MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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今朝もランニング。波乗りの動きはまだ痛みが出るので無理そうですが、走るのは平気です。なので走ります。トレイルは避けて昨日とは逆方向へ。

すぐに広い公園があります。ここのトレイルは結構本格的で、以前レースに出ていたときには山の中を何往復もしましたが、今日は舗装路です。おおきなケヤキの樹。街路樹にも使われるケヤキですが、周りに邪魔するものが無いとこんな樹形になります。好きな樹です。


こっちの公園も広いフィールドがあります。冷たい空気と紅葉で気持ちがいい朝です。


今日はあることを意識しながら走ってみましたが、いい感じです。今回の腰痛のカギはこれかもしれません。

歩道は落ち葉で覆われています。途中でクルマが走る道路と交わりますが、クルマは低いところ、歩道は高いところ、というように設計されているので、車道とは全く出会わずにずーっと走っていけます。


後半は調子が上がってきて、ペースを上げて走ってみましたが腰は平気です。意識していたのは背中の反りと骨盤の傾きです。

昨晩もストレッチポールをやりました。やっぱりそれで朝起きてから調子が良いので、今回の腰痛の原因は腰の反り過ぎかもしれないなあと…。

ぎっくり腰をやってから、意識して腰のアーチを保つようにしていたのですが、ストレッチポールに乗って調子良くなっているということは、そのアーチを伸ばした方が調子が良くなっているということです。腰のアーチを意識し過ぎた姿勢が良くなかったのではと思うようになりました。

つまり腰の反りすぎのせいではないかと。なので今日は腹筋を引き締め気味にして骨盤を前に引っ張りだすような意識で走ってみました。今もそういう意識で座ってブログやメールを書いています。

それで調子良く走れたし、悪化もしていないのでとりあえずその方向で行ってみようと思います。



昨日、家のすぐ裏にある競技場にトレーニングに使えそうな器具が出来ているのを発見したので、そこまで戻って試してみることにしました。

発見したのは懸垂のバーと平行棒。これなら腰を使わないで上体を動かせそうです。

動かしたいのは背中の筋肉です。広背筋、僧帽筋、上腕三頭筋のような部位、つまりパドルで使うところです。速筋的トレーニングですが、テイクオフのときの瞬発力アップです(自宅じゃなかなか懸垂はできません)

懸垂、かっこ良く言うとチンニング。順手でバーを肩幅の1.5倍の広さで持って、胸をバーに近づけるように引き上げます。懸垂なんてやったのは、これの前はいつやったのかも覚えていないくらい昔です。いったい何回できるのか?とやってみたら12~13回くらいが限界っぽい。それで、ワンセット10回と決めます。

平行棒で両腕で身体を支えて浮かせ、脚を前に出せば腹筋ですが、足を伸ばしたままだと腰が痛いのであきらめ。ヒザは曲げたままでモモが地面と水平になるまで持ち上げるのを20回。

それから平行棒の上で両腕で身体を浮かせたまま、腕を曲げて身体をゆっくり沈めて元に戻す。(上腕三頭筋です)これを10回。

足版サイドレイズは、バーはつかまずに片足で立って、もう一方の足を横へ持ち上げて回して降ろす。これを20回。これは腰は平気。

これを本当は6セットやりたかったのですが、今日は時間が無くて4セット。結構効きます。

下半身はランニング(ベアフットです)で、上半身は腰にほぼ関係無く身体を動かせるので、治るまではここで(消毒用アルコール持参で)アウトドアフィットネスしてみようと思います。

風は冷たくなってきましたが、ランニングで身体は十分に温まっているし、アウトドアで身体を動かすのはやっぱり気持ちがいいです。

明日もやります。

ストレッチポールはこのおねーさんの動画が基本の動きを分かりやすくやっていてくれて、一番いいです。筋膜リリース的な使い方もできますが、身体のジョイント(関節)部分には要注意です(危険です)。

