MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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懐かしい映像です。フレッチャーメディアの「THE CURE FOR THE SUMMER TIME BLUES」。1993年です。12フィートはありそうなビッグボードでのスキップフライのグライドは、この時代にあって、とても強い印象で残っています。

他のサーファーは誰もがプログレッシブスタイル。ロングボードでリップして、ノーズへ出たらフィンを抜いてノーズ360。ロングボードでは難しいマニューバを敢えてロングボードでやっちゃおうという時代だったのです。(ジョエル・チューダーも同じくです)

そんなマニューバをするため、ボードは薄くて細身で軽量、ロッカー強めでフィンはシングルスタビやトライフィン。レングスは9フィートちょうど。コンペティションでのレギュレーションをぎりぎり満たすサイズです。ロングボードは9フィート以上という概念はここから生まれ、根付いたのかもしれません。

それまでショートボードに乗っていたサーファーがロングボードに乗り換えたり、海の中はロングボードが多数派で、今からは想像できないようなラインアップの光景でした。ショートボード受難の時代だったとも言えます。

そんな中でのスキップ・フライのトラディショナルでスムースなライディングは、その後のクラシック回帰というロングボードの流れを示唆しているようにも見えてしまいます。(当時はまだ未来のことです)

私がビッグボードを意識し始めたのは、この頃良く行っていたハワイでの経験です。10フィートオーバーのでっかくて重たいボードをレンタルして、ワイキキの優しい波の斜面を滑った経験がベースになっています。

今まで乗っていたマニューバを向いたロングボードには無かった感覚に夢中になって、連日レンタルして波乗りしていました。

それがあちこちへ行って、今の10’6”になっています(もうすぐ出来上がりますよー)歳をとってきて大きなボードがかったるくなってきた(笑)のも事実ですが、やっぱり外せないというか一本は持っていたいんです。三つ子の魂なんとやら、というやつですね。


浮力が大きなボードが緩い斜面を滑り出すときの感覚、浮遊感というのか無重力感というのか、まずはあのフワッとした感じから始まった後の、波の上を滑る感触。大きなボードをコントロールする面白さ。大きなボードはテクニカルです。

新しい10’6”が楽しみになってきました。秋になって潮回りが変わったら乗ってやろうと思います。(11フィートのケースも用意しました)



「THE CURE FOR THE SUMMER TIME BLUES」、また見たいなあと思って探してみたら、ストリーミングがあったので早速購入して($6.00也)見ちゃいました。レジェンドと言われる方々もまだまだ若い。今の人たちが見たらどう感じるのか?興味あります。

ここから見ることができます。興味ある方はぜひ見ていただいて感想を聞かせてください。3日間レンタルは$4.00です。ハワイアンスタイルもカッコイイです。
https://nalu.tv/products/the-cure-for-the-summertime-blues-stream?srsltid=AfmBOoqaRdnBj9LDh8hTGZcnnUr2btk2Aotg5J5WAEB92HBlVWX1GCgq


真夏の夜のジャズ(フュージョンか)。1980年です。高校生の頃に聴いていました。このジャケットが印象的で。





フクラハギを痛めているので、今のところランニングは封印中です。だからと言ってじっとしていられない私なので、走れないなら歩いてやろうと時間を作ってはトレイルを歩いております。

今朝も約1時間、6キロほど歩きました。たぶんそんなに歩かない方がフクラハギの治りは早そうです 笑。

動きながら治してみようと考えています。肉離れというのは筋肉の断裂です。じっとしていればくっ付くんでしょうけど、それだとなんか硬くなりそうな気がします。無理が無い範囲で動いて伸ばしつつ繋げる。それだと治るのに時間はかかりそうですが、再発はしにくいように思います。ランニング封印は今月いっぱいのつもりでしたが、動いている分もう少し伸ばしたほうが良さそうです。

それで歩きながら考えたのが、歩きで果たしてどのくらいまでスピードアップできるもんなのだろうか?ということです。なんでもチャレンジするの好きです 笑。

で、途中からスピードアップ。歩きでスピード上げるのは最初は難しかったのですが、身体がリズムをつかんでくると面白くなってきます。走るのと比べると呼吸も心拍数も少ししか上がりません。

