崩れるタイミングで木枯らし吹いて気温も下がってくるんじゃないでしょうか。

冬は西高東低の冬型で波が立ちます。南岸低気圧が沖に強い西風を引っ張りながら残しつつ抜けて、沿岸の風が北に回ってきてくれるとサイズがあるきれいな波が立ちます。

沖で待っていると水平線の右手、伊豆大島の西側の水平線に盛り上がるのが見えるのがセットです。深いチャネルから、横一線に崩れそうに真っすぐの壁になって立ち上がってきますが、西うねりのときはそれが狙うべき波です。

波の先が今にも崩れそうなセットを滑り降りて、波の先を見ながらボトムでターンに入るとさっきまで崩れそうだった波が、壁になって待っていてくれます。思い出して妄想するだけでも最高です 笑。

今年は年明けに一度だけ遭遇しましたが、そんな波が毎週立った冬のシーズンもありました。これは今年の一月のブログの画像です。

このときも肩が痛いと書いています。

これはもう少し前の2月。クルマがまだイエローのカングーです。たっぷり波乗りしたあとの車窓から。


相変わらず肩は痛いですが、道具はと8’4”のプリモと(肩がダメなら)ニーボードがあるし、そのときの状態でいろいろ対応できるのでなんとかなります。左肩以外は、ばっちり出来上がっております(そのつもりです)。

ウェットスーツの実験くんもあるし、これからやってくる寒い季節が楽しみです。








首回りをリニューアルしてフィット感がぐっと高まったSTEAMERウェットスーツですが、冬に向けてテストスーツをもう一着作ってもらうことにしました。

先日作ってもらったのは、起毛無しのオール3ミリのフルスーツです。ジッパーの裏当てダブルフラップにしてもらって、防水効果を高めたバックジップです。体型にもよりますが、このダブルフラップにすれば、背中からの浸水はかなり減らすことができます(ZEROの3フルも同様の構造にしてもらっていますが、こちらも防水性は高いです)


こちらは、起毛無しのいわゆる「3フル」と呼ばれる、春秋仕様のフルスーツです。そのフルスーツにインナーや他の装備をプラスして、冬場にどれだけ快適にサーフィンすることができるかという実証実験です。

それに加え、新しくやろうとしているのは、今季から使用を始めた新しい起毛素材を使った、3ミリのフルスーツです。新しい起毛素材は、エアシュートという裏地素材です。

水を垂らしてみたら、見事に弾きました。このエアシュート、起毛素材ですが毛足は短めです。従来の起毛素材とジャージ裏の中間くらいの毛足です。

起毛素材よりも軽くて動きやすく、ジャージ素材よりも暖かいという、起毛とジャージ裏の中間に位置している新しい素材です。特長は動きやすさに加え、画像の通りに水はけがとても良いことです。

このエアシュートを使って、オール3ミリでフルスーツを作ってもらいます。今回のフルスーツは、背中のジッパーの内側にバリアネックオプションをプラスします。このバリアネックの取り付け方も改良してみようと考えています。

こちらは、裏起毛(半起毛か?)にバリアネックという正統的なセミドライスーツです。こちらは、3ミリラバー+エアシュートで冬寒くないか?という実験くんになります(エアシュートのラバーの厚みは、3/3ミリと4/3ミリがあります)。

エアシュートはまだサイトに掲載しておりません。ブラウンカラーのライテスチョコ素材(スウィーツみたいな名前ですね)は、実績がありますから問題ありませんので、皆さまにはそちらをお勧めするとしまして、エアシュートはまずは自分の身体でテストです。私は普通に寒がりですから、実験としてはちょうど良いと思います。


サーフボードが思うように作れない分、ちょうどいい機会ですので、今季はSTEAMERウェットスーツのテストに投資しようと思ってます。

AXXECLASSIC、ZEROは年明けの納品になりますが、引き続きオーダー承っております。STEAMERは今のところ、2~3週間で出来上がります。

ハルのサーフィンには、何か引き付けられるものがありますね。でも、こういうのを見ているとプリモに乗りたくなります。

Gliders Rag from EZEKIEL on Vimeo.






昨日のシェイプルーム。活さんはMINIをシェイプ中。レングスは7’4”で、スカッシュテールの応用編のMINIモデルです。

ノーズは少し細め。左右のレールの形を確かめているところです。


このボードを見ていてふと思い出したのは、活さんが日本へ戻ってこられてから、まだ間もない頃に作っていたミッドレングスのボードのことです。モデルはまだホットマンゴーと、7.6~8.0ちょっとくらいのミッドレングスぐらいだった、まだ始まったばかりの頃です。

20年ほど前の話で、まだロングボードかショートボードか、という意識が強かった時代です(フィッシュはまだ一部の人のあいだだけでした)。そんなときに活さんから借りて、テストで乗っていたボードが、ちょうど上の画像のようなアウトラインの7’6”のトライフィンでした。

それを思い出して、「昔、こんな感じのトライフィン、よく作ってましたね~」という話をしていたら、久しぶりにトライフィンに乗りたくなってしまいました。レングスは迷わず、8’4”です 笑。ちょっと前から、老後のボードなんて言ってますが、それ用ですね 笑。

こんな感じかな。活さんがギタリーの波で乗ってた8.4のトライフィンです。


波乗りを始めて、まだそれほど時間が経っていないころに乗っていた9フィートちょうどのトライフィンのロングボードがありました。

今でもよーく覚えています。レールにブルーのハワイアンファブリックをラミネートした、ロジャー・ハインツのシェイプでした。知らない人から、そのボード速いね~と言われることもあった、良く走ってくれるボードでした。

シェイプ中のMINIを見ていたら、そんなことも含めて、「昔乗っていた」トライフィンのイメージがすっかり蘇ってきてしまったのです。良く走るボードで定評があるのが活さんのシェイプです。作らない手はありません。

5~6年前にも一度、トライフィンのマイブームがありました。7’7”のOKIDOKIで、トライフィンがスラスター(推進装置)と呼ばれる理由をたっぷりと体感しました。ダウンザラインでの瞬間的な加速、カーブでのスピードのキープ、スープからの脱出速度、とにかく反応速度が速いトライフィンでのサーフィン。やっとかないと(笑)という気持ちに、すっかりなっています。やっぱりレングスは8フィート4インチですよ。



8’4”はトライフィンでもイージー・ライダーだと思います。とっくの昔に腕時計は外してるし、いまさら何でも自由にやれよ、ということですね。



Visitor Map
Create your own visitor map!