しかしこの方、すごい鍛えられた身体で見ている方もやる気出てきます。




今朝はゆっくり、ゆっくり、トレイルを走りました。安静にしているよりも動けるなら動いてケアをしっかりと、という考え方です。もちろん、無理はダメです。自分の身体の声に耳を傾けながら走ります。

その身体の声が段差や木の根などのギャップが嫌だというので、下に見える多摩ニュータウンに降りて舗装路を走ることにしました。すっかり秋色です。


多摩ニュータウン、と言っても古い街ですが計画的に開発されているので住環境はとても良いです。緑が多いし公園もたくさんあります。

建物は古いですが、逆に昭和レトロと言えます。リノベ物件もあるみたいです。交通の便も良くて新宿、渋谷まで40分くらいだし、もっと若い人たちが増えてもいいんじゃないかと思います。

ゆっくり6キロ。自宅の近くへ戻ってきました。


昨日は走れませんでしたが、今日は大丈夫です。ぎっくり腰のときにはマッケンジー法が劇的に効いたのですが、今回はあまり改善されないので昨晩、寝る前にストレッチポールとストレッチで、背中から股関節、脚までをきっちりと伸ばしてゆるめてみました。

そうしたら今朝、起きるときとその後の腰のイテテテが無くなりました。まだ治ってはいませんが、改善されている感覚がしっかりとあります。

今回はそっちが原因なのかもしれません。今晩もしっかり伸ばしてから寝ることにいたします。禁酒は先週から続けています。腰が治ってもこのまま止めちゃおうと思っています。

たくさん飲んでいたわけでもありませんが、あらためて少量でもアルコールは身体に入れない方が良いことが多いと思います。今年の5月ごろに飲み始める前は、三年以上飲んでいませんでしたからまたそのときに戻そうと思います。今度はコロナに負けません(コロナは関係ねーか)。

お酒飲まないと時間が有効に使えます。眠りの質も良くなるし、寝起きから頭すっきりです。若いころとくらべると残りの時間は少なくなってきたせいか、無駄にする時間がもったいないと思うようになりました。歳取っても調子良く波乗り続けたいですし。

さあて、ブログ書き終わったら立ち上がって背中のストレッチです。




どうも腰痛が治りません。ぎっくり腰を治したときと同じことをやっているのですが、いつもはそれで治るものが改善しません。今回はなにやら違うみたいです。



人の身体って、すごいですねー。

トレーニングはしばらく控えめにして、お尻の筋肉とそれに関係しているインナーマッスル、それから背中のストレッチ、トリガーポイントと身体のケアに取り組みたいと思います。

それで過去の自分のトラブルをもう一度見てみようと思い、ブログを検索したらこういうときには、BOOGIEが良いようで…笑。

ちょうど久しぶりに乗ってみたいなあと考えていたところでした。

七年前のブログです。


波はコシ~ムネくらいでした。ボードはBOOGIE TWIN FINです。ここのところ身体の調子がいまいちなのですが、ボードのおかげで楽しめました。

どこがいまいちかと言うと、たくさんです。左足首、左ヒザ、左モモ、腰の右側、左ヒジ、股関節、あとは忘れましたが、なんだかこれまで痛くなったところが全部痛いみたいな感じです(笑)ボードをターンさせようと思っても、いろんなところがこわばってアタマで考えているようには身体はツイストしてくれません。

でもそんなおじさんサーファーでもBOOGIEは優しく波の上を運んでくれます。立ち上がるときもいまいち身軽になれない身体で、ドッコイショと立ち上がっても、スーっと波を滑り降りてくれてスピードは勝手にボードが付けてくれています。

波が崩れてきても捕まりません。スープの下から波の先を見て「あそこまで行ってちょうだい」とイメージするとたまに引っくり返ることもありますが、たいていはそこまで行ってくれます。まるで私が考えていることがわかるみたいです。

いまいち自由がきかない身体ですが、ボードを波のトップまで上げていきつつ上体をなんとなくツイストさせて、カットバックの姿勢をゆるくとるだけでボードはスーっと回ってくれて、気が付くと柔らかいスープの上にフワッと乗っかっている感触があって、いつのまにかリエントリーしてくれています。