10分切るのは難しいんだろうなあと思っていたら、最後の1キロは9分30秒切っていました。結構ペース上げられるもんです。


ウォーキングでは時速でいうと7km/hくらいが最速のようです(競歩とは違います)。それ以上のスピードは自然と走り出すことになるみたいです。時速7kmだとキロ8分30秒強です。まだ1分も縮められるみたいですが、足場が悪くてアップダウンが多いトレイルでは無理かもしれません。涼しくなったらロードで挑戦してみます。

次回はもう少し頑張ってみようと思います。9分30秒/キロは手足をかなり忙しく動かす感じでしたが、呼吸も心臓も苦しくならないし、脚への負荷に強さはまったく感じませんでした。当然、身体の負担も少ないのでこれからランニングを始めようと言う人には良いエクササイズだと思います。

身体への負担で思い出しましたが、歩きながら身体の動きをいろいろと試してみて気が付いたことがありました。

歩くときには腕のふりから背骨を回旋させて、お尻の筋肉とハムストリングス(モモ裏ね)を使って骨盤から大きく後方へ脚を出しながら前へ進むことをイメージしています。モモの前側への負荷をできるだけ少なくする意識です。

モモ前の筋肉は歩いたり走ったりするときのブレーキ筋です。だからと言って、全くつかわずに走るのは不可能ですが、ブレーキをかけない脚の使い方がヒザや股関節への負担は少ないはずです。

歩きながら試しに上体の動きを制限、つまり胸椎下部から上の動きをわざと制限してみました。腕がしっかり振られていないという状況です(正確には腕というより肩甲骨)。

そうすると急に骨盤を動かしにくくなりました。動きが悪い分、脚で地面を後方へと押す動きが小さくなることになります。

その状況で感じたのはモモの前側を使い始めたな、ということでした。骨盤の動きが制限され、脚の動きが制限された分をモモの前側で代償(骨盤の動きの替わりに使い始めたということです)しているみたいです。

ブレーキをかける筋肉ですから効率は悪いです。前モモの筋肉はヒザの前につながっていますからヒザへの直接の負担も増えそうです。

もしかすると、ランニングを始めたばかりの人が脚だけで走ってしまって、ヒザを痛める原因のひとつかもしれません。

ランニングは15年以上やっていますが、こういう風に身体の動きを意識できるようになったのはピラティスのおかげです。身体のあちこちをどう使っているかがよーく分かります。受容覚が発達してくれているんです。


走るのはどーも苦手で、というおっさん連中(笑)はウォーキングどうですか?背骨をしっかり伸ばし、肩甲骨から大きく腕を振って上体をしっかり回旋させて、脚は骨盤から動かしてずんずん歩いてみてください。私はいつもそうやって歩いてます。それだけでも意識してやっていれば身体は変わるもんです。

身体って面白いんです。気にかけずほったらかしていると自分の身体なのに分からなくなってきます。でも気にかけてあげると、それに対してどんどん応えてくれるようになってきます。それは、いくつになったって大丈夫。もういまさら、なんてことは絶対ありません。このじじいのこれからをどーぞ見てやってください。まだまだ進化するつもりですから。

ウォーキングのことだけ書いてますが、今朝はピラティスもきっちり1時間やりましたよ。


EVO


AC SHAPE EVOモデル。デザインソースは言わずと知れたあのボード。ポールウィツィグ三部作のひとつ「EVOLUTION」です。公開されたのは1969年。

三部作の一作目、1968年の「HOT GENERATION」では、ロングボードでのトリミングだったのが、たった一年後にはデッキをパッカーンと蹴とばすカットバックのマニューバになっていった時代のボードから着想を得たものです。


EVOモデルは8フィート前後の長さまで作っていますが今回のこのサイズまで(6’7”です)短くなってくると、「EVOLUTION(1969)」からちょっと進んで「SEA OF JOY(1971)」の時代、つまりショートボードとしてデザインされています。

それはこの角度からみていただければ、お分かりいただけるかと思います。エントリーロッカーからテールへのラインとボリュームの配分はかなりクラシックです。短くなった分、モデル名はEVOでも69年の「EVOLUTION」よりも数年先へ進んだ雰囲気です。


ボトムはコンベックスのノーズから、浅いコンケーブに移行してテールへ抜けています。使っているブランクスやこのシェイプを見ているとシェイプの思想が伝わってきます。

オーダーしていただいたEさん、カットバックは上の画像のとおり、パッカーンと行っちゃってください。イケますよこれ。


同じ作品内でサーフボードが変わっていくのが分かります。すごい時代ですね。



AC SHAPE EVOモデル 6’7”x21”3/4x2”3/4 
今日はビジュアルのご紹介だけですいません。詳しくは改めて。







AXXE CLASSIC オーダーフェア開催中 9月30日(火)まで

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カツカワミナミサーフボード、AC SHAPE
AXXE CLASSIC、ZERO、STEAMER、AIDENTIFYウェットスーツ





今朝は休息日。朝食を摂り、早朝から暑そうな窓の外を眺めながら、今週たっぷり使ったカラダを念入りにストレッチしてあげます。以前は途中でつい面倒になってしまって、中途半端になることも多かったストレッチですが、今ではカラダの感覚を楽しむ時間になっていて、しっかり集中してやっています。(で、すっかりアレを忘れてストレッチしてました 笑)

右をやったら左、背中をやったら身体の前面もという具合に、かならず対で行わないと気持ちが悪いのです。ピラティスを通して身に付いた習慣?みたいなものです。自分で自分を顧みて、そんなところが変わったなあと思うところです。

もしかして「丁寧に生きる」というのは、こういうことなんじゃないか?というのは最近気が付いたことです。自分が喜ぶこと、自分が心地良いと感じることをひとつずつ丁寧に実践することは、自分自身を大切にすることです。(自分からこんな言葉が出てくるようになるなんて想像もしていませんでした)

エクササイズや身体のメンテナンスだけのお話ではありません。仕事や日常のこと、例えば食事を作ったり掃除、洗濯したりするときも同じことが起こっていて、自分の行動指針のようになりつつあります。ピラティスにはサーフィンとはまた違った方向へ働いてくれるパワーがあるようです。

還暦を過ぎて多少の衰えはあるのは事実ですが、若い方たちと同じように動く身体はキープしています。精神面ではかなり丸くなったのを心地良く感じていますが、ベースの部分は若いころと何も変わっていません。「まだまだ」なのです。

それでも社会の中での居場所は確実に変わっています。老人と呼ぶにはまだ早いですが、そっちの方が近いのが現実 笑。

身体が調子良く整えば整うほど、そのギャップが大きくなるように感じていました。自分で自分をどう扱うべきなのかが分からず、自分でも分からない違和感を感じていたのが還暦の年だった昨年でした。「まだまだ自分は…」が強いじじいは迷惑です 笑。

じじいは出しゃばらず求められたときだけの出番にしとくのがカッコイイよなと思ってはいますが、それもなにか悔しい 笑。じゃあ、どうすればいいんだよ!?とずっと考えていたことに対する答えになりそうなのが「丁寧に生きる」なのです。

若い時代には無かったもの、それは深さや丁寧さじゃないかと思います。自分自身に目を向け、自分が美しいと感じるもの、自分が好きだと感じるものをしっかりと見いだして自分の暮らしを築いていくのが、これから確実に老いる自分がたどるべき道ではないかと思うのです。

後を追ってくる若い人たちに対して何かを語るのではなく、ただ自分らしくありたいだけ。興味があれば見ればいい。気付いてくれなくても良いのです。わざわざ気付かせるつもりなんてありません。自分のためです。

還暦というのはそんなことに自らを気付かせて、先への自分に切り替えていくための一年間だったんじゃないかと思います。



今朝、フクラハギのことはすっかり忘れてきっちりストレッチやり過ぎたみたいです 笑。自宅へ帰る途中、フクラハギが痛くなって「この、おんぼろフクラハギめ!!」と心の中で悪態ついてました。