BOOGIE、みなさんが乗ったらきっともっとすごいと思います。



それで思ったのですが、BOOGIE TWINはこんな人に向いているのかなーと。

1.小波でもロングボードじゃなくて、とにかくたくさん波に乗れて楽しめるボードが欲しい
2.最近、短いボードがいまいち楽しめなくなってきた。
3.今乗っているトランジションタイプのボードが、なんとなくいまいち
4.ロングボードだけでなく短いボードにも乗れるようになりたい
5.変なボードが好きだ

その他、いろいろありますが、とにかく楽しみたい人にオススメなBOOGIEです。昨日は朝起きたときから、今日はなんか調子わりーなーと思っていたのですが、パドルアウトした瞬間にいきなりいい波捕まえて、とりあえず立ち上がったらインサイドまで出たり入ったり楽しめてしまいました。昨日楽しめたのは正直言ってボードのおかげです。

どんどん兄弟が増えつつあります。




走ると腰が痛いので、今朝はウォーキング。いつも走っているトレイルをゆっくりと、でもしっかりと身体全体を使って歩きます。

いい天気です。日差しはまだまだ結構強くて、小春日和というよりも小夏日和と言ったほうがしっくりきそうな天気です。見下ろす街はすっかり色づいて、丹沢の向こうには雪で白くなった富士山が山頂をのぞかせています。


季節は秋から冬へと移りつつあります。

落ち葉に埋もれるように緑の葉を出しているのは、秋のお彼岸に赤い花を咲かせていたヒガンバナの今の姿。


これは同じ場所の、9月末の写真です。同じ株です。


花の後に関心を払う人はほとんどいないかもしれませんが、ヒガンバナは秋の始めにまず花を咲かせ、花が枯れたあとに葉を出します。葉は春になると枯れ、夏が過ぎるまで休眠状態にはいるという珍しい生態を持っている植物です。

通常とは逆の生態です。冬はほとんどの植物が枯れてしまうので、競争をせずに太陽の光をたっぷり浴びることができます。どういうきっかけかは分かりませんが、そういう生き方を選んだちょっと変わった奴だと思うと、何やら親近感がわいてきます 笑。


トレイルと里山をゆっくり歩いて、途中立ち寄った農産物直売場で駅弁祭りをやっていたので、昼食に買ってきました。鮎好きの女房は鮎弁当、私はかしわめしです。


かしわ肉のしぐれ煮と卵と海苔の素朴な弁当です。


関東の人にはあまりなじみが無いみたいですが、関西や九州方面では鶏肉のことをかしわ肉とも呼びます。鶏肉には違いが無いのですが、それを「かしわ」と呼ぶと急にノスタルジックな響きになってくるのは10代の終わりまで九州で暮らしていたからだと思います。

かしわと聞いて真っ先に浮かんでくるのはうどんです。この弁当に乗っているのと同じようなしぐれ煮をうどんに乗せた「かしわうどん」。

佐賀県に鳥栖(とす)という駅があります。今はどうなのかは分かりませんが、昔はこの駅が博多方面、大分方面、鹿児島方面、長崎方面、佐世保方面と九州各地へ列車が分かれたり、各地からの列車が連結されたりする分岐点でした。

この駅のホームの立ち食いスタンドでよく食べていたのが「かしわうどん」でした。編成替えをする列車を待つあいだに食べる「かしわうどん」がなんとも言えず美味しかったのです。父が大好きで、停車時間を確認しては列車を降りて食べていました。

最後に食べたのはその父と一緒でした。父は二十年前に亡くなりましたから、ずいぶん昔の話です。三年前、鉄道で長崎まで行ったおりに特急列車で鳥栖の駅を通りましたが、まだあのスタンドは残っていました。

特急列車の停車時間ではうどんなど食べている時間があるはずも無く、まだあの「かしわうどん」はあるのかなあと、つゆと甘辛く煮た鶏肉の味を思い浮かべながら通り過ぎました。