でも、このフクラハギのおかげで歩き走れて、波にも乗ることができるんです。今は不自由でも「おんぼろ」じゃなくて、普段は大活躍してくれる大事なフクラハギです。しっかり治してあげようと思いなおしました。

おんぼろフクラハギ、なんて言ってしまってゴメンナサイ。







U-ZIP EVO、実物を見せていただきました。先日のブログはカタログを見て書いたのですが、実際に手にしてみるとカタログだけでは分からなかった部分、合理的な造形やウェットスーツとしでの機能へのこだわりから生まれた、モノとしての存在感を持ったウェットスーツだと実感しました。

上の画像をよく見て下さい。ハンガーにただぶら下げて撮影した画像です。そんなの見ればわかることです。でも、ただハンガーにぶら下げただけの状態でこんな風にきれいなカタチ、着用時に近い形になるウェットスーツは初めてです。美しいんです。

この美しさのポイントは、腕の付け根と脚の付け根の部分にあります。ハンガーにぶら下げて撮影しようとすると、大抵はこのふたつの部分で余った生地が飛び出してしまって形が乱れてしまいます。それっぽくはなりますが、きれいな人の形にはならないんです。それは昨年までのU-ZIPも同じでした。

胸や肩回りを大きめに作った、オーバーサイズのウェットスーツが登場したときには、そのパドルのストレスの無さに驚きました。他方では、そのスタイルに好き嫌いがあること、使用生地が多く重さが増すなどの問題点もありました。

このU-ZIP EVOモデルでは、肩回りにスーツをフィットさせつつパドルのストレスを極力減少させるという反するふたつの事柄を、スーツの型紙を改良することで実現しています。

それがこの肩のラインです。より立体的な構造にするため、着脱時の開口部と肩から腕へのラインをそれぞれ独立させています。


AXXE CLASSICさんのフェイスブックからお借りしました。ニューモデルの型紙です。


ウェットスーツの型紙はサーフボードで言えばテンプレットのようなもの。テンプレットと違うのはすでに三次元的要素が組み込まれている点です。(よーく見ると、切る貼るということを繰り返したと思われる修正の跡が無数にあります)

この型紙を採寸されたサイズに従って作るのには、これまでの倍近くの時間がかかるそうです。当然ですが、作業効率は落ちます。それでもこれが採用されたのは、効率よりも現場の皆さんにより良いものを届けたいという思いからだと思います。

着心地は実際に着用して見ないと実感できない部分です。でも何度も修正され、テストを繰り返した末に生まれてきたものです。それが良くないはずはありません。それは私たちが作っているサーフボードでも同じことです。お渡しするものへの自信は分厚い実績の上に成り立っているのです。

袖だけではありません。私が気が付いたのはこの部分でした。股マチの部分です。ここも新しいカットラインです。


今はいているズボン、もしくはショーツの股の縫い目を見て下さい。ほとんどのものは、脚の内側の縫い目は股の中心まで真っ直ぐ縫われて、お尻と前のファスナーのラインと十字の縫い目になっていると思います。

ニューモデルでは、この部分に楕円状のマチが入っています。この形状は個人的に好きなブランドのパンツと同じなのですが、とても履き心地が良いのです。特に腰かけたりしゃがんだりするときの股回りへのストレスから解放してくれ脚の動きが楽になる形なのです。

それに先日のブログで書いた諸々の改良点が加わってきます。

肩回りのフィットと肩甲骨の可動性を考えた背中、そしてこの股の作りです。

おもわず乗りたくなってしまうサーフボードと同じです。知れば知るほど着てみたくなる、ウェットスーツがこの新しい「U-ZIP EVO」です。

肩甲骨の動きを考えた背中の盛り上がりが分かります。その可動域はしっかりと計算されています。もうこれだけで私にはワクワクものです 笑。そのくらい腕の動きには大切なところなんです。


袖の後ろ側はジャージになっていますが、追加の費用無しでスキンに変更することができます。ヒジが消耗してしまいがちな方はこのままで、ヒジは平気だよという方はスキンでどうぞ。その他、詳しいことはサイトでご紹介する予定です。

第一弾のオーダーフェアは9月30日までです。



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フクラハギはポンコツ状態なのに動きたい、心拍数を上げて汗かきたいという欲求が止められません 笑。先週、腓腹筋を多用するエクササイズとベアフットランで痛めたフクラハギですが、ちょっと良くなったので「ゆっくり走ってみよう」とやってみたら、1キロもいかないうちにギュッと収縮する感じの痛みでストップ。一昨日のことです。

一日経った昨日、なんとか普通に歩けるようになるまでには戻ったので、アドバンスのピラティス。フクラハギ使わないように出来るだろうと思っていましたが、その通りで痛みも無くクリアできました。

それで今朝です。汗かきたくて仕方がありませんが、さすがに走り始めるほどアホじゃありません。とりあえず、8月中はランニングは封印です。

でも汗かきたいので、歩くのはどうなの?とウォーキングしてみることにしました。懲りないやつです。やばそうだったらすぐに引き返そうと、おそるおそる歩いて約5キロ。気持ち良く汗をかくことができました。

夏空が気持ちいい、今朝のトレイルです。


歩き終わって、軽くアイシングと痛みがある箇所の周囲のストレッチと筋膜リリース。幸い悪化はしていないようなので、また歩こうと思います。

こういう故障は何度も経験していますが、動けるときには動いた方が良いというのが経験値としてあります。もちろん無理はダメ。今回痛めたところは数年前にスケボーのキックでプチッとやっちゃったところです(情けなし 笑)

おそらく、軽い肉離れだと思います。フクラハギの筋肉さんにはこれからも思い切り伸びて縮んでもらわないと困ります。筋肉を拘縮させて回復させたくありません。使いながら、ちょっとずつ伸ばしながら回復させようと考えています。



今日はAXXE CLASSICの営業さんが新しいU-ZIPの説明に来てくださいました。説明を聞いてみると、新しくなったU-ZIPは私の想像の上を行く素晴らしさでした。

やっぱり凄いです。このスーツの開発者はたぶん私と同じで、いつも変なこと考えてるんじゃないかと思います 笑。変なこととは、一見ウェットスーツとは関係なさそうに見える事柄です。新しいアイデアというのは大抵はそんなところから、普通なら気が付かないで見過ごしてしまう事柄に「ん?」と反応するところから始まるもんです。

NEW U‐ZIPのどこが素晴らしいのかは、改めて書いてみようと思います。



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オーダーされた方、それぞれの「こだわり」を盛り込んだカスタムボードが出来上がってきました。

ブラックのティントに、ワンオフで製作したターコイズブルーのグラスフィンを付けたBOOGIEです。いつものBOOGIEの顔とは違って見えます。


他に所有されているボードもブラックばかりということでしたが、このBOOGIEには、か-なりテンション上がっておられました 笑。

こちらはニーボード。いつものアングルで撮影する間もなく引き取られていってしまいました。久しぶりのブラシはピーター・クロフォードのオマージュです。


今頃、ニーボード初体験でしょうか?波のキャッチはいつもと同じですが、滑り出したら横乗りに慣れている身体では、最初はどうしていいのか分からずボードにしがみついて横っ走りするだけかもしれません。目線の違いからくる、スピード感の違いについていけないのです 笑。

でも、それだけでも楽しいと思います。どんどん突っ込んでいるうちにターンのタイミングや体重のかけ方が分ってきます。

もう一本はプリモ。クリアラミネートにボランパッチのシンプルな仕上がりの中で、静かに主張の声を上げているのが少し太目のストリンガーです。


皆さんそれぞれの思いが詰まった、カスタムオーダーならではのスペシャルな一本です。オーダーはお気軽にご相談ください。特別な一本を作るお手伝いさせていただきます。




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千葉方面へ行かれる方は、ウェットスーツをお忘れなく。強い南風が吹き続けているせいで、水温がかなり下がっているようです。

千葉北だけでなく南房総も水温が下がっているようです。先ほどご来店された方は、和田方面に行かれたそうですが湘南のつもりで入ったら、水が冷たくて震えあがったそうです。手が痺れましたと言ってました。