列車の窓からうどんをもらって、すすっていると(そうでなければ、ホームでうどんを食べる父が列車の時間に遅れないか心配していると)ガッチャーンと後ろから列車が連結される衝撃が伝わってきて、ああ出発だと子供心になにか旅情めいたものを感じていたものです。

ただの鶏肉ですが、「かしわ」と言い換えただけでなにか特別なもののように感じてしまうのは、そんなはるかな昔の思い出のせい。

素朴な味のごちそうなのです。







引きの時間なら東うねりでロングボードできそうだったので、ボードとウェットをクルマに積んで、準備もしておりましたがどうも腰が痛い。月曜から治りません。その直前の土日は大した運動はしてないし、何が悪かったのかは不明です(月曜日に海へ行こうと起きたときから痛かった)が、無理するほどの波でもないので今朝は止めときました。

腰の案配は、右側が痛かったのがなぜか今度は左へ移ってきました。右から左へ受け流して、次は治ってしまうことを期待いたします。思えば腰痛は30代からの付き合いで、昔はCW-Xの腰サポーターをウェットの下に付けて波乗りしていた時期もありました。

海へ入れなかったのは残念ですが、いろいろなことへの弾みにしてしまうことにします。きっかけと考える方がポジティブですが、とりあえずは痛みを治すことです。


シェイプルームでは、私の8’4”が出来上がっておりました。これで同じサイズで三本目です。サイズ違いでは、6.9、7’3”、8.0、9.0です。PRIMO、どれだけ気に入っているのかお分かりいただけると思います。


微妙なコンケーブの配分とレール、このボトムがいいのです。


レールエッジとコンケーブ。オリジナルロッカーよりも、レールロッカーとコンケーブのボトムロッカーが独立してより直線的になるように調整されています。マニューバとスピードの両立の秘密。つまりプリモの面白さの秘密の部分です。

他に似たものはあっても、違うのです。

これからラミネートです。このレールのエッジのラインやテールのコンケーブの配分が活きるのもラミネートの優れた技術があってこそです。仕上がりの美しさはもちろんですが、グラスロービングやフィンBOX、プラグの入り方を見れば、技術の高さはお分かりいただけると思います。

今回もシンプルにクリアでいきます。楽しみです。

次は10’2” 笑。

DEAD HEADSとまではいきませんが、結構聴いてます。





point ; ポイント、先端、突端、岬、点、問題点、論点。ポイントという言葉を英和辞典で検索すると、こんな言葉が出てきます。

先日も貼り付けたこの動画。ほとんどの人は乗っているサーファーばっかり見ているんじゃないかと思います。無理もありませんが、他にも良く見てもらいたいところがあります。

SUGAR For JOSIE from McTavish Surfboards on Vimeo.



それはボードの航跡です。ボードのテールから噴き出してくるホワイトウォーターに頑張って集中してみてください。

ターンしているときに三本の白いラインが出ていると思います。二つはボードの両側のレールから。そしてもう一つはテールの先端です。1分50秒過ぎからが良く分かります。ダウンザラインで横に真っすぐ滑っているときは、テールの先端から一本のホワイトウォーターが飛び出しています。

ターンしているときはマニューバのラインに沿って、海面を切っているテールの先端から海水が飛び出しているのが分かります。

ボードのアウトラインにある「ポイント」、主にテールまわりにあります。テールエンドがほとんどですが、ウィングという形状もあります。

スクエアテールはテールエンドは面になりますから、動画のラウンドピンのような航跡は出ません。テールのポイントはレールの両側にそれぞれあります(ポイントの角度はピンテールよりも鈍くなります)。

スクエアテールとラウンドピンの性格の違いがイメージできると思います。

スクエアテールの真ん中を伸ばすと、ダイアモンドテールになります。スクエアとピンの中間です。逆にスクエアテールの真ん中を縮めて切れ込みを入れるとスワローテールになって、さらに切れ込みを深くしていくとフィッシュテールになります。ポイントがまったく無いのはラウンドテールです。