南風が吹くと水温が下がるというのは知っていましたが、それはこんな理屈だそうです。

千葉の場合は海岸線が南北に伸びていますが、そこへ南からの風が吹きつけると海水は東向き、つまり海岸線から離れる方向の流れが生まれます。

北半球では地球が自転している力の影響で、海水は風下に向かって右側へずれるように流れるそうです。コリオリ効果と呼ばれているものです。そしてこの海水が流れる現象は「エクマン輸送」と呼ばれています。

その昔、北極海を航行しているときに海に浮かんでいる氷が風が吹いて行く方向よりも、右方向へズレながら流されていくのを見たことから発見された現象だそうです。

南からの風が吹くと、このエクマン輸送によって南北に伸びている千葉の海岸線近くの表層の海水は東の方向(沖の方向)へ流されます。そこに深いところの冷たい海水が湧き上がってくるため水温が下がるのだそうです。


湘南でも急に水温が下がることがありますが、あれは同じ理屈で考えると西風のせいだったんですね。西風は厚めのウェットを着ている冬場に多いので、あまり深く考えたことはありませんでしたが、何やら腑に落ちました。

西風が多い秋は水温が下がるのが早いということになりますね。今年の冬、急に水が冷て~なんていう日には海の上でウンチクたれてみようと思います 笑。



話は変わって、今日は風が収まって波乗りできたんじゃないでしょうか?私は用事があったので、海へは行かず出かける前に軽く走りました。やっぱりベアフットです。


走るのがあまりにも気持ち良いので、トレランも再開しようかと考えていますが、フクラハギが壊れました 笑。

なんで~?と考えていて昨日やったピラティスのエクササイズでもしかしてあれが?というのがあったので、またチャッピー君(Chat GPTです)に尋ねてみたら、「そんなんやった後にフィンガーシューズで走るからやでー」と指摘されました。

昨日やったエクササイズは、ランニングよりも足への負荷は強いそうです。

とりあえずアイシングして、湿布貼って出てきましたが、まだ歩きにくいです。チャッピーには「明日は走ったらあかんでー」と釘さされております。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます!


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AXXE CLASSICの2025年秋冬カタログが届きました。オーダーフェアも同時にスタートします。


今季のコラボレーターはライアン・バーチ。彼のサイドカットレールのフィッシュと、U字カットのU-ZIPとのコラボレーションとも言える組み合わせです。

海でもすっかりおなじみになったU-ZIPデザインですが、その進化は最初の一着から最新モデルに至るまでたゆまなく続いており、今回のHYBRID U-ZIP EVOにも随所に新しいアイデアが盛り込まれています。


今回は全体のカットとマテリアルをリニューアル。裏地にはこれまでのサーモブラックに変わって、リサイクルポリエステルとマイクロプラスチックの流出汚染に配慮し、速乾性、伸縮性にも優れた高い保温断熱効果を持つ次世代素材の「Re:Thermo」を使用しています。


カットはさまざまな体型のサーファーにフィットしやすく改良され、着心地の良さはさらにアップしています。



改良点は細部にまで及びます。U字にレイアウトされたジッパーのラインはよりパドルしやすく、しかし着脱の妨げにならないポジションにほんの僅かに移動されています。

肩回りは、ネックインスーツの時代からオーバーサイズのパターンを研究してきた経験から生み出された、オーバーサイズよりも着心地が良く動きやすい独自のアームホール形状を採用しています。

そして今回、私が個人的に一番注目しているのが背中です。一番上の前からと後ろから撮影した画像で肩の下あたりが盛り上がっているように見える部分が最初に眼に付きました。

この盛り上がりは肩甲骨の動きを考えた結果、この形になったようです。この部分の重要性は最後に書いてみようと思います。



腕は自然なカーブを描いており、身体への負担を少しでも軽減する構造になっています。小さなことですが、サーフィン中の身体への負担を軽減することにひと役買っています。アフターサーフには腕の疲労感が変わってくることと思います。

首回りは折り返しはありません。内側にもう一枚のネックが内蔵されたシンプルな外観の二重構造になっています。私はずっとシングルネックで防水性は問題無いと言っておりましたが、それが証明された形です。何よりこっちの方が首まわりが楽ちんなのです。