スワローにすると、テールエンドの角度がラウンドピンに近づきます(フィッシュテールではさらに鋭角に)ピンテールがテールに二つ付いていることになります。テールエンドでは動画と同じことが起こっているはずですから、(フィンを考えなければ)テールエンドがよりレールに近いスワローやフィッシュテールはボードの反応が速くなります。

私が乗っていた、11フィートのグライダーはフィッシュテールでした。ボードコントロールはラウンドピンよりも反応が速いように感じたものです。

サーフボードのレールやボトムはできるだけスムースに水を後ろへ流すように考えてシェイプされます。その水の流れを制御する部分がボードをコントロールするパートになります。フィン、レール(ボトム)エッジ、ウィング、そしてテールの形です。

どの組み合わせが一番すぐれているかと考えると、最終的にはどれも同じ形になりそうで面白くなくなります。考えるのは、どの組み合わせがどんな感覚を与えてくれるのかということです。70年代風とか、それぞれの時代をヒントにするのも面白くなります。

深く考えてしまいましたが、深い意味は無いのです。10’2”のグライダー、ラウンドピンにしようか、フィッシュテールにしようか、スクエアも面白そうだと考えていたらこんなお話になってしまいました。

やっぱりラウンドピンか…明日、活さんにも相談してみます。







オーダーいただいた、MINI5が出来上がりました。ラウンドノーズのMINIモデルがベースになっている、5フィンのボンザーです。ケルプカラーのティントでラミネートしました。形は少々変わっていますが、乗ってみればごく素直な性格で突っ走って、ドライブしてくれます。

私もコシハラのゆるめの小波から、アタマくらいの掘れ気味の波でも試しましたが、テイクオフが速く、ボンザーフィンがスピードを自然に出してくれて、どんな波でもイージーに感じさせてくれるお気に入りのモデルのひとつです。

5フィンのボンザーは、3フィンのボンザーのサイドフィンを前後に分割して水の流れを逃がす部分を作って、3フィンのスピードにより細かいコントロール性を与えています。たくさんフィンが付いてる見た目と裏腹に動きはかなりスムースです。

ボンザーフィンはサイドフィンとは違います。感覚はシングルに近くてシングルフィンの進化系です。私はサイドフィンが付いているボードは、スタビ、トライともにあまり好みませんが、ボンザーフィンは別です。シングルフィンのダウンザラインの感覚を損なわずに、スピードアップしてくれます。

ミッドレングが流行って、以前よりもシングルフィンに乗っているサーファーが増えたと思います。そんなシングルフィンの流れが成熟してきたら、ボンザーももっと注目されるのではないかと思っています(そうなって欲しいです)。

書いていたら乗りたくなってきました 笑。MINIのシングルは止めて、MINI5にしようか…。楽しめるボードですので、Yさんご期待ください。


ウェットスーツ、時間がいつもより長めにかかっていますが、着実に出来上がってきています。


今日の入荷はZEROのエアドームです。AXXE CLASSICのU-ZIPと人気を二分している(ちと、大げさか)モデルです。左側はオールジャージの5/3ミリ。ジャージは表面に水を含むので、風が吹くとスキンよりも若干涼しくなりますが、より柔軟性があって耐久性があります(スキンも長持ちしますよというのは、5シーズン着た私の感想です。涼しくなる分はインナーで調節すれば良いかと思います)。

AXXE CLASSICの年内納めは、今週の13日(金)までです。ZEROは年明け納品になりますが、一番水温が下がる、2月、3月にはまだ間に合います。(STEAMERはひと月ちょっとです)

エアドーム、バックジップ、オートジップ、U-ZIP、ロングチェストジップ、それぞれ全部試しています。どれが自分に合っているのか相談に乗ります。ブログのウェットマニアのカテゴリも参考にしてみてください。

ちなみに私は昨年作ったゼロのエアドーム5/3ミリと、AXXE CLASSICのオートジップシステム(バックジップ)4/3ミリで冬に突入です。




沖の西風の波が残って冬の波のパターンになってきました。サイズはヒザ・コシ。海水はまだ暖かさが残っていますが、風が冷たくなってきました。3ミリのフルスーツがちょうどいいシーズンです。

ボードは浮力多めのこの二本。9’6”のログと8’0のロングフィッシュです。


9’6”のログ、面白いです。ブログを読んでいただいている人は、私が同じサイズのロングボードを何本も作って乗ってきているのをご存知だと思います。

最初に作った、赤いピグメントにブラックのバンドが入ったログ。少し細めの納戸色のログ、それを少し広げて作った真っ白いピグメントのログ、そして一番細くしたクリアカラーのログ、そしてこのワインレッドのログです。

長さはどれも9’6”。それぞれ微妙に違うワイドでシェイプもちょっとずつ違っています。微妙な違いに思えるかもしれませんが、それぞれどれも違う感覚です。

今回のワインレッドはかなり違います。違うのは、ボトムのロールとレールの形、そしてテールを少し絞り気味にしています。それが、これまでのどのログとも違う感触を生み出しています。

ロングボードのボトムを表現するのにロールドボトムという言葉を良く使います。でもひとくちにロールドボトムと言ってもその形状によってボードが滑る感触、コントロールの仕方など、いろいろと違いが出てきます。

今回のこのログは動きが良い分、敏感に反応します。最初はとまどいましたが、慣れるとそれが面白い。

面白いログなのですが、今日は自分の方がダメでした。波に乗りそこなうし、乗ってもいまいち身体が重たい。それに腰痛です。テイクオフしようとパドルすると背筋と右のふくらはぎがピクピクするし、いまいち集中できません。

途中で乗り換えたロングフィッシュは良かったのは一本だけ。あとは何だかなあ~という感じでした。土日は女房と散歩したくらいで身体は休ませているのに何か変なまま、今日は不完全燃焼でした。

それで、タイトルの禁酒再開です。

昨夜はビールのレギュラー缶を三本飲んで9時過ぎに寝ました。自分的には大した量じゃないのですが、身体を動かすのに(筋肉に)良くないのは量の問題ではありません。腰痛の方はどうか分かりませんが、関係無いとは言い切れません。

前回、10月の末にニーボードを少しやったときに足がつりまくったのはあきらかにアルコールです。

アルコールは三年前の二月からずっと止めていたのです。それがコロナによる緊急事態宣言の頃から、やっぱりストレスを感じていたのか春ごろから何となく飲み始めてしまいました。ワインや日本酒よりも度数が高いものは飲まないようにしていましたが、やっぱりそういう問題じゃないみたいです。

普段とは違う筋肉の使い方をするニーボードでは、それが一発で判ってしまいます。だからまた始めます。波乗り調子良く楽しみたいです。

タバコと同じでアルコールも習慣になるものですから止めるのは難しいのですが、こうやって宣言するのも方法のひとつです。意識を変えていけば大丈夫なはずです(タバコは禁煙歴30年です。こちらはもう嫌煙家になっています。)

今日から実行。

禁酒ソング 笑。






ロングボード、やっぱり面白いです。重たいクラシックなロング、取り回しが良いロング、9フィートを切る長さのロング、ロングフィッシュなんていうのも乗っていますが、それぞれの面白さがあります。

面白さはやっぱり滑り出しの速さと気持ち良さ。コントロールはそれなりに技術は必要ですが、横に真っすぐ滑っていくだけでも気持ちいいものです。

Dフィンのログを操るには技術とパワーが必要です。じじいの私はやり過ぎると股関節が痛くなったりもして大変です。9フィートちょうどの長さや先日の8フィート4インチなんていうサイズが最近お気に入りなのは、身体への負担が少なく楽しめるからという点もあります。

老後への備えかもしれません 笑。昨日のブログのグライダーも、長くても動きが軽くなるように考えてみようと思っています。そうやって、歳取っても楽しめるボードを今のうちにいくつか開発しておこうという魂胆ではありませんが、そういうボードを求めているというのは事実です。