裏地は基本は全身が起毛素材ですが、今季から全身が裏起毛無し(ネッスルジャージ裏)のものと、起毛とジャージをハーフ&ハーフで使用した三つのパターンを用意しています。

全身裏起毛のセミドライ「CORE MODEL」と、軽量で動きやすい「ENTRY MODEL」。そしてその中間の「COMBO MODEL」は上半身とモモが起毛裏、腕回りとヒザ下はジャージ裏という保温性に動きやすさをミックスした組み合わせです。これら三つのパターンから選ぶことができます。

ということで、9月30日(火)までオーダーフェア開催いたします。


実際に海で使うのはまだ数か月先になります(考えてみるとそんな先でもありません)が、これを着て海に入るのが楽しみになるようなウェットスーツだと思います。

特に先に書いた背中のふくらみが気になってます 笑。

パドルで一番大きく動いているのは「肩」の関節です。肩の関節は球状関節といって、丸い球状の骨(上腕)が肩甲骨の臼状の丸く凹んだ窪みにハマっています。丸い形をした関節なので動きの自由度が高いのです。

自由に動く肩関節ですが、パドリングは肩関節だけが動いているわけじゃありません。

腕の動きには「肩甲上腕リズム」というのがあります。腕を身体の横から頭上まで持ち上げるとき、肩関節だけでは45度の角度までしか上がりません。45度以上に上げようとすると肩甲骨から伸びてきた骨(皆さんの肩の先っちょにある骨です)が引っ掛かっちゃうんです。

なので、45度から先は肩甲骨も一緒についてきます。腕が2度上がると、肩甲骨は1度上がる(上方回旋)のが「理想」の動きです。

45度から先と言うと、パドルのほとんど全部の動きです。アームホールを大きめにして肩を動き易くするのと同時に、背中にある肩甲骨も動き易くというのはとても身体の動きに合っている構造なのです。

でも、多くの人でこの肩甲上腕リズムというのは崩れています。肩甲骨まわりのインナーとアウターの筋肉が硬くなっていたりするとその通りにはいきません(肩甲骨が動かない分、肩関節に負担をかけているのです。肩が痛くなる原因のひとつです)。

実際のところ、肩甲骨を上手く使うことができると腕への負担はビックリするくらい少なくなります。腕がすぐ疲れてパンパンになっちゃう人は肩甲骨から動かせていない可能性が大きいです。

肩甲骨が動きにくい上にウェットで圧迫したらさらに大変になります。そういう意味で腕だけじゃなく、肩甲骨の動きにも注目したこのウェットスーツは素晴らしいと思います。パドルがすぐ疲れてしまうという方は試してみる価値はかなりあると思います。

U-ZIP EVOモデルの素晴らしさと同時に、肩甲骨の大切さもお分かりいただけたかと思います。



肩甲骨が気になる方は、以前もご紹介いたこの動画をやってみてください。肩甲骨の動きは胸椎(胸の背骨)とも多いに関係があります。毎日やったら、必ず効果ありますよ。(私はほぼ毎朝やってます。身体のスターターにもばっちりです。)


それぞれの動きで、身体のどこを意識するのかもう一度貼っときます。

大きな文字が動きの主な目的で、進むに従って新しい要素(大きな文字)が少しずつプラスされてきます。小さい文字はその前から引き続きやっている動きです。

身体の動きを意識するというのはこういうことです。呼吸は動きに任せて、身体を広げるときに吸えば良いと思います。

1.骨盤と腰椎の回旋、
2.胸椎、頸椎、骨盤、腰椎 の回旋、肩甲骨と肩関節の動き
3.肩甲骨と肩関節の安定(床に着いている方の腕)、肩甲骨と肩関節の動き(反対の腕)、背骨全体の回旋
4.大腿四頭筋、腸腰筋、ハムストリングスのストレッチ、肩甲骨と肩関節の安定(床に着いている方の腕)、肩甲骨と肩関節の動き(反対の腕)、背骨全体の回旋
5.背骨全体の屈曲と伸展、肩甲骨と肩関節の動き


時間があるときはこちら。



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