もちろん、まだまだオルタナ系も行きますが、今しばらくはロングボードに眼が向いていそうです。やっぱ、面白いんですもん。




AXXE CLASSICの年内納めは、11月13日(金)までにいただいたオーダーで締め切りになります。状況で変わる場合もありますので、今年中に手元に欲しいという方はお早目にどうぞ。

ZEROウェットスーツは、年内納めは締め切りました。出来上がりは年明けになります(すでにオーダーいただいている方は年内OKです。)ウェットスーツ。今年はお早めに。


昨日のプリモ 8’4”の次には、8’6”~8’8”くらいの短めのログを作ろうと思っていました。50/50レールとロールボトムでシングルフィンのクラシックシェイプの短いミニログです。

でもちょっと気が変わってきました。この動画のせいです。

SUGAR For JOSIE from McTavish Surfboards on Vimeo.



気持ち良さそうに乗っているのは、そうです、グライダーです。

気が変わった理由はもうひとつあります。それは活さんのシェイプルームに置いてあった、10’2”のブランクスです。9’0のプリモを作ったのと同じシリーズのひと回り大きいサイズのブランクスです。

このブランクスをフルレングス使ってプリモ作ったら面白そうだなあと、すっかりその気になっていたところへ上の動画です。さらにその気になってしまいました 笑。ミニログはとりあえず後回しです。

私にとってのグライダーの一番深いところにあるルーツはこれです。

30年ほど前のオアフ島ワイキキビーチの写真です。当時はボンガ・パーキンスも乗っていたシピ・カバトのCLASSIC SURFBOARDSのレンタルボードです。

この黄色いボード、ハワイに行くたびに同じボードをよく借りて遊んでいました。10フィートオーバーの長さで、壊れないように丈夫にラミネートしてあってかなりの重量がある代物。

自分のボードを持っていても、これが面白かったのです。

大きなボードが波の緩い斜面から滑り出すときの浮遊感。長くて重たいボードが滑るときのグライド感。自分の9フィートのロングボードには無い、波を滑る気持ち良さがあってしょっちゅう借りていたら、レンタルスタンドの兄ちゃんと顔見知りになってディスカウントしてくれたりもしていました。

そしてさらにロングボードよりも長いボードを意識したのはこの頃、ロングボードのリバイバルで出始めたロングボードのビデオです。

ハービー・フレッチャーのフレッチャーメディアから発売されたビデオのハイパフォーマンスロングボーディングに混じって登場したスキップ・フライ。ブルースハーブのBGMに乗って、サンオノフレの波で誰よりも長いボードを操っているスキップ・フライのパートを繰り返し見たものです。

それから実際に自分で乗り始めたのは、クリステンソンの11フィート。小さい画像ですが当時のクリステンソンのガレージの写真です(2004年)。これを見て、11フィートをシェイプしてもらいました。


グライダーの面白さはその長さにあると思います。浮力の大きさが生み出す浮遊感とスムースさです。当時のメルマガを見ると、まるで空を飛んでいるようだと書いています。長さだけでなく、良いシェイプが必要なのは言うまでもありません。

グライダーは小波用というわけではありません。グライダーが面白いコンディションは、上の動画みたいな厚めの波のときです。以前、サイズアップしたときにいつもは割れないポイントで、大きい厚いうねりが盛り上がっているのを見つけ、10フィートで滑ったことがありますが、そういうときは最高なボードです。

もちろん普通のロングボードと同じようにも使えます。大きな浮力を利用していろいろな楽しみ方があるのもグライダーの面白さです。

本当は11フィートと言いたいところですが、あまり大きくて重たいのは腰にきます。それに10’2”ならルーフキャリアに縛り付けなくても、カングーの助手席に突っ込めるので出かけるのも簡単です(そういうところも大事です)

以前にもグライダーは、10’0、9’9”と二本作っていますが、それらとは違うロッカーです。最初は10’2”のプリモからの発想ですが、プリモに捕らわれずに考えてみようと思います。

楽しみが増えました。